JP2725609B2 - ターミナルアダプタ装置 - Google Patents

ターミナルアダプタ装置

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JP2725609B2
JP2725609B2 JP6214738A JP21473894A JP2725609B2 JP 2725609 B2 JP2725609 B2 JP 2725609B2 JP 6214738 A JP6214738 A JP 6214738A JP 21473894 A JP21473894 A JP 21473894A JP 2725609 B2 JP2725609 B2 JP 2725609B2
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良之 上島
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  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
  • Reduction Or Emphasis Of Bandwidth Of Signals (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はターミナルアダプタ装置
に関し、特にサービス総合ディジタル網(ISDN)な
どパケットデータ通信の網とデータ端末装置(DTE)
間のデータ伝送速度を整合する機能を有するターミナル
アダプタ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ISDNは、CCITT勧告の定義集
(I.112)において、ユーザ・網インタフェースの
間でディジタル接続を行う機能を備えた総合的サービス
網と定義がなされている。すなわち、電話、データ、フ
ァクシミリ通信サービスや、通信情報を加工する各種通
信処理サービスなどの多様なサービスを一つのディジタ
ル通信網で総合して提供する網をいう。
【0003】ISDNに関するCCITT勧告の一つで
あるI.430において、ベーシックユーザ・網インタ
フェース第一層仕様が規定されている。これは、ユーザ
・網インタフェースにおける電気および物理条件を定め
たもので、ISDNで基本となる基本インタフェース
と、多重アクセスや高速アクセスなど事業所向けの運用
が考えられている1次群インタフェースが勧告されてい
る。ここでは、基本インタフェースの仕様が関連するの
で、その概要を示すと以下の通りである。
【0004】すなわち、インタフェース速度は192K
bit/s(以下Kbps)、インタフェース構造は情
報伝送用の2つのBチャネル(64Kbps)と信号伝
送用のDチャネル(16Kbps)とから構成される、
というものである。
【0005】このため、ISDNなどのパケット通信で
は、両者間のデータ伝送のために、網とデータ端末装置
(DTE)相互間の送受信データ速度を整合させる必要
がある。
【0006】例えば、ISDNでは、上述のようにIS
DN網側のデータ速度はBチャネルが64Kbpsまた
Dチャネルが16Kbpsであるのに対して、DTE側
のデータ速度は9.6Kbps程度と遅いので、網とD
TE相互間の送受信データ速度を整合させるためのデー
タ速度整合回路を用いたターミナルアダプタ装置が設け
られるのが普通である。
【0007】ターミナルアダプタ装置で使用されるデー
タ速度整合方法としては、CCITT勧告のX.31に
規定されたフラグスタッフ速度整合方法が広く用いられ
ている。
【0008】フラグスタッフ速度整合方法を用いた従来
のターミナルアダプタ装置の一例をブロックで示す図9
を参照して説明する。この図に示すターミナルアダプタ
2はDTE1とISDN網3との間に配置され、DTE
1から供給を受けたシリアル符号化されたパケットデー
タDIを受信して、ISDN網3にパケットデータDX
として送信する第1の部分と、ISDN網3から受信し
たパケットデータDRをDTE1にシリアルパケットデ
ータDOとして送信する第2の部分とを有している。
【0009】各パケットデータDI、DX、DR、D0
はそれぞれ開始及び終了フラグを含むと共に、開始及び
終了フラグとの識別のために、データ”1”が5回連続
した場合、5回連続後に”0”を挿入している。
【0010】シリアルパケットデータDIを受信する第
1の部分は、前処理回路31、バッファメモリ15、及
び後処理回路32とを備えている。
【0011】このうち、前処理回路31は、シリアルパ
ケットデータDIを受信するデータ受信回路10と、受
信したパケットデータDIの開始および終了フラグの各
々を検出し削除するフラグ削除回路11と、上記開始お
よび終了フラグ削除後のパケットデータのうち論理1
(“1”)の5回連続後の論理0(“0”)を削除する
論理0削除回路12とを有している。上記論理0削除後
のデータは、書き込みデータとしてバッファメモリ15
に一時格納された後、バッファメモリ15から読出デー
タDとして読み出される。
【0012】後処理回路32は、読出データDを受け、
データ“1”の5回連続後に“0”を挿入する論理0挿
入回路17と、論理0挿入後のデータに開始および終了
フラグを挿入するフラグ挿入回路18と、上記開始およ
