JP2723094B2 - Cdma受信装置 - Google Patents

Cdma受信装置

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JP2723094B2
JP2723094B2 JP28827395A JP28827395A JP2723094B2 JP 2723094 B2 JP2723094 B2 JP 2723094B2 JP 28827395 A JP28827395 A JP 28827395A JP 28827395 A JP28827395 A JP 28827395A JP 2723094 B2 JP2723094 B2 JP 2723094B2
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/69Spread spectrum techniques
    • H04B1/707Spread spectrum techniques using direct sequence modulation
    • H04B1/7073Synchronisation aspects
    • H04B1/7085Synchronisation aspects using a code tracking loop, e.g. a delay-locked loop

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、搬送波を情報信号
で変調して伝送する符号分割多元接続(CDMA)通信
システムに関し、特に、スペクトラム拡散変調方式を用
いた通信システムにおいて用いられる受信装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、CDMAを用いた無線通信方式
では、基地局から各移動局までの距離を等価に見なせる
ように、基地局が希望の移動局の信号電力対干渉電力比
(以下SIRという)を測定しており、SIRが低い場
合には、基地局が移動局に送信電力を上げるように指示
する所謂送信電力制御が行われている(例えば、特開平
5−37490号公報)。
【0003】上記の特開平5−37490号公報に記載
された「スペクトラム拡散無線通信方式」において、送
信電力電力制御を行う際、スペクトラム拡散受信装置で
は、相関検出器で検出された信号電力を全受信電力と比
較して、SIRを求めている。そして、このSIRを判
定識別して、この判定識別結果を利用して通信品質を維
持するようにしている。
【0004】ここで、図3を参照して、従来のスペクト
ラム拡散受信装置について概説する。図示の受信装置
は、受信機11、相関検出器12、復調器13、全受信
電力検出器14、信号電力検出器15、SIR検出回路
16、及び通信不良警報装置17を備えている。
【0005】受信機11で受信された信号(スペクトラ
ム拡散信号)は、相関検出器12に与えられ、ここで相
関検出される。信号電力検出器15は相関検出値に基づ
いて信号電力を検出する。そして、この信号電力はSI
R検出回路16に与えられる。一方、相関検出値は復調
器13にも与えられ、復調器13では相関検出値に応じ
て復調信号を得る。
【0006】受信機11における全受信電力は全受信電
力検出器14によって検出され、全受信電力はSIR検
出回路16へ入力される。
【0007】SIR検出回路16では、信号電力と全受
信電力との比に応じてSIRを求め、このSIRが予め
定められた基準値を未満であると、SIR検出回路16
は通信不良警報装置17へ通信不良信号を出力する。
【0008】通信不良信号に応答して、通信不良警報装
置17は、警告灯又はブザー等による手段を用いて通信
不良警報を発生する。
【0009】上述のスペクトラム拡散受信装置では、移
動局(例えば、携帯電話機)の利用者が、例えば、通話
中に移動してSIRが劣化すると、前述のように通信不
良警報が発生される。この結果、利用者は通信状態が不
良であることを知り、受信アンテナ移動等の対応を速や
かにとることができる。
【0010】なお、送信電力制御に関する技術として、
他に特開平5−75571号公報に記載された技術が知
られている。ここでは、移動局が基地局から受信した信
号電力に基づいて移動局が基地局向けに発する送信電力
の大きさをコントロールするようにしており、これによ
