JP2727551B2 - 画像出力装置における階調表示方法 - Google Patents

画像出力装置における階調表示方法

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JP2727551B2 JP63043104A JP4310488A JP2727551B2 JP 2727551 B2 JP2727551 B2 JP 2727551B2 JP 63043104 A JP63043104 A JP 63043104A JP 4310488 A JP4310488 A JP 4310488A JP 2727551 B2 JP2727551 B2 JP 2727551B2
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Description

【発明の詳細な説明】 A.発明の目的 (1)産業上の利用分野 本発明は画像出力装置における階調表示方法に関し、
特に、再現する画像を微小面積の画素に分割し、その画
素をさらに微小な面積の微画素に分割し、前記画素内に
おいて網点を形成する着色微画素の全微画素に対する割
合によって階調を表示するようにした階調表示方法に関
する。
(2)従来の技術 従来、印刷機、プリンタまたはデジタル式複写機等の
画像出力装置において、階調をもった画像を作成する
際、擬似的に階調を表示する方法が採用されている。
前記擬似的な階調表示方法では、階調は、画像を微小
な単位画素に分割し、その単位画素内における微小要素
(たとえば、点または線等の着色部分)の占める面積の
大小により、連続調に類似した濃淡が表示される。
そして、前記単位画素内の微小要素として、規則正し
く配列された大小の網点を用いる方法が多く採用されて
いる。
前記網点を用いる方法として、濃度パターン法(すな
わち、面積階調法)が知られている。この濃度パターン
法は、原画の1画素に対応する表示側(画像出力装置
側)の1画素を複数の微画素に分割し、その微画素の中
から画素の階調に対応する所定数の微画素を選択し、そ
の選択した微画素を所定の色(たとえば、黒色)に着色
して表示する方法である。この方法では、前記階調に対
応する所定数の着色微画素から網点が形成されている。
前記濃度パターン法では、前記表示側の1画素を形成
する微画素数に応じた数の階調表示を行うことができ
る。
たとえば、前記1画素を形成する前記微画素の数を、
第6図に示すように4×4=16とし、各微画素Sで2値
表示を行うとすれば、前記1画素は全部で(4×4)+
1=17の階調数で再現することができる。すなわち、各
微画素Sが全て白色のときを第0階調、16個の微画素S
の中の1個だけが着色したときを第1階調、16個の微画
素Sの中の2個だけが着色したときを第2階調、…、16
個の微画素Sの中の16個全てが着色したときを第16階
調、とすることにより、前記画素を合計17の階調数で表
示することができる。
一般に前記1画素を形成する微画素数をm個とすれ
ば、表現できる階調数はm+1となる。
そして、各階調でどの微画素を着色するかによって、
網点形状が異なるので、表示される画像の品質に差が生
じる。
そこで、前記1画素を構成する微画素の中で各階調に
おいてどの微画素を着色するかについては、従来から種
々提案されている。
たとえば、着色微画素の定め方は、「画像処理ハンド
ブック」(画像処理ハンドブック編集委員会編、株式会
社昭晃堂、昭和62年6月8日発行、75〜76頁)に記載さ
れている。そこには、第7−A図に示す渦巻形、第7−
B図に示すベイヤー(Bayer)形または第7−C図に示
す網点形、等の着色微画素の定め方が記載されている。
なお、この第7図において、1つの画素は複数の微画素
Si(i=1,2,…,16)から構成されており、各微画素の
添字は微画素を着色していく順序を示している。
ところで、普通、網点を構成する微画素の大きさが画
像出力装置の解像限界に近く設定されているため、網点
を形成する着色微画素数が1個であったり、網点を形成
する1固まりの着色微画素に微画素1個分の小さな突出
部分が在ったりすると、正確に再現することが困難とな
