JP2002152050A - 遅延低減装置および方法とその記録媒体 - Google Patents

遅延低減装置および方法とその記録媒体

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JP2002152050A
JP2002152050A JP2000341313A JP2000341313A JP2002152050A JP 2002152050 A JP2002152050 A JP 2002152050A JP 2000341313 A JP2000341313 A JP 2000341313A JP 2000341313 A JP2000341313 A JP 2000341313A JP 2002152050 A JP2002152050 A JP 2002152050A
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Yoichi Aida
陽一 合田
Manabu Yada
学 矢田
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】符号化された符号列に端数ビットが発生しても
受信側において復号処理を遅延させないようにした遅延
低減装置を提供すること。 【解決手段】入力データの符号割り当てを最適化する可
変長符号化部1−1と、スタッフ符号列データを保持す
るスタッフ符号保持部1−2と、スタッフ符号保持部1
−2に保持されているスタッフ符号列データを可変長符
号化部1−1で処理されたビットストリームに付加する
スタッフ符号付加部1−3とを備えることにより、符号
化されたビットストリームに端数ビットが発生しても、
単位バイト以上に整形して遅延無く送信するため、受信
側における復号遅延を低減することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線通信装置に備
えられ動画像などの符号化装置に用いられる遅延低減装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、動画像等の情報圧縮に用いられる
符号化装置は特開平10−191336号公報に記載さ
れているようなものが知られている。以下、図25を参
照して、上記従来の符号化装置について説明する。図2
5における符号化装置は、可変長符号テーブルおよび量
子化DCT係数を蓄積するDCT係数メモリ101と、
量子化DCT係数順に符号化し可変長符号の場合可変長
符号テーブルアドレスを出力し、固定長符号の場合符号
語と符号長を出力するDCT係数符号化器102と、量
子化DCT係数以外の符号化情報を符号化し可変長符号
の場合前記可変長符号テーブルアドレスを出力し、固定
長符号の場合符号語と符号長を出力するDCT係数以外
符号化器103と、可変長符号アドレスを選択する選択
器104と、固定長符号の符号を選択する選択器105
と、固定長符号の符号を遅延させる遅延器107と、可
変長符号または固定長符号を選択する選択器108と、
選択された符号を連ねて符号列を形成するパッキング器
109とにより構成される。
【0003】このように構成された従来の符号化装置
は、符号化効率を高めるために符号長を可変長としてい
る。すなわち、図25に示す可変長符号化装置により可
変長に符号化された符号列は、パッキング器109から
出力され伝送路を通じて受信側に送信される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、通常符
号列の送信はバイト単位で行われる。このため、入力バ
イトを構成するビット数が単位バイトのビット数に満た
ない符号列は、次の符号列と合わせて単位バイトのビッ
ト数となるまでは送信されないという問題があった。こ
れは、送信先において復号遅延を引き起こす原因とな
る。以下、具体的な例を挙げて説明する。いま、10H
zで入力された画像を符号化して伝送する場合を考え
る。符号化処理は1フレーム当り5ミリ秒かかるものと
する。したがって、100ミリ秒毎に入力された画像の
符号化処理には5ミリ秒かかるので、上記で説明したよ
うに、端数ビットが発生する場合は受信側で最大95ミ
リ秒の復号遅延を生じることになる。
【0005】本発明は、上記のような従来の問題を解決
するためになされたもので、符号化された符号列に端数
ビットが発生しても受信側において復号処理を遅延させ
ないようにした遅延低減装置を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明における遅延低減
装置は、入力データの符号割り当てを最適化する可変長
符号化部と、スタッフ符号列データを保持するスタッフ
符号保持部と、前記スタッフ符号保持部に保持されてい
るスタッフ符号列データを前記可変長符号化部で処理さ
れたビットストリームに付加する1以上のスタッフ符号
付加部とを備えるという構成を有している。この構成に
より、従来発生していた受信側における復号遅延を低減
することができる。
【0007】本発明における遅延低減装置は、前記スタ
ッフ符号保持部を複数備えるという構成を有している。
この構成により、様々な種類の符号化方式に対応するこ
とができる。
【0008】本発明における遅延低減装置は、前記可変
長符号化部で処理されたビットストリームに対しスタッ
フ符号を付加するか否かを判定するスタッフ符号付加判
定部を備えるという構成を有している。この構成によ
