JP2727302B2 - 印刷装置 - Google Patents

印刷装置

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JP2727302B2
JP2727302B2 JP6339475A JP33947594A JP2727302B2 JP 2727302 B2 JP2727302 B2 JP 2727302B2 JP 6339475 A JP6339475 A JP 6339475A JP 33947594 A JP33947594 A JP 33947594A JP 2727302 B2 JP2727302 B2 JP 2727302B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は印刷機ロール洗浄装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】印刷機では、ファンテンロールの周面に
ブレードを当接させてインキ壺を形成し、そこに多量の
インキを投入しており、インキの切替時には印刷機の回
転を止め、インキ壺に残存するインキをヘラで取り出
し、インキ壺に付着しているインキを拭き取り、ファン
テンロールその他のロールを手動回転しつつ、洗浄液
(溶剤)をタップリ滲み込ませたウエスによってロール
の周面を洗浄している。このインキ切替時の作業は手作
業によるものであるから非能率であり、手動回転して行
うロールの拭取作業においては指先がウエスと共にロー
ルの間に食い込まれる危険があり、排出させてなおイン
キ壺の表面に付着しているインキはそのままロスにな
り、また、インキの切替は頻繁に行われるものであるか
ら作業員の手は付着したインキによって洗い落とせない
程汚染されることになる。そこで本発明者は、インキ切
替時の作業を自動化して、きつく汚く危険な作業から作
業員を解放するため、ファンテンロールへとインキを吐
出するインキ吐出ノズルとインキ練りロールへと洗浄液
を吐出する洗浄液吐出ノズルを印刷機に取り付け、イン
キ切替時にはインキ吐出ノズルを停止させ、洗浄液吐出
ノズルから洗浄液を吐出して印刷機全体に循環させ、短
時間に自動的に印刷機ロールを洗浄する自動洗浄装置付
き印刷機を発明し、特願平6−143542および特開
平6−198225に開示している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この自動洗浄装置付き
印刷機では、インキ切替時にロール周面に塗着している
残インキの掻き取り除去と、汚れた洗浄液の掻き取り除
去のために、何れかのロールにドクターを当接する必要
がある。そのようなドクターは、インキ切替時にだけ使
用するものであるから、ロール着脱自在に取り付けら
れ、その際回転中のロールとの衝撃をなくし、ロール周
面を疵付けないようにするために、ドクターにはエッヂ
がゴム製のものが使用される。しかし、ゴム製エッヂは
摩耗し易く、ロール周面とエッヂの間に隙間が出来て残
インキや洗浄排液の回収が不十分になり、また、エッヂ
の摩耗斑による凹凸がロール周面に転写されてロール周
面の円周方向に線状の接触跡が出来易い。
【0004】
【発明の目的】そこで本発明は、金属ドクターを使用
し、ロール周面を疵付けることなく、インキ切替時の残
インキや洗浄排液を効率よく回収することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る印刷機ロー
ル洗浄装置21は、印刷機に回転可能に固定される固定
ロール13と、その固定ロール13に向けて往復駆動さ
れる移動ロール14と、その移動ロール14の周面にエ
ッヂ15がセットされて移動ロール14と共に往復駆動
されるドクター16を具備し、固定ロール13と移動ロ
ール14とのコロガリ接触状態において直接または遊び
車を介してコロガリ接触する摩擦車17・18が固定ロ
ールの支軸19と移動ロールの支軸20にそれぞれ装着
されていることを特徴とするものである。
【0006】本発明に係る印刷機は、フアンテンロール
11に向けて往復駆動されるドクターロール41を設
け、それらのフアンテンロール11とドクターロール4
1の間をインキ溜部とし、そのインキ溜部の上側にイン
キ吐出開口部42をロール11・41に平行にカートリ
ッジ式インキ壺43を配置してインキ供給元とし、フア
ンテンロール11とドクターロール41に、それぞれド
クター44・45を引き離し自在に付設すると共に、そ
れらのロールに吐出口を向けて洗浄液吐出ノズル24を
付設し、印刷機本体フレームに回転可能に取り付けられ
ておりインキ供給元から版胴39に至るインキの転送経