る。したがって、前記第7−B図に示すベイヤー(Baye
r)形または第7−C図に示す網点形のように解像限界
に近い多数の微小な着色微画素が存在する場合には、画
像の再現性が低下し、画質が劣化し易いという難点が在
る。このような難点は、前記第7−A図に示す渦巻形の
ように1固まりの着色微画素から網点を形成すると、網
点が大きくなるにつれて緩和される。
ところで、前記画素を形成する各微画素で多値表示を
行うことにより、前記1画素内の微画素数を同一としな
がら階調数を増加させることが提案されている。
次に、このような多値表示による階調表示方法の1例
を第8図に基づいて説明する。この第8図に示したもの
は、前記第7−A図に示した各微画素を渦巻形に着色し
ていく濃度パターン法に多値表示を適用したものであ
る。この例では、1個の微画素に対して白色から別の或
る色(たとえば、黒色)の間の4レベル(すなわち、レ
ベルL0、L3、L6、L10)の表示が可能となっている。な
お、この明細書において、前記レベルL0は微画素全面が
白色、レベルL3は微画素の面積の3割が黒色、レベルL6
は微画素の面積の6割が黒色、レベルL10は微画素の面
積の10割(すなわち全面)が黒色とする。
第8図においては、16個の微画素Si(i=1,2,…,1
6)が全て白色であれば第0階調であり、黒色化する最
初の1個の微画素S1の面積の3割が黒色化したときが第
1階調、同微画素S1の面積の6割が黒色化したときが第
2階調、同微画素S1の面積の10割が黒色化したときが第
3階調、…、黒色化する第4番目の微画素S4の10割が黒
色化したとき(第8−A図で表示しているとき)が第12
階調、…、黒色化する第5番目の微画素S5の10割が黒色
化したとき(第8−D図で表示しているとき)が第15階
調、…、黒色化する第16番目の微画素S16の10割が黒色
化したときが第48階調である。したがって、この第8図
に示した例では合計49階調の表示が可能となる。
このように、各微画素Si(i=1,2,…)の表示を多値
化することにより、1画素内の微画素数を同一としなが
らも、表現できる階調数を増加させることができる。
前述のような各微画素の表示を多値化する方法は、画
像出力装置の種類によって異なっており、たとえばレー
ザプリンタにおいては、レーザ光のパワーを何段階かに
設定する方法や、レーザ光の照射時間を何段階かに設定
する方法等が採用されている。レーザプリンタにより、
前記第8図について説明した場合と同様に16個の微画素
を渦巻形の順序で黒色化して、第0階調から第48階調ま
で合計49階調の表示を行う場合には、レーザ光のパワー
または照射時間を4段階(たとえば、レベルL0、L3
L6、L10)に設定することが考えられる。
この場合、網点を構成する微画素S1〜S16のうち、第
5番目に黒色化される微画素S5は、第13階調および第14
階調の表示を行うとき、レーザ光のパワーを設定(パワ
ー変調)した場合については、第9−A図および第9−
B図のように黒色化され、レーザ光の照射時間を設定
(パルス変調)した場合については、第10−A図および
第10−B図のように黒色化される。
多値表示で黒色化される微画素S5を前記パワー変調し
た場合とパルス変調した場合とでそれぞれ第9図および
第10図のように異なる形で示した理由は次のとおりであ
る。
パワー変調の場合には、レーザ光のパワーが多値表示
のレベルL0〜L10に対応した値に設定される。そして、
微画素内のトナーが付着して黒色化する面積の割合は、
レーザ光のパワーとトナーが付着する閾値によって定ま
る。例えば第9−C図に示すように、レベルL3で表示さ
れる微画素(以下、「L3の微画素」という)の左側には
レベルL10で表示される着色微画素(以下、「L10の微画
素」という)が存在し、右側には無着色表示される微画
素(以下、L0の微画素」という)が存在する場合につい
て考える。そうすると、静電潜像を形成する感光体上の
前記L3の微画素にはパワーレベルの比較的低いレーザ光
が照射され、その左側に在るL10の微画素にはレーザ光
が照射されず、その右側のL0の微画素にはパワーレベル
の比較的高いレーザ光が照射される。したがって、L3
微画素の、前記L0の微画素との境界部にはL0の微画素に
