JP2712236B2 - 画像出力装置における階調表示方法 - Google Patents

画像出力装置における階調表示方法

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JP2712236B2 JP63043102A JP4310288A JP2712236B2 JP 2712236 B2 JP2712236 B2 JP 2712236B2 JP 63043102 A JP63043102 A JP 63043102A JP 4310288 A JP4310288 A JP 4310288A JP 2712236 B2 JP2712236 B2 JP 2712236B2
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    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/40Picture signal circuits
    • H04N1/405Halftoning, i.e. converting the picture signal of a continuous-tone original into a corresponding signal showing only two levels
    • H04N1/4055Halftoning, i.e. converting the picture signal of a continuous-tone original into a corresponding signal showing only two levels producing a clustered dots or a size modulated halftone pattern

Description

【発明の詳細な説明】 A.発明の目的 (1)産業上の利用分野 本発明は画像出力装置における階調表示方法に関し、
特に、再現する画像を微小面積の画素に分割し、その画
素をさらに微小な面積の微画素に分割し、前記画素内に
おいて網点を形成する着色微画素の全微画素に対する割
合によって階調を表示するようにした階調表示方法に関
する。
(2)従来の技術 従来、印刷機、プリンタまたはデジタル式複写機等の
画像出力装置において、階調をもった画像を作成する
際、擬似的に階調を表示する方法が採用されている。
前記擬似的な階調表示方法では、階調は、画像を微小
な単位画素に分割し、その単位画素における微小要素
(たとえば、点または線)の占める面積の大小により、
濃淡を連続調に類似させて表示される。
そして、前記単位画素内の微小要素として、規則正し
く配列された大小の網点を用いる方法が多く採用されて
いる。
前記網点を用いる方法として、濃度パターン法(すな
わち、面積階調法)が知られている。この濃度パターン
法は、原画の1画素に対応する表示側(画像出力装置
側)の1画素を複数の微画素に分割し、その微画素の中
から画素の階調に対応する所定数の微画素を選択し、そ
の選択した微画素を所定の色(たとえば、黒色)に着色
して表示する方法である。この方法では、前記階調に対
応する所定数の着色微画素から網点が形成される。
前記濃度パターン法では、前記表示側の1画素を形成
する微画素数に応じた段階の階調表示を行うことができ
る。
たとえば第6図に示すように、前記1画素を形成する
微画素Sの数を、4×4=16とし、各微画素Sで2値表
示を行うとすれば、前記1画素は全部で(4×4)+1
=17の階調数で再現することができる。すなわち、各微
画素Sが全て白色のときを第0階調、16個の微画素Sの
中の1個だけが着色したときを第1階調、16個の微画素
Sの中の2個だけが着色したときを第2階調、…、16個
の微画素Sの中の16個全てが着色したときを第16階調、
とすることにより、前記画素を合計17の階調数で表示す
ることができる。
一般に前記1画素を形成する微画素数をm個とすれ
ば、表現できる階調数はm+1となる。
前述のように、1画素を形成する複数の微画素の中の
着色された微画素から網点が形成され、網点を形成する
着色微画素数によって階調が決定される。また、着色す
る微画素の選択の仕方によって着色微画素数が同じでも
網点の形状が異なってくる。そして、網点の形状により
表示される画像の品質に差が生じる。
したがって、網点の形状をどのように設定するかは重
要な問題であり、従来から種々提案されている。そして
現在、網点の形状の設定方法は大きく分けて2通り存在
する。
第1の方法は、フォント型のスクリーンジェネレータ
を使用する方法であり、着色微画素によって形成される
網点の形状を各階調レベルに対応して適切に設定してお
き、各階調レベルでは前記設定された形状の網点を形成
するように微画素を着色する方法である。この第1の方
