JP2726969B2 - データ読取装置 - Google Patents

データ読取装置

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JP2726969B2
JP2726969B2 JP4328970A JP32897092A JP2726969B2 JP 2726969 B2 JP2726969 B2 JP 2726969B2 JP 4328970 A JP4328970 A JP 4328970A JP 32897092 A JP32897092 A JP 32897092A JP 2726969 B2 JP2726969 B2 JP 2726969B2
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宣男 飯塚
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KASHIO KEISANKI KK
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の技術分野】この発明は紙等の記録媒体に記録さ
れた符号化画像を取り込んで符号化されているデータを
再生するデータ読取装置に関する。
【0002】
【背景】代表的画像符号化技術としてバーコード技術
が知られている。しかし、バーコードの場合、その構造
上、記録密度を高くとれないという問題がある。そこ
で、本件出願人は縦横に並んだ網目に形成した明暗によ
って情報の単位(ビット)を表現した網状パターンを符
号化画像とする新しい画像符号化技術を提案した(特願
昭63−328028)。
【0003】これによると、記録媒体上の2次元的表面
が網状パターンの網目によって埋め尽くされるので、記
録密度を可及的に向上させることができる。問題はデー
タの再生において、取り込んだ符号化画像を2次元的に
探索して各網目の明暗を識別しなければならない点であ
る。
【0004】この目的のため、本件出願人は符号化画像
が歪んで取り込まれる使用環境において、網状パターン
の全走査長をカバーするサンプリング基準マークを網状
パターンに付加し、データ読取装置の方で、取り込んだ
イメージデータの局所的な領域において近似的に成り立
つ距離の線形性ないし一様性を活用して、サンプリング
基準マークの各々の位置を追跡して検出し、その局所的
な位置情報から局所的な範囲内にある網目の位置を求
め、そこにあるイメージビットをサンプリングすること
によって、網状パターンの各網目の明暗を解読するデー
タ再生技術を開発した。このデータ再生技術は実用に耐
えるデータ再生能力をもっているが、実質上、すべての
イメージデータにアクセスする必要があり、データ処理
量が多く、処理に時間がかかる問題がある。
【0005】
【発明の目的】したがって、この発明の目的は、簡単な
構成でありながら、網状パターンのイメージデータに対
する比較的短時間の処理で確実なデータ再生が可能なデ
ータ読取装置を提供することである。
【0006】
【発明の構成、作用】上記の目的を達成するため、この
発明によるデータ読取装置は、M行N列の各網目に選択
的に形成された明暗によってデータを符号化した網状パ
ターンと、この網状パターンの1行目の少なくとも前側
両端部に夫々位置するデータ開始マークとからなる画像
が記録された記録媒体に対し、この記録媒体上の画像を
前側から後側の方向(副走査方向)に定速度で移動走査
しながら、この画像を表わすイメージデータを1ライン
ごとの主走査ラインイメージデータを単位として読み取
るライン型のイメージセンサー手段と、先行する主走査
ラインイメージデータから前記両端部に夫々位置するデ
ータ開始マークの位置を検出するデータ開始マーク検出
手段と、検出したデータ開始マークの位置、前記ライン
型のイメージセンサー手段の動作パラメータ及び前記網
状パターンの幾何学的規則性に基づき、M行N列の全網
目の画素データのサンプリング位置を一括して予測する
予測手段と、後続する主走査ラインイメージデータのう
ち、前記予測手段が予測したサンプリング位置を含まな
い後続主走査ラインイメージデータについては読み飛ば
し、予測したサンプリング位置を含む後続主走査ライン
イメージデータについては、そのサンプリング位置の画
素データを読み取ることにより、上記各網目の明暗を識
別する網目明暗識別手段と、を有することを特徴とす
る。
【0007】この構成によればイメージセンサー手段に
より、記録媒体上の網状パターンの画像がその距離精度
