JP2722751B2 - 車両用パワーシート - Google Patents
車両用パワーシートInfo
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- JP2722751B2 JP2722751B2 JP2038585A JP3858590A JP2722751B2 JP 2722751 B2 JP2722751 B2 JP 2722751B2 JP 2038585 A JP2038585 A JP 2038585A JP 3858590 A JP3858590 A JP 3858590A JP 2722751 B2 JP2722751 B2 JP 2722751B2
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- Japan
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- stopper
- memory
- seat
- detection switch
- sheet
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、車両用パワーシートに関し、特に、乗用車
などの運転席に適したパワーシートに関する。
などの運転席に適したパワーシートに関する。
従来の技術 車両のシート、特に運転席のシートには、運転者の体
格、好み等に応じて最適な姿勢を確保できるように、前
後に移動可能なスライドアジャスタが装備されている。
このスライドアジャスタは、一般に手動操作により行う
ように構成されている。また、駆動用モータにより歯車
系を介して当該シートを前後に移動させる駆動装置と、
シートの位置を設定する位置決め装置とを備え、スイッ
チ操作によりシートを自動的に予設定位置に移動させる
ようにしたパワーシートもある。
格、好み等に応じて最適な姿勢を確保できるように、前
後に移動可能なスライドアジャスタが装備されている。
このスライドアジャスタは、一般に手動操作により行う
ように構成されている。また、駆動用モータにより歯車
系を介して当該シートを前後に移動させる駆動装置と、
シートの位置を設定する位置決め装置とを備え、スイッ
チ操作によりシートを自動的に予設定位置に移動させる
ようにしたパワーシートもある。
このパワーシートには、機械式のメモリ機構によって
設定位置を定めるものがあり、たとえば、特開昭63-318
392号明細書(昭和63年12月19日出願)や実願平1-50186
号明細書(平成元年5月1日出願)などに開示されてい
る。
設定位置を定めるものがあり、たとえば、特開昭63-318
392号明細書(昭和63年12月19日出願)や実願平1-50186
号明細書(平成元年5月1日出願)などに開示されてい
る。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、前述した従来のパワーシートは、専用
のスイッチ(メインスイッチ)を前進または後退の所望
の方向へ操作することによって前後方向の移動をするも
のであった。このため、車体が小さく比較的乗降性に劣
る軽自動車などでは、特にシートを前側に位置決めして
運転する場合、Aピラーやステアリングなどが運転者の
乗降の妨げとなりやすく、乗降のたびにスイッチを操作
してシートを後方移動させておく必要があって煩わしか
った。
のスイッチ(メインスイッチ)を前進または後退の所望
の方向へ操作することによって前後方向の移動をするも
のであった。このため、車体が小さく比較的乗降性に劣
る軽自動車などでは、特にシートを前側に位置決めして
運転する場合、Aピラーやステアリングなどが運転者の
乗降の妨げとなりやすく、乗降のたびにスイッチを操作
してシートを後方移動させておく必要があって煩わしか
った。
また、従来の位置決め装置(機械式メモリ機構)で
は、メモリ位置を検出するマイクロスイッチとシートの
スライド可能範囲(フロントモスト及びリヤモスト)を
検出するリミットスイッチとが、アッパレール上に移動
方向へ並んで取付けられていたため、各スイッチの作動
範囲も前後にずらす必要があった。しかし、スペースが
限られている都合上、各スイッチの作動範囲を前後方向
にずらすのは困難であり、結果としてリヤモスト付近で
はメモリ設定ができなかったり、あるいはメモリ位置よ
り前へはシートを移動させることができなかった。
は、メモリ位置を検出するマイクロスイッチとシートの
スライド可能範囲(フロントモスト及びリヤモスト)を
検出するリミットスイッチとが、アッパレール上に移動
方向へ並んで取付けられていたため、各スイッチの作動
範囲も前後にずらす必要があった。しかし、スペースが
限られている都合上、各スイッチの作動範囲を前後方向
にずらすのは困難であり、結果としてリヤモスト付近で
はメモリ設定ができなかったり、あるいはメモリ位置よ
り前へはシートを移動させることができなかった。
本発明は、上記の問題点に基づいてなされたもので、
その目的とするところは、イグニッションキーの抜き差
しに連動してシートが自動的に後退及び前進するオート
スライド機構を有し、さらには、シートの位置に応じて
後退量が変化する車両用パワーシートを開発して、運転
者の乗降性を向上させることにある。また、オートスラ
イド機構の作動に対し、運転者や他の乗員を保護するた
めのオート停止機構を設けて安全性の向上を計るととも
に、シートのスライド範囲全域にメモリ設定を可能とす
るなど利便性をさらに向上させた車両用パワーシートを
提供することにある。
その目的とするところは、イグニッションキーの抜き差
しに連動してシートが自動的に後退及び前進するオート
スライド機構を有し、さらには、シートの位置に応じて
後退量が変化する車両用パワーシートを開発して、運転
者の乗降性を向上させることにある。また、オートスラ
イド機構の作動に対し、運転者や他の乗員を保護するた
めのオート停止機構を設けて安全性の向上を計るととも
に、シートのスライド範囲全域にメモリ設定を可能とす
るなど利便性をさらに向上させた車両用パワーシートを
提供することにある。
問題点を解決するための手段 本発明は、前述の課題を解決するためになされたもの
で、その第1は、ロアレール上を滑動するアッパレール
に取付けられたシートを、駆動装置を介して該シートの
後退限位置と位置決め装置により設定したメモリ位置と
の間で移動できる車両用パワーシートにおいて、ロアレ
ールの前端近傍に設けられたフロントモストストッパ
と、ロアレールの後端近傍に設けられたリヤモストスト
ッパと、前記フロントモストストッパとリヤモストスト
ッパとの間でロアレールに沿って任意に移動できるよう
に配設されたメモリストッパと、アッパレールに取付け
られ、前進移動の際に前記フロントモストストッパに当
接することによりシートの前進限位置を検出するととも
に、後退移動の際にリヤモストストッパに当接すること
によりシートの後退限位置を検出するスライド範囲検出
スイッチと、アッパレールに取付けられ、前記メモリス
トッパに当接することによりシートのメモリ位置を検出
するメモリ位置検出スイッチと、シートがその前進限位
置から所定量後退したときに作動するようにアッパレー
ルとロアレールとの間に配設された後退量検出スイッチ
と、車両のイグニッションキーの抜き差しに連動してシ
ートを自動的に後退させ前記メモリ位置まで前進復帰さ
せるとともに、前記スライド範囲検出スイッチ、メモリ
位置検出スイッチ及び後退量検出スイッチからの作動信
号に応答してシートのメモリ位置に応じその後退量を変
化させるように前記駆動装置を制御する制御機構とを備
え、前記制御機構はさらに、シートの自動後退移動後に
前記メモリストッパを前記メモリ位置検出スイッチを越
えて後退させたときにはイグニッションキーの差し込み
時におけるシートのメモリ位置への前進復帰を阻止する
手段を有することを特徴とする車両用パワーシートにあ
る。
で、その第1は、ロアレール上を滑動するアッパレール
に取付けられたシートを、駆動装置を介して該シートの
後退限位置と位置決め装置により設定したメモリ位置と
の間で移動できる車両用パワーシートにおいて、ロアレ
ールの前端近傍に設けられたフロントモストストッパ
と、ロアレールの後端近傍に設けられたリヤモストスト
ッパと、前記フロントモストストッパとリヤモストスト
ッパとの間でロアレールに沿って任意に移動できるよう
に配設されたメモリストッパと、アッパレールに取付け
られ、前進移動の際に前記フロントモストストッパに当
接することによりシートの前進限位置を検出するととも
に、後退移動の際にリヤモストストッパに当接すること
によりシートの後退限位置を検出するスライド範囲検出
スイッチと、アッパレールに取付けられ、前記メモリス
トッパに当接することによりシートのメモリ位置を検出
するメモリ位置検出スイッチと、シートがその前進限位
置から所定量後退したときに作動するようにアッパレー