路においてコロガリ接触する何れかの固定ロール13に
向けて往復駆動されるドクター16が取り付けられた移
動ロール14を設け、その固定ロールの支軸19と移動
ロールの支軸20に、それらの固定ロール13と移動ロ
ール14とのコロガリ接触状態において直接または遊び
車を介してコロガリ接触する摩擦車17・18を取り付
けたことを特徴とするものである。
【0007】また、本発明に係る印刷機は、開閉ロール
50や蓋板61によって開閉されるインキ吐出開口部5
1を下側に有するカートリッジ式インキ壺52を、その
開閉ロール50をフアンテンロール11に向けて設けて
インキ供給元を構成し、フアンテンロール11にドクタ
ー44を引き離し自在に付設すると共に、フアンテンロ
ール11に吐出口を向けて洗浄液吐出ノズル24を付設
し、印刷機本体フレームに回転可能に取り付けられてお
りインキ供給元から版胴39に至るインキの転送経路に
おいてコロガリ接触する何れかの固定ロール13に向け
て往復駆動されるドクター16が取り付けられた移動ロ
ール14を設け、その固定ロールの支軸19と移動ロー
ルの支軸20に、それらの固定ロール13と移動ロール
14とのコロガリ接触状態において直接または遊び車を
介してコロガリ接触する摩擦車17・18を取り付けた
ことを特徴とするものである。
【0008】移動ロール14は、それが固定ロール13
に向けて移動し、固定ロール13にコロガリ接触して回
転するものであるから、その際に直接コロガリ接触する
両者の摩擦車17・18の外径は、移動ロール14およ
び固定ロール13の外径と同じになる。しかし、印刷機
の設計の都合上摩擦車17・18の外径を移動ロール1
4や固定ロール13の外径よりも小さくせざるを得ない
場合もあり、そのような場合に遊び車が使用される。そ
の場合、移動ロール14と固定ロール13はコロガリ接
触し、両者の回転方向は逆になるので、その移動ロール
14と固定ロール13との間に使用される遊び車の数は
偶数個になる。遊び車は、固定ロール13を軸支するフ
レーム(図示せず)や移動ロール14を軸支するフレー
ム29に取り付けられる。回転中の固定ロール13に移
動ロール14をコロガリ接触させる場合の衝撃を緩和
し、両摩擦車間17・18の滑りをなくして固定ロール
13から移動ロール14へと回転が確実に伝わるように
するために、摩擦車17・18の周面をゴム弾性を有す
る樹脂組成物によって構成しておくとよい。また、移動
ロール14には金属ロールを使用し、ドクター16には
エッヂ15が金属製の金属ドクターを使用するとよい。
【0009】本発明に係るカートリッジ式インキ壺52
は、上記の通り、印刷機のフアンテンロール11に向け
てインキ53を吐出するインキ吐出開口部42・51が
インキ貯蔵ボックスの底部に真っ直ぐに形成されてお
り、そのインキ吐出開口部42・51を開閉する開閉ロ
ール50や蓋板61などのゲート部材を具備する。
【0010】
【第1実施例】以下、図示する実施例により本発明を説
明する。図1は、本発明に係る印刷機ロール洗浄装置2
1の斜視図であり、固定ロール13はベアリング22を
介して印刷機本体フレーム(図示せず)に取り付けられ
るようになっている。移動ロール14は、エアーシリン
ダー26によって固定ロール13に向けて往復駆動され
るようになっている。25は、移動ロール14を固定ロ
ール13に向けて案内するガイドレールである。
【0011】即ち、移動ロール14は、ガイトルール2
5の上を固定ロール13に向けて往復駆動される排液回
収容器28のフレーム29にベアリング25を介して回
転自在に取り付けられている。ドクター16は、エッヂ
15を移動ロール14の周面に圧着した状態で排液回収
容器28のフレーム29に取り付けられている。
【0012】図2は、図1に図示する印刷機ロール洗浄
装置21を印刷機本体に取り付けた状態を図示するもの
であり、固定ロール13はインキ練りロールを構成して
いる。11はファンテンロールであり、31と32はイ
ンキ練りロールである。33は、ファンテンロールの周
面からインキ練りロール12へとインキを呼び出す呼び
出しロールであり、揺動アーム34に軸支されてファン
テンロール11とインキ練りロール12の間を往復する
ようになっている。35と36と37と38はインキフ
オームロールである。39は版胴である。
【0013】インキ壺23は、従来の印刷機と同様に、
ファンテンロール11にドクターを取り付けて形成され
ており、印刷時にインキは、ファンテンロール11から
呼び出しロール33と練りロール12を介して固定ロー
ル13に転送され、固定ロール13から2本の練りール
31と32を介してインキフオームロール35・36・
