JP2730894B2 - 喫煙物品およびその包装用ウエブ - Google Patents

喫煙物品およびその包装用ウエブ

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JP2730894B2
JP2730894B2 JP62163862A JP16386287A JP2730894B2 JP 2730894 B2 JP2730894 B2 JP 2730894B2 JP 62163862 A JP62163862 A JP 62163862A JP 16386287 A JP16386287 A JP 16386287A JP 2730894 B2 JP2730894 B2 JP 2730894B2
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    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
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    • D21H5/12Special paper or cardboard not otherwise provided for characterised by the use of special fibrous materials
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    • D21H5/16Tobacco or cigarette paper
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A24TOBACCO; CIGARS; CIGARETTES; SIMULATED SMOKING DEVICES; SMOKERS' REQUISITES
    • A24DCIGARS; CIGARETTES; TOBACCO SMOKE FILTERS; MOUTHPIECES FOR CIGARS OR CIGARETTES; MANUFACTURE OF TOBACCO SMOKE FILTERS OR MOUTHPIECES
    • A24D1/00Cigars; Cigarettes
    • A24D1/02Cigars; Cigarettes with special covers

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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、シガレット等に代表される喫煙製品に用い
る包装材料(巻き紙)に関するものである。シガレット
は、従来からアマの繊維あるいは他のセルロース質繊維
から作ったペーパーで刻みたばこを巻くことによって製
造されている。このペーパーは、今日のシガレットにお
いては一般的なものであり、多数の製造元から入手する
ことが可能である。火の付いたたばこから出る煙は、そ
れが火の付いた先から出る場合には副流と言いい、それ
がたばこの本体を通って喫煙者に吸引された場合には主
流と言うことができる。本発明は、改善されたかかる包
装材料の製造方法およびそれによって製造される包装材
料に関するものであり、本発明によって得られた包装材
料によれば、その材質の特性によって副流煙の発生量が
低減される。 (従来の技術およびその問題点) 従来からかかる副流煙の発生レベルを低減させようと
する各種の試みがなされている。しかし、それらの何れ
の試みも、商業的に利用されるまでには到っていない。
従来の試みとして、例えば、米国特許第4225636号の明
細書には、主流および副流煙を多量に低減するために、
炭素を被覆した多孔度の高いたばこペーパーの使用が開
示されている。米国特許第3744496号の明細書において
も、炭素を充填した巻き紙が開示されており、この巻き
紙は、アルカリ金属の水酸化物、バイカーボネイト、カ
ーボネイト類等のコンパウンドで処理することが好まし
いとされている。一方、たばこの葉の中に特定の喫煙物
を巻き込むことによって、副流煙の発生量が低減するこ
とが知られている。しかし、このような巻き紙は、シガ
レットに対しては実用的でない。すなわち、このような
製品は、その他の副流煙の低減策と同様に、製造価格が
嵩むだけでなく、主流粒子の通過、吸引、味覚あるいは
燃焼率といった他の要因に悪影響が及んでしまう。米国
特許第4461311号の明細書には、巻き取ったたばこ内に
多量のアルカリ金属煙を入れることが開示されている。
このように巻き取ったたばこは、副流煙の発生量は低減
するが、喫煙者によっては、味が変わったと感じてしま
うおそれがある。このように、従来の試みは、シガレッ
トの副流煙の発生を減少させるために充分に満足できる
ものではなかった。 当業者にとっては理解できることであるが、各種の充