ルとロアレールとの間に配設された後退量検出スイッチ
と、車両のイグニッションキーの抜き差しに連動してシ
ートを自動的に後退させ前記メモリ位置まで前進復帰さ
せるとともに、前記スライド範囲検出スイッチ、メモリ
位置検出スイッチ及び後退量検出スイッチからの作動信
号に応答してシートのメモリ位置に応じその後退量を変
化させるように前記駆動装置を制御する制御機構とを備
え、前記制御機構はさらに、シートの自動後退移動後に
前記メモリストッパを前記メモリ位置検出スイッチを越
えて後退させたときにはイグニッションキーの差し込み
時におけるシートのメモリ位置への前進復帰を阻止する
手段を有することを特徴とする車両用パワーシートにあ
る。
また、本発明の第2は、ロアレール上を滑動するアッ
パレールに取付けられたシートを、駆動装置を介して該
シートの後退限位置と位置決め装置により設定したメモ
リ位置との間で移動できる車両用パワーシートにおい
て、ロアレールの前端近傍に設けられたフロントモスト
ストッパと、ロアレールの後端近傍に設けられたリヤモ
ストストッパと、前記フロントモストストッパとリヤモ
ストストッパとの間でロアレールに沿って任意に移動で
きるように配設されたメモリストッパと、アッパレール
に取付けられ、前進移動の際に前記フロントモストスト
ッパに当接することによりシートの前進限位置を検出す
るとともに、後退移動の際にリヤモストストッパに当接
することによりシートの後退限位置を検出するスライド
範囲検出スイッチと、アッパレールに取り付けられ、前
記メモリストッパに当接することによりシートのメモリ
位置を検出するメモリ位置検出スイッチと、シートがそ
の前進限位置から所定量後退したときに作動するように
アッパレールとロアレールとの間に配設された後退量検
出スイッチと、車両のイグニッションキーの抜き差しに
連動してシートを自動的に後退させ前記メモリ位置まで
前進復帰させるとともに、前記スライド範囲検出スイッ
チ、メモリ位置検出スイッチ及び後退量検出スイッチか
らの作動信号に応答してシートのメモリ位置に応じその
後退量を変化させるように前記駆動装置を制御する制御
機構とを備え、前記制御機構はさらに、シートの前進移
動量を規制するように前記駆動装置の作動を制御するタ
イマー手段を有することを特徴とするパワーシートにあ
る。
パレールに取付けられたシートを、駆動装置を介して該
シートの後退限位置と位置決め装置により設定したメモ
リ位置との間で移動できる車両用パワーシートにおい
て、ロアレールの前端近傍に設けられたフロントモスト
ストッパと、ロアレールの後端近傍に設けられたリヤモ
ストストッパと、前記フロントモストストッパとリヤモ
ストストッパとの間でロアレールに沿って任意に移動で
きるように配設されたメモリストッパと、アッパレール
に取付けられ、前進移動の際に前記フロントモストスト
ッパに当接することによりシートの前進限位置を検出す
るとともに、後退移動の際にリヤモストストッパに当接
することによりシートの後退限位置を検出するスライド
範囲検出スイッチと、アッパレールに取り付けられ、前
記メモリストッパに当接することによりシートのメモリ
位置を検出するメモリ位置検出スイッチと、シートがそ
の前進限位置から所定量後退したときに作動するように
アッパレールとロアレールとの間に配設された後退量検
出スイッチと、車両のイグニッションキーの抜き差しに
連動してシートを自動的に後退させ前記メモリ位置まで
前進復帰させるとともに、前記スライド範囲検出スイッ
チ、メモリ位置検出スイッチ及び後退量検出スイッチか
らの作動信号に応答してシートのメモリ位置に応じその
後退量を変化させるように前記駆動装置を制御する制御
機構とを備え、前記制御機構はさらに、シートの前進移
動量を規制するように前記駆動装置の作動を制御するタ
イマー手段を有することを特徴とするパワーシートにあ
る。
さらに、本発明の第3は、ロアレール上を滑動するア
ッパレールに取付けられたシートを、駆動装置を介して
該シートの後退限位置と位置決め装置により設定したメ
モリ位置との間で移動できる車両用パワーシートにおい
て、ロアレールの前端近傍に設けられたフロントモスト
ストッパと、ロアレールの後端近傍に設けられたリヤモ
ストストッパと、前記フロントモストストッパとリヤモ
ストストッパとの間でロアレールに沿って任意に移動で
きるように配設されたメモリストッパと、アッパレール
に取付けられ、前進移動の際に前記フロントモストスト
ッパに当接することによりシートの前進限位置を検出す
るとともに、後退移動の際にリヤモストストッパに当接
することによりシートの後退限位置を検出するスライド
範囲検出スイッチと、アッパレールに取り付けられ、前
記メモリストッパに当接することによりシートのメモリ
位置を検出するメモリ位置検出スイッチと、シートがそ
の前進限位置から所定量後退したときに作動するように
アッパレールとロアレールとの間に配設された後退量検
出スイッチと、車両のイグニッションキーの抜き差しに
連動してシートを自動的に後退させ前記メモリ位置まで
前進復帰させるとともに、前記スライド範囲検出スイッ
チ、メモリ位置検出スイッチ及び後退量検出スイッチか
らの作動信号に応答してシートのメモリ位置に応じその
後退量を変化させるように前記駆動装置を制御する制御
機構とを備え、前記制御機構はさらに、シートの後退移
動の際に前記駆動装置に発生するシートの位置により異
なる過電流を検出して前記駆動装置の作動を停止させる
手段を有することを特徴とするパワーシートにある。
ッパレールに取付けられたシートを、駆動装置を介して
該シートの後退限位置と位置決め装置により設定したメ
モリ位置との間で移動できる車両用パワーシートにおい
て、ロアレールの前端近傍に設けられたフロントモスト
ストッパと、ロアレールの後端近傍に設けられたリヤモ
ストストッパと、前記フロントモストストッパとリヤモ
ストストッパとの間でロアレールに沿って任意に移動で
きるように配設されたメモリストッパと、アッパレール
に取付けられ、前進移動の際に前記フロントモストスト
ッパに当接することによりシートの前進限位置を検出す
るとともに、後退移動の際にリヤモストストッパに当接
することによりシートの後退限位置を検出するスライド
範囲検出スイッチと、アッパレールに取り付けられ、前
記メモリストッパに当接することによりシートのメモリ
位置を検出するメモリ位置検出スイッチと、シートがそ
の前進限位置から所定量後退したときに作動するように
アッパレールとロアレールとの間に配設された後退量検
出スイッチと、車両のイグニッションキーの抜き差しに
連動してシートを自動的に後退させ前記メモリ位置まで
前進復帰させるとともに、前記スライド範囲検出スイッ
チ、メモリ位置検出スイッチ及び後退量検出スイッチか
らの作動信号に応答してシートのメモリ位置に応じその
後退量を変化させるように前記駆動装置を制御する制御
機構とを備え、前記制御機構はさらに、シートの後退移
動の際に前記駆動装置に発生するシートの位置により異
なる過電流を検出して前記駆動装置の作動を停止させる
手段を有することを特徴とするパワーシートにある。
さらにまた、本発明の第4は、ロアレール上を滑動す
るアッパレールに取付けられたシートを、駆動装置を介
して該シートの後退限位置と位置決め装置により設定し
たメモリ位置との間で移動できる車両用パワーシートに
おいて、ロアレールの前端近傍に設けられたフロントモ
ストストッパと、ロアレールの後端近傍に設けられたリ
ヤモストストッパと、前記フロントモストストッパとリ
ヤモストストッパとの間でロアレールに沿って任意に移
動できるように配設されたメモリストッパと、アッパレ
ールに取付けられ、前進移動の際に前記フロントモスト
ストッパに当接することによりシートの前進限位置を検
出するとともに、後退移動の際にリヤモストストッパに
当接することによりシートの後退限位置を検出するスラ
イド範囲検出スイッチと、アッパレールに取付けられ、
前記メモリストッパに当接することによりシートのメモ
リ位置を検出するメモリ位置検出スイッチと、シートが
その前進限位置から所定量後退したときに作動するよう
にアッパレールとロアレールとの間に配設された後退量
検出スイッチと、車両のイグニッションキーの抜き差し
に連動してシートを自動的に後退させ前記メモリ位置ま
で前進復帰させるとともに、前記スライド範囲検出スイ
ッチ、メモリ位置検出スイッチ及び後退量検出スイッチ
からの作動信号に応答してシートのメモリ位置に応じそ
の後退量を変化させるように前記駆動装置を制御する制
御機構とを備え、前記制御機構はさらに、シートの後退
移動の際に前記駆動装置に過電流が発生したことを検出
して該駆動装置の作動を停止させる手段と、前記駆動装
置の作動停止後同装置を所定の時間だけ逆転作動させる
手段とを備えてなる駆動装置停止手段を有することを特
徴とするパワーシートにある。
るアッパレールに取付けられたシートを、駆動装置を介
して該シートの後退限位置と位置決め装置により設定し
