JP2721043B2 - 掘削歯 - Google Patents

掘削歯

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JP2721043B2
JP2721043B2 JP6518176A JP51817694A JP2721043B2 JP 2721043 B2 JP2721043 B2 JP 2721043B2 JP 6518176 A JP6518176 A JP 6518176A JP 51817694 A JP51817694 A JP 51817694A JP 2721043 B2 JP2721043 B2 JP 2721043B2
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    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F9/00Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
    • E02F9/28Small metalwork for digging elements, e.g. teeth scraper bits
    • E02F9/2808Teeth
    • E02F9/2816Mountings therefor
    • E02F9/2825Mountings therefor using adapters
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
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    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Earth Drilling (AREA)
  • Centrifugal Separators (AREA)
  • Massaging Devices (AREA)
  • Dental Preparations (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、例えばフロントエンドローダ、バックホ
ー、ドラッグライン、リッパーなど、すべての種類の掘
削機に適合する掘削歯に関する。
採掘業や建設業において、通常、ほとんどの掘削機
は、バケットリップに装着される歯を一連の間隔をおい
て有している。この歯は、バケットに取り込まれる物質
に係合して粉砕するために前方に突出している。この歯
は、十分な研削状態を受け、この様な研削によってかな
り消耗する。
部材の交換による物質の損失を最少化するために、歯
は2つの部材、即ちアダプター及びポイントとして製造
される。このアダプターは、バケットのリップに溶接す
ることによって取り付けられ、前方に突出部を有してい
る。ポイントは、アダプターの突出部が挿入される開口
ソケット部が後方に規定され、フロントディッグエッジ
を有している。このポイントは、実質的にアダプターの
突出部を包囲し、これによって突出部を消耗から保護し
ている。しかし、結果としてこのポイントは、研削状態
を受けて、頻繁に交換する必要がある。一般に、1つの
アダプターに対して、適用の激しさに依存して5乃至30
個のポイントが引き続き装着される。歯に加えられる大
きな負荷及び衝撃により、ポイントはアダプターに確実
にロックされている必要がある。また、このポイントは
利用分野に応じて変えられるように、錠部材が容易に固
定及び解放される必要がある。多くの型式の錠部材が開
発されたが、一般的にはロックピンが用いられている。
一般的な装置によれば、ポイント及びアダプター突出
部はそれぞれセンターロッキングアパーチャを備えてい
る。この部材が一体化されたとき、アパーチャはロック
ピンが挿入できるように整列されている。またある場合
には、堅固なピンが弾性を有する保持体との組み合わせ
で用いられる。この保持体は、アパーチャ内でピンを保
持するために、またアダプター突出部を覆うポイントを
強固に係合させるために用いられる。このタイプの歯の
一例が、クロウフォード(Crawford)による米国特許第
2312802号に開示されている。他の装置として、サンド
イッチ状のピンが分離された保持体なしに用いられてい
る。一般に、サンドイッチ状のピンは、アダプターにポ
イントを固定するのに十分な強度を備えた堅固な部分
と、正しい位置にピンを締着して部材を強固に接続する
弾性部材とを有する。この構造の一例がロビンソン(Ro
binson)により米国特許第4823487号に開示されてい
る。
しかし、このような構造を有する歯は、いくつかの欠
点を有している。ポイント及びアダプター突出部が共に
有しているセンターアパーチャの構成が歯全体の強度を
弱めている。さらに、ポイントにおける縦方向の重い負
荷に対して、保持体または錠部材の弾性部にその容量を
越えた負荷が加えられる。この現象は、アダプター突出
部を部分的に疲労させた状態に悪化させる。弾性を有す
る部分にたびたび、または周期的な過剰負荷を与えるこ
とにより、早期に部材が損傷する結果となる。保持体ま
たは弾性体の損傷は、ピン及びポイントの損失を導く。
ポイントが損失すると、突出部は十分な研削状態に耐え
られずにアダプターは迅速に破損する。
また、ポイントはしばしばジャッキング或いはフラッ
タリングする力を受ける。即ち、ポイントが地面に作用
しているとき、岩、根、コンクリート、および他の地中
の不連続性によって生ずる抵抗力の絶え間ない変化を絶
えず受けている。これらの変化は、地面に沿って前方に
駆動され、さらにローディング中にバケットの縦及び横
方向の動きを受けるフロントエンドローダに拡がる。い
ずれにしても、これらの抵抗力の変化は、ポイントに対
して重要な縦成分を有する力を与える傾向にある。さら
に、上向き及び下向きの力がポイントに繰り返し作用す
るように、負荷の方向は概してポイント上を敏速な速度
で反転される。大規模な作業では、200000ポンドの上向
きの負荷が作用する場合もある。
このように、ポイントのフロントエッジにおける縦方
向の負荷は、ポイントに大きなモーメント力を与えるこ
とになり、抵抗がなければアダプター突出部からポイン
トを回転させる。これらのモーメント力は、突出部のベ