び終了フラグ挿入後のシリアルパケットデータDXをI
SDN網3に送信するデータ送信回路19とによって構
成されている。
【0013】一方、ISDN網3からパケットデータD
Rを受信する第2の部分も、第1の部分と同様に、前処
理回路41、バッファメモリ25、及び後処理回路42
とを備えている。
【0014】前処理回路41は、パケットデータDRを
受信するデータ受信回路20と、受信したパケットデー
タDRの開始および終了フラグの各々を検出し削除する
フラグ削除回路21と、上記フラグ削除後のパケットデ
ータのうち“1”の5回連続後の“0”を削除する論理
0削除回路22とを有し、上記論理0削除後のデータは
書込データ、或いは前処理データDCとして、バッファ
メモリ25に書き込まれる一方、読出データとしてバッ
ファメモリ25から読出される。
【0015】後処理回路42は、バッファメモリ25か
ら読出データを受け、データの“1”の5回連続後に
“0”を挿入する論理0挿入回路27と、論理0挿入後
のデータに開始および終了フラグを挿入するフラグ挿入
回路28と、上記開始および終了フラグ挿入後のシリア
ルパケットデータDOをDTE1に送信するデータ送信
回路29とを備えている。
【0016】ターミナルアダプタ2の動作についてより
詳細に説明すると、まず、DTE1から9.6Kbps
のシリアル符号化されたパケットデータDIがデータ受
信回路10に供給される。データ受信回路10は、パケ
ットデータDIに同期した9.6kHzのクロックCK
によりこのパケットデータDIを受信しフラグ削除回路
11に供給する。フラグ削除回路11は、供給を受けた
パケットデータDIから各々8ビットのフラグパターン
“01111110”から成る開始および終了フラグを
削除する。これら開始および終了フラグが削除されたパ
ケットデータDAは論理0削除回路12に供給され、上
記開始および終了フラグと混同しないようにデータ中の
“1”の5回連続毎に挿入されている“0”を削除して
生成した原データを書込みデータ(前処理データ)Dと
してバッファメモリ15に格納される。
【0017】バッファメモリ15に1パケット分の原デ
ータDが蓄積されると、この原データDは64kHzの
クロックCPによりISDN網3のデータ速度64Kb
psで読出し論理0挿入回路17に供給される。論理0
挿入回路17は論理0削除回路12と逆にデータ中の
“1”の5回連続毎に“0”を挿入してデータDBを生
成し、フラグ挿入回路18に供給する。フラグ挿入回路
18はフラグ削除回路11と逆に供給を受けたデータD
Bの前後に上記フラグパターンの開始および終了フラグ
を付加しパケットデータDXを生成する。データ送信回
路19は供給を受けたパケットデータDXを64Kbp
sのデータ速度でISDN網3に対して送信する。
【0018】次に、ISDN網3からデータ速度64K
bpsのパケットデータDRが供給されると、データ受
信回路20はクロックCPによりこのパケットデータD
Rを受信しフラグ削除回路21に供給する。以下上述の
データDIの処理と同様にフラグ削除回路21でパケッ
トデータDRから開始および終了フラグを削除し、論理
0削除回路22でデータ中の“1”の5回連続毎に挿入
されている“0”を削除して生成した原データDCを書
込データ(即ち、前処理データ)としてバッファメモリ
25に格納する。
【0019】バッファメモリ25に1パケット分の原デ
ータDCが蓄積されると、この原データDCを、クロッ
クCKによりDTE1のデータ速度9.6Kbpsで読
出し論理0挿入回路27に供給し、以下上述のデータD
の処理と同様に、論理0挿入回路27でデータ中の
“1”の5回連続毎に“0”を挿入し、フラグ挿入回路
28で上記フラグパターンの開始および終了フラグを付
加しパケットデータDOを後処理データとして生成す
る。データ送信回路29は供給を受けたパケットデータ
DOをデータ速度9.6KbpsでDTE1に送信す
る。
【0020】このようにして、DTE1側とISDN網
3側とのデータ速度の整合が行われる。
【0021】上述した速度整合のために、パケットデー
タを一時格納するバッファメモリ15,25としてはR
AMが使用されるのが普通である。ISDN網3に対す
る送信用および受信用のそれぞれのバッファメモリ1
5,25はそれぞれ独立したメモリ領域であり、さら
に、両者共に1つのパケットデータを処理中に次のパケ
ットデータを格納するためのメモリ領域を必要とするの
で、所要のメモリ容量は最低4パケットデータ分とな
る。ISDNのBチャネルを用いるパケットデータ通信
では、最大パケット長が4096バイトであるので、所
要メモリ容量は16,384バイト以上となる。また、
処理のため数パケット分のデータの蓄積が必要な場合に
は、その分だけ上記所要メモリ容量が増加する。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のターミ
ナルアダプタ装置は、速度整合処理のため伝送対象のパ
ケットデータを一時格納するバッファメモリの所要メモ
リ容量が大きいという欠点があった。
【0023】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、データ
端末装置とデータ通信網の間に配置され、第1のデータ
