JP2722474B2 - 感熱転写記録媒体 - Google Patents
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Description
【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は、サマルペン等の発熱記録材を用いて昇華移
行性染料を被転写体に転写し、転写画像を記録する方式
に用いる感熱転写記録媒体に関する。
行性染料を被転写体に転写し、転写画像を記録する方式
に用いる感熱転写記録媒体に関する。
<従来の技術> サーマルヘッドをサーマルペン等の発熱記録材を用い
てビデオ等からの画像情報をプリントする為の手段とし
て、感熱昇華移行性の分散染料や溶融蒸発移行性染料を
含む転写層を基体シート上に設けた感熱転写記録媒体を
使用し、これを被転写体上に重ね合せ転写する方法があ
る。
てビデオ等からの画像情報をプリントする為の手段とし
て、感熱昇華移行性の分散染料や溶融蒸発移行性染料を
含む転写層を基体シート上に設けた感熱転写記録媒体を
使用し、これを被転写体上に重ね合せ転写する方法があ
る。
上記転写層のバインダーとしては、ブチラール樹脂が
主として用いられている。
主として用いられている。
<発明が解決しようとする問題点> ビデオ信号等から上記方法によって鮮明なプリントを
行うためには、サーマルヘッドによる印加エネルギーに
応じて高濃度部から淡濃度部まで滑らかな表現のできる
感熱転写記録媒体が求められる。しかし、サーマルヘッ
ドより高エネルギーが印加されると、転写記録媒体の転
写層中のバインダーまでが、被受像体に移行したり、ま
た低エネルギーの印加では、昇華や蒸発による移行が不
十分である等の欠点があった。
行うためには、サーマルヘッドによる印加エネルギーに
応じて高濃度部から淡濃度部まで滑らかな表現のできる
感熱転写記録媒体が求められる。しかし、サーマルヘッ
ドより高エネルギーが印加されると、転写記録媒体の転
写層中のバインダーまでが、被受像体に移行したり、ま
た低エネルギーの印加では、昇華や蒸発による移行が不
十分である等の欠点があった。
<問題点を解決するための手段> 本発明は以上のような事情に鑑みて成されたものであ
り、発熱記録部材による高エネルギー印加によっても転
写層の剥離がなく、しかも低濃度部から高濃度部まで滑
らかな画像の印字を可能にする感熱転写記録媒体の提供
を目的とする。
り、発熱記録部材による高エネルギー印加によっても転
写層の剥離がなく、しかも低濃度部から高濃度部まで滑
らかな画像の印字を可能にする感熱転写記録媒体の提供
を目的とする。
上記目的達成のため、本発明者等が鋭意検討の結果、
ポリエステルフィルムから成る支持体上に転写層を設け
て成る染料転写型の感熱転写記録媒体において、感熱昇
華転写記録用の転写層を構成するバインダー樹脂とし
て、分子量8000〜30000、ガラス転移温度10〜50℃の飽
和共重合ポリエステル樹脂を用い、更にその感熱昇華転
写記録用の転写層中に含める感熱昇華移行性染料として
油溶性染料を適用すると良好な結果が得られるという知
見を得た。
ポリエステルフィルムから成る支持体上に転写層を設け
て成る染料転写型の感熱転写記録媒体において、感熱昇
華転写記録用の転写層を構成するバインダー樹脂とし
て、分子量8000〜30000、ガラス転移温度10〜50℃の飽
和共重合ポリエステル樹脂を用い、更にその感熱昇華転
写記録用の転写層中に含める感熱昇華移行性染料として
油溶性染料を適用すると良好な結果が得られるという知
見を得た。
すなわち、上記目的は、ポリエステルフィルム上に、
分子量が8000〜30000、ガラス転移温度が10〜50℃の飽
和共重合ポリエステルロ樹脂中に感熱昇華移行性染料で
ある油溶性染料を少なくとも溶融して成る組成物から成
る感熱昇華転写記録用の転写層が少なくとも設けてある
ことを特徴とする感熱転写記録媒体により達成すること
ができる。
分子量が8000〜30000、ガラス転移温度が10〜50℃の飽
和共重合ポリエステルロ樹脂中に感熱昇華移行性染料で