アリング面に大きな応力を与え、変形を生じさせ、突出
部を消耗させる。さらに、′487号特許の図2に示され
ているように、ポイントにおけるアパーチャの後方壁は
ロックピンの後方に係合する。ポイントがモーメント力
の下で回転させられると、その対応する力、即ち縦成分
を有する力がピンに与えられる。ジャッキング力におい
て負荷が常に反転されることにより、弾性体の損傷また
は部材の過剰な消耗なしにピンは自由に動き、アパーチ
ャから放出される。デービス(Davis)による米国特許
第4231173号によれば、アダプター突出部及びポイント
のソケット部の特殊な構造は、この問題点をある程度緩
和するが、すべての適用に対して完全に解消されるもの
ではない。
ロックピンが水平方向、即ちバケットのリップに対し
て平行な方向に配列された一連のアパーチャに挿入され
ると、ピンの放出は、部分的に緩和される。このような
構造を有する歯は、サイドロッキング歯と称される。こ
のような構造の一例がランダー(Launder)による米国
特許第2669153号に示されている。この構造によれば、
垂直面内のポイントの回転運動は、ピンを放出するピン
の軸に沿った力を与えない。それにもかかわらず、重要
な横方向のジャッキング力がポイントに与えられ、その
軸方向に沿ってピンに伝導される。さらに、バケットに
典型的な近接した空間をおいて歯が配置されているた
め、極わずかなアクセス空間がピンを挿入及び取り外し
するために備えられている。この分野において、ピン
は、通常、先細りの工具及び大ハンマーを用いて手動で
個々に挿入及び取り外しされる。そのため、ポイントを
交換する際の困難性がしばしば生ずる。これらの欠点に
より、このような構造を有する歯は、“ナックル・バス
ターズ(Kunckle Busters)”として知られている。
これらすべての錠体において、アダプター突出部が消
耗するとポイントは突出部をさらに上方に移動可能であ
る。この結果、弾性部材は強固な固定を維持するのに必
要な分だけ拡張され、ピンの損失を防止する必要があ
る。いったん部材が最大限に拡張されると、ピンは損失
または放出される。そのため、部材の寿命を最大にする
ために、それらが垂直方向または水平方向のアパーチャ
であるにかかわらず、ピンが初期に極めて強固な装置に
挿入されるためにポイント及びアダプター突出部を通し
て規定されたアパーチャが構成されている。強固な固定
は、ピンを挿入及び取り外しする際の困難性を導く。ポ
イントの交換の困難性は作業中止時間を増加させると共
に、労働者がポイントの交換作業を避ける可能性も増大
する。
センター及びサイドロッキング歯に伴う多くの欠点を
解消するために、外部ロッキング構造を有する掘削歯が
開発された。よく知られた外部ロッキング歯の一例がエ
ンリッチ(Emrrich)による米国特許第4965945号に示さ
れている。この′945号特許の図3に示されているよう
に、ポイントは一対の垂直方向に間隔がおかれたラグを
備えている。このラグは、アダプター突出部のセンター
レッジの側面または側面に形成された肩部に配置されて
いる。堅固なロックピンは、部材を共に結合するため
に、ポイントのラグとアダプター突出部のレッジとの間
に垂直方向に挿入される。好ましくは、ピンは弓形の外
形を有し、歯の全体の部分にしっかりと挿入されるとき
に僅かに変形、即ちまっすぐになるような構造を有す
る。横方向の弾性プラグは正しい位置にピンをロックす
るために備えられている。このプラグは弾性発泡体で包
囲されたらせん状バネを有する。
この様な外部ロッキング構造は、部材の拡大されたア
パーチャの構成を避け、それによってより丈夫な歯を提
供する。さらに、弾性プラグの横方向は、ポイントに与
えられる大きな力から保護される。このようにしてプラ
グの過剰なローディングが避けられる。しかし、このロ
ックピン及びプラグの組み合わせは、ワンピース型の錠
部材の利点が得られない。
ハーン(Hahn)による米国特許第5152088号に示され
ているように、サンドイッチロックピンを用いた他の外
部ロッキング構造もまた利用されている。この構造で
は、アダプター突出部はその一方の側面に沿って規定さ
れ、ピンを受け入れるための垂直なチャンネルを有す
る。ポイントは、チャンネルに対して反対側の後方に拡
張された舌状部、及び内部に方向付けられたラグを含
む。ロックピンは、ポイントに与えられる大きな負荷に
抵抗する堅固な前及び後面、及び弾性体を有する。この
弾性体は、アダプター突出部及び舌状部で規定される凹
部に受け入れるために適合された一対の横方向のロッキ
ング爪を備えている。この構造は小型化された歯におい
て達成されるが、すべての環境の下で十分な解決策を与
えるものではない。
この発明は、ポイント、アダプター及びサンドイッチ
ピンを含み、従来良く知られた構造を有する歯に関す
る。この発明の歯は、ピン弾性体の過剰のローディン
グ、ジャッキング力の効果、またはアダプター突出部の
消耗によるピンの損失をまったく受けない。さらに、ポ
イントに容易に交換可能である。
この発明の特徴によれば、掘削歯はアダプター、ポイ
ント及びサンドイッチピンを有している。このアダプタ
ーは、前方に突出した突出部及びこの突出部に関連した
開口部を有する。ポイントは、フロントディッギングエ
ッジ、アダプター突出部を受け入れるソケット、及びサ
ンドイッチピンを受け入れるためのアダプター開口部に
整列された第1開口部を有する。さらに、このポイント
は、第1開口部に近接した第2開口部を有している。ピ
ンは、強固な包囲体及び複数の独立して押し下げられる
突起部を有する。突起部の1つは、アダプター突出部の
一部に弾性的に強固に係合され、突出部にポイントを取
り付ける。少なくとも他の1つの突起部はポイントの第
2開口部に延出され、ポイントにピンをしっかりとロッ
クさせる。この突起部の独立した操作は、弾性材の過剰
のローディング、ジャッキング力の効果、またはアダプ
ター突出部の消耗によるピンの損失を緩和するように機
能する。
この発明の他の特徴によれば、サンドイッチピンは堅
固な包囲体、及び複数の弾性体を有する。弾性体の1つ
は、第1突起部を形成する。この第1突起部は、アダプ
ター突出部にポイントをしっかりと作用させるために突
出部の一部に係合して加圧する。少なくとも他の1つの
弾性体は、ポイントにピンをロックするために機能する