たメモリ位置との間で移動できる車両用パワーシートに
おいて、ロアレールの前端近傍に設けられたフロントモ
ストストッパと、ロアレールの後端近傍に設けられたリ
ヤモストストッパと、前記フロントモストストッパとリ
ヤモストストッパとの間でロアレールに沿って任意に移
動できるように配設されたメモリストッパと、アッパレ
ールに取付けられ、前進移動の際に前記フロントモスト
ストッパに当接することによりシートの前進限位置を検
出するとともに、後退移動の際にリヤモストストッパに
当接することによりシートの後退限位置を検出するスラ
イド範囲検出スイッチと、アッパレールに取付けられ、
前記メモリストッパに当接することによりシートのメモ
リ位置を検出するメモリ位置検出スイッチと、シートが
その前進限位置から所定量後退したときに作動するよう
にアッパレールとロアレールとの間に配設された後退量
検出スイッチと、車両のイグニッションキーの抜き差し
に連動してシートを自動的に後退させ前記メモリ位置ま
で前進復帰させるとともに、前記スライド範囲検出スイ
ッチ、メモリ位置検出スイッチ及び後退量検出スイッチ
からの作動信号に応答してシートのメモリ位置に応じそ
の後退量を変化させるように前記駆動装置を制御する制
御機構とを備え、前記制御機構はさらに、シートの後退
移動の際に前記駆動装置に過電流が発生したことを検出
して該駆動装置の作動を停止させる手段と、前記駆動装
置の作動停止後同装置を所定の時間だけ逆転作動させる
手段とを備えてなる駆動装置停止手段を有することを特
徴とするパワーシートにある。
作用 前述の手段によれば、イグニッションキーの抜き差し
に連動して前進または後退するシートは、前進限位置
(フロントモスト)及び後退限位置(リヤモスト)をス
ライド範囲検出スイッチの作動によって検出し、メモリ
位置をメモリ位置検出スイッチの作動によって検出し、
さらに、前進限位置から所定量後退した位置を後退量検
出スイッチの作動によって検出することができる。そし
て、これらの位置検出スイッチから出された作動信号を
うける制御機構は、シートの駆動機構を作動させ、後退
時には位置検出スイッチの作動信号から判断したシート
位置に応じて後退量を変化させ、前進時にはメモリ位置
検出スイッチがメモリ位置を検出するまで前進させる。
に連動して前進または後退するシートは、前進限位置
(フロントモスト)及び後退限位置(リヤモスト)をス
ライド範囲検出スイッチの作動によって検出し、メモリ
位置をメモリ位置検出スイッチの作動によって検出し、
さらに、前進限位置から所定量後退した位置を後退量検
出スイッチの作動によって検出することができる。そし
て、これらの位置検出スイッチから出された作動信号を
うける制御機構は、シートの駆動機構を作動させ、後退
時には位置検出スイッチの作動信号から判断したシート
位置に応じて後退量を変化させ、前進時にはメモリ位置
検出スイッチがメモリ位置を検出するまで前進させる。
特に、第1の発明では、シートの自動後退移動後にメ
モリストッパをメモリ位置検出スイッチを越えて後退さ
せたときにイグニッションキーの差し込み時におけるシ
ートのメモリ位置への前進復帰を阻止する手段を有する
ので、オート作動による前進時にメモリ位置を発見でき
ず、従って、シートが前進限位置まで移動してしまうの
を防止できる。
モリストッパをメモリ位置検出スイッチを越えて後退さ
せたときにイグニッションキーの差し込み時におけるシ
ートのメモリ位置への前進復帰を阻止する手段を有する
ので、オート作動による前進時にメモリ位置を発見でき
ず、従って、シートが前進限位置まで移動してしまうの
を防止できる。
また、第2の発明では、シートの前進移動量を規制す
るように前記駆動装置の作動を制御するタイマー手段を
有するので、シートが後退量以上の前進をするのを防止
できる。
るように前記駆動装置の作動を制御するタイマー手段を
有するので、シートが後退量以上の前進をするのを防止
できる。
さらに、第3の発明では、シートの後退移動の際に前
記駆動装置に発生するシートの位置により異なる過電流
を検出して前記駆動装置の作動を停止させる手段を有す
るので、駆動装置に過負荷が生じるような緊急時のオー
ト停止機能を備えることになる。
記駆動装置に発生するシートの位置により異なる過電流
を検出して前記駆動装置の作動を停止させる手段を有す
るので、駆動装置に過負荷が生じるような緊急時のオー
ト停止機能を備えることになる。
さらにまた、第4の発明では、シートの後退移動の際
に前記駆動装置に過電流が発生したことを検出して該駆
動装置の作動を停止させる手段と、前記駆動装置の作動
停止後同装置を所定の時間だけ逆転作動させる手段とを
備えてなる駆動装置停止手段を有するので、第3の発明
における緊急時のオート停止機能に加え、駆動装置の速
やかな逆転により、過負荷が生じた状態からすぐに解放
されるようになる。
に前記駆動装置に過電流が発生したことを検出して該駆
動装置の作動を停止させる手段と、前記駆動装置の作動
停止後同装置を所定の時間だけ逆転作動させる手段とを
備えてなる駆動装置停止手段を有するので、第3の発明
における緊急時のオート停止機能に加え、駆動装置の速
やかな逆転により、過負荷が生じた状態からすぐに解放
されるようになる。
実施例 本発明による車両用パワーシートの一実施例を第1図
ないし第10f図に基づいて説明する。
ないし第10f図に基づいて説明する。
第1図及び第2図において、シート1を保持するシー
トフレーム2は、当該車両の床面3に前後方向に沿っ
て、且つ平行に配設固定された2本のロアレール4,4上
に滑動可能に配設されたアッパレール5,5上に配設され
ており、両側後端部はアッパレール5,5の後端に突設さ
れたブラケット6(第2図に一側のみ図示)に回動可能
に軸支され、前部はスイングアーム7により支持されて
いる。
トフレーム2は、当該車両の床面3に前後方向に沿っ
て、且つ平行に配設固定された2本のロアレール4,4上
に滑動可能に配設されたアッパレール5,5上に配設され
ており、両側後端部はアッパレール5,5の後端に突設さ
れたブラケット6(第2図に一側のみ図示)に回動可能
に軸支され、前部はスイングアーム7により支持されて
いる。
このスイングアーム7は図示のように上部シャフト8
と、略U字状をなす下部シャフト9とにより構成されて
いる。下部シャフト9の両側部9a、9bの各端面は上部シ
ャフト8に溶着固定されており、中央部9cは当該上部シ
ャフト8と平行になっている。そして、上部シャフト8
は、シート1の前部をその幅方向に回動可能に貫通し、
両端がシートフレーム2の両側部に回動可能に軸支され
ている。また、下部シャフト9の中央部9cは床面3の所
定位置にブラケット10を介して回動可能に軸支されてい
る。そして、スイングアーム7は、下部シャフト9の中
央部9cを支点として第2図に矢印A又はBで示す前方又
は後方に回動可能とされている。従って、スイングアー
ム7の矢印A又はB方向への回動に伴いシートフレーム
2、すなわち、シート1がロアレール4,4上を前方また
は後方に移動可能となる。
と、略U字状をなす下部シャフト9とにより構成されて
いる。下部シャフト9の両側部9a、9bの各端面は上部シ
ャフト8に溶着固定されており、中央部9cは当該上部シ
ャフト8と平行になっている。そして、上部シャフト8
は、シート1の前部をその幅方向に回動可能に貫通し、
両端がシートフレーム2の両側部に回動可能に軸支され
ている。また、下部シャフト9の中央部9cは床面3の所
定位置にブラケット10を介して回動可能に軸支されてい
る。そして、スイングアーム7は、下部シャフト9の中
央部9cを支点として第2図に矢印A又はBで示す前方又
は後方に回動可能とされている。従って、スイングアー
ム7の矢印A又はB方向への回動に伴いシートフレーム
2、すなわち、シート1がロアレール4,4上を前方また
は後方に移動可能となる。
シート1内には駆動用モータ11が収納され、シートフ
レーム2に固定されている。この駆動用モータ11の出力
軸には第3図に示すようにピニオン12が装着されてい
る。一方、スイングアーム7の下部シャフト9の一側9a
には扇形のラック13が固定されており、ピニオン12と噛
合している。この扇形のラック13はピニオン12の回転に
より回動され、ピニオン12が矢印CC方向に回転し、ラッ
ク13の一端がピニオン12と噛合した第3図に2点鎖線で
示す位置に達したときに、スイングアーム7が矢印A方
向、すなわち前方に最大位置までシート1を前進させ
る。また、反対にピニオン12が矢印C方向に回転し、ラ
ック13の他端がピニオン12と噛合した実線で示す位置に
達したときに、スイングアーム7が矢印B方向、すなわ
ち後方に最大位置までシート1を後退させる。
レーム2に固定されている。この駆動用モータ11の出力
軸には第3図に示すようにピニオン12が装着されてい
る。一方、スイングアーム7の下部シャフト9の一側9a