り、無駄なスタッフ符号付加を抑制することができる。
【0009】本発明における遅延低減装置は、前記可変
長符号化部で処理されたビットストリームに対し遅延低
減に必要且つ十分なスタッフ符号の付加個数を判定する
スタッフ符号付加個数判定部を備えるという構成を有し
ている。この構成により、状況に応じ適切な個数のスタ
ッフ符号を付加することができる。
【0010】本発明における遅延低減装置は、前記可変
長符号化部で用いられている符号化方式に適合した出力
フォーマットを前記スタッフ符号付加個数判定部に通知
する出力フォーマット指示部を備えるという構成を有し
ている。この構成により、異なる出力フォーマットに対
し動的に対応することができる。
【0011】本発明における遅延低減装置は、前記可変
長符号化部からの指示により前記可変長符号化部で処理
されたビットストリームがバイトアラインされているか
否かを判定し、その判定結果を前記スタッフ符号付加個
数判定部に対し前記ビットストリームがバイトアライン
されているか否かを通知するバイトアライン判定部を備
え、前記スタッフ符号付加個数判定部は前記バイトアラ
イン判定部からの通知をスタッフ符号付加判定の基準に
加えるという構成を有している。この構成により、無駄
なスタッフ符号の付加を抑制することができる。
【0012】本発明における遅延低減装置は、前記可変
長符号化部で用いられている符号化方式を判定し、前記
スタッフ符号保持部に保持されているスタッフ符号デー
タを前記符号化方式に適応するものに置き換える符号化
方式指示部を備えるという構成を有している。この構成
により、様々な種類の符号化方式に動的に対応すること
ができる。
【0013】本発明における遅延低減装置は、前記スタ
ッフ符号保持部に保持されているスタッフ符号列を変更
するスタッフ符号変更部を備えるという構成を有してい
る。この構成により、様々な種類の符号化方式に対応す
ることができる。
【0014】本発明における無線通信基地局は、請求項
1ないし8のいずれかに記載の遅延低減装置を備えると
いう構成を有している。この構成により、無線通信基地
局に遅延低減装置を備えることにより従来発生していた
受信側における復号遅延を低減することができる。
【0015】本発明における無線通信端末は、請求項1
ないし8のいずれかに記載の遅延低減装置を備えるとい
う構成を有している。この構成により、無線通信端末に
遅延低減装置を備えることにより従来発生していた受信
側における復号遅延を低減することができる。
【0016】本発明における遅延低減方法は、入力デー
タの符号割り当てを最適化するよう可変長符号化し、可
変長符号化したビットストリームに対し予め保持されて
いる1または複数のスタッフ符号を1または複数回にわ
たり付加する各工程からなるという構成を有している。
この構成により、従来発生していた受信側における復号
遅延を低減することができる。
【0017】本発明における遅延低減方法は、前記可変
長符号化する工程で処理されたビットストリームの状態
に応じスタッフ符号を付加するか否かを判定するスタッ
フ符号付加判定工程を含むという構成を有している。こ
の構成により、様々な種類の符号化方式に対応すること
ができる。
【0018】本発明における遅延低減方法は、前記可変
長符号化する工程で処理されたビットストリームの状態
に応じ受信側における遅延低減に必要且つ十分なスタッ
フ符号の付加個数を判定するスタッフ符号付加個数判定
工程を含むという構成を有している。この構成により、
無駄なスタッフ符号を付加することを抑制することがで
きる。
【0019】本発明における遅延低減方法は、前記可変
長符号化する工程で用いられている符号化方式に適合し
た出力フォーマットを前記スタッフ符号の付加個数を判
定する工程に通知する出力フォーマット指示工程を含む
という構成を有している。この構成により、様々な種類
の符号化方式に対応することができる。
【0020】本発明における遅延低減方法は、前記可変
長符号化する工程からの指示により前記可変長符号化す
る工程で処理されたビットストリームがバイトアライン
されているか否かを判定し、前記スタッフ符号付加個数
判定工程に対し前記ビットストリームがバイトアライン
されているか否かを通知するバイトアライン判定工程を
含むという構成を有している。この構成により、無駄な
スタッフ符号の付加を抑制することができる。
【0021】本発明における遅延低減方法は、前記スタ
ッフ符号を付加する工程に対し前記可変長符号化する工
程で用いられている符号化方式を知らせる符号化方式指
示工程を含むという構成を有している。この構成によ
り、様々な種類の符号化方式に対応することができる。
【0022】本発明における記録媒体は、請求項11な
いし16のいずれかに記載の遅延低減方法における各処
理工程をコンピュータに実行させるためのプログラムを
コンピュータ読み取り可能に記録したという構成を有し
ている。この構成により、本発明の実施の形態における
遅延低減方法を実現するプログラムを記録媒体に格納
し、他のコンピュータで読み取ることができるようにす
る。
【0023】本発明における記録媒体は、前記コンピュ
ータ読み取り可能な記録媒体は半導体メモリ、磁気記憶
装置、光記憶装置または光磁気記憶装置であるという構
成を有している。この構成により、本発明の実施の形態
における遅延低減方法を実現するプログラムを複数種類
の記録媒体に格納し、他のコンピュータで読み取ること