37・38へと分配され、そこから版胴39に供給され
る。
【0014】24は、洗浄液吐出ノズルであり、レール
40に沿って印刷機の幅方向に往復駆動されるようにな
っており、インキ切替時に、移動ロール14がエアーシ
リンダー26に押し出されて固定ロール13とコロガリ
接触し、そのとき洗浄液吐出ノズル24から洗浄液がイ
ンキ練りロール12へと供給され、そこから印刷機の全
ロールへと転送され、印刷機ロールの洗浄が始まる。
【0015】その印刷機ロール洗浄時に、固定ロール1
3から移動ロール14へと転送された洗浄液は、排液と
してドクター16に掻きとられて排液回収容器28に回
収される。すると固定ロール13から再び洗浄液が移動
ロール14へと転送され、そのようにして洗浄液吐出ノ
ズル24から供給された洗浄液は印刷機の全ロールを循
環して移動ロール14へと転送され、ドクター16によ
って排液回収容器28へと次々と回収される。
【0016】
【第2実施例】図3は、本発明の実施例に係る印刷機を
図示するものであり、インキ壺43は、インキ53を吐
出するインキ吐出開口部42がインキ貯蔵ボックスの底
部に真っ直ぐに形成され取替自在なカートリッジによっ
て構成されている。印刷機ロール洗浄装置21はインキ
練りロール13を固定ロールとして構成されている。
【0017】フアンテンロール11にはドクターロール
41が向かい合わせに配置されており、それらのロール
の間がインキ溜部となっている。インキ供給元は、印刷
機の幅方向に真っ直ぐに続くインキ吐出開口部42を下
側に有するカートリッジ式インキ壺43を、そのインキ
吐出開口部42をロール11・41に平行に向けてイン
キ溜部の上側に取替自在に設置して構成されている。5
3は、インキである。61は、インキ吐出開口部42を
開閉する蓋板であり、インキ貯蔵ボックスにピン接合さ
れて揺動回転し、インキ吐出開口部42の隙間を自動調
整可能するようになっている。
【0018】ドクターロール41は、アーム46に支持
され、サーボモーターによってフアンテンロール11へ
と往復駆動され、フアンテンロール周面11のインキの
付着量に応じてドクターロール41とフアンテンロール
11の間のゲージ47が自動調整されるようになってい
る。尚、ドクターロール41は、印刷中は回転せず、イ
ンキ切替時にフアンテンロール11から引き離された状
態において回転駆動されるようになっている。
【0019】フアンテンロール11とドクターロール4
1の下側には、それぞれドクター44・45を引き離し
自在に設けられ、それらのロール11・41の上側に
は、それぞれ洗浄液吐出ノズル24が設けられている。
ドクター44・45は、揺動回転する支軸に取り付けら
れており、インキ切替時にフアンテンロール11とドク
ターロール41に圧着されるようになっている。60
は、ドクター44・45によって掻き取られた残インキ
や洗浄液の排液を受ける受け皿である。
【0020】呼び出しロール33には、分割された数個
の小幅ロール48が矩形断面のレール49に支持され、
そのレール49の内蔵するエアーシリンダー54に駆動
されてフアンテンロール11とインキ練りロール12の
間を個別に往復移動する分割ロールが使用されている。
【0021】この分割ロール33は、図4に図示するよ
うに、その各小幅ロール48がベアリング55により円
柱形ガイド56に回転自在に支持され、その円柱形ガイ
ド56にはレール49よりも幅の広い角形貫通孔が開け
られており、その角形貫通孔にレール49が嵌合し、そ
の嵌合状態においてレール49の幅方向に遊隙が出来る
ようになっており、レール49は左右側面にエアーシリ
ンダー54とバネ57を内蔵し、そのエアーシリンダー
54によって円柱形ガイド56がレール49の幅方向に
押し出され、バネ57によって押し戻されるようになっ
ており、各小幅ロール48は、円柱形ガイド56と共に
エアーシリンダー54とバネ57によってフアンテンロ
ール11とインキ練りロール12の間で往復駆動される
ようになっており、インキ練りロール12には軸芯方向
におけるインキの消費量に応じてフアンテンロール11
からインキが供給される。58は、各エアーシリンダー
54に気圧を伝えるパイプであり、パイプ48と各エア
ーシリンダー54の間には電磁弁(図示せず)が設けら
れている。
【0022】
【第3実施例】図5は、本発明の他の実施例に係る印刷
機を図示するものであり、印刷機ロール洗浄装置21は
インキ練りロール13を固定ロールとして構成されてい
る。インキ供給元は、開閉ロール50によって開閉され
るインギ吐出開口部51を下側に有するカートリッジ式
インキ壺52によって構成され、開閉ロール50をフア