第2突起部を形成する。ロッキング弾性体は、強固な弾
性体から分離され、包囲体によってポイントに与えられ
る大きな力から保護される。ロッキング弾性体がローデ
ィング力から隔離されるため、過剰のローディングが避
けられる。この結果、弾性体の損傷によるピンの損失
は、実際上、解消される。さらに、分離されたロッキン
グ弾性体を用いることにより、ジャッキング力の下でピ
ン放出の可能性が減少する。
さらにこの発明の他の特徴によれば、ピンの強固な包
囲体は、ポイントによって規定されるピン開口部の少な
くとも一部に受け入れられて固定される。このようにし
て、アダプター突出部のポイントの縦方向の位置にかか
わらず、ポイントは独立してピンを固定する。この独立
したピンの固定は、ジャッキング力の下で繰り返し動作
されるときに、ピンをポイントと共に移動させる。この
ポイントを伴ったピンの本質的な動作は、開口部からピ
ンを放出するようなポイントによって与えられた押し込
み力を除去できる。そのため、本質的にジャッキング力
またはアダプター突出部の消耗によるピンの損失を防止
できる。ポイントによるピンの固定は、“ルーザ”歯構
造体を許容する。言い換えれば、ピンがポイントによっ
て固定されるため、ピンは窮屈な歯の構造体に挿入され
る必要がない。この結果、この発明におけるピン開口部
は、ピンの容易な操作性を許容するために、最小限の隙
間によって形成できる。
′487号特許の図5乃至8に示されているような歯に
おいて、ロックピンはポイントに規定されたスロットに
受け入れられる。その図8に示すように、スロットはピ
ンを受け入れるために示された肩部を含む。しかし、厳
密な調査によれば、この構造はまったく作動しないもの
であることが明らかになる。さらに具体的には、ピンが
挿入されると、整列された開口部の下方に作動される。
その図5に示すように、ピンは、その端部より拡がった
後方の肩部の中央部分を有する。図8に示すように、ポ
イント開口部におけるピンの端部の受入れは、同一の開
口部から、拡がった中央部分への通過を不可能とする。
この結果、この特許は、この点に基づいて有効な発明を
提供することができない。
この発明のさらに他の特徴によれば、外部ロッキング
歯のポイントは、ポイントのボディ部の後方に配置され
た一対のラグを有する。このラグは、ポイントの一方の
側壁を拡張して形成される耳部によってボディ部に取り
付けられている。この耳部は、耳部の上端部および下端
部で拡がった弓形の変形部分を備えたポイントの側壁に
取り付けられる。この拡がった弓形の外形は、この接合
ポイントにおける好ましいレベル範囲内で応力レベルを
維持するのに重要である。さらに、このボディ部、耳部
及びラグは、集合的にロックピンが受け入れられる開口
部を規定する。このポイント開口部において、ボスは、
ピンの受け入れを容易にする反対向きのラグを備えてい
る。しかし、ボスのような設備は、耳部とボディ部との
間のコーナが隣接する耳部の上端部および下端部に望ま
れるよりシャープな形状を必要とする。耳部の上端部お
よび下端部においてボス用に必要とされる、よりシャー
プな湾曲を利用することにより、重いローディングの下
でポイントに与えられる応力の大きさは望ましい大きさ
よりも大きくなる。そのため、開口部にピンを固定する
ボスは、耳部の上端部および下端部からオフセットさ
れ、ポイントは、望ましいボスと同様に拡がった弓形の
変形構造を有する。
さらにこの発明の特徴において、サンドイッチピンが
外部ロッキング歯に組み込まれたとき、ピンは、ラグと
アダプター突出部との間に拡張されて後方に突出したア
ーム部を有する。このアーム部は、ピン開口部における
ピンの不所望な回転を防止するようにピンの方向を安定
化させる。また、このアーム部は、歯の構造体において
ピンの誤った挿入を防止する。
さらにまた、この発明の特徴において、ポイントは、
ロックピンを受け入れるために適合された開口部を規定
する。このポイントは、さらに、挿入されるピンのロッ
キング爪を受け入れるために開口部に沿った複数の凹部
を有する。このようなピンとポイントの間の多種にわた
る独立したロッキング構造は、ピン開口部からの予期し
ないピンの放出または損失を緩和するロッキング体を構
成する。
この発明の他の特徴によれば、ロックピンは、一対の
独立して押し下げられる突起部を規定するために強固な
包囲体と協力している単一の弾性体を有する。この弾性
体は、アダプター突出部の一面に係合する前方突起部、
及び一対の壁面またはポイントのラグの間に規定された
ギャップに挿入される後方突起部を有する。前方突起部
はアダプター突出部にポイントを強固に接続し、後方突
起部はピンをポイントにロックする。後方突起部の独立
して押し下げられる特徴は、ピンの予期しない放出を緩
和するロッキング機能を提供する。またこの特徴は、重
いローディングのピンに対する作用を小さくするために
前方突起部から後方突起部を隔離する。さらにこの特徴
は、消耗して隙間のあるアダプター突出部に組み込まれ
るときでさえ、ピンをポイントにしっかりと固定するた
めに、ポイントのピン開口部におけるピンの強固な包囲
体を受け入れを増強する。
図1は、この発明の第1の実施の形態に係る外部ロッ
キング歯の分解された部分斜視図である。
図2は、この歯のポイントの一部平面図である。
図3は、図2の3−3線で切断した断面図である。
図4は、この歯のアダプター突出部の平面図である。
図5は、アダプター突出部の側面図である。
図6は、この歯のロックピンの側面図である。
図7は、このロックピンの一部正面図である。
図8は、図6の8−8線で切断した断面図である。
図9は、図6の9−9線で切断した断面図である。
図10は、図6の10-10線で切断した断面図である。
図11は、ロックピンの分解図である。
図12は、組み込まれた歯の一部平面図である。
図13は、歯にピンを組み込むプロセスの初期段階を示
す図12の13-13線で切断した断面図である。
図14は、歯にピンを組み込むプロセスの中間段階を示
す図12の13-13線で切断した断面図である。
図15は、組み込まれた歯を示す図12の13-13線で切断
した断面図である。
図16は、この発明の第2の実施の形態に係るセンター
ロッキング歯の分解された部分斜視図である。
図17は、第2の実施の形態のポイント及びアダプター
突出部の分解された部分平面図である。