填剤のコンパウンドを、シガレットのペーパーに入れる
ことは、従来の方法である。例えば、上述した米国特許
第3744496号の明細書には、炭素を充填剤として使用す
ることが開示されている。米国特許第4461311号の明細
書には、炭酸カルシウムの使用を述べており、米国特許
4231377号等の一連の特許には、各種のマグネシウムコ
ンパウンドの充填剤の使用が述べられている。また、一
般的な粘土が、たばこ巻き取り用のペーパーの充填剤と
して用いるのに好ましい材料の一つであることも触れら
れている。このような例は、米国特許第2181614号の明
細書にも述べられている。さらには、一般的な粘土それ
自体が、喫煙可能な組成物として、充填剤として好まし
いことが述べられている。最後に、例えば、米国特許第
3049449号の明細書に示されているように、アタパルジ
ャイト粘土がたばこ喫煙用の調合剤として知られてい
る。 しかし、これらの当業者が入手可能な情報があるにも
係わらず、味、灰の色等の他の喫煙特性に悪影響を与え
ることなく、副流煙の発生を効率よく低減させたいとい
う要望が依然として存在している。 (問題点を解決するための手段) 本発明は、喫煙可能な物品の包装材料に関するもので
あり、また喫煙物品それ自体に関するものである。これ
らの本発明の材料および物品によって、主流煙の粒状物
質、吸引回数等の特性に多大な悪影響を与えることな
く、副流煙の発生量が低減される。これらの本発明の製
品は、シガレットの包装用ペーパーの配合物を調製する
ことによって得ることが出来る。このペーパーの組成の
変更は、所定の無機質充填材を充分な量含有させて、ペ
ーパー内の充填材の全外周表面積がペーパー1平方メー
トル当たり80平方メートル以上になるようにすることに
よって行われる。また、このペーパーは充分な量のカル
ボン酸塩類を含有しており、これによって、シガレット
等の喫煙物が喫煙されたときに残る灰が、連続して密着
した状態となるようになっている。このような本発明に
よる包装用のペーパーを用いれば、副流煙の発生量が非
常に少なく、しかもその他の燃焼特性には殆ど影響のな
い優れた喫煙物品が得られる。 以下に、本発明を好適な実施例を挙げて説明するが、
本発明をこれらの実施例に限定することを意図するもの
ではなく、特許請求の範囲の記載によって規定される本
発明の範囲内に包含される全ての変更物、修正物および
均等物が本発明の範囲内に包含される。 シガレットを喫煙している間には、たばこの燃焼によ
って発生した煙の大部分が副流煙として火の付いた側の
端から出ている。ある限られた時間の間における、この
副流煙と主流煙との間の相対量は、シガレットの吸い方
によって異なってくる。吸引間隔が長くて、シガレット
が長い時間灰皿に置かれる場合には、発生する煙の殆ど
が副流煙となる。吸引動作の間、シガレットが喫煙者の
手に持たれ、あるいは灰皿に置かれている場合には、副
流煙は見て分かる状態で集中して高く立ち昇る。さら
に、このような集中した煙の立ち上がりは、シガレット
の吸引時に空気が吸入される間においても、継続して火
の付いた端から出ている。従って、シガレットが、喫煙
者の吸引によってその多くが燃焼するか、あるいはくす
ぶりによってその多くが燃焼するのかにかかわらず、シ
ガレットが燃焼しつくす間には、多量の副流煙が出る。
しばしば、この副流煙の立ち上がりは、空気流に乗って
他人の傍に流れ、その人が不快になることがある。従っ
て、副流煙の発生が極めて少ないシガレットが強く要望
されている。 本発明においては、柱状のたばこを包むために使用す
るペーパーを改良することによって、副流煙を形成して
いる粒状物質の発生を著しく減少させている。従来にお
ける巻き紙材料を改良することによって副流煙を減少さ
せようとする試みにおいて使用されるペーパーは、技術
的にもまた経済的にも実施不可能であり、美観上からも
許容できないものであり、さらには、主流煙の量が大幅
に増大し、吸引回数も大幅に増加してしまう。これに対
して、本発明によれば、燃焼率の低下を引き起こすこと
もなく、主流煙のタール発生量の増加をきたすこともな
い。また、シガレットの外形や灰の形状に悪影響が及ぶ
こともない。さらには、新しい材料あるいは新しい製造
工程を必要とすることもない。例えば、本発明の巻き紙
材料を用いて製造したシガレットにおいては、通常の禁
煙を楽しむことが可能であるとともに、傍にいる人が漂
っている煙によって不快になる場合が少なくなる。 本発明においては、このような非常に好ましい効果
は、喫煙可能物品の巻き紙材料の中に、特定の充填材と
共に一種類以上のカルボン酸塩類を入れることによって
得ている。このような巻き紙材料としては、従来の亜麻
やその他のセルロース質繊維から製造したシガレットペ
ーパーであっても良く、このペーパーには必要ならば炭
酸カルシウムに代表される一種類以上の無機質充填材が
含まれていてもよい。その他の鉱物質の充填材としてど
