JP2726147B2 - ネガフィルムの処理方法およびその装置 - Google Patents

ネガフィルムの処理方法およびその装置

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、現像処理されたフィルム(ネガフィル
ム)の処理方法およびその装置に関するものである。
〔従来の技術〕
現像装置によって写真フィルムを現像処理し、形成さ
れたネガフィルムをプリンタにかけて焼付・露光処理す
ることは普通に行なわれている。
ネガフィルムのプリント処理に際し、従来は、オペレ
ータがフィルムを目視で判断し、1コマ毎に色補正入力
やプリント枚数を入力してプリントを行なうようにして
いる。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記のように、1コマ毎のプリント条件を入力するプ
リント処理においては、プリント作業に多くの時間を要
し、作業性が悪いという不都合がある。
一般に、プリント処理時のプリント情報は、写真プリ
ントの裏面に記入されており、その写真プリントを見る
ことによって前回と同一条件においてリプリントするこ
とができ、同一仕上がりの写真プリントを得ることがで
きる。
しかしながら、リプリント時には、ネガフィルムのみ
で注文を受けることが多いため、再度プレリードしてプ
リント処理を行なう必要が生じ、また、プリント条件が
前回のプリント条件と異なる場合が多く、同一仕上がり
の写真プリントを得ることができない不都合がある。
この発明は、プリント作業の時間短縮と作業能率の向
上を図り、リプリント時のプレリードを不要とすること
を技術的課題としている。
〔課題を解決するための手段〕
上記の課題を解決するために、第1の発明において
は、プレリーダのビュワー部に沿って移送され、そのビ
ュワー部から送り出されるネガフィルムをフィルムカセ
ットのフィルム入口から内部に挿入し、そのフィルムカ
セットの内部に設けた送り機構の作動によってカセット
内部のフィルム巻取空間内でネガフィルムを順次巻取る
と共に、上記プレリーダのビュワー部で判定したプリン
ト情報等のプレリード情報をプレリーダの入力部に入力
し、そのプレリード情報を上記フィルムカセットの外周
に設けた記録媒体に記録する構成を採用したのである。
また、第2の発明においては、ネガフィルムの画像を
照明するビュワー部、そのビュワー部に沿ってネガフィ
ルムを移送させる送り装置およびビュワー部において判
定したプリント情報等のプレリード情報を入力する入力
キーを備えたプレリーダと、上記ビュワー部のフィルム
出口側に設けられたカセット保持部と、一対のフィルム
収納空間を有し、そのフィルム収納空間を連通するフィ
ルム通路の両側壁対向位置にフィルム入口と露光窓とを
形成し、そのフィルム入口と各フィルム収納空間との間
にフィルム送り機構を組込んだフィルムカセットを上記
カセット保持部に1つずつ供給する供給装置とから成
り、上記カセット保持部には、フィルムカセットの送り
機構を動作させる駆動装置と、プレリーダに入力された
プレリード情報をフィルムカセットの外周に設けた記録
媒体に記録する記録ヘッドとを設けた構成を採用したの
である。
〔作用〕
上記のように、ネガフィルムを収納するフィルムカセ
ットは、露光窓を有し、また、フィルム収納空間に収納
されたフィルムを他方フィルム収納空間に移送するフィ
ルム送り機構を備えるため、プリンタの露光部にフィル
ム送り機構の駆動装置を設けることによって、フィルム
カセット内にネガフィルムを収納した状態で焼付・露光
することができる。
また、記録媒体にプレリード情報が記録されているた
め、プリンタに読み取りヘッドを設けることにより、そ
のプレリード情報を読み出すことができるため、プレリ
ード情報に基づいたプリント処理を自動的に行なうこと
ができる。
〔実施例〕
以下、この発明の実施例を添付図面に基づいて説明す
る。
第1図は、この発明に係るネガフィルム処理装置の全
体を示す。図示のように、ネガフィルム処理装置は、プ
レリーダ1と、カセット保持部20と、そのカセット保持
部20にフィルムカセット70を1つずつ供給するカセット
供給装置50とから成る。
