JP2776075B2 - 可変長符号化データの伝送方法 - Google Patents
可変長符号化データの伝送方法Info
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- JP2776075B2 JP2776075B2 JP20284791A JP20284791A JP2776075B2 JP 2776075 B2 JP2776075 B2 JP 2776075B2 JP 20284791 A JP20284791 A JP 20284791A JP 20284791 A JP20284791 A JP 20284791A JP 2776075 B2 JP2776075 B2 JP 2776075B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、伝送誤りに強い可変長
符号化データの伝送方法(記録も伝送路の一つとする広
義の伝送)に関するものである。
符号化データの伝送方法(記録も伝送路の一つとする広
義の伝送)に関するものである。
【0002】
【従来の技術】伝送においては効率をよくするためハフ
マン符号、ワイル符号などの可変長符号が広く利用され
ている。これは伝送すべきデータの生起確率の高いもの
には短い符号語を割り当て、生起確率の低いものには長
い符号語を割り当てることにより伝送するデータの符号
量を少なくするものである。
マン符号、ワイル符号などの可変長符号が広く利用され
ている。これは伝送すべきデータの生起確率の高いもの
には短い符号語を割り当て、生起確率の低いものには長
い符号語を割り当てることにより伝送するデータの符号
量を少なくするものである。
【0003】一般に可変長符号は伝送フォーマット中の
複数のデータ格納領域に配置され、誤り訂正符号の付加
等が行われた後、変調されて伝送される。データ格納領
域内において可変長符号はデータ格納領域の先頭から順
番にビットシリアルの形式で配置される。
複数のデータ格納領域に配置され、誤り訂正符号の付加
等が行われた後、変調されて伝送される。データ格納領
域内において可変長符号はデータ格納領域の先頭から順
番にビットシリアルの形式で配置される。
【0004】(図3)は前記従来の可変長符号化データ
の伝送方法における符号配置の具体例を表わしている。
データ格納領域の先頭から順番にn個の可変長符号語C
i(i=1,2,3,..,i,..n)が配置されている。(図3)
の斜線部は可変長符号の格納されていない空き領域であ
る。
の伝送方法における符号配置の具体例を表わしている。
データ格納領域の先頭から順番にn個の可変長符号語C
i(i=1,2,3,..,i,..n)が配置されている。(図3)
の斜線部は可変長符号の格納されていない空き領域であ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで可変長符号は
誤りが発生するとその符号長がわからなくなり、誤り発
生位置以後の可変長符号が正しく復号できなくなる、す
なわち誤り伝搬を生じるものである。
誤りが発生するとその符号長がわからなくなり、誤り発
生位置以後の可変長符号が正しく復号できなくなる、す
なわち誤り伝搬を生じるものである。
【0006】従って従来の可変長符号化データの伝送方
法における符号データ配置では、データ格納領域におい
て誤りが発生すると、前記誤り発生位置以後の可変長符
号が正しく復号できないという課題を有するものであっ
た(シー.ヤマミツ,イーティー エーエル゛アンエクスヘ゜リメンタル スタテ゛ィー フォー ア ホ
ーム-ユース テ゛ィシ゛タル ウ゛ィティーアール゛,アイイーイーイー トランス.シーイー,シーイー
-35,エヌオー.3,オウカ゛スト1989,ヒ゜ーヒ゜ー450-457(C.Yamamitsu,e
t al"AN EXPERIMENTAL STUDY FOR A HOME-USE DIGITAL
VTR",IEEE Trans.CE,CE-35,No.3,AUGUST1989,pp450-45
7))。例えばn個の可変長符号語が配置されているデ
ータ格納領域に1ビット誤りが発生した場合、誤りの発
生した位置以降に配置された可変長符号語は復号できな
いので、正しく復号できる可変長符号語の数mは平均的
にはm=(n−1)/2となる。但しデータ格納領域の
各ビット位置における伝送誤りの発生確率は同じとする
一般的な仮定を行う。
法における符号データ配置では、データ格納領域におい
て誤りが発生すると、前記誤り発生位置以後の可変長符
号が正しく復号できないという課題を有するものであっ
た(シー.ヤマミツ,イーティー エーエル゛アンエクスヘ゜リメンタル スタテ゛ィー フォー ア ホ
ーム-ユース テ゛ィシ゛タル ウ゛ィティーアール゛,アイイーイーイー トランス.シーイー,シーイー
-35,エヌオー.3,オウカ゛スト1989,ヒ゜ーヒ゜ー450-457(C.Yamamitsu,e
t al"AN EXPERIMENTAL STUDY FOR A HOME-USE DIGITAL
VTR",IEEE Trans.CE,CE-35,No.3,AUGUST1989,pp450-45
7))。例えばn個の可変長符号語が配置されているデ
ータ格納領域に1ビット誤りが発生した場合、誤りの発
生した位置以降に配置された可変長符号語は復号できな
いので、正しく復号できる可変長符号語の数mは平均的
にはm=(n−1)/2となる。但しデータ格納領域の
各ビット位置における伝送誤りの発生確率は同じとする
一般的な仮定を行う。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の本発明の可変長符
号化データの伝送方法は、所定量のデータ格納領域に複
数の可変長符号語からなる可変長符号化データを配置し
て伝送するものであって、符号長を決定できる部分を含
む第1の部分と、前記第1の部分以外の第2の部分(こ
の部分のビット数が0の場合を含む)とに分離した可変
長符号語を生成する可変長符号生成ステップと、前記各
可変長符号語の第1の部分を集めて前記データ格納領域
に配置する第1の配置ステップと、前記各可変長符号語
の第2の部分を集めて前記データ格納領域に配置する第
2の配置ステップとを備えたことを特徴とするものであ
る。
号化データの伝送方法は、所定量のデータ格納領域に複
数の可変長符号語からなる可変長符号化データを配置し
て伝送するものであって、符号長を決定できる部分を含
む第1の部分と、前記第1の部分以外の第2の部分(こ
の部分のビット数が0の場合を含む)とに分離した可変
長符号語を生成する可変長符号生成ステップと、前記各
可変長符号語の第1の部分を集めて前記データ格納領域
に配置する第1の配置ステップと、前記各可変長符号語
の第2の部分を集めて前記データ格納領域に配置する第
2の配置ステップとを備えたことを特徴とするものであ
る。
【0008】第2の本発明の可変長符号化データの伝送
方法は、所定量のデータ格納領域に複数の可変長符号語
からなる可変長符号化データを配置して伝送するもので
あって、符号長を決定できる部分を含む第1の部分と、
前記第1の部分以外の第2の部分(この部分のビット数
が0の場合を含む)とに分離した可変長符号語を生成す
る可変長符号生成ステップと、前記各可変長符号語の第
1の部分を集めて前記データ格納領域に配置する第1の
配置ステップと、前記各可変長符号語の第2の部分を集
めて前記データ格納領域に配置する第2の配置ステップ