には扇形のラック13が固定されており、ピニオン12と噛
合している。この扇形のラック13はピニオン12の回転に
より回動され、ピニオン12が矢印CC方向に回転し、ラッ
ク13の一端がピニオン12と噛合した第3図に2点鎖線で
示す位置に達したときに、スイングアーム7が矢印A方
向、すなわち前方に最大位置までシート1を前進させ
る。また、反対にピニオン12が矢印C方向に回転し、ラ
ック13の他端がピニオン12と噛合した実線で示す位置に
達したときに、スイングアーム7が矢印B方向、すなわ
ち後方に最大位置までシート1を後退させる。
シートフレーム2(第1図)の一側には、シート1を
前後方向の所望の位置に設定できる位置決め装置(機械
式メモリ機構)20と、メモリ位置を検出するマイクロス
イッチA(メモリ位置検出スイッチ)21と、シート1の
スライド限界、すなわちフロントモスト及びリヤモスト
を検出するリミットスイッチ(スライド範囲検出スイッ
チ)22と、シート1のフロントモストからの後退量が所
定値に到達したことを検出するマイクロスイッチB(後
退量検出スイッチ)23が配設されている。
前後方向の所望の位置に設定できる位置決め装置(機械
式メモリ機構)20と、メモリ位置を検出するマイクロス
イッチA(メモリ位置検出スイッチ)21と、シート1の
スライド限界、すなわちフロントモスト及びリヤモスト
を検出するリミットスイッチ(スライド範囲検出スイッ
チ)22と、シート1のフロントモストからの後退量が所
定値に到達したことを検出するマイクロスイッチB(後
退量検出スイッチ)23が配設されている。
位置決め装置20は、ロアレール4側にブラケット24を
介して平行に支持されたガイドバー25と、レバー26と、
メモリノブ27とを具備して構成されている。メモリノブ
27は、第6図に示す如く、丸棒状のガイドバー25に沿っ
て軸方向(前後方向)に無段階の摺動が可能であり、ス
プリング28の付勢を受けた剛球29がガイドバー25に圧接
されて所望の位置に保持される。このメモリノブ27に
は、略コの字状に折曲されたレバー26の一端が一体に固
定されており、ロアレール4の下を通って反対側で上向
きに突出する他端が、メモリ位置を検出するマイクロス
イッチA21の作動子21aと干渉するメモリストッパ30とな
る。
介して平行に支持されたガイドバー25と、レバー26と、
メモリノブ27とを具備して構成されている。メモリノブ
27は、第6図に示す如く、丸棒状のガイドバー25に沿っ
て軸方向(前後方向)に無段階の摺動が可能であり、ス
プリング28の付勢を受けた剛球29がガイドバー25に圧接
されて所望の位置に保持される。このメモリノブ27に
は、略コの字状に折曲されたレバー26の一端が一体に固
定されており、ロアレール4の下を通って反対側で上向
きに突出する他端が、メモリ位置を検出するマイクロス
イッチA21の作動子21aと干渉するメモリストッパ30とな
る。
マイクロスイッチA21及びリミットスイッチ22は、第
7図に示す如く、アッパレール5の上面に上下2段に重
ねて取付けられている。スライド方向と直角にシート内
側へ突出する作動子21a、22a、は、上段に配設されたマ
イクロスイッチA21の作動子21aが下段に配設されたリミ
ットスイッチ22の作動子22aより長く、しかも、その作
動位置が一致するようにしてある。そして、マイクロス
イッチA21は、位置決め装置20の操作によってスライド
方向に移動するメモリストッパ30と作動子21aとが干渉
してメモリ位置を検出し、リミットスイッチ22は、ロア
レール4に固定されたフロントモストストッパ31及びリ
ヤモストストッパ32と作動子22aとが干渉してスライド
限界を検出するように構成されている。従って、メモリ
位置の設定はスライド範囲の全域で可能となり、メモリ
ストッパ30は、リミットスイッチ22の作動子22aと干渉
しないようにアッパレール5からの距離が設定され、フ
ロントモストストッパ31及びリヤモストストッパ32は、
マイクロスイッチA21の作動子21aと干渉しないようにア
ッパレール5からの高さが設定されている。なお、マイ
クロスイッチA21は前後いずれの方向からでも作動でき
る両振りタイプとしてある。
7図に示す如く、アッパレール5の上面に上下2段に重
ねて取付けられている。スライド方向と直角にシート内
側へ突出する作動子21a、22a、は、上段に配設されたマ
イクロスイッチA21の作動子21aが下段に配設されたリミ
ットスイッチ22の作動子22aより長く、しかも、その作
動位置が一致するようにしてある。そして、マイクロス
イッチA21は、位置決め装置20の操作によってスライド
方向に移動するメモリストッパ30と作動子21aとが干渉
してメモリ位置を検出し、リミットスイッチ22は、ロア
レール4に固定されたフロントモストストッパ31及びリ
ヤモストストッパ32と作動子22aとが干渉してスライド
限界を検出するように構成されている。従って、メモリ
位置の設定はスライド範囲の全域で可能となり、メモリ
ストッパ30は、リミットスイッチ22の作動子22aと干渉
しないようにアッパレール5からの距離が設定され、フ
ロントモストストッパ31及びリヤモストストッパ32は、
マイクロスイッチA21の作動子21aと干渉しないようにア
ッパレール5からの高さが設定されている。なお、マイ
クロスイッチA21は前後いずれの方向からでも作動でき
る両振りタイプとしてある。
マイクロスイッチB23は、アッパレール5上面の後端
部に斜め下向きに取付けられており、作動子23aがロア
レール4の後端部と干渉して、シート1がフロントモス
トから所定の位置まで後退したことを検出するように構
成されている。
部に斜め下向きに取付けられており、作動子23aがロア
レール4の後端部と干渉して、シート1がフロントモス
トから所定の位置まで後退したことを検出するように構
成されている。
次に、上述したパワーシートの制御機構を第9図のブ
ロック図に基づいて説明する。制御機構の中心となるオ
ートパワーシートコントロールユニット33(以下コント
ロールユニット33)は、マイクロコンピュータや記憶回
路などで構成されており、シート1またはその近傍の適
当な場所に設置されている。このコントロールユニット
33には、マイクロスイッチA21、リミットスイッチ22及
びマイクロスイッチB23の他にも、イグニッションスイ
ッチ(キーリマインダスイッチ)34、シートベルトスイ
ッチ35、パーキングブレーキスイッチ36、マニュアルス
イッチ(前進・後退)37、オートキャンセルスイッチ38
及び車速パルス(コンビネーションメータ)39が接続さ
れている。イグニッションスイッチ34は、キーの抜き差
しに応じて作動(ON/OFF)するスイッチである。また、
シートベルトスイッチ35及びパーキングブレーキスイッ
チ36は各々の使用状況を検出して作動するスイッチ、マ
ニュアルスイッチ37は運転者の操作でシート1を前進ま
たは後退させるためのスイッチ、オートキャンセルスイ
ッチ38は運転者の操作でパワーシートのオート作動をキ
ャンセルするスイッチであり、車速パルス39からは自車
の走行速度を検出することができる。そして、コントロ
ールユニット33は、上述した各種スイッチからの入力に
基づいてシート1の駆動用モータ11及びブザー40を作動
させるように構成されている。
ロック図に基づいて説明する。制御機構の中心となるオ
ートパワーシートコントロールユニット33(以下コント
ロールユニット33)は、マイクロコンピュータや記憶回
路などで構成されており、シート1またはその近傍の適
当な場所に設置されている。このコントロールユニット
33には、マイクロスイッチA21、リミットスイッチ22及
びマイクロスイッチB23の他にも、イグニッションスイ
ッチ(キーリマインダスイッチ)34、シートベルトスイ
ッチ35、パーキングブレーキスイッチ36、マニュアルス
イッチ(前進・後退)37、オートキャンセルスイッチ38
及び車速パルス(コンビネーションメータ)39が接続さ
れている。イグニッションスイッチ34は、キーの抜き差
しに応じて作動(ON/OFF)するスイッチである。また、
シートベルトスイッチ35及びパーキングブレーキスイッ
チ36は各々の使用状況を検出して作動するスイッチ、マ
ニュアルスイッチ37は運転者の操作でシート1を前進ま
たは後退させるためのスイッチ、オートキャンセルスイ
ッチ38は運転者の操作でパワーシートのオート作動をキ
ャンセルするスイッチであり、車速パルス39からは自車
の走行速度を検出することができる。そして、コントロ
ールユニット33は、上述した各種スイッチからの入力に
基づいてシート1の駆動用モータ11及びブザー40を作動
させるように構成されている。
ここで、コントロールユニット33の制御機構を第10a
図ないし第10f図のフローチャートに基づいて説明す
る。
図ないし第10f図のフローチャートに基づいて説明す
る。
本発明によるパワーシートは、運転者の好みのスライ
