JP2722519B2 - 記録モード判別装置 - Google Patents

記録モード判別装置

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JP2722519B2 JP63221573A JP22157388A JP2722519B2 JP 2722519 B2 JP2722519 B2 JP 2722519B2 JP 63221573 A JP63221573 A JP 63221573A JP 22157388 A JP22157388 A JP 22157388A JP 2722519 B2 JP2722519 B2 JP 2722519B2
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、ビデオテープレコーダ(VTR)の記録モ
ードを判別する場合等に用いて好適な記録モード判別装
置に関する。
〔発明の概要〕
この発明は、ドロップアウト補償回路を備えたビデオ
テープレコーダにおいて、ドロップアウト補償回路で使
用されるドロップアウトパルスをモード判別回路に供給
し、ここでドロップアウトパルスと基準値を比較して記
録モード判別をするように構成することにより、コント
ロール信号を用いないトラッキング方式でもキュー・レ
ビューは勿論早送り・巻戻し等の高速テープ送りで記録
モードが判別できるようにしたものである。
〔従来の技術〕 一般にヘルカルスキャン方式のVTRにおいては、テー
プ送り速度を切り換えて記録することによって、記録時
間を変えることが行われている。このような場合、再生
時に記録モードを自動的に判別して、ノーマル再生時に
は記録速度と同一の速度で再生することが必要であり、
従来はそれを実現する方法としてテープの長手方向に記
録されたコントロール信号の再生周期が正規の周期から
ずれているかどうかを判別する方法が採用されていた。
しかしながら、新しいフォーマットのVTRとして、回
転するビデオヘッド自身で再生した信号をもとにトラッ
キングを行なうようなシステムで、従来の如くテープの
長手方向のコントロールトラックを使用しないシステム
においては、従来のような自動判別手段を用いることが
できなくなる。
そこで、記録時キャプスタン位相サーボのコントロー
ル信号として複数のパイロット信号をビデオヘッドによ
り、ビデオ信号と周波数多重記録し、再生時にこの信号
を利用してキャプスタン位相サーボをかけてテープの位
相をコントロールするいわゆるATF(automatic Track f
inding)方式が用いられ、これにより記録モードを判別
するようにしている(特開昭59−19260号公報)。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、ATFの記録パターンによる判別方式は、ノ
ーマル再生とキュー・レビューまでは可能であったが、
早送り(FF)・巻戻し(REW)の如くテープ送り速度が
例えば30〜40倍の高速になると、位相ロックが困難にな
って処理回路も複雑になる等の点から単純には判別は不
可能であった。
そのため、テープカウンタを用いて時間表示する場
合、SP(標準再生時間)モードとLP(長時間再生)モー
ドで時間・分・秒のリニアカウンタを実現するには不都
合があった。つまり、この場合のテープカウンタは通常
SPモードを基準にカウントするようになされているの
で、LPモードになると表示が狂ってしまい、例えばSPモ
ードで5分,LPモードで5分記録したとすると、テープ
カウンタの表示は本来10分になる所をLPモードに切換え
ると7.5分になってしまい、実時間と一致しない欠点が
あった。
この発明は斯る点に鑑みてなされたもので、早送り・
巻戻しの如く高速テープ送り時でも正確に記録モードを
判別して表示できる記録モード判別装置を提供するもの
である。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の記録モード判別装置は、ドロップアウト補償
回路を備えたビデオテープレコーダにおいて、上記ドロ
ップアウト補償回路で使用されるドロップアウトパルス
が供給され、上記ドロップアウトパルスを積分した積分
値と基準値とを比較し、上記積分値が上記基準値より大
のときハイレベルを出力し、上記積分値が上記基準値よ
り小のときローレベルを出力し、上記ハイレベルの出力
または上記ローレベルの出力の別を判別することにより
記録モードの別を判別するモード判別回路を設け、上記
モード判別回路の出力がハイレベルのとき第1の記録モ
ードと判別し、上記モード判別回路の出力がローレベル
のとき第2の記録モードと判別するようにしたものであ
る。
〔作用〕