ある油溶性染料を少なくとも溶融して成る組成物から成
る感熱昇華転写記録用の転写層が少なくとも設けてある
ことを特徴とする感熱転写記録媒体により達成すること
ができる。
以下、本発明を図面を参照して詳細に説明する。
第1図は本発明の一実施例を概略構成図であり、
(1)は基材であるポリエステルフィルム、(2)は転
写層をそれぞれ示している。
(1)は基材であるポリエステルフィルム、(2)は転
写層をそれぞれ示している。
ポリエステルフィルムを基材としたとき、この上に設
ける感熱昇華転写記録用の転写層を構成するバインダー
樹脂として従来から使用されているブチラール樹脂バイ
ンダーは、昇華性染料を良好に転写せしめる長所を持ち
つつも、基材との密着力が弱い欠点があった。その為、
サーマルヘッドから高エネルギーが印加されると被転写
体にバインダー樹脂が移行することが度々発生した。ポ
リエステルフィルム(1)との密着性を考えると飽和共
重合ポリエステル樹脂がバインダー樹脂として適当であ
るが、一般にポリエステル樹脂は、樹脂自身が染料に染
まり、転写濃度が低下する欠点があった。そのため、基
材フィルムとブチラールバインダーのインキ層の間に染
料を含まないポリエステル樹脂層を設け、基材との密着
性を向上させる手法も考えられたが、塗工層の総厚がま
して、サーマルヘッドの熱を吸収して転写濃度が低下す
る欠点があった。
ける感熱昇華転写記録用の転写層を構成するバインダー
樹脂として従来から使用されているブチラール樹脂バイ
ンダーは、昇華性染料を良好に転写せしめる長所を持ち
つつも、基材との密着力が弱い欠点があった。その為、
サーマルヘッドから高エネルギーが印加されると被転写
体にバインダー樹脂が移行することが度々発生した。ポ
リエステルフィルム(1)との密着性を考えると飽和共
重合ポリエステル樹脂がバインダー樹脂として適当であ
るが、一般にポリエステル樹脂は、樹脂自身が染料に染
まり、転写濃度が低下する欠点があった。そのため、基
材フィルムとブチラールバインダーのインキ層の間に染
料を含まないポリエステル樹脂層を設け、基材との密着
性を向上させる手法も考えられたが、塗工層の総厚がま
して、サーマルヘッドの熱を吸収して転写濃度が低下す
る欠点があった。
転写濃度を低下させずにポリエステルフィルム(1)
と転写密着性を向上せしめる為に本発明者には各種バイ
ンダー樹脂を検討した。しかし、ポリエステル樹脂の密
着性に優るものはなく、ポリエステル樹脂にさらに検討
を加えた結果、分子量8000〜30000、ガラス転移温度10
〜50℃の限られた範囲の飽和共重合ポリエステル樹脂
を、バインダー樹脂として用いると、サーマルヘッドに
よる加熱で染料をバインダーから開放させやすく、かつ
基材のポリエステルフィルム(1)の密着性に優れるこ
とを見出した。ガラス転移温度を10〜50℃の範囲に設定
したのは、加熱により染料がバインター樹脂から開放さ
れやすいこととインキ面がベタつかないことの両立を図
るためである。
と転写密着性を向上せしめる為に本発明者には各種バイ
ンダー樹脂を検討した。しかし、ポリエステル樹脂の密
着性に優るものはなく、ポリエステル樹脂にさらに検討
を加えた結果、分子量8000〜30000、ガラス転移温度10
〜50℃の限られた範囲の飽和共重合ポリエステル樹脂
を、バインダー樹脂として用いると、サーマルヘッドに
よる加熱で染料をバインダーから開放させやすく、かつ
基材のポリエステルフィルム(1)の密着性に優れるこ
とを見出した。ガラス転移温度を10〜50℃の範囲に設定
したのは、加熱により染料がバインター樹脂から開放さ
れやすいこととインキ面がベタつかないことの両立を図
るためである。
ガラス転移点が10℃以下であると、インキ面にベタつ
きが生じて、転写の際に受像紙と粘着して印字品位を低
下する。また、ガラス転移点が50℃以上では、染料がバ
インダー樹脂から開放されにくく低エネルギーでの転写
効率が悪く、ハイライト部の再現に支障を来す。よって
ガラス転移温度は10〜50℃の範囲が望ましい。分子量を
