JP2725651B2 - 予備回線監視方式 - Google Patents

予備回線監視方式

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、現用回線と予備回
線を切替えてディジタル信号伝送を行う無線装置の予備
回線監視方式に関し、特に、監視のためのパイロット信
号のタイミングクロックの発生回路を簡易化した予備回
線監視方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の回線切替を行うディジタル無線伝
送装置の構成として図3を参照して説明する。本例は1
つの予備回線と2つの現用回線を有しており、信号入力
1から信号出力24に至る回線を現用1とし、信号入力
2から信号出力25に至る回線を現用2とする。
【0003】現用1の回線において送信ディジタル信号
は端子1から入力され、3の送信切替器を介して7の送
信信号処理回路へ入力される。ここで、フレーム同期信
号が多重化され、10の変調回路、送信器を通って13
の無線区間伝送路へ出力される。受信側においては、1
6の受信器、復調回路を通って19の受信信号処理回路
では、7で多重化されたフレーム同期信号を分離して、
ディジタル信号を出力する。さらに21の受信切替器を
介して24に出力する。
【0004】現用2の回線に関しては現用1と同様な構
成であるので説明は省略する。
【0005】予備回線に関しても6の送信信号処理回路
から、9の変調回路、送信器、12の無線区間伝送路、
15の受信器、復調回路、18の受信信号処理回路まで
現用回線と同様の構成をしている。現用回線が正常であ
る場合は、予備回線の監視のために、パイロット信号を
伝送する。すなわち、115のクロック発振器のタイミ
ングでパイロット信号発生器5を駆動して得られるパイ
ロット信号は、4及び3の送信切替器を介して6の送信
信号処理回路へ入力され、予備回線を通って18の受信
信号処理回路から出力され、21及び22の受信切替器
を介して23のパイロット信号検出器へ入力される。パ
イロット信号としてはPNパターン等が使われる。
【0006】次にパイロット信号発生器5と、送信信号
処理回路6の従来例を図4を参照して説明する。
【0007】ここでは簡単のため、パイロット信号発生
器5と送信信号処理回路6との間に介在する送信切替器
は省略してある。
【0008】パイロット信号発生器5では115のクロ
ック発振器の出力するタイミングクロックに従ってPN
パターン発生器102を駆動し、得られた信号を101
のユニポーラ・バイポーラ変換器でバイポーラ信号に変
換した後、送信信号処理回路へ出力する。
【0009】送信信号処理回路6では、入力された信号
を再び103でユニポーラ信号に変換し、104の多重
化回路でフレーム同期信号を多重化して出力する。多重
化後のタイミングクロックを生成するため、多重化前と
後のクロックを110のクロック位相比較器で比較した
結果を111のVCOに入力する。
【0010】本従来技術に関しては、例えば特開平4−
79535号公報に記載がある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従来技術において、パ
イロット信号発生器には、PNパイロット発生器を駆動
するためのクロック発振器が必要となるため、装置の小
型化、低価格が図れないという問題を有していた。
【0012】本発明はパイロット信号発生のため従来必
要としていたクロック発振器を不要とすることにより、
回路構成を簡単化し、装置の信頼度向上と共に小型・軽
量化を図ることを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の予備回線監視方
式は、タイミングクロック生成のために専用のクロック
発振器を必要とせず、既に送信信号処理回路に備えてあ
るVCOの出力クロックを分周して、タイミングクロッ
クを生成する。すなわち、VCOの発振周波数を固定と
する手段とVCOの出力クロックを分周する手段及び分
周比に応じてVCOの出力クロックを禁止して歯抜けク
ロックを作る手段を備えている。
【0014】送信信号処理回路で作られた歯抜けクロッ
クでPNパターン発生器を駆動することにより、特にク
ロック発振器を用いることなくパイロット信号を得るこ
とができる。
【0015】又分周器により生成された歯抜けクロック
によるPNパターン信号であっても、分周器の分周化を
適正に設定することにより、正しくPNパターン信号を
伝送することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の実施例について図1及び
図2により説明する。
【0017】図1は本発明が使用されるシステムの全体
構成を示し、図2に本発明の具体的回路の実施例を示
す。
【0018】まず図1は1つの予備回線と2つの現用回
線を有するディジタル無線伝送装置の構成を示し、現用
1の回線において、送信ディジタル信号は1から入力さ
れ3の送信切替器を介して7の送信信号処理回路でフレ
ーム同期信号が多重化される。次に10の変調回路、送
信器を通って13の無線区間伝送路へ出力される。受信
側においては、16の受信器、復調回路を通って19の
受信信号処理回路では7で多重化されたフレーム同期信
号を分離してディジタル信号を出力する。さらに21の
受信切替器を介して24に出力される。現用2の回線に
ついては現用1と同様な構成であるので説明は省略す
る。
【0019】現用1、2の回線が正常に運用されている
場合には、予備回線には、回線監視のためにパイロット
信号を伝送する。すなわち6の送信信号処理回路から無
線区間のクロックを分周したクロックを5に入力してパ
イロット信号を発生させ、この信号を4及び3の送信切
替器を介して6の送信信号処理回路へ入力する。以降9
の変調回路、送信器、12の無線区間伝送路、15の受
信器、復調回路、18の受信信号処理回路については現
用回線と同様であり、18から出力された受信ディジタ
ル信号は21及び22の受信切替器を介して23のパイ
ロット信号検出器へ入力される。ここで、パイロット信
号発生器の出力する信号と照合し一致した場合に予備回
線が正常であることが確認される。
【0020】次に図2を参照して、パイロット信号発生
回路の具体例を説明する。ここでは、図1における5の
パイロット信号発生器と、6の送信信号処理回路の詳細
回路が示されている。簡単のため5と6との間に介在す
る送信切替器は省略してある。
【0021】まず送信信号処理回路6では103のバイ
ポーラ・ユニポーラ変換器で入力されたバイポーラ信号
をユニポーラ信号に変換し、104の多重化回路でフレ
ーム同期信号を多重する。ここで、バイポーラ信号のク
ロック周波数をfm とし、多重化後のクロック周波数を
n とする。但し、fn >fm とする。110のクロッ
ク位相比較器では、fm に応じてfn のクロックを11
1のVCOで生成するための制御電圧を生成している。
パイロット信号を伝送する場合には、切替器1によりV
CO111への制御電圧をVc とし、発振周波数を固定
とし、VCO111のクロックを109の分周器で分周
する。
【0022】分周比は(fn −fm )/fn とする。但
し、この分周比は、整数に選ばれる。VCOの周波数f
n のクロックを108のAND回路へ入力し、109の
分周器出力でクロックを禁止すると、得られるクロック
は〔1−(fn −fm )/fn 〕×fn =fm となる。
このクロックにより、パイロット信号発生器5のPNパ
ターン発生器102を駆動し、101のユニポーラ・バ
イポーラ変換器によりバイポーラのパイロット信号が得
られる。この信号を103のバイポーラ・ニユポーラ変
換器でユニポーラ信号とし、104の多重化回路を介し
て出力する。
【0023】108で得られるクロックは元々fn の周
波数であるものを歯抜けとしてfmとしている。したが
って101から出力されるバイポーラ信号も歯抜けとな
るが、103で再生されるクロックはバイポーラ・ユニ
ポーラ変換器のクロック抽出回路(タンク回路)によ
り、fn の周波数となる。そこで多重化回路へ入力する
クロック周波数を再びfm とするため105のAND回
路を用いる。すなわち切替器2をONとし、105に入
力されるクロックを禁止して108と同様の歯抜けクロ
ックとする。但し、103から出力されるクロックは1
08から101及び103を介して遅延するので、この
分を補償する遅延回路107を挿入する。こうして10
4の多重化回路には、周波数fn の歯抜けクロックとこ
れにタイミングの一致したPNパターン信号が入力され
る。多重化回路においては入力した信号を一時バッファ
メモリに蓄えるため、歯抜けクロックと信号であって
も、データが欠落することなく多重化して出力すること
ができる。
【0024】多重化回路から出力された信号が、受信側
のパイロット信号検出器へ至る経路は前述と同様であ
る。
【0025】
【発明の効果】従来パイロット信号発生のために備えて
いたクロック発振器を削除することができる。
【0026】その理由は、送信信号処理回路であらかじ
め備えているクロック発振器の出力を分周してパイロッ
ト信号発生器のタイミングクロックを作るためである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のパイロット信号発生回路を含んだ予備
回線監視方式のシステム構成図である。
【図2】本発明の予備回線監視方式の一実施例である。
【図3】従来のパイロット信号発生回路を含んだシステ
ム構成図である。
【図4】従来の予備回線監視方式を示す図である。
【符号の説明】
1,2 ディジタル信号入力端子 3,4 送信切替器 5 パイロット信号発生器 6,7,8 送信信号処理回路 9,10,11 変調回路及び送信器 12,13,14 無線信号伝送路 15,16,17 受信器及び復調回路 18,19,20 受信信号処理回路 21,22 受信切替器 23 パイロット信号検出器 24,25 受信信号出力端子 101 ユニポーラ・バイポーラ変換器 102 PNパターン発生器 103 バイポーラ・ユニポーラ変換器 104 多重化回路 105,108 AND回路 106 切替器2 107 遅延回路 109 分周器 110 クロック位相比較器 111 VCO(電圧制御型発振器) 112 切替器1 113 ディジタル信号出力端子 114 クロック信号出力端子 115 クロック発振器

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の現用回線と1つの予備回線を有す
    る無線伝送装置の前記予備回線を監視するためにパイロ
    ット信号を用いる予備回線監視方式において、 前記予備回線の送信信号にフレーム同期信号を多重化し
    て出力する送信信号処理回路の多重化クロック発振周波
    数に基づき、前記パイロット信号を発生することを特徴
    とする予備回線監視方式。
  2. 【請求項2】 複数の現用回線と、1つの予備回線を有
    するディジタル無線伝送装置であって、送信側に前記予
    備回線を監視するパイロット信号を発生するパイロット
    発生器と、前記現用回線と予備回線との切替えをする送
    信信号切替器と前記現用回線と予備回線の各々に送信信
    号にフレーム同期信号を多重化して出力する送信信号処
    理回路と、変調回路とを有し、 受信側に前記パイロット信号を検出するパイロット信号
    検出器と、前記現用予備回線の各々に復調回路と、前記
    多重化された送信信号を分離する受信信号処理回路と、
    受信信号切替器とを有し、 前記現用回線が正常に信号伝送を行っている場合に、送
    信側で前記送信信号切替器により、前記パイロット信号
    発生器の出力を予備送信信号処理回路に接続し、受信側
    で前記受信信号切替器により、前記パイロット信号検出
    器を、前記受信信号処理回路に接続して予備回線を監視
    する予備回線監視方式において、 前記予備送信信号処理回路のクロック発振器出力を分周
    する分周器を用いて、前記パイロット信号発生器を駆動
    するタイミングクロックを生成することを特徴とした予
    備回線監視方式。
  3. 【請求項3】 前記予備送信信号処理回路は、入力した
    バイポーラディジタル信号をユニポーラ信号に変換する
    バイポーラ、ユニポーラ変換器と、前記ユニポーラ信号
    にフレーム同期信号を多重する多重化回路と、多重化前
    と多重化後のクロックを比較して、VCO(電圧制御型
    発振器)を駆動するクロック位相比較器と、 前記VCOの制御電圧入力を固定電圧とするための切替
    器と、前記VCOの出力クロックを分周する分周器と、
    分周出力で前記VCO出力クロックを禁止して歯抜けク
    ロックを作る第1のAND回路とを有することを特徴と
    した請求項1、2記載の予備回線監視方式。
  4. 【請求項4】 前記分周器の分周比は、 前記多重化前のクロック周波数をfm とし、 前記多重化後のクロック周波数をfn とすると、 (fn −fm )/fn (但し、整数) であることを特徴とする請求項3記載の予備回線監視方
    式。
  5. 【請求項5】 前記パイロット信号発生器は、 前記予備送信信号処理回路より出力される前記歯抜けク
    ロックで動作するPNパターン信号を発生することを特
    徴とする請求項2、3記載の予備回線監視方式。
  6. 【請求項6】 前記予備送信信号処理回路は、 前記分周出力を遅延回路と切替器を介して、前記バイポ
    ーラ、ユニポーラ変換器のクロック出力を禁止する第2
    のAND回路を有することを特徴とする請求項3記載の
    予備回線監視方式。
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