照射される高パワーレベルのレーザ光の外周部分が照射
されることになる。このため、L3の微画素の前記L0の微
画素との境界部の方が、前記L10の微画素との境界部に
比べて多量のレーザ光が照射されることになる。ところ
が、感光体上の静電潜像の電荷は照射されたレーザ光量
の積分値に応じて消失するので、パワー変調による多値
表示の場合、第9−C図に示すように、L3の微画素の静
電潜像の、前記L0の微画素との境界部の電位が前記L10
の微画素との境界部の電位よりも低くなる。
このレーザ光の照射によって生じる静電潜像を現像す
ることにより画像を再現する場合、静電潜像の現像スレ
ッシュホールドレベルTH0以上の電位の部分にトナーを
転写して現像する。したがって、現像スレッシュホール
ドレベルTH0を適切に設定することにより、L3の微画素
は、その面積の3割が着色されて多値表示される。そし
て、その着色される部分は前記L10の微画素に接触する
側の部分である。
したがって、第9−A,B図に示すように、微画素S
5の、前記微画素S4との境界部が黒色となり易く、前記
微画素S4から離れた側の境界部が白色のままとなり易
い。したがって、パワー変調による多値表示の場合を、
第9図のように示し、後述のパルス変調(第10図参照)
の場合と異なるように図示した。
次に、前記パルス変調の場合には、前記感光体上に照
射されるレーザ光の形状が、主走査方向(X方向)の幅
が微画素Si(i=1,2,…,16)の主走査方向の幅の(1/
3)以下に設定され、副走査方向(Y方向)の幅が微画
素の副走査方向の幅と同一に設定されている。したがっ
て、レーザ光で感光体上を主走査方向に走査する際、レ
ーザ光の照射時間を多値表示のレベルL0、L3、L6、L10
に対応した値に設定すると、第10図に示すように、微画
素S5は、その主走査方向の所定幅だけ黒色となる。すな
わち、第10−A,B図の微画素S5に対するレーザ光の照射
時間を7割(レベルL3の表示に対応))、4割(レベル
L6の表示に対応)に設定すると、微画素S5は面積の3
割、6割が黒色化されるので多値表示される。
なお、以下の説明においては、前述のレベルL0、およ
びL10は、多値表示を行わない場合と同様であるから、
特にことわらない場合は、レベルL3,およびL6を多値表
示を行なう場合とする。
(3)発明が解決しようとする課題 ところで、レーザ光に多値化を行っても、その多値化
に応じた画像を電子写真装置側に忠実に再現させること
は困難であった。それは、次の理由によるものと考えら
れる。
たとえば、前述の第13〜15階調(第8−B,C,D図参
照)において多値化で表示される部分は、第5番目に黒
色化される微画素S5である。いま、黒色化された網点を
核部分とこの核部分から突出した突出部分とに分けて考
えた場合、前記第5番目に黒色化される微画素S5は、突
出部分に相当する。このような突出部分は元々画像とし
ての空間周波数が高く、このような空間周波数の高い突
出部分はその再現が不安定である。したがって、多値化
の比率を所定の値に保てなくなるので、正確な階調再現
が困難となる。さらにパルス変調の場合、たとえば前記
第13または14階調において、第5番目に黒色化される微
画素S5の面積の3割または6割だけを多値化で表示しよ
うとするものであり、さらに、空間周波数が高くなって
しまう。このため、第13階調または第14階調のような空
間周波数の高い微小な突出部分を再現する場合には、正
確な階調再現がさらに困難となり、画質が低下しがちで
あった。
本発明は前述の事情に鑑みてなされたもので、微画素
を多値化して表示する際、正確な階調再現を行って、画
質を向上させることを課題とする。
B.発明の構成 (1)課題を解決するための手段 前記課題を解決するために、本発明の画像出力装置に
おける階調表示方法は、画像を微小面積の画素に分割
し、その画素をさらに微小な面積の微画素に分割し、前
記画素内において着色された前記微画素によって網点を
形成し且つ着色微画素の全微画素に対する割合によって
階調を表示するとともに、前記網点は常に接続した1固
まりの着色微画素から形成され前記着色微画素の1つを