速度で前記データ端末装置から入力パケットデータを受
け、第1のデータ速度より速い第2のデータ速度でデー
タ通信網に出力パケットデータを送信するターミナルア
ダプタ装置において、前記第1のデータ速度で供給され
る入力パケットデータに前処理を施し、前処理データを
出力する前処理回路と、前記前処理データをデータ圧縮
し、圧縮されたデータを送出するデータ圧縮手段と、圧
縮されたデータを書込データとして格納し、且つ、読出
データとして出力するバッファメモリと、前記読出デー
タをデータ伸長し、伸長データを出力するデータ伸長手
段と、前記伸長データを後処理して、後処理データを前
記出力パケットデータとして、前記第2のデータ速度で
データ通信網に送信する後処理回路とを有するターミナ
ルアダプタ装置が得られる。
【0024】本発明によれば、データ端末装置とデータ
通信網の間に配置され、受信データ速度で前記データ通
信網から受信パケットデータを受け、前記受信データ速
度より遅い送信データ速度でデータ端末装置に送信パケ
ットデータを送信するターミナルアダプタ装置におい
て、前記受信データ速度で供給される受信パケットデー
タに前処理を施し、前処理データを出力する前処理回路
と、前記前処理データをデータ圧縮し、圧縮されたデー
タを送出するデータ圧縮手段と、圧縮されたデータを書
込データとして格納し、且つ、読出データとして出力す
るバッファメモリと、前記読出データをデータ伸長し、
伸長データを出力するデータ伸長手段と、前記伸長デー
タを後処理して、後処理データを前記送信パケットデー
タとして前記送信データ速度でデータ端末装置に送信す
る後処理回路とを有するターミナルアダプタ装置が得ら
れる。
【0025】更に、本発明によれば、データ端末装置と
データ通信網との間に配置され、第1のデータ速度で前
記データ端末装置から供給を受けるシリアル符号化され
予め定められた第1および第2の論理値の列から成る開
始および終了フラグを有し入力パケットデータを受信す
る第1のデータ受信回路と、前記入力パケットデータか
ら前記開始および終了フラグの各々を検出し削除し第1
のフラグ削除データを生成する第1のフラグ削除回路
と、前記第1のフラグ削除データを一時格納する第1の
バッファメモリと、前記第1のバッファメモリから第2
のデータ速度で読出した第1の読出フラグ削除データに
前記開始および終了フラグを挿入し送信パケットデータ
を生成する第1のフラグ挿入回路と、前記送信パケット
データを前記データ通信網に送信する第1のデータ送信
回路と、前記データ通信網から前記第2のデータ速度で
受信パケットデータを受信する第2のデータ受信回路
と、前記受信パケットデータから前記開始および終了フ
ラグの各々を検出し削除し第2のフラグ削除データを生
成する第2のフラグ削除回路と、前記第2のフラグ削除
データを一時格納する第2のバッファメモリと、前記第
1のデータ速度で前記第2のバッファメモリから読出し
た第2の読出フラグ削除データに前記開始および終了フ
ラグを挿入し出力パケットデータを生成する第2のフラ
グ挿入回路と、前記出力パケットデータを前記データ端
末装置に送信する第2のデータ送信回路とを備えるター
ミナルアダプタ装置において、前記第1および第2のフ
ラグ削除データの各々が予め定めた第1および第2の圧
縮対象データか否かを識別しこの識別結果に応答してそ
れぞれ第1および第2のデータ圧縮指示信号と第1およ
び第2のデータ伸長指示信号とを供給する第1および第
2のパケットタイプ識別回路と、前記第1および第2の
データ圧縮指示信号の供給に応答して前記第1および第
2の圧縮対象データの各々を予め定めた符号化方法でデ
ータ圧縮する第1および第2のデータ圧縮回路と、前記
第1および第2のデータ伸長指示信号の供給に応答して
データ圧縮された前記第1および第2の読出フラグ削除
データの各々を復元するため前記符号化方法対応の復号
化方法でデータ伸長する第1および第2のデータ伸長回
路とをさらに備えたターミナルアダプタ装置が得られ
る。
【0026】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0027】本発明のターミナルアダプタ装置の一実施
例をブロックで示す図1を参照すると、この図に示す本
実施例のターミナルアダプタ装置2aは、図9に示した
従来のターミナルアダプタ装置2と同様のデータ受信回
路10,20と、フラグ削除回路11,21と、論理0
削除回路12,22と、バッファメモリ15,25と、
論理0挿入回路17,27と、フラグ挿入回路18,2
8と、データ送信回路19,29とを備えている。換言
すれば、図1のターミナルアダプタ装置は、図9と同様
な前処理回路31、41、及び、後処理回路32、42
を有している。
【0028】更に、図示されたターミナルアダプタ装置
は、論理0削除回路12,22からの論理0削除後のデ
ータD,DCのパケットの種類を後述する形式で識別
し、この識別結果に応答して、圧縮及び伸長すべきデー
タの場合には、データ圧縮指示信号CAおよびデータ伸
長指示信号EAを生成するパケットタイプ識別回路1
3,23と、データ圧縮指示信号CAの供給にそれぞれ
応答してデータD,DCをデータ圧縮するデータ圧縮回
路14,24とを備えている。ここで、パケットタイプ
識別回路13、23とデータ圧縮回路14、24との各
