JP2727062B2 - 案内資材作成装置 - Google Patents

案内資材作成装置

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JP2727062B2 JP27974694A JP27974694A JP2727062B2 JP 2727062 B2 JP2727062 B2 JP 2727062B2 JP 27974694 A JP27974694 A JP 27974694A JP 27974694 A JP27974694 A JP 27974694A JP 2727062 B2 JP2727062 B2 JP 2727062B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、色や基本的な情報やレ
イアウト等が予め印刷されている異なる印刷形態の紙材
に対して、たとえば、封筒、挨拶文、希望書、広告文
等、異なる内容の情報を印刷すると共に、さらに、年齢
あるいは性別等の異なる属性を有する複数のグループに
異なる情報を印刷した複数の案内資材を作成するための
案内資材作成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図13は従来例における案内資材の印刷
から当該案内資材を封入して仕分けるまでを説明するた
めの図である。図13において、たとえば保険会社の営
業マンは、顧客に案内を出す前に、同一属性を有する個
人の集合体に合った案内資材を作成する。案内資材は、
たとえば、印刷機1311によって印刷された挨拶文−
1と、印刷機1312によって印刷された広告文−1
と、印刷機1314によって所定の事項が封筒1313
の表に印刷された封筒−1と、データ処理装置1315
によって所定のデータが印刷された希望書−1(本明細
書において、単に「希望書」と記載するが、たとえば、
保険契約書を作成する前に保険契約の所定事項を記載す
る「契約希望書」、または「追加契約希望書」のことを
いう)とからなる。
【0003】また、前記と異なる属性を有する個人の集
合体に合った案内資材は、同様にして、印刷機132
1、印刷機1322、印刷機1324、データ処理装置
1325によって印刷された挨拶文−2、広告文−2、
封筒−2、希望書−2からなる。そして、これらの案内
資材は、同じ属性を有する個人の集合体毎に印刷された
後、手作業によって、封筒に封入される。同一属性を有
する個人の集合体に対して、同じ内容の案内資材が印刷
されるが、会社の各部署には、性別、年齢、既契約、未
契約等異なる属性の社員から構成されている。そこで、
前述のように、同じ属性を有する個人の集合体別毎に作
成された案内資材は、たとえば、配付を容易にするた
め、社員の所属別に手作業で再び分け直す必要がある。
【0004】ここで、案内資材について説明する。図1
4は案内資材の一つである封筒を説明するための図であ
る。図14において、黒線の枠1411は、封筒の外形
を表すもので、実際にこの線は存在していない。図14
において、左右に突出した部分に糊を付けて、下部を折
り曲げることによって、封筒が出来上がる。そして、こ
の封筒に所定の後述する案内資材を挿入した後、図14
における上部に糊を付けて封止する。
【0005】また、封筒は、たとえば、図示されていな
いロールに巻回されている紙に、橙色と「重要」という
文字からなる領域1412、「枠と締切日という文字」
の領域1414、「枠と取りまとめ先という文字」の領
域1415がそれぞれ予め印刷されている。その後、封
筒となる上記ロールに巻回された紙には、たとえば、
「総務部」と「AFグループ社員のみなさまへ」と記載
されている領域1413、および領域1421、「スー
パーがん保険」と記載された領域1422、「あなたの
『がん対策』は万全ですか?」と記載された領域142
3、「所属部課」と記載された領域1424、「社員コ
ード」と記載された領域1425、「お名前」と記載さ
れた領域1426、と各領域に必要な線、領域1414
内の日付、領域1415内の「総務課」等が印刷機によ
って印刷される。さらに、封筒となる上記ロールに巻回
された紙には、領域1431、領域1432、領域14
33に個人の所属名、社員コード番号、氏名が個人デー
タを基にして印刷機等によって印刷される。
【0006】図15は挨拶文の例を説明するための図で
ある。図15において、挨拶文となる紙は、たとえば、
ロールに巻回されており、図に示されていない色、枠1
511、および領域1513における一部が予め印刷さ
れている。その後、この紙には、顧客によって共通の文
章1512、領域1513の一部、領域1514と、個
人データ1515とが印刷機等によって印刷される。
【0007】次に、契約希望書の例を図16ないし図1
9によって説明する。なお、図16ないし図19におい
て、契約希望書または追加契約希望書とを分けて記載す
るが、他の項では、単に希望書と記載する。図16はロ
ールとして予め巻回された紙に印刷されている「スーパ
ーがん保険」に基本的に共通なレイアウトを説明するた
めの図である。図17は図16に示すレイアウト内に既
契約者用に印刷された追加契約希望書の例を説明するた
めの図である。図18は図16に示すレイアウト内に未
契約者用に印刷された契約希望書の例を説明するための
図である。図19は既契約者用の追加契約希望書に個人
データを印刷した例を説明するための図である。図16
に示す「スーパーがん保険」の契約希望書は、案内を出
す個人が既契約、未契約、あるいは個人データをそれぞ
れ分けて、ロールとして予め巻回された紙に重ね印刷で
きるようになっている。すなわち、上記契約希望書は、
複数の段階に分けて、オーバーレイ(重ね割付け)がで
きるようになっているもので、領域1611ないし領域
1615から構成されている。
【0008】図17は追加契約希望書であり、既に契約
を行なっている者が追加契約を募るものである。図16
に示す契約希望書と異なる所は、現在の契約状況が判る
個人データを記載する領域1711が印刷されている点
にある。図18は図16に示すものに重ね印刷を行なっ
た未契約者を対象とした契約希望書である。図17と異
なる所は、領域1811である。図19は図17に示す
追加契約希望書であり、この追加契約希望書には、図1
6に示す領域1612、領域1613、領域1615に
各個人のデータが印刷されている。たとえば、図16に
示すレイアウトを予め印刷してロールとして巻回された