って、基地局において、おおよそ一定の受信電力を得る
ことができる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のスペ
クトラム拡散受信装置においては次の問題点がある。
【0012】(1)移動局の送信電力制御の際、基地局
の受信タイミング不良によって送信電力制御の効果が抑
止されることがある。この結果、移動局が最大送信電力
状態に保持され、電池消耗が早くなる等の誤動作が発生
する。つまり、基地局側では、チップ同期回路により受
信信号と拡散符号とのチップ同期を取りつつ信号復調を
行うが、多重ユーザ間干渉又は伝送路歪み等によって受
信信号のSIRが低い場合、チップ同期回路の追従動作
が働くと雑音信号にタイミングを合わせてしまう。そし
て、受信タイミングの誤動作は、SIRの劣化と見なさ
れ、送信電力制御の動作を打ち消すことになり、移動局
送信電力は最大電力まで到達し保持してしまう。
【0013】(2)SIR劣化による通信不良に対し、
何ら特別な動作を行っていない。つまり、SIRの劣化
を検出した後、通信不良の警報を発するのみで、他に電
気的処置を施さず、通信品質確保を単に人力に頼るのみ
である。通常、この種の無線通信では、数十ミリ秒の単
位で通信回線の接続確認をしており、警報が発生してか
ら対応するのでは、なんら有効性がなく、通信は途絶さ
れてしまう。また、人力による対応では、アンテナ移動
した先が現在の場所より通信品質が劣る場合もあり得
る。
【0014】(3)基地局系受信装置の場合は移動局と
違い、SIRの劣化を検出しても安易にアンテナ移動等
の対策がとれず、従来の受信装置は基地局系の受信装置
に適用することは困難である。
【0015】本発明の目的は、移動局の送信電力制御を
行う際、多重ユーザ間干渉又は伝送路歪み等によって、
受信信号のSIRが低下した場合でも、基準となる上り
信号の受信タイミングが安定して動作し通信品質保持と
安定した送信電力制御の基準タイミング動作とを可能と
するCDMA受信装置を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、情報信
号を拡散信号で変調してスペクトラム拡散信号として伝
送するスペクトラム拡散通信システムに用いられ前記ス
ペクトラム拡散信号を受け該スペクトラム拡散信号を復
調して復調信号を得るCDMA受信装置であって、前記
スペクトラム拡散信号を逆拡散タイミングに応じて逆拡
散して逆拡散信号を得る受信手段と、該逆拡散信号を復
調して前記復調信号を得る復調手段と、前記スペクトラ
ム拡散信号に応じて前記逆拡散タイミングを検出して第
1のタイミング信号を前記受信手段に与える第1の同期
検出手段と、前記逆拡散信号を受けシンボル同期を検出
して第2のタイミング信号を出力する第2の同期検出手
段と、前記第2のタイミング信号で示されるタイミング
で前記逆拡散信号に基づいて希望信号電力を算出する第
1の電力計算手段と、前記第2のタイミング信号で示さ
れるタイミングで前記逆拡散信号に基づいて干渉信号電
力を算出する第2の電力計算手段と、前記希望信号電力
及び前記干渉信号電力に応じて前記第1の同期検出手段
の動作速度を制御する動作速度制御手段とを有すること
を特徴とするCDMA受信装置が得られる。
【0017】つまり、本発明によるCDMA受信装置で
は、希望信号電力及び干渉信号電力に応じてSIRの判
定を行って、SIRに応じて逆拡散タイミングを検出す
る第1の同期検出手段に動作速度を可変にしている。従
って、SIRが劣化しても、第1の同期検出手段の動作
速度を遅くすることにより、ノイズによる受信タイミン
グの誤検出が減少する。この結果、安定した受信タイミ
ングを維持することが可能となり、受信タイミングに応
じて行われる移動局の送信電力制御を安定動作させるこ
とができる。
【0018】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施例について図
面を参照して説明する。
【0019】図1は本発明の一実施例のCDMA受信装
置の回路構成図である。図2は図1に示す本発明の一実
施例のチップ同期回路の詳細な回路構成図である。
【0020】図1を参照して、図示のCDMA受信装置
は、情報信号を拡散信号で変調してスペクトラム拡散信
号として伝送するスペクトラム拡散通信システムに用い
られる。このCDMA受信装置は、スペクトラム拡散信