ができるようにする。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、図1ないし図24に基づ
き、本発明の第1ないし第16の実施の形態を詳細に説
明する。 (第1の実施の形態)まず、図1のブロック図を参照し
て、本発明の第1の実施の形態における遅延低減装置の
構成を説明する。本実施の形態における遅延低減装置
は、動画像符号化装置や音声符号化装置などの符号化装
置に備えられ、符号割り当てを最適化するよう入力デー
タを可変長符号化する可変長符号化部1−1と、例え
ば、H.261およびH.263等のスタッフ符号列を
保持するスタッフ符号保持部1−2と、スタッフ符号保
持部1−2に保持されているスタッフ符号列を可変長符
号化部1−1で処理されたビットストリームに付加する
スタッフ符号付加部1−3とから構成される。
【0025】ここで、ITU−T(国際標準機関:Inte
rnational Telecommunication Union-Standardization
Sector)で標準化された画像符号化方式標準の一つであ
るH.261のビットストリームを例として、図1の遅
延低減装置の動作を説明する。H.261で規定されて
いるスタッフ符号はマクロブロック間に挿入可能であ
り、本発明の第1の実施の形態におけるような復号遅延
が発生する可能性のある状況において、挿入することが
できる。なお、以下の説明で用いる全ての遅延低減装置
は16ビット演算器を使用しているため、処理の単位は
16ビットであるものとする。しかし、他のビット数に
することもできる。
【0026】次に、図1を参照して、本発明の第1の実
施の形態における遅延低減装置の動作を説明する。ま
ず、入力データが可変長符号化部1−1に入力され、図
10に示すような可変長符号化されたビットストリーム
が出力されるものとする。もし、スタッフ符号付加部1
−3が無く、図10のビットストリームのみであれば、
図10中のビットストリームのCの部分は16ビットに
満たないため、16ビット分のデータが揃うまで送信さ
れない。そのため、受信側ではCの部分を受信するまで
復号できないので、復号遅延が発生する。それに対し、
本発明の第1の実施の形態によれば、スタッフ符号付加
部1−3は、スタッフ符号保持部1−2に保持されてい
る図11に示すH.261スタッフ符号を図10に示す
ビットストリームに付加して、図12に示すようなビッ
トストリームに構成する。このようにすると、図12中
のC’の部分は16ビットとなり、図12のA、B部分
のビットストリームと連続して送信することができるた
め、図10のCの部分のビットストリームを本実施の形
態による遅延低減装置を備えた無線通信端末から無線通
信基地局を通して受信側の無線通信端末に送信され、そ
こで遅延無く復号することができる。
【0027】(第2の実施の形態)次に、図2のブロッ
ク図を参照して、本発明の第2の実施の形態における遅
延低減装置の構成を説明する。本実施の形態における遅
延低減装置は、図1に示す第1の実施の形態における遅
延低減装置に対して、スタッフ符号付加部1−3を複数
個追加する構成とされる。その他、図3に示す図1と同
番号の構成部については、図1に示すものと同様のた
め、説明を省略する。
【0028】次に、図2を参照して、本発明の第2の実
施の形態における遅延低減装置の動作を説明する。本実
施の形態では、ITU−Tで標準化された画像符号化方
式標準の一つであるH.261スタッフ符号のビットス
トリームを例として、図2の遅延低減装置の動作を説明
する。
【0029】まず、入力データが可変長符号化部1−1
に入力され、図13に示すような可変長符号化されたビ
ットストリームが可変長符号化部1−1から出力された
ものとする。もし、上記第1の実施の形態で示したよう
に、スタッフ符号付加部1−3が1つであれば、スタッ
フ符号付加部1−3の出力は図23に示すようなビット
ストリームとなり、図23中のC’の部分は16ビット
に満たないため、送信できず、受信側での復号遅延は低
減できない。しかし、本発明の第2の実施の形態によ
り、スタッフ符号付加部1−3を2つ備えることによっ
て、図13に示すビットストリームは図24に示すよう
なビットストリームとなる。この場合、図24中のC”
の部分は16ビットとなり、図13中のA、Bの部分の
ビットストリームと連続して図13のCの部分(図24
のC”の部分として)のビットストリームも送信するこ
とができるため、受信側では遅延無く復号することがで
きる。なお、この説明では、スタッフ符号付加部1−3
を2つで説明したが、2つ以上いくつでもよい。
【0030】(第3の実施の形態)次に、図3のブロッ
ク図を参照して、本発明の第3の実施の形態における遅
延低減装置について説明する。本実施の形態における遅
延低減装置は、図1に示す第1の実施の形態における遅
延低減装置に対し、スタッフ符号保持部1−2を複数個
追加する構成とされる。その他、図3に示す図1と同番
号の構成部については、図1に示すものと同様のため、
説明を省略する。
【0031】このように、スタッフ符号保持部1−2を
複数個(この例では2個)持つことにより、例えば可変
長符号化部1−1に、H.261スタッフ符号の符号化
器と、H.261と同じくITU−Tで標準化された
H.263スタッフ符号の符号化器の両方が具備されて
いる場合、1つ目のスタッフ符号保持部1−2に図11
に示すH.261スタッフ符号であるMBAスタッフ符