用紙には、オーバーレイによって、既契約用の追加契約
希望書、あるいは未契約用の契約希望書が印刷された
後、さらに、オーバーレイによって、追加契約希望書お
よび契約希望書に個人データや顧客用のデータが印刷さ
れる。
【0009】図20は広告文の一例を説明するための図
である。特に、広告文は、人目に付くように、たとえば
赤、黄色、緑等の色が予め印刷されているロールに巻回
された用紙を使用する。そして、広告文は、必要なデー
タを必要なだけ、オーバーレイによって、印刷する。た
とえば、広告文は、予め印刷されてある用紙の色および
保険会社名と、保険の種類および保険の種類によって異
なるデータ、あるいはイメージ等から構成され、必要に
応じてオーバーレイを行なう。
【0010】図21は複数の案内資材を封筒に封入する
までを説明するための図である。図21において、封筒
となる用紙が巻回された封筒ロール2111は、封筒印
刷装置2121に接続され、顧客あるいは個人によって
決まる所定の事項が印刷された後、また封筒ロール21
11′に巻回される。挨拶文を印刷する用紙を巻回した
挨拶文ロール2112は、挨拶文印刷装置2122に接
続され、同じ属性を有する集合体別の所定事項が印刷さ
れた後、また挨拶文ロール2112′に巻回される。同
様に、希望書あるいは広告文の所定事項が印刷された用
紙は、希望書ロール2113′、および広告文ロール2
114′に巻回される。
【0011】各ロール2111′ないし2114′に巻
回されている封筒ないし広告文は、所定の寸法に裁断さ
れた後、自動封入処理装置によって封筒に封入される。
この自動封入処理装置は、前記挨拶文、希望書、広告文
の他に、たとえば、パンフレットを封入することもでき
る。また、上記自動封入処理装置は、挨拶文、希望書、
あるいは広告文等の案内資材が所定の顧客あるいは個人
に合ったものであるか否かを照合する案内資材照合手段
2141と、必要に応じてパンフレット2131を選択
して、所定の封筒に封入するパンフレット選択手段21
42と、案内資材の照合の終わったもの、および必要に
応じて選択されたパンフレット2131を封筒に封入す
る製袋封入手段2143とから構成されている。このよ
うな自動封入処理装置は、既に所定事項が印刷されてい
る複数の用紙群2111′ないし2114′を所定の寸
法に裁断した後、これらの案内資材の内容を照合し、必
要に応じてパンフレット2131を選択し、製袋封入手
段2143によって、それぞれの案内資材を一つの封筒
に封入する。
【0012】図22は図21における自動封入処理装置
を模式的に描いた図である。図22において、封入紙♯
1は図21に示す挨拶文、封入紙♯2は図21に示す希
望書、封入紙♯3は図21に示す広告文である。これら
のロールに巻回された封入紙は、所定の寸法にカットさ
れ、図示されていない折り畳み装置によって折り畳ま
れ、さらに、パンフレットと共に、封筒の折り畳みと同
時に封筒の中に封入される。上記のようにして作成され
た封筒には、たとえば、挨拶文、希望書、広告文等が封
入されていると共に、封筒にも宛名が印刷されているた
め、直ちに発送手続きに移れる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】たとえば、保険の営業
業務において、勧誘挨拶文、契約希望書、保険広告文等
は、個人毎に異なる所属、氏名等のデータ以外に、性
別、年齢、既契約、未契約等、属性の同じ個人を集めた
集合体毎に同じ印刷を施す必要がある。しかし、顧客名
簿は、一般に、会社のような団体単位のものが多く、し
かも所属部署別に配置された個人のデータが記載されて
いて、普通、保険業務に合った属性順序になっていな
い。たとえば、保険の営業業務では、個人を性別、年
齢、既契約、未契約等、同じ属性別にして一つの集合体
にしておけば、挨拶文、希望書、広告文の内容を略同じ
にすることができるという効果がある。
【0014】このように属性の異なる個人がランダムに
記載されているが、一般の顧客名簿であるため、営業マ
ンは、図13に示すように、印刷された複数の挨拶文、
同じく複数の広告文、あるいは希望書を予め印刷してお
き、名簿順の個人に対して、最も適したものを選択し、
個人の宛先等が印刷されている封筒に封入するという手
作業を必要とした。上記問題を解決するために、社員名
簿を整理して同じ属性の集合体からなるデータを作成し
て、営業活動に使用する場合がある。しかし、各個人に
合った挨拶文等の封入された封筒が同じ属性の集合体毎
に作成されるので、これらを所属部署毎に配付する際
に、また所属部署毎に再整列しなければならないという
新たな問題が発生する。
【0015】また、希望書、挨拶文、あるいは広告文の
内容は、図16ないし図19において、説明したよう
に、保険の種別、顧客別、性別、年齢、既契約、あるい
は未契約等の属性、および個人データによって異なる。
そのため、社員名簿を同じ属性の集合体に整備しておく
と、希望書、挨拶文、あるいは広告文は、印刷上都合が
よい。しかし、特に、挨拶文や広告文は、色の異なる用
紙を使用したり、あるいは基本的なレイアウトを予め印
刷しておく場合が多い。このような場合、社員名簿順に
挨拶文や広告文を印刷しようとすると、属性の違いによ
り、異なる色の挨拶文や広告文があるため、印刷用紙を
巻回したロール毎に頻繁に交換を行なう必要がある。
【0016】以上のような問題を解決するために、本発
明は、社員名簿順に挨拶文や広告文等の印刷を行なって
も、印刷順序を属性に従って自動的に変更し、印刷用紙
を巻回したロールの交換をできるだけ少なくすることが
できる案内資材作成装置を提供することを目的とする。
また、本発明は、印刷用紙を巻回したロールを交換しな
くて済むような挨拶文や広告文を作成すれば、社員名簿
順に印刷された案内資材を封入した封筒が得られる案内
資材作成装置を提供することを目的とする。さらに、本
発明は、印刷手段における印刷用紙の情報を知ることに
よって、印刷用紙を巻回したロールの交換を効率的に行
なうことができる案内資材作成装置を提供することを目
的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の案内資材
作成装置を説明するための原理ブロック構成図である。
図1において、本発明の案内資材作成装置は、異なる印
刷形態の紙材に対して、異なる情報を印刷すると共に、
異なる属性を有する複数のグループに異なる情報が印刷
された複数の案内資材を作成するためのもので、個人情