号を受けこのスペクトラム拡散信号を復調して復調信号
を得る。スペクトラム拡散信号は、まず、図示しないD
/A変換器で量子化され量子化受信信号として相関器2
1及びチップ同期回路22に与えられる。
【0021】相関器21はチップ同期回路22から与え
られる逆拡散タイミング信号(第2のタイミング信号)
に応じて量子化受信信号を逆拡散してシンボルレートの
量子化信号、つまり、逆拡散信号を生成する。
【0022】具体的には、チップ同期回路22では、制
御部23によって予め制御される拡散符号発生器24か
らの拡散符号(逆拡散用符号)を参照信号として量子化
受信信号と拡散符号との位相が一致するまで、後述する
ようにして拡散符号の位相を順次シフトして、受信信号
と拡散符号とのチップ同期点を探す。そして、チップタ
イミングが発見できると、チップ同期回路22は逆拡散
タイミング信号を相関器21に与える。
【0023】相関器21では、逆拡散タイミング信号に
応じて量子化受信信号と拡散符号との積和演算を行い、
量子化受信信号をシンボルレートの量子化信号へ変換す
る。そして、この量子化信号(逆拡散信号)は検波器2
5に与えられ、ここで復調されて復調信号(例えば、音
声信号及び制御信号)として出力される。この制御信号
は制御部23に与えられる。なお、この上述のA/D変
換器、相関器21、及び拡散信号発生器24によって受
信手段が構成される。
【0024】図示のように、上記の量子化信号は希望信
号電力(RSSI)測定回路26、干渉信号電力(IS
SI)測定回路27、及び同期回路28に与えられる。
同期回路28では量子化信号に含まれるユニークワード
(複数シンボル)、つまり、パイロット信号を用いてシ
ンボル同期を検出してシンボル同期検出信号(第1のタ
イミング信号)を出力する。そして、このシンボル同期
検出信号はRSSI測定回路26、ISSI測定回路2
7、及び制御部23に与えられる。
【0025】RSSI測定回路26は、シンボル同期検
出信号に応じて量子化信号からユニークワード(複数シ
ンボル)を抽出して同相加算後平均化し希望信号電力
(RSSI)を算出する。具体的には、RSSI測定回
路26では、ユニークワード(パイロット信号)を同相
ベクトル加算後平均化して希望信号電力(RSSI)を
求める。
【0026】一方、ISSI測定回路27では、シンボ
ル同期検出信号に応じて量子化信号からユニークワード
を抽出してユニークワードの各シンボル毎の受信電力と
RSSIとの誤差電力とを平均化して干渉信号電力(I
SSI)を算出する。そして、RSSIは比較器29に
与えられ、ISSIは第1及び第2の係数乗算器31及
び32に与えられる。
【0027】第1及び第2の係数乗算器31及び32で
はそれぞれISSIに係数β1及びβ2(β1>β2)
を乗算して、第1及び第2の乗算値を比較器29に与え
る。比較器29はRSSI及び第1及び第2の乗算値に
基づいてチップ同期回路22の動作速度を決定する制御
量を生成し、チップ同期回路22に与える(なお、比較
器29及び第1及び第2の係数乗算器31及び32によ
って動作速度制御手段が構成される)。
【0028】具体的には、比較器29ではRSSIと第
1及び第2の乗算値との大小比較を行って信号対干渉電
力比(SIR)の判定を行う。そして、この判定結果に
基づいて第1の制御値(α1)、第2の制御値(α
2)、及び第3の制御値(α3)を選択的に制御量とし
てチップ同期回路22に与える。つまり、次に示す条件
に応じて第1の制御値(α1)、第2の制御値(α
2)、又は第3の制御値(α3)を生成する。
【0029】 RSSI>ISSI×β1 の時 α1 ISSI×β1≧RSSI>ISSI×β2 の時 α2 ISSI×β2≧RSSI の時 α3 (α1<α2<α3) ここで、図2を参照して、チップ同期回路22は第1の
シフト回路41を備えており、第1のシフト回路41で
は拡散符号(逆拡散用符号)を1/m(mは1以上の整
数)チップずつ掃引して第1のシフト信号を生成する。
この第1のシフト信号は逆拡散タイミング信号として相
関器21に与えられる。さらに、第1のシフト信号は第
2及び第3のシフト回路42及び43に与えられるとと
もに相関器44(第3の相関器)に与えられる。
【0030】第2のシフト回路42では第1のシフト信
号をさらに+1/n(nは1以上の整数)チップずらし