ンテンロール11に向けて取替自在に設置されている。
図中、41はドクターロールであり、前記第2実施例の
場合と同様に、印刷中は回転せず、インキ切替時にフア
ンテンロール11から引き離された状態において回転駆
動されるようになっている。
【0023】インキ吐出開口部51の両縁には洩れ防止
のシール(パッキン)59が付設されており、取替時に
はインキ吐出開口部51が完全密封される。開閉ロール
50にはゴムロールが使用されている。インキ吐出開口
部51は、開閉ロール50を昇降駆動して開閉されるよ
うになっている。
【0024】フアンテンロール11の下側にはドクター
44が引き離し自在に設けられ、フアンテンロール11
の上側には洗浄液吐出ノズル24が設けられている。ド
クター44は、揺動回転する支軸に取り付けられてお
り、インキ切替時にフアンテンロール11に圧着される
ようになっている。60は、ドクター44によって掻き
取られた残インキや洗浄液の排液を受ける受け皿であ
る。呼び出しロール33には前記第1実施例と同様に通
常の一体型のロールが使用されている。
【0025】
【発明の効果】本発明によると、印刷機ロール洗浄時に
おける残インキや洗浄液の排液回収過程において、固定
ロール13と移動ロール14の周面は残インキや洗浄液
に溶れてスリップし易い状態にあるが、摩擦車17・1
8はインキや洗浄液が付着しないロール13・14の端
部に装着されているので、それらの摩擦車17・18の
間にスリップは生ぜず、従って、固定ロール13の支軸
19の回転は移動ロール14の支軸20に確実に伝わ
る。このため、印刷機ロール洗浄時に移動ロール14の
回転速度が低下して、ドクター16による残インキや洗
浄液の排液の回収効率が低下するようなことは起こらな
い。
【0026】固定ロール13から移動ロール14への回
転の伝達は、コロガリ接触する摩擦車17・1によるた
め、高速回転状態にある回転ロール13へと衝き当てて
移動ロール14をコロガリ接触させても、その際生じる
衝撃によって、それらのロールを始めとする印刷機全体
に無理な外力が作用するようにことは起こらない。
【0027】ドクター16は、印刷時には静止してイン
キの転送経路から離れている移動ロール14に当接させ
ているので、それを移動ロール14に強く圧着させるこ
とが出来、インキ切替時には、その移動ロール14に強
く圧着した状態で残インキや洗浄液を排液を回収するの
で、その回収効率がよい。
【0028】移動ロール14は、印刷中のインキの転送
に全く無関係のものであり、印刷中にはインキの転送経
路から離れて静止しているので、移動ロール14に金属
ロールを使用し、ドクター16にエッヂ15が金属製の
金属ドクターを使用しても、印刷機本体のインキの転送
経路にある印刷機固有のインキ練りロールやフオームロ
ール等のロール30・31・32・35・36・37・
38に損傷が生じたり、ドクターエッヂと移動ロールの
間に摩耗による隙間が出来るようなことはない。それ故
に、移動ロール14に金属ロールを使用し、ドクター1
6に金属ドクターを使用し、ドクター16を移動ロール
14に強く圧着ルを使用して残インキや洗浄液の排液を
短時間に効率よく回収することが出来る。
【0029】そして本発明では、印刷終了時に残インキ
が多量付着したままになるフアンテンロール11やドク
ターロール41にドクター44・45と洗浄液吐出ノズ
ル24を付設したので、インキ切替時の残インキや洗浄
液の排液の回収効率が更に高まる。
【0030】また本発明では、ドクターロール41を駆
動してフアンテンロール11とのゲージ47を自動調整
し、また、蓋板61や開閉ロール50を駆動してインキ
吐出開口部42・51のゲージを自動調整し得るように
したので、印刷終了直前にそれらのゲージを自動調整し
てインキ供給元から版胴39に至るインキの転送経路に
おけるロールへのインキの供給量を抑えて残インキ量を
少なく抑え、そうすることによって更に一層効率的に印
刷機ロールを自動洗浄することが出来るようになる。
【0031】更に本発明では、インキ供給元を取外自在
のカートリッジ式インキ壺43・52によって構成した
ので、その取り替えによってインキ切替を瞬時に行うこ
とが出来、而も、印刷機ロールを自動的且つ短時間に洗
浄することが出来るので印刷機の稼働率が著しく向上す
るなど、本発明の利とするところ多大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る印刷機ロール洗浄装置の要部斜視
図である。
【図2】本発明に係る印刷機ロール洗浄装置の印刷機本
体に取り付けた状態における要部斜視図である。
【図3】本発明に係る印刷機の要部斜視図である。