んな種類のものが存在するかは、当業者には明らかであ
る。本発明の充填材としては、外周表面積が少なくとも
約20m2/g、好ましくは少なくとも約25m2/gの無機物質を
挙げることができる。本発明においては、これらの充填
材の含有量は、ペーパーの重量に対して約5ないし50パ
ーセントの範囲が有効である。 本発明の充填材に関して重要なことは、該充填材の全
外周表面積が、ペーパーすなわちウエブ1平方メートル
当たり80平方メートル以上を呈するようにすることであ
って、後で述べる全外周表面積の定義からも分かるよう
に、全外周表面積は、充填材の外周面積と、ペーパー内
の充填材の重量割合と、ペーパーの秤量とによって定ま
る。充填材の添加割合を増加させることは、全外周表面
積を増加させることにはならない。したがって、単に充
填材の量を増加することだけでは、本発明の効果は達成
できない。また、充填材の粒径は、全外周表面積に影響
するという意味で本発明の効果と関連はあるが、粒径の
影響は全外周表面積の効果に表されると考えてよい。ウ
エブの厚さに対する依存性もない。 ここで、充填材とカルボン酸塩類を、燃焼特性を改善
する為にシガレット・ペーパーに添加剤として用いるこ
とは、何年も前から知られている。しかし、これらの従
来の充填材の使用においては、特定の外周表面積を有す
る物質のなかから充填材が選択されていた訳ではなく、
またカルボン酸塩類と共に使用されることもなかった。
本発明の上記した成分以外の残りの成分は、セルロース
質繊維、他の充填材、燃焼促進物質等の従来から使用さ
れているものである。上記のセルロース質繊維として
は、亜麻が好適な繊維である。なお、本発明において
は、「外周表面積」という用語は、単位重量についての
充填材の全表面積と、該充填材内の空隙及び孔の表面積
との差の意味に用いる。単位は、m2/gである。 本発明は特定の理論によって説明できるものではない
が、本発明の特定のペーパー組成物の作用が、火の付い
ているシガレットにおいて生ずる所定量の粒子の移動過
程を改善することによって生ずるものと考えられる。こ
の点は第1図を参照することによって理解することがで
きる。第1図は、火の付いているシガレットの概略斜視
図である。炭化部1の火種部分およびその無機質の灰2
は、包装ペーパー4によって包まれたたばこロット部分
3からなるシガレットの燃えていない右側の部分に徐々
に進んでいく。炭化部1の温度が非常に高温(約900
℃)であり、それによって燃焼効率が高いので、この炭
化部からは目に見える煙の発生はない。これに対して、
燃焼に伴って進行する炭化部とそれよりも遠く離れた未
だ燃えていないシガレットの部分との間の部分5におい
ては、有害な各種の蒸留および部分燃焼が発生する。こ
の部分5の外側部分は、黒色の炭化線6として観察でき
る。この黒色の炭化部分は、未だに完全燃焼していない
巻き紙の有機物質と、巻き紙内に最初から包含されてい
た無機質の充填材からなっている。 この炭化線6およびその最終的な燃焼状態(全ての無
機物が存在している)においては、元の巻き紙4に比べ
て遥かに透過性がある。この状態においては、火の付い
ているシガレットのかかる部分から立ち上がっている煙
が示しているように、可視状態の煙が発生し易い。 この可視状態の煙の発生およびその性質は、この煙を
霧と同様なものと見なすことによって理解することがで
きる。すなわち、これは、液体の小さな滴がガス相の状
態で浮遊したものであり、上述した有害な蒸留過程にお
いて発生した高温で蒸発した組成分からなる蒸気相が過
冷却して、自然に核が形成されて発生したものである。
このような霧が一旦形成されると、煙は非常に安定した
状態を呈し、その中の液体の小滴の除去は、高効率の機
械的なろ過手段を用いなければ行うことができない。こ
のようなろ過手段は、炭化線6の部分では使用すること
ができない。本発明を実施した場合においては、このよ
うに過冷却によって自然発生した蒸気相の核が、巻き紙
内に所定の充填材を組み込むことによって、大幅に減少
される。これらの充填材は、凝結表面領域を大きくする
ことによって、霧の小滴を形成する蒸気の大部分を、冷
たい充填材の粒子表面上に、液体層として凝縮するよう
に機能する。このような相遷移(ガス−液体)は極めて
迅速に、しかも効率よく行われるので、霧(煙)の発生
にとって必要な条件である過剰な飽和が回避される。 ここに、常に進行する炭化された部分によって、上述
のように凝縮された液体は直ぐに再び蒸発して、煙の発
生のそもそもの原因であった蒸気を発生する。従って、
上述した凝縮メカニズムによる煙発生量の低減は、一時
的で僅かなものであると判断されるかもしれない。しか
しながら、この凝縮が生ずると、再蒸発はシガレットの
外側の周面で発生し、その部分においては、雰囲気中の
酸素が、最初の蒸気の発生したシガレットの内側の部分
に比べて遥かに増加している。かかる酸素量の増加によ
って、再蒸発した成分は充分に燃焼して、ガス状物質と