て第2のシフト信号を生成する。一方、第3のシフト回
路43は第1のシフト信号をさらに−1/n(nは1以
上の整数)チップずらして第3のシフト信号を生成す
る。そして、第2及び第3のシフト信号はそれぞれ相関
器45(第1の相関器)及び相関器46(第3の相関
器)に与えられる。
【0031】量子化受信信号は相関器44乃至46に与
えられており、相関器44は第1のシフト信号と量子化
受信信号との相互相関値を算出して相関値(γ1:第3
の相関値)を出力する。つまり、第1のシフト信号と量
子化受信信号とを積和演算して第3の相関値を出力す
る。同様にして、相関器45は第2のシフト信号と量子
化受信信号とを積和演算して相関値(γ2:第1の相関
値)出力する。相関器46は第3のシフト信号と量子化
受信信号とを積和演算して相関値(γ3:第2の相関
値)出力する。そして、これら第1乃至第3の相関値は
比較器47に与えられる。
【0032】まず、比較器27では、{γ2−γ3}を
求めて、差値として積分器48に与える。積分器48
は、係数乗算器48a、加算器48b、及び遅延用レジ
スタ48cで構成されており、係数乗算器48aには上
述の制御量が積分時定数(積分係数)として与えられ
る。つまり、積分器48では、積分時定数α(α1、α
2、又はα3)に基づいて積分を実行する。積分器48
の出力(積分値)は比較器49に与えられ、比較器49
では、積分値の絶対値と予め設定された基準値δとを比
較して、|積分器出力(積分値)|>δの時、第1のシ
フト回路41に積分器出力の符号方向へのシフトを指示
する(つまり、積分器出力の符号が“−”の場合は1/
mチップ進ませる。“+”の場合は1/mチップ遅らせ
る)。さらに、比較器49は積分器48の遅延用レジス
タ48cをクリアする。
【0033】ところで、初期チップ同期引き込み動作時
においては、第1のシフト回路41は、積分器48の出
力によらず、制御部23の制御に従って量子化受信信号
と拡散符号との位相が一致するまで1/mチップずつ順
次シフトする。
【0034】比較器47は第1乃至第3の相関値に応じ
て制御部23にフラグ信号を与えており、比較器47は
{γ2<γ1かつγ3<γ1}の際にフラグ信号を出力
する。制御部23はフラグ信号と同期回路28の出力
(シンボル同期検出信号)とを監視しており、フラグ信
号とシンボル同期検出信号との同期が取れると、制御部
23はチップ同期初期引き込み動作からチップ同期追従
動作へと第1のシフト回路41を切り換える。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、希望
信号電力と干渉信号電力とによって規定されるSIRに
応じて逆拡散タイミングを抽出するチップ同期回路の動
作速度を可変にして、SIRの劣化時にチップ同期回路
の動作速度を遅くするようにしたから、ノイズによる受
信タイミングの誤動作を防止することができる。これに
よって、受信タイミングが誤動作して、移動局の送信電
力制御の動作を打ち消すことはなくなる。従って、移動
局の送信電力制御において、基地局の受信タイミング不
良によって送信電力制御の効果が抑止され、よって、移
動局が最大送信電力を保持して電池消耗が早くなる等の
誤動作を解消することができるという効果がある。
【0036】さらに、本発明では、上述のように、SI
Rの劣化時にチップ同期回路の動作速度を遅くするよう
にしたから、ノイズによる受信タイミングの誤動作を防
止することができ、これによって、SIR劣化時でも最
適受信タイミングを保持することが可能となる。従っ
て、シンボル同期誤検出等の通信劣化が減少する。つま
り、SIR劣化時にも受信タイミングが最適に保持さ
れ、よって、通信品質の劣化が少なく通信の途絶を減少
させることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるCDMA受信装置の一例を示すブ
ロック図てある。
【図2】図1に示すCDMA受信装置において用いられ
るチップ同期回路を詳細に示すブロック図である。
【図3】従来のCDMA受信装置受信装置を示すブロッ
ク図である。
【符号の説明】
21 相関器 22 チップ同期回路 23 制御部 24 拡散符号発生器 25 検波器 26 RSSI測定回路 27 ISSI測定回路 28 同期回路 29 比較器 31,32 係数乗算器