号を保持し、2つ目のスタッフ符号保持部1−2には図
14に示すH.263スタッフ符号であるMCBPCス
タッフ符号を保持するようにして、複数種類の画像符号
化方式に対応することができる。
【0032】(第4の実施の形態)次に、図4のブロッ
ク図を参照して、本発明の第4の実施の形態における遅
延低減装置について説明する。本実施の形態における遅
延低減装置は、図1に示す第1の実施の形態における遅
延低減装置に対し、スタッフ符号の付加を行なう必要が
あるか否かを判定するスタッフ符号付加判定部4−1を
追加する構成とされる。その他、図4に示す図1と同番
号の構成部については、図1に示すものと同様のため、
説明を省略する。
【0033】スタッフ符号付加判定部4−1は可変長符
号化部1−1で符号化処理されたビットストリームに対
しスタッフ符号を付加するべきか否かを判定する。ここ
で、処理の単位が16ビットの場合、例えば、図15に
示すビットストリーム(D、E)のように、D、Eとも
16ビットで不足が無いのでスタッフ符号付加を行なう
ことなく送信して、受信側では遅延無く処理することが
できる。このように、本実施の形態によれば、図15に
示すようなビットストリームに対しては不要な符号付加
処理を抑制することができる。
【0034】(第5の実施の形態)次に、図5のブロッ
ク図を参照して、本発明の第5の実施の形態における遅
延低減装置について説明する。本実施の形態における遅
延低減装置は、図2に示す第2の実施の形態における遅
延低減装置に対し、遅延低減に必要かつ十分なスタッフ
符号の個数を判定するスタッフ符号付加個数判定部5−
1を追加する構成とされる。その他、図5に示す図2と
同番号の構成部については、図2に示すものと同様のた
め、説明を省略する。
【0035】スタッフ符号付加個数判定部5−1は可変
長符号化部1−1で符号化処理されたビットストリーム
に対し遅延低減に必要かつ十分なスタッフ符号の個数を
判定する。例えば、図10に示すようなビットストリー
ムには1個のスタッフ符号を付加するだけで十分であ
り、図13に示すようなビットストリームには2個のス
タッフ符号を付加すれば足りるということを判定して、
不要なスタッフ符号の付加を抑制することができる。な
お、この例で、はじめのスタッフ符号付加部1−3でス
タッフ符号を付加しただけで足りる場合は、その後のス
タッフ符号付加部1−3は処理せずに通過するだけであ
る。
【0036】(第6の実施の形態)次に、図6のブロッ
ク図を参照して、本発明の第6の実施の形態における遅
延低減装置について説明する。本実施の形態における遅
延低減装置は、図5に示す第5の実施の形態における遅
延低減装置に対し、スタッフ符号付加個数判定部5−1
に対し出力フォーマットを知らせる出力フォーマット指
示部6−1を追加する構成とされる。その他、図6に示
す図5と同番号の構成部については、図5に示すものと
同様のため、説明を省略する。
【0037】ビットストリームには、例えば、H.26
1スタッフ符号では492ビットのデータにSyncビ
ット、Fillビット、誤り訂正符号を付加して、51
2ビットのBchフレーム単位でビットストリームを構
成する。この場合、遅延低減に必要なスタッフ符号の個
数は通常のフォーマットの場合に比べ多くなる。出力フ
ォーマット指示部6−1では、例えば、ビットストリー
ムをBchフレームフォーマットとせずにそのまま送信
するか、Bchフレームフォーマットで送信するかをス
タッフ符号付加個数判定部5−1に通知する。このよう
に、本実施の形態によれば、装置を変更することなく、
異なる出力フォーマット形式の符号化方式に対応するこ
とができる。
【0038】(第7の実施の形態)次に、図7のブロッ
ク図を参照して、本発明の第7の実施の形態における遅
延低減装置について説明する。本実施の形態における遅
延低減装置は、図5に示す第5の実施の形態における遅
延低減装置に対し、符号化されたビットストリームが、
バイトアラインされている状態(バイト単位で端数のな
い状態)か否かを判定するバイトアライン判定部7−1
を追加する構成とされる。その他、図7に示す図5と同
番号の構成部については、図5に示すものと同様のた
め、説明を省略する。
【0039】可変長符号化部1−1では、可変長符号化
部1−1で処理されたビットストリームにスタッフ符号
が付加されて、バイトアラインされる場合があり、バイ
トアライン判定部7−1では、バイトアラインされたか
否かを判定して、その結果をスタッフ符号付加個数判定
部5−1に指示する機能を有する。スタッフ符号付加個
数判定部5−1はバイトアライン判定部7−1からの指
示も含めてスタッフ符号付加個数の判定を行なう。
【0040】このように、本実施の形態によれば、例え
ばH.263スタッフ符号では可変長符号化部1−1で
既にスタッフ符号が付加されている場合があるが、その
ような場合には、不要なスタッフ符号付加個数判定処理
を抑制することができ、また不要なスタッフ符号の付加
も抑制することができる。
【0041】(第8の実施の形態)次に、図8のブロッ
ク図を参照して、本発明の第8の実施の形態における遅
延低減装置について説明する。本実施の形態における遅
延低減装置は、図3に示す第3の実施の形態における遅
延低減装置に対し、可変長符号化部1−1から出力され
たビットストリームに付加するスタッフ符号を可変長符
号化部1−1で用いられている符号化方式に対応するも
のに置き換える符号化方式指示部8−1を追加する構成