報、案内資材に印刷するための情報、およびオプション
情報を記憶する情報記憶手段(12)と、同一の属性を有す
るグループを作成するための属性条件を記憶すると共
に、案内資材に印刷するための情報のサンプルを予め記
憶している印刷情報記憶手段(13)と、上記印刷情報記憶
手段(13)に記憶されている印刷情報を基にして印刷情報
データを作成する印刷情報データ作成手段(14)と、上記
印刷情報データを解析して、同じ印刷形態の案内資材の
グループを集合して印刷順序を決定する印刷順序決定手
段(15)と、上記印刷情報データを基にして、情報記憶手
段(12)に記憶されている情報を付与する印刷実行時デー
タ作成手段(16)と、上記印刷情報データおよび印刷実行
時データを基にして、案内資材に印刷するために必要な
情報を情報記憶手段(12)から引出し、印刷順序決定手段
(15)によって決められた順序に従って印刷する印刷手段
(17)とから構成されている。そして、本発明の案内資材
作成装置は、上記各手段の他に、上記各手段を制御する
ための情報処理手段(11)、および予め所定事項のみが印
刷されている複数の用紙群(18)から構成される。そし
て、上記情報処理手段(11)は、たとえば、パーソナルコ
ンピュータ、ワークステーション、あるいは専用のプロ
セッサとすることができる。また、これらの情報処理手
段(11)の一部を印刷手段(17)に備えることも可能であ
る。さらに、上記情報記憶手段(12)あるいは印刷情報記
憶手段(13)もその一部を情報処理手段(11)側と印刷手段
(17)側で分担をすることができる。
【0018】本発明の案内資材作成装置における情報記
憶手段(12)は、個人データファイル(121) 、オプション
データファイル(122) 、保険料算出データファイル(12
3) 、印刷用データファイル(124) 、社員コード対所属
・住所ファイル(125) 、サンプル番号対サンプル情報表
(126) 、印刷情報ファイル(127) の内の少なくとも複数
のファイルからなることを特徴とする。本発明の案内資
材作成装置における印刷情報記憶手段(13)は、同一の属
性を有するグループの条件を記憶するセグメント条件テ
ーブル記憶手段(131) と、印刷情報のサンプルを予めグ
ループとして記憶するサンプルテーブル記憶手段(132)
とから構成される。
【0019】本発明の案内資材作成装置で作成する案内
資材は、封筒、挨拶文、希望書、広告文等の内の少なく
とも複数からなることを特徴とする。本発明の案内資材
作成装置における印刷順序決定手段(15)は、印刷手段(1
7)における情報を基にして決定できることを特徴とす
る。
【0020】
【作 用】たとえば、用紙の色や基本的なレイアウト
等を予め印刷した複数の用紙群には、異なる個人データ
と、属性毎に異なる情報とが印刷されて、案内資材とな
る。案内資材の種類は、たとえば、挨拶文、広告文、希
望書、あるいはこれらを封入する封筒等がある。また、
上記案内資材の内容は、たとえば、性別、年齢、既契
約、未契約等の個人によって異なる属性、保険の種類、
顧客の種類等によって異なる。なお、本発明およびその
実施例において、同じ属性を有する個人の集合体(論理
的に意味のある単位)を「セグメント」と記載する。本
出願人は、上記案内資材の種類、内容、あるいはセグメ
ントの組合せによって、案内資材の印刷が複雑であるこ
とに着目し、効率の良い案内資材作成装置を見出した。
【0021】本発明の案内資材作成装置における情報記
憶手段に、たとえば、氏名、年齢、住所、所属等の個人
情報、案内資材を作成するために必要な情報、日付等の
ように頻繁に変わる情報等が予め記憶されている。ま
た、印刷情報記憶手段には、たとえば、セグメント条件
や多数の案内資材のサンプル等が、たとえば、テーブル
として予め記憶されている。印刷情報データ作成手段
は、情報記憶手段および印刷情報記憶手段に記憶されて
いる内容を参照して、たとえば、同じ属性を有する個人
の集合体をセグメントとして、このセグメントに付与さ
れたセグメント番号と、このセグメントに合った挨拶
文、広告文、希望書、あるいは封筒等の案内資材のサン
プルを決定し、このサンプル番号とからなるセグメント
テーブルを作成する。
【0022】印刷順序決定手段は、上記セグメントテー
ブルにおけるサンプルの内容を調べ、予め印刷されてい
る複数の用紙群を効率良く使用できるようにセグメント
の印刷順序を決定する。一方、印刷実行時データ作成手
段は、印刷情報データ作成手段によって作成されたセグ
メントテーブルに基づいたサンプル番号によって、挨拶
文、広告文、希望書、あるいは封筒等のセグメントに合
った情報を情報記憶手段から取り出すと共に、当該セグ
メントにおける個人データも取り出し、印刷手段が印刷
を実行できるデータを作成する。印刷手段は、前記印刷
順序決定手段によって決定された印刷順序と印刷実行時
データに基づいて、情報記憶手段にファイリングされて
いる情報を取り出しながら案内資材を印刷する。印刷順
序決定手段は、セグメントにおけるサンプルの内容を解
析して、予め印刷されている複数の用紙群の交換を効率
良くできるような印刷順序を決めているため、効率良く
案内資材を作成することができる。
【0023】また、印刷順序決定手段は、印刷手段にお
いて、現在予め印刷された複数の用紙群がどのような状
態でセッティングされているかを調べ、そのセッティン
グの状態を考慮して印刷順序を決定することができる。
このようにしておくことにより、用紙群の交換回数を減
らすことができると共に、効率のよい印刷が可能にな
る。
【0024】
【実 施 例】図2は本発明の一実施例で、図1の案内
資材作成装置をさらに詳細に説明するためのブロック構
成図である。図1と図2とを関連ずけて説明する。図1
に示す情報処理手段11は、図2における管理制御手段
111と、表示手段112と、入力手段113とから構
成されている。そして、管理制御手段111は、後述す
る各手段を制御することによって案内資材を作成する。
表示手段112は、案内資材の作成に必要なメッセージ
や案内資材のサンプルを表示するためのもので、オペレ
ータがこの表示を見ながら作業を進めるようにするもの
である。また、入力手段113は、オペレータが後述の
セグメント、サンプル、あるいは印刷用のファイル等を
作成する際に必要なものである。
【0025】情報記憶手段12は、個人データファイル
121と、オプションデータファイル122と、保険料
