JP2729038B2 - 弁装置の異常検出装置 - Google Patents

弁装置の異常検出装置

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JP2729038B2
JP2729038B2 JP26575495A JP26575495A JP2729038B2 JP 2729038 B2 JP2729038 B2 JP 2729038B2 JP 26575495 A JP26575495 A JP 26575495A JP 26575495 A JP26575495 A JP 26575495A JP 2729038 B2 JP2729038 B2 JP 2729038B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、高温高圧
の蒸気を扱う原子力発電所等のプラントにおいて使用す
るのに適する弁装置に関し、特に、弁内部流体の漏洩等
の異常を検知するセンサを弁装置のステムに設けた異常
検出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、弁の異常を判断する方法は、弁の
定期検査時に、弁体と直結するステムの駆動に要する電
流、電圧の値を計測することによりステムに作用する負
荷を検出し、この負荷情報を利用して、弁の異常の有無
や、ステム駆動部の異常の有無を判定していた。
【0003】また、その他の異常として弁座漏れを例に
とった場合、振動を検出して漏れが存在すると判断する
が、従来の技術では、ステム頭部に振動センサを取り付
けてステムと連動する弁体の流体流れによる振動を検出
したり、弁箱外壁に振動センサを当てたりする方法が採
られていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この方法で
は、振動源である弁座から振動センサまでの距離が相当
にあったり、直接の振動源から外れた位置で計測したり
するため、振動を正確に検出できないばかりか、漏れの
情報を提供するだけなので実用性に欠けており、弁機能
の高度化にはそれほど寄与するものではなかった。
【0005】また、振動センサがステムと一体に取り付
けられるものではないため、ステム製作時に同時に計測
値の校正ができず、振動を検出した時、その検出値につ
いて弁体からの振動か配管振動なのかの判定をしたい
時、また、振動の校正をする場合、プラントが停止した
時等に、弁装置に基準振動を与えて、その都度校正を行
うことが必要で、実用性に欠ける等の問題があった。
【0006】更に、内部流体の温度を媒体にして種々の
情報を得る手段は既存のステムには備えられていなかっ
たし、温度を計測する場合も、温度センサが常設ではな
いため、上記振動センサと同様にその校正と信号処理に
問題があり、また、個々単一の情報の処理しかなされず
総合的な情報評価に欠けていた。
【0007】従って、弁座及びグランドパッキン部から
の漏洩を検出可能であると共に、検出によって得た情報
を処理し、該処理情報に基づいて弁ステムの駆動装置を
制御して、漏洩に対して弁自体で処置できるようにする
異常検出装置の必要性が存在する。
【0008】本発明の主な目的は、弁体の全閉時に弁座
漏れが発生した場合に、漏れによる弁体の振動を検知し
て、弁体が更に閉じる方向にステムを駆動して、漏れを
防止し、また、弁体の全開時にグランドパッキン部に漏
れが発生した場合に、その漏れによるステムの温度上昇
を検知して、弁体が更に開く方向にステムを駆動して、
弁装置に備えられた逆座(バックシート)に面圧を働か
せ、それにより漏れを止めることができる弁装置の異常
検出装置を提供することにある。
【0009】本発明の別の目的は、漏れ止め時にステム
にかかる負荷を計測し、計測されたこの負荷を予め設定
されている弁固有のステム最大許容負荷と比較しつつ、
ステムの負荷を増し、弁座及びグランドパッキン部から
の漏洩を阻止することができる弁装置の異常検出装置を
提供することにある。
【0010】本発明の更に別の目的は、最大許容負荷ま
でステムに負荷をかけても漏洩が止まらない場合は、そ
の情報をマイクロコンピュータのメモリに保管し、必要