本来ドロップアウト補償回路(4)においてドロップ
アウトを検出するのに使用されているドロップアウトパ
ルスを記録モード判別にも利用するようにしている。こ
れにより、構成が簡単でコスト的にも安くなり、カウン
タの表示も実時間で正確に行うことができ、リニアカウ
ンタの実現が可能となる。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例を第1図〜第4図に基づい
て詳しく説明する。
第1図は本実施例の回路構成を示すもので、同図にお
いて、(1A),(1B)は回転ドラム図示せず)に対向し
て設けられた一対のビデオヘッド、(2)は再生アンプ
であって、この再生アンプ(2)からのRF信号は輝度信
号処理回路(3)に供給され、ここで図示せずもハイパ
スフィルタで輝度信号だけが取り出され、FM復調器で復
調される等してドロップアウト補償回路(4)に供給さ
れる。
ドロップアウト補償回路(4)はドロップアウト検出
器(4a)と、1H遅延回路(4b)及びスイッチ回路(4c)
から成り、テープ磁性層の傷,突起或いはテープとヘッ
ド間に入ったごみ等によって生ずるFM信号の欠落(ドロ
ップアウト)によって、画面に色い点又は線の現れる現
象に対し、この信号欠落を1水平期間前の信号で代替さ
せることにより、ドロップアウトを補償するのである。
すなわち、ドロップアウトがドロップアウト検出器(4
a)で検出されると、検出器(4a)からのドロップアウ
トパルスによりスイッチ回路(4c)が図示位置とは反対
側に切り換って、輝度信号処理回路(3)からの出力信
号が1H遅延回路(4b)からの1H遅延信号に置き換えられ
る。
このようにしてドロップアウトの補償された輝度信号
は加算回路(5)の一方の入力側に供給される。
また、再生アンプ(2)からのRF信号が色信号処理回
路(6)に供給され、ここで図示せずも低減フィルタで
低減変換色信号が取り出され、周波数変換回路で元の色
信号に変換される等して加算回路(5)の他方の入力側
に供給され、輝度信号と加算されて、出力端子(7)に
ビデオ信号とし取り出される。
(8)はATFサーボ回路であって、再生アンプ(2)
のRF信号よりパイロット信号を検出して基準値と比較
し、その比較誤差信号をトラッキングエラー信号として
サーボ回路(9)に供給してキャプスタン位相サーボを
かけるようにする。また、ノーマル再生時はATFサーボ
回路(8)よりATFパターンに関連した信号がシステム
コントローラ(以下、シスコンと云う)(10)に供給さ
れてSPモードとLPモードが判別され、その判別結果に応
じてカウンタ(11)がSPモードとLPモードで切換えられ
る。カウンタ(11)はキャプスタン(図示せず)に取付
けられた周波数発電機(FG)(12)よりサーボ回路
(9)に供給されているFGパルスをカウントしており、
例えばSPモードでは960Hz1秒で1カウントアップし、LP
モードでは480Hz1秒で1カウントアップする。カウンタ
(11)の結果は表示器(13)に表示される。
また、(14)はドラム(図示せず)に取付けられた周
波数発電機であって、そのFGパルスがサーボ回路(9)
に供給される。(15)はドラムに取付けられたパルス発
生器(PG)であって、そのPGパルスがサーボ回路(9)
に供給される。(16)はキャプスタンモータ、(17)は
ドラムモータであって、共にサーボ(9)からのサーボ
信号により駆動制御される。
さて本実施例ではキュー・レビューや早送り・巻戻し
時の記録モードすなわちSPモードとLPモードの判別にド
ロップアウトパルスを使用する。そのために、ドロップ
アウト検出器(4a)の出力側にモード判別回路(20)を
設ける。モード判別回路(20)は抵抗器(21a)及びコ
ンデンサ(21b)から成る積分器(21)と、比較器(2
2)と、正の電源端子+Bとアース間に接続された抵抗
器(23a)及び(23b)から成る基準電源(23)とで構成
され、抵抗器(23a)と(23b)の接続点が比較器(22)
の反転入力端子に接続されて所定の基準値を与えてい
る。
比較器(22)は積分器(21)で積分されてその非反転
入力端子に入力されてくるドロップアウトパルスのレベ
ルが基準値より大きいとハイレベル(H)の信号を発生
し、基準値より小さいとローレベル(L)の信号を発生
する。そして、ここでは例えば比較器(22)の出力がハ
イレベルのときSPモード,ローレベルのときLPモードと
する。
比較器(22)の出力すなわちモード判別回路(20)の
判別結果はシスコン(10)に供給されて識別され、これ
によりカウンタ(11)がSPモードとLPモードの間で切換
えられる。
第2図〜第4図は各動作モードにおける再生信号とド