Claims (13)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報信号を拡散信号で変調してスペクト
    ラム拡散信号として伝送するスペクトラム拡散通信シス
    テムに用いられ前記スペクトラム拡散信号を受け該スペ
    クトラム拡散信号を復調して復調信号を得るCDMA受
    信装置であって、前記スペクトラム拡散信号を逆拡散タ
    イミングに応じて逆拡散して逆拡散信号を得る受信手段
    と、該逆拡散信号を復調して前記復調信号を得る復調手
    段と、前記スペクトラム拡散信号に応じて前記逆拡散タ
    イミングを検出して第1のタイミング信号を前記受信手
    段に与える第1の同期検出手段と、前記逆拡散信号を受
    けシンボル同期を検出して第2のタイミング信号を出力
    する第2の同期検出手段と、前記第2のタイミング信号
    で示されるタイミングで前記逆拡散信号に基づいて希望
    信号電力を算出する第1の電力計算手段と、前記第2の
    タイミング信号で示されるタイミングで前記逆拡散信号
    に基づいて干渉信号電力を算出する第2の電力計算手段
    と、前記希望信号電力及び前記干渉信号電力に応じて前
    記第1の同期検出手段の動作速度を制御する動作速度制
    御手段とを有することを特徴とするCDMA受信装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載されたCDMA受信装置
    において、前記受信手段は、前記スペクトラム拡散信号
    を量子化受信信号に変換する変換手段と、逆拡散用符号
    を発生する発生手段と、前記第1のタイミング信号に応
    じて前記量子化受信信号と前記逆拡散用符号とを積和演
    算して前記逆拡散信号を得る相関手段とを有することを
    特徴とするCDMA受信装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載されたCDMA受信装置
    において、前記逆拡散信号にはユニークワードが含まれ
    ており、前記第2の同期検出手段は、前記ユニークワー
    ドに基づいて前記シンボル同期を検出するようにしたこ
    とを特徴とするCDMA受信装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載されたCDMA受信装置
    において、前記逆拡散信号にはユニークワードが含まれ
    ており、前記第1の電力計算手段は、前記第2のタイミ
    ング信号に応じて前記逆拡散信号から前記ユニークワー
    ドを抽出して該ユニークワードを同相加算して平均化す
    ることによって前記希望信号電力を算出するようにした
    ことを特徴とするCDMA受信装置。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載されたCDMA受信装置
    において、前記逆拡散信号にはユニークワードが含まれ
    ており、前記第2の電力計算手段は、前記第2のタイミ
    ング信号に基づいて前記ユニークワードの各シンボル毎
    の電力と前記希望信号電力との誤差電力を平均化して前
    記干渉信号電力を算出するようにしたことを特徴とする
    CDMA受信装置。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載されたCDMA受信装置
    において、前記動作速度制御手段は、前記干渉信号電力
    に第1の係数を乗算して第1の乗算値を得る第1の乗算
    手段と、前記干渉信号電力に第2の係数を乗算して第2
    の乗算値を得る第2の乗算手段と、前記希望信号電力及
    び前記第1及び前記第2の乗算値に基づいて信号対干渉
    電力比の判定を行い該信号対干渉電力比に応じて前記第
    1の同期検出手段の動作速度を決定する決定手段とを有
    することを特徴とするCDMA受信装置。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載されたCDMA受信装置
    において、前記第1の係数>前記第2の係数であること
    を特徴とするCDMA受信装置。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載されたCDMA受信装置