に応じて表示装置に呼び出して、定期検査等の際の弁手
入れ時に、弁座及び逆座(バックシート)の損傷を知る
情報として利用することができる弁装置の異常検出装置
を提供することである。
【0011】また、本発明の目的は、弁座及びグランド
パッキン部の漏洩の防止に用いられる歪センサを利用し
て、高温状態下での弁箱内部の異常高圧等による弁体抱
き込みのような異常状態にも対処可能な弁装置の異常検
出装置を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ために、本発明の異常検出装置は、弁座を有する流体通
路を内部に画成する弁箱と、該流体通路を選択的に開閉
するため全開位置及び全閉位置の間で移動可能であると
共に、前記弁座に流体封止関係で選択的に係合するよう
になっている弁座を有する弁体と、該弁体に一端が一体
的に結合され、他端が前記弁箱のグランドパッキンを貫
いて弁箱外部に延びるステムと、前記弁体を前記全開位
置及び全閉位置の間で移動するように前記弁箱の外部で
前記ステムの一部に係合する駆動装置とを備えた弁装置
において、前記ステムには、前記弁体が前記全閉位置に
ある時に前記弁箱の外部にあるステム部分の内部に、振
動センサと、温度センサと、歪センサとが配置されてお
り、前記弁箱の外部には、前記振動センサ、前記温度セ
ンサ及び前記歪センサからの出力信号を受ける制御装置
が配置されていて、該制御装置により、前記弁体が前記
全閉位置にある場合、前記振動センサが前記弁座の漏洩
による振動を検出した時に前記ステムを介して前記弁体
を前記全閉位置から更に閉方向に駆動して、同駆動によ
り前記ステムにかかる負荷を前記歪センサにより監視し
ながら、前記振動センサによる振動検出が実質的になく
なるまで、前記駆動装置を作動するように制御し、前記
弁体が前記全開位置にある場合、前記温度センサが前記
グランドパッキンの漏洩による温度変化を検出した時に
前記ステムを介して前記弁体を前記全開位置から更に開
方向に駆動して、同駆動により前記ステムにかかる負荷
を前記歪センサにより監視しながら、前記温度変化が実
質的になくなるまで、前記駆動装置を作動するように制
御することを特徴とするものである。
【0013】好適な実施例においては、駆動装置が係合
するステムの一部には、その外周にねじ部が形成されて
おり、該ねじ部の下端近傍においてステムの好ましくは
外周溝に温度センサ及び歪センサが被覆材により覆われ
て配設されている。このステムの中央部には、ねじ部の
下端近傍からステムの他端の頂部まで延びる信号通路が
画成されており、該信号通路の底部に振動センサが接着
剤により固定して且つ断熱材により囲まれて配置されて
いる。また、ステムの頂部には振動センサ、温度センサ
及び歪センサの信号ラインのための接続端子が設けられ
ていると共に、ステムの外周溝は横穴を介して信号通路
に連通しており、温度センサ及び歪センサの信号ライン
は横穴及び信号通路を通って接続端子に接続されてお
り、振動センサの信号ラインは信号通路を通って接続端
子に接続されている。
【0014】制御装置は、インターフェースと、メモリ
と、中央演算装置とからなるマイクロコンピュータであ
り、このメモリには、ステムの最大許容負荷が予め保管
されていて、弁体の全開位置又は全閉位置からの更なる
開方向又は閉方向へのステムの駆動が、メモリに保管さ
れた最大許容負荷と歪センサにより検出された負荷とを
比較しながら行われ。
【0015】上述したインターフェースには表示装置が
接続されており、メモリには、ステムにかかる負荷が最
大許容負荷に達しても漏洩が止まらない時に、その情報
が保管されるようになっていて、該情報を表示装置に読
み出し可能としている。
【0016】
【作用】弁体の全閉時に弁座に漏洩が生じていると、漏
洩流のため弁体が、そして、弁体に一体的に結合されて
いるステムにも振動が生ずる。この振動をステムに設け
られた振動センサが検出する。振動センサの出力信号は
制御装置に送られ、その結果、この制御装置の指令に基
づいて、駆動装置は、弁体が閉じる方向にステムを駆動
する。これにより弁座の漏洩を止める。また、このよう
にステムを駆動することによって、ステムには負荷即ち
