JP2728594B2 - モデム装置 - Google Patents

モデム装置

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  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,パソコン通信等の電話
回線を利用してデータ送受信を行うためのモデム装置
(以後モデムと略称する)に関する。
【0002】携帯用のパーソナルコンピュータ,ワード
プロセッサ等小型化,薄型化が進められている。一方,
電話回線を利用ししてコンピュータとコンピュータを接
続し,データ通信を行うことが広く普及している。
【0003】そのようなデータ通信において,デジタル
信号をアナログ信号に変換して電話回線に送出し,電話
回線からのアナログ信号を受信してデジタル信号に変換
するモデムは,電話回線がコンピュータ(以後,データ
端末装置と称する)の電源部から分離されることを保証
するため(法規的に耐圧DC250V,絶縁抵抗1MΩ
以上),モデムにおいて回線トランスを使用し,電話回
線とデータ端末装置の交流信号に対する結合を取り,直
流的には分離するようにしていた。
【0004】回線トランスは大型であるため,従来のモ
デムは薄型化できず,携帯型のコンピュータもしくはI
Cカード等に内蔵させることができなかった。
【0005】
【従来の技術】従来のモデムの構成を説明するのに先立
ち,モデムに要求される特性について説明する。
【0006】モデムは電話回線に接続されることから,
次の特性が必要とされる。 電話回線を捕捉するための直流電流をループする回
路を必要とする(直流電流20〜120mAにおいて5
0Ω〜300Ω)。
【0007】 電話回線とモデム回路の間は,直流に
対して高抵抗で絶縁する必要がある(DC250Vで1
MΩ以上)。 交流信号は電話回線とモデム回路との間で伝送され
る必要がある。
【0008】 電話回線側の交流信号は平衡信号であ
るのに対し,コンピュータ側はIC化を容易にするため
不平衡信号として処理するので,平衡/不平衡の整合を
とる必要がある。
【0009】 電話回線を伝搬される信号は,伝送路
の途中で同相ノイズが重畳されるので,その同相ノイズ
を除去する必要がある。以上の要求は回線トランスを用
いることにより容易に満たすことができるので,従来の
モデムは,前述したように主に回線トランスが使用され
ていた。
【0010】図3は従来のモデム装置の構成を示す。図
において,100は交換機,101は電話回線,102
はリング検出回路であって,相手側からの呼び出し信号
を検出する回路である。103,104はフックスイッ
チであって,受話器の着脱に応動するものである。10
4は回線トランスであって,回線1次側(電話回線側)
と回線2次側(モデム回路側)を交流信号に対して接続
し,直流的には絶縁するものである。105はモデム回
路であって,アナログ信号をデジタル信号に変換し,デ
ジタル信号をアナログ信号に変換するものである。10
6はモデム側のインタフェースであって,モテム回路1
05とデータ端末装置のインタフェース107を接続す
るものである。107はデータ端末装置側のインタフェ
ースであって,データ端末装置とモデムのインタフェー
ス106を接続するものである。108はデータ端末装
置である。
【0011】図の構成において,交換機100から,電
話回線101を介して,呼び出し信号が入力されると,
リング検出回路102が動作し,呼び出し信号がモデム
回路105に入力される。モデム回路105は呼び出し
信号を検出すると,フックスイッチ103,104を閉
じる。そして,電話回線から送られてくる回線1次側の
交流信号は回線トランス104を介して,2次側に伝送
され,モデム回路105においてアナログ信号がデジタ
ル信号に変換され,インターフェース106,107を
介して,データ端末装置108に入力される。
【0012】一方,データ端末装置108からデータを
電話回線101に送出する場合は,モデム回路105
は,フックスイッチ103,104を閉として相手側に
データ送信要求をする。そして,相手側が応答すると,
モデム回路105はテジタル信号からアナログ信号に変
換した交流信号を回線トランス104を介して,回線1
次側に伝送する。そして,交流信号は電話回線101を
介して,相手側に送信される。
【0013】図4は,従来のモデム装置におけるトラン
ス機能の説明図である。図 (a)は回線トランスによる場
合を示す。図はモデムにおける回線トランスを示し,他
の回路部分は省略されている。
【0014】回線トランス120を用いた場合には,モ
デムに対する上記〜の要求が全て満たされる。即
ち,の直流ループの形成は回線1側に形成されてい
る。の回線1次側と2次側の直流に対する絶縁はトラ
ンスであるから満たされている。の交流信号の伝送
も,トランスであるので満たされる。の平衡信号と不
平衡信号の整合もトランスであるから満たされる。の