組み合わせをデータ圧縮ユニットと呼ぶ。
【0029】一方、データ伸長指示信号EAはデータ伸
長回路16、26に供給され、データ伸長回路16、2
6では、データ伸長支持信号に応答して、バッファメモ
リ15,25からの各々から読出したデータを伸長して
原データに復元する。
【0030】次に、本実施例の動作について説明する
と、まず、DTE1から9.6Kbpsのシリアル符号
化されたパケットデータDIが前処理回路31に供給さ
れると、前処理回路31では、パケットデータDIをク
ロックCKにしたがってデータ受信回路10で受信す
る。受信されたパケットデータはフラグ削除回路11に
送出され、フラグ削除回路11により開始および終了フ
ラグを削除し、フラグ無しのデータDAを得る。続い
て、このデータDAから論理0削除回路12で“0”を
削除して原データDを生成するまでは従来例と同様であ
る。
【0031】次に、パケットタイプ識別回路13は、デ
ータDのデータ列からパケットタイプ識別子を点検する
ことによりパケットの種類を判定する。以下、理解を容
易にするために、パケットフォーマットについて説明す
る。
【0032】CCITT勧告のX.25に規定されたパ
ケットフォーマットの一般的な形式を示す図2を参照す
ると、パケット(フレーム)は、その先頭及び後部に開
始および終了フラグを配置する部分を備え、開始および
終了フラグ間には、アドレス部と、制御部と、情報フィ
ールド部と、フレームチェックシーケンス(FCS)部
が配置されている。更に、上記情報フィールド部はパケ
ットヘッダ部とユーザデータ部とから成る。
【0033】図2に示されているように、パケットヘッ
ダ部の第1オクテット(バイト)はゼネラルフォーマッ
ト識別子および論理チャネルグループ番号を示し、ま
た、第2オクテットは論理チャネル番号、第3オクテッ
トは本実施例の識別対象の上記パケットタイプ識別子、
第4オクテット以降は起呼アドレス長や被呼アドレス長
およびアドレス、ファシリティ長およびファシリティな
どのパラメータをそれぞれ示している。
【0034】上記ユーザデータ部は、そのデータがデー
タ端末装置(DTE)相互間のデータ転送に用いるデー
タ(DT)パケットである場合には最大4096オクテ
ットのデータを含む。また、例えば、データの確認およ
び受信可であることの通知に用いる受信可(RR)パケ
ットのような場合には、上記情報フィールドは上記パケ
ットヘッダ部のみとなる。
【0035】したがって、パケットタイプ識別回路13
は、パケットヘッダ部の上記第3オクテットの上記パケ
ットタイプ識別子のデータを判別することにより、パケ
ットタイプを識別することができる。このため、後述す
るように、パケットタイプ識別回路13では、アドレス
部からパケットタイプ識別子までのオクテット数をカウ
ントする。
【0036】本実施例では、パケットタイプ識別回路1
3が、データDをDTパケットであると識別すると、デ
ータ圧縮回路14にデータ圧縮指示信号CAをデータ伸
長回路16にデータ伸長指示信号EAをそれぞれ供給す
る。データ圧縮指示信号CAの供給に応答してデータ圧
縮回路14は入力したデータDのデータ圧縮を行い、圧
縮されたデータCDAをバッファメモリ15に格納す
る。
【0037】次に、バッファメモリ15に1パケット分
のデータCDAが蓄積されると、このデータCDAを読
出しデータ伸長回路16に供給する。データ伸長指示信
号EAの供給に応答して、データ伸長回路16は読出し
たデータCDAのデータ伸長を行いデータ速度64Kb
psのデータDに復元して論理0挿入回路17に供給す
る。
【0038】一方、パケットタイプ識別回路13がデー
タDをRRパケットであると判定すると、データ圧縮指
示信号CAおよびデータ伸長指示信号EAの生成・供給
は行われず、従来と同様にそのままデータDをバッファ
メモリ15に格納し、データ伸長回路16はデータ速度
64Kbpsで読出してそのまま論理0挿入回路17に
供給する。これはRRパケットの場合、上述のようにパ
ケット長がせいぜい3〜4オクテット程度であるので、
データ圧縮によるバッファメモリ15の削減効果が小さ
く効率が低いからである。
【0039】以後従来例と同様に、論理0挿入回路17
は“0”を挿入し、フラグ挿入回路18は開始および終
了フラグを付加してパケットデータDXを生成し、デー
タ送信回路19からパケットデータDXをデータ速度6
4KbpsでISDN網3に送信する。
【0040】ここで、図3及び図4を参照して、パケッ
トタイプ識別回路13の構成及び動作を説明する。図3
に示されているように、パケットタイプ識別回路13
は、コンパレータ1、カウンタ2、及び、パケットタイ
プレジスタ3とを備え、パケットタイプレジスタ3に
は、DTパケットに割り当てられた識別子が保持されて
いる。一方、カウンタ2では、パケットの先頭からパケ
ットタイプ識別子までのタイミングをカウントして、パ
ケットタイプ識別子の位置でコンパレータ1を動作可能
な状態にする。この状態で、コンパレータ1は、論理0
削除回路12から出力される原データDのパケットタイ
プ識別子と、レジスタ3内の識別子を比較する。
【0041】比較の結果、コンパレータ1で両者の一致
が検出されると、図4に示されるように、データ圧縮指