図18は、第2の実施の形態のポイント及びアダプター
突出部の分解された部分側面図である。
図19は、図17の19-19線で切断された組み込まれた歯
の部分断面図である。
図20は、第2の実施の形態のロックピンの平面図であ
る。
図21は、この発明の第3の実施の形態の分解された部
分斜視図である。
図22は、この発明の第4の実施の形態に係る歯の図12
の13-13線の位置で切断した断面図である。
図23は、第4の実施の形態のロックピンの側面図であ
る。
図24は、図23の24-24線で切断した断面図である。
図25は、図23の25-25線で切断した断面図である。
図26は、この発明の第5の実施の形態に係る歯の図12
の13-13線の位置で切断した部分断面図である。
図27は、第5の実施の形態のロックピンの側面図であ
る。
図28は、図27の28-28線で切断した断面図である。
図29は、図27の29-29線で切断した断面図である。
図30は、この発明の第6の実施の形態の図18の19-19
線の位置で切断した部分断面図である。
この発明は、ポイント、アダプター及びサンドイッチ
型ロックピンを有する掘削歯に関する。この歯は、幅広
い様々な作業に利用するために、すべての種類の掘削機
に接続するのに適している。即ち、掘削機の操作は、こ
の歯に多くの異なる向きを想定させるものである。それ
にもかかわらず、説明のために、歯の要素は、時々、上
および下のように関連する方向に関して記載されてい
る。これらの方向は、図1及び16に示されているよう
に、歯の向きに関して解釈されるべきである。
この発明(図1乃至15)の好適な実施の形態におい
て、歯10は、ポイント12、アダプター14、及びサンドイ
ッチピン16を有する。歯10は、好ましくはエンリッチに
よる米国特許第4965945号に開示されているような外部
ロッキング構造を有する。しかし、この変形構造が利用
されても良い。
アダプター14は、バケット(図示しない)のフロント
リップに締着されるように適合された柄部(図示しな
い)、及びリップから前方に突出した突出部18を有する
(図1及び4乃至5)。突出部18は、好ましくは、ハー
ン等による米国特許4335532号に開示されているような
らせん構造を有するように形成されている。しかし、こ
のらせん構造は、この発明の本質ではない。垂直に方向
付けられたキーウェイ20は、アダプター突出部18の一側
面に沿って形成されている。キーウェイ20は、後方に面
したレッジまたは肩部22、側壁24、及び後方壁26によっ
て規定される。側壁及び後方壁24、26は、好ましくは、
弓形の変形部分に共に併合される。このキーウェイは、
ロックピン16及びポイントのラグ28a,28bを受け入れる
ように設計され、そのサイズに製作されている(図1及
び12)。
ポイント12は、一般に、ウエッジ型の先細の構造を成
し、フロントディギングエッジ30、及びアダプター突出
部18を受け入れるためのソケット42を含んだボディ部32
を有する(図1乃至3)。ボディ部32は、上部壁34、底
部壁35、一対の側壁36、37、及び後方壁38によって規定
される。ソケット42は、アダプター突出部18を受け入
れ、アダプター14にポイント12を装着するために、後方
壁面38内を後方に開口している。一対の垂直方向に間隔
がおかれたラグ28a、28bは、ロックピン16及びキーウェ
イ20と相互に作用し、歯構造体と共にロックするよう
に、後方壁38の後方に配置されている。ラグ28a,28b
は、側壁36を拡張して形成された耳部44によってボディ
部32が取り付けられている。同様の構造を有する第2の
一対のラグ28c、28dは、ポイントをひっくり返してその
有効な寿命を伸ばすように、ポイントの他の側面に備え
られてもよい。ラグ28a,28bは、耳部44においてほぼ直
角に内側に向けられている。
ポイント12は、突出部がソケット42に受け入れられる
ようにして、アダプター突出部18に受け入れられる(図
1及び12乃至15)。ラグ28a、28bはキーウェイ20の上部
及び下部に受け入れられる。レッジ22は、ラグ28a,28b
間に本質的に垂直に延出されている。ラグ28a、28b、耳
部44、後方壁38、及びキーウェイ20は、協力して、ロッ
クピン16を受け入れるためのピン開口部50を規定する。
この結果、ロックピン16は、アダプター突出部18にポイ
ント12をロックするためにピン開口部50に垂直に導入さ
れ、またアダプター突出部18からポイント12を解放する
ためにピン開口部50から垂直に引き抜かれる。
ロックピン16は、強固な包囲体54、及び一対の弾性体
56、57を有する(図6乃至11)。弾性体56、57は、それ
ぞれ包囲体54の中間部及び上部に規定されたポケット6
0、61内に受け入れられて固定される。弾性体56は、ア
ダプター突出部18のレッジ22に弾性的に係合して突出部
にポイント12をしっかりと接続するための第1突起部58
を形成するために強固なプレート125と協力する。弾性
体57は、ピンをポイントにロックするためにポイントに
規定された凹部151(図15)に受け入れられる第2突起
部59を形成するために強固な爪142と協力する。弾性体5
7は、弾性体56とは別に分離され、独立して押し下げら
れ、ローディング及び弾性体56の消耗から隔離される。
包囲体54(図6乃至11)は、好ましくは金属材料から
なる延出された強固な部材である。包囲体54は、まっす
ぐなピンが利用されるが、好ましくは僅かに弓形に形成
された外形を有している。弓形のピンを用いることは、
ロックピンを利用できるように容易に調節されるカレン
トポイントを許容する。包囲体54の後方壁64、65は、凹
面形状であり、また、前方壁67は、凸面形状である。後
方壁64の凹面の湾曲は、ラグ28a、28bの弓形の内面48
a、48bに一致するような形状である。
一般に、包囲体54は、ボディ部70及び後方に延出され
たアーム部72を有する。アーム部72は、ピン16の長手方
向に延出され、好ましくはホック状の外形を有する。し
かし、他の形状が利用されてもよい。アーム部72は、ラ
グ28a、28bの突端部74a、74bと、キーウェイ20の側壁24
との間に拡がるのに適している。アーム部72は、端部74
a、74bに隣接する端面76、及び側壁24に圧接される内面
77を有する。アーム部72は、ピン16の向きを安定化さ