プレリーダ1は、ネガフィルムFの画像を照明するビ
ュワー部2を有し、そのビュワー部2には上下にガイド
が設けられている。4はフィルム挿通部で、そのフィル
ム挿通部4のフィルム入口側にネガフィルムFの送り装
置5が設けられている。
送り装置5は、第3図に示すように、前後一対の送り
ローラ6a、6bから成り、後部送りローラ6bは、モータ7
によって駆動される。この一対の送りローラ6a、6bのフ
ィルム入口側にはネガフィルムFの有無を検出するセン
サー8が設けられ、そのセンサー8がネガフィルムFを
検出すると、前記モータ7が作動する。
ネガフィルムFの画像は、前記ビュワー部2において
1コマずつ判定され、その判定されたプリント情報等の
プレリード情報は、ビュワー部2の前側に設けられた入
力キー9の操作によって入力される。
ここで、プレリード情報として、上記プリント情報の
他、受付No.、ツインチェックNo.、フィルムメーカー感
度、プリント条件、プリントサイズ、プリント枚数、紙
質、コマNo.、画面位置、価格、日付等を挙げることが
できる。
前記フィルム挿通部4の出口側には、先端が屈曲する
フィルム誘導筒10が設けられている。フィルム誘導筒10
は、第2図および第3図に示すように、後端部の上下に
ピン11a、11bを有し、各ピン11a、11bが固定部材12に回
転自在に支持されている。また、下部のピン11bにはギ
ヤ13が固定され、そのギヤ13とモータ14の回転軸に設け
たギヤ15が互に噛合している。
このため、モータ14を駆動すると、フィルム誘導筒10
がピン11a、11bを中心に回動し、フィルム挿通部4に延
長する状態と、フィルム挿通部4に対して交差する状態
に保持することができる。
前記カセット保持部20はフィルム挿通部4のフィルム
出口側に設けられている。そのカセット保持部20で保持
されるカセット70は、第8図および第9図に示すよう
に、一対の円筒形のフィルム収納空間71、71を両側に有
し、各フィルム収納空間71の内部に巻取軸72を回転自在
に設け、カセット70の外周に臨む巻取軸72の端面に角孔
等の係合孔73を設けてある。
また、フィルム収納空間71の周壁に窓74を形成し、そ
の窓74内に組込まれた押えローラ75をローラアーム76で
回転自在に支持し、このローラアーム76の端部を弾性を
有するヒンジ77で上記窓74の内周に連結し、上記ヒンジ
77の弾力により押えローラ75を巻取軸72の外周に押し付
けている。
さらに、一対のフィルム収納空間71をフィルム通路78
で連通し、このフィルム通路78の上壁にフィルム入口79
を設け、フィルム通路78の下壁に上記フィルム入口79に
対向して露光窓80を形成し、その露光窓80とフィルムを
収納空間71との間にフィルム送り機構81を設けてある。
フィルム送り機構81として、ここでは、ネガフィルム
Fの両側のパーフォレーションと係合する一対のスプロ
ケット82を用い、そのスプロケット82の軸83をカセット
70の両側壁で回転自在に支持し、上記軸83を前記巻取軸
72との間にギヤ伝動機構84を設けて巻取軸72の回転をス
プロケット82に伝えるようにしている。
また、スプロケット82のフィルム入口79がわに検出ロ
ーラ85を設け、その検出ローラ85を回転自在に支持する
ローラアーム86の端部をヒンジ87によりフィルム収納空
間71の周壁に連結し、上記ヒンジ87の弾性により検出ロ
ーラ85を上壁内面に形成した窪み88に押し付け、その検
出ローラ85が窪み88に当接する状態において、スプロケ
ット82の軸83に取付けたラチェットホイール89と係合す
る爪90をローラアーム86に設けてある。
なお、91は、フィルムカセット70の側壁に形成した位
置決め孔を示す。
上記の構成から成るフィルムカセット70の外周には磁
気テープ等から記録媒体92が設けられている。
上記フィルムカセット70を保持するカセット保持部20
は、第2図乃至第5図に示すように、傾斜状に配置され
た底板21と、その底板21に対して直交状に配置された支
持板22とを備え、フィルムカセット70は、フィルム入口
79を前面とし、記録媒体92を上にした状態で底板21およ
び支持板22で支持される。
上記底板21の下方には、その底板21に支持されたフィ