示信号CAをデータ圧縮回路14及びフリップフロップ
6のクロック入力端子に送出する。フリップフロップ6
の入力端子Dには常時、論理”1”が与えられているか
ら、データ圧縮指示信号CAの立上がりエッジで、フリ
ップフロップ6の出力F1は" 1”となる。
【0042】また、図示されたパケットタイプ識別回路
13は、データ圧縮回路14の出力に接続されたフレー
ム終了検出回路4を有している。このフレーム終了検出
回路4はデータ圧縮回路14で圧縮され、且つ、バッフ
ァメモリ15に格納される書込データ(圧縮データ)C
DAから、フレームの終了を検出した時に、”1”を終
了検出信号ED1として出力し、この終了検出信号ED
1はフリップフロップ7に直接供給されると共に、遅延
回路8を介して、フリップフロップ8のクロック端子C
LKに与えられている。この結果、フレーム終了検出回
路4の終了検出信号ED1の立上がりで、フリップフロ
ップ6の出力F1はサンプリングされ、フリップフロッ
プ7の出力は”1”となり、データ伸長指示信号EAと
して、データ伸長回路16に供給される。一方、フリッ
プフロップ6の出力F1はサンプリング後、遅延回路8
で遅延された信号DLによりリセットされる。
【0043】データ伸長指示信号EAが”1”の場合、
データを圧縮していることを示す信号をサンプリングし
た結果であるので、データ伸長回路16では、データの
伸長を行う。逆に、データ伸長指示信号EAが”0”の
場合、データ伸長回路16はデータの伸長を行わない。
【0044】更に、フレーム終了検出回路5は、バッフ
ァメモリ15から読み出されたデータからフレームの終
了を検出し、”1”をフレーム終了信号ED2として、
フリップフロップ7のリセット端子に供給し、フリップ
フロップ7をリセットする。この結果、データ伸長指示
信号EAは”0”となる。このように、フリップフロッ
プ7の出力信号EAは、このフレーム終了検出回路5か
らのフレーム終了信号ED2によってリセットされる。
【0045】したがって、データ伸長回路16はデータ
伸長指示信号EAの期間中、伸長データEX1を出力す
る。
【0046】他方、原データ、即ち、前処理データDが
RRパケットの場合には、図4に示されているように、
データ圧縮指示信号CA及びデータ伸長指示信号EAは
出力されない。
【0047】尚、図4において、圧縮データCDAのバ
ッファメモリ15への書込期間は、原データDの期間に
比較して短縮されていないが、圧縮データCDAの情報
量は原データDに比較して圧縮されている。更に、図3
のパケットタイプレジスタ3は所定のパターンを発生す
るパターン発生器に置き換えられても良い。
【0048】図4からも明らかなように、パケットデー
タがバッファメモリ15に書き込まれている間に、読出
動作が行われる場合もある。言い換えれば、バッファメ
モリ15に対する書込動作と読出動作とが重なることも
ある。
【0049】図5を参照すると、上記したように書込動
作と読出動作が重なることを考慮して、この実施例で
は、バッファメモリ15を2つの領域に分け、各領域を
データ圧縮回路14とデータ伸長回路16とにより、交
互に使用するようにしている。場合、各領域はアドレス
によって識別することができる。また、各領域を別々の
RAMによって構成する場合には、チップセレクト信号
によって、各領域を識別できる。
【0050】次に、図1を再度参照すると、ISDN網
3からのデータ速度64KbpsのパケットデータDR
を受信する部分も、データ受信回路20、フラグ削除回
路21、および論理0削除回路22とにより、前処理回
路41が構成されており、前処理回路31と同様の前処
理により、データDCが生成される。
【0051】図3に示されたパケットタイプ識別回路1
3と同様な構成を有するパケットタイプ識別回路23
は、データDCをDTパケットであると識別すると、デ
ータ圧縮回路24にデータ圧縮指示信号CCを送出し、
他方、データ伸長回路26にデータ伸長指示信号ECを
供給する。
【0052】データ圧縮指示信号CCの供給に応答して
データ圧縮回路24は入力したデータDCのデータ圧縮
を行い、圧縮されたデータCDCをバッファメモリ25
に格納する。次に、バッファメモリ25に1パケット分
のデータCDCが蓄積されると、このデータCDCを読
出しデータ伸長回路26に供給する。データ伸長指示信
号ECの供給に応答して、データ伸長回路26は読出し
たデータCDCのデータ伸長を行いデータ速度9.6K
bpsのデータDCに復元して論理0挿入回路27に供
給する。この場合、パケットタイプ識別回路23は図3
及び図4で説明したのと同様な構成及び動作を行う。ま
た、バッファメモリ25も図5で示された構成を備えて
いる。
【0053】以後従来例と同様に、論理0挿入回路27
と、フラグ挿入回路28およびデータ送信回路29とに
より構成された後処理回路42により、生成したパケッ
トデータDOをデータ速度9.6KbpsでDTE1に
送信する。
【0054】データ圧縮回路14,24およびデータ伸
長回路16,26に適用する本実施例のパケットデータ
の圧縮・伸長技術について説明すると、このパケットデ
ータの圧縮・伸長においては、復元されたデータ中に若
干の歪が許容される音声や画像データなどの他に、わず
かの歪も許容されず完全に復元される必要があるバイナ