圧縮応力が作用するが、これは歪センサにより検出され
ており、その出力信号が制御装置に送られる。制御装置
にはステムの最大許容負荷が予め保管されていて、検出
した負荷と最大許容負荷とを比較し、過大な応力が弁座
面に働くことによるその損傷を防止している。
【0017】一方、弁体の全開時にグランドパッキンに
損傷があると、流体通路を流れる流体がグランドパッキ
ンから漏出して、温度センサが設けられているステム部
分に温度変化が生じ、それを該温度センサが検出して制
御装置に出力信号を送出する。制御装置はこの信号をグ
ランドパッキンの漏洩と判断して、弁体が更に開く方向
にステムを駆動する。これにより弁蓋及びステムに設け
られた逆座(バックシート)が作用し、グランドパッキ
ンの漏洩を止める。この場合もステムにかかる負荷は歪
センサにより監視されている。
【0018】
【発明の実施の形態】次に、本発明の好適な実施の形態
すなわち実施形態について添付図面を参照して詳細に説
明するが、図中、同一符号は同一又は対応部分を示すも
のとする。図1は、流体の流れに抗して弁体を上下移動
させるステムを備えた仕切弁に本発明を実施した例を縦
断面で代表的に示しており、図中、1は、それぞれ隣接
する端部にほぼ環状の弁座1aを有する流体入口通路
(流体通路)1b及び出口通路(流体通路)1cを備え
た弁箱、2は、フランジ部2bにおいて弁箱1の頂部に
ボルト2aのような適宜の締結手段により結合された弁
蓋、3は、弁箱に形成された上記弁座間に選択的に介在
し、流体入口通路1b及び出口通路1cを連通状態もし
くは非連通状態にする弁体であり、弁座3aを有するこ
の周知の弁体3には、図1の領域Aを拡大して図2の
(a)に示すように温度センサ9、歪センサ(ゲージ)
10、振動センサ6等を備えた弁用ステム4の下端が例
えば螺着のような周知の手段により一体的に連結されて
いる。本発明では、図1の領域Bを拡大して示す図2の
(b)からも諒解されるように、ステム4と弁体3との
間には隙間がなく、また、上述した諸センサは周知のも
のでよいため、センサ自体についての説明は省略する。
【0019】ステム4は、弁蓋2の円筒部2c内に配設
された周知のグランドパッキン12を貫通して上方に延
びて、弁蓋2の頂部にボルト・ナット組立体2dにより
取着された駆動装置13の中に延入し、同駆動装置13
により上下に駆動されるようになっている。そのため、
ステム4はその上半部にねじ部4aを有し、一方、駆動
装置13は、このねじ部4aに係合する回転部材(図示
せず)を有し、この回転部材を手動ハンドル13a又は
電動モータ13bにより駆動することによって、ステム
4を垂直方向に移動させうるようになっている。
【0020】グランドパッキン12はその上からパッキ
ン抑え12aにより保持されており、下側の逆座12b
の下面は凹状の円錐面12cに形成されている。ステム
4の下方部には、この円錐面12cとほぼ一致する形状
の凸状の円錐面4eが形成されていて、弁体3の全開時
にステム4が上動した時に、逆座12bの円錐面12c
がステム4の円錐面4eを受け入れるようになってい
る。これ等の円錐面12c,4eが逆座(バックシー
ト)を構成している。
【0021】ステム4に対する上述した諸センサ6、9
及び10の取付位置は、弁開閉の際に移動するステムね
じ部4aを外れた下端の位置に選ばれており、かかる位
置のところで、振動センサ6は、ステム4の中央部を軸
方向に延びる信号通路4bの下端部に断熱材7により囲
まれて配設され、適宜の接着剤8によりそこに取着され
ている。振動センサ6をステム内部に埋め込むため、振
動センサ6とステム4との結合が不十分になることがな
いように、また、ステム4の温度上昇から振動センサ6
を保護するように、上述の断熱材7及び接着剤8がセン
サ取り付け時に横穴4dから信号通路4bに注入されて
いる。接着剤8は、市販の適宜のものを使用可能であ
り、また、断熱材は、例えば“PEEK”という商品名
で販売されている材料のように熱伝導の低い非金属材が
好適である。
【0022】温度センサ9及び歪センサ10は、上述し
た位置においてステム4の外周面に形成された溝4cの