ノイズの除去は,次の理由により満たされる。伝送路の
途中で電話回線(L1,L2)に重畳されるノイズは,
2本の線において同相信号として送られてくるので,ト
ランスに入力された場合には磁束が打ち消し合う方向と
なり,ノイズの成分が回線トランスの2次側に伝送され
ることはない。
【0015】このように,回線トランスによれば,モデ
ムに対する要求を容易に満たすことかできるが,回線捕
捉に必要とする直流電流を流すため形状が大きくなる欠
点がある。
【0016】そこで,直流電流を流すループは回線トラ
ンスとは別途設け,トランスには直流を流さないように
したのが,図 (b)である。図において,130はレピー
タトランスであって1次側に直流を流さずに交流成分の
みを2次側に伝送するものである。131はコンデンサ
であって,直流成分を遮断するものである。132はル
ープコイルであって,電話回線(L1,L2)からの直
流電流を流すものである。
【0017】図の構成において,モデムに介して要求さ
れる,〜の要件は回線トランス(図 (a))の場合
と同様にレピータトランス130によって満たされる。
そして,の直流電流ループの形成の要件はループコイ
ル132により満たされる。
【0018】図 (b)のレピータトランスを用いる場合に
も,ループコイル132を必要とするので,小型化には
限界があった。そこで,直流電流のループを能動素子に
より形成したのが図 (c)である。
【0019】図 (c)は擬似インダクタンス回路を示す。
図において,140は擬似インダクタンス,141はダ
イオードブリッジであって,電話回線(L1,L2)の
極性が反転した場合にも,擬似インダクタンスの動作電
圧の極性が一定に保たれるようにするものである。14
2はレピータトランス,C1は交流成分のバイパスコン
デンサであって,トランジスタ1(TR1)とトランジ
スタ2(TR2)のバイアス電圧が交流成分により変動
しないように交流成分をバイパスするものである。R
1,R2は分圧抵抗であって,トランジスタ1(TR
1)とトランジスタ2(TR2)のバアイアス電圧を定
めるものである。TR1,TR2はそれぞれトランジス
タであって,直流電流のループを形成するものである。
R3はエミッタ抵抗であって,トランジスタ(TR
1),トランジスタ2(TR2)とにより直流電流ルー
プを形成するものである。C2は直流電圧を遮断し,交
流分のみ通過させるための結合コンデンサである。
【0020】図の構成において,直流電圧によってバイ
アスされてトランジスタ1(TR1),トランジスタ2
(TR2),抵抗R3を介して,交流成分に影響される
ことなくほぼ一定の直流電流が流れる。一方,レピータ
トランス142に対しては,直流電圧はコンデンサC2
により遮断され,交流成分のみが結合コンデンサC2を
介して1次側に流れ,2次側に伝送される。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】従来のモデムは上記の
ように,回線トランス,もしくはレピータトランス,ル
ープコイル等を必要とし,それ等はいづれも大型の部品
であるため,モデムをトランス部分まで含めてICカー
ドに収めることは不可能であった。
【0022】本発明は,モデム全体を薄型化し,ICカ
ードもしくは薄型の携帯用コンピュータに収納できるよ
うにすることを目的とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】本発明は,回線トランス
の代わりに,それと同等の機能を有する回路を高耐圧の
コンデンサと差動回路により構成することによりIC化
を可能とし,モデム全体をICカードに収めることがで
きるようにした。
【0024】図1は本発明の基本構成を示す。図におい
て,1はモデム装置,2は擬似インダクタンス回路(図
4における回路に同じ),3,4はそれぞれコンデンサ
C1,コンデンサC2であって,電話回線からの直流電
流を遮断し,交流信号のみを通過させるものである。5
は送信信号遮断回路てあって,送信時に自身の送信信号
が受信回路に入力されることのないようにするものであ
る。6は差動回路Aであって,擬似インダクタンス回路
2から出力されるアナログの平衡受信信号のうち,一方
を反転入力端子に入力し,他方を非反転入力端子に入力
することによりアナログの不平衡受信信号を出力するも
のである。7は差動回路Bであって,D/A変換された
アナログ不平衡送信信号を入力し,一方の出力端子より
入力信号を反転した信号を出力し,他方の出力端子より
入力した信号と同極性の信号を出力するものである。8
は変復調部であって,アナログ受信信号をデジタル信号
に復調してデータ端末装置側に出力し,データ端末装置
のデジタル信号をアナログ信号に変調し,電話回線側に
出力するものである。
【0025】10,11,はそれぞれ差動回路A(6) の
非反転入力端子,反転入力端子,14は差動回路A(6)
の受信信号出力端子である。12,13はそれぞれ差動