ルムカセット70の巻取軸72を回転させてフィルム送り機
構81を動作される駆動装置23が設けられている。
駆動装置23は、底板21に形成した孔24に対して上部が
挿通可能な駆動軸25の上端を巻取軸72の係合孔73に対し
て係合可能とし、その駆動軸25の外側に、モータ26によ
って回転されるギヤ27と、摩擦板28およびトルク伝達板
29とを設け、上記ギヤ27を駆動軸25に対して回転自在に
支持してある。また、トルク伝達板29を駆動軸25に対し
て回り止めし、かつ軸方向にスライド自在に設け、その
トルク伝達板29を駆動軸25の外側に設けたスプリング30
で摩擦板28に押し付け、前記モータ26によって回転され
るギヤ27の回転を摩擦板28およびトルク伝達板29を介し
て駆動軸25に伝え、その駆動軸25にかかる負荷が設定さ
れた負荷より大きくなった場合に、トルク伝達板29と摩
擦板28との間でスリップさせるようにしている。
前記底板21は、上記駆動軸25と、その駆動軸25に平行
に設けられたガイド軸31に沿って昇降自在に支持され、
各軸25、31の外側に設けたスプリング32は底板21を押し
上げて底板21を基準位置に戻すようになっている。
なお、ガイド軸31は、底板21の下降時に、その底板21
の上方に上部が突出し、上記底板21に支持されたフィル
ムカセット70の他方巻取軸72の係合孔73に対して挿入す
るようになっている。
上記底板21上には、その底板21とでフィルムカセット
70を上下から挾持する挾持板33が設けられている。この
挾持板33にはラック部材34が設けられ、そのラック部材
34は支持板22に形成したガイド孔35に沿って昇降自在に
支持されている(第3図参照)、 ラック部材34にはラック歯36が形成され、そのラック
歯36にモータ37で駆動されるピニオン38が噛合してい
る。このため、モータ37を駆動すると、挾持板33が上下
動し、下降時に底板21とでフィルムカセット70を挾持す
る。
上記挾持板33には記録ヘッド39が取付けられている。
記録ヘッド39は、プレリーダ1に入力されるプレリード
情報をフィルムカセット70の記録媒体92に記録するよう
になっている。
上記挾持板33の上昇動によって挾持が解除されたフィ
ルムカセット70は、送り出し装置40によって底板21上よ
り排出される。
送り出し装置40は、支持板22に形成した窓41内に蹴出
しアーム42を組込み、その蹴出しアーム42の上部をピン
43で揺動自在に支持し、上記蹴出しアーム42の上部に形
成した折曲片44のソレノイド45で加圧し、上記ピン43を
中心に蹴出しアーム42を揺動させるようにしている。
上記送り出し装置40によって底板21上より排出された
フィルムカセット70は、底板21の前側に設けた傾斜シュ
ート46で案内され、その傾斜シュート46の下部に接続し
た回収ストッカ47内に排出される。
第6図および第7図は、上記カセット保持部20にフィ
ルムカセット70を1つずつ供給する供給装置50を示す。
供給装置50はストッカ51を有し、フィルムカセット70
は、フィルム入口79を上向きとして上記ストッカ51内に
複数収納される。
ストッカ51の両側下部には窓52が形成され、その窓52
からストッカ51内にロータ53の一部が臨み、ストッカ51
内に収納されたフィルムカセット70は、上記ロータ53に
よって下方に落下するのが防止される。
また、ロータ53は、モータ54によって回転され、その
ロータ53の回転によってフィルムカセット70は下方に1
つずつ排出される。
ストッカ51の下部には、傾斜案内部55が形成され、ロ
ータ53から排出されるフィルムカセット70は、上記傾斜
案内部55に沿って落下して向きが変更され、ストッカ51
の底板56で支持される。このとき、フィルムカセット70
のフィルム入口79は前面に向き、また、記録媒体92は上
向きとされる。
前記ストッカ51の底板56は、カセット保持部20の底板
21と同じレベルに保持され、その底板56上に載置するフ
ィルムカセット70は、送り出し装置57の作動によってス
トッカ51の側面下部に設けた出口58からカセット保持部
20に送り出される。
送り出し装置57として、ここでは、底板56の下方にベ