せ、ピンの不所望な回転を防止する機能を有する。ま
た、アーム部72は、組み込まれている間に、キーウェイ
20におけるピンの誤挿入を防止する。
ピン16の底部80において、ボディ部70は、一般にブロ
ック状の外形を有する(図6乃至10)。先細り部分82
は、後述するように、歯の組み込みを容易にするため
に、ボディ部の前方壁67に沿って設けられている。面83
a、83bもまた、開口部50にピンをより容易に挿入できる
ようにするために、それぞれ後方壁64、65の底部に沿っ
て設けられている。平らな打ち込み面84がピン16の頂点
86に規定されている。この面84は、ピンを開口部50に挿
入したり抜いたりするためにユーザによって打ち込まれ
る。
比較的に大きなポケット60は、ピン16の中間部に沿っ
て規定される(図6及び9)。この部分において、包囲
体54は、本質的にT字型の外形を有する。即ち、ボディ
部70は、前方壁89、側壁90、及び後方壁91を有する方形
型のベース部88を含む。側壁90に対して反対側の端部に
おいて、ベース部88は、アーム部72及び内部側壁101に
よって規定される横断部99に交差している。側壁101
は、ベース部88から前方に延出され、ピン16の前方壁67
に交差している。前方壁67は、ポケット60に隣接する部
分67aを規定する。前方壁部分67a、側壁101、およびベ
ース部88は、強固な弾性体56の部分56aを受け入れるた
めの浅いサイドキャビティを規定するために協力する。
弾性体56の上部及び底部において、前方壁67及び側壁68
は、一方向に延出された一対のストップ部67b、67cを規
定するために協力する。このストップ部67b、67cは、そ
れぞれ、弾性体部分56b、56cを受け入れるのに適した浅
い上部キャビティ104及び底部キャビティ105を規定する
ために、側壁101の内壁102と協力する。ピンを製造する
間に、弾性体56は、曲げられてポケット60及びキャビテ
ィ103乃至105内に挿入される。これらのキャビティは、
包囲体54に弾性体56を保持するために機能する。キャビ
ティ103乃至105の配列の代わりに、またはこの配列に加
えて、弾性体は包囲体の内壁に接着されても良い。
ピン16の上部86に沿った包囲体54は、弾性体57を受け
入れてロックを維持するのに適したポケット61を規定す
る(図6及び8)。前方壁67及び内面側壁101は、本質
的にL字型の外形でポケット61の周囲に延出されてい
る。前方壁67は、側壁101に隣接する浅いキャビティ107
に規定される。キャビティ107は、側壁101に隣接するポ
ケット61の上部壁109に沿って規定される。この結果、
キャビティ107は、前方壁67、側壁101、ベース部88、及
びストップ部68a、68bを接合したL字型の外形を有す
る。ベース部88は、弾性体の中間部の周囲に規定される
ギャップ111を除いて、弾性体57の背面に沿って延出さ
れている。ベース部88の一部は、弾性体57に対してスト
ップ113を規定するために隣接するギャップ111を維持し
ている。弾性体57、同様に弾性体56は、規定されたキャ
ビティ及びストップによって保持されるポケットに曲げ
られて挿入される。
弾性体56、57は、ポリウレタンまたはラバーのよう
に、それぞれ弾性を有し、比較的長寿命であり、強固な
材料からなる。勿論、必要とする特徴を有する他の材料
が用いられてもよい。弾性体56、57は、好ましくは、弾
性体によって達成できる圧縮レベルを高めるために、そ
れぞれ一連の孔115を備えている(図6乃至7、9及び1
1)。この孔は、好ましくは微粉の詰まりを防止するた
めに閉塞されている。
強固な弾性体56は、一般に伸長した外形を有する(図
6乃至7、9及び11)。張出し部117は、プレート125に
第1突起部58を規定するために、弾性体56の前方から延
出されている。突起部58は、突出部18にポイントを強固
に取り付けるために、アダプター突出部18のレッジ22に
弾性的に係合されて配置されている。さらに、弾性体56
は、キャビティ103、104、105に受け入れられるように
適合したサイドリッジ56a、上部リッジ56b、底部リッジ
56cをそれぞれ含む。プレート125は、好ましくは金属材
料からなり、弾性体56の前面及び側面に横たわって接着
されるか、または他の方法で締着されて2つの脚部を規
定するように湾曲した外形を有する。プレート125は、
さらに、張出し部117を覆うために垂直方向に湾曲され
ている。プレート125は、アダプター突出部18のレッジ2
2に隣接することによる消耗から弾性体56を保護してい
る。突起部58は、開口部50にピン16を挿入する場合及び
開口部からピンを取り除く場合において、弾性体56のよ
り容易に圧縮できるように先細りの部分129を有する。
弾性体57は、前方壁131、後方壁132、上部壁133、底
部壁134、及び側壁135、136によって規定される方形型
のブロック状の外形を有する(図6、8及び11)。リッ
ジ57aは、キャビティ107に受け入れられるように、前方
及び上部壁131、133に沿って延出されている。好ましく
は金属材料からなる強固な爪142は、後方壁132に接着ま
たは他の方法で締着され、包囲体54からギャップ111を
介して突出している。弾性体57に組み合わされた爪142
は、弾性的に押し込まれる第2の突起部59を規定する。
爪142は、爪の外面に限界を与えるために、包囲体54に
隣接するように適合された肩部144を有する。爪142は、
ピン16が開口部50から出し入れされるときに、爪の収縮
を容易にするために設けられた弓形の底部のコーナ146
を有する。
上述したように、ラグ28a、28bは、ポイント12の後方
壁38を越えて後方に配置されている(図1乃至3および
12)。ラグは、後方に拡張された耳部44によってポイン
ト12のボディ部32に接合される。耳部44は、弓形部分14
9a、149bに沿ってポイント12の上部壁34、底部壁35に併
合されている(図2および12)。部分149a、149bは、重
いローディングの下で互いに連結された部分における応
力レベルを最少化するために、拡がった弓形部分(例え
ば、178mm/7in.の後方開口部を有するポイントボディ部
に対して、約19mm/0.75in.の曲率半径を有する)として
形成されている。よりシャープな曲率を規定している部