多値表示することにより、表示できる階調数を増加する
ようにした画像出力装置における階調表示方法におい
て、 前記多値表示する着色微画素は、前記網点の突出部分
を形成する着色微画素以外の着色微画素であることを特
徴とする。
(2)作用 前述の本発明の画像出力装置における階調表示方法
は、網点を形成する微画素の中で空間周波数が高くて正
確に再現することが困難な突出部分では、多値表示を行
わず、突出部分以外の着色微画素で多値表示を行うよう
にしたので、前記突出部分で多値表示を行う場合に比較
して、安定した画像を再現することができる。
(3)実施例 以下、図面にもとずいて本発明による画像出力装置に
おける階調表示方法の一実施例について説明する。
第2図は本発明を適用したデジタル複写機Fの全体説
明図である。デジタル複写機Fは、機械本体部F1とこの
機械本体部F1の上面にヒンジ連結されたカバーF2とから
構成されている。
前記機械本体部F1は、その上面に透明ガラスから構成
されたプラテン(原稿置き台)1を備えている。このプ
ラテン1の下方には、露光用光学系2が配設されてい
る。この露光用光学系2は、移動可能なランプユニット
3を有しており、このランプユニット3は、原稿照明用
のランプ4と第1ミラー5とが一体化されて構成されて
いる。また、前記露光用光学系2は、前記ランプユニッ
ト3の移動速度の1/2の速度で移動する移動ミラーユニ
ット6を有している。この移動ミラーユニット6は、第
2ミラー7および第3ミラー8から構成されている。ま
た、前記露光用光学系2は、レンズ9、第4ミラー10等
をも有している。そして、前記ランプユニット3が原稿
に対して平行に前後方向に移動し、前記移動ミラーユニ
ット6が前記ランプユニット3の移動速度の1/2の速度
で1/2の距離だけ移動すると、原稿とレンズ9との間の
距離は一定に保たれるので、その間、前記ランプ4によ
って照明された原稿の反射光は、前記露光用光学系2を
通り画像読取部11において収束されるように構成されて
いる。画像読取部11では、前記原稿の各画素における反
射光量を電気信号に変換する。この電気信号は濃度デー
タとして後で詳述する画像処理部12に送信される。画像
処理部12では、濃度データを網点の面積率に変換すると
ともに、後述のレーザスキャナ13でラスタ画像として出
力できるように、各走査線毎の2値のデータとして変換
する。このデータにしたがってレーザスキャナ13から出
射されるレーザ光14が変調されることにより画像がドラ
ム上の感光体15に書き込まれる。
前記感光体15の周囲には、その感光体15の回転方向に
沿って帯電用チャージャ16、現像ユニット17、転写用チ
ャージャ18およびクリーナユニット19等が配設されてい
る。また、前記機械本体部F1には、転写用紙収納トレイ
20と、この転写用紙収納トレイ20内の転写用紙を前記感
光体15と前記転写用チャージャ18との間に供給する給紙
機構21が配設されるとともに、前記感光体15と転写用チ
ャージャ18との間を通過して転写の終了した転写終了紙
を感光体15から剥離させて搬送する搬送機構22も配設さ
れている。さらに、機械本体部F1には、前記搬送機構22
によって搬送された転写終了紙を定着する定着ユニット
23と、この定着ユニット23から排出された転写終了紙を
受け取る排紙トレイ24が配設されている。
第3図は、前述の画像処理部12の具体的構成の一例を
示すブロック図である。この画像処理部12は、第4−A
図に示すように、画素を形成する微画素S11〜S44がスク
リーン角度0°の4×4のマトリックスからなり、ま
た、後で詳述するように1微画素Sij(i,j=1,2,3,4)
がL0、L3、L6、L10の4段階のレベルでパルス変調によ
り多値表示され、合計49階調の表示を行うように構成さ
れている。前記第4−A図に示す微画素S11〜S44は、パ
ルス変調による多値表示(すなわち、微画素へのレーザ
光14の照射時間をL0、L3、L6、L10に設定することによ
る多値表示)を行うため、副微画素a1,a2,q2,q3に分
割して走査される。そして、後で詳述するが、たとえば
第12〜15階調では第1−A,〜1−D図に示すような網点
P12〜P15が形成される。なお、第1図の微画素S11