ルトコンベヤ58を設け、そのコンベヤベルト59にプッシ
ャ60を取付け、上記プッシャ60を底板56に形成した案内
孔61に沿って直線往復動させるようにしているが、これ
に限定されるものではない。
実施例で示すネガフィルムの処理装置は上記の構造か
ら成り、次にその作用を説明する。
いま、供給装置50のストッカ51内に収納されたフィル
ムカセット70を送り出し装置57の作動によって出口58か
らカセット保持部20の底板21上に送り出すと、第4図に
示すモータ37が作動してラック部材34を下降させる。
上記ラック部材34の下降により挾持板33はフィルムカ
セット70を底板21とで挾持すると共に、その挾持状態に
おいて底板21、フィルムカセット70および挾持板33が下
降し、第2図に示すように、駆動装置23の駆動軸25の上
部が一方巻取軸72の係合孔73に係合する。また、ガイド
軸31の上部も他方巻取軸72の係合孔73に係合する。
カセット保持部20においてフィルムカセット70が保持
され、センサ8がフィルムを検出すると、モータ26が作
動する。
このとき、第9図に示すフィルムカセット70のラチェ
ットホイール89に爪90が係合してスプロケット82が回り
止めされているため、摩擦板28とトルク伝達板29との間
でスリップが生じ、モータ26の回転は駆動軸25に伝達さ
れない。
また、フィルムカセット70が保持されると、第2図に
示すモータ14が作動し、フィルム誘導筒10を回転させ
る。そのフィルム誘導筒10が第3図に示すように、フィ
ルム挿通孔4に延長すると、モータ14は停止する。この
とき、フィルム誘導筒10の先端出口はカセット保持部20
で保持されたフィルムカセット70のフィルム入口79に臨
む。
フィルム誘導筒10の回転停止後、プレリーダ1のフィ
ルム挿通孔4にネガフィルムFを挿通し、そのネガフィ
ルムFの先端部をセンサー8が検出すると、送り装置5
が作動して一対の送りローラ6a、6bの接触位置まで差し
込まれたネガフィルムFをビュワー部に写す分(約10コ
マ分)を一度に送る。
このため、ネガフィルムFは、フィルム挿通孔4から
フィルム誘導筒10を移動してフィルムカセット70のフィ
ルム通路78内に侵入する。そのネガフィルムFの先端が
フィルムカセット70内の検出ローラ85の位置を通過する
と、検出ローラ85は、第3図に示すように窪み88から離
反し、爪90がラチェットホイール89から離反する。
上記爪90の係合解除によって、第2図に示す駆動軸25
が回転し、同時に巻取軸72が回転するため、ネガフィル
ムFは巻取軸72によって順次巻取られる。
上記のようなネガフィルムFの巻取り作業時、オペレ
ータはビュワー部2を通過するネガフィルムFの画像濃
度等を1コマずつ判定し、各コマのプリント情報等のプ
レリード情報をキー9の操作によって入力する。その入
力されたプレリード情報は、記録ヘッド39によってフィ
ルムカセット70の記録媒体92に記録される。
1オーダ分のネガフィルムFの判定作業が終了し、そ
のネガフィルムFの後端が第3図に示すフィルムカセッ
ト70内の検出ローラ85の位置を通過すると、検出ローラ
85はヒンジ87の弾性により窪み88に押し付けられ、爪90
がラチェットホイール89に係合する。
上記爪90の係合によって、巻取軸72は回り止めされ、
ネガフィルムFの巻取り作業が完了する。
なお、ネガフィルムFの後端が検出ローラ85の位置を
通過する巻取軸72は直ちに回り止めされるため、ネガフ
ィルムFの後端の巻込みが防止され、スプロケット82は
ネガフィルムFのパーフォレーションと係合している。
ネガフィルムFの巻取り作業の完了後、第5図に示す
モータ37の作動により、挾持板33が上昇し、同時に、ス
プリング32の弾力により底板21が上昇して基準位置に戻
る。また、駆動装置23のモータ26も停止する。
第4図に示すように、フィルムカセット70の保持が解
除されると、ソレノイド45が作動し、蹴出しアーム42が
ピン43を中心に揺動する。その揺動によってネガフィル
ムFを巻取ったフィルムカセット70が底板21上より押し
出され、シュート46に案内されて回収ストッカ47内に落
下する。
以上のように、一対のフィルム収納空間71、一対のフ