を実質上損うことなくイメージデータとして読み取られ
るので、イメージデータは全体として幾可学的な規則性
を保存することになる。そこで、この性質を利用してイ
メージデータ上における各網目を表わす画素データの位
置を一括的に決定する。結果として処理時間が短縮さ
れ、かつ誤差の少ない網目位置の測定が可能となり、正
確な網目の明暗の識別ができる。上記イメージセンサー
手段は、例えば、機械的に一定の走査速度、走査方向で
移動するライン型のイメージセンサーで実現できる。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照してこの発明の実施例を説
明する。図1は本実施例に係るデータ読取装置10の全
体構成である。装置10の全体の目的は図2に例示する
ような網状パターン21をもつ画像をイメージセンサー
11で取り込み、画像に符号化されているデータを解読
し、再生することである。
【0009】イメージセンサー11は例えばCCD素子
のような光電変換アレイを含むライン型のイメージセン
サーであり、制御回路12によって制御されるセンサー
送り用のモータ13により、図2に示すような符号化画
像20が記録された記録媒体14上を一定方向(副走査
方向)に定速度で走査(移動)するようになっている。
このような機械式走査により、イメージセンサー11で
光電変換され、2値化された画像20のイメージデータ
は、原画像20の距離精度を実質上損わず、その幾可学
的規則性を保ったものとなる。制御回路12ではイメー
ジセンサー11関係の回路の制御とともに、イメージセ
ンサー11から直列に送られてくるイメージデータの直
/並列変換を実行してCPU15に対するインターフェ
ースの機能を果たす。
【0010】CPU15はROM16に記憶されるプロ
グラムに従って動作するようになっており、符号化画像
20の走査中、制御回路12を介してイメージセンサー
11から与えられるイメージデータのなかから、網状パ
ターン21の各網目23のほぼ中心におけるイメージビ
ットを選択し、それを各網目の明暗の識別結果としてR
AM17にストアする。即ち、図2に示すように、記録
媒体14上には符号化画像20のデータ本体である網状
パターン21(48×72網目マトリクス構成)の縦の
方向に関して間隔があいていて、図2の左から右に向っ
て網状パターン21のほぼ横方向に沿って移動するライ
ン型のイメージセンサー11により網状パターン21
先立って走査される2つの箇所に黒いバーから成るデー
タ開始マーク22が形成されており、この2つのデータ
開始マーク22の開始位置(左上または左下の隅)が、
CPU15により網状パターン21の到来前に検出され
る。この2つのデータ開始マーク22の位置は記録媒体
14上において網状パターン21と所定の位置関係にあ
り、したがって各網目23の中心と所定の位置関係にあ
る。そして、上述したようにイメージセンサー11の移
動はモータ13等により一定の走査方向に沿って定速制
御されるので、記録媒体14上と同様な幾可的規則性が
取り込まれるイメージデータに存在し、この規則性を利
用することにより、来たるべき網状パターン21のイメ
ージデータにおける各網目23の中心位置を、2つのデ
ータ開始マークの検出位置から算出できる。そこで、C
PU15は後続する一連の主走査ラインイメージデータ
のなかから、算出済の各網目23の中心位置におけるイ
メージビットをサンプリングし、RAM17にストアす
ることにより、各網目23の明暗によって情報単位であ
るビットを表現した網状パターン22の符号化データを
解読、再生する。
【0011】このようにして、本実施例のデータ読取装
置10にあっては、イメージセンサー11で符号化画像
20を走査しながら、走査イメージデータ上の各網目の
明暗を識別する。したがって、解読処理を極めて高速に
行え、更には走査イメージデータをストアするイメージ
メモリを実質上必要とせず、記憶容量の大幅な節約も図
れる。
【0012】以下、図3に示すフローチャートに沿って
実施例の動作をより詳細に説明する。まず3−1の初期
化でチェックフラグ、主走査ラインカウンタ、RAM1
7アドレス等の内部設定と、制御回路12に対するI/
O設定により、符号化画像20の走査を開始させる。続
く3−2と3−3のマーク検出ループで最初のマークの
位置を検出する。即ち所定の周期(主走査ライン取込周
期)ごとに、主走査ラインカウンタを更新してイメージ
センサー11からの1ライン分の主走査イメージデータ