ロップアウトパルスの関係を示したもので、第2図はノ
ーマルモード、第3図及び第4図は早送り・巻戻しモー
ドである。第2図に示すノーマルモードにおいて、第2
図Aに示すような再生アンプ(2)からの再生信号中に
ドロップアウトが生じると、ドロップアウト検出器(4
a)でこれに対応して第2図Bに示すようなドロップア
ウトパルスが発生され、スイッチ回路(4c)が図示位置
より逆方向に切換えられてドロップアウトの補償がなさ
れる。
また、早送り・巻戻しモード中でもノーマルモードと
同様にドロップアウトパルスが発生するようにすると、
SPモード時に記録された領域では第3図Aに示すような
再生アンプ(2)からの再生信号に対してドロップアウ
ト検出器(4a)から第3図Bに示すようなドロップアウ
トパルスが発生され、LPモード時に記録された領域では
第4図Aに示すような再生アンプ(2)からの再生信号
に対してドロップアウト検出器(4a)から第4図Bに示
すようなドロップアウトパルスが発生され、第3図Bと
第4図Bのドロップアウトパルスのデューティに差があ
ることがわかる。そこで、比較器(22)の反転入力端子
に与える基準値はこの場合第3図Bと第4図Bのドロッ
プアウトパルスの平均値とする。なお、第3図及び第4
図の波形は一例としてヘッド(1A),(1B)のヘッド幅
を15μm,SPモード時のトラックピッチを20.5μm,LPモー
ド時のトラックピッチを10.2μmとした場合である。
このようにして早送り・巻戻し時に発生されたドロッ
プアウトパルスはモード判別回路(20)に供給されて、
比較器(22)において基準値と比較され、第3図Bに示
すようなデューティのドロップアウトパルスの場合は比
較器(22)の出力側にハイレベルの信号が得られ、第4
図Bに示すようなデューティのドロップアウトパルスの
場合は比較器(22)の出力側にローレベルの信号が得ら
れる。つまり、前者の場合はSPモード,後者の場合はLP
モードと判別される。
この判別結果はシスコン(10)に供給され、シスコン
(10)はカウンタ(11)をその判別結果に応じて切換
え、カウンタ(11)は上述の如くSPモードのときは960H
z1秒で1カウントアップし、LPモードでは480Hz1秒で1
カウントアップし、これにより実時間カウントが可能と
なる。そして、その結果は表示器(13)に表示される。
このようにして本実施例ではドロップアウトパルスを
用いて容易に記録モードの判別を行うことができる。
なお、上述の実施例では早送り・巻戻し時にドロップ
アウトパルスを記録モードの判別に利用する場合である
が、キュー・レビュー時にも同様に利用可能である。ま
た、4ヘッドの場合でも早送り・巻戻し時或いはキュー
・レビュー時のときには、同一のヘッドに着目すれば、
必ず所要のドロップアウトパルスが得られるので同様に
記録モードの判別が可能である。
〔発明の効果〕
上述の如くこの発明によれば、ドロップアウト補償回
路で使用されるドロップアウトパルスをモード判別回路
に供給し、ここでドロップアウトパルスと基準値を比較
して記録モード判別をするようにしたので、コントロー
ル信号を用いないトラッキング方式でも、キュー・レビ
ューや早送り・巻戻し等の高速テープ送りで記録モード
を容易に且つ確実に判別でき、もって構成の簡略化,コ
ストの低廉化が図かれ、しかも実時間で表示可能なリニ
アカウンタの実現が可能となる。
【図面の簡単な説明】 第1図はこの発明の一実施例を示す回路構成図、第2図
〜第4図はこの発明の説明に供するための図である。 (4)はドロップアウト補償回路、(10)はシステムコ
ントローラ、(11)はカウンタ、(13)は表示器、(2
0)はモード判別回路である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ドロップアウト補償回路を備えたビデオテ
    ープレコーダにおいて、 上記ドロップアウト補償回路で使用されるドロップアウ
    トパルスが供給され、上記ドロップアウトパルスを積分
    した積分値と基準値とを比較し、上記積分値が上記基準
    値より大のときハイレベルを出力し、上記積分値が上記
    基準値より小のときローレベルを出力し、上記ハイレベ
    ルの出力または上記ローレベルの出力の別を判別するこ
    とにより記録モードの別を判別するモード判別回路を設
    け、 上記モード判別回路の出力がハイレベルのとき第1の記
    録モードと判別し、上記モード判別回路の出力がローレ
    ベルのとき第2の記録モードと判別するようにしたこと
    を特徴とする記録モード判別装置。
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