なる。この物質はその分子重量が小さいので、冷却によ
って可視状の煙の発生源である核を形成することはな
い。 次に、本発明による副流煙の低減結果を、従来のシガ
レット・ペーパーを用いて製造した対照実験用シガレッ
トと対比して説明する。この対照実験用シガレットのペ
ーパーの特性は、透過度が30cm/min(この値は、通常は
コレスタ法(CORESTA mehtod)と呼ばれるISO 2965に定
められる方法によって、差圧が1センチバールの状態で
測定したものである。)であり、秤量が25g/m2であり、
充填材成分が30%の白亜(chalk)であり、繊維成分が6
9%の亜麻であり、燃焼促進材が0.3%のクエン酸カリウ
ムと0.6%のクエン酸ナトリウムとの混合物である。
(対照実験用の包装材における白亜の外周表面積は僅か
3m2/gである。また、対照実験用のシガレットも本発明
の包装材を用いて製造したシガレットも、共に嵩密度が
0.265g/cm2となるように同一の標準アメリカンたばこブ
レンドを詰めた。 必要表面積量 第2図に示すように、ペーパー内の充填材の全外周表
面積が増加するのに伴って、最初は副流煙の低減率を示
すパーセント数が増加している。ここで、「全外周表面
積」という用語は、m2/gで表される充填材の外周表面積
と、巻き紙内の充填材の重量割合と、g/m2で表される巻
き紙の秤量との積の意味に用いる。単位は、ウエブ又は
巻き紙の1m2あたりm2である。(巻き紙内の繊維部分の
面積は無視することができる。)さらに、第2図から分
かるように、充填材の全外周面積が巻き紙1m2あたり150
m2を越えると、副流煙の低減率を示す割合の増加率がほ
ぼゼロに減少する。このような結果が生ずる原因は、凝
縮表面上に凝縮したガスの移動における別の速度制限プ
ロセスであると考えられる。すなわち、充分な凝縮面積
が形成されている場合には、もはやガス状の成分が凝縮
するプロセスにおける速度制限ステップではない。 各種の充填材の外周表面積を特定の値とするために、
公知のBET方法〔Brunauer,Emmet,Teller,J.Amer.Chem S
oc.60,309(1938)〕、および特定の充填材における多
孔性状の公知の特性を用いた。このBET方法において
は、非常に小さな窒素ガスの分子の吸収工程が含まれて
いるので、充填材の全表面積が得られる。ここで、充填
材の「全表面積」という用語は、該充填材の外周表面積
と、実際の充填材の粒子に存在する孔や空隙により形成
される表面積とを含む値の意味に用いる。単位は、m2/g
である。本発明によれば、このような空隙や孔によって
形成される表面積は、凝縮領域として有効ではない。こ
の理由は、火の付いているシガレット内において、この
ような空隙や孔内にガスが分散できる程の充分な時間が
ないからである。第3A図および第3B図には、例として二
つの充填材の粒子10、11が示されており、これら二つの
粒子は、外周表面積が同一であるが、それらの断面から
明確に分かるように、一方には割れ目12が存在するの
で、それらの全表面積は非常に異なっている。顕著な例
としては、ゼオライトの使用を挙げることができ、この
ゼオライトはその独特な結晶構造から微細な孔が延びて
いるので、本質的に多孔質である。このような分子の大
きさ程度の孔の中に何も入っていない場合には、BET方
法による窒素の吸収性の測定結果から、全表面積が約15
0m2/gであることが分かる。しかるに、ゼオライトが水
に曝された場合(例えば製紙工程においては常にこのよ
うな場合である。)には、これらの孔は水の分子で一杯
になる。このような水の分子はしっかりと孔の中に保持
されているので、このように水を充たした後のBETの測
定結果から、外周表面積が約4m2/gであることが分か
る。従って、ほぼ同一の外周表面積を持っている孔無の
充填材である従来の白亜に比べて、ゼオライトは副流煙
の低減効果が勝っている訳ではない。 本発明の実施に用いる充填材の多くは、多孔質ではな
く、不透過性の小さな結晶から成り立っている。このよ
うな場合においては、非常に便利なBETの測定結果を、
有効凝縮面積(外周表面積)を示すものとして利用して
もよい。 充填材構造の熱安定性 高温の炭化部の接近及び通過に伴う充填材の加熱の間
に、充填材に必要とされる大きな全表面積が、大幅に減
少してはならない。充填材のうちの幾つかのものは、室
温状態では大きな全表面積を有しているが、充填材の粒
子が溶融、破壊して、この要求を満たすことが出来な
い。例えば、充填材としてSCM Pigments Corp.製のシリ
カヒドロゲルであるSilcron 900の全表面積は、上昇し
た温度に曝されると減少する(400℃に加熱されると、4
7m2/gから6m2/gに減少する。)。従って、加熱前の全表
面積の値を用いると、この値に基づき予定される副流煙
の低減が得られない。(このような充填材において、実
際に観察される副流煙の低減量は、加熱によって減少し
た値を用いた場合には、第2図のデータに極めて良く合