を取り込み、そのラインにデータ開始マーク22の断片
(マーク22の左上か左下)を示す黒画素があるかどう
かをチェックする。この結果、図4でいえば主走査ライ
ン41上の点P1が最初のデータ開始マーク22の位置
として検出される。最初のマークの位置が検出された
ら、その位置P1(検出時の主走査ラインカウントが示
すライン番号、即ちX成分と、主走査ラインイメージの
端からのイメージドットカウントが示すドット番号、即
ちY成分とで特定される)を記憶し(3−4)、引き続
きもう1つのデータ開始マーク22の位置の検出作業を
行う。
【0013】図4の場合、後続の主走査ライン42の点
P2で2番目のデータ開始マーク22が検出される。通
常は、主走査方向と網状パターン21の幅の方向は若干
異なるので(図4ではその差を角度θで示してある)、
2つのマークは2つの異なる主走査ラインイメージ上で
観測されるが、両者が完全に平行な場合(θ=0度)に
は同じ主走査ラインイメージ上の間隔のあいた2つのド
ット位置で観測される。2つのマーク22の位置P1、
P2が検出されると両マーク検出チェック3−5が成立
する。この2つの検出位置P1、P2から、以降のサン
プリングの基準となるイメージデータの傾き44の角度
θと主走査幅45(図4参照)がわかるので3−6でこ
れらのパラメータを算出する。この主走査幅を主走査方
向の網目の数、ここでは48で割れば、主走査方向から
みた網目の縦(図2で見て)の長さU= が得られ、主走
査幅のベクトル(ラインイメージ)の48の等分点が主
走査方向におけるサンプリング位置(Y成分)を表わ
す。一方、副走査方向におけるサンプリング位置(X成
分)はイメージデータ上における網目の縦横比から得ら
れる。即ち、イメージセンサー11の主走査方向におけ
る線分解能をDdot/mm、副走査方向における移動
(走査)速度を5mm/sec、主走査のサイクル時間
(主走査ラインイメージを取り込む間隔ないし周波数)
をKHzとすると(これらのパラメータはシステムによ
って決まる)、主走査方向の単位長1に対する副走査方
向の相対的な大きさrは r=S×D/K で与えられ、したがって副走査方向から見た網目の横方
向の長さUxは (主走査幅/48)×r(=Uy×r) で与えられる。換言すれば、イメージデータ上の各網目
の中心位置Pはイメージデータに保存される幾可学的規
則性から、 P=(MUx+NUyanθ、NUy−MYxanθ) で与えられる(ただし、M、Nは整数であり、網状パタ
ーンの左上隅の網目(M=0、N=0)の中心を原点で
示してある)。
【0014】ここに、網目の長さの成分UxとUyは実数
として計算されるが、イメージデータ上からの実際のサ
ンプリングは何番目の主走査ラインイメージの何番目の
ドットかという離散形式でしか行えないので、上記実数
座標PにM=0、N=0の網目のイメージデータ上の実
際の位置(正確には実数位置)を加えたものに一番近い
整数座標が実際のサンプリング位置(図5の数字付S)
となる。
【0015】かくして、3−7で最初(M=0)のビッ
ト行のサンプリング位置が計算され、3−8から3−1
1のデコード処理に対する準備が完了する。デコード処
理のループでは主走査ラインイメージを取り出しては
(3−8)、その主走査ラインイメージに含まれるサン
プリング位置をチェックし(3−9)、サンプリング位
置をもたない主走査ラインイメージについては読み飛ば
し(3−9でNOとなり3−8に戻る)、サンプリング
位置が含まれる場合にはそれぞれのサンプリング位置に
あるイメージビットを網目の明暗を示す情報ビットとし
てサンプリングしてRAM17にストアするとともに、
次の網目のサンプリング位置を計算する(3−10)。
例えば図4の場合、最初のビット行のサンプリング位置
に出合う主走査ライン43までのラインイメージは読み
飛ばされる。このような逐次走査・デコードにより、R
AM17に対するストアが画像フォーマットの定める4
8×72ビット分終了するとデコード終了チェック3−
11が成立し、イメージセンサー11に対して走査の終
了が指示され(3−12)、実施例による走査/解読処
理が完了する。
【0016】このように本実施例は (a)イメージ走査と並行してそのデータ解読が行われ
処理速度が極めて高速である、(b)同様の理由から、
イメージメモリは不要であり、データ読取装置15の記
憶容量を大幅に削減できる、(c)簡単なデータ開始マ
ークがあればその検出位置からイメージデータの規則性
を利用してすべての網目の位置を決定でき、網状パター