…,S44は、符号a1,a2,a3,…,q1,q2,q3が記載さ
れていないが、第4−A図の画素と同様にそれぞれ、副
微画素a1,a2,a3,…,q1,q2,q3を有し、斜線部分が
着色された領域を示している。
前記画像読取部11(第2図参照)は、CCD等のセンサ
により構成されており、そのアナログ階調信号は、アナ
ログデジタル変換器121(第3図参照)に入力される。
アナログデジタル変換器121は、前記アナログ階調信号
を8ビットのデジタル階調信号に変換する。ラインバッ
ファ122は、前記デジタル階調信号を1ライン分記憶で
きる容量を有している。コントローラ123は、前記画像
読取部11、アナログデジタル変換器121、およびライン
バッファ122を動作させるためのタイミング信号等を出
力する。
前記ラインバッファ122に記憶されたデジタル階調信
号は、画像を形成する微画素が本実施例のように4×4
のマトリックスで構成されている場合、1ラインの画素
を出力する間に4回読出される。そして、読出された信
号は、ルックアップテーブル124により、前記8ビット
のデジタル階調信号から階調数49を表示するのに充分な
6ビットのデジタル階調信号に変換される。ルックアッ
プテーブル124は、ROM、RAM等の記憶素子により構成さ
れ、入力信号をアドレスとして、そのアドレスに記憶さ
れているデータを出力信号とする。そのため、原稿から
読取った信号を再現する間の非直線性、例えば、画素の
黒色化された面積率と濃度との非直線性を考慮したデー
タを記憶させておくことにより、その非直線性をを補正
するための階調再現補正器(Tone Reproduction Correc
tor)として動作する。そして、ルップアップテーブル1
24の出力信号は、第0階調を表示する場合には「00000
0」であり、第1階調を表示する場合には「000001」で
あり、…、第48階調を表示する場合には「110000」であ
る。
前記コントローラ123は前記レーザ光14が1微画素を
走査する周期の1/3の周期でタイミング信号を発生して
おり、リングカウンタ125は、コントローラ123のタイミ
ング信号を計数(カウント)し、計数値が「0000」〜
「1011」の間を繰返し計数するもので、その出力信号は
前記副微画素a1,a2,…,q2,q3のXアドレスを指定す
る。また、リングカウンタ126は、前記ドラム状の感光
体15(第2図参照)が1微画素分回転する毎に前記コン
トローラ123から発生するタイミング信号を計数し、計
数値が「00」〜「11」の間を繰返し計数するものであ
り、その出力信号は前記副微画素a1,a2,…,q2,q3
Yアドレスを指定する。
前記ルックアップテーブル124、およびリングカウン
タ125,126の出力信号はフォントメモリ127のアドレス指
定信号として入力される。フォントメモリ127はROM等の
記憶素子で構成されており、そのデータは第4−B図に
示すように、副微画素の着色または無着色に対応した
「1」または「0」のデータである。この第4−B図に
示すフォントメモリ127のデータは、前記ルックアップ
テーブル124の出力信号によって網点P0〜P48が特定さ
れ、前記リングカウンタ125,126によってX,Yアドレスが
特定される。そして、このフォントメモリ127から読出
されたデータを前記レーザスキャナ13(第2図参照)の
入力信号として、レーザスキャナ13のレーザ変調器を制
御することにより、レーザ光の照射、非照射を行う。そ
のため、ルックアップテーブル124の出力するデジタル
階調信号により網点の形状が特定され、リングカウンタ
125,126の出力信号により、どの微画素S11〜S44である
かが特定されるとともに、さらにその微画素の多値表示
の段階(L0、L3、L6またはL10)が特定される。このよ
うに、フォントメモリ127の出力信号「1」または
「0」に対応してレーザ光を変調することによりパルス
変調が行われる。
次に、前述の構成により本発明を実施した場合の作用
について、第1−A〜1−D図により説明する。
第1−A〜1−D図は、それぞれ第12〜15階調の表示
を行う場合の網点を形成する着色微画素の配置を示した
ものである。
第1−A図は、第12階調の表示を行う場合に、微画素
S22,S23,S32,S33がレベルL10で着色されていること
を示しており、この第12階調を表示する網点P12は前記
フォントメモリ127に記憶されたデータ(第4−B図参
照)によって定められる。
そして、第1−B図に示す第13階調になると、前記ル
ックアップテーブル124の出力信号は、第13階調を指示
する信号「001101」となる。このとき、フォントメモリ
127に記憶された網点P0〜P48のうちの網点P13が特定さ
れる。そして、第4−A図から分かるように、Xアドレ
スを指定するリングカウンタ125が「0110」〜「1000」
の計数値で、Yアドレスを指定するリングカウンタ126
が「00」の計数値のとき、微画素S13が特定される。微
画素S13は網点の突出部分を構成する着色微画素である
から、ルックアップテーブル124、およびリングカウン
タ125,126のこれらの出力信号の値をアドレスとする前
記フォントメモリ127の記憶データは第4−B図に示す
ように「1」となる。したがって、微画素S13はレベルL
10で表示され、多値表示されない。また、同様に前記微
画素S22,S23およびS33もレベルL10で表示され、多値表
示されない。
そして、リングカウンタ125の計数値が「0011」〜「0
101」で、リングカウンタ126の計数値が「10」のとき、
微画素S32が特定される。この微画素S32は、網点の突出
部分を形成する微画素S13以外の着色微画素であり、第1
3階調ではこの微画素S32が多値表示される。すなわち、
第4−B図に示すように、Xアドレスを指定するリング
カウンタ125の計数値が「0011」,「0100」、「0101」
でYアドレスを指定するリングカウンタ126の計数値が
「10」のとき、フォントメモリ127の出力信号は、それ
ぞれ「0」,「0」,「1」となり、微画素S32の副微
画素j1,j2は無着色であるが、副微画素j3は着色され
る。したがって、微画素S32はレベルL3で表示される。
次に、第1−C図に示す第14階調になると、前記ルッ
クアップテーブル124の出力信号は第14階調を指示する
信号「001110」となる。このとき、フォントメモリ127
に記憶された網点P0〜P48のうちの網点P14が特定され
る。そして、Xアドレスを指定するリングカウンタ125
の計数値が「0011」〜「0101」で、Yアドレスを指定す
るリングカウンタ126の計数値が「10」のとき、微画素S
32が特定される。そして、第4−B図に示すように、X
アドレスを指定するリングカウンタ125の計数値が「001
1」,「0100」、「0101」でYアドレスを指定するリン
グカウンタ126の計数値が「10」のとき、前記フォント
メモリ127の出力信号は、それぞれ「0」,「1」,
「1」となり、微画素S32の副微画素j1は無着色である
が、副微画素j2,j3は着色される。したがって、微画素
S32はレベルL6で表示される。
さらに、他の階調においても同様な作用が行われ、合
計49階調の表示が行われる。
次に、前述の構成により本発明を実施した場合の特有
の効果を述べる。
前述の構成によれば、ルックアップテーブル124によ
り非直線性の補正を行うことができる。さらに、ルック
アップテーブル124をRAMで構成した場合には、その記憶
データを変更することにより、ネガポジ反転、特定の階
調の強調等の各種の画像処理を容易に行うことができ
る。
以上、本発明による画像出力装置における階調表示方
法の実施例を詳述したが、本発明は前述の実施例に限定
されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発
明を逸脱することなく、種々の設計変更を行うことが可
能である。
たとえば、パルス変調を行う代わりに、パワー変調を
行うことにより多値表示をしてもよい。この場合には、
第5図に示すように、リングカウンタ125は各微画素の1
/3の部分を特定する必要がないので2ビットの出力信号
のものでよく、フォントメモリ127は、各微画素を照射
するレーザ光14のパワーのレベルを特定する必要から2