算出データファイル123と、印刷用データファイル1
24と、社員コード対所属・住所ファイル125と、サ
ンプル番号対サンプル情報表126と、その他の印刷情
報ファイル127とから構成されている。そして、個人
データファイル121は、個人の氏名、性別、年齢、住
所、社員コード、所属部課名、保険に対する既契約、既
契約の内容、未契約等の個人情報がファイリングされて
いる。オプションデータファイル122は、オペレータ
が入力手段113によって、案内資材に必要なデータを
必要に応じて入力し、印刷のために、ファイリングされ
ている。
【0026】保険料算出データファイル123は、性
別、年齢別、あるいは保険の種類別のものがデータとし
て、あるいはテーブルとしてファイリングされている。
印刷用データファイル124は、ファイリングされてい
る各種情報を案内資材のどの位置に印刷するか等の印刷
に関するデータがファイリングされている。社員コード
対所属・住所ファイル125は、社員コードによって、
社員の氏名、所属部課、住所等がデータあるいはテーブ
ル等になってファイリングされている。サンプル番号対
サンプル情報表126は、各種案内資材に記載する内容
とそのサンプル番号が表になってファイリングされてい
る。その他の印刷情報ファイル127は、たとえば、案
内資材に入れるイラスト等をイメージとして各種ファイ
リングされている。
【0027】印刷情報記憶手段13は、セグメント条件
テーブル記憶手段131と、サンプルテーブル記憶手段
132とから構成されている。そして、セグメント条件
テーブル記憶手段131には、たとえば、未契約、既契
約、性別、年齢等の属性とセグメント番号からなるセグ
メント条件テーブルが記憶されている。サンプルテーブ
ル記憶手段132には、たとえば、封筒、挨拶文、希望
書、あるいは広告文のそれぞれに対して、名称、紙の色
あるいは材質、印刷する際の配置等のデータからなるオ
ーバーレイ等のサンプルがサンプル番号と共に、サンプ
ルテーブルとして記憶されている。
【0028】印刷情報データ作成手段14は、セグメン
トテーブル作成手段141とセグメントテーブル一時記
憶手段142とから構成されている。そして、セグメン
トテーブル作成手段141は、たとえば、封筒のサンプ
ル番号、挨拶文のサンプル番号、希望書のサンプル番
号、広告文のサンプル番号等からなるサンプルテーブル
を作成する。また、セグメントテーブル一時記憶手段1
42は、セグメントテーブル作成手段141によって作
成されたセグメントテーブルを一時記憶するためのもの
である。
【0029】印刷順序決定手段15は、セグメントテー
ブル解析手段151と印刷順序記憶手段152とから構
成されている。そして、セグメントテーブル解析手段1
51は、前記セグメントテーブル一時記憶手段142に
記憶されているセグメントテーブルの内容を解析して、
後述の印刷手段17が効率良く印刷できる順序にセグメ
ント番号を並び換えるものである。また、印刷順序記憶
手段152は、前記セグメントテーブル解析手段151
によって並び換えたセグメント番号を記憶するものであ
る。
【0030】印刷実行時データ作成手段16は、セグメ
ント別個人データ作成手段161と、セグメント別印刷
実行時個人データ作成手段162とから構成されてい
る。そして、セグメント別個人データ作成手段161
は、たとえば、セグメント番号、未契約、既契約、性
別、年齢等の属性、個人名、社員コード等からなるセグ
メント別個人データを作成する。また、セグメント別印
刷実行時個人データ作成手段162は、たとえば、セグ
メント番号、個人名、年齢、社員コード、封筒のサンプ
ル番号、挨拶文のサンプル番号、広告文のサンプル番号
等からなるセグメント別印刷実行時個人データを作成す
る。
【0031】印刷手段17は、少なくとも一つのプリン
タを有すると共に、必要に応じて、メモリおよび制御手
段を備えている。プリプリントされた複数の用紙群18
は、プリンタが一つの場合、印刷内容によって、その都
度、オペレータによって交換される。案内資材の作成に
ついて、順次説明する前に、上記各手段によって作成さ
れるテーブルあるいはデータ等を図面に従って説明す
る。
【0032】図3は本発明におけるセグメント条件テー
ブルの一実施例を説明するための図である。図3におい
て、セグメント条件テーブルは、セグメントを構成する
条件をテーブルとして表している。たとえば、セグメン
ト番号S101は、保険の契約状態が未契約で、男性
で、18歳から29歳までの年齢というような条件が表
になっている。そして、上記セグメント条件テーブル
は、図2に示されているセグメント条件テーブル記憶手
段131に記憶されている。
【0033】図4(イ)ないし(ニ)は本発明における
サンプルテーブルの一実施例を説明するための図であ
る。図4(イ)は封筒のサンプル例が示されている。図
4(イ)において、たとえば、サンプル番号1F01の
封筒は、名称が1(がん保険用封筒)で、赤色の厚い封
筒用の紙11を使用し、オバーレイ111、紙の両面に
色を付けない1111というものを示している。オバー
レイ111は、たとえば、ロールに巻回されてプリプリ
ントされた封筒用紙の所定位置に重ね印刷ができるよう
な配置を示すデータである。その他に、上記サンプルテ
ーブル記憶手段132には、封筒用のサンプル例が1F
01、1F02、1F03、・・・・と格納されてい
る。
【0034】図4(ロ)は挨拶文の例が示されている。
図4(ロ)において、たとえば、サンプル番号1A01
の挨拶文は、名称が1(がん保険用挨拶文)で、白色の
薄いA4の大きさの紙41を使用し、オーバーレイ41
1、紙の両面に色を付けない1111というものを示し
ている。オーバーレイ411は、たとえば、ロールに巻
回されたプリプリントされた挨拶文用の紙の所定位置に
重ね印刷ができるような配置を示すデータである。同様
に、図4(ハ)には希望書の例が、また、図4(ニ)に
は広告文の例がそれぞれ示されている。図4(ハ)にお
いて、希望書のサンプル番号、1K01、1K02、1
K03、・・・、また、図4(ニ)において、広告文の
サンプル番号、1C01、1C02、1C03、・・
・、がそれぞれの名称、紙材等と共に、サンプルテーブ
ル記憶手段132に格納されている。
【0035】図5は本発明におけるセグメントテーブル
の一実施例を説明するための図である。図5において、
セグメントテーブルは、前記サンプルテーブルを見て所
望のサンプルをセグメント毎に集めたものであり、たと