ィルム送り機構81および露光窓80を有するフィルムカセ
ット70によって1オーダ分のネガフィルムFを巻取り、
そのフィルムカセット70に設けた記録媒体92に1コマ毎
のプリント情報等のプレリード情報を記録するようにし
たので、プリンタに上記フィルム送り機構81の駆動装置
および記録媒体92の読取り装置を設け、その読取り装置
によってプリンタの駆動部を制御することにより、フィ
ルムカセット70内にネガフィルムFが収納された状態に
おいて、記録媒体92に記録された情報に基づいて自動的
に焼付・露光することができる。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明においては、一対のフィルム
収納空間、各収納空間に向けてネガフィルムを送るフィ
ルム送り機構および露光窓を有するフィルムカセットで
プレリーダのビュワー部に沿って送られるネガフィルム
を巻取り、上記ビュワー部において判定したプリント情
報等のプレリード情報をフィルムカセットに設けた記録
媒体に記録するようにしたので、上記ネガフィルムを焼
付・露光するプリンタにフィルム送り機構と読み取り装
置を設けることにより、プリント時におけるプレリード
作業を不要とすることができ、プリント作業の能率向上
を図ることができると共に、プリントの自動化が可能で
ある。
また、記録媒体にプレリード情報が記録されているた
め、リプリント時のプレリード作業を不要とすることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明に係るネガフィルム処理装置の一実
施例を示す斜視図、第2図は同上のカセット保持部の詳
細を示す一部切欠正面図、第3図は同上の横断平面図、
第4図は第2図の縦断側面図、第5図は第4図の作動状
態を示す縦断側面図、第6図は同上のカセット供給装置
の一部切欠正面図、第7図は第6図の縦断側面図、第8
図はフィルムカセットの斜視図、第9図は同上の縦断正
面図である。 1……プレリーダ、2……ビュワー部、 5……送り装置、9……入力キー、 20……カセット保持部、 23……駆動装置、39……記録ヘッド、 50……供給装置、 70……フィルムカセット、 71……フィルム収納空間、 78……フィルム通路、79……フィルム入口、 80……露光窓、81……送り機構。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プレリーダのビュワー部に沿って移送さ
    れ、そのビュワー部から送り出されるネガフィルムをフ
    ィルムカセットのフィルム入口から内部に挿入し、その
    フィルムカセットの内部に設けた送り機構の作動によっ
    てカセット内部のフィルム巻取空間内でネガフィルムを
    順次巻取ると共に、上記プレリーダのビュワー部で判定
    したプリント情報等のプレリード情報をプレリーダの入
    力部に入力し、そのプレリード情報を上記フィルムカセ
    ットの外周に設けた記録媒体に記録するネガフィルムの
    処理方法。
  2. 【請求項2】ネガフィルムの画像を照明するビュワー
    部、そのビュワー部に沿ってネガフィルムを移送させる
    送り装置およびビュワー部において判定したプリント情
    報等のプレリード情報を入力する入力キーを備えたプレ
    リーダと、上記ビュワー部のフィルム出口側に設けられ
    たカセット保持部と、一対のフィルム収納空間を有し、
    そのフィルム収納空間を連通するフィルム通路の両側壁
    対向位置にフィルム入口と露光窓とを形成し、そのフィ
    ルム入口と各フィルム収納空間との間にフィルム送り機
    構を組込んだフィルムカセットを上記カセット保持部に
    1つずつ供給する供給装置とから成り、上記カセット保
    持部には、フィルムカセットの送り機構を動作させる駆
    動装置と、プレリーダに入力されたプレリード情報をフ
    ィルムカセットの外周に設けた記録媒体に記録する記録
    ヘッドとを設けたネガフィルムの処理装置。
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