中に適宜の樹脂製被覆材(登録商品名“テフロン”のよ
うな耐熱樹脂が好ましい。)11により埋め込まれ、保
護されている。このように、温度センサ9は、ステム外
径より小さい径の歪センサ10に隣接した位置に取り付
けられ、ステム製作と同時に校正が可能であり、常設セ
ンサとして作動する。溝4cは横穴4dを介して信号通
路4bと連通しており、温度センサ9及び歪センサ10
の信号ライン等(図示せず)は横穴4dを経て信号通路
4bに至り、振動センサ6の信号ライン等(図示せず)
と共に、ステム4の頭部に設けられた接続端子14に連
絡するようになっている。尚、ステムが小径の場合に
は、温度センサ9及び歪センサ10はステムの内部では
なく外周面から突出して取り付けられていてもよい。
【0023】上述したようにセンサ6、9及び10の位
置を選ぶことによって、温度センサについてはグランド
パッキンに近い位置に設け、振動センサについてはステ
ム頭部に設ける周知の方法に比し、これ等のセンサがス
テム移動に伴う振動に直接さらされることから回避でき
る。
【0024】弁箱1の内部の流体にさらされる弁体3と
ステム4とは一体的に直結されているため、弁体3の弁
座3aが弁箱の弁座1aと液密に接触して流れを遮断す
る弁閉状態時に、弁ステム4による押え力不足による弁
座面間圧力不足や、流体入口通路及び流体出口通路間の
差圧によりもたらされる弁座面間圧力不足による弁座漏
れにより生じた弁体3の微小振動を検出することが容易
となる。更に、その振動を表す信号は、ステム頭部に設
けられた接続端子14を通じて、駆動装置13の制御装
置15に伝達され、ステム4の負荷を計測するためのも
う一つの歪ゲージ10からの情報と合わせ、周知の方法
で信号処理がされ、適切なステム作動が可能となる。
【0025】再び図2の(a)において、振動センサ6
についてはステム4にしっかりと固定されていなければ
ならない。流体が高温の場合、内部流体と接触するステ
ム4の温度上昇は避けられない。従って、温度上昇する
分、振動センサ6の高温対策と固定対策が必要となる。
そのため、信号通路4b内の振動センサ設置位置に通じ
るようにステム側壁に設けた横穴4dは、これを利用し
て、熱伝導率の低い断熱材7を振動センサ6とステム材
の間に介在させたり、振動センサ6をステム4に固定す
るため接着剤8を封入する用途にも供せられる。このよ
うにして製作されたステムは、単体で振動センサの性能
試験を行い、駆動装置13に対する校正を行って、セン
サ信号とステム駆動信号の関係を適確にすることを可能
にする。
【0026】制御装置15は、マイクロコンピュータも
しくはパーソナルコンピュータでよく、中央演算装置1
6と、メモリ17と、インターフェース18とから構成
されている。インターフェース18には、ステム4の頭
部に設けられた接続端子14からの信号ライン14a、
14b、14c等が接続され、同ラインを介して各セン
サ6、9及び10の出力信号が入力される。また、イン
ターフェース18には、上述した駆動装置13もライン
13cを介して連絡しており、該駆動装置13の作動を
制御装置15により制御するようになっていいる。
【0027】次に、本発明による弁装置の異常検出装置
の動作について説明する。先ず、高温高圧蒸気のような
流体が弁装置を流れている状態で閉弁した場合、弁体3
と共にステム4の一部が流体にさらされるため、ステム
4が弁体3をその閉弁位置に押し込む方向に膨張する。
閉弁に伴う高温高圧流体の遮断により弁装置が冷却され
ると、弁箱1はその流体通路に形成された弁座1a,1
aが互いに接近する方向に収縮するため、通常なら、弁
体の抱き込みが起こり、弁開が困難になる。しかし、本
発明によれば、温度センサ9によりステム温度を監視す
ると共に歪センサ10によりステム4の負荷を監視して
いるため、上述したステム4の膨張により弁体3が閉弁
位置に押し込まれないよう、制御装置15は、ステム温
度の上昇によるステムの膨張量を演算して、その分に相
当する距離だけステム4を引き上げる。その際、ステム
引き上げ時の負荷を歪センサ10で監視することによ
り、弁座の面圧が不足して弁座漏洩を発生しないよう、
駆動装置13に指令することができる。そのため、弁閉