ンの走査方向の全長に亘るような格別のサンプリング基
準マークを必要としない、等の利点を有している。
【0017】
【変形例】以上で実施例の説明を終えるがこの発明の範
囲内で種々の変形、変更が可能である。例えば、符号化
画像の走査とイメージデータの解読とを同時に並行して
実行する代りに、符号化画像の走査完了後にイメージデ
ータの解読作業を行うようにしてもよい。
【0018】そのような変形例(第1変形例)について
図6から図12を参照して説明する。図6は図7に示す
ようなイメージRAM70に取り込まれた網状パターン
21のイメージデータから各網目の明暗を識別する処理
のフローチャートである。最初のルーチン6−1で主走
査ラインイメージを1乃至複数本調べて、主走査方向か
らみた網状パターン21の縦の長さや網目の縦の長さを
測定する。この処理は、符号化画像20に網状パターン
21以外のマークが全くない場合と、網状パターン21
の周囲に網状パターンの輪郭を形成する輪郭線等(太さ
は例えば網目の幅に等しい)が設けられた場合とでは若
干、処理内容が異なる。輪郭線付きの場合には、イメー
ジの余白部を除くどの主走査ラインイメージにも輪郭線
の断片である黒画素が含まれるのでラインイメージの両
端から中央に向ってイメージドット値を調べていき、黒
画素子(候補点と呼ぶことにする)に当ったら、そこが
輪郭線のエッジと考えてよく、その間の距離で主走査方
向における網状パターンの幅の尺度が与えられる。一
方、網状パターンのみの場合には同様の候補点はその主
走査ラインイメージにおける網状パターン21のなかで
一番外側の黒の網目のエッジであり、網状パターン21
の一番外側の網目が白の場合にはその網目は読み飛ばさ
れる。
【0019】しかし、符号化画像の網目記録(印刷)装
置の方で網目の明暗の直流成分(同じ明度の網目が連続
する長さ)を抑える処理(明暗のためのデジタル変調や
乱数処理で行える)を施しておけば、ある程度以上の数
の主走査ラインを調べることで、一番外側に黒の網目を
もつラインイメージに当たることになる。したがって、
図7にl、m、nで示すような複数の主走査ラインイメ
ージ上で得た候補点対のなかで最長のもの(他のに比べ
極端に長いのはエラーなので除外する)を選択すること
で、主走査方向から見た網状パターンの縦の長さを評価
できる。以下の説明では網状パターン21に輪郭線が付
くことを想定するが、この例のように若干処理を複雑に
すれば、網状パターン21のみの符号化画像にも適用で
きる。なお、輪郭線付の場合、一本の主走査ラインイメ
ージを調べるだけで主走査方向から見た網状パターン2
1の縦の長さを測定できるが、汚れ等のために網状パタ
ーン21の周辺に一部欠陥が生じる可能性を考慮し、あ
る程度間隔のあいた複数の主走査ラインイメージを調
べ、測定値の多数決方式等により欠陥があってもその影
響が出ないようにすることもできる。
【0020】また、ルーチン6−1では主走査方向から
みた網目の大きさ(縦の長さ)を測定するようにしても
よい。これは主走査ラインイメージ上で同じ画素値が続
く長さ(ランレングス)を調べそのヒストグラム(図8
参照)を作成すれば、その頻度のピーク群が網目の一単
位を基本とするランレングスの調和級数として観察され
ることから、網目の縦の長さ、更には網状パターンの縦
の長さも評価できる。図8のヒストグラムの場合、ラン
レングス4、8、12にピークが発生するところから、
主走査方向から見た網目の大きさは約4ドットというこ
とになる。更には、所望であれば、統計的処理を行うこ
とにより、小数点の桁まで正確に網目の縦の大きさを評
価できる(例えば図8において3、4、5は網目1個の
長さのサンプル)、7、8、9は網目の2個の長さのサ
ンプルというように考えて、これらのサンプルをその出
現頻度による重みで平均化処理を行う)。もっとも、網
目のサイズは網状パターンのフォーマット(網目の2次
元マトリクス構成)が既知の場合には、網状パターンの
幅から算出するのが容易である。
【0021】図6のルーチン6−2では副走査方向(図
7参照)から見た網状パターンの横の長さや網目の横の
長さを測定する。これは、調べる方向が主走査方向から
副走査方向に変っただけで、処理内容はルーチン6−1
と同様である。ここまでで、イメージRAM70上の主
走査方向と副走査方向のそれぞれからイメージの幾可的
規則性に従って観測される網状パターンの縦と横の寸
法、網目の縦と横の寸法が得られた。
【0022】次のルーチン6−3では網状パターンの縦