えば、セグメント番号S101は、封筒のサンプル番号
1F01、挨拶文のサンプル番号1A01、希望書のサ
ンプル番号1K01、広告文のサンプル番号1C01、
・・・、からなる。
【0036】図6は本発明におけるセグメント番号を印
刷順序に並べた一実施例を説明するための図である。図
6に示す印刷順序に従って並べられたセグメント番号
は、図2に示す印刷順序記憶手段152に記憶されてい
る。そして、図6において、セグメント番号の順序以外
に、プリプリントと色、あるいは印刷内容が示されてい
るが、印刷順序記憶手段152には、セグメント番号の
順序だけが格納されている。図6に示すセグメント番号
の順序は、符号601から符号606までが挨拶文、希
望書、広告文が混在しているが、プリプリントされた用
紙の色、大きさ、紙質を同じものとしている。同様に、
図6で示す符号611ないし符号613、符号621お
よび符号622、符号631は、それぞれ異なるロール
に巻回された用紙を使用することになる。しかし、プリ
プリントされて巻回されているロールは、最小限度の交
換で印刷できるようにセグメント番号が並べられている
ため、効率の良い印刷が可能である。
【0037】図7は本発明におけるセグメント別個人デ
ータの一実施例を説明するための図である。図7におい
て、セグメント別個人データは、たとえば、セグメント
番号、未契約(1口契約、あるいは複数口契約)、男
性、若年、氏名、年齢、社員コードから構成されてい
る。図8は本発明におけるセグメント別印刷実行時個人
データの一実施例を説明するための図である。図8にお
いて、セグメント別印刷実行時個人データは、セグメン
ト番号、個人名、年齢、社員コード、封筒のサンプル番
号、挨拶文のサンプル番号、広告文のサンプル番号、・
・・とから構成されている。上記セグメント別印刷実行
時個人データは、それぞれの案内資材を印刷するための
データが取り込まれている。そして、印刷手段17は、
上記セグメント別印刷実行時個人データを基にして、情
報記憶手段12から実際に印刷するためのファイルを取
り出すと共に、前述の印刷順序記憶手段152に記憶さ
れている順序で印刷を開始する。
【0038】次に、本発明の特徴であるサンプルテーブ
ル、およびセグメントテーブルの作成例、あるいは印刷
順序を決定するためのセグメント解析例を説明する。図
9は本発明の一実施例であるサンプルテーブルを作成す
るためのフローチャートである。図2、図4および図9
を参照しつつサンプルテーブルの作成例を説明する。オ
ペレータが案内資材作成装置を起動させることによっ
て、管理制御手段111は、表示手段112の表示画面
に、案内資材を作成するためのメニューを表示させる。
オペレータは、前記メニューからサンプルテーブルの作
成を選択する(ステップ91)。オペレータがサンプル
テーブルの作成を選択すると、管理制御手段111は、
表示画面に案内資材のメニューを表示させる。そして、
オペレータは、先ず、封筒のサンプル作成を選択する
(ステップ92)。
【0039】オペレータが封筒のサンプルを選択した
後、サンプル番号、たとえば、図4(イ)に示す「1F
01」を付与する(ステップ921)。オペレータのサ
ンプル番号の付与により、管理制御手段111は、表示
画面を次のメニューに換える。オペレータは、変わった
メニューを見て、これから作成する封筒のサンプルテー
ブルに付ける名称、たとえば、図4(イ)に示す「1」
を入力手段113によって入力する(ステップ92
2)。管理制御手段111は、入力手段113によって
名称の入力を終了させると、次のメニューに換える。次
に、オペレータは、変わったメニューを見て、封筒の色
または紙質等を、たとえば、図4(イ)に示す白または
紙質「11」を指定する。この指定により、管理制御手
段111は、表示画面を次のメニューに換える(ステッ
プ923)。
【0040】オペレータは、変わったメニューを見て、
プリプリントされた紙のどのような配置に所望事項を印
刷するかを決める(ステップ924)。たとえば、図4
(イ)では、オーバーレイ111として示されている。
封筒のサンプルテーブルが作成された後、オペレータ
は、挨拶文、希望書、広告文等を前記と全く同じ手法に
よって作成し、図4(イ)ないし(ニ)に示すようなサ
ンプルテーブルが作成され、サンプルテーブル記憶手段
132に記憶される。
【0041】次に、管理制御手段111は、新たに、封
筒、挨拶文、希望書、広告文、以外の指定項目があるか
否かをメニューによって表示手段112に表示させる
(ステップ96)。オペレータは、表示手段112の表
示画面を見て、新たな指定項目がない場合、処理を終了
させ、次の処理に移る。新たな指定項目がある場合、表
示手段112の表示画面を見ながら、入力手段113に
よって新たなサンプル項目をステップに追加する。管理
制御手段111は、前記入力手段113の入力によっ
て、新たなサンプル項目を封筒、挨拶文、希望書、広告
文等と同様に処理できるようにメニューに追加する(ス
テップ97)。ステップ91において、管理制御手段1
11は、サンプルテーブルの作成がないと判断した場
合、次の処理を行う。
【0042】図10は本発明の一実施例であるセグメン
トテーブルを作成するためのフローチャートである。図
10において、セグメントテーブル作成手段141は、
サンプルテーブル記憶手段132に格納されているサン
プルテーブルを抽出し、表示手段112の表示画面に抽
出する(ステップ1011、ステップ1012)。オペ
レータは、表示画面を見て、所望のサンプルがあるか否
かを調べる(ステップ1013)。オペレータは、所望
のサンプルテーブルがあると判断した場合、セグメント
テーブルを作成し、そのセグメント番号を付与する(ス
テップ1014)。オペレータは、表示画面における所
望のサンプル番号を抽出して、セグメントテーブルに加
える。たとえば、オペレータは、先ず、封筒のサンプル
テーブルを要求すると、図4(イ)に示すサンプルテー
ブルが表示される。オペレータは、サンプルテーブルに
おける所望のサンプル番号「1F01」を選択して、セ
グメントテーブルにおけるセグメント番号に加える(ス
テップ1015)。
【0043】オペレータは、セグメントテーブルの作成
を終了するか否かを決める(ステップ1016)。オペ
レータがセグメントテーブルの作成を終了した場合、セ
グメントテーブル作成手段141は、セグメントテーブ
ルをセグメントテーブル一時記憶手段142に格納する