ド位置を1箇所記憶することができ、このメモリ位置の
設定操作が必要となる。このメモリ位置を設定する場合
には、最初にメモリノブ27を持って一番前の位置までス
ライド(手動)させた後、マニュアルスイッチ37を操作
してシート1を所望の位置までスライドさせる。この
時、マニュアルスイッチ37を前進側に操作すると駆動用
モータ11は正転し、マニュアルスイッチ37を後退側に操
作すると逆転する。こうしてシート1を所望の位置まで
スライドさせた後、メモリノブ27を後方へスライドさせ
ると、やがてシート1と一体にスライドしたマイクロス
イッチA21の作動子21aがメモリノブ27と一体に後退して
きたメモリストッパ30と干渉し、マイクロスイッチA21
が作動する。マイクロスイッチA21からこの入力を受け
たコントロールユニット33は、ブザー40を鳴動させてメ
モリノブ27がメモリ設定位置に到達したことを運転者に
知らせ、これを受けた運転者がメモリノブ27の操作を停
止してメモリ設定を完了する。
ド位置を1箇所記憶することができ、このメモリ位置の
設定操作が必要となる。このメモリ位置を設定する場合
には、最初にメモリノブ27を持って一番前の位置までス
ライド(手動)させた後、マニュアルスイッチ37を操作
してシート1を所望の位置までスライドさせる。この
時、マニュアルスイッチ37を前進側に操作すると駆動用
モータ11は正転し、マニュアルスイッチ37を後退側に操
作すると逆転する。こうしてシート1を所望の位置まで
スライドさせた後、メモリノブ27を後方へスライドさせ
ると、やがてシート1と一体にスライドしたマイクロス
イッチA21の作動子21aがメモリノブ27と一体に後退して
きたメモリストッパ30と干渉し、マイクロスイッチA21
が作動する。マイクロスイッチA21からこの入力を受け
たコントロールユニット33は、ブザー40を鳴動させてメ
モリノブ27がメモリ設定位置に到達したことを運転者に
知らせ、これを受けた運転者がメモリノブ27の操作を停
止してメモリ設定を完了する。
こうしてメモリ設定が完了すると、コントロールユニ
ット33はパーキングブレーキスイッチ36、車速パルス39
及びオートキャンセルスイッチ38の作動状態を確認す
る。この時、パーキングブレーキが作動(駐車中)し、
車速パルスが検出されず(車速ゼロ)、かつオートキャ
ンセルスイッチ38がOFFになっていれば、パワーシート
のオートスライド機構は作動準備完了となる。しかし、
上記3つの条件のひとつでも満たされていない場合に
は、オートスライド機構が作動しないようになってお
り、従って、走行中などには作動しないような安全対策
となっている。
ット33はパーキングブレーキスイッチ36、車速パルス39
及びオートキャンセルスイッチ38の作動状態を確認す
る。この時、パーキングブレーキが作動(駐車中)し、
車速パルスが検出されず(車速ゼロ)、かつオートキャ
ンセルスイッチ38がOFFになっていれば、パワーシート
のオートスライド機構は作動準備完了となる。しかし、
上記3つの条件のひとつでも満たされていない場合に
は、オートスライド機構が作動しないようになってお
り、従って、走行中などには作動しないような安全対策
となっている。
上述したように、オートスライド機構の作動準備が完
了した後には、コントロールユニット33は次のようなチ
ェックを実施する。すなわち、作動準備完了後にマニュ
アルスイッチ37を操作したかどうかを確認し、操作がな
されていない場合はさらにメモリノブ27を移動したかど
うかも確認する。メモリノブ27の移動の有無は、メモリ
設定時に作動したマイクロスイッチA21の作動状態に変
化があるかどうか、すなわちONかOFFかによって判断で
きる。そして、メモリノブ27の移動がない場合には、先
のメモリ設定時の状態が維持されていることを確認で
き、さらにイグニッションスイッチ34の作動を確認する
ことになる。
了した後には、コントロールユニット33は次のようなチ
ェックを実施する。すなわち、作動準備完了後にマニュ
アルスイッチ37を操作したかどうかを確認し、操作がな
されていない場合はさらにメモリノブ27を移動したかど
うかも確認する。メモリノブ27の移動の有無は、メモリ
設定時に作動したマイクロスイッチA21の作動状態に変
化があるかどうか、すなわちONかOFFかによって判断で
きる。そして、メモリノブ27の移動がない場合には、先
のメモリ設定時の状態が維持されていることを確認で
き、さらにイグニッションスイッチ34の作動を確認する
ことになる。
これに対して、メモリ設定後にマニュアルスイッチ37
またはメモリノブ27のいずれか一方を操作した場合や、
あるいは後述するオート作動によってシート1が後退し
た場合などのように、シート1がメモリ設定位置に存在
していない場合には、マイクロスイッチA21の作動の有
無を検出する。これにより、マイクロスイッチA21の作
動が検出された場合には、メモリ設定位置が実際のシー
ト位置より後方に存在することを意味する。従って、こ
の状態からオート作動による前進をさせると、シート1
はメモリ位置を発見できずにフロントモストまで前進す
ることになるため、イグニッションキーが差し込まれて
いない場合はオート作動を停止するようにしてある。一
方、マイクロスイッチA21の作動が検出されなかった場
合は、メモリ設定位置がシート1より前方に存在するこ
とになるため、シート1がメモリ設定位置に存在する場
合と同様に処理される。なお、メモリ設定位置が実際の
シート位置より後方に存在する場合であっても、オート
作動による後退は可能としてあり、また、メモリ位置の
設定は、シート1を停止させてメモリノブ27をスライド
させて合わせるだけでなく、逆にメモリノブ27を停止さ
せてシート1を移動させて合わせることも可能である。
またはメモリノブ27のいずれか一方を操作した場合や、
あるいは後述するオート作動によってシート1が後退し
た場合などのように、シート1がメモリ設定位置に存在
していない場合には、マイクロスイッチA21の作動の有
無を検出する。これにより、マイクロスイッチA21の作
動が検出された場合には、メモリ設定位置が実際のシー
ト位置より後方に存在することを意味する。従って、こ
の状態からオート作動による前進をさせると、シート1
はメモリ位置を発見できずにフロントモストまで前進す
ることになるため、イグニッションキーが差し込まれて
いない場合はオート作動を停止するようにしてある。一
方、マイクロスイッチA21の作動が検出されなかった場
合は、メモリ設定位置がシート1より前方に存在するこ
とになるため、シート1がメモリ設定位置に存在する場
合と同様に処理される。なお、メモリ設定位置が実際の
シート位置より後方に存在する場合であっても、オート
作動による後退は可能としてあり、また、メモリ位置の
設定は、シート1を停止させてメモリノブ27をスライド
させて合わせるだけでなく、逆にメモリノブ27を停止さ
せてシート1を移動させて合わせることも可能である。
シート1がメモリ位置にありかつイグニッションキー
が差し込まれている状態、すなわち走行終了後に降車す
る場合などでは、イグニッションキーを抜くことによっ
てイグニッションスイッチ34が作動し、これに連動して
駆動用モータ11が逆転を開始する。この時、パーキング
ブレーキスイッチ36、車速パルス39、オートキャンセル
スイッチ38及びマニュアルスイッチ37が所定の位置にあ
ることを確認し、いずれかひとつでも条件を満たしてい
ない場合、たとえばパーキングブレーキが作動していな
かったり車速が検出された場合などには、オート作動を
停止する。そして、これらの条件が全て満足されている
とシート1は自動的に後退し、その後退量はマイクロス
イッチB23が検出するシート1の位置(フロントモスト
からの距離)に応じて可変となる。
が差し込まれている状態、すなわち走行終了後に降車す
る場合などでは、イグニッションキーを抜くことによっ
てイグニッションスイッチ34が作動し、これに連動して
駆動用モータ11が逆転を開始する。この時、パーキング
ブレーキスイッチ36、車速パルス39、オートキャンセル
スイッチ38及びマニュアルスイッチ37が所定の位置にあ
ることを確認し、いずれかひとつでも条件を満たしてい
ない場合、たとえばパーキングブレーキが作動していな
かったり車速が検出された場合などには、オート作動を
停止する。そして、これらの条件が全て満足されている
とシート1は自動的に後退し、その後退量はマイクロス
イッチB23が検出するシート1の位置(フロントモスト
からの距離)に応じて可変となる。
ここで、オート作動(オート後退)によるシート後退
量の可変制御を第8a図ないし第8c図に基づいて説明す
る。説明を容易にするため、シート1のスライド可能範
囲L(フロントモストからリヤモストまで)を165mm、
そしてマイクロスイッチB23の作動範囲aをフロントモ
ストから40mmまでと仮定する。この条件でメモリ設定位