と、前記データ格納領域内のデータに対し誤り訂正を可
能とするための誤り訂正符号を付加するステップとを備
え、前記誤り訂正符号を付加するステップが、前記デー
タ格納領域の可変長符号の第1の部分に対する誤り訂正
能力を可変長符号の第2の部分に対する誤り訂正能力よ
りも高くしたことを備えたことを特徴とするものであ
る。
方法は、所定量のデータ格納領域に複数の可変長符号語
からなる可変長符号化データを配置して伝送するもので
あって、符号長を決定できる部分を含む第1の部分と、
前記第1の部分以外の第2の部分(この部分のビット数
が0の場合を含む)とに分離した可変長符号語を生成す
る可変長符号生成ステップと、前記各可変長符号語の第
1の部分を集めて前記データ格納領域に配置する第1の
配置ステップと、前記各可変長符号語の第2の部分を集
めて前記データ格納領域に配置する第2の配置ステップ
と、前記データ格納領域内のデータに対し誤り訂正を可
能とするための誤り訂正符号を付加するステップとを備
え、前記誤り訂正符号を付加するステップが、前記デー
タ格納領域の可変長符号の第1の部分に対する誤り訂正
能力を可変長符号の第2の部分に対する誤り訂正能力よ
りも高くしたことを備えたことを特徴とするものであ
る。
【0009】
【作用】第1の本発明は、前記した構成により、誤りが
伝搬する第1の部分と誤りが伝搬しない第2の部分とを
分離してデータ格納領域に配置しており、第2の部分を
配置した領域に誤りが生じている場合は、復号を続ける
ことができるので、伝送効率を低下させることなく、正
しく復号できる可変長符号語の数を従来より平均的に多
くできるものである。
伝搬する第1の部分と誤りが伝搬しない第2の部分とを
分離してデータ格納領域に配置しており、第2の部分を
配置した領域に誤りが生じている場合は、復号を続ける
ことができるので、伝送効率を低下させることなく、正
しく復号できる可変長符号語の数を従来より平均的に多
くできるものである。
【0010】第2の本発明は、前記した構成により、第
1の部分と第2の部分とを分離してデータ格納領域に配
置しており、誤りが伝搬する第1の部分のみを効率よく
誤り訂正能力を高めることができるので、伝送効率を低
下させることなく、誤り耐性を向上できるものである。
1の部分と第2の部分とを分離してデータ格納領域に配
置しており、誤りが伝搬する第1の部分のみを効率よく
誤り訂正能力を高めることができるので、伝送効率を低
下させることなく、誤り耐性を向上できるものである。
【0011】
【実施例】(図2(a))、(図2(b))は本発明の
可変長符号化データの伝送方法を用いた一実施例におけ
る伝送装置の送信装置、受信装置のブロック構成図であ
る。
可変長符号化データの伝送方法を用いた一実施例におけ
る伝送装置の送信装置、受信装置のブロック構成図であ
る。
【0012】(図2(a))において201は伝送する
データDiの入力端子、202は前記データDiを入力
とし前記データDiを可変長符号化しデータ格納領域に
配置する符号化・スタッフ回路、203は符号化号化・
スタッフ回路202の出力に誤り訂正符号を付加する誤
り訂正符号付加回路、204は前記誤り訂正符号付加回
路203の出力を変調する変調回路、205は前記変調
回路204の出力を伝送路に出力する出力端子である。
データDiの入力端子、202は前記データDiを入力
とし前記データDiを可変長符号化しデータ格納領域に
配置する符号化・スタッフ回路、203は符号化号化・
スタッフ回路202の出力に誤り訂正符号を付加する誤
り訂正符号付加回路、204は前記誤り訂正符号付加回
路203の出力を変調する変調回路、205は前記変調
回路204の出力を伝送路に出力する出力端子である。
【0013】前記符号化・スタッフ回路202において
206は前記データDiに対応した可変長符号語Ciの
ビットパラレル形式のデータVi(固定語長のデータで
その語長は可変長符号語の最大語長に等しい)、語長デ
ータL1,L2を出力する符号化用のROM(リード・
オンリー・メモリ)、207は前記データViを入力と
しビットシリアル形式のデータを出力するシフトレジス
タ、208は制御回路、209は加算回路、210は減
算回路、211、212は前記制御回路208により制
御されて2入力の一方を選択し出力する選択回路、21
3,214はレジスタ、215は前記制御回路208に
より制御されて2入力の一方を選択し出力する選択回
路、216は前記選択回路215の出力をプリセット入
力とし、前記制御回路208により制御されてカウント
値が1増加または減少(−1)するカウンタ、217は
前記シフトレジスタ207の出力をデータ入力とし、前
記カウンタ216の出力をアドレス入力とするRAM
(ランダム・アクセス・メモリ)、218は前記RAM
217の出力にサイド情報を付加するサイド情報付加回
路である。
206は前記データDiに対応した可変長符号語Ciの
ビットパラレル形式のデータVi(固定語長のデータで
その語長は可変長符号語の最大語長に等しい)、語長デ
ータL1,L2を出力する符号化用のROM(リード・
オンリー・メモリ)、207は前記データViを入力と
しビットシリアル形式のデータを出力するシフトレジス
タ、208は制御回路、209は加算回路、210は減
算回路、211、212は前記制御回路208により制
御されて2入力の一方を選択し出力する選択回路、21
3,214はレジスタ、215は前記制御回路208に
より制御されて2入力の一方を選択し出力する選択回
路、216は前記選択回路215の出力をプリセット入
力とし、前記制御回路208により制御されてカウント
値が1増加または減少(−1)するカウンタ、217は
前記シフトレジスタ207の出力をデータ入力とし、前
記カウンタ216の出力をアドレス入力とするRAM
(ランダム・アクセス・メモリ)、218は前記RAM
217の出力にサイド情報を付加するサイド情報付加回
路である。
【0014】(図2(b))において219は前記伝送
路からの信号の入力端子、220は前記伝送路からの信
号を復調する復調回路、221は前記復調回路220か
らのデータを入力とし伝送誤りの訂正を行なう誤り訂正
回路、222は前記誤り訂正回路221からのデータを
入力とし、そのデータの伝送フォーマット中のデータ格
納領域より可変長符号語を取り出して復号し前記データ
Diを得るデスタッフ・復号回路、223は伝送誤りに
より誤りを生じたデータDiの修整を行なう誤り修整回
路、224は前記修整回路223からのデータDiを出
力する端子である。
路からの信号の入力端子、220は前記伝送路からの信
号を復調する復調回路、221は前記復調回路220か
らのデータを入力とし伝送誤りの訂正を行なう誤り訂正
回路、222は前記誤り訂正回路221からのデータを
入力とし、そのデータの伝送フォーマット中のデータ格
納領域より可変長符号語を取り出して復号し前記データ
Diを得るデスタッフ・復号回路、223は伝送誤りに
より誤りを生じたデータDiの修整を行なう誤り修整回
路、224は前記修整回路223からのデータDiを出
力する端子である。
【0015】前記デスタッフ・復号回路222において
225は前記誤り訂正回路221からのデータよりサイ
ド情報を分離するサイド情報分離回路、226は制御回
路、227は加算回路、228は減算回路、229、2
30は前記制御回路226により制御されて2入力の一
方を選択し出力する選択回路、231、232はレジス
タ、233は前記制御回路226により制御されて2入