と横の方向を決定する。網目の方向は種々のアルゴリズ
ムによって決定できる。回転サーチでは、正しい方向か
らみた網状パターンの切断長が最短になることを利用す
る。図9を参照して述べると、まず主走査ライン1に対
しかなりの角度をもって交差する2つのライン2と3を
選択しこのライン2、3上のイメージからみた網状パタ
ーン21の縦の切断長を測定し、比較する。ライン2の
方が短ければ縦の正しい方向はライン1とライン2の間
にあるのでその間を2等分するようなライン4(角度の
2等分でもよいが、ライン1とライン2の各端の位置の
間の中心同士を結ぶラインでよい)を選択し、そのライ
ンイメージ上の切断長を測定し、ライン1とライン2の
切断長が等しくなければそのうち短い切断長をもつ方の
ラインとライン4との間を更に2等分するラインを選
び、以下、同様にして2等分を続け、切断長が減少しな
くなった時点で、あるいは等しい切断長をもつ2つのラ
インを検出した段階で処理を打ち切る(例えばライン1
とライン2の切断長が等しければその2等分ライン4は
最短の切断長をもつ)。
【0023】別のアプローチでは、図10のイメージ拡
大図に〇印と△印で示すように、隣り合うイメージライ
ン(実際には離散系なので図10の〇印の列で示すよう
にラインLは段階状になる)のビットパターンが一致あ
るいは最も良く一致するような方向を網状パターンの方
向として定めることができる。なお、図10の小さいま
す目はイメージビットのメモリセルを示し、大きなます
目は明暗の網目を示している。ビットパターンの一致検
査は上述したような回転サーチ法による切断長の比較等
によりある程度網状パターンの方向がしぼられた段階か
ら始めるとよい。例えば、網状パターンの端でみて網目
のサイズ程度の角度範囲内に方向がしぼり込まれたら、
それによって細長い四角の探索範囲が決まるので、この
探索範囲内でビットパターンの一致検査を行う。あるい
は、そのような探索範囲内で網目のエッジを検出し、エ
ッジの発見位置から方向を決定してもよい。これは、隣
り合う網目列の境界の前後で最もイメージビットの不一
致が発生することに着目したアプローチである。例え
ば、幅が網目サイズ程度の細長い4角の探索領域が得ら
れたら、幅方向(網状パターンの縦方向決定の場合には
副走査方向)に沿って網目の長さ分のイメージ検査を各
イメージビット行について行い、ビット反転位置を検出
し、これらの検出位置のなかで網目の1/2程度の幅の領
域内に収まる検出位置群を結ぶか、これらの検出位置の
回帰直線を決定することで網状パターンの方向が得られ
る。
【0024】ルーチン6−3の処理の結果は、網状パタ
ーンの縦と横の方向ないしその方向を与えた2つのライ
ンである。したがってその2つのラインにおける網状パ
ターンの上下左右の端の網目の位置の情報も得られ、こ
れは以下説明するルーチン6−4の代りのルーチン6−
4bで参照される。
【0025】ルーチン6−4ではルーチン6−3で得た
網状パターン21の縦の方向と横の方向に沿う適当な複
数のラインイメージを調べて、網状パターン21の左、
右、上、下の端にある輪郭線(輪郭線付の場合)または
網目の列ないし行の中心線を検出し、網状パターンの4
隅の網目の位置を決定する。図11は平行サーチによる
左端の網目列の検出のアルゴリズムの一例を示したもの
で、網状パターンの縦の方向に沿って、イメージRAM
70上の端のライン1と、網状パターンの内部を通ると
考えられるライン2とを調べ、ライン2が網状パターン
の存在を示す複数の黒画素を含めば、ライン1とライン
2との中間のライン3を選び、ライン3も網状パターン
内を通れば、ライン1とライン3との間を2分するライ
ン4を選び、以下同様にして2分サーチを続け、2つの
ライン間の間隔が十分近くなって(例えば網目のサイズ
程度)、片方のラインが網状パターンの外側を示す白画
素のみまたはほとんど白画素から成り、もう片方のライ
ンが網状パターンの内部(ここでは輪郭線なしを想定し
ている)を示す黒画素群(例えば、網状パターンの縦の
長さにほぼ等しい間隔をもちランレングス2が網目の長
さの評価値がその整数倍にほぼ等しいような画素群)を
含むものが得られたら、処理を打ち切り、後者のライン
をサーチ結果、即ち網状パターンの左端の網目を通るラ
イン(中心線)とする。
【0026】より正確な左端の網目の中心線が所望であ
れば図12のイメージ拡大図に示すような3ビット間隔
のライン対l0とl1、ライン対l2とl3(このライン対
は前者のライン対からほぼ網目のサイズだけ離れてい