置mがフロントモストから40mm以内にあり、実際にシー
ト1もメモリ設定位置m(あるいはフロントモストから
40mm以内の位置)にある場合には、駆動用モータ11の作
動電流が設定値(たとえば6A)以上とならない限りマイ
クロスイッチB23は作動し、シート1は後退を続ける。
そして、シート1がフロントモストから40mmの位置まで
後退すると、マイクロスイッチB23の作動は解除され、
同時にタイマーが作動を開始する。この時、パーキング
ブレーキスイッチ36、車速パルス39などのオート後退停
止条件を監視する。しかし、これらのオート後退停止条
件がないことに加えて駆動用モータ11の作動電流が設定
値(たとえば4A)を越えない限り、シート1の後退はま
だ続き、タイマーの設定時間t(ここでは50mmの後退に
要する時間と仮定)を経過した時点で駆動用モータ11の
逆転が停止してシート1の後退も停止する。この結果、
シート1はフロントモストから90mm後退した位置まで自
動的に後退する。また、シート1の位置がフロントモス
トから40mm以上115mm未満の場合には、マイクロスイッ
チB23は作動しておらず、従って、シート1の後退開始
と同時にタイマーも作動し、シート1は50mm後退して停
止する。なお、シート1の位置がフロントモストから11
5mm以上の場合には、タイマーの作動によって50mm後退
する前にリヤモストまで到達することになり、リミット
スイッチ22がリヤモストストッパ32と干渉して作動する
ので、駆動用モータ11はこれによって停止する。なお、
シート1を後退制御中にマイクロスイッチA21が作動す
るようなことがあっても、この信号を受けて後退を停止
(後退中のメモリ位置停止)はしないようにしている。
このように、オート作動のシート後退量はシート位置に
より異なり、特にシート位置が前にあった時程後退量が
大きくなるため、乗降性の向上と後席乗員の安全性確保
を両立できる。
量の可変制御を第8a図ないし第8c図に基づいて説明す
る。説明を容易にするため、シート1のスライド可能範
囲L(フロントモストからリヤモストまで)を165mm、
そしてマイクロスイッチB23の作動範囲aをフロントモ
ストから40mmまでと仮定する。この条件でメモリ設定位
置mがフロントモストから40mm以内にあり、実際にシー
ト1もメモリ設定位置m(あるいはフロントモストから
40mm以内の位置)にある場合には、駆動用モータ11の作
動電流が設定値(たとえば6A)以上とならない限りマイ
クロスイッチB23は作動し、シート1は後退を続ける。
そして、シート1がフロントモストから40mmの位置まで
後退すると、マイクロスイッチB23の作動は解除され、
同時にタイマーが作動を開始する。この時、パーキング
ブレーキスイッチ36、車速パルス39などのオート後退停
止条件を監視する。しかし、これらのオート後退停止条
件がないことに加えて駆動用モータ11の作動電流が設定
値(たとえば4A)を越えない限り、シート1の後退はま
だ続き、タイマーの設定時間t(ここでは50mmの後退に
要する時間と仮定)を経過した時点で駆動用モータ11の
逆転が停止してシート1の後退も停止する。この結果、
シート1はフロントモストから90mm後退した位置まで自
動的に後退する。また、シート1の位置がフロントモス
トから40mm以上115mm未満の場合には、マイクロスイッ
チB23は作動しておらず、従って、シート1の後退開始
と同時にタイマーも作動し、シート1は50mm後退して停
止する。なお、シート1の位置がフロントモストから11
5mm以上の場合には、タイマーの作動によって50mm後退
する前にリヤモストまで到達することになり、リミット
スイッチ22がリヤモストストッパ32と干渉して作動する
ので、駆動用モータ11はこれによって停止する。なお、
シート1を後退制御中にマイクロスイッチA21が作動す
るようなことがあっても、この信号を受けて後退を停止
(後退中のメモリ位置停止)はしないようにしている。
このように、オート作動のシート後退量はシート位置に
より異なり、特にシート位置が前にあった時程後退量が
大きくなるため、乗降性の向上と後席乗員の安全性確保
を両立できる。
次に、乗車時のオート作動(オート前進)について説
明する。このオート作動によるシート1の前進は、降車
時に後退したシート1をイグニッションキーの差し込み
によって作動するイグニッションスイッチ34と連動させ
たものである。後退位置にあるシート1に着座してイグ
ニッションキーを差し込むと、最初にシートベルトスイ
ッチ35の作動状況を検出してシートベルトの装着を確認
する。シートベルトスイッチ35が作動してシートベルト
が装着されている場合には、安全対策としてオート前進
を停止する。シートベルトを装着していないことを確認
すると、駆動用モータ11が正転を開始すると同時にタイ
マーも作動を開始する。このタイマーは、後退量以上の
前進を防止する目的で設けたものである。この時、パー
キングブレーキスイッチ36、車速パルス39、オートキャ
ンセルスイッチ38、マニュアルスイッチ37及びシートベ
ルトスイッチ35の作動状況を監視し、オート前進停止の
条件があればすぐに前進を停止する。さらにこの時、駆
動用モータ11の作動電流が監視され、設定値(たとえば
6A)を越えるとやはりすぐに前進を停止する。しかし、
これらのオート前進停止条件がない場合には、シート1
はマイクロスイッチA21の作動子21aがメモリストッパ30
との干渉によって作動するまで前進し、マイクロスイッ
チA21の作動と同時にブザー40が鳴動して前進を停止す
る。
明する。このオート作動によるシート1の前進は、降車
時に後退したシート1をイグニッションキーの差し込み
によって作動するイグニッションスイッチ34と連動させ
たものである。後退位置にあるシート1に着座してイグ
ニッションキーを差し込むと、最初にシートベルトスイ
ッチ35の作動状況を検出してシートベルトの装着を確認
する。シートベルトスイッチ35が作動してシートベルト
が装着されている場合には、安全対策としてオート前進
を停止する。シートベルトを装着していないことを確認
すると、駆動用モータ11が正転を開始すると同時にタイ
マーも作動を開始する。このタイマーは、後退量以上の
前進を防止する目的で設けたものである。この時、パー
キングブレーキスイッチ36、車速パルス39、オートキャ
ンセルスイッチ38、マニュアルスイッチ37及びシートベ
ルトスイッチ35の作動状況を監視し、オート前進停止の
条件があればすぐに前進を停止する。さらにこの時、駆
動用モータ11の作動電流が監視され、設定値(たとえば
6A)を越えるとやはりすぐに前進を停止する。しかし、
これらのオート前進停止条件がない場合には、シート1
はマイクロスイッチA21の作動子21aがメモリストッパ30
との干渉によって作動するまで前進し、マイクロスイッ
チA21の作動と同時にブザー40が鳴動して前進を停止す
る。
ところで、上述したように、本発明によるパワーシー
トの制御機構では、駆動用モータ11の作動電流が設定値
以上となった場合にその作動を停止させる緊急オート停
止装置が設けられている。この緊急オート停止装置は、
駆動用モータ11で移動中のシート1がまんがいち後席乗
員や子供などをはさみこんだ場合、駆動用モータ11に作
用する過負荷によっての過電流を検出してその作動を停
止させるものである。そして、通常の作動においては、
前進時と後退時の負荷が異なるものであるが、本発明で
は緊急オート停止が作動する負荷(たとえば25kgに設
定)を同じにするため、前進時と後退時とでは過電流の
設定値を変えている。また、シート1が後退する時に
は、マイクロスイッチB23が作動中(シート位置がフロ
ントモスト側にある場合)はたとえば6Aの過電流で緊急
オート停止が作動し、シート1がマイクロスイッチB23
の作動範囲より後退した位置にある場合には、緊急オー
ト停止が作動する過電流を4Aに設定することにより、後
席乗員の安全性をより一層向上させている。なお、まん
がいち緊急オート停止が作動した場合には、瞬時に駆動
用モータ11を短時間逆方向へ作動させる回路を設けるこ
とにより、はさみこまれた乗員をすぐに解放することが
できる。
トの制御機構では、駆動用モータ11の作動電流が設定値
以上となった場合にその作動を停止させる緊急オート停
止装置が設けられている。この緊急オート停止装置は、
駆動用モータ11で移動中のシート1がまんがいち後席乗
員や子供などをはさみこんだ場合、駆動用モータ11に作
用する過負荷によっての過電流を検出してその作動を停
止させるものである。そして、通常の作動においては、
前進時と後退時の負荷が異なるものであるが、本発明で
は緊急オート停止が作動する負荷(たとえば25kgに設
定)を同じにするため、前進時と後退時とでは過電流の
設定値を変えている。また、シート1が後退する時に
は、マイクロスイッチB23が作動中(シート位置がフロ
ントモスト側にある場合)はたとえば6Aの過電流で緊急