とされる。その他、図8に示す図3と同番号の構成部に
ついては、図3に示すものと同様のため、説明を省略す
る。
【0042】符号化方式指示部8−1では、現在可変長
符号化部1−1で用いられている符号化方式を判定し、
ビットストリームに付加するようスタッフ符号保持部1
−2に保持されているスタッフ符号データをその符号化
方式に相応しいものに置き換える機能を有する。このよ
うに、本実施の形態によれば、様々な種類の符号化方式
に対し、装置の変更なしに、それに対応するスタッフ符
号を用いることができる。
【0043】(第9の実施の形態)次に、図9のブロッ
ク図を参照して、本発明の第9の実施の形態における遅
延低減装置について説明する。本実施の形態における遅
延低減装置は、図3に示す第3の実施の形態における遅
延低減装置に対し、図示しない制御部の制御によりスタ
ッフ符号を変更する機能を有するスタッフ符号変更部9
−1を追加する構成とされる。その他、図9に示す図3
と同番号の構成部については、図3に示すものと同様の
ため、説明を省略する。
【0044】このように、本実施の形態によれば、スタ
ッフ符号保持部1−2を多数備える必要がないので、ハ
ードウェア及びソフトウェアの規模を小さくすることが
できる。また、装置の変更なしに、新しいまたは他の種
類の符号化方式に対応することができる。なお、上記第
1の実施の形態ないし第9の実施の形態における遅延低
減装置は単独でも、またはそれぞれ適宜組み合わせて構
成することもできる。
【0045】(第10の実施の形態)次に、図10ない
し図12および図16のフローチャートを参照して、本
発明の第10の実施の形態における遅延低減方法につい
て説明する。図16において、本実施の形態における遅
延低減方法は、動画像符号化などに用いられ入力データ
を可変長符号化する可変長符号化ステップS16−1
と、可変長符号化ステップS16−1で処理されたビッ
トストリームにスタッフ符号を付加するスタッフ符号付
加ステップS16−2とから構成される。
【0046】次に、図10ないし図12および図16を
参照して、図16に示す遅延低減方法の流れを説明す
る。まず、入力データが可変長符号化ステップS16−
1に入力され、図10に示すようなビットストリームが
出力されたとする。もし、スタッフ符号付加ステップS
16−1が無く、図10のビットストリームのみであれ
ば、図10中のビットストリームのCの部分は16ビッ
トに満たないため、16ビット分のデータが揃うまで送
信されない。そのため、受信側ではCの部分は復号でき
ず、復号遅延が発生する。しかし、本発明の第10の実
施の形態によれば、スタッフ符号付加ステップS16−
2が図11に示すH.261のMBAスタッフ符号列を
図10に示すビットストリームに付加して図12に示す
ビットストリームとする。このように、H.261スタ
ッフ符号を付加すると、図12中のC’の部分は16ビ
ットであり、図12のA、B部分のビットストリームと
連続して送信されるため、図10のCの部分のビットス
トリームを受信側で遅延無く復号することができる。
【0047】(第11の実施の形態)次に、図17のフ
ローチャート、図23および図24を参照して、本発明
の第11の実施の形態における遅延低減方法について説
明する。図17において、本実施の形態における遅延低
減方法は、図16に示す第10の実施の形態における遅
延低減方法に対し、複数のスタッフ符号付加ステップS
17−3を追加したものである。その他の構成ステップ
については、図16に示すものと同様のため、説明を省
略する。
【0048】本実施の形態では、ITU−Tで標準化さ
れた画像符号化方式標準の一つであるH.261のビッ
トストリームを例として、図17に示す遅延低減方法の
流れを説明する。図17において、まず、入力データが
可変長符号化ステップS17−1に入力され、図13に
示すような可変長符号化されたビットストリームが出力
されたものとする。もし、上記第10の実施の形態に示
すように、 スタッフ符号付加ステップS17−2が1
つであれば、図23に示すビットストリームとなり、図
23中のC’の部分は16ビットに満たないため、送信
されず、受信側における復号遅延を低減することができ
ない。しかし、本発明の第11の実施の形態によれば、
例えばスタッフ符号付加ステップをS17−2〜S17
−3のように2つ備えることによって、図13に示すよ
うなビットストリームは図24に示すビットストリーム
となる。この場合、図24中のC”の部分は16ビット
となり、図13中のA、Bの部分のビットストリームと
連続して図13のCの部分のビットストリームが送信さ
れるため、受信側で遅延無く復号することができる。
【0049】(第12の実施の形態)次に、図15およ
び図18のフローチャートを参照して、本発明の第12
の実施の形態における遅延低減方法について説明する。
図18において、本実施の形態における遅延低減方法
は、図17に示す第11の実施の形態における遅延低減
方法に対し、スタッフ符号を付加するか否かを判定する
スタッフ符号付加判定ステップS18−2を追加したも
のである。その他の構成ステップについては、図17に
示すものと同様のため、説明を省略する。
【0050】次に、図15および図18を参照して、図
18に示す遅延低減方法の流れを説明する。まず、入力
データが可変長符号化ステップS18−1に入力され、
図15に示すような可変長符号化されたビットストリー