8000〜30000の範囲に設定したのは加熱でゆるんだバイ
ンダー樹脂が基材との密着性を保たせるためである。本
発明においては、感熱昇華転写記録用の転写層(2)を
構成するバインダー樹脂として上述のものに特定すると
共に、その中に溶解させる昇華性染料を特定することに
より、低い熱エネルギーを加えた時にも十分な転写記録
が行えるようにした。
きが生じて、転写の際に受像紙と粘着して印字品位を低
下する。また、ガラス転移点が50℃以上では、染料がバ
インダー樹脂から開放されにくく低エネルギーでの転写
効率が悪く、ハイライト部の再現に支障を来す。よって
ガラス転移温度は10〜50℃の範囲が望ましい。分子量を
8000〜30000の範囲に設定したのは加熱でゆるんだバイ
ンダー樹脂が基材との密着性を保たせるためである。本
発明においては、感熱昇華転写記録用の転写層(2)を
構成するバインダー樹脂として上述のものに特定すると
共に、その中に溶解させる昇華性染料を特定することに
より、低い熱エネルギーを加えた時にも十分な転写記録
が行えるようにした。
従来から感熱昇華転写記録用の転写層に用いられてき
た分散染料はバインダー樹脂中で微細な結晶となってい
て、昇華させる為に高いエネルギーを必要とした。これ
は、低エネルギー印加部の再現性を低下させる要因であ
った。ところが、油溶性染料は有機溶媒に溶解して、同
じく溶解している前述の如くのポリエステル樹脂と混合
して、ポリエステルフィルム(1)上に塗工されて乾燥
することによって、バインダー樹脂中に分子状態で存在
する。分子状の染料はサーマルヘッドから加えられる低
いエネルギーでも十分に昇華して、ハイライト部を豊か
に再現することが可能となる。
た分散染料はバインダー樹脂中で微細な結晶となってい
て、昇華させる為に高いエネルギーを必要とした。これ
は、低エネルギー印加部の再現性を低下させる要因であ
った。ところが、油溶性染料は有機溶媒に溶解して、同
じく溶解している前述の如くのポリエステル樹脂と混合
して、ポリエステルフィルム(1)上に塗工されて乾燥
することによって、バインダー樹脂中に分子状態で存在
する。分子状の染料はサーマルヘッドから加えられる低
いエネルギーでも十分に昇華して、ハイライト部を豊か
に再現することが可能となる。
<効果> 本発明によれば、前述したバインダー樹脂及び染料を
少なくとも有して成る感熱昇華転写記録用の転写層を形
成した転写記録媒体は、基材のポリエステルフィルムと
バインダー樹脂の高い密着性のために、サーマルヘッド
等の発熱記録材による高エネルギー印加によっても転写
層の剥離が起きず、また、分子状態でバインダー樹脂中
に存在する油溶性染料のために、低濃度部から高濃度部
まで滑らかな画像の印字を可能にする。
少なくとも有して成る感熱昇華転写記録用の転写層を形
成した転写記録媒体は、基材のポリエステルフィルムと
バインダー樹脂の高い密着性のために、サーマルヘッド
等の発熱記録材による高エネルギー印加によっても転写
層の剥離が起きず、また、分子状態でバインダー樹脂中
に存在する油溶性染料のために、低濃度部から高濃度部
まで滑らかな画像の印字を可能にする。
<実施例> 以下、本発明の好ましい実施例を述べる。
<実施例1> ポリエステルフィルムに以下の組成者を2g/m2の割合
で塗工した。
で塗工した。
ポリエステル樹脂 10重量部 (ユニチカエリーテル UE3500) 油溶性染料 10重量部 (保土ヶ谷化学工業製 SOT BLUE2) トルエン/メチルエチルケトン=1/1 80重量部 得られた感熱転写シートをサーマルヘッドにより、印
字電圧13V、抵抗300Ω、パルス巾1.0〜4.5mSにて被転写
シートに印字した結果、パルス巾1.0mSの発色部の反射
濃度は0.20、またパルス巾4.5mSの発色部の反射濃度は
1.80であった。また、バインダー樹脂の被転写シートへ
の移行はまったく見られなかった。
字電圧13V、抵抗300Ω、パルス巾1.0〜4.5mSにて被転写
シートに印字した結果、パルス巾1.0mSの発色部の反射
濃度は0.20、またパルス巾4.5mSの発色部の反射濃度は