オート停止が作動し、シート1がマイクロスイッチB23
の作動範囲より後退した位置にある場合には、緊急オー
ト停止が作動する過電流を4Aに設定することにより、後
席乗員の安全性をより一層向上させている。なお、まん
がいち緊急オート停止が作動した場合には、瞬時に駆動
用モータ11を短時間逆方向へ作動させる回路を設けるこ
とにより、はさみこまれた乗員をすぐに解放することが
できる。
上述したように、本発明の車両用パワーシートは、イ
グニッションキーの抜き差しと連動するオートスライド
機構と、所望のシート位置を記憶する機械式メモリ機構
と、これら両機構の作動を安全かつ確実なものとするた
めの各種安全装置とを備えて構成されている。従って、
運転者が所望のシート位置を設定しておけば、運転を終
了してイグニッションキーを抜くとシート1が自動的に
後退して乗降性を向上させ、運転を開始するため着座し
てイグニッションキーを差し込むとシート1が自動的に
前進してメモリ設定位置に停止する。しかも、運転者が
交代した場合などには、マニュアルスイッチ37の操作が
優先してメモリ設定位置以外のシート位置まで容易に移
動させることもできる。また、必要に応じてオートキャ
ンセルスイッチ38を操作すれば、オート作動を全て停止
させることも可能である。
グニッションキーの抜き差しと連動するオートスライド
機構と、所望のシート位置を記憶する機械式メモリ機構
と、これら両機構の作動を安全かつ確実なものとするた
めの各種安全装置とを備えて構成されている。従って、
運転者が所望のシート位置を設定しておけば、運転を終
了してイグニッションキーを抜くとシート1が自動的に
後退して乗降性を向上させ、運転を開始するため着座し
てイグニッションキーを差し込むとシート1が自動的に
前進してメモリ設定位置に停止する。しかも、運転者が
交代した場合などには、マニュアルスイッチ37の操作が
優先してメモリ設定位置以外のシート位置まで容易に移
動させることもできる。また、必要に応じてオートキャ
ンセルスイッチ38を操作すれば、オート作動を全て停止
させることも可能である。
発明の効果 前述した本発明の車両用パワーシートによれば、運転
者がイグニッションキーを差し込むことにより自動的に
シートがメモリ位置まで前進するオート前進と、イグニ
ッションキーを抜くことにより自動的にシートが後退す
るオート後退とより成るオートスライド機構を備えてお
り、乗降性に特別なスイッチ操作をしなくてもシートが
後退した広い乗降スペースを確保でき、また、運転時に
はあらかじめ設定しておいてメモリ位置まで前進して好
みの運転姿勢を提供する。特にオート後退時には、メモ
リ位置が前側にある時程その後退量が大きくなるように
可変としてあるため、オート後退時の待ち時間低減と乗
降性向上を両立できる効果がある。しかも、メモリ位置
の設定はスライド可能範囲の全域にわたって設定でき、
また、マニュアル操作によってメモリ位置以外にシート
をセットすることも可能であり、オートスライド機構に
設けた各種の安全装置、すなわち、オート作動による前
進時にメモリ位置を発見できずにシートが前進限位置ま
で移動するのを防止したり、あるいは、シートが後退量
以上の前進をしたりするのを防止する装置や、さらに
は、駆動装置に過負荷が生じるような過電流の検出によ
る緊急時のオート停止機能、さらにまた、オート停止機
能が作動した場合に駆動装置を速やかに逆転させて過負
荷が生じた状態からすぐに解放するといった安全装置な
どとともに、信頼性や利便性の向上した車両用パワーシ
ートになる。
者がイグニッションキーを差し込むことにより自動的に
シートがメモリ位置まで前進するオート前進と、イグニ
ッションキーを抜くことにより自動的にシートが後退す
るオート後退とより成るオートスライド機構を備えてお
り、乗降性に特別なスイッチ操作をしなくてもシートが
後退した広い乗降スペースを確保でき、また、運転時に
はあらかじめ設定しておいてメモリ位置まで前進して好
みの運転姿勢を提供する。特にオート後退時には、メモ
リ位置が前側にある時程その後退量が大きくなるように
可変としてあるため、オート後退時の待ち時間低減と乗
降性向上を両立できる効果がある。しかも、メモリ位置
の設定はスライド可能範囲の全域にわたって設定でき、
また、マニュアル操作によってメモリ位置以外にシート
をセットすることも可能であり、オートスライド機構に
設けた各種の安全装置、すなわち、オート作動による前
進時にメモリ位置を発見できずにシートが前進限位置ま
で移動するのを防止したり、あるいは、シートが後退量
以上の前進をしたりするのを防止する装置や、さらに
は、駆動装置に過負荷が生じるような過電流の検出によ
る緊急時のオート停止機能、さらにまた、オート停止機
能が作動した場合に駆動装置を速やかに逆転させて過負
荷が生じた状態からすぐに解放するといった安全装置な
どとともに、信頼性や利便性の向上した車両用パワーシ
ートになる。
第1図は本発明による車両用パワーシートの一実施例を
示す部分断面斜視図、第2図は第1図の側面図、第3図
は第1図のパワーシートにおける駆動装置歯車系の詳細
を示す図、第4図及び第5図は第1図のスライドレール
に設けられた位置決め装置の斜視図で、第4図は後退時
を示す図、第5図はメモリ位置設定時を示す図、第6図
はメモリノブの縦断面図、第7図はマイクロスイッチA
及びリミットスイッチの作動子とストッパとの位置関係
を示す図、第8a図ないし第8c図はシート後退量の可変制
御を示す図、第9図は第1図に示したパワーシートの制
御機構を示すブロック図、第10a図ないし第10f図コント
ロールユニットの制御を示すフローチャートである。 1……シート、4……ロアレール、5……アッパレー
ル、11……駆動用モータ、20……位置決め装置(機械式
メモリ機構)、21……マイクロスイッチA(メモリ位置
検出スイッチ)、22……リミットスイッチ(スライド範
囲検出スイッチ)、23……マイクロスイッチB(後退量
検出スイッチ)、27……メモリノブ、30……メモリスト
ッパ、31……フロントモストストッパ、32……リヤモス
トストッパ、33……コントロールユニット、37……マニ
ュアルスイッチ、38……オートキャンセルスイッチ。
示す部分断面斜視図、第2図は第1図の側面図、第3図
は第1図のパワーシートにおける駆動装置歯車系の詳細
を示す図、第4図及び第5図は第1図のスライドレール
に設けられた位置決め装置の斜視図で、第4図は後退時
を示す図、第5図はメモリ位置設定時を示す図、第6図
はメモリノブの縦断面図、第7図はマイクロスイッチA
及びリミットスイッチの作動子とストッパとの位置関係
を示す図、第8a図ないし第8c図はシート後退量の可変制
御を示す図、第9図は第1図に示したパワーシートの制
御機構を示すブロック図、第10a図ないし第10f図コント
ロールユニットの制御を示すフローチャートである。 1……シート、4……ロアレール、5……アッパレー
ル、11……駆動用モータ、20……位置決め装置(機械式
メモリ機構)、21……マイクロスイッチA(メモリ位置
検出スイッチ)、22……リミットスイッチ(スライド範
囲検出スイッチ)、23……マイクロスイッチB(後退量
検出スイッチ)、27……メモリノブ、30……メモリスト
ッパ、31……フロントモストストッパ、32……リヤモス
トストッパ、33……コントロールユニット、37……マニ
ュアルスイッチ、38……オートキャンセルスイッチ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小野 優人 東京都港区芝5丁目33番8号 三菱自動 車工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−207741(JP,A) 実開 昭61−78738(JP,U) 実開 昭63−201873(JP,U) 実開 昭63−102535(JP,U)
Claims (4)
- 【請求項1】ロアレール上を滑動するアッパレールに取
付けられたシートを、駆動装置を介して該シートの後退
限位置と位置決め装置により設定したメモリ位置との間
で移動できる車両用パワーシートにおいて、ロアレール
の前端近傍に設けられたフロントモストストッパと、ロ
アレールの後端近傍に設けられたリヤモストストッパ
と、前記フロントモストストッパとリヤモストストッパ
との間でロアレールに沿って任意に移動できるように配
設されたメモリストッパと、アッパレールに取付けら
れ、前進移動の際に前記フロントモストストッパに当接
することによりシートの前進限位置を検出するととも
に、後退移動の際にリヤモストストッパに当接すること
によりシートの後退限位置を検出するスライド範囲検出
スイッチと、アッパレールに取付けられ、前記メモリス
トッパに当接することによりシートのメモリ位置を検出
するメモリ位置検出スイッチと、シートがその前進限位
置から所定量後退したときに作動するようにアッパレー
ルとロアレールとの間に配設された後退量検出スイッチ