法は、網点形状を各階調レベル毎に独立に設定すること
ができるので、最適の網点形状を生成することができ
る。しかしながら、各階調レベルに対応した網点形状を
記憶するためのメモルを必要とするため、1画素を形成
する微画素数に階調数を乗じた数のデータを保持しなけ
ればならず、大きなメモリ容量が必要になる。
第2の方法は、閾値型のスクリーンジェネレータを使
用する方法であり、1画素を形成する複数の微画素の全
部に着色する順位を付けて、第1階調レベルでは第1順
位の微画素を着色し、第2階調レベルでは第1順位およ
び第2順位の微画素を着色し、…、最終の階調レベルで
は第1順位から最終順位までの全微画素を着色する、と
いう方法である。この第2の方法は、1画素を形成する
微画素の数に対応する閾値データを保持しておくだけ
で、全ての階調レベルに対応する網点のパターンを生成
することができるので、小さいメモリ容量で済ますこと
ができるという長所を備えているが、網点形状を階調レ
ベル毎に独立に設定することができないので、最適の網
点形状を設定することが困難であるという問題点を含ん
でいる。
前記第1および第2のいずれの方法においても、各階
調でどの微画素を着色するかによって、網点形状が異な
るので、表示される画像の品質に差が生じる。
そこで、前記1画素を構成する微画素の中で各階調に
おいてどの微画素を着色するかについては、従来から種
々提案されている。
そして着色微画素の定め方としては、たとえば、「画
像処理ハンドブック」(画像処理ハンドブック編集委員
会編、株式会社昭晃堂、昭和62年6月8日発行、75〜76
頁)に記載されたものが知られている。そこには、第7
−A図に示す渦巻形、第7−B図に示すベイヤー(Baye
r)形または第7−C図に示す網点形、等の着色微画素
の定め方が記載されている。なお、この第7図におい
て、1つの画素が複数の微画素S1〜S16から構成されて
おり、各微画素S1〜S16の添字1〜16は微画素を着色し
ていく順序を示している。
ところで、普通、網点を構成する微画素の大きさが画
像出力装置の解像限界に近く設定されているため、網点
を形成する着色微画素数が1個であったり、網点を形成
する1固まりの着色微画素に微画素1個分の小さな突出
部分が在ったりすると、正確に再現することが容易でな
い。したがって、前記第7−B図に示す(Bayer)形ま
たは第7−C図に示す網点形のように多数の微小な着色
微画素がバラバラに配置される場合には、画像の再現性
が不安定で、画質が劣化し易いという難点が在る。この
ような難点は、前記第7−A図に示す渦巻形のように1
固まりの着色微画素から網点を形成すると、着色微画素
数が増加してその着色微画素の固まりが大きくなるにつ
れて多少緩和される。
(3)発明が解決しようとする課題 しかしながら、前記第7−A図に示す渦巻形において
第5,7,10および13階調を表示する際、微画素S5,S7,S
10およびS13によって、網点に面積の小さな突出部分が
形成される。そして、この微画素1個分の突出部分も画
像の再現性が不安定で、画質が劣化し易いという問題点
を含んでいる。
このような問題点は次の理由によって生じるものと考
えられる。すなわち、微小な着色部分および着色部分か
らの微小な突出部分等が画像として再現するために高い
解像度が必要であり、このような部分は通常の画像出力
装置においてその再現が不安定であり、画像の着色面積
を所定の値に保って再現するのが困難である。
したがって、網点を1微画素の突出部分の多い形にす
ると画質が劣化し易く、いわゆる粒状性の悪いがさつい
た画像になり易いので、正確な階調再現が困難になる。
ところで、画像の再現の仕方が異なる種々の画像出力
装置においては、網点の微小な突出部分を再現する際、
画像出力装置の種類によっては、微小な突出部分が安定
して再現できる方向が異なっている。たとえば、電子写
真では走査方向よりもプロセス方向(感光体が機械的に
移動する方向)に対する現像のほうが安定して行えると
いう特性を持っている。
そこで、網点の微小な突出部分を常に安定して再現で
きる方向に形成すればよいのであるが、前記第2の方法
すなわち閾値型のスクリーンジェネレータを使用する方
法では、階調レベルのどこかで安定して再現できにくい
方向に微小な突出部分を形成せざるを得ないという事情
がある。
また、網点形状を±90°または180°の回転に対して
対称でない形にすると、テクスチャと呼ばれる不自然な
模様が再現画像上に現れ易くなる。
前記粒状性と前記テクスチャとは完全に相反する特性
ではないが、一方の特性のみに着目して網点形状を決定
すると、他方の特性が著しく劣ることが生じる。
このような理由から、各階調に応じて任意の網点形状
を設定することができない前記第2の方法では、粒状性
が良くしかもテクスチャの生じない網点形状を得ること
が困難である。
本発明は前述の事情に鑑みてなされたもので、前記第
1の方法すなわち着色微画素によって形成される網点形
状を各階調レベルに対応して設定しておく方法におい
て、各階調レベルにいて網点を形成する着色微画素の定
め方(選択方法)を工夫することにより、各レベルの階
調を正確に再現することのできる網点のパターンを発生
させて、各階調レベルをできるだけ安定して再現し、画
質を向上させることを課題とする。
B.発明の構成 (1)課題を解決するための手段 (本発明) 前記課題を解決するために、本発明の画像出力装置に
おける階調表示方法は、画像を微小面積の画素に分割
し、その画素をさらに微小な面積の微画素(S11〜S66)
に分割し、前記画素内において着色された前記微画素に
よって網点(P0〜P36)を形成し且つ着色微画素の全微
画素に対する割合によって階調を表示するとともに、前
記網点(P0〜P36)は常に接続した1固まりの微画素か
ら形成され且つ前記着色微画素が各階調に対応して定め
られている画像出力装置における階調表示方法におい
て、 前記網点(P0〜P36)を形成する1固まりの着色微画
素は、網点(P0〜P36)の周囲長を二乗した値に対する
面積の値の比によって定義される形状係数が最大となる
ように選択され、且つ前記形状係数が最大となる網点
(P0〜P36)の形状が複数存在するときは、網点(P0〜P
36)の外接円の半径が最も小さくなるように着色微画素
を定めるようにしたことを特徴とする。
(本発明の実施の形態1) さらに、本発明の階調表示方法の実施の形態1は前記
本発明において、前記網点(P0〜P36)に1個の着色微
画素によって形成された突出部分がある場合には、その
突出部分を形成する着色微画素が突出部分を安定して再
現し易い方向に配設されることを特徴とする。
(本発明の実施の形態2) さらにまた、本発明の階調表示方法の実施の形態2は前
記本発明または本発明の実施の形態1において、前記網
点(P0〜P36)が、前記着色微画素の全微画素に対する
割合によって定義される面積率AがA>0.5のときは、
面積率(1−A)の網点(P17〜P0)の着色微画素と無
着色微画素とを反転させて形成されることを特徴とす
る。
(2)作用 (本発明の作用) 前述の構成を備えた本発明の画像出力装置における階
調表示方法は、網点(P0〜P36)を形成する1固まりの
着色微画素を、網点(P0〜P36)の周囲長さを二乗した
値に対す面積の値の比によって定義される形状係数が最
大となるように選択されているので、網点(P0〜P36)
の形状が正方形またはそれに近いものに設定される。そ
のため、粒状性が良くなるとともに、テクスチャも生じ
にくい。
また、前記形状係数が最大となる網点の形状が複数存
在するときは、網点の外接円の半径が最も小さくなるよ
うに着色微画素を定めるようにしているので、網点(P0
〜P36)の形状がさらに正方形またはそれに近いものに
設定される。そのため、さらに、粒状性が良くなるとと
もに、テクスチャも生じにくい。
(本発明の実施の形態1の作用) また前述の構成を備えた本発明の画像出力装置におけ
る階調表示方法の実施の形態1は、前記網点に1個の着
色微画素によって形成された突出部分がある場合には、
その突出部分を形成する着色微画素が突出部分を安定し
て再現し易い方向に配設されるので、画像の再現性が向
上する。
(本発明の実施の形態2の作用) また、前述の構成を備えた本発明の画像出力装置にお
ける階調表示方法の実施の形態2は、前記網点が、前記
着色微画素の全微画素に対する割合によって定義される
面積率AがA>0.5のときには、面積率(1−A)の網
点の着色微画素と無着色微画素とを反転させて形成され
る。そのため、面積率AがA>0.5の網点の形状は、面
積率AがA<0.5の網点の形状により決定されるので、
別途に記憶しておく必要がない。
(3)実施例 以下、図面にもとずいて本発明による画像出力装置に
おける階調表示方法の一実施例について説明する。
第2図は本発明を適用したデジタル複写機Fの全体説
明図である。デジタル複写機Fは、機械本体部F1とこの
機械本体部F1の上面にヒンジ連結されたカバーF2とから
構成されている。
前記機械本体部F1は、その上面に透明ガラスから構成
されたプラテン(原稿置き台)1を備えている。このプ
ラテン1の下方には、露光用光学系2が配設されてい
る。この露光用光学系2は、移動可能なランプユニット
3を有しており、このランプユニット3は、原稿照明用
のランプ4と第1ミラー5とが一体化されて構成されて
いる。また、前記露光用光学系2は、前記ランプユニッ
ト3の移動速度の1/2の速度で移動する移動ミラーユニ
ット6を有している、この移動ミラーユニット6は、第
2ミラー7および第3ミラー8から構成されている。ま
た、前記露光用光学系2は、レンズ9、第4ミラー10等
をも有している。そして、前記ランプユニット3が原稿
に対して平行に前後方向に移動し、前記移動ミラーユニ
ット6が前記ランプユニット3の移動速度の1/2の速度
で1/2の距離だけ移動すると、原稿とレンズ9との間の
距離は一定に保たれるので、その間、前記ランプ4によ
って照明された原稿の反射光は、前記露光用光学系2を
通って画像読取部11に収束されるように構成されてい
る。画像読取部11では、前記原稿の各画素における反射
光量を電気信号に変換する。この電気信号は濃度データ
とし画像処理部12に送信される。画像処理部12では、濃
度データを網点の面積率に変換するとともに、後述のレ
ーザスキャナ13でラスタ画像として出力できるように各
走査線毎の2値のシリアリデータとして変換する。この
シリアルデータにしたがってレーザスキャナ13から出射
されるレーザ光14がオンまたはオフされることにより画
像がドラム上の感光体15に書き込まれる。
前記感光体15の周囲には、その感光体15の回転方向に
沿って帯電用チャージャ16、現像ユニット17、転写用チ
ャージャ18およびクリーナユニット19等が配設されてい
る。また、前記機械本体部F1には、転写用紙収納トレイ
20と、この転写用紙収納トレイ20内の転写用紙を前記感
光体15と前記転写用チャージャ18との間に供給する給紙
機構21が配設されるとともに、前記感光体15と前記転写
用チャージャ18との間を通過して転写の終了した転写終
了紙を感光体15から剥離させて搬送する搬送機構22も配
設されている。さらに、機械本体部F1には、前記搬送機
構22によって搬送された転写終了紙を定着する定着ユニ
ット23と、この定着ユニット23から排出された転写終了
紙を受け取る排紙トレイ24が配設されている。
次に、前記画像処理部12の構成を詳細に説明する。
画像処理部12は、1画素が第4−A図に示すような6
×6のマトリックスを形成する微画素S11〜S66から形成
されるとともに、第1−A、B図に示すような階調表示
を行なえるように構成されている。なお、第1図の画素
は、符号S11〜S66が記載されていないが、第4−A図の
画素と同様の微画素S11〜S66から形成されている。
前記第1図は、本実施例の網点の形状を示す図で、斜
線部分が着色画素を表している。そして、網点P0が第0
階調、網点P1が第1階調、……網点P36が第36階調の網
点の形状である。
また、第4−B図は、後述のX、Yアドレスの値とそ
の値により特定される微画素との関係を示す図であり、
第4−C、D図は、X,Yアドレスの値および網点P0〜P36
を特定する後述の画像データBと、画像処理部12の出力
信号の関係を示す図で、「1」のとき着色微画素に、
「0」のとき無着色微画素に対応している。
ただし、この実施例では、第4−C図に示した網点P0
〜P18のデータのみが後述のフオントメモリ123に記載さ
れており、第4−D図に示す網点P19〜P36のデータは前
記P17〜P0のデータの「1」、「0」を反転して作成す
るようち構成されている。その構成については後述す
る。
前記画像読取部11はCCD等のセンサにより構成されて
おり、そのアナログ出力信号はアナログ−デジタル変換
され、画像データBとして第3図に示す画像処理部12の
ラインバッファ121に記憶される。この画像データB
は、36階調の表示を行うので「000000」〜「100100」の
6ビットのデータであり、この値に応じて網点P0〜P36
が特定される。ラインバッファ121はシフトレジスタ等
により構成されており、1ライン分の画像データBを記
憶している。そして、画素が微画素S11〜S66を要素とす
る6×6のマトリックスで形成されているので、1ライ
ンの画素を出力する間に各データは6回読みだされる。
このラインバッファ121はコントローラ122により、その
読出し、書込みが制御される。コントローラ122はカウ
ンタ等で構成されており、前記レーザ光14(第2図参
照)が各微画素S11〜S66を走査するタイミングと同期し
たXクロック信号、レーザ光が各画素を走査する毎に発
生するXリセット信号、前記感光体15(第2図参照)が
1微画素分回転する毎に発生するYクロック信号、6微
画素分回転する毎に発生するYリセット信号、により動
作する。そして、それらの信号に応じてX、Yアドレス
信号が、それぞれ「000」〜「101」の値となり、6×6
のマトリックスのどの微画素であるかが特定される。フ
オントメモリ123は、ROM等の記憶素子で構成されてい
る。比較器124は、前記画像データBとレジスタ125に記
憶されたデータRとを比較して、R<Bのとき「1」を
出力する。レジスタ125には、着色微画素の全微画素に
対する割合によって定義される面積率AがA=0.5のと
きの網点P18を特定する画像データBの値「010010」が
記憶されている。演算部126は、前記比較器124が「1」
を出力したとき、画像データBの最大値から入力された
画像データBの値を引いた値を出力し、それ以外のとき
はそのまま出力する。そして、前記X,Yアドレスおよび
画像データBをアドレスとしてフオントメモリ123をア
クセスしたとき読出されるデータは、反転部127で、前
記比較器124が「1」を出力したとき、「0」と「1」
が反転され、それ以外のときはそのまま出力される。そ
して、このデータを前記レーザスキャナ13に入力され、
レーザスキャナ13は、入力信号が「1」のときレーザ光
14をオフ、「0」のときオンとするように構成されてい
る。
次に前述の構成を備えた本発明の実施例の作用を、主
として第1図および第4図により説明する。
前記画像データBが「000000」のとき、第4−C図に
示すように、フオントメモリ123には全て「0」の値が
記憶されている。そのため、画像出力部12の出力信号
は、全微画素S11〜S66(第4−A,B図参照)が走査され
る間、「0」のままである。したがって、全微画素S11
〜S66にレーザ光14が照射されるので、出力される網点
の形状は、第1−A図に示す網点P0となる。
次に、画像データBが「000001」のとき、第4−C図
に示すように「1」の値が記憶されているのは、X,Yア
ドレスの値がそれぞれ「010」,「010」のときである。
そのため、画像出力部12の出力信号は、微画素S33が走
査されるとき「1」で、それ以外は「0」である。した
がって、微画素S33を除く全微画素にレーザ光14が照射
されるので、出力される網点の形状は、第1−A図に示
す網点P1となる。
そして、同様にして、画像データBの値が「00001
0」、「000011」、……、「010010」のとき、出力され
る網点の形状は、第1−A図に示すP2,P3……P18とな
る。
次に、画像データBが第19階調を示す値「010011」に
なると、前記比較器124の出力が「1」となり、演算部1
26および反転部127が動作する。そのため、フオントメ
モリ123には第19階調の画像データBの値「010011」の
かわりに、第36階調の画像データ(100100)から第19階
調の画像データ(010011)を引算した値すなわち、(100
100)2−(010011)2=(010001)2がアドレスとして入力さ
れる。すなわち、フオントメモリ123にアドレスとして
入力される信号は、第17階調の画像データBの値「0100
01」と同じ信号となる。したがって、前記第17階調のデ
ータがフォントメモリ123から出力され、そのデータの
「0」と「1」は反転部127により反転される。そのた
め、画像出力部12の出力信号は、第4−D図において画
像データBの値が「010011」のときのものとなり、出力
される網点の形状は第1−B図に示すP19となる。
そして、同様にして画像データBの値が「010100」、
「010101」、……、「100100」のとき、出力される網点
の形状は、第1−B図に示すP20,P21……,P36とな
る。
したがって、前記フオントメモリ123に記憶しておく
データを第4−C図に示すものとすることにより、画像
データBの値に対応して第1−A,B図に示す網点P0〜P36
が出力され、37段階の表示が行われる。
このとき、前記フオントメモリ12に記憶されているデ
ータは、網点を形成する1固まりの着色微画素を、網点
の周囲長を二乗した値に対する面積の比によって定義さ
れる形状係数が最大となるように選択し、さらに形状係
数が最大となる網点の形状が複数存在するときは、網点
の外接円の半径が最も小さくなるように着色微小画素を
定めるようにしている。そのため、網点の形状が正方形
またはそれに近いものに設定されるので、粒状性が良く
なるとともにテクスチャを生じにくい。また、前記網点
に1個の着色微画素によって形成される突出部分がある
場合は、その突出部分を形成する微画素をプロセス方向
に配設するようにしている。そのため、突出部分を形成
する着色微画素が安定して再現し易い方向に配設される
ので、画像の再現性が向上する。さらに、前記網点は、
前記着色微画素の全画素に対する割合によって定義され
る面積率AがA>0.5のときは、面積率(1−A)の網
点の着色微画素と無着色微画素とを反転させて形成する
ので、網点P19〜P36はそれぞれ網点P17〜P0のデータか
ら形成できる。そのため、前記フオントメモリ123に
は、網点P0〜P17およびP18のデータを記憶するだけでよ
いので、大容量を必要とするフオントメモリの容量を略
半分にできる。
以上、本発明の実施例を詳述したが、本発明は、前記
実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記
載された本発明を逸脱することなく、種々の設計変更を
行うことが可能である。
たとえば、フオントメモリ123′に網点P19〜P36に対
応するデータ(第4−D図参照)も記憶させ、第5図に
示すように、前記大3図に示した比較器124、レジスタ1
25、演算部126、反転部127を省略することもできる。こ
の場合は、網点P19〜P36は網点P0〜P18と同様の作用に
より表示される。
また、実施例では、各画素を、微画素を要素とする6
×6のスクリーン角度0°のマトリックスで形成し、37
階調の表示を行う場合を示したが、他のマトリックスサ
イズ、他のスクリーン角度、他の階調数の表示を行うこ
ともできる。その場合には、それらの数に対応したビッ
ト数の構成を用いればよい。さらに、ビット数を8ビッ
トとして、各構成を入手し易い汎用のものを用いて、そ
の下位または上位の必要なビット数を使用することも可
能である。さらにまた、画素を形成する微画素を、正方
形または長方形のマトリックスとする代わりに他の形状
とすることも可能である。
そして、前記実施例では、モノクロ表示の場合を示し
たが、カラー表示の各色に適用することも可能であり、
また、デジタル複写機に適用したものを示したが、プリ
ンタに適用することも可能である。さらに、他の画像出
力装置であっても、網点により階調表示が可能な画像出
力装置であれば、本発明を適用することが可能である。
C.発明の効果 前述の構成を備えた本発明の画像表示装置における階
調表示方法によれば、網点を形成する1固まりの着色微
画素を網点の周囲長を二乗した値に対する面積の比によ
って定義される形状係数が最大となるように選択されて
いるので、網点の形状が正方形またはそれに近いものに
設定される。したがって、粒状性が良くなるとともに、
テクスチャも生じにくいので、画質が向上する。
また、本発明の画像出力装置における階調表示方法
は、前記形状係数が最大となる網点の形状が複数存在す
るときは、網点の外接円の半径が最も小さくなるように
着色微小画素を定めるようにしているので、網点の形状
がさらに正方形またはそれに近いものに設定される。そ
のため、さらに粒状性が良くなるとともに、テクスチャ
も生じにくい。
【図面の簡単な説明】
第1−A、B図は本発明による階調表示方法の一実施例
の網点形状の説明図、第2図は本発明を適用したデジタ
ル複写機の全体説明図、第3図はその画像処理部の構成
を示す図、第4−A図は画素を形成する微画素の配置を
示す図、第4−B図はX、Yアドレスとの値によって特
定される微画素との関係を示す図、第4−C図はX、Y
アドレスの値および第0〜18階調に対応する画像データ
との値と画像処理部の出力信号との関係を示すとともに
フオントメモリに記憶されるデータを示す図、第4−D
図は、X、Yアドレスの値と第19〜36階調に対応する画
像データと画像処理部の出力信号との関係を示す図、第
5図は画像処理部の構成の他の例を示す図、第6,7−A
〜C図は従来例を説明するための図、である。 P0〜P36…網点、S11〜S66…微画素

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像を微小面積の画素に分割し、その画素
    をさらに微小な面積の微画素に分割し、前記画素内にお
    いて着色された前記微画素によって網点を形成し且つ着
    色微画素の全微画素に対する割合によって階調を表示す
    るとともに、前記網点は常に接続した1固まりの微画素
    から形成され且つ前記着色微画素が各階調に対応して定
    められている画像出力装置における階調表示方法におい
    て、 前記網点を形成する1固まりの着色微画素は、網点の周
    囲長を二乗した値に対する面積の値の比によって定義さ
    れる形状係数が最大となるように選択され、且つ前記形
    状係数が最大となる網点の形状が複数存在するときは、
    網点の外接円の半径が最も小さくなるように着色微画素
    を定めるようにしたことを特徴とする階調表示方法。
  2. 【請求項2】前記網点に1個の着色微画素によって形成
    された突出部分がある場合には、その突出部分を形成す
    る着色微画素が突出部分を安定して再現し易い方向に配
    設される特許請求の範囲第1項に記載の階調表示方法。
  3. 【請求項3】前記網点が、前記着色微画素の全微画素に
    対する割合によって定義される面積率AがA>0.5のと
    きは、面積率(1−A)の網点の着色微画素と無着色微
    画素とを反転させて形成される特許請求の範囲第1項ま
    たは第2項に記載の階調表示方法。
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JPS6123467A (ja) * 1984-07-11 1986-01-31 Olympus Optical Co Ltd 面積階調方法

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