リデータそのものやテキストデータなどを扱うことを考
慮する必要がある。したがって、圧縮データからデータ
伸長により原データを復元するときに、歪を許さない無
雑音または可逆圧縮と呼ばれる圧縮・伸長技術を用い
る。さらに、入力データの圧縮処理に先立ち、この入力
データの文字列の出現頻度を数えた後圧縮するような2
パス方法では、上記入力データを一時格納するバッファ
メモリをさらに必要とするため、本発明の目的であるバ
ッファメモリ容量の削減とは矛盾するので、入力データ
を逐次圧縮する1パスでの圧縮方法とする必要がある。
【0055】本実施例では、上述の条件に適合する適応
型符号圧縮法としてLZ(Lempel−Ziv)法を
用いる。適応型符号を用いる適応型符号圧縮法は、文字
列を読込みながらその統計的な性質を抽出して符号化す
るため、上記文字列の一度の読込み終了と同時に符号化
も完了するという特徴を持つ。このような適応型符号の
一つであるユニバーサル符号は、情報源が有する統計的
性質を全く知らなくても文字列長が大きくなるにつれて
平均符号長が上記情報源固有のエントロピーに収束する
ような理想的な符号化すなわち圧縮が行えるという特徴
がある。
【0056】代表的なユニバーサル符号であるLemp
el−Ziv符号を用いたLZ法は、圧縮対象の文字列
と同一のものがすでに過去に出現していたときに、「そ
の位置」を指示するポインタと「そこから何文字分か」
を示す情報と、過去の文字列と同一ではなくなった最初
の文字列とを記録する方法である。
【0057】LZ法の基本型である第1の例を示す図6
(A)を参照すると、上部に文字位置を示す数字を付し
た左から右への文字A,Bから成る文字列データa,
b,…の配列において、第13文字目からの3文字は第
6文字目からの3文字と同じAABであり、相違点は4
文字目すなわち第16文字目の“B”である。そこで、
これら第13文字目からの4文字分のデータgを「第6
文字からの3文字と同一文字列の後に“B”」を意味す
る「6,3,B」という符号化をし記録する。図6
(B)にデータa〜gに対応する符号化を示す。この例
では、説明の便宜のため同一文字が何度も出現するよう
に“A”,“B”の2値としたが、実際には1バイト単
位のキャラクタ毎のしたがって256値について同様な
符号化が行われる。また、「何文字目から」を示すポイ
ンタは実際にはデータの先頭からの位置ではなく、スラ
イドしていく相対位置を示す。
【0058】LZ法の変形である第2の例を示す図7
(A),(B)を参照すると、この図に示す第2のLZ
法である増分分解法は、「過去にあった文字列」は再帰
的に「さらに過去にあった文字列+文字」に分解する。
また、文字列の記憶とこの文字列対応のポインタの記録
との代わりに、文字列を複数のグループに区切って生成
した符号から成るテーブルを記憶し、そのテーブル対応
のポインタを記録する。上記分解の方法は、「登録済の
テーブル+1文字」が新たなテーブルとなるように区切
る。まず、最初に出現した文字列“A”,“B”は、テ
ーブルT1,T2にそれぞれ記憶される。テーブルT3
は、すでにテーブルT2に登録済の文字列“B”に文字
列“A”が加わったものとして分解され、「2,A」を
記録する。このように過去のテーブルを参照しながら次
のテーブルを生成する。
【0059】復号の場合には、例えば、図7(B)のテ
ーブルT6をもとの文字列に復号する例について説明す
ると、このテーブルT6は「テーブルT5+“B”」と
なるが、このテーブルT5はさらに「テーブルT1+
“B”」から成るので、テーブルT1を復号して“A”
が求められると文字列“ABB”が復号される。このよ
うに、徐々に符号化される文字列を長くしていくことを
増分分解と呼ぶ。
【0060】LZ法の変形である第3の例のLZW(L
empel−Ziv−Welch)法を示す図8を参照
すると、このLZW法は、上述のLZ法において必要で
あったテーブル番号の次の文字すなわち新たに出現した
文字の記録を省略する方法である。例えば、テーブルT
1=“A”、テーブルT2=“B”が登録されているも
のとすると、まず、LZ法と同様に登録文字列+1文字
となるように分解する。最初に文字列“A”は登録済で
あるので、文字列“AB”を読む。これはテーブルT1
に“B”が加わったものであり、テーブル番号の1だけ
を記録する。次に、読始めるのは、上記LZ法と異な
り、新規に付加された文字すなわち読終えた最後の文字
である2文字目の“B”からである。
【0061】同様に以下の手順でデータを読む。まず、
テーブル2+“B”である文字列“BB”を読み、テー
ブル4=“BB”を登録し、テーブル番号2を記録す
る。次に、テーブル2+“A”である文字列“BA”を
読み、テーブル5=“BA”を登録し、テーブル番号2
を登録する。次に、テーブル1+“A”である文字列
“AA”を読み、テーブル6=“AA”を登録し、テー
ブル番号1を記録する。次に、テーブル6+“A”であ
る文字列“AAA”を読み、テーブル7=“AAA”を
登録し、テーブル番号6を記録する。このように、「+
1文字」の部分の登録を省略できるのは、1文字重複し
たシフト法に起因する。復号時においても、同様にテー
ブルを生成することにより正しく復号できる。
【0062】LZ法の変形である第4の例のLZSS
(Lempel−Ziv−Stoer−Szymans
ki)法は、LZ法をさらに改良した方法である。過去
に出現した文字列を「ポインタ位置と長さ」で表現して
符号化する場合に、この符号化結果の符号が元の文字列
より長くなってしまう場合には、その部分の圧縮は行わ
ずにそのまま上記文字列を出力するという方法である。
文字を表現するための所要ビット数すなわち所要の参照
対象範囲との関係をうまく選択することによりLZW法
よりもさらに圧縮効率を向上できる。
【0063】データ内容に依存するが、このLZ法ある
いはその変形法によるデータ圧縮により一般的に約50
%程度はデータ圧縮されるので、パケットデータの一時
格納用のバッファメモリのメモリ容量を従来の50%程
度に削減できる。
【0064】以上、本発明の実施例を説明したが、本発
明は上述の実施例に限られることがなく種々の変形が可
能である。例えば、上述の条件に適合する対応型符号圧
縮法としては、上述のLZ法およびその変形のほかに、
動的ハフマン符号法のように、最初は適当な確率表を有
し、この確率表を更新しながら圧縮する方法を用いるこ
とも、本発明の趣旨を逸脱しない限り適用できることは
勿論である。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のターミナ
ルアダプタ装置は、圧縮対象データか否かを識別しこの
識別結果に応答してデータ圧縮指示信号とデータ伸長指
示信号とを供給する第1および第2のパケットタイプ識
別回路と、上記データ圧縮指示信号の供給に応答して圧
縮対象データの各々をデータ圧縮する第1および第2の
データ圧縮回路と、上記データ伸長指示信号の供給に応
答してデータ圧縮された読出フラグ削除データの各々を
復元するためデータ伸長する第1および第2のデータ伸
長回路とをさらに備え、供給を受けたパケットデータを
データ圧縮してバッファメモリに格納し、このバッファ
メモリから読出した圧縮パケットデータを復元して創出
することにより、速度整合処理のため上記パケットデー
タを一時格納する上記バッファメモリの所要メモリ容量
を削減できるという効果がある。
【0066】上記した実施例では、パケットタイプ識別
回路を用いた例について説明したが、全てのパケットを
圧縮対象とする場合には、パケットタイプ識別回路は使
用されなくても良い。また、本発明は、DTEからIS
DNへ、または、ISDNからDTEへ一方向に伝送す
るターミナルアダプタ装置にも適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のターミナルアダプタ装置の一実施例を
示すブロック図である。
【図2】パケットデータのフォーマットの一例を示す図
である。
【図3】図1のターミナルアダプタ装置に使用されるパ
ケットタイプ識別回路の一例を示すブロック図である。
【図4】図3に示されたパケットタイプ識別回路の動作
を説明するためのタイムチャートである。
【図5】図1のバッファメモリの使用方法を説明するた
めのブロック図である。
【図6】(A)及び(B)は本実施例のターミナルアダ
プタ装置に適用するデータ圧縮技術の一例を説明するた
めの図である。
【図7】(A)及び(B)は本実施例のターミナルアダ
プタ装置に適用するデータ圧縮技術の他の例を説明する
ための図である。
【図8】本発明において適用できるデータ圧縮技術のも
う一つの例を示す図である。
【図9】従来のターミナルアダプタ装置の一例を示すブ
ロック図である。
【符号の説明】
1 データ端末装置(DTE) 2,2a ターミナルアダプタ 3 ISDN網 10,20 データ受信回路 11,21 フラグ削除回路 12,22 論理0削除回路 13,23 パケットタイプ識別回路 14,24 データ圧縮回路 15,25 バッファメモリ 16,26 データ伸長回路 17,27 論理0挿入回路 18,28 フラグ挿入回路 19,29 データ送信回路

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データ端末装置とデータ通信網の間に配
    置され、第1のデータ速度で前記データ端末装置から入
    力データを受け、第1のデータ速度より速い第2のデー
    タ速度でデータ通信網に出力データを送信するターミナ
    ルアダプタ装置において、前記第1のデータ速度で供給
    される入力データに、当該入力データ単位で前処理を施
    し、前処理データを出力する前処理回路と、前記前処理
    データをデータ圧縮し、圧縮されたデータを送出するデ
    ータ圧縮手段と、圧縮されたデータを書込データとして
    格納し、且つ、読出データとして出力する圧縮データ格
    納用バッファメモリと、前記読出データをデータ伸長
    し、伸長データを出力するデータ伸長手段と、前記伸長
    データを後処理して、後処理データを前記出力データと
    して、前記第2のデータ速度でデータ通信網に送信する
    後処理回路とを有することを特徴とするターミナルアダ
    プタ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記データ圧縮手段
    は、前記前処理データがデータ圧縮されるべきか否かを
    当該前処理データ単位で検出し、データ圧縮されるべき
    前処理データの時には、圧縮指示信号及び伸長指示信号
    を出力する検出回路と、前記圧縮指示信号を受けた時の
    み、前記前処理データにデータ圧縮を施すデータ圧縮回
    路とを備え、他方、前記データ伸長手段では、前記伸長
    指示信号を受けたときのみ、データ伸長を行うことを特
    徴とするターミナルアダプタ装置。
  3. 【請求項3】 データ端末装置とデータ通信網の間に配
    置され、受信データ速度で前記データ通信網から受信デ
    ータを受け、前記受信データ速度より遅い送信データ速
    度でデータ端末装置に送信データを送信するターミナル
    アダプタ装置において、前記受信データ速度で供給され
    る受信データに、当該受信データ単位で前処理を施し、
    前処理データを出力する前処理回路と、前記前処理デー
    タをデータ圧縮し、圧縮されたデータを送出するデータ
    圧縮手段と、圧縮されたデータを書込データとして格納
    し、且つ、読出データとして出力する圧縮データ格納用
    バッファメモリと、前記読出データをデータ伸長し、伸
    長データを出力するデータ伸長手段と、前記伸長データ
    を後処理して、後処理データを前記送信データとして前
    記送信データ速度でデータ端末装置に送信する後処理回
    路とを有することを特徴とするターミナルアダプタ装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、前記データ圧縮手段
    は前記前処理データがデータ圧縮されるべきか否かを
    該前処理データ単位で検出し、データ圧縮されるべき前
    処理データの時には、圧縮指示信号及び伸長指示信号を
    出力する検出回路と、前記圧縮指示信号を受けた時の
    み、前記前処理データにデータ圧縮を施すデータ圧縮回
    路とを備え、他方、前記データ伸長手段では、前記伸長
    指示信号を受けたときのみ、データ伸長を行うことを特
    徴とするターミナルアダプタ装置。
  5. 【請求項5】 データ端末装置とデータ通信網との間に
    配置され、第1のデータ速度で前記データ端末装置から
    供給を受けるシリアル符号化され予め定められた第1お
    よび第2の論理値の列から成る開始および終了フラグを
    する入力データを受信する第1のデータ受信回路と、
    前記入力データから前記開始および終了フラグの各々を
    検出し削除し第1のフラグ削除データを生成する第1
    のフラグ削除回路と、前記第1のフラグ削除データを一
    時格納する第1のフラグ削除データ格納用バッファメモ
    リと、前記第1のバッファメモリから第2のデータ速度
    で読出した第1の読出フラグ削除データに前記開始およ
    び終了フラグを挿入し送信データを生成する第1のフラ
    グ挿入回路と、前記送信データを前記データ通信網に送
    信する第1のデータ送信回路と、前記データ通信網から
    前記第2のデータ速度で受信データを受信する第2のデ
    ータ受信回路と、前記受信データから前記開始および終
    了フラグの各々を検出し削除し第2のフラグ削除データ
    を生成する第2のフラグ削除回路と、前記第2のフラグ
    削除データを一時格納する第2のフラグ削除データ格納
    バッファメモリと、前記第1のデータ速度で前記第2
    のバッファメモリから読出した第2の読出フラグ削除デ
    ータに前記開始および終了フラグを挿入し出力データを
    生成する第2のフラグ挿入回路と、前記出力データを前
    記データ端末装置に送信する第2のデータ送信回路とを
    備えるターミナルアダプタ装置において、 前記第1および第2のフラグ削除データの各々が予め定
    めた第1および第2の圧縮対象データか否かを識別しこ
    の識別結果に応答してそれぞれ第1および第2のデータ
    圧縮指示信号と第1および第2のデータ伸長指示信号と
    を供給する第1および第2のデータタイプ識別回路と、 前記第1および第2のデータ圧縮指示信号の供給に応答
    して前記第1および第2の圧縮対象データの各々を予め
    定めた符号化方法でデータ圧縮する第1および第2のデ
    ータ圧縮回路と、 前記第1および第2のデータ伸長指示信号の供給に応答
    してデータ圧縮された前記第1および第2の読出フラグ
    削除データの各々を復元するために使用される前記符号
    化方法対応の復号化方法により、データ伸長する第1
    および第2のデータ伸長回路とをさらに備えることを特
    徴とするターミナルアダプタ装置。
  6. 【請求項6】 請求項5において、前記符号化方法が過
    去に出現した現在の圧縮対象の第1の文字列と同一の第
    2の文字列の位置を指示するポインタと前記位置からの
    文字数を示す情報と前記第1および第2の文字列と異な
    る最初の文字列である第3の文字列とを記録する方法で
    あるレンペルジブ(Lempel−Ziv:LZ)法あ
    るいはその変形法であることを特徴とするターミナルア
    ダプタ装置。
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