回路B(7) の反転出力端子,非反転出力端子,15は差
動増幅回路B(7) の送信信号入力端子である。
【0026】16は差動回路A(6) におけるオペアンプ
(OP1)であって,差動回路A(6) の例を示したもの
である。17,18は差動回路B(7) のオペアンプ(O
P2,OP3)であって,差動回路B(7) の例を示した
ものである。
【0027】
【作用】図1の構成の動作を説明する。図の構成におい
て,電話回線からの直流電流はコンデンサC1,C2で
遮断されて,差動増幅回路A,Bの側に入力されること
はない。
【0028】信号を受信する場合と送信する場合につい
て分けて説明する。 (1) 受信する場合。電話回線から送られてくる交流信
号成分は,擬似インダクタンス回路(2) ,コンデンサC
1,コンデンサC2,を介して差動回路A(6)に入力
される。受信信号は実質的に平衡信号であるので,そこ
で,コンデンサC1からの信号は差動回路A(6) の非反
転入力端子10に入力する。コンデンサC2からの信号
は差動回路A(6) の反転入力端子11に入力する。反転
入力端子11に入力された信号は,非反転入力端子10
の入力信号を基準電圧として,極性を反転されて受信信
号出力端子14から出力される。従って,差動回路A
(6) により,入力された平衡信号を不平衡信号として出
力することができる。
【0029】(2) 送信する場合。変復調部8でデータ
端末装置のデジタル信号からアナログ信号に変換された
不平衡の送信信号は,例えば,差動回路Bのオペアンプ
17(OP2)の反転入力端子に入力され,極性を反転
されて反転信号出力端子12から出力される。また,オ
ペアンプ17(OP2)の出力はオペアンプ18(OP
3)の反転入力端子に入力され,極性を反転されて送信
信号入力端子15に入力された信号と同極性の信号とし
て,非反転出力端子13より出力される。そして,オペ
アンプ17とオペアンプ18の出力は平衡信号としてコ
ンデンサC1,コンデンサC2,擬似インダクタンス2
を介して電話回線に出力される。
【0030】なお,図1において,オペアンプ16(O
P1),オペアンプ17(OP2),オペアンプ18
(OP3)は差動回路A(6),差動回路B(7)の例
であり,信号の入出力方法も例であって,本発明がこれ
に限定されるものでない。
【0031】
【実施例】図2は本発明の実施例を示す。図において,
L1,L2は電話回線,20は擬似インダクタンス回
路,21は差動回路A,22は差動回路B,24,2
5,26はオペアンプ(それぞれ,OP1,OP2,O
P3)である。C1,C2は直流電流を遮断し,交流を
通過させる結合コンデンサである。R1は抵抗であっ
て,抵抗R6とによりL1から入力される交流成分によ
りオペアンプ24(CP1)の基準電圧を定めるもので
ある。R2は抵抗であって,抵抗R7とによりL2から
入力される交流成分に対するオペアンプ24(OP1)
の増幅率を定めるものである。R3,R4は抵抗であっ
て,交流成分に対するモデムのインピーダンスを定める
ものである。
【0032】R5は抵抗であって,送信時に送信信号が
差動回路A(21)に入力されて,自身の送信信号が再
帰的な受信信号にならないようにするためのものであ
る。R6は抵抗であって,抵抗R1とによりL1から入
力される交流成分によりオペアンプ24(OP1)の基
準電圧を定めるものである。R7はオペアンプ24の負
帰還抵抗であって,抵抗R2とにより増幅率を定めるも
のである。R8はオペアンプ25の負帰還抵抗であっ
て,抵抗R9とにより増幅率を定めるものである。R9
は抵抗であって,抵抗R8とにより増幅率を定めるもの
である。R10は抵抗であって,オペアンプ26の動作
を安定化させるためのものである。R11は負帰還抵抗
であって,抵抗R12とにより増幅率を定めるものであ
る。R12は抵抗であって,負帰還抵抗R11とにより
増幅率を定めるものである。
【0033】図の構成の動作を説明する。 (1) 受信時の動作。電話回線においては,実質的に平
衡伝送であると考えられる。そこで,例えば,コンデン
サC1から図示のように送信信号aが出力され,コンデ
ンサC2から図示のように信号bが出力されているとす
る。オペアンプ24の出力信号を信号cとする。
【0034】信号aをオペアンプ24の非反転入力端子
に入力し,基準電圧とする。信号bはオペアンプ24の
反転入力端子に入力されるので,その出力は反転し,信
号cが出力される。オペアンプ24に入力される平衡信
号aと信号bにより信号cが出力される。
【0035】(2) 送信時の動作 送信信号が図示の信号dであるとする。送信信号dはオ
ペアンプ25の非反転入力端子に入力される。その結
果,オペアンプ25からは信号dと同相の信号eが出力
される。一方,オペアンプ25の出力信号eはオペアン
プ26の反転入力端子に入力されるので,オペアンプ2
6からは信号fが出力される。そして,信号eと信号f
は平衡信号としてコンデンサC1,コンデンサC2,擬