力の一方を選択し出力する選択回路、234は前記制御
回路226により制御されてカウント値が1増加または
減少(−1)するカウンタ、235は前記カウンタ23
4の出力をアドレス入力とし、前記サイド情報分離回路
225の出力をデータ入力とするRAM、236は前記
RAM235からのビットシリアル形式のデータを入力
とし、固定語長パラレル形式のデータVi’、Viを出
力するシフトレジスタ、237は前記データVi’、V
iを入力とし復号されたデータDiおよび語長データL
1,L2を出力する復号用のROMである。
225は前記誤り訂正回路221からのデータよりサイ
ド情報を分離するサイド情報分離回路、226は制御回
路、227は加算回路、228は減算回路、229、2
30は前記制御回路226により制御されて2入力の一
方を選択し出力する選択回路、231、232はレジス
タ、233は前記制御回路226により制御されて2入
力の一方を選択し出力する選択回路、234は前記制御
回路226により制御されてカウント値が1増加または
減少(−1)するカウンタ、235は前記カウンタ23
4の出力をアドレス入力とし、前記サイド情報分離回路
225の出力をデータ入力とするRAM、236は前記
RAM235からのビットシリアル形式のデータを入力
とし、固定語長パラレル形式のデータVi’、Viを出
力するシフトレジスタ、237は前記データVi’、V
iを入力とし復号されたデータDiおよび語長データL
1,L2を出力する復号用のROMである。
【0016】以上のように構成された本実施例の伝送装
置について、以下その動作について説明する。
置について、以下その動作について説明する。
【0017】(図2(a))の送信装置において、伝送
すべきデータDiは端子201より符号化・スタッフ回
路202に入力される。
すべきデータDiは端子201より符号化・スタッフ回
路202に入力される。
【0018】符号化・スタッフ回路202において前記
データDiは可変長符号語に変換され、前記可変長符号
語は伝送フォーマット中に1つ以上あるデータ格納領域
に順次配置される。各データ格納領域に可変長符号化デ
ータの配置が完了する毎にビットシリアル形式のデータ
となって出力される。
データDiは可変長符号語に変換され、前記可変長符号
語は伝送フォーマット中に1つ以上あるデータ格納領域
に順次配置される。各データ格納領域に可変長符号化デ
ータの配置が完了する毎にビットシリアル形式のデータ
となって出力される。
【0019】誤り訂正符号付加回路203において誤り
訂正符号の付加が行なわれる。変調回路204において
前記誤り訂正符号付加回路203の出力は変調され、端
子205より伝送路に出力されて伝送される。
訂正符号の付加が行なわれる。変調回路204において
前記誤り訂正符号付加回路203の出力は変調され、端
子205より伝送路に出力されて伝送される。
【0020】次に符号化・スタッフ回路202の内部の
詳細な動作について説明する。符号化・スタッフ回路2
02はデータDiを可変長符号語Ciに変換し、これを
(図1)に示すように各データ格納領域に配置するもの
である。
詳細な動作について説明する。符号化・スタッフ回路2
02はデータDiを可変長符号語Ciに変換し、これを
(図1)に示すように各データ格納領域に配置するもの
である。
【0021】(図1)は1つのデータ格納領域にn個の
可変長符号語Ci(i=1,2,3,..,n)が配置された状態を
表わしている。
可変長符号語Ci(i=1,2,3,..,n)が配置された状態を
表わしている。
【0022】(図1)においてPiは可変長符号語Ci
においてその符号長(L=L1+L2ビット)を判定で
きる部分を含む第1の部分(符号語の先頭L1ビット
分)を表わし、Riは可変長符号語Ciの前記第1の部
分以外の部分からなる第2の部分(符号語の残りL2ビ
ット分)を表わしている。すなわち可変長符号語Ciは
第1の部分Piと第2の部分Riとに分割され、第1の
部分Piはデータ格納領域にビットシリアル形式でデー
タ格納領域の先端からその終端方向に配置され、第2の
部分Riはデータ格納領域の終端からその先端方向にビ
ットシリアル形式で配置されている。
においてその符号長(L=L1+L2ビット)を判定で
きる部分を含む第1の部分(符号語の先頭L1ビット
分)を表わし、Riは可変長符号語Ciの前記第1の部
分以外の部分からなる第2の部分(符号語の残りL2ビ
ット分)を表わしている。すなわち可変長符号語Ciは
第1の部分Piと第2の部分Riとに分割され、第1の
部分Piはデータ格納領域にビットシリアル形式でデー
タ格納領域の先端からその終端方向に配置され、第2の
部分Riはデータ格納領域の終端からその先端方向にビ
ットシリアル形式で配置されている。
【0023】符号化・スタッフ回路202において端子
201からのデータDi(添え字のiは各データ格納領
域に配置される順番を表わしているものとする。)は符
号化用のROM206により符号変換されてデータVi
となる。前記ROM206はデータViとともに語長デ
ータL1,L2を出力する。前記データViは可変長符
号語の最大語長に等しい符号長を有する固定語長のビッ
トパラレル形式のデータであり、データViの最上位ビ
ットより(L1+L2)ビット取り出したものが可変長
符号語Ciである。またデータViの最上位よりL1ビ
ット取り出したものが、前記第1の部分Piであり、続
くL2ビットを取り出したものが、前記第2の部分Ri
である。
201からのデータDi(添え字のiは各データ格納領
域に配置される順番を表わしているものとする。)は符
号化用のROM206により符号変換されてデータVi
となる。前記ROM206はデータViとともに語長デ
ータL1,L2を出力する。前記データViは可変長符
号語の最大語長に等しい符号長を有する固定語長のビッ
トパラレル形式のデータであり、データViの最上位ビ
ットより(L1+L2)ビット取り出したものが可変長
符号語Ciである。またデータViの最上位よりL1ビ
ット取り出したものが、前記第1の部分Piであり、続
くL2ビットを取り出したものが、前記第2の部分Ri
である。
【0024】データViはシフトレジスタ207により
ビットパラレル形式からビットシリアル形式のデータに
変換されてRAM217に入力される。シフトレジスタ
207はデータViの最上位ビットより順番に出力され
るので、RAM217にはまず第1の部分Piが、続い
て第2の部分Riが書き込まれる。
ビットパラレル形式からビットシリアル形式のデータに
変換されてRAM217に入力される。シフトレジスタ
207はデータViの最上位ビットより順番に出力され
るので、RAM217にはまず第1の部分Piが、続い
て第2の部分Riが書き込まれる。
【0025】レジスタ213,214は常にそれぞれ次
の可変長符号語の第1の部分Pi、第2の部分Riの書
き込み開始アドレスを保持している。またこれらレジス
タ213、214は各データ格納領域に可変長符号語を
配置する前に制御回路208により初期化されてそれぞ
れデータ格納領域の先端アドレス、終端アドレスがセッ
トされる。
の可変長符号語の第1の部分Pi、第2の部分Riの書
き込み開始アドレスを保持している。またこれらレジス
タ213、214は各データ格納領域に可変長符号語を
配置する前に制御回路208により初期化されてそれぞ
れデータ格納領域の先端アドレス、終端アドレスがセッ
トされる。
【0026】前記第1の部分Piを前記RAM217に