【図4】本発明に係る印刷機に使用した分割ロールの要
部斜視図である。
【図5】本発明に係る印刷機の要部側面図である。
【符号の説明】 11 ファンテンロール 12 インキ練りロール 13 固定ロール 14 移動ロール 15 エッヂ 16 ドクター 17・18 摩擦車 19・20 支軸 21 洗浄装置 22 ベアリング 23 インキ壺 24 洗浄液吐出ノズル 25 ベアリング 26 エアーシリンダー 27 ガイドレール 28 容器 29 フレーム 30・31・32 練りロール 33 呼び出しロール 34 揺動ナーム 35・36・37・38 フオームロール 39 版胴 40 レール 41 ドクターロール 42 インキ吐出開口部 43 カートリッジ式インキ壺 44・45 ドクター 46 アーム 47 ゲージ 48 小幅ロール 49 レール 50 開閉ロール 51 インキ吐出開口部 52 カートリッジ式インキ壺 53 インキ 54 エアーシリンダー 55 ベアリング 56 円柱形ガイド 57 バネ 58 パイプ 59 シール 60 受け皿 61 蓋板

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷機に回転可能に固定される固定ロー
    ル13と、その固定ロール13に向けて往復駆動される
    移動ロール14と、その移動ロール14の周面にエッヂ
    15がセットされて移動ロール14と共に往復駆動され
    るドクター16を具備し、固定ロール13と移動ロール
    14とのコロガリ接触状態において直接または遊び車を
    介してコロガリ接触する摩擦車17・18が固定ロール
    の支軸19と移動ロールの支軸20にそれぞれ装着され
    ていることを特徴とする印刷機ロール洗浄装置。
  2. 【請求項2】 前掲請求項1に記載の印刷機ロール洗浄
    装置において、摩擦車17・18の周面がゴム弾性を有
    する樹脂組成物によって構成されていることを特徴とす
    る前掲請求項1に記載の印刷機ロール洗浄装置。
  3. 【請求項3】 前掲請求項2に記載の印刷機ロール洗浄
    装置において、移動ロール14が金属ロールであり、ド
    クター16のエッヂ15が金属により形成されているこ
    とを特徴とする前掲請求項2に記載の印刷機ロール洗浄
    装置。
  4. 【請求項4】 フアンテンロール11に向けて往復駆動
    されるドクターロール41を設け、それらのフアンテン
    ロール11とドクターロール41の間をインキ溜部と
    し、そのインキ溜部の上側にインキ吐出開口部42をロ
    ール11・41に平行にカートリッジ式インキ壺43を
    配置してインキ供給元とし、フアンテンロール11とド
    クターロール41に、それぞれドクター44・45を引
    き離し自在に付設すると共に、それらのロールに吐出口
    を向けて洗浄液吐出ノズル24を付設し、印刷機本体フ
    レームに回転可能に取り付けられておりインキ供給元か
    ら版胴39に至るインキの転送経路においてコロガリ接
    触する何れかの固定ロール13に向けて往復駆動される
    ドクター16が取り付けられた移動ロール14を設け、
    その固定ロールの支軸19と移動ロールの支軸20に、
    それらの固定ロール13と移動ロール14とのコロガリ
    接触状態において直接または遊び車を介してコロガリ接
    触する摩擦車17・18を取り付けたことを特徴とする
    印刷機。
  5. 【請求項5】 開閉ロール50によって開閉されるイン
    キ吐出開口部51を下側に有するカートリッジ式インキ
    壺52を、その開閉ロール50をフアンテンロール11
    に向けて設けてインキ供給元を構成し、フアンテンロー
    ル11にドクター44を引き離し自在に付設すると共
    に、フアンテンロール11に吐出口を向けて洗浄液吐出
    ノズル24を付設し、印刷機本体フレームに回転可能に
    取り付けられておりインキ供給元から版胴39に至るイ
    ンキの転送経路においてコロガリ接触する何れかの固定
    ロール13に向けて往復駆動されるドクター16が取り
    付けられた移動ロール14を設け、その固定ロールの支
    軸19と移動ロールの支軸20に、それらの固定ロール
    13と移動ロール14とのコロガリ接触状態において直
    接または遊び車を介してコロガリ接触する摩擦車17・
    18を取り付けたことを特徴とする印刷機。
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