(ステップ1017)。ステップ1016において、オ
ペレータは、セグメントテーブルの作成が終了していな
いと判断した場合、次のサンプルテーブルを抽出するた
めの処理を行なう(ステップ1018)。すなわち、オ
ペレータは、たとえば、封筒のサンプル番号「1F0
1」を抽出した後、同様な処理を行って、図5に示すよ
うに、挨拶文のサンプル番号「1A01」、希望書のサ
ンプル番号「1K01」、広告文のサンプル番号「1C
01」をそれぞれ選択する。
【0044】ステップ1013において、所望のサンプ
ルテーブルがない場合、セグメントテーブル作成手段1
41は、サンプルテーブルを作成するか否かのメッセー
ジを表示画面に表示させる(ステップ1019)。オペ
レータは、サンプルテーブルを作成しないと判断した場
合、処理を終了させる。オペレータは、サンプルテーブ
ルを作成すると判断した場合、サンプルテーブルを作成
するためのメニューに換え、図9に示した処理を実行す
る(ステップ1020)。サンプルテーブルが作成され
た場合、サンプルテーブルの作成終了を行なうことによ
ってサンプルテーブルがサンプルテーブル記憶手段13
2に格納される(ステップ1021)。
【0045】一方、セグメントテーブルを作成するに際
し、セグメントテーブル作成手段141は、サンプルテ
ーブル以外に印刷項目があるか否か、すなわち、オプシ
ョンデータがあるか否かを問うメッセージを表示画面に
表示する(ステップ1022)。オペレータは、オプシ
ョンデータを必要とする場合、オプションデータがある
ことを示す記号を作成する(ステップ1023)。そし
て、オプションデータは、サンプル番号と同様にして、
セグメントテーブルに加えられる。
【0046】オペレータは、つぎに作成するセグメント
テーブルがあるか否かを調べ、作成するセグメントテー
ブルがある場合、ステップ1011に戻り、同じ処理を
繰り返す(ステップ1024)。すなわち、図5に示さ
れているように、セグメント番号S101、S102、
・・・S106、・・・、は、それぞれのセグメントに
合ったサンプル番号を選択して、セグメントテーブルと
して作成された後、セグメントテーブル一時記憶手段1
42に格納される。
【0047】図11は本発明の一実施例でセグメントテ
ーブル解析手段がセグメントの印刷順序を決定するため
のフローチャートである。図11において、セグメント
テーブル解析手段151は、セグメントテーブル一時記
憶手段142にセグメントテーブルが格納されているか
否かを調べ、セグメントテーブルがない場合、処理を終
了する(ステップ1111)。セグメントテーブル解析
手段151は、セグメントテーブル一時記憶手段142
にセグメントテーブルが格納されていると判断した場
合、セグメントテーブルをセグメントテーブル一時記憶
手段142から抽出する(ステップ1112)。セグメ
ントテーブル解析手段151は、プリプリントされて巻
回された第1ロールの用紙を使用するサンプル番号が抽
出されたセグメントテーブルにあるか否かを調べる(ス
テップ1113)。
【0048】セグメントテーブル解析手段151は、プ
リプリントされて巻回された第1ロールの用紙を使用す
るサンプル番号が抽出されたセグメントテーブルにある
と判断した場合、印刷順序記憶手段152において、セ
グメント番号を第1ロール用としてキューイングする
(ステップ1114)。セグメントテーブル解析手段1
51は、内容を解析すべきセグメントがまだあるか否か
を調べる(ステップ1115)。セグメントテーブル解
析手段151は、解析すべきセグメントがまだあると判
断した場合、ステップ1113に処理を戻し、解析すべ
きセグメントがないと判断した場合、次のステップに処
理を進める。
【0049】セグメントテーブル解析手段151は、プ
リプリントされて巻回された第1ロールの用紙を使用す
るサンプル番号が抽出されたセグメントテーブルにある
か否かを調べ、プリプリントされて巻回された第1ロー
ルの用紙を使用するサンプル番号が抽出されたセグメン
トテーブルにあると判断した場合、前記と同様に印刷順
序記憶手段152において、セグメント番号を第1ロー
ル用としてキューイングする(ステップ1114)。た
とえば、図6における符号601ないし符号606は、
同じ第1ロールの用紙を使用し、セグメント番号順にそ
の内容が印刷される。
【0050】セグメントテーブル解析手段151は、プ
リプリントされて巻回された第1ロールの用紙を使用す
るサンプル番号が抽出されたセグメントテーブルにない
と判断した場合、プリプリントされて巻回された第2ロ
ールを使用するサンプル番号があるか否かを調べる(ス
テップ1117)。セグメントテーブル解析手段151
は、プリプリントされて巻回された第2ロールの用紙を
使用するサンプル番号が抽出されたセグメントテーブル
にあると判断した場合、印刷順序記憶手段152におい
て、セグメント番号を第2ロール用としてキューイング
する(ステップ1118)。セグメントテーブル解析手
段151は、内容を解析すべきセグメントがまだあるか
否かを調べる(ステップ1119)。セグメントテーブ
ル解析手段151は、次のセグメントがあると判断した
場合、前記同様にして、第2ロール用のセグメント番号
を第2ロール用としキューイングする。
【0051】ステップ1113およびステップ1117
において、セグメントテーブル解析手段151は、第1
および第2ロールを使用するサンプル番号がなく、第3
ロールを使用するサンプル番号があるか否かを調べる
(ステップ1121)。セグメントテーブル解析手段1
51は、第3ロールを使用するサンプル番号があると判
断した場合、印刷順序記憶手段152において、セグメ
ント番号を第3ロール用としてキューイングする(ステ
ップ1122)。セグメントテーブル解析手段151
は、内容を解析すべきセグメントがまだあるか否かを調
べる(ステップ1123)。
【0052】ステップ1115、ステップ1119、ス
テップ1123において、セグメントテーブル解析手段
151は、次のセグメントがないと判断した場合、印刷
順序記憶手段152において、各ロールに基づくキュー
イングに従って、各印刷手段171ないし173に対し
て印刷するように指令する(ステップ1116、ステッ
プ1120、ステップ1124)。印刷手段171ない
し印刷手段173は、上記印刷の指令を受けると、前述
のセグメント別印刷実行時個人データおよび実施例記憶
手段のファイルによって封筒、挨拶文、希望書、あるい
は広告文の印刷を行なう。