ムが出力されたものとする。この例の場合は図15に示
されるように、ビットストリームのビット数は、Dおよ
びEに示すように、丁度16ビットの倍数であり、処理
の中で端数ビットは発生しない。したがって、スタッフ
符号付加判定ステップS18−2では、符号の付加は必
要なしと判断してビットストリームにはスタッフ符号を
付加しない。以上の説明のように、本第12の実施の形
態により、図15に示すようなビットストリームに対す
る不要な符号付加を抑制することができる。
【0051】(第13の実施の形態)次に、図10、図
13および図19のフローチャートを参照して、本発明
の第13の実施の形態における遅延低減方法について説
明する。図19において、本実施の形態における遅延低
減方法は、図18に示す第12の実施の形態における遅
延低減方法に対し、付加するスタッフ符号の個数を判定
するスタッフ符号付加個数判定ステップS19−2を追
加したものである。その他の構成ステップについては、
図18に示すものと同様のため、説明を省略する。
【0052】次に、図10、図13および図19を参照
して、図19に示す遅延低減方法の流れを説明する。こ
のように、スタッフ符号付加個数判定ステップS19−
2により、出力するビットストリームに付加するスタッ
フ符号の個数を判定する。すなわち、図10に示すよう
なビットストリームには1個のスタッフ符号を付加し、
図13に示すようなビットストリームには2個のスタッ
フ符号を付加するよう判定する。このように、付加する
スタッフ符号の個数を判定することにより、不要な符号
の付加を抑制することができる。
【0053】(第14の実施の形態)次に、図20のフ
ローチャートを参照して、本発明の第14の実施の形態
における遅延低減方法について説明する。図20におい
て、本実施の形態における遅延低減方法は、図19に示
す第13の実施の形態における遅延低減方法に対し、B
chフレームフォーマット等の出力フォーマットを指示
する出力フォーマット指示ステップS20−2を追加し
たものである。その他の構成ステップについては、図1
9に示すものと同様のため、説明を省略する。
【0054】次に、図20を参照して、本発明の第14
の実施の形態における遅延低減方法の流れを説明する。
例えば、H.261スタッフ符号では、492ビットの
データにSyncビット、Fillビット、誤り訂正符
号を付加して512ビットのBchフレーム単位でビッ
トストリームを構成する。この場合、遅延低減に必要な
スタッフ符号の個数は通常のフォーマットの場合に比べ
て多くなる。出力フォーマット指示ステップS20−2
では、例えば、ビットストリームをそのまま送信する
か、Bchフレームフォーマットで送信するかをスタッ
フ符号付加個数判定ステップS20−3に通知する。ス
タッフ符号付加個数判定ステップS20−3は、出力フ
ォーマットを加味して、使用するスタッフ符号付加ステ
ップS20−4〜S20−5の個数を判定する。この方
法により、異なる出力フォーマット形式の符号化方式に
も装置の変更なしに対応することができる。
【0055】(第15の実施の形態)次に、図21のフ
ローチャートを参照して、本発明の第15の実施の形態
における遅延低減方法について説明する。図21におい
て、本実施の形態における遅延低減方法は、図20に示
す第14の実施の形態における遅延低減方法に対し、入
力データが既にバイトアラインされているか否かを判定
するバイトアライン判定ステップS21−2を追加した
ものである。その他の構成ステップについては、図20
に示すものと同様のため、説明を省略する。
【0056】次に、図21を参照して、本発明の第15
の実施の形態における遅延低減方法の流れを説明する。
この方法により、例えば、H.263スタッフ符号で
は、可変長符号化部1−1で既にスタッフ符号が付加さ
れている場合があり、そのような場合には、スタッフ符
号の追加は不要であるため、本実施の形態により、不要
なスタッフ符号の付加個数判定処理を抑制することがで
き、また不要な符号の付加を抑制することができる。
【0057】(第16の実施の形態)次に、図22のフ
ローチャートを参照して、本発明の第16の実施の形態
における遅延低減方法について説明する。図22におい
て、本実施の形態における遅延低減方法は、図16に示
す第10の実施の形態における遅延低減方法に対し、可
変長符号化部1−1で用いられている符号化方式を指示
する符号化方式指示ステップS22−2を追加したもの
である。符号化方式指示ステップS22−2では、用い
られる符号化方式をスタッフ符号付加ステップS22−
3に知らせるよう動作する。その他の構成ステップにつ
いては、図16に示すものと同様のため、説明を省略す
る。
【0058】次に、図22を参照して、本発明の第16
の実施の形態における遅延低減方法の流れを説明する。
符号化方式指示ステップS22−2では、可変長符号化
部1−1で用いられている符号化方式を判定して、その
符号化方式をスタッフ符号付加ステップS22−3に知
らせる。スタッフ符号付加ステップS22−3では、そ
の符号化方式に適応するスタッフ符号をビットストリー
ムに対して付加するよう動作する。これにより、本実施
の形態によれば、様々な種類の符号化方式に対し、装置
の変更なしに、それに対応できるスタッフ符号を用いる
ことができる。
【0059】なお、上記第1の実施の形態ないし第16
の実施の形態における遅延低減装置は、移動体通信シス
テムの無線通信基地局や無線通信端末など無線通信シス