っている。) しかしながら、上述の記載から、熱的に不安定な全て
の充填材が加熱される間に全表面積が減少すると判断す
べきでない。充填材の幾つかのものは、正にこれとは逆
の様相を呈し、副流煙の低減用の充填材を構成するため
の重要な部類に属している。この種の充填材の結晶状の
固体は、一般には、適度の温度に加熱すると、化学的に
分解して新たな結晶状態を結成する。この新たな状態に
おける密度は、元の固体の密度とは異なってくる。この
ような転移が生ずると、元の結晶が破壊して、全表面積
が新たに増加する。このような充填材の例としては、水
和物類(CaSO4・SH2O)、水酸化物類(Ca(OH))、
炭酸塩類(MgCO3)、過酸化物類(MgO2)がある。これ
らの組成物は熱によって分解して新たな結晶状の相とな
り、200〜500℃のガス状の副産物(H2O、CO2、O2)を発
生する。このように熱によって増加した全表面積を活用
するためには、転移の行われる間に、(溶融あるいは共
融などの)液相が存在してはならない。これが存在する
場合には、充填材の粒子が相互に焼結して、全表面積が
減少してしまう。 カルボン酸塩類の効果 本発明においては、凝結用の大きな表面積が必要であ
ると共に、灰が固まって連続した状態となるようにする
ための添加剤が必要である。このように灰を固まって連
続したものとするためには、クエン酸カリウム、クエン
酸ナトリウム等のカルボン酸塩類をペーパー内に混入す
ればよい。この混合割合は、6〜12パーセントが好まし
い。このような塩類の作用は、部分的に分解したペーパ
ーの炭化部分および最終的に生じた無機質の灰を僅かに
焼結させることによって生ずる。このような塩類が存在
しない場合には、炭化部分および灰の双方の部分に、大
きな亀裂、割れ目が発生してしまう。この場合には、シ
ガレットの内部においては、発生したガスが正圧状態に
あり、形成された割れ目を通って抜け出してしまい、形
成されている凝結用の表面を完全に迂回して通過してし
まう。明らかなように、これでは、凝結用の部分の効能
が発揮されない。しかし、一旦割れ目を無くすことによ
って得られる効果が得られると、充填材の粒子の過度の
焼結のために、別のカルボン酸によって、表面積が減少
することになる。このような(12%以上の)過度のカル
ボン酸塩の供給によって、副流煙の減少効果に悪影響が
及ぶ。このような悪影響を第4図に示してあり、この図
においては、副流煙の減少曲線は、約12パーセントを越
えると降下している。 美観上、健康上、製造上、および経済上の要件 充填材は、シガレット・ペーパーに使用するために
は、上述した表面積および熱的安定性に関する基準を満
足するのみでは充分でない。さらに、人の目を引きつけ
るようなものでなければならない。 使用するためには、充填材は健康上および安全上の基
準を満足しなければならないことは明らかであり、シガ
レット・ペーパーの燃焼中において、金属イオンの化学
的な還元によって有害な金属蒸気が発生する可能性のあ
る場合には、亜鉛、アドミウム、鉛等のど重金属類の不
溶融性の塩類は避けるのが好適である。 充填材は、凝結部分を形成するとともに、水に不溶性
で、容易に入手できるものであることが不可欠である。 充填材組成物の好適な例 1)粘土類 アタパルジャイト粘土。この粘土は熱的に安定してお
り、外周表面積(200m2/g)はカオリナイトやベントナ
イトなどの従来の粘土に比べて遥かに大きい。 2)酸化物類 ヒュームドシリカおよびアルミナ。これら双方の酸化
物は各々塩化物が燃焼して形成されたものであり、非常
に大きな外周表面積(200〜600m2/gを有し、しかも熱的
に安定している。この特性は従来においてより一般的に
使用されている水和シリカとは対照的なものである。す
なわち、水和シリカは、加熱されるとその間に破壊し、
副流酸の低減効果を失ってしまう。 3)過酸化物類 本発明においては、マグネシウム、カルシウム、スト
ロンチウムの過酸化物を使用することができる。これら
のものは、適当な温度で熱分解して、その外周表面積が
増大する。 4)カーボネイト類 マグネシウム、カルシウム、ストロンチウム、バリウ
ムのカーボネイト類は、約20m2/gを越える外周表面積を
有しており、本発明に用いることができる。(これらの
カーボネイトは、外周表面積が10m2/g未満の従来のカー
ボネイトとは区別される) 5)ホスフェート類 マグネシウム、ストロンチウム、バリウムのホスフェ
ートは、外周表面積が約20m2/gを越えているので、本発
明に使用することができる。 6)スルフェート類 カルシウム、ストロンチウム、バリウムのスルフェー
ト類は、その外周表面積が約20m2/gを越えているので、
本発明に使用することができる。 7)アルミネート類 マグネシウム、カルシウム、ストロンチウム、バリウ
ムのアルミネートは、その外周表面積が約20m2/gを越え
ているので、本発明に使用することができる。 8)シリケート類 マグネシウム、カルシウム、ストロンチウム、バリウ