ビットの出力信号を有するものが必要となる。そして、
フォントメモリ127の2ビットの出力信号をデジタルア
ナログ変換器128でアナログ信号に変換して、このアナ
ログ信号によりレーザスキャナ13のレーザ変調器を制御
する。
また、デジタル複写機に適用した例を示したが、レー
ザプリンタに適用することもできる。さらに、感熱プリ
ンタ、インクジェットプリンタ等の網点により階調表示
が可能なものであれば、どのような画像出力装置でも適
用することができる。その場合には、レーザ光の照射時
間を、サーマルヘッドの通電時間、インクミストの噴射
時間等に対応させ、レーザ光のパワーをサーマルヘッド
の電流値、インクミストの量等に対応させればよい。
また、実施例では、画素を形成する微画素を4×4の
マトリックスで、スクリーン角度を0°に、各微画素を
4段階の多値表示で、合計49階調の表示を行なったが、
他のマトリックスサイズ、他のスクリーン角度、他の段
階の多値表示を用いてもよい。その場合には、それらの
数に対応したビット数の構成を用いればよい。さらに、
ビット数を8ビットとして、各構成を入手しやすい汎用
のものを用いて、その下位ビットまたは上位ビットのみ
を使用することも当然可能である。さらにまた、画素を
形成する微画素を、正方形、または長方形のマトリック
スとする代わりに、他の形状とすることも可能である。
また、実施例ではモノクロ表示の場合を示したが、カ
ラー表示の各色に適用することも可能である。
また、多値表示を行う微画素として、微画素S32を用
いたが、突出部分を形成する着色微画素以外の微画素で
あれば、微画素S32以外の例えば微画素S33を用いること
も可能である。
C.発明の効果 前述の本発明の画像処理装置における階調表示方法に
よれば、網点を形成する微画素の中で空間周波数が高く
て正確に再現することが困難な突出部分では、多値表示
を行わず、突出部分以外の着色微画素で多値表示を行う
ようにしたので、前記突出部分で多値表示を行う場合に
比較して、安定した画像を再現することができる。した
がって、正確な階調再現ができ、また、粒状性がよくな
るので、画質が向上する。特にカラー表示に適用した場
合に、この効果は顕著である。
【図面の簡単な説明】
第1−A,B,C,D図は本発明による多値表示をパルス変調
によって行うようにした一実施例における第12〜15階調
の網点の形状を示す図、第2図は同実施例を適用したデ
ジタル複写機を示す図、第3図は同実施例の画像処理部
の構成例を示す図、第4−A図は同実施例のX,Yアドレ
スと副微画素の配置関係を示す図、第4−B図は同実施
例のフォントメモリに記憶された網点データとX,Yアド
レスとの関係を示す図、第5図は本発明の多値表示をパ
ワー変調によって行うようにした場合の画像処理部の構
成例を示す図、第6〜10−A,B図は従来例の説明図で、
第6図は画素を構成する微画素の説明図、第7−A,B,C
図は従来の網点形状の説明図、第8−A〜D図は多値表
示の原理を説明するための図、第7−A,B,C図はパワー
変調による多値表示の説明図、第10−A,B図はパルス変
調による多値表示の説明図、である。 P0〜P48…網点、S11〜S44…微画素

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像を微小面積の画素に分割し、その画素
    をさらに微小な面積の微画素(S11〜S44)に分割し、前
    記画素内において着色された前記微画素(S11〜S44)に
    よって網点(P0〜P48)を形成し且つ着色微画素の全微
    画素に対する割合によって階調を表示するとともに、前
    記網点は常に接続した1固まりの着色微画素から形成さ
    れ前記着色微画素の1つを多値表示することにより、表
    示できる階調数を増加するようにした画像出力装置にお
    ける階調表示方法において、 前記多値表示する着色微画素は、前記網点(P13〜P14)
    の突出部分を形成する着色微画素(S13)以外の着色微
    画素(S32)であることを特徴とする階調表示方法。
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