書き込むときは、まずレジスタ213の内容が選択回路
215を介してカウンタ216にセットされ、前記第1
の部分Piのデータを1ビット書き込む毎にカウントア
ップする。従って前記第1の部分Piはデータ格納領域
の先端より終端方向に書き込まれる、すなわち配置され
る。L1ビット書き込むことにより前記第1の部分Pi
の配置動作は完了する。
書き込むときは、まずレジスタ213の内容が選択回路
215を介してカウンタ216にセットされ、前記第1
の部分Piのデータを1ビット書き込む毎にカウントア
ップする。従って前記第1の部分Piはデータ格納領域
の先端より終端方向に書き込まれる、すなわち配置され
る。L1ビット書き込むことにより前記第1の部分Pi
の配置動作は完了する。
【0027】前記第2の部分Riを前記RAM217に
書き込むときは、まずレジスタ214の内容が選択回路
215を介してカウンタ216にセットされ、前記第2
の部分Riのデータを1ビット書き込む毎にカウントダ
ウンする。従って前記第2の部分Riはデータ格納領域
の終端より先頭方向に配置される。L2ビット書き込む
ことにより前記第2の部分Riの配置動作は完了する。
書き込むときは、まずレジスタ214の内容が選択回路
215を介してカウンタ216にセットされ、前記第2
の部分Riのデータを1ビット書き込む毎にカウントダ
ウンする。従って前記第2の部分Riはデータ格納領域
の終端より先頭方向に配置される。L2ビット書き込む
ことにより前記第2の部分Riの配置動作は完了する。
【0028】以上の動作により可変長符号語1つのデー
タ格納領域への配置が完了し、次の可変長符号語の配置
動作に入る。
タ格納領域への配置が完了し、次の可変長符号語の配置
動作に入る。
【0029】レジスタ213はその値がカウンタ216
にセットされると、レジスタ213の値と第1の部分P
iの語長データL1とが加算回路209において加算さ
れ、その結果がレジスタ213にセットされる。すなわ
ちレジスタ213の値は、更新されて次の第1の部分P
iの書き込み開始アドレスを示している。制御回路20
8は、この更新されたレジスタ213とカウンタ216
との内容を比較することにより前記第1の部分Piの配
置動作の完了を判定する。
にセットされると、レジスタ213の値と第1の部分P
iの語長データL1とが加算回路209において加算さ
れ、その結果がレジスタ213にセットされる。すなわ
ちレジスタ213の値は、更新されて次の第1の部分P
iの書き込み開始アドレスを示している。制御回路20
8は、この更新されたレジスタ213とカウンタ216
との内容を比較することにより前記第1の部分Piの配
置動作の完了を判定する。
【0030】レジスタ214はその値がカウンタ216
にセットされると、レジスタ214の値から前記語長デ
ータL2が減算回路210において減算され、その結果
がレジスタ214にセットされる。すなわちレジスタ2
14の値は、更新されて次の第2の部分Riの書き込み
開始アドレスを示している。制御回路208は、この更
新されたレジスタ214とカウンタ216との内容を比
較することにより前記第1の部分Piの配置動作の完了
を判定する。
にセットされると、レジスタ214の値から前記語長デ
ータL2が減算回路210において減算され、その結果
がレジスタ214にセットされる。すなわちレジスタ2
14の値は、更新されて次の第2の部分Riの書き込み
開始アドレスを示している。制御回路208は、この更
新されたレジスタ214とカウンタ216との内容を比
較することにより前記第1の部分Piの配置動作の完了
を判定する。
【0031】上記RAM217への書き込みの制御およ
びレジスタ213、214の更新は、前記制御回路20
8が行なう。さらに制御回路208はレジスタ213、
214の更新後、第1の部分Piを前記RAM217に
書き込む前にデータ格納領域へ可変長符号化データをの
書き込む領域が残っているか否か、すなわち書き込み可
能か否かの判定を行なう。この判定はレジスタ213と
レジスタ214との大小比較により実現できる。書き込
み可能であれば制御回路208は、可変長符号語の書き
込み、続いて可変長符号化、前記レジスタ213、21
4の更新を続行する。書き込み可能領域が残っていなけ
れば前記制御回路208は現在のデータ格納領域への書
き込みを止め、データ格納領域内に配置した可変長符号
語の数nを出力するとともに、レジスタ213、214
にデータ格納領域の先端アドレス、終端アドレスをセッ
トする初期化を行い、またデータ格納領域内の先端から
終端まですべてのデータを順番にビットシリアル形式で
読みだし、サイド情報付加回路218に送るようカウン
タ216、RAM217を制御する。
びレジスタ213、214の更新は、前記制御回路20
8が行なう。さらに制御回路208はレジスタ213、
214の更新後、第1の部分Piを前記RAM217に
書き込む前にデータ格納領域へ可変長符号化データをの
書き込む領域が残っているか否か、すなわち書き込み可
能か否かの判定を行なう。この判定はレジスタ213と
レジスタ214との大小比較により実現できる。書き込
み可能であれば制御回路208は、可変長符号語の書き
込み、続いて可変長符号化、前記レジスタ213、21
4の更新を続行する。書き込み可能領域が残っていなけ
れば前記制御回路208は現在のデータ格納領域への書
き込みを止め、データ格納領域内に配置した可変長符号
語の数nを出力するとともに、レジスタ213、214
にデータ格納領域の先端アドレス、終端アドレスをセッ
トする初期化を行い、またデータ格納領域内の先端から
終端まですべてのデータを順番にビットシリアル形式で
読みだし、サイド情報付加回路218に送るようカウン
タ216、RAM217を制御する。
【0032】以上の動作により(図1)に示す可変長符
号語の配置が実現される。なお前記レジスタ213、レ
ジスタ214、カウンタ216の大小比較を行なう比較
回路、データ格納領域内に配置した可変長符号語の数を
カウントするカウンタ等は(図1)には示していない
が、これらを制御回路208内に設けている。
号語の配置が実現される。なお前記レジスタ213、レ
ジスタ214、カウンタ216の大小比較を行なう比較
回路、データ格納領域内に配置した可変長符号語の数を
カウントするカウンタ等は(図1)には示していない
が、これらを制御回路208内に設けている。
【0033】サイド情報付加回路218において入力さ
れたビット列すなわちデータ格納領域に可変長符号語の
配置されたシリアルデータは、前記データ格納領域内の
可変長符号語の数n(固定語長)がサイド情報として付
加される。
れたビット列すなわちデータ格納領域に可変長符号語の
配置されたシリアルデータは、前記データ格納領域内の
可変長符号語の数n(固定語長)がサイド情報として付
加される。
【0034】データ格納領域毎に配置した可変長符号語
の数nをサイド情報として伝送する理由を以下に述べ
る。
の数nをサイド情報として伝送する理由を以下に述べ
る。
【0035】可変長符号語の語長はデータによって異な
るので、データ格納領域に配置できる可変長符号語の数
は各データ格納領域によって異なり、また多くの場合可
変長符号語の配置できない空き領域を生じる。従って各
データ格納領域に配置した可変長符号語と前記空き領域
との境界位置を示すなんらかの情報が復号時必要とな
る。本実施例ではデータ格納領域毎に配置されている可
変長符号語の数nをサイド情報として伝送することによ