ム、ナトリウム、カリウムのシリケートは、その外周表
面積が約20m2/gを越えているので、本発明に使用するこ
とができる。水に不溶性のもののうち、上記のナトリウ
ム、カリウムのシリケート類が本発明に使用することが
できる。 実施例 以下の実施例においては、特に注記しない限り、充填
材の量は重量割合で示す。 実施例1 本例のシガレット包装材料においては、亜麻の繊維が
50%、アタパルジャイト粘土が10%(Attagel 40:Engel
hard Chemicals 社製)、白亜が30%、および灰を焼結
させて一体的で連続した灰を形成するための燃焼添加材
として酢酸カリウムが10%含まれている。この巻き紙材
料は、秤量が40g/m2で、CORESTA 透過性が12cm/minであ
った。かかる組成物からなるシガレット・ペーパー内の
充填材の全外周表面積は、そのペーパー1m2あたり約125
m2であった。この包装用ペーパーを用いて、長さが70mm
で、フィルターを有しておらず、密度が0.265g/cm3とな
るように標準アメリカンたばこブレンドを巻いたシガレ
ットを製造した。この構成のシガレットによって得られ
た副流煙の低減量は、前述した対照実験用のシガレット
(従来構成のシガレット)を基準として約50%改善され
た。 実施例2 酢酸カリウムをクエン酸カリウムに変更した以外は、
上記の実施例1と同様にしてシガレットを製造した。副
流煙の低減量は、ほぼ50%に等しくなった。 実施例3 アタパルジャイト粘土成分を15%にまで増加させると
共に白亜成分を25%に減少させた以外は、実施例1と同
様にしてシガレットを製造した。かかる組成物からなる
シガレット・ペーパー内の充填材の全外周表面積は、ペ
ーパーm2当たり約160m2であった。副流煙の低減量は、
約55%であった。 実施例4 アタパルジャイト粘土成分を20%にまで増加させると
共に白亜成分を20%に減少させた以外は、実施例1と同
様にしてシガレットを製造した。かかる組成物からなる
シガレット・ペーパー内の充填材の全外周表面積は、ペ
ーパーm2当たり約200m2であった。副流煙の低減量は、
約60%であった。 実施例5 ペーパーの秤量を35g/m2に減少させた以外は、実施例
4と同様にしてシガレットを製造した。かかる組成およ
秤量のシガレット・ペーパー内の充填材の全外周表面積
は、ペーパー1m2当たり約175m2であった。副流煙の低減
量は、約55%であった。 実施例6 亜麻の繊維を50%、ヒュームドアルミナを40%(Alum
ina Oxide C:Degussa社製)、クエン酸カリウムを10%
を含有するシガレット・ペーパーを製造した。この包装
用ペーパーの秤量は40g/m2であり、CORESTA 透過度は10
cm/minであった。かかる組成物からなるシガレット・ペ
ーパー内の充填材の全外周表面積は、ペーパーm2当たり
約400m2であった。このペーパーを用いて、実施例1と
同様にして、シガレットを製造した。副流煙の低減量は
約65%であった。 実施例7 ヒュームドアルミ分を20%に減少させ、その減少分の
代わりに白亜を含有させるようにした以外は、実施例6
と同様とした。かかる組成物からなるシガレット・ペー
パー内の充填材の全外周表面積は、ペーパーm2当たり約
225m2であった。副流煙の低減量は、約65%であった。 実施例8 亜麻の繊維を50%、活性化アルミナ(Grade CP2:Alco
a 社製)を40%、クエン酸カリウムを10%含有するシガ
レット・ペーパーを製造した。この包装用のペーパーの
秤量は40g/m2であり、CORESTA 透過度は15cm/min.であ
ったqかかる組成物からなるシガレット・ペーパー内の
充填材の全外周表面積は、ペーパーm2当たり約140m2
あったq副流煙の低減量は約50%であった。 実施例9 亜麻の繊維を50%、ヒュームドシリカ(Cabosil EH−
5:Cabot 社製)を20%、白亜を10%、酢酸カリウムを10
%含有するシガレット・ペーパーを製造した。この包装
用のペーパーの秤量は40g/m2であり、CORESTA 透過度は
12cm/min.であった。かかる組成物からなるシガレット
・ペーパー内の充填材の全外周表面積は、ペーパーm2
たり約1000m2を越える値であり、極めて大きかった。副
流煙の低減量は約65%であったが、灰の色は黒に近かっ
た。 実施例10 ヒュームドシリカ分を40%に増加させ、白亜分を含ま
ないようにする以外は、実施例9と同様にしてペーパー
を製造した。副流煙の低減量は約65%であったた、灰の
色はほぼ黒に近かった。 ここで、上述した実施例においては、付加充填材とし
て炭酸カルシウムを使用しているが、他の種類の充填材
をかかる外周表面積の大きな充填材と共に用いてもよ
く、また単一の充填材としてもよい。また、燃焼促進剤
の組成を変えてもよく、例えば、クエン酸ナトリウム、
酢酸ナトリウムを使用することができる。また、添加量