    において、前記決定手段は、前記希望信号電力>前記第
    1の乗算値であると第1の制御値を生成し、前記第1の
    乗算値≧前記希望信号電力>前記第2の乗算値であると
    第2の制御値を生成し、前記第2の乗算値≧前記希望信
    号電力であると第3の制御値を生成すし、前記第1乃至
    前記第3の制御値を選択的に制御量として前記第1の同
    期検出手段に与えて前記第1の同期検出手段の動作速度
    を決定するようにしたことを特徴とするCDMA受信装
    置。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載されたCDMA受信装置
    において、前記第3の制御値>前記第2の制御値>前記
    第1の制御値であることを特徴とするCDMA受信装
    置。
  10. 【請求項10】 請求項8又は9に記載されたCDMA
    受信装置において、前記第1の同期検出手段には逆拡散
    用符号が与えられるとともに前記スペクトラム拡散信号
    に応じた量子化受信信号が与えられており、前記前記第
    1の同期検出手段は、前記逆拡散用符号を1/m(mは
    1以上の整数)チップずつ掃引して第1のシフト信号を
    前記第1のタイミング信号として生成する第1のシフト
    回路と、前記第1のシフト信号を+1/n(nは1以上
    の整数)チップずらして第2のシフト信号を生成する第
    2のシフト回路と、前記第1のシフト信号を−1/n
    (nは1以上の整数)チップずらして第3のシフト信号
    を生成する第3のシフト回路と、前記第2のシフト信号
    と前記量子化受信信号との相互相関値を算出して第1の
    相互相関値を出力する第1の相互相関手段と、前記第3
    のシフト信号と前記量子化受信信号との相互相関値を算
    出して第2の相互相関値を出力する第2の相互相関手段
    と、前記制御量及び前記第1及び前記第2の相互相関値
    に基づいて前記第1のシフト回路を制御するシフト制御
    回路とを有することを特徴とするCDMA受信装置。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載されたCDMA受信
    装置において、前記制御量は積分時定数を表しており、
    前記シフト制御手段は、前記第1の相互相関値と前記第
    2の相互相関値との差値を求める第1の比較手段と、前
    記差値を前記積分時定数に基づいて積分して積分値を求
    める積分手段と、該積分値の絶対値と予め設定された基
    準値と比較してその比較結果に応じて前記第1のシフト
    回路を制御する第2の比較手段とを有することを特徴と
    するCDMA受信装置。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載されたCDMA受信
    装置において、前記第2の比較手段は、前記積分値の絶
    対値>前記基準値である際、前記積分値の符号がマイナ
    スであると、前記第1のシフト回路を1/mチップ進
    め、前記積分値の符号がプラスであると、前記第1のシ
    フト回路を1/mチップ遅らせるようにしたことを特徴
    とするCDMA受信装置。
  13. 【請求項13】 請求項11に記載されたCDMA受信
    装置において、さらに、前記第1のシフト回路を制御す
    る制御部が備えられており、前記シフト制御手段は、前
    記第1のシフト信号と前記量子化受信信号との相互相関
    値を算出して第3の相互相関値を出力する第1の相互相
    関手段が備えられており、前記第1の比較手段は前記第
    1の相互相関値<前記第3の相互相関値かつ前記第2の
    相互相関値<前記第3の相互相関値である際前記制御部
    にフラグ信号を送出しており、前記制御部は前記フラグ
    信号及び前記第2のタイミング信号に基づいて前記第1
    のシフト回路をチップ同期初期引き込み動作からチップ
    同期追従動作へ切り換え制御するようにしたことを特徴
    とするCDMA受信装置。
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