テム全般に応用可能である。
【0060】また、上記第11の実施の形態ないし第1
6の実施の形態における遅延低減方法をソフトウェアプ
ログラムで実現することができ、その遅延低減方法プロ
グラムを記録媒体に記録するようにしても良い。この場
合、記録媒体は、例えば半導体メモリ、磁気記憶装置、
光記憶装置、光磁気記憶装置等を用いることができる。
【0061】
【発明の効果】本発明における遅延低減装置および方法
は、上記のように構成され、特に、符号化された符号化
データ列に、可変長符号化部内部の処理単位において端
数ビットが発生した場合にはスタッフ符号を付加して、
符号化データ列を可変長符号化部内部の処理単位となる
ようにし、遅延なく送信するようにしたことにより、受
信側における復号遅延を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における遅延低減装
置の構成を示すブロック図、
【図2】本発明の第2の実施の形態における遅延低減装
置の構成を示すブロック図、
【図3】本発明の第3の実施の形態における遅延低減装
置の構成を示すブロック図、
【図4】本発明の第4の実施の形態における遅延低減装
置の構成を示すブロック図、
【図5】本発明の第5の実施の形態における遅延低減装
置の構成を示すブロック図、
【図6】本発明の第6の実施の形態における遅延低減装
置の構成を示すブロック図、
【図7】本発明の第7の実施の形態における遅延低減装
置の構成を示すブロック図、
【図8】本発明の第8の実施の形態における遅延低減装
置の構成を示すブロック図、
【図9】本発明の第9の実施の形態における遅延低減装
置の構成を示すブロック図、
【図10】第1の実施の形態の遅延低減装置の動作を説
明するためのビットストリームの例を示す図、
【図11】第1の実施の形態の遅延低減装置の動作を説
明するためのH.261のMBAスタッフ符号列を示す
図、
【図12】第1の実施の形態の遅延低減装置の動作を説
明するためのスタッフ符号付加後のビットストリームを
示す図、
【図13】第2の実施の形態の遅延低減装置の動作を説
明するためのビットストリームの例を示す図、
【図14】第3の実施の形態の遅延低減装置の動作を説
明するためのH.263のMCBPCスタッフ符号列を
示す図、
【図15】第3の実施の形態の遅延低減装置の動作を説
明するためのビットストリームの例を示す図、
【図16】本発明の第10の実施の形態における遅延低
減方法の流れを示すフローチャート、
【図17】本発明の第11の実施の形態における遅延低
減方法の流れを示すフローチャート、
【図18】本発明の第12の実施の形態における遅延低
減方法の流れを示すフローチャート、
【図19】本発明の第13の実施の形態における遅延低
減方法の流れを示すフローチャート、
【図20】本発明の第14の実施の形態における遅延低
減方法の流れを示すフローチャート、
【図21】本発明の第15の実施の形態における遅延低
減方法の流れを示すフローチャート、
【図22】本発明の第16の実施の形態における遅延低
減方法の流れを示すフローチャート、
【図23】第2の実施の形態の遅延低減装置の動作を説
明するためのビットストリームの例を示す図、
【図24】第2の実施の形態の遅延低減装置の動作を説
明するためのスタッフ符号付加後のビットストリームを
示す図、
【図25】従来の可変長符号化部の構成を示すブロック
図。
【符号の説明】
1−1 可変長符号化部 1−2 スタッフ符号保持部 1−3 スタッフ符号付加部 4−1 スタッフ符号付加判定部 5−1 スタッフ符号付加個数判定部 6−1 出力フォーマット指示部 7−1 バイトアライン判定部 8−1 符号化方式指示部 9−1 スタッフ符号変更部 S16−1、S17−1、S18−1、S19−1 可
変長符号化ステップ S20−1、S21−1、S22−1 可変長符号化ス
テップ S16−2、S17−2、S17−3 スタッフ符号付
加ステップ S18−3、S19−3、S19−4 スタッフ符号付
加ステップ S20−4、S20−5、S21−4 スタッフ符号付
加ステップ S21−5、S22−3 スタッフ符号付加ステップ S18−2 スタッフ符号付加判定ステップ S19−2、S20−3、S21−3 スタッフ符号付
加個数判定ステップ S20−2 出力フォーマット指示ステップ S21−2 バイトアライン判定ステップ S22−2 符号化方式指示ステップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C059 MA23 ME01 ME13 PP04 RB14 RC12 SS20 TA16 TB08 TC18 TD07 TD14 UA02 UA05 UA31 5J064 AA00 AA03 BA09 BB00 BC14 BC29 BD02

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力データの符号割り当てを最適化する可
    変長符号化部と、スタッフ符号列データを保持するスタ
    ッフ符号保持部と、前記スタッフ符号保持部に保持され
    ているスタッフ符号列データを前記可変長符号化部で処
    理されたビットストリームに付加する1以上のスタッフ
    符号付加部とを備えることを特徴とする遅延低減装置。
  2. 【請求項2】前記スタッフ符号保持部を複数備えること
    を特徴とする請求項1記載の遅延低減装置。