似インダクタンス回路20を介して電話回線に送出され
る。
【0036】また,抵抗R5を介して送信信号eがオペ
アンプ24の反転入力端子に適量印加されることによ
り,抵抗R4,R2を介してオペアンプ24の反転入力
端子に印加される信号fと,抵抗R3,R1を介してオ
ぺアンプ24の非反転入力端子に印加される信号eとを
打ち消し,実質的に差動回路Aへの送信信号入力がない
ことになり,送信信号が受信信号として再帰的に入力さ
れることを防止することができる。
【0037】
【発明の効果】本発明によれば,モデムに必要とされる
トランス機能,直流電流のループコイルの機能をトラン
スを含まない能動回路により構成するようにしてIC化
可能としたので,モデム全体を薄く構成することができ
る。そのため,モデム全体をICカードに収納すること
が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本構成を示す図である。
【図2】本発明の実施例構成を示す図である。
【図3】従来のモデム装置の構成を示す図である。
【図4】従来のモデム装置におけるトランス機能の説明
図である。
【符号の説明】
1 :モデム装置 2 :擬似インダクタンス回路 3 :コンデンサC1 4 :コンデンサC2 5 :送信信号遮断回路 6 :差動回路A 7 :差動回路B 8 :変復調部 10:非反転入力端子 11:反転入力端子 12:反転出力端子 13:非反転出力端子 14:受信信号出力端子 15:送信信号入力端子 16:オペアンプ(OP1) 17:オペアンプ(OP2) 18:オペアンプ(OP3)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−198162(JP,A) 特開 昭54−22105(JP,A) 特開 平1−190132(JP,A) 特開 昭63−287227(JP,A) 特開 平1−164151(JP,A) 特開 平4−342315(JP,A) 特開 平1−502467(JP,A) 実開 昭62−64049(JP,U)

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データ端末装置を電話回線に接続してデ
    ータ通信を行うためのモデム装置において, 電話回線側の2本の信号線にそれぞれ接続され,電話回
    線からの直流電流を遮断し,交流信号を通過させるコン
    デンサ(3) ,(4) と, 該コンデンサ(3) ,(4) を介して受信信号を入力する差
    動回路A(6) と, 送信信号を該コンデンサ(3) と(4) を介して電話回線に
    出力する差動回路B(7) とを備え, 電話回線側の2本の信号線の一方の受信信号を差動回路
    A(6) の非反転入力端子(10)に入力し,他方の受信信号
    を差動回路A(6) の反転入力端子(11)に接続することに
    より受信アナログ信号を変復調部にてA/D変換しデー
    タ端末装置側に出力し, データ端末装置側からのデジタル信号を変復調部にてD
    /A変換したアナログ信号を差動回路B(7) に入力し,
    該入力信号に対して極性の反転されたアナログ信号と,
    該入力信号に対して同極性の非反転アナログ信号を出力
    し,上記コンデンサ(3) ,(4) にそれぞれ入力し,電話
    回線に送出することを特徴とするモデム装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において,差動回路A(6) は平
    衡信号を入力し,不平衡信号として出力するものであ
    り,差動回路B(7) は不平衡信号を入力し,平衡信号と
    して出力するものであることを特徴とするモデム装置。
  3. 【請求項3】 請求項1,2において,コンデンサ(3)
    ,(4) と差動回路A(6) との間に接続され,差動回路
    B(7) から出力される送信信号が差動回路A(6) に入力
    されないようにする送信信号遮断回路(5) を備えたこと
    を特徴とするモデム装置。
  4. 【請求項4】 請求項1,2,3において,差動回路A
    (6) はオペアンプ(16)により構成され,差動回路B(7)
    は互いに直列接続されたオペアンプ(17)とオペアンプ(1
    8)により構成されるものであることを特徴とするモデム
    装置。
  5. 【請求項5】 請求項1,2,3,4において,電話回
    線側からの直流電流をバイパスするループ回路を能動素
    子による擬似インダクタンス回路(2) により構成するこ
    とを特徴とするモデム装置。
  6. 【請求項6】 請求項1,2,3,4もしくは5におい
    て,モデム回路全体をICカードに内蔵したことを特徴
    とするモデム装置。
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