分は、ポイントを使用している間に、許容できない高レ
ベルの応力を生じさせていた。
開口部50を規定しているポイント12の後方壁38の一部
は、ラグ28a、28bに対向した位置に、それぞれ一対のボ
ス155a、155bを有する(図1乃至3、および13乃至1
5)。ボス155a、155bは、部分50a、50bに沿って開口部5
0の深さを狭くするために、ラグ28a、28bの内面48a、48
bに向かって後方に延出されている。開口部50の部分50
a、50bは、ボス155a、155bがピン16の前方壁67に係合
し、内面48a、48bが後方壁64に係合されるように、ピン
16を受け入れる。ボス155a、155bの構成は、耳部44と後
方壁38との間の比較的シャープなコーナ157a、157bを必
要とする。コーナ157a、157bは、部分149a、149bに対し
て所望される曲率半径の約65%またはそれ以下の曲率半
径を有する。ポイント12の上部壁34、および底部壁35を
伴う耳部44の上部および下部に接続される部分149a、14
9bの破損を避けるために、ボス155a、155bは、開口部50
の上端部および下端部からオフセットされる。
さらに、ラグ28aは、内面48aに沿って凹部151を備え
ている(図1乃至3および13乃至15)。凹部151は、開
口部50にロックピン16をしっかりと固定するために、爪
142を受け入れるような形状を成している。それゆえ、
凹部151は、コーナ146に係合される弓形の底面153を有
する。係合された傾斜面146、153は、ピンが開口部から
出し入れされるとき、凹部151から爪142の収縮を可能に
している。
ラグ28は、さらに、前記および外側に傾斜されたその
上端部に沿ったベベル面159を規定する(図3および13
乃至15)。ベベル159は、開口部50におけるピン16の挿
入において、狭くなった開口部分50bにピン16の底部80
の挿入を容易にする機能がある。また、ベベル159は、
開口部50からピン16を除去する場合において、爪142の
収縮を容易にするように作用する。
歯10を組み立てるために、ポイント12は、突出部がソ
ケット42に受け入れられるようにしてアダプター突出部
18を覆う(図12乃至15)。ラグ28a、28bは、キーウェイ
20に部分的に受け入れられる。一旦、ポイント12が十分
にアダプター突出部18に配設されると、ロックピン16の
底部80は、開口部50の上部領域に配置される。従来の構
造体とは異なり、ピン16は、本質的に開口部50に対して
垂直に配置される(図13)。狭められた開口部分50a
は、ピンを受け入れて固定する。従来技術の強固に適合
されたロッキング構造は、ハンマーで打ち込んで個々に
ピンを固定する必要があった。この発明は、ピン16の端
部80がピンを十分に安定化させるために、ハンマーを必
要とする前に、開口部50a内に自由に導入されるため、
ピンを固定する必要性を排除できる。
一旦、ピン16が初期に開口部50の上部領域に配置され
ると(図13)、ピン16の上面84は、ハンマーまたはピン
16を開口部50に駆動できる同等物により繰り返し打ち込
まれる。部分58の先細りの部分129は、ピンが下方に駆
動されるとき、包囲体44に弾性体56を徐々に押し込むた
めに、ボス155aの上端部に隣接される。弾性体56は、プ
レート125の外面がピン16の前方癖67に沿って平らにさ
れるまで、開口部分50aに押し込まれる。先細りの部分8
2は、ピンが下方に駆動されるときにレッジ22に係合
し、ピン16の十分な深さに対する空間を形成するため
に、徐々に後方にポイントを移動する。ピン16が開口部
50内をさらに駆動されると、面83aは、ピン16が開口部
分50bに滑らかにガイドされるため、ベベル159に係合す
る(図14)。同様に、爪142の弓形の底部コーナ146は、
弾性体57の圧縮及び爪142の収縮を容易とするために、
ラグ28aのベベルコーナ161の上部に係合する。爪142
は、ラグ28aの内面48aを通過してギャップ111内で完全
に収縮される。
組み込まれた位置において(図15)、ピン16の前方壁
67は、ボス155a、155bによって係合され、後方壁64は、
ポイントにピン16を固定するために、内面48a、48bによ
って係合される。この構造は、アダプター突出部18に対
してポイントの位置が縦方向であるにもかかわらず、ポ
イント12にピン16を固定する。このため、ポイント12が
ジャッキング力および他の力によってシフトされると
き、ピン16はそれに連動してシフトする。つまり、この
構造は、ポイントのシフトによってピンが開口部から放
出される可能性を減少させるものである。
さらに、プレート125は、突出部におけるポイント12
の強固な係合を確実にするために、アダプター突出部18
のレッジ22に対して押圧される位置に位置している。弾
性体56の最も圧縮された位置が図15に示されている。こ
の位置において、レッジ22は、プレート125と同様に前
方壁67(即ち、位置67a)によって係合されている。弾
性体56の過剰な圧縮が強固な包囲体54の存在によって防
止される。それゆえ、この構造は、弾性体56をある程度
保護している。部材が消耗しはじめると、ポイントはア
ダプター突出部に対してさらにゆるくなって取り付けら
れている。これらの状況の下で、ポイントは、レッジ22
がボス155a、155bの前方に位置するように突出部にさら
に押し込まれる。弾性体56は、プレーと125がレッジ22
に接し続けるため、外部に拡がる。この拡がりは、弾性
体56がその最大限の拡がりに達するまで生じる。
この組み込まれた位置において(図15)、爪142はラ
グ28aに規定される凹部151に食い込む。強固な包囲体54
は、ポイントに与えられる重いローディング力から隔離
して保護するために、本質的に弾性体57を包囲してい
る。そのため、予想される過剰のローディングおよび弾
性体57の早期の損傷が避けられる。この分離型のロッキ
ング構造は、実際上、ピンの不所望な損失の危険性を除
去できる。さらに、弾性体56が過剰のローディングまた
は消耗による損傷を受けたときでさえ、開口部分50aに
おける包囲体54と凹部151に受け入れられる爪142との組
み合わせにより、ピンの放出が防止される。
ポイントを交換する必要があるときには、ピンを下方