る)を1回の検査終了の都度、右に1ビットだけずらし
ながら調べ、ライン対l0、l1間の副走査方向における
白画素から黒画素のビットへの変化数が最大になるとき
のラインl0の番号と、ライン対l2、l3間の副走査方
向におけるビット変化数が最大となるときのラインl2
の番号とを検出すれば、l0とl1の間が網状パターンと
外部との左側境界E0であり、l2とl3との間が左端の
網目の列と2番目の網目の列との境界E1である。そこ
で境界E0と境界E1とを2分するラインM(図中ハッ
チングで示してある)を選べばこれが左端の網目の正確
な中心線ということになる(なお、イメージビットパタ
ーンの最大不一致による境界検出方式は取り込んだイメ
ージデータに歪みがある場合にも有効であり、網状パタ
ーンの各網目の境界を調べ、作成してその内部点をサン
プリングしてもよい)。
【0027】網状パターン21の4隅の網目の位置は中
心線の交点、例えば左上の隅は左端のラインと上端のラ
インとの交点で与えられる。
【0028】ルーチン6−4bはルーチン6−4の代り
となる処理であり、ルーチン6−3bで検出した網状パ
ターン21の縦の方向のラインと横の方向のラインとの
交点を求め、その交点が網状パターン21の何行目、何
列目の網目の中心であるかを調べる。詳細には、ルーチ
ン6−3bで検出した網状パターン21の縦の方向のラ
インイメージにおける両端の網目の断片を示す位置と画
像フォーマット、即ち、網状パターン21の縦方向にお
ける網目の数(図2では48個)から交点が中心となる
網目の行番号が計算され、同様にして、ルーチン6−3
bで検出した網状パターン21の横の方向のラインイメ
ージにおける両端の網目の断片を示す位置と網状パター
ン21の横方向における網目の数(図2では72個)か
ら交点を中心とする網目の列番号が計算される。
【0029】ルーチン6−4または6−4bの後はルー
チン6−5でイメージRAM70上における網状パター
ン21の各網目の中心を、既に得ている基準の網目(4
隅の網目または行と列番号が特定された網目)の中心位
置、網目の縦方向と横方向のサイズの評価値、及び網状
パターン21の縦と横の方向から、算出し、ルーチン6
−6で各網目の中心のイメージビットをサンプリングす
ることにより、網目の明暗を識別する。
【0030】なお、網目の中心の単一のイメージビット
をサンプリングするだけでなく網目の中心を基準として
そのまわり(例えば、上下左右)のイメージビットもサ
ンプリングし、その結果から網目の明暗を決定し、更に
はその信頼性を評価するようにしてもよい。
【0031】次に、第2の変形例を図13と図14を参
照して説明する。便宜上、輪郭線付きの網状パターンを
想定する。また網状パターンの網目のマトリクス構成は
既知とする。デコード処理(図14)の最初のルーチン
14−1で、イメージRAM70(図13)のメモリ中
心を通る複数の異なるラインイメージを調べ、各ライン
イメージの両端から中央に向って最初に現われる黒画素
を輪郭線の断片として着目し、その検出位置をサンプリ
ングする。複数のラインイメージの選び方は、第1群の
ラインイメージが網状パターンの上下の輪郭線と交差す
るようにし、第2群のラインイメージが網状パターンの
左右の輪郭線と交差するようにすると都合がよく、これ
は、網状パターンの存在する範囲がある変動範囲内に収
まるので容易に決められる。これにより、サンプリング
した検出位置のファイルは上の輪郭線上の位置と予想さ
れる第1グループと、下の輪郭線上の位置と予想される
第2グループと、左の輪郭線上の位置と予想される第3
グループと、右の輪郭線上の位置と予想される第4グル
ープとに分かれる。各グループについて、特にはずれて
いるサンプリング位置を除いて回帰直線等による直線フ
ィティングを行えば、それが、輪郭線の軌跡ということ
になり、これによって得た4つの直線間の交点が網状パ
ターンの4つの隅の位置を定める(14−2)。この方
式は、記録媒体14上の汚れ等により、網状パターン1
1の周線部が部分的に破壊されている場合にも有効な方
式であり、正確に網状パターン21の4隅の位置を測定
できる。また、処理時間が短いという利点もある。
【0032】4隅の位置が決定された後は第1変形例と
同様にして、各網目の中心を算出し、そこにあるイメー
ジビットをサンプリングすることでデコード処理が完了
する(14−3、14−4)。
【0033】次に図15を参照して第3の変形例を説明
する。この変形例のデコード処理では、イメージRAM