を、約6重量パーセントから約15重量パーセントの範囲
で変えることができる。当業者には分かるように、第2
図の曲線は、たばこの組成分が変わると幾分かシフトす
るが、その形状は一致することになる。本発明において
は、この曲線は本発明に特有のものであり、各場合にお
いて得られる副流煙の低減量の効果を示すものである。 さらに、本発明の特に好適な実施例において得られる
結果は、形成されるシガレットの灰が従来のシガレット
の灰と非常に似ているということである。この結果は特
にアタパルジャ粘土、ヒュームドアルミナおよび活性化
アルミナにおいて重要である。この理由は、他の幾つか
の表面積の大きな充填材、例えばヒュームドシリカ等は
副流煙を低減させた結果として灰が黒くなる蛍光がある
からである。 本発明による充填材を、従来のシガレット・ペーパー
に加えて、その成分を調製した場合にも、副流煙を低減
させることができる。しかしながら、このように処理す
ることによって得られる効果は、多孔度の低いペーパー
を使用すると共に、この低い多孔度に矛盾しないように
シートの嵩高さを高めに保持するようにすることによっ
て、最大にすることができる。充填材の添加量がある一
定の値である場合には、多孔度が低い程、副流煙の低減
効果が得られる。本発明の好適な実施例におてはペーパ
ーの多孔度、5〜30の範囲である。この多孔度は、CORE
STA 透過度として表現することができる。〔この透過度
は、差圧が1センチバーのときに、多孔ペーパーを通過
する空気の周面速度(1cm2/min.)である。〕 以上の説明から明らかなように、喫煙用物品の包装材
として使用するように適用された本発明によるシート状
材料は、上述した本発明の目的を充分の満足し、充分な
利点を有している。なお、本発明は、特定の実施例にし
てがって説明してきたが、先の記載から、当業者にとっ
ては各種の変更、正等が可能であることが明らかであ
る。従って、このような変更、修正物は、全て添付した
特許請求の範囲内に含まれるものである。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明に従って製造したたばこがくすぶってい
る状態を示す斜視図、第2図はシガレット・ペーパー内
の充填材の表面積の増加に対する本発明によって改善さ
れた副流煙の減少を示すグラフ、第3A図は孔無し充填材
の断面の概要を示す斜視図、第3B図は多孔質の充填材の
断面の概要を示す斜視図、第4図は本発明の充填剤にカ
ルボン酸塩である酢酸カリウムを加えた場合における副
流煙の低減効果を示すグラフである。 1……火種部分 2……灰 3……ロッド部分 4……ペーパー 5……部分 6……炭化線 10……充填材の粒子 11……充填材の粒子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 エドワード ピー ブルウィンケル アメリカ合衆国 ジョージア州 ロズウ ェル シダー ノール ドライヴ 2975 (56)参考文献 特開 昭60−59199(JP,A) 特表 昭61−501546(JP,A)

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.紙巻煙草の巻き紙として使用するための巻き紙材料
    であって、 実質的に水に不溶性で熱的に安定した充填材を有するセ
    ルロース質のベース・ウエブからなり、 前記充填材は、着火状態のもとでウエブ1m2あたり80m2
    より大きい全外周表面積を呈しており、 前記ベース・ウエブは、該ベース・ウエブに対する重量
    割合で6ないし15%のアルカリ金属塩からなる燃焼促進
    剤を含んでいる、 ことを特徴とする巻き紙材料。 2.特許請求の範囲第1項に記載した巻き紙材料であっ
    て、前記充填材の外周表面積は20m2/gより大きいことを
    特徴とする巻き紙材料。 3.特許請求の範囲第1項に記載した巻き紙材料であっ
    て、前記充填材の外周表面積は25m2/gより大きいことを
    特徴とする巻き紙材料。 4.特許請求の範囲第1項に記載した巻き紙材料であっ
    て、前記充填材が、実質的に水に不溶性の、粘土類、酸
    化物類、過酸化物類、カーボネイト類、リン酸塩類、硫
    酸塩類、アルミネイト類、シリケイト類からなる群から
    選択されたものであることを特徴とする巻き紙材料。 5.特許請求の範囲第1項に記載した巻き紙材料であっ
    て、前記充填材がアタパルジャイト粘土であることを特
    徴とする巻き紙材料。 6.特許請求の範囲第1項に記載した巻き紙材料であっ
    て、前記充填材がヒュームドアルミナであることを特徴
    とする巻き紙材料。 7.特許請求の範囲第1項に記載した巻き紙材料であっ
    て、前記アルカリ金属塩が、炭酸、蟻酸、酢酸、プロピ
    オン酸、リンゴ酸、乳酸、グリコール酸、クエン酸、酒
    石酸、フマル酸、シュウ酸、マロン酸、硝酸及びリン酸