に伴って弁箱が冷却しても、弁開動作には支障が起きな
い。
【0028】また、弁閉した後、弁体3の底部と弁箱1
の底部との間に画成された空間部1dにドレンが溜まっ
ている場合、再起動に伴うウォーミングアップ時に弁箱
の温度が上昇し、空間部1d内のドレンが加熱されて蒸
気化すると、この蒸気は逃げ場がないため、弁体3を更
に閉弁する方向即ち弁箱の弁座に押し付ける方向に付勢
することが屡々あり、その場合には、開弁が困難にな
る。しかし、本発明によれば、ステム4に温度センサ9
及び歪センサ10を設けて、温度上昇を検知し、ステム
4に作用する負荷を考慮しつつ、ステム4の引き上げ及
び引き込みを行うことができるので、弁体を抱き込むと
いう現象が回避される。
【0029】更に、上述のような弁体の全閉時に弁座に
漏洩が生じると、漏れ流により弁体3が振動し、弁体3
と一体のステム4等にも振動が生ずる。これを振動セン
サ6が検出して、検出信号を制御装置15に送出する。
制御装置15は、検出信号に応答し、インターフェース
18を介して駆動装置13のモータ13bに信号を送っ
て回転させ、漏洩がなくなるまで弁体3が更に閉じる方
向にステム4を駆動する。その結果、ステム4に負荷が
かかるが、これは歪センサ10により検出され、検出負
荷を表す信号がインターフェース18を介して中央演算
装置16に送られる。検出負荷信号は、中央演算装置1
6において、メモリ17に予め記憶された最大許容負荷
と比較されており、ステム4に最大許容負荷を付与して
も漏洩が止まらない時には、即ち、振動センサ6が依然
として振動を検出する時には、その情報をメモリ17に
保管する。この情報は、インターフェース18を介して
例えばCRTのような表示装置19に適宜呼び出すこと
ができ、プラント停止時の定期検査等の弁手入れの際
に、弁座損傷を知らせる情報として利用することができ
る。
【0030】一方、弁開状態中におけるグランドパッキ
ン12の漏洩については、ステム4の温度を温度センサ
9により監視して制御装置15に送り、その中央演算装
置16において、温度の変化幅がメモリ17に保管され
た基準範囲を越えているか否かを判断し、越えている場
合には漏洩状態が生じていると判断する。そして、制御
装置15は、温度の変化幅が基準範囲に入るまで、全開
位置にある弁体3が更に上動する方向にステム4を駆動
する指令を発する。弁体が全開状態にある時、上述した
ように、逆座12bの下面に形成された凹状円錐面12
cにステム4に形成された凸状円錐面4eが嵌合してい
るため、ステム4の上述のような駆動により、円錐面即
ちバックシート12c,4eの面圧負荷が増大し、これ
により、漏洩を阻止する。このようにして、グランドパ
ッキン12の漏洩の場合も、温度の検出結果をステムの
軸方向位置の変化としてフィードバックすることで漏洩
を止めることができ、止まらない時はグランドパッキン
の部分の異常を知らせる情報としてメモリ17に保管
し、弁座漏洩と同様に、プラント停止時の定期検査の際
にグランドパッキンを手入れするために利用することが
できる。
【0031】グランドパッキン部の漏洩阻止のためのバ
ックシート即ち円錐面12c、4eについては、既存の
弁装置では、無漏洩でも常時バックシートを利かせてい
るために、この部分に損傷が発生し、漏洩を止める必要
がある肝心な時に役をなさない等のトラブルの要因とな
っていたが、本発明では、ステムの温度変化を監視して
グランドパッキン部の漏洩阻止のためバックシートを利
かせるため、従来の弁装置に比しバックシートの経年劣
化の心配が少なくなり、その分トラブル発生を少なくす
ることができる。
【0032】また、既存の弁装置では、高温状態下から
弁閉動作を行った場合、弁閉後、弁箱温度が高温から下
がるために、弁箱の両弁座間の距離が収縮して弁体を抱
き込み、弁開不能を引き起こす事故が見受けられるが、
本発明では、ステム及び弁体が一体に移動する構成であ
ると共に、弁閉後のステム温度変化とステムにかかる負
荷変動とを、それぞれ温度センサ9及び歪センサ10に
より検出しているため、弁体の開閉に伴う僅かなステム
の動きでも、それによりステムにかかる負荷を歪センサ
により検出して、負荷が過大(弁体の突っ込み→抱き込