に駆動するために、ピン16の上面84が再び打ち込まれ
る。典型的に、ピンを開口部50から駆動するために、先
細りの工具がハンマーと組み合わされて用いられる。爪
142の弓形のコーナ146は、弾性体57を圧縮し、爪142を
収縮させるために、凹部151の傾斜された底部153に沿っ
てスライドする。ピンを挿入することにより、爪142
は、内面48aを通過してギャップ111内で完全に収縮され
る。同様に、爪142は、内面48bを通過してベベル159に
よって収縮される。
この発明の他の実施の形態において(図16乃至20)、
歯170は、ポイント172、アダプター174、および改良さ
れたロッキングピン16′を有する。歯170は、好ましく
は、デービスによる米国特許第4231173号に開示されて
いる歯と同様な構造を有する。しかし、他のセンターロ
ッキング歯構造が使用されることもある。
ロックピン16′は、アーム部72が好ましくは省略さ
れ、包囲体54が好ましくはまっすぐな形状を有している
点を除けば、ピン16と本質的に同様の構造を有している
(図16および19)。上述したように、アーム部72は、ラ
グ28a、28bと側壁23との間に拡がるように設計されてい
る。この装置には、センターロッキング歯がないため、
アーム部72は省略される。しかし、アームの使用に適応
させるために、ポイントおよびアダプター突出部にスロ
ットが規定されてもよい。好ましい構造においては、整
列された中央開口部を規定する側壁は、ピンの不所望な
回転を防止する。説明を簡略化するために、ピン16を説
明するために用いられた同一の参照番号にプライムを付
した番号がピン16′に用いられている。
アダプター174は、バケット(図示しない)のフロン
トリップに締着されるように適合された柄部(図示しな
い)を有する。さらに、アダプター174は、円錐形部分1
78、および先端の箱形部分180を有する前方に突出した
突出部176を含む。アダプター174は、上凹部182、底凹
部183、および一対の側凹部184、185を規定している。
アダプター突出部を貫通し、上及び底凹部182、183に開
口された方形型の穴部186が規定されている。
ポイント172は、フロントディギングエッジ188、およ
びアダプター突出部176を受け入れるための形状に形成
され、後方に開口したソケット191を規定する後端部190
を有する。上耳部192、底耳部193、および一対の側耳部
194、195は、後端部190から後方に延出されている。歯
が組み込まれたとき、上耳部192は上凹部182に受け入れ
られ、底耳部193は底凹部183内に受け入れられ、側耳部
194、195は側凹部184、185内に受け入れられる。上及び
底耳部192、193は、それぞれ、互いに整列されたアパー
チャ196a、196bを規定する。ポイント172がアダプター
突出部176に組み込まれた場合、アパーチャ196a、196b
は、ピン開口部198を規定するために、突出部176の穴部
186を伴って整列される。上耳部192におけるアパーチャ
196aの後方面201aは、ピン16′の爪142′を受け入れる
ために適合された凹部203を規定する。
使用中において、ピン16′は、包囲体54′の底及び上
部80′、86′がポイント172のアパーチャ196a、196bを
受け入れるために、開口部198に受け入れられる。この
ようにして、ロックピン16′は、アダプター突出部176
上のポイントの縦方向の位置に固定される。突出部58′
は、アダプター突出部上においてポイントを強固に接続
するために、穴部186の前方壁205に対して係合され、押
し込まれる。弾性体57′は、ポイント172にピン16′を
独立に締着させるために、凹部203に爪142′を押し込
む。この構造は、歯10に関して上述したように、ピンの
損失を防止する。
ピン16′は、サイドロッキング構造を有する掘削歯17
0′と共に利用される(図21)。この実施の形態によれ
ば、歯170′は、ポイント172′、アダプター174′、お
よびロックピン16′を有する。歯170′のポイント及び
アダプターは、ロックピンを受け入れるために適合され
たアパーチャの構成を除けば、本質的に歯170のポイン
ト及びアダプターと同一の形状を有する。勿論、ピン1
6′は、異なるサイドロッキング構造を有する他の歯が
用いられてもよい。2つの実施の形態の類似点を考慮す
ると、プライムを付された同一の参照番号がポイント及
びアダプターの類似の部材を示すのに用いられた。この
実施の形態で使用されたロックピン16′は、歯170に用
いられたものと同一である。
この実施の形態によれば、アダプター174′は、円錐
形部分178′及び箱形部分180′を有する前方に突出され
た突出部176′を有する。アダプター突出部176′は、さ
らに上凹部182′、底凹部(図示しない)、及び2つの
側凹部184′(一方のみが示されている)を規定する。
突出部176′は、さらに、ロックピン16′を受け入れる
ために形成された水平開口部186′(即ち、バケットリ
ップに対して平行)を有する。そのため、開口部186′
は、ポイント170のような上及び底凹部よりもむしろ側
凹部184′に開口されている。
ポイント172′は、フロントディギングエッジ188′及
びアダプター突出部176′を受け入れるために適合さ
れ、後方に開口したソケット191′を有する。ポイント1
72′は、さらに、ポイントの上、底及び側壁に沿って、
それぞれ耳部192′乃至195′を有する(2つの耳部19
2′、194′のみが示されている)。耳部192′乃至195′
は、アダプター突出部176′の対応する凹部に受け入れ
られる。開口部196a′、196b′は、それらが互いに整列
されるように、側耳部194′、195′に規定される(19
4′のみが示されている)。開口部196′の後方面201a′
は、ピン16′の爪142′を受け入れるために適合された
ロッキング凹部203′を規定する。
ポイント172′がアダプター突出部176′に装着される
とき、開口部196a′、196b′は、本質的に開口部186′
と共に整列される。ピン16′は、第1突起部58′が突出
部176′の前方壁205′に係合され、包囲体54′の端部が
開口部196a′、196b′に受け入れられるように、整列さ
れた開口部186′、196a′、196b′に駆動される。さら