70上のメモリ中心を通る主走査ラインと副走査ライン
によって、イメージRAM70を4分割し、各象限内に
ある網状パターンの隅の位置を決定する。図15に示す
第1象限について説明すると、主走査ライン1と副走査
ライン2を最初に調べ、端から最初に発見される黒画素
を輪郭線の断片とみなしてその位置を記憶する。次に、
イメージRAM70の右上と中心を結ぶ対角ライン3を
調べ、端から最初に発見した黒画素の位置を記憶する。
次に主走査ライン1と対角ライン2との間のイメージR
AM70の上端における中点とイメージRAM70の中
心とを結ぶラインを調べ、同様の黒画素を検出し、その
位置を記憶する。ここで、ライン1、4、3に関する黒
画素の位置関係と、ライン2、3、4に関する黒画素の
位置関係を調べる。その結果、図15の場合であればい
ずれの3つの黒画素も直線上にないことが判明する。換
言すれば、ライン3とライン4の間を通るライン上に網
状パターンの隅がある。そこで、メモリ上端におけるラ
イン3とライン4との中点とメモリ中心を通るラインを
引いて同様の黒画素を検出し、今度は、ライン1、4、
5に係る黒画素間の直線チェックとライン2、3、5の
黒画素間の直線チェックを行う。図15に従えばライン
1、4、5は直線上にあると判定される。したがって、
網状パターンの右上隅の中心はライン3とライン5との
間にある。そこで、ライン3とライン5との間を2分す
るライン6を引き、以下同様にして、検索範囲をしぼっ
ていく。2分線を引くための2つのライン間のメモリ端
における間隔が十分小さく(例えば1ドットの距離)に
なれば、そのラインの黒画素の位置が網状パターンの右
上隅(正確には輪郭線の右上の項点)ということにな
る。
【0034】次に第4の変形例を図16と図17を参照
して説明する。この例では網状パターン21の外側に4
つの位置合わせマークR(ここでは黒の円)を設けてお
り、デコード処理においてイメージRAM70上から、
この位置合わせマークRの中心を測定し、その結果から
網状パターン21の各網目の中心位置を幾可的規則性に
従って算出し、その位置のイメージビットをサンプリン
グすることで各網目の明暗を識別とするものである。各
位置合わせマークRの中心を検出するため、図17のイ
メージ拡大図に示すようにイメージRAM70の端か
ら、例えば45度の方向のラインイメージをある程度の
間隔をもって1本ずつ調べ、位置合わせマークRの断片
とみなされる黒画素のランレングスを含むラインイメー
ジに当ったら、検索範囲をしぼり、その範囲内で細かく
(例えば1ドット間隔で)ラインイメージを調べ、その
プロジェクションAをとる。更にライン方向を例えば9
0度回転させ、その方向のラインイメージを細かい間隔
で調べ、そのプロジェクションBをとる。プロジェクシ
ョンAとBのエッジE1、E2、エッジE3、E4を見
つけ、その中心を通るラインを求め、その交点を得る。
この交点が位置合わせマークRの中心である。このよう
な処理をイメージRAM70の4つのコーナーで行うこ
とにより、4つの位置合わせマークRの中心位置が決ま
る。この方式の場合、4つの位置合わせマークRのう
ち、最大2箇所のマークが破壊されていても、その破壊
を検出でき(プロジェクションの形状やエッジ間の距離
が想定される基準から大きく異なるので検出でき)、残
る2つの健全な位置合わせマークRの位置が測定されれ
ば、後はイメージデータの規則性から網状パターンの各
網目の中心位置を正確に算出できるので、記録媒体14
上の汚れ等に対するデコード耐久力が強いという利点が
ある。
【0035】その他の変形例として、例えば、イメージ
センサーを磁気インク等に反応する磁気/電気変換タイ
プで構成してもよい。また機械的に走査されるイメージ
センサーの代りに、コストは高くなるが固定して使用さ
れる面積イメージセンサーを用いてもよい。
【0036】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、この発
明では、定速度で移動走査するラインイメージセンサー
(ライン型のイメージセンサー手段)を用いて記録媒体
上の画像を1ラインごとの主走査ラインイメージデータ
として連続的に読み取り、先行する主走査ラインイメー
ジデータから、画像の前側の両端に位置するデータ開始
マークの各位置を検出し(データ開始マーク検出手
段)、データ開始マークの位置を検出したら、その位置
情報、ラインイメージセンサーの動作パラメータ(副走
査方向の移動速度、分解能等)、及び符号化画像である