み)であるか、過小(面圧が小→漏れやすい)であるか
をチェックし、負荷に応じた弁操作を行うことによって
適性な弁体位置を確保し、抱き込みを未然に防止して、
それによるトラブルを回避することができる。
【0033】
【発明の効果】本発明によれば、弁ステムの内部に振動
センサ、温度センサ及び歪センサが設けられているだけ
でなく、これ等のセンサが弁装置の駆動装置を制御する
外部制御装置に接続されていて、弁内部の情報を表す各
センサの出力信号に応答して駆動装置を制御しステムを
動作させるため、弁座漏洩やグランドパッキン部の漏洩
を防止しうると共に、弁の振動による事故や、弁開不能
等を未然に防ぐことができる。また、漏洩を止めること
ができた時のステムの負荷情報を制御装置のメモリに保
管しておけば、この情報を適宜呼び出すことにより弁の
経年劣化を知ることもできる。
【0034】グランドパッキン部の漏洩阻止のためバッ
クシートを利かせることについては、既存の弁装置で
は、無漏洩でも常時利かせているので、バックシートに
損傷が発生し易く、必要時に役をなさない等のトラブル
の要因となっていたが、本発明では、ステムの温度変化
を検出して漏洩の発生時にのみバックシートに面圧を働
かせるので、従来のものに比し経年劣化の心配が少なく
なり、その分、トラブル発生の少ない弁装置を提供する
ことができる。
【0035】更に、既存の弁装置では、原子力発電プラ
ントのように高温高圧の流体を扱う場合、弁閉動作を行
うと、弁閉後、高温高圧の流体が通流していた弁箱の温
度が高温から下がるために、弁座面間が収縮して弁体を
抱き込み、弁開不能を引き起こす可能性があるが、本発
明によれば、弁閉鎖後のステム温度変化とステムにかか
る負荷変動を検出することで、その変化に応じた弁操作
を行うことによって抱き込みを未然に防止できる。この
ように、本発明によれば、自己診断と自己動作機能を備
える高機能の弁装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による弁装置の異常検出システムを略
図的に示す概念図である。
【図2】 (a)は、図1の弁装置のステム内に設けら
れた諸センサを示す、図1の領域Aの部分の拡大断面
図、(b)は、弁体が開弁状態にある時の、図1の領域
Bの近辺部分を示す拡大断面図である。
【符号の説明】
1…弁箱、1a…弁座、1b…流体入口通路(流体通
路)、1c…流体出口通路(流体通路)、3…弁体、3
a…弁座、4…ステム、4a…ねじ部、4b…信号通
路、4c…外周溝、4d…横穴、4e…凸状の円錐面
(逆座もしくはバックシート)、6…振動センサ、7…
断熱材、8…接着剤、9…温度センサ、10…歪セン
サ、11…被覆材、12…グランドパッキン、12a…
パッキン抑え、12b…逆座、12c…凹状の円錐面
(逆座もしくはバックシート)、13…駆動装置、14
…接続端子、15…制御装置、16…中央演算装置、1
7…メモリ、18…インターフェース、19…表示装
置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G21C 17/003 G21C 17/00 N 17/02 17/02 E (72)発明者 ジェイムズ・ジェイ・バラシャク アメリカ合衆国、マサチューセッツ州、 グクスバリー、セント・ジョージ・スト リート 235 (72)発明者 デヴィット・イー・スロール アメリカ合衆国、マサチューセッツ州、 マリオン、スパロー・レーン 12 (56)参考文献 特開 平2−291937(JP,A) 特開 平2−8725(JP,A) 特開 平8−82382(JP,A) 特開 平8−82383(JP,A)

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弁座を有する流体通路を内部に画成する
    弁箱と、該流体通路を選択的に開閉するため全開位置及
    び全閉位置の間で移動可能であると共に、前記弁座に流
    体封止関係で選択的に係合するようになっている弁座を
    有する、弁体と、該弁体に一端が一体的に結合され、他
    端が前記弁箱のグランドパッキンを貫いて弁箱外部に延