  3. 【請求項3】前記可変長符号化部で処理されたビットス
    トリームに対しスタッフ符号を付加するか否かを判定す
    るスタッフ符号付加判定部を備えることを特徴とする請
    求項1または2記載の遅延低減装置。
  4. 【請求項4】前記可変長符号化部で処理されたビットス
    トリームに対し遅延低減に必要且つ十分なスタッフ符号
    の付加個数を判定するスタッフ符号付加個数判定部を備
    えることを特徴とする請求項1記載の遅延低減装置。
  5. 【請求項5】前記可変長符号化部で用いられている符号
    化方式に適合した出力フォーマットを前記スタッフ符号
    付加個数判定部に通知する出力フォーマット指示部を備
    えることを特徴とする請求項4記載の遅延低減装置。
  6. 【請求項6】前記可変長符号化部からの指示により前記
    可変長符号化部で処理されたビットストリームがバイト
    アラインされているか否かを判定し、その判定結果を前
    記スタッフ符号付加個数判定部に対し前記ビットストリ
    ームがバイトアラインされているか否かを通知するバイ
    トアライン判定部を備え、前記スタッフ符号付加個数判
    定部は前記バイトアライン判定部からの通知をスタッフ
    符号付加判定の基準に加えることを特徴とする請求項4
    に記載の遅延低減装置。
  7. 【請求項7】前記可変長符号化部で用いられている符号
    化方式を判定し、前記スタッフ符号保持部に保持されて
    いるスタッフ符号データを前記符号化方式に適応するも
    のに置き換える符号化方式指示部を備えることを特徴と
    する請求項1または2記載の遅延低減装置。
  8. 【請求項8】前記スタッフ符号保持部に保持されている
    スタッフ符号列を変更するスタッフ符号変更部を備える
    ことを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の
    遅延低減装置。
  9. 【請求項9】請求項1ないし8のいずれかに記載の遅延
    低減装置を備えることを特徴とする無線通信基地局。
  10. 【請求項10】請求項1ないし8のいずれかに記載の遅
    延低減装置を備えることを特徴とする無線通信端末。
  11. 【請求項11】入力データの符号割り当てを最適化する
    よう可変長符号化し、可変長符号化したビットストリー
    ムに対し予め保持されている1または複数のスタッフ符
    号を1または複数回にわたり付加する各工程からなるこ
    とを特徴とする遅延低減方法。
  12. 【請求項12】前記可変長符号化する工程で処理された
    ビットストリームの状態に応じスタッフ符号を付加する
    か否かを判定するスタッフ符号付加判定工程を含むこと
    を特徴とする請求項11に記載の遅延低減方法。
  13. 【請求項13】前記可変長符号化する工程で処理された
    ビットストリームの状態に応じ受信側における遅延低減
    に必要且つ十分なスタッフ符号の付加個数を判定するス
    タッフ符号付加個数判定工程を含むことを特徴とする請
    求項11に記載の遅延低減方法。
  14. 【請求項14】前記可変長符号化する工程で用いられて
    いる符号化方式に適合した出力フォーマットを前記スタ
    ッフ符号の付加個数を判定する工程に通知する出力フォ
    ーマット指示工程を含むことを特徴とする請求項13記
    載の遅延低減方法。
  15. 【請求項15】前記可変長符号化する工程からの指示に
    より前記可変長符号化する工程で処理されたビットスト
    リームがバイトアラインされているか否かを判定し、前
    記スタッフ符号付加個数判定工程に対し前記ビットスト
    リームがバイトアラインされているか否かを通知するバ
    イトアライン判定工程を含むことを特徴とする請求項1
    3に記載の遅延低減方法。
  16. 【請求項16】前記スタッフ符号を付加する工程に対し
    前記可変長符号化する工程で用いられている符号化方式
    を知らせる符号化方式指示工程を含むことを特徴とする
    請求項11または12記載の遅延低減方法。
  17. 【請求項17】請求項11ないし16のいずれかに記載
    の遅延低減方法における各処理工程をコンピュータに実
    行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み
    取り可能な記録媒体。
  18. 【請求項18】前記コンピュータ読み取り可能な記録媒
    体は半導体メモリ、磁気記憶装置、光記憶装置または光
    磁気記憶装置であることを特徴とする請求項17記載の
    記録媒体。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006295683A (ja) * 2005-04-13 2006-10-26 Canon Inc 画像符号化方法及び画像符号化装置
JP2006303960A (ja) * 2005-04-21 2006-11-02 Canon Inc 符号化データ変換方法
JP4977777B2 (ja) * 2008-03-18 2012-07-18 パイオニア株式会社 符号化装置及び符号化方法並びに符号化用プログラム

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