に、第2突起部59′の爪142′ポイント172′にピン16′
を締着させるために凹部203′に受け入れられる。つま
り、この構造は、上述したような実施の形態と同様に、
ピンの損失を緩和する。
さらに他の実施の形態において(図22乃至25)、歯1
0′は、ポイント12′、アダプター14、及びロックピン1
6′′を有する。この歯におけるアダプターは、歯10に
おけるものと同一の構造を有する。このため同一の参照
番号が付されている。ポイント12′は、ポイント12と本
質的に同一である。このため、プライムの付いた同一の
参照番号が類似する部材を示すのに用いられている。ロ
ックピン16′′は、ロックピン16と本質的に同一であ
る。このため、2つのプライムの付いた同一の参照番号
が類似する部材を示すのに用いられている。
この実施の形態において、ロックピン16′′は、好ま
しくは、ピン16に対して複数の構造上の変形を有する。
特に、包囲体54′′は、ピン16′に類似する直線状の構
造を有する。さらに、アーム部72′′は、突出部18及び
ラグ28a′、28b′に隣接する内及び外面77′、207を伴
う方形型の外形を有する。第1突起部58′′は、突出部
18のレッジ22に係合される弓形の凸状の外形を有する。
この様な変形にもかかわらず、これらのピン16′の部材
は、ピン16と同様の外形を有してもよい。
ピン16と比較して、ロックピン16′′は、一対のロッ
キング弾性体210a、210bを有する。弾性体210a、210b
は、それぞれ、センターボディ部212a、212b、及び一対
の反対向きに突出した延出部213a、213b、214a、214bを
有する。強固な爪217a、217b、218a、218bは、複数のロ
ッキング部222a、222b、223a、223bを形成するために、
延出部213a、213b、214a、214bの端部に接着または他の
方法で締着される。使用中において、ロッキング突起部
223a、223bは、凹部151a、151b内に爪218a、218bを受け
入れるために、包囲体54′′の後方壁64′′に規定され
るギャップ111a、111bを介して後方に延出されている。
ロッキング突出部222a、222bは、爪217a、217bがボス15
5a′、155b′の外端部に沿って規定される凹部221a、22
1bに係合されるため、包囲体54′′の前方壁67′′のギ
ャップ219a、219bを介して前方に延出されている。凹部
221a、221bは、凹部151a、151bが爪218a、218bを包囲し
たように、爪217a、217bを完全に包囲していない。その
代わりに、爪217a、217bの外面部は、拡がった弓形部分
149a′、149b′が妨げにならないため、解放されてい
る。そのため、爪217a、217bは、その間でボス155a′、
155b′を連結し、ポイント12′にピン16′′を固定する
ために協力している。
この実施の形態から明らかなように、多くの変形がこ
の発明の趣旨から離れることなく使用できる。例えば、
1つまたはそれ以上のロッキング弾性体が用いられても
よい。このロッキング弾性体は、前方、後方、側方、ま
たはこれらの方向の組み合わせた方向に延出されたロッ
キング突起部を形成するために、爪に協力する。包囲体
及び弾性体の形状が変形されてもよいことは勿論であ
る。さらに、ロックピン16′′は、センターロッキング
歯170及びサイドロッキング歯170′を組み立てるために
用いてもよい。これらの装置において、ポイント172、1
72′は、突出した爪をそれぞれ受け入れるための付加的
なロッキング凹部を規定する。
さらに、他の実施の形態において(図26乃至29)、歯
10′′は、ポイント12′′、アダプター14、及びロック
ピン230を有する。この歯におけるアダプターは、歯10
におけるものと同一の構造を有する。このため同一の参
照番号が付されている。ポイント12′′は、ポイント12
と本質的に同一である。このため、2つのプライムの付
いた同一の参照番号が類似する部材を示すのに用いられ
ている。特に、ロックピン230は、分離型ロッキング弾
性体が実現できないほど、より小型化されたピンに適合
される。しかし、ピン230は、大型化された歯の適応性
を有する。
ロックピン230は、強固な包囲体232、及び単一の弾性
体234を有する。弾性体234は、包囲体232に規定される
ポケット内に受け入れられる。弾性体234は、前方に延
出された強固な部分236、及び後方に延出されたロッキ
ング部分237を含む。強固なプレート261は、アダプター
突出部18のレッジ22に弾性的に隣接させるために前方に
突出された第1突起238を規定するために、弾性体234の
強固な部分236に接着、または他の方法で締着される。
同様に、強固な爪263は、第2突起部を規定するため
に、ロッキング部分237に接着または他の方法で締着さ
れる。第2突起部239は、ポイント12′′にピン230を締
着させるために、ラグ28a′′、28b′′間に規定された
ギャップ240内に受け入れられるように適合されてい
る。そのため、突起部238、239は、反対方向に延出さ
れ、独立して押圧される。この突起部の独立した作用
は、過剰のローディング、ジャッキング力、またはアダ
プター突出部に対する消耗によるピンの損失の可能性を
減少させるように機能する。後方突起部の独立して押圧
される特徴は、不所望なピンの損失を緩和するロッキン
グ機能を提供し、重いローディングの影響を軽減するた
めに前方突起部から後方突起部を隔離し、また、消耗し
て緩んだアダプター突出部に組み込まれるときでさえ、
ポイントにピンをしっかりとロックするために、ポイン
トのピン開口部におけるピンの強固な包囲体をより強固
に受入れる。
包囲体232は、好ましくは強固な金属材料からなる伸
張された部材である。包囲体232は、好ましくは、前方
壁241が凸状の形状を有し、後方壁243、244が凹状の形
状を有して僅かに弓形に形成された外形を有する。ピン
230の弓形形状は、カレンントポイントに用いることが
できる。しかし、包囲体232は、直線状の形状に形成さ
れている。
包囲体232は、ボディ部249、及び包囲体232の内側252
に沿って後方に突出されたアーム部250を有する。アー
ム部250は、好ましくは内面251及び端面253を含むホッ
クのような外形を有する。アーム部250は、内