    びるステムと、前記弁体を前記全開位置及び全閉位置の
    間で移動するように前記弁箱の外部で前記ステムの一部
    に係合する駆動装置とを備えた弁装置において、前記ス
    テムには、前記弁体が前記全閉位置にある時に前記弁箱
    の外部にあるステム部分の内部に、振動センサと、温度
    センサと、歪センサとが配置されており、前記弁箱の外
    部には、前記振動センサ、前記温度センサ及び前記歪セ
    ンサからの出力信号を受ける制御装置が配置されてい
    て、該制御装置により、前記弁体が前記全閉位置にある
    場合、前記振動センサが前記弁座の漏洩による振動を検
    出した時に前記ステムを介して前記弁体を前記全閉位置
    から更に閉方向に駆動して、同駆動により前記ステムに
    かかる負荷を前記歪センサにより監視しながら、前記振
    動センサによる振動検出が実質的になくなるまで、前記
    駆動装置を作動するように制御し、前記弁体が前記全開
    位置にある場合、前記温度センサが前記グランドパッキ
    ンの漏洩による温度変化を検出した時に前記ステムを介
    して前記弁体を前記全開位置から更に開方向に駆動し
    て、同駆動により前記ステムにかかる負荷を前記歪セン
    サにより監視しながら、前記温度変化が実質的になくな
    るまで、前記駆動装置を作動するように制御することを
    特徴とする弁装置の異常検出装置。
  2. 【請求項2】 前記駆動装置が係合する前記ステムの一
    部には、その外周にねじ部が形成されており、該ねじ部
    の下端近傍において前記ステムの外周溝に前記温度セン
    サ及び前記歪センサが被覆材により覆われて配設されて
    いることを特徴とする請求項1に記載の異常検出装置。
  3. 【請求項3】 前記ステムの中央部には、前記ねじ部の
    下端近傍から前記ステムの他端の頂部まで延びる信号通
    路が画成されており、該信号通路の底部に前記振動セン
    サが接着剤により固定して且つ断熱材により囲まれて配
    置されていることを特徴とする請求項2に記載の異常検
    出装置。
  4. 【請求項4】 前記ステムの頂部には前記振動センサ、
    前記温度センサ及び前記歪センサの信号ラインのための
    接続端子が設けられていると共に、前記ステムの外周溝
    は横穴を介して前記信号通路に連通しており、前記温度
    センサ及び前記歪センサの信号ラインは前記横穴及び前
    記信号通路を通って前記接続端子に接続されており、前
    記振動センサの信号ラインは前記信号通路を通って前記
    接続端子に接続されていることを特徴とする請求項3に
    記載の異常検出装置。
  5. 【請求項5】 前記制御装置は、インターフェースと、
    メモリと、中央演算装置とからなるマイクロコンピュー
    タであり、前記メモリには、前記ステムの最大許容負荷
    が保管されていて、前記弁体の全開位置又は全閉位置か
    らの更なる開方向又は閉方向への前記ステムの駆動が、
    前記メモリに保管された前記最大許容負荷と前記歪セン
    サにより検出された負荷とを比較しながら行われること
    を特徴とする請求項1に記載の異常検出装置。
  6. 【請求項6】 前記インターフェースに接続された表示
    装置を更に備え、前記メモリには、前記ステムにかかる
    負荷が前記最大許容負荷に達しても漏洩が止まらない時
    に、その情報が保管されるようになっていて、該情報を
    前記表示装置に読み出し可能としたことを特徴とする請
    求項5に記載の異常検出装置。
  7. 【請求項7】 一端に一体的に結合された弁体を有する
    と共に、他端に接続端子を有し、前記弁体が全閉位置に
    ある時に弁箱の外部にあるステム部分の内部に温度セン
    サ、振動センサ及び歪センサが設けられており、これ等
    のセンサの各々が前記接続端子に電気的に接続されてい
    る弁用ステム。
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