網状パターンの幾何学的規則性に基づき、M行N列の全
網目の画素データのサンプリング位置を一括予測し(予
測手段)、後続する主走査ラインイメージデータのう
ち、前記予測手段が予測したサンプリング位置を含まな
い後続主走査ラインイメージデータについては読み飛ば
し、予測したサンプリング位置を含む後続主走査ライン
イメージデータについては、そのサンプリング位置の画
素データを読み取ることにより、各網目の明細を識別し
ている(網目明暗識別手段)ので、イメージセンサーと
してカメラのようなエリア型の高価なものは不要であ
り、また、記憶容量としては、1主走査ライン分のイメ
ージデータでよいのでフレームバッファのようなものは
不要であり、しかも、データ開始マークの検出時に全網
目の画素データサンプリング位置を一括して予測する方
式をとっているので、データ再生のための処理量を削減
でき、処理時間を短縮し、かつ誤りの少ない解読が可能
となり、実時間的な用途に最適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例に係るデータ読取装置の全体
構成図。
【図2】実施例の読取対象である網状パターンの符号化
画像を例示する図。
【図3】実施例による走査・デコード処理のフローチャ
ート。
【図4】符号化画像に対するイメージセンサーの走査例
を示す図。
【図5】走査例を拡大して示す図。
【図6】第1の変形例によるデコード処理のフローチャ
ート。
【図7】イメージRAM上のイメージデータの概略を示
し、主走査方向からみた網状パターンの長さの測定の説
明に用いた図。
【図8】主走査ラインイメージに係るランレングスのヒ
ストグラムを示す図。
【図9】回転サーチによる網状パターンの縦の長さの測
定を説明するのに用いた図。
【図10】イメージを拡大して示し、イメージビットパ
ターンの一致検出による網状パターンの方向決定を説明
するのに用いた図。
【図11】平行サーチによる網状パターンの境界の検出
の説明に用いた図。
【図12】イメージビットパターンの最大不一致検出に
よる網目列間の境界決定を説明するのに用いた図。
【図13】第2の変形例に係り、イメージRAM上の網
状パターンの輪郭線の検出を説明するのに用いた図。
【図14】第2の変形例のデコード処理のフローチャー
ト。
【図15】第3の変形例に係り、2分サーチによりイメ
ージRAM上の網状パターンの隅の位置を検出する原理
を示す図。
【図16】第4の変形例に係り、網状パターンに位置合
わせマークを付加した符号化画像を取り込んだイメージ
RAMを示す図。
【図17】位置合わせマークの位置を測定する原理を示
す図。
【符号の説明】
10 データ読取装置 11 イメージセンサー 14 記録媒体 15 CPU 16 ROM 20 符号化画像 21 網状パターン

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】M行N列の各網目に選択的に形成された明
    暗によってデータを符号化した網状パターンと、この網
    状パターンの1行目の少なくとも前側両端部に夫々位置
    するデータ開始マークとからなる画像が記録された記録
    媒体に対し、この記録媒体上の画像を前側から後側の方
    向(副走査方向)に定速度で移動走査しながら、この画
    像を表わすイメージデータを1ラインごとの主走査ライ
    ンイメージデータを単位として読み取るライン型のイメ
    ージセンサー手段と、先行する主走査ラインイメージデータから前記両端部に
    夫々位置するデータ開始マークの位置を検出するデータ
    開始マーク検出手段と、 検出したデータ開始マークの位置、前記ライン型のイメ
    ージセンサー手段の動作パラメータ及び前記網状パター
    ンの幾何学的規則性に基づき、M行N列の全網目の画素
    データのサンプリング位置を一括して予測する予測手段
    と、 後続する主走査ラインイメージデータのうち、前記予測
    手段が予測したサンプリング位置を含まない後続主走査
    ラインイメージデータについては読み飛ばし、予測した
    サンプリング位置を含む後続主走査ラインイメージデー
    タについては、そのサンプリング位置の画素データを読
    み取ることにより、 上記各網目の明暗を識別する網目明
    暗識別手段と、 を有することを特徴とするデータ読取装置。
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