    の、ナトリウム及びカリウム塩からなる群から選ばれた
    ものであることを特徴とする巻き紙材料。 8.特許請求の範囲第7項に記載した巻き紙材料であっ
    て、前記アルカリ塩が、クエン酸ナトリウム及びクエン
    酸カリウムからなる群から選ばれたものであることを特
    徴とする巻き紙材料。 9.特許請求の範囲第1項に記載した巻き紙材料であっ
    て、前記ベース・ウエブは繊維部分が亜麻の繊維からな
    ることを特徴とする巻き紙材料。 10.特許請求の範囲第1項に記載した巻き紙材料であ
    って、コレスタ法により1センチバールの差圧で測定し
    た場合の前記ベース・ウエブの透過度は30cm/min以下で
    あることを特徴とする巻き紙材料。 11.特許請求の範囲第1項に記載した巻き紙材料であ
    って、前記充填材が、アタパルジャイト粘土、ヒューム
    ドシリカ、ヒュームドアルミナ、マグネシウム又はカル
    シウム又はストロンチウムの過酸化物類、マグネシウム
    又はカルシウム又はストロンチウム又はバリウムのカー
    ボネイト類、マグネシウム又はストロンチウム又はバリ
    ウムの燐酸塩類、カルシウム又はストロンチウム又はバ
    リウムの硫酸塩類、マグネシウム又はカルシウム又はス
    チロンチウム又はバリウムのアルミネート類、及びマグ
    ネシウム又はカルシウム又はストロンチウム又はバリウ
    ム又はナトリウム又はカリウムのシリケート類からなる
    群から選ばれたものであることを特徴とする巻き紙材
    料。 12.特許請求の範囲第9項に記載した巻き紙であっ
    て、コレスタ法により1センチバールの差圧で測定した
    場合の透過度が30cm/min.より小さいことを特徴とする
    巻き紙材料。 13.特許請求の範囲第12項に記載した巻き紙材料であ
    って、前記充填材の量が5ないし50重量%であることを
    特徴とする巻き紙材料。 14.紙巻煙草の巻き紙として使用するための巻き紙材
    料であって、 実質的に水に不溶性で熱的に安定した第1の充填材と、
    前記第1の充填材より表面積が小さい無機質の第2の充
    填材を有するセルロース質のベース・ウエブからなり、 前記第1及び第2の充填材は、着火状態のもとでウエブ
    1m2あたり80m2より大きい全外周表面積を呈しており、 前記ベース・ウエブは、該ベース・ウエブに対する重量
    割合で6ないし15%のアルカリ金属塩からなる燃焼促進
    剤を含んでいる、 ことを特徴とする巻き紙材料。 15.特許請求の範囲第10項に記載した巻き紙材料であ
    って、前記第2の充填剤は炭酸カルシウムであることを
    特徴とする巻き紙材料。 16.柱状のたばこを巻き紙により巻いた構造の喫煙物
    品であって、 前記巻き紙が、セルロース質のベース・ウエブからな
    り、 前記ベース・ウエブが、実質的に水に不溶性でしかも熱
    的に安定した充填材を含んでおり、 前記充填材は、着火状態のもとでウエブ1m2あたり80m2
    より大きい全外周表面積を呈しており、 前記ベース・ウエブは、該ベース・ウエブに対する重量
    割合で6ないし15%のアルカリ金属塩からなる燃焼促進
    剤を含んでいる、 ことを特徴とする喫煙物品。 17.特許請求の範囲第16項に記載した喫煙物品であっ
    て、前記充填材の外周表面積は20m2/gより大きいことを
    特徴とする喫煙物品。 18.特許請求の範囲第16項に記載した喫煙物品であっ
    て、前記充填材の外周表面積は25m2/gより大きいことを
    特徴とする喫煙物品。 19.特許請求の範囲第18項に記載した喫煙物品であっ
    て、前記充填材が、アタパルジャイト粘土、ヒュームド
    シリカ、ヒュームドアルミナ、マグネシウム又はカルシ
    ウム又はストロンチウムの過酸化物類、マグネシウム又
    はカルシウム又はストロンチウム又はバリウムのカーボ
    ネイト類、マグネシウム又はストロンチウム又はバリウ
    ムの燐酸塩類、カルシウム又はストロンチウム又はバリ
    ウムの硫酸塩類、マグネシウム又はカルシウム又はスト
    ロンチウム又はバリウムのアルミネート類、及びマグネ
    シウム又はカルシウム又はストロンチウム又はバリウム
    又はナトリウム又はカリウムのシリケート類からなる群
    から選ばれたものであることを特徴とする喫煙物品。 20.特許請求の範囲第19項に記載した喫煙物品であっ
    て、前記充填材がアタパルジャイト粘土であることを特
    徴とする喫煙物品。 21.特許請求の範囲第19項に記載した喫煙物品であっ
    て、前記充填材はヒュームドアルミナであることを特徴
    とする喫煙物品。
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