り間接的に前記境界位置情報を伝送している。
るので、データ格納領域に配置できる可変長符号語の数
は各データ格納領域によって異なり、また多くの場合可
変長符号語の配置できない空き領域を生じる。従って各
データ格納領域に配置した可変長符号語と前記空き領域
との境界位置を示すなんらかの情報が復号時必要とな
る。本実施例ではデータ格納領域毎に配置されている可
変長符号語の数nをサイド情報として伝送することによ
り間接的に前記境界位置情報を伝送している。
【0036】(図2(b))の受信装置において、伝送
路からの信号は端子219より入力され、復調回路22
0において復調され、誤り訂正回路221において伝送
誤りが訂正され、デスタッフ・復号回路222において
データ格納領域中の可変長符号語が復号されてデータD
iが得られ、誤り修整回路223において誤り修整が行
なわれて端子224より出力される。前記誤り修整回路
223は訂正できない伝送誤りがあった場合のみ動作
し、前記誤りによって復号できなかったデータ位置にそ
の近隣のデータによる補間値や歪の目立たない値(例え
ば0)を挿入して出力するものである。
路からの信号は端子219より入力され、復調回路22
0において復調され、誤り訂正回路221において伝送
誤りが訂正され、デスタッフ・復号回路222において
データ格納領域中の可変長符号語が復号されてデータD
iが得られ、誤り修整回路223において誤り修整が行
なわれて端子224より出力される。前記誤り修整回路
223は訂正できない伝送誤りがあった場合のみ動作
し、前記誤りによって復号できなかったデータ位置にそ
の近隣のデータによる補間値や歪の目立たない値(例え
ば0)を挿入して出力するものである。
【0037】次に本発明に関わるデスタッフ・復号回路
222の内部の詳細な動作について説明する。
222の内部の詳細な動作について説明する。
【0038】デスタッフ・復号回路222はデータ格納
領域より第1の部分Pi、第2の部分Riに分離されて
いる可変長符号語Ciを取り出し復号してデータDiを
得るものである。
領域より第1の部分Pi、第2の部分Riに分離されて
いる可変長符号語Ciを取り出し復号してデータDiを
得るものである。
【0039】誤り訂正回路221からデスタッフ・復号
回路222に入力されたデータは、サイド情報分離回路
225においてサイド情報すなわちデータ格納領域内に
配置された可変長符号語の数を表わすデータnとデータ
格納領域のシリアルデータとが分離される。前記データ
nは制御回路226に入力され、前記シリアルデータは
RAM235のデータ格納領域の先端から終端まで順番
に書き込まれる。
回路222に入力されたデータは、サイド情報分離回路
225においてサイド情報すなわちデータ格納領域内に
配置された可変長符号語の数を表わすデータnとデータ
格納領域のシリアルデータとが分離される。前記データ
nは制御回路226に入力され、前記シリアルデータは
RAM235のデータ格納領域の先端から終端まで順番
に書き込まれる。
【0040】データ格納領域からの可変長符号語Ciの
読みだし動作について述べる。レジスタ231、232
は常にそれぞれ前記第1の部分Pi、第2の部分Riの
読み出し開始アドレスを保持している。またこれらレジ
スタ231、232は各データ格納領域から可変長符号
語Ciを読み出す前に制御回路226により初期化され
てそれぞれデータ格納領域の先端アドレス、終端アドレ
スがセットされる。
読みだし動作について述べる。レジスタ231、232
は常にそれぞれ前記第1の部分Pi、第2の部分Riの
読み出し開始アドレスを保持している。またこれらレジ
スタ231、232は各データ格納領域から可変長符号
語Ciを読み出す前に制御回路226により初期化され
てそれぞれデータ格納領域の先端アドレス、終端アドレ
スがセットされる。
【0041】前記まずレジスタ231の値を選択回路2
33を介してカウンタ234にセットする。データを1
ビット読み出す毎にカウンタ234を増加させながら可
変長符号語の最大語長分のデータVi’を読み出す。こ
のビットシリアル形式のデータをシフトレジスタ236
に入力してパラレル形式のデータVi’に変換する。
33を介してカウンタ234にセットする。データを1
ビット読み出す毎にカウンタ234を増加させながら可
変長符号語の最大語長分のデータVi’を読み出す。こ
のビットシリアル形式のデータをシフトレジスタ236
に入力してパラレル形式のデータVi’に変換する。
【0042】ROM237は前記データVI’を入力と
し、前記語長データL1,L2と復号データを出力す
る。前記データVi’は、送信装置におけるデータVi
とは異なるので、この段階では正しい復号データは得ら
れないが、その上位ビットは前記データViと同じ前記
第1の部分Piを有するので、正しい前記語長データL
1,L2が得られる。
し、前記語長データL1,L2と復号データを出力す
る。前記データVi’は、送信装置におけるデータVi
とは異なるので、この段階では正しい復号データは得ら
れないが、その上位ビットは前記データViと同じ前記
第1の部分Piを有するので、正しい前記語長データL
1,L2が得られる。
【0043】次に前記動作により得られたデータL1,
L2を用いれば前記データViが得られる。まずレジス
タ231の値を選択回路233を介してカウンタ234
にセットし、1ビットづつアドレスをカウントアップし
てデータをL1ビット読み出し、シフトレジスタ236
にシリアル形式で入力する。これで前記可変長符号語の
第1の部分Piの読み出しが完了する。
L2を用いれば前記データViが得られる。まずレジス
タ231の値を選択回路233を介してカウンタ234
にセットし、1ビットづつアドレスをカウントアップし
てデータをL1ビット読み出し、シフトレジスタ236
にシリアル形式で入力する。これで前記可変長符号語の
第1の部分Piの読み出しが完了する。
【0044】次にレジスタ232の値を選択回路233
を介してカウンタ234にセットし、1ビットづつアド
レスをカウントダウンしてデータを(Lmax−L1)
ビット読み出し、シフトレジスタ236にシリアル形式
で入力する。但しLmaxは可変長符号語の最大語長を
表わすものとする。これで前記可変長符号語の第2の部
分Riの読み出しが完了する。
を介してカウンタ234にセットし、1ビットづつアド
レスをカウントダウンしてデータを(Lmax−L1)
ビット読み出し、シフトレジスタ236にシリアル形式
で入力する。但しLmaxは可変長符号語の最大語長を
表わすものとする。これで前記可変長符号語の第2の部
分Riの読み出しが完了する。
【0045】シフトレジスタ236にビットシリアル形
式で入力されたデータはビットパラレル形式のデータV
iとなってROM237に入力される。1語毎の総読み
出しビット数を(L1+L2)とせず、(L1+(Lm
ax−L1))=Lmaxとしたのは、読み出した可変
長符号語の先頭ビットが常にROM237の入力の最上
位ビットに位置させるためであり、これによってROM
237はデータViを正しい復号データDiに変換し、
1つの可変長符号語の復号が完了する。
式で入力されたデータはビットパラレル形式のデータV
iとなってROM237に入力される。1語毎の総読み
出しビット数を(L1+L2)とせず、(L1+(Lm
ax−L1))=Lmaxとしたのは、読み出した可変
長符号語の先頭ビットが常にROM237の入力の最上
位ビットに位置させるためであり、これによってROM