【0053】たとえば、図6に示されているように、プ
リプリントとされた用紙の色で区別されるロールが4個
の印刷手段に接続されているとすると、符号601ない
し符号606が第1の印刷手段、符号611ないし符号
613が第2の印刷手段、符号621および符号622
が第3の印刷手段、符号631が第4の印刷手段によっ
てそれぞれ印刷される。
【0054】図12は本発明の他の実施例でセグメント
テーブル解析手段がセグメントの印刷順序を決定するた
めのフローチャートである。図12に示すフローチャー
トと図11に示すフローチャートとの違いは、ステップ
1211およびステップ1222ないしステップ122
4にある。すなわち、セグメントテーブル解析手段15
1は、全てのセグメントを解析した後、印刷手段17に
セットされている用紙を巻回したロールの種類を調べる
(ステップ1211)。セグメントテーブル解析手段1
51は、現在印刷手段17にセットされているロールを
優先的に使用するように、印刷順序記憶手段152にキ
ューイングされているセグメントテーブルの順序を換え
る。また、セグメントテーブル解析手段151は、印刷
手段17に予めセットされているロールの印刷を指令し
た後、図11と同様にキューイングされた順序で印刷す
るように印刷手段17に指令する(ステップ1222、
ステップ1223、ステップ1224)。
【0055】以上のように、本実施例の各手段および各
テーブル等を説明したので、案内資材作成装置全体につ
いて、図2を主に参照しつつ説明する。オペレータは、
案内資材の作成であることを入力手段113から入力す
る。この案内資材の作成指令によって、管理制御手段1
11が起動する。オペレータは、管理制御手段111の
制御の基に表示手段112に表示された表示画面を見
て、所望の案内資材があるサンプルテーブルを選択す
る。一方、たとえば、保険の未契約、既契約、性別、年
齢等の同じ属性を有する個人の集合体であるセグメント
は、その条件がセグメント条件テーブル記憶手段131
に格納されている。そこで、セグメントテーブル作成手
段141は、オペレータの選んだセグメント番号のセグ
メントに合ったサンプル番号からなるセグメントテーブ
ル(たとえば図5に示す)を作成する。
【0056】また、セグメント別個人データ作成手段1
61は、セグメント条件テーブル記憶手段131と、個
人データファイル121および社員コード対所属・住所
ファイル125等を参照して(たとえば図7に示す)セ
グメント別個人データを作成する。さらに、セグメント
別印刷実行時個人データ作成手段162は、前記セグメ
ントテーブル作成手段141によって作成されたセグメ
ントテーブルに基づいたサンプル番号から、たとえば、
挨拶文、広告文、希望書、あるいは封筒等の具体的情報
を各ファイル121ないし127から取り出し、印刷手
段17が印刷を実行できるデータを作成する。そして、
上記セグメント別印刷実行時個人データには、セグメン
トに共通のデータ、個人に合ったデータ、顧客に共通の
データ、あるいは日付のように印刷する毎に変わるデー
タ等を設けることができる。
【0057】セグメントテーブル解析手段151は、セ
グメントテーブル一時記憶手段142に記憶されている
セグメントテーブルにおけるサンプルの内容を図11あ
るいは図12に示すフローチャートの手順で解析し、プ
リプリントされている複数の用紙群の交換を効率良く行
なえるような印刷順序を決定する。そして、この印刷順
序は、印刷順序記憶手段152にキューイングされる。
印刷手段17は、前記印刷順序記憶手段152に記憶さ
れている順番と、前記セグメント別印刷実行時個人デー
タおよび各ファイル121ないし127のファイルを基
にして各案内資材を印刷する。
【0058】また、セグメントテーブル解析手段151
は、印刷手段17側の情報を調べ、現在プリプリントさ
れている複数の用紙群がセッティングされている状態に
よって、前記用紙群の交換回数の少ない印刷順序を決定
する。印刷手段17は、上記のような印刷順序を決めて
おくことにより、用紙群の交換回数を減らして、効率の
よい印刷が可能になる。
【0059】以上、本実施例を詳述したが、前記本実施
例に限定されるものではない。そして、特許請求の範囲
に記載された本発明を逸脱することがなければ、種々の
設計変更を行なうことが可能である。たとえば、案内資
材は、保険用のものを例にとって説明したが、商品販
売、旅行案内、会合あるいは会食の案内、お祝い事ある
いは仏事等の案内、または催物等の案内などにも適用で
きることはいうまでもないことである。また、プリプリ
ントされた複数の用紙群をロールに巻回されたものとし
て説明したが、図2に示す符号181ないし183のよ
うなカット紙を使用することもできる。
【0060】各ファイル121ないし127は、保険用
に合ったものを例示しているが、この他にも各種内容の
ファイルを備えておくことができる。特に、上記ファイ
ルは、前述の商品販売、旅行案内、会合あるいは会食の
案内、お祝い事あるいは仏事等の案内、または催物等に
よってそれぞれ内容が変わることはいうまでもないこと
である。前述の商品販売、旅行案内、会合あるいは会食
の案内、お祝い事あるいは仏事等の案内、または催物等
によってそれぞれ内容が変われば、実施例にあげたセグ
メント条件テーブル、サンプルテーブル、あるいはセグ
メントテーブル等の内容も変わることはいうまでもない
ことである。上記各ファイル、あるいは各テーブル、そ
の他のブロックの一部等は、印刷手段あるいはコンピュ
ータのいずれの側に設けることも可能である。実施例に
おける保険料算出データは、旅行や会合等の料金の計算
基準等に変えることができる。
【0061】
【発明の効果】本発明によれば、多数の種類からなる案
内資材を異なる印刷形態の用紙群に印刷する際に、前記
異なる印刷形態の用紙群の交換を少なくして、効率の良
い印刷を可能にした案内資材作成装置を提供するもので
ある。本発明によれば、印刷手段において、現在セッテ
ィングされている異なる印刷形態の用紙群の状態を調
べ、そのセッティングの状態を考慮した印刷順序にでき
るため、異なる印刷形態の用紙群の交換回数を減らすこ
とができると共に、効率のよい印刷が可能になる。本発
明によれば、印刷形態の同じ用紙を使用することによ
り、属性の異なる情報をそれぞれ印刷しても、顧客名簿
通りの順に案内資材が出来上がる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の案内資材作成装置を説明するための原