1.80であった。また、バインダー樹脂の被転写シートへ
の移行はまったく見られなかった。
<実施例2> 実施例1のポリエステル樹脂をユニチカエリーテルUE
3500から東洋紡社製バイロン600に代えた以外は同じ手
法で感熱転写シートを作成した。バイロン600は分子量9
000〜12000、ガラス転移点47℃である。
3500から東洋紡社製バイロン600に代えた以外は同じ手
法で感熱転写シートを作成した。バイロン600は分子量9
000〜12000、ガラス転移点47℃である。
これを用いて得られた印字物はパルス巾1.0mSの発色
部の反射濃度が0.18、またパルス巾4.5mSの発色部の反
射濃度は1.75であった。バインダー樹脂の被転写シート
への移行はまったく見られなかった。
部の反射濃度が0.18、またパルス巾4.5mSの発色部の反
射濃度は1.75であった。バインダー樹脂の被転写シート
への移行はまったく見られなかった。
<実施例3> 実施例1の油溶性染量を保土ヶ谷化学工業製のSOT B
LUE2からやはり油溶製染料である日本化薬社製 KAYASE
T RED Gに代えた以外は同じ手法で感熱転写シートを
作成した。
LUE2からやはり油溶製染料である日本化薬社製 KAYASE
T RED Gに代えた以外は同じ手法で感熱転写シートを
作成した。
これを用いて得られた印字物はパルス巾1.0mSの発色
部の反射濃度か0.17、またはパルス巾4.5mSの発色部の
反射濃度は1.73であった。バインダー樹脂の被転写シー
トへの移行はまったく見られなかった。
部の反射濃度か0.17、またはパルス巾4.5mSの発色部の
反射濃度は1.73であった。バインダー樹脂の被転写シー
トへの移行はまったく見られなかった。
<比較例1> 実施例1のポリエステル樹脂UE3500をセキスイ社製エ
スレックBX−1(ブチラール樹脂)に代えた以外は同じ
手法で感熱転写シートを作成した。
スレックBX−1(ブチラール樹脂)に代えた以外は同じ
手法で感熱転写シートを作成した。
これを用いて得られた印字物はパルス巾1.0mSの発色
部の反射濃度が0.20、パルス巾4.5mSの発色部の反射濃
度が1.78と濃度は十分であるが、高濃度部において、部
分的にバインダー樹脂が被転写シートに移行しているの
が見られた。
部の反射濃度が0.20、パルス巾4.5mSの発色部の反射濃
度が1.78と濃度は十分であるが、高濃度部において、部
分的にバインダー樹脂が被転写シートに移行しているの
が見られた。
<比較例2> 実施例1のポリエステル樹脂をUE3500から東洋紡社製
バイロン300に代えた以外は、同じ手法で感熱転写シー
トを作成した。バイロン300は分子量20000〜25000ガラ
ス転移温度7℃である。
バイロン300に代えた以外は、同じ手法で感熱転写シー
トを作成した。バイロン300は分子量20000〜25000ガラ
ス転移温度7℃である。
これを用いて得られた印字物はパルス巾1.0mSの発色
部の反射濃度が0.18、パルス巾4.5mSの発色部の反射濃
度が1.69と濃度は十分であるが、インキ面がベタつき高
濃度部において部分的にバインダー樹脂が被転写シート
に移行しているのが見られた。
部の反射濃度が0.18、パルス巾4.5mSの発色部の反射濃
度が1.69と濃度は十分であるが、インキ面がベタつき高
濃度部において部分的にバインダー樹脂が被転写シート
に移行しているのが見られた。
<比較例3> 実施例1のポリエステル樹脂をUE3500からユニチカ製
エリーテルUE3201に代えた以外は同じ手法で感熱転写シ
ートを作成した。エリーテルUE3201は、分子量20000、
ガラス転移点65℃である。
エリーテルUE3201に代えた以外は同じ手法で感熱転写シ
ートを作成した。エリーテルUE3201は、分子量20000、
ガラス転移点65℃である。
これを用いて得られた印字物はパルス巾1.0mSの発色
部の反射濃度が0.08、パルス巾4.5mSの発色部の反射濃
度が1.45と、全体的に濃度が低く、特にハイライト部の
発色が淡く不十分であった。