237はデータViを正しい復号データDiに変換し、
1つの可変長符号語の復号が完了する。
【0046】次の可変長符号語の第1の部分Pi、第2
の部分Riの読み出しアドレスを保持しているレジスタ
231、232の更新を行なう必要がある。レジスタ2
31の値と第1の部分Piの語長データL1とが加算回
路227において加算され、その結果がレジスタ231
にセットされることによりレジスタ231の更新が完了
する。レジスタ232の値より第2の部分の語長データ
L2とが減算回路228において減算され、その結果が
レジスタ232にセットされることによりレジスタ23
2の更新が完了する。
の部分Riの読み出しアドレスを保持しているレジスタ
231、232の更新を行なう必要がある。レジスタ2
31の値と第1の部分Piの語長データL1とが加算回
路227において加算され、その結果がレジスタ231
にセットされることによりレジスタ231の更新が完了
する。レジスタ232の値より第2の部分の語長データ
L2とが減算回路228において減算され、その結果が
レジスタ232にセットされることによりレジスタ23
2の更新が完了する。
【0047】制御回路226はデータ領域毎に復号した
可変長符号語の数をカウントし、復号した数が前記サイ
ド情報分離回路225の出力データnに一致するまで現
在復号中のデータ格納領域内の可変長符号語の復号を続
行する。一致すればRAM235に次のデータ格納領域
のデータを読み込んで復号を開始する。
可変長符号語の数をカウントし、復号した数が前記サイ
ド情報分離回路225の出力データnに一致するまで現
在復号中のデータ格納領域内の可変長符号語の復号を続
行する。一致すればRAM235に次のデータ格納領域
のデータを読み込んで復号を開始する。
【0048】以上の動作の繰り返しにより復号が行え
る。次に本実施例のデータ格納領域における可変長符号
語の配置において伝送誤りが発生した場合の動作につい
て考える。伝送誤りは最も単純な1ビット誤りとする。
但しデータ格納領域の各ビット位置における伝送誤りの
発生確率は同じとする一般的な仮定を行う。
る。次に本実施例のデータ格納領域における可変長符号
語の配置において伝送誤りが発生した場合の動作につい
て考える。伝送誤りは最も単純な1ビット誤りとする。
但しデータ格納領域の各ビット位置における伝送誤りの
発生確率は同じとする一般的な仮定を行う。
【0049】1ビットの誤りが、可変長符号語の第1の
部分Piが配置されている領域に発生した場合に正しく
復号できる可変長符号語の数M1を求める。
部分Piが配置されている領域に発生した場合に正しく
復号できる可変長符号語の数M1を求める。
【0050】第1の部分Pkに誤りが発生していれば、
k番目以降の可変長符号語はすべて正しく復号できな
い。なぜなら第1の部分Piは可変長符号語の語長を決
定する部分で、誤りを生じるとk番目以降すべての可変
長符号語の語長がわからなくなるからである。k=1の
とき正しく復号できる可変長符号語の数は0であり、k
=nのとき正しく復号できる可変長符号語の数は(n−
1)である。従って平均的には1ビット誤りで正しく復
号できる可変長符号語の数M1は(n−1)/2とな
る。
k番目以降の可変長符号語はすべて正しく復号できな
い。なぜなら第1の部分Piは可変長符号語の語長を決
定する部分で、誤りを生じるとk番目以降すべての可変
長符号語の語長がわからなくなるからである。k=1の
とき正しく復号できる可変長符号語の数は0であり、k
=nのとき正しく復号できる可変長符号語の数は(n−
1)である。従って平均的には1ビット誤りで正しく復
号できる可変長符号語の数M1は(n−1)/2とな
る。
【0051】次に1ビット誤りが、可変長符号語の第2
の部分Riが配置されている領域に発生した場合に正し
く復号できる可変長符号語の数M2を求める。第2の部
分Rkに誤りが発生していれば、k番目の可変長符号語
のみが正しく復号できない。なぜなら第2の部分Riは
可変長符号語の語長を決定する部分ではなく、誤りが他
の可変長符号語に影響しないからである。従って1ビッ
ト誤りで正しく復号できる可変長符号語の数M2は(n
−1)である。
の部分Riが配置されている領域に発生した場合に正し
く復号できる可変長符号語の数M2を求める。第2の部
分Rkに誤りが発生していれば、k番目の可変長符号語
のみが正しく復号できない。なぜなら第2の部分Riは
可変長符号語の語長を決定する部分ではなく、誤りが他
の可変長符号語に影響しないからである。従って1ビッ
ト誤りで正しく復号できる可変長符号語の数M2は(n
−1)である。
【0052】データ格納領域全体に対する第1の部分P
i(i=1,2,..,i,..,n)の占める割合をx(但しxは0
以上1以下)とすれば、第1の部分Piに1ビット誤り
が発生する確率K1はxであり、第2の部分Riの示す
割合は(1−x)となる。従ってデータ格納領域に1ビ
ットの誤りが発生したとき、正しく復号できる可変長符
号語の数Mは M=x・M1+(1−x)・M2=(n
−1)・(1−x/2)で表わせる。
i(i=1,2,..,i,..,n)の占める割合をx(但しxは0
以上1以下)とすれば、第1の部分Piに1ビット誤り
が発生する確率K1はxであり、第2の部分Riの示す
割合は(1−x)となる。従ってデータ格納領域に1ビ
ットの誤りが発生したとき、正しく復号できる可変長符
号語の数Mは M=x・M1+(1−x)・M2=(n
−1)・(1−x/2)で表わせる。
【0053】これに対し、従来の可変長符号化データの
符号化方法における可変長符号語の配置(図3)では、
1ビット誤り発生時において正しく復号できる可変長符
号語の平均的数mは従来例の説明で示したように(n−
1)/2である。これは前記Mを求める式においてx=
1とした場合に等しい。xは1より小さいので、Mは必
ずmより大きくなる。すなわち、従来より平均的に多く
の可変長符号語を復号できる。例えば可変長符号語とし
てワイル符号を用いた場合、xの最小値は0.6程度と
なり、この場合、従来より40%多くの可変長符号語を
復号できる。
符号化方法における可変長符号語の配置(図3)では、
1ビット誤り発生時において正しく復号できる可変長符
号語の平均的数mは従来例の説明で示したように(n−
1)/2である。これは前記Mを求める式においてx=
1とした場合に等しい。xは1より小さいので、Mは必
ずmより大きくなる。すなわち、従来より平均的に多く
の可変長符号語を復号できる。例えば可変長符号語とし
てワイル符号を用いた場合、xの最小値は0.6程度と
なり、この場合、従来より40%多くの可変長符号語を
復号できる。
【0054】(図3)に示すように第2の部分Riの配
置開始位置をデータ格納領域の終端とし、第1の部分P
iとは逆方向に第2の部分Riを配置しているのは、伝
送誤りと無関係にその先頭位置を一定とできるからであ
る。もし第1の部分Piを配置した領域の後に続けて第
2の部分Riを同じ方向に配置すると、伝送誤り発生時
その先頭位置が不明となり、すべてのデータが復号でき
なってしまう。
置開始位置をデータ格納領域の終端とし、第1の部分P
iとは逆方向に第2の部分Riを配置しているのは、伝
送誤りと無関係にその先頭位置を一定とできるからであ
る。もし第1の部分Piを配置した領域の後に続けて第
2の部分Riを同じ方向に配置すると、伝送誤り発生時
その先頭位置が不明となり、すべてのデータが復号でき
なってしまう。
【0055】また(図1)に示した本発明における可変
長符号語のデータ配置では誤りによる伝搬が発生する部
分すなわち第1の部分Piと誤りが伝搬しない第2の部
分Riとを分離し、それぞれをまとめて配置しているの
で、誤り訂正符号付加回路203において誤り伝搬を生
じる部分を他の部分より誤り訂正能力を向上させた誤り
訂正符号の付加が可能で、これにより平均的に復号でき
る可変長符号語を多くすることが可能となる。誤り訂正
能力を強化する領域は厳密に第1の部分Piが配置さた
部分に一致する必要がなく、簡易的にはデータ格納領域
の先端から所定部分、例えば前半部分のみでよい。
長符号語のデータ配置では誤りによる伝搬が発生する部
分すなわち第1の部分Piと誤りが伝搬しない第2の部
分Riとを分離し、それぞれをまとめて配置しているの
で、誤り訂正符号付加回路203において誤り伝搬を生
じる部分を他の部分より誤り訂正能力を向上させた誤り
訂正符号の付加が可能で、これにより平均的に復号でき
る可変長符号語を多くすることが可能となる。誤り訂正
能力を強化する領域は厳密に第1の部分Piが配置さた
部分に一致する必要がなく、簡易的にはデータ格納領域
の先端から所定部分、例えば前半部分のみでよい。
【0056】以上のように本発明の可変長符号化データ
の伝送方法によれば、符号化効率を低下させることな
く、誤り伝搬の生じる場合とそうでない場合とを区別で
きるので、従来より平均的に多くの可変長符号語を復号
できる。
の伝送方法によれば、符号化効率を低下させることな
く、誤り伝搬の生じる場合とそうでない場合とを区別で
きるので、従来より平均的に多くの可変長符号語を復号
できる。
【0057】なお、可変長符号語の第1の部分Piは、
可変長符号語の語長を決定できる最小限の部分のみとす
れば誤り伝搬を生じる第1の部分を配置した領域を最小
にできる、すなわち前記xを最小にできるので最も誤り
耐性を強くできる。
可変長符号語の語長を決定できる最小限の部分のみとす
れば誤り伝搬を生じる第1の部分を配置した領域を最小
にできる、すなわち前記xを最小にできるので最も誤り
耐性を強くできる。
【0058】また本発明は各種可変長符号に適用でき、
複数の可変長符号を組み合わせた符号にも適用できるも
のである。例えば国際標準の静止画符号化方式であるJ
PEG方式に用いられている可変長符号語に用いること
ができる。この可変長符号語はハフマン符号部と付加ビ
ット部とからなり、ハフマン符号部はデータの大きさに
より分類結果を示すカテゴリー番号等をハフマン符号化
したものであり、付加ビット部は前記データの下位ビッ
ト部分(カテゴリ番号により語長が異なる。)である。
本発明を適用した場合、例えば前記ハフマン符号部が第
1の部分Piとなり、前記付加ビット部が第2の部分R
iとなる。なお第2の部分Riの語長は0ビットの場合
もある。
複数の可変長符号を組み合わせた符号にも適用できるも
のである。例えば国際標準の静止画符号化方式であるJ
PEG方式に用いられている可変長符号語に用いること
ができる。この可変長符号語はハフマン符号部と付加ビ
ット部とからなり、ハフマン符号部はデータの大きさに
より分類結果を示すカテゴリー番号等をハフマン符号化
したものであり、付加ビット部は前記データの下位ビッ
ト部分(カテゴリ番号により語長が異なる。)である。
本発明を適用した場合、例えば前記ハフマン符号部が第
1の部分Piとなり、前記付加ビット部が第2の部分R
iとなる。なお第2の部分Riの語長は0ビットの場合
もある。
【0059】本発明の可変長符号化データの伝送方法を
実現する構成およびデータ格納領域への可変長符号語の
配置方法は各種考えられ、前記実施例に限定されるもの
ではないことはもちろんである。
実現する構成およびデータ格納領域への可変長符号語の
配置方法は各種考えられ、前記実施例に限定されるもの
ではないことはもちろんである。
【0060】データ格納領域への可変長符号語の配置の
他の例を2つ以下に示す。・符号語の各第2の部分Ri
におけるビット並びを第2の部分の配置方向(終端から
先端への方向)と逆向きに配置する。(図1では同じ向
きに配置している。)・第1の部分Piと第2の部分R
iとを別々のデータ格納領域に配置する。
他の例を2つ以下に示す。・符号語の各第2の部分Ri
におけるビット並びを第2の部分の配置方向(終端から
先端への方向)と逆向きに配置する。(図1では同じ向
きに配置している。)・第1の部分Piと第2の部分R
iとを別々のデータ格納領域に配置する。
【0061】(この場合それぞれの配置方向は自由に設
定できる。)また前記実施例においては第1の部分Pi
と第2の部分Riとの境界、またはデータの配置されな
い空き領域を区別するためサイド情報としてデータ格納
領域内の可変長符号語の数を伝送しているが、これに限
定されるものではない。サイド情報として前記境界の位
置情報を伝送する、前記空き領域のビット数を伝送する
など各種方法が考えられる。
定できる。)また前記実施例においては第1の部分Pi
と第2の部分Riとの境界、またはデータの配置されな
い空き領域を区別するためサイド情報としてデータ格納
領域内の可変長符号語の数を伝送しているが、これに限
定されるものではない。サイド情報として前記境界の位
置情報を伝送する、前記空き領域のビット数を伝送する
など各種方法が考えられる。
【0062】またサイド情報を伝送しない方法も考えら
れる。1つの方法は第1の部分Piの最後にデータの終
わりを示す符号語を付加する方法である。もう1つの方
法は第1の部分Piを配置した領域と第2の部分Riを
配置した領域との間に生じたSビットの空き領域に、語
長がSビットより大なる符号語の先頭からSビット切り
出した部分を配置するものである。前記Sビット部分を
復号して(n+1)番目の符号語を復号しようとする
と、レジスタ231の値がレジスタ232の値より大き
くなってしまう。これは(n+1)の符号語のデータが
足りないことを表わしており、最後の符号語はn番目の
符号語であることがわかる。
れる。1つの方法は第1の部分Piの最後にデータの終
わりを示す符号語を付加する方法である。もう1つの方
法は第1の部分Piを配置した領域と第2の部分Riを
配置した領域との間に生じたSビットの空き領域に、語
長がSビットより大なる符号語の先頭からSビット切り
出した部分を配置するものである。前記Sビット部分を
復号して(n+1)番目の符号語を復号しようとする
と、レジスタ231の値がレジスタ232の値より大き
くなってしまう。これは(n+1)の符号語のデータが
足りないことを表わしており、最後の符号語はn番目の
符号語であることがわかる。
【0063】データ格納領域はそのデータ量およびその
境界が一意に定まればよく、そのデータ容量が可変であ
ってもよい。前記データ格納領域は伝送フォーマットに
おける物理的なデータ格納領域(例えばパケット伝送で
あれば、パケット内のデータ領域、ディスク形状媒体で
あれば、セクタ内のデータ領域等)と必ずしも一致する
必要はない。またデータ格納領域内の所定位置に固定長
のデータが配置される伝送フォーマットにおいては、前
記固定長のデータが配置される領域を前記データ格納領
域より除去したものを新たに連続したデータ格納領域と
定義することにより本発明は適用出来る。
境界が一意に定まればよく、そのデータ容量が可変であ
ってもよい。前記データ格納領域は伝送フォーマットに
おける物理的なデータ格納領域(例えばパケット伝送で
あれば、パケット内のデータ領域、ディスク形状媒体で
あれば、セクタ内のデータ領域等)と必ずしも一致する
必要はない。またデータ格納領域内の所定位置に固定長
のデータが配置される伝送フォーマットにおいては、前
記固定長のデータが配置される領域を前記データ格納領
域より除去したものを新たに連続したデータ格納領域と
定義することにより本発明は適用出来る。
【0064】
【発明の効果】本発明は、可変長符号語をその符号長を
決定できる第1の部分Piと第1の部分以外の第2の部
分Riとに分離し、それぞれをまとめてデータ格納領域
に配置することを特徴とする可変長符号化データの伝送
方法で、伝送効率を低下させることなく、伝送誤り耐性
を向上でき、伝送誤りを生じても平均的に従来より多く
の可変長符号語を復号できるものである。
決定できる第1の部分Piと第1の部分以外の第2の部
分Riとに分離し、それぞれをまとめてデータ格納領域
に配置することを特徴とする可変長符号化データの伝送
方法で、伝送効率を低下させることなく、伝送誤り耐性
を向上でき、伝送誤りを生じても平均的に従来より多く
の可変長符号語を復号できるものである。
【図1】本発明の可変長符号化データの伝送方法におけ
るデータ格納領域への可変長符号のデータ配置図
るデータ格納領域への可変長符号のデータ配置図
【図2】(a)は本発明の可変長符号化データの伝送方
法の一実施例における送信装置のブロック図 (b)は本発明の可変長符号化データの伝送方法の一実
施例における受信装置のブロック図
法の一実施例における送信装置のブロック図 (b)は本発明の可変長符号化データの伝送方法の一実
施例における受信装置のブロック図
【図3】従来の可変長符号化データの伝送方法における
データ格納領域への可変長符号のデータ配置図
データ格納領域への可変長符号のデータ配置図
201 符号化されるデータDiの入力端子 202 符号化・スタッフ回路 203 誤り訂正符号付加回路 204 変調回路 205 変調された信号の出力端子 219 伝送路からの信号の入力端子 220 復調回路 221 誤り訂正回路 222 デスタッフ・復号回路 223 誤り修整回路 224 伝送されたデータの出力端子
Claims (6)
- 【請求項1】所定量のデータ格納領域に複数の可変長符
号語からなる可変長符号化データを配置して伝送するも
のであって、符号長を決定できる部分を含む第1の部分
と、前記第1の部分以外の第2の部分(この部分のビッ
ト数が0の場合を含む)とに分離した可変長符号語を生
成する可変長符号生成ステップと、前記各可変長符号語
の第1の部分を集めて前記データ格納領域に配置する第
1の配置ステップと、前記各可変長符号語の第2の部分
を集めて前記データ格納領域に配置する第2の配置ステ
ップとを備えたことを特徴とする可変長符号化データの
伝送方法。 - 【請求項2】所定量のデータ格納領域に複数の可変長符
号語からなる可変長符号化データを配置して伝送するも
のであって、符号長を決定できる部分を含む第1の部分
と、前記第1の部分以外の第2の部分(この部分のビッ
ト数が0の場合を含む)とに分離した可変長符号語を生
成する可変長符号生成ステップと、前記各可変長符号語
の第1の部分を集めて前記データ格納領域に配置する第
1の配置ステップと、前記各可変長符号語の第2の部分
を集めて前記データ格納領域に配置する第2の配置ステ
ップと、前記データ格納領域内のデータに対し誤り訂正
を可能とするための誤り訂正符号を付加するステップと
を備え、前記誤り訂正符号を付加するステップが、前記
データ格納領域の可変長符号の第1の部分に対する誤り
訂正能力を可変長符号の第2の部分に対する誤り訂正能
力よりも高くしたことを特徴とする可変長符号化データ
の伝送方法。 - 【請求項3】第1の配置ステップが各可変長符号語の第
1の部分をデータ格納領域の一方の端より他方の端の方
向に順次配置し、第2の配置ステップが前記各可変長符
号語の第2の部分を前記データ格納領域の前記他方の端
より前記一方の端の方向に順次配置することを特徴とす
る請求項1または2記載の可変長符号化データの伝送方
法。 - 【請求項4】可変長符号生成ステップにおいて可変長符
号の第1の部分が符号長を決定できる最小限の部分のみ
からなることを特徴とする請求項1または2記載の可変
長符号化データの伝送方法。 - 【請求項5】第1の配置ステップが、データ格納領域の
最後の可変長符号語を表わす符号語を最後に付加するス
テップを備えたことを特徴とする請求項1または2記載
の可変長符号化データの伝送方法。 - 【請求項6】第1の配置ステップが、データ格納領域に
おいて可変長符号語の第1の部分が配置された領域と可
変長符号語の第2の部分が配置された領域との間に生じ
たSビット(Sは0以上の整数)の空き領域にSビット
よりも大なる符号長を有する可変長符号語の先頭Sビッ
トを切り出したデータを配置するステップを備えたこと
を特徴とする請求項1または2記載の可変長符号化デー
タの伝送方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20284791A JP2776075B2 (ja) | 1991-08-13 | 1991-08-13 | 可変長符号化データの伝送方法 |
US07/885,940 US5392037A (en) | 1991-05-21 | 1992-05-20 | Method and apparatus for encoding and decoding |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20284791A JP2776075B2 (ja) | 1991-08-13 | 1991-08-13 | 可変長符号化データの伝送方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0548577A JPH0548577A (ja) | 1993-02-26 |
JP2776075B2 true JP2776075B2 (ja) | 1998-07-16 |
Family
ID=16464182
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20284791A Expired - Fee Related JP2776075B2 (ja) | 1991-05-21 | 1991-08-13 | 可変長符号化データの伝送方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2776075B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1357689B1 (en) * | 1995-02-23 | 2005-10-12 | NTT DoCoMo, Inc. | Variable rate transmission method and transmitter using the same |
-
1991
- 1991-08-13 JP JP20284791A patent/JP2776075B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0548577A (ja) | 1993-02-26 |
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---|---|---|---|
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