と、車両のイグニッションキーの抜き差しに連動してシ
ートを自動的に後退させ前記メモリ位置まで前進復帰さ
せるとともに、前記スライド範囲検出スイッチ、メモリ
位置検出スイッチ及び後退量検出スイッチからの作動信
号に応答してシートのメモリ位置に応じその後退量を変
化させるように前記駆動装置を制御する制御機構とを備
え、前記制御機構はさらに、シートの自動後退移動後に
前記メモリストッパを前記メモリ位置検出スイッチを越
えて後退させたときにはイグニッションキーの差し込み
時におけるシートのメモリ位置への前進復帰を阻止する
手段を有することを特徴とする車両用パワーシート。 - 【請求項2】ロアレール上を滑動するアッパレールに取
付けられたシートを、駆動装置を介して該シートの後退
限位置と位置決め装置により設定したメモリ位置との間
で移動できる車両用パワーシートにおいて、ロアレール
の前端近傍に設けられたフロントモストストッパと、ロ
アレールの後端近傍に設けられたリヤモストストッパ
と、前記フロントモストストッパとリヤモストストッパ
との間でロアレールに沿って任意に移動できるように配
設されたメモリストッパと、アッパレールに取付けら
れ、前進移動の際に前記フロントモストストッパに当接
することによりシートの前進限位置を検出するととも
に、後退移動の際にリヤモストストッパに当接すること
によりシートの後退限位置を検出するスライド範囲検出
スイッチと、アッパレールに取付けられ、前記メモリス
トッパに当接することによりシートのメモリ位置を検出
するメモリ位置検出スイッチと、シートがその前進限位
置から所定量後退したときに作動するようにアッパレー
ルとロアレールとの間に配設された後退量検出スイッチ
と、車両のイグニッションキーの抜き差しに連動してシ
ートを自動的に後退させ前記メモリ位置まで前進復帰さ
せるとともに、前記スライド範囲検出スイッチ、メモリ
位置検出スイッチ及び後退量検出スイッチからの作動信
号に応答してシートのメモリ位置に応じその後退量を変
化させるように前記駆動装置を制御する制御機構とを備
え、前記制御機構はさらに、シートの前進移動量を規制
するように前記駆動装置の作動を制御するタイマー手段
を有することを特徴とするパワーシート。 - 【請求項3】ロアレール上を滑動するアッパレールに取
付けられたシートを、駆動装置を介して該シートの後退
限位置と位置決め装置により設定したメモリ位置との間
で移動できる車両用パワーシートにおいて、ロアレール
の前端近傍に設けられたフロントモストストッパと、ロ
アレールの後端近傍に設けられたリヤモストストッパ
と、前記フロントモストストッパとリヤモストストッパ
との間でロアレールに沿って任意に移動できるように配
設されたメモリストッパと、アッパレールに取付けら
れ、前進移動の際に前記フロントモストストッパに当接
することによりシートの前進限位置を検出するととも
に、後退移動の際にリヤモストストッパに当接すること
によりシートの後退限位置を検出するスライド範囲検出
スイッチと、アッパレールに取付けられ、前記メモリス
トッパに当接することによりシートのメモリ位置を検出
するメモリ位置検出スイッチと、シートがその前進限位
置から所定量後退したときに作動するようにアッパレー
ルとロアレールとの間に配設された後退量検出スイッチ
と、車両のイグニッションキーの抜き差しに連動してシ
ートを自動的に後退させ前記メモリ位置まで前進復帰さ
せるとともに、前記スライド範囲検出スイッチ、メモリ
位置検出スイッチ及び後退量検出スイッチからの作動信
号に応答してシートのメモリ位置に応じその後退量を変
化させるように前記駆動装置を制御する制御機構とを備
え、前記制御機構はさらに、シートの後退移動の際に前
記駆動装置に発生するシートの位置により異なる過電流
を検出して前記駆動装置の作動を停止させる手段を有す
ることを特徴とするパワーシート。 - 【請求項4】ロアレール上を滑動するアッパレールに取
付けられたシートを、駆動装置を介して該シートの後退
限位置と位置決め装置により設定したメモリ位置との間
で移動できる車両用パワーシートにおいて、ロアレール
の前端近傍に設けられたフロントモストストッパと、ロ
アレールの後端近傍に設けられたリヤモストストッパ
と、前記フロントモストストッパとリヤモストストッパ
との間でロアレールに沿って任意に移動できるように配
設されたメモリストッパと、アッパレールに取付けら
れ、前進移動の際に前記フロントモストストッパに当接
することによりシートの前進限位置を検出するととも
に、後退移動の際にリヤモストストッパに当接すること
によりシートの後退限位置を検出するスライド範囲検出
スイッチと、アッパレールに取付けられ、前記メモリス
トッパに当接することによりシートのメモリ位置を検出
するメモリ位置検出スイッチと、シートがその前進限位
置から所定量後退したときに作動するようにアッパレー
ルとロアレールとの間に配設された後退量検出スイッチ
と、車両のイグニッションキーの抜き差しに連動してシ
ートを自動的に後退させ前記メモリ位置まで前進復帰さ
せるとともに、前記スライド範囲検出スイッチ、メモリ
位置検出スイッチ及び後退量検出スイッチからの作動信
号に応答してシートのメモリ位置に応じその後退量を変
化させるように前記駆動装置を制御する制御機構とを備
え、前記制御機構はさらに、シートの後退移動の際に前
記駆動装置に過電流が発生したことを検出して該駆動装
置の作動を停止させる手段と、前記駆動装置の作動停止
後同装置を所定の時間だけ逆転作動させる手段とを備え
てなる駆動装置停止手段を有することを特徴とするパワ
ーシート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2038585A JP2722751B2 (ja) | 1990-02-20 | 1990-02-20 | 車両用パワーシート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2038585A JP2722751B2 (ja) | 1990-02-20 | 1990-02-20 | 車両用パワーシート |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03243432A JPH03243432A (ja) | 1991-10-30 |
| JP2722751B2 true JP2722751B2 (ja) | 1998-03-09 |
Family
ID=12529372
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2038585A Expired - Lifetime JP2722751B2 (ja) | 1990-02-20 | 1990-02-20 | 車両用パワーシート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2722751B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3846790B2 (ja) * | 2002-08-30 | 2006-11-15 | 本田技研工業株式会社 | シートの位置検出装置 |
| JP2007168480A (ja) * | 2005-12-19 | 2007-07-05 | Toyota Motor Corp | 車両用シート装置 |
| JP2008074361A (ja) * | 2006-09-25 | 2008-04-03 | Toyota Motor Corp | 車両用シートの制御装置 |
| CN115042678B (zh) * | 2022-06-01 | 2024-06-18 | 中国第一汽车股份有限公司 | 一种共滑轨座椅联动系统、方法及车辆 |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0311077Y2 (ja) * | 1984-10-30 | 1991-03-18 | ||
| JPS63102535U (ja) * | 1986-12-24 | 1988-07-04 | ||
| JPH0655571B2 (ja) * | 1987-02-23 | 1994-07-27 | アイシン精機株式会社 | 車上シートの制御方法 |
| JPH0650277Y2 (ja) * | 1987-06-19 | 1994-12-21 | 日産自動車株式会社 | 車上姿勢制御装置 |
-
1990
- 1990-02-20 JP JP2038585A patent/JP2722751B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03243432A (ja) | 1991-10-30 |
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