理ブロック構成図である。
【図2】本発明の一実施例で、図1の案内資材作成装置
をさらに詳細に説明するためのブロック構成図である。
【図3】本発明におけるセグメント条件テーブルの一実
施例を説明するための図である。
【図4】(イ)ないし(ニ)は本発明におけるサンプル
テーブルの一実施例を説明するための図である。
【図5】本発明におけるセグメントテーブルの一実施例
を説明するための図である。
【図6】本発明におけるセグメント番号を印刷順序に並
べた一実施例を説明するための図である。
【図7】本発明におけるセグメント別個人データの一実
施例を説明するための図である。
【図8】本発明におけるセグメント別印刷実行時個人デ
ータの一実施例を説明するための図である。
【図9】本発明の一実施例であるサンプルテーブルを作
成するためのフローチャートである。
【図10】本発明の一実施例であるセグメントテーブル
を作成するためのフローチャートである。
【図11】本発明の一実施例でセグメントテーブル解析
手段がセグメントの印刷順序を決定するためのフローチ
ャートである。
【図12】本発明の他の実施例でセグメントテーブル解
析手段がセグメントの印刷順序を決定するためのフロー
チャートである。
【図13】従来例における案内資材の印刷から当該案内
資材を封入して仕分けるまでを説明するための図であ
る。
【図14】案内資材の一つである封筒を説明するための
図である。
【図15】挨拶文の例を説明するための図である。
【図16】ロールとして予め巻回された紙に印刷されて
いる「スーパーがん保険」に基本的に共通なレイアウト
を説明するための図である。
【図17】図16に示すレイアウト内に既契約者用に印
刷された追加契約希望書の例を説明するための図であ
る。
【図18】図16に示すレイアウト内に未契約者用に印
刷された契約希望書の例を説明するための図である。
【図19】既契約者用の追加契約希望書に個人データを
印刷した例を説明するための図である。
【図20】広告文の一例を説明するための図である。
【図21】複数の案内資材を封筒に封入するまでを説明
するための図である。
【図22】図21における自動封入処理装置を模式的に
描いた図である。
【符号の説明】
11・・・情報処理手段 12・・・情報記憶手段 13・・・印刷情報記憶手段 14・・・印刷情報データ作成手段 15・・・印刷順序決定手段 16・・・印刷実行時データ作成手段 17・・・印刷手段 18・・・プリプリントされた複数の用紙群 111・・管理制御手段 112・・表示手段 113・・入力手段 121・・個人データファイル 122・・オプションデータファイル 123・・保険料算出データファイル 124・・印刷用データファイル 125・・社員コード対所属・住所ファイル 126・・サンプル番号対サンプル情報表 127・・その他の印刷情報ファイル 131・・セグメント条件テーブル記憶手段 132・・サンプルテーブル記憶手段 141・・セグメントテーブル作成手段 142・・セグメントテーブル一時記憶手段 151・・セグメントテーブル解析手段 152・・印刷順序記憶手段 161・・セグメント別個人データ作成手段 162・・セグメント別印刷実行時個人データ作成手段 181、182、183・・・プリプリントされた複数
の用紙群
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐々木 小次郎 東京都調布市小島町二丁目33番2号 ア メリカンファミリー ライフ アシュア ランス カンパニー オブ コロンバス 内 (56)参考文献 特開 平3−22129(JP,A) 特開 平3−192067(JP,A) 特開 平3−282817(JP,A) 特開 平5−64930(JP,A) 特開 平6−95817(JP,A) 特開 平9−109503(JP,A)

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 異なる印刷形態の紙材に対して、異なる
    情報を印刷すると共に、異なる属性を有する複数のグル
    ープに異なる情報が印刷された複数の案内資材を作成す
    るための案内資材作成装置において、 個人情報、案内資材に印刷するための情報、およびオプ
    ション情報を記憶する情報記憶手段と、 同一の属性を有するグループを作成するための属性条件
    を記憶すると共に、案内資材に印刷するための情報のサ
    ンプルを予め記憶している印刷情報記憶手段と、 上記印刷情報記憶手段に記憶されている印刷情報を基に
    して印刷情報データを作成する印刷情報データ作成手段
    と、 上記印刷情報データを解析して、同じ印刷形態の案内資
    材のグループを集合して印刷順序を決定する印刷順序決
    定手段と、 上記印刷情報データを基にして、情報記憶手段に記憶さ
    れている情報を付与する印刷実行時データ作成手段と、 上記印刷情報データおよび印刷実行時データを基にし
    て、案内資材に印刷するために必要な情報を情報記憶手
    段から引出し、印刷順序決定手段によって決められた順
    序に従って印刷する印刷手段と、 からなることを特徴とする案内資材作成装置。
  2. 【請求項2】 上記情報記憶手段は、個人データファイ
    ル、オプションデータファイル、保険料算出データファ
    イル、印刷用データファイル、社員コード対所属・住所
    ファイル、サンプル番号対サンプル情報表、印刷情報フ
    ァイルの内の少なくとも複数のファイルからなることを
    特徴とする請求項1記載の案内資材作成装置。
  3. 【請求項3】 上記印刷情報記憶手段は、同一の属性を
    有するグループの条件を記憶するセグメント条件テーブ
    ル記憶手段と、 印刷情報のサンプルを予めグループとして記憶するサン
    プルテーブル記憶手段と、 から構成されることを特徴とする請求項1記載の案内資
    材作成装置。
  4. 【請求項4】 案内資材は、封筒、挨拶文、希望書、広
    告文等の内の少なくとも複数からなることを特徴とする
    請求項1記載の案内資材作成装置。
  5. 【請求項5】 前記印刷順序決定手段は、印刷手段にお
    ける情報を基にして決定できることを特徴とする請求項
    1記載の案内資材作成装置。
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