部の反射濃度が0.08、パルス巾4.5mSの発色部の反射濃
度が1.45と、全体的に濃度が低く、特にハイライト部の
発色が淡く不十分であった。
<比較例4> 実施例1の油溶性染量SOT BLUE2を日本化薬社製 KA
YASET−BLUE FR(分散染料)に代えた以外は同じ手法
で感熱転写シートを作成した。
YASET−BLUE FR(分散染料)に代えた以外は同じ手法
で感熱転写シートを作成した。
これを用いて得られた印字物はパルス巾1.0mSの発色
部の反射濃度が0.08、パルス巾4.5mSの発色部の反射濃
度が1.72と低エネルギー時の発色が不足した。
部の反射濃度が0.08、パルス巾4.5mSの発色部の反射濃
度が1.72と低エネルギー時の発色が不足した。
第1図は本発明の実施例の概略説明図を示す。 (1)……ポリエステルフィルム (2)……転写層
Claims (1)
- 【請求項1】ポリエステルフィルム上に、分子量が8000
〜30000、ガラス転移温度が10〜50℃の飽和共重合ポリ
エステル樹脂中に感熱昇華移行性染料である油溶性染料
を少なくとも溶融して成る感熱昇華転写記録用の転写層
が少なくとも設けてあることを特徴とする感熱転写記録
媒体。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63007814A JP2722474B2 (ja) | 1988-01-18 | 1988-01-18 | 感熱転写記録媒体 |
DE3852069T DE3852069T2 (de) | 1987-07-27 | 1988-07-26 | Wärmeempfindliches Aufzeichnungsmaterial und bildförmiger Körper. |
EP19880112068 EP0301490B1 (en) | 1987-07-27 | 1988-07-26 | Thermal transfer recording medium and image forming body |
US07/630,880 US5114904A (en) | 1987-07-27 | 1990-12-20 | Thermal transfer recording medium and image forming body |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63007814A JP2722474B2 (ja) | 1988-01-18 | 1988-01-18 | 感熱転写記録媒体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01184188A JPH01184188A (ja) | 1989-07-21 |
JP2722474B2 true JP2722474B2 (ja) | 1998-03-04 |
Family
ID=11676063
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63007814A Expired - Fee Related JP2722474B2 (ja) | 1987-07-27 | 1988-01-18 | 感熱転写記録媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2722474B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63162286A (ja) * | 1986-12-26 | 1988-07-05 | Kao Corp | 熱転写記録用インクシ−ト |
-
1988
- 1988-01-18 JP JP63007814A patent/JP2722474B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01184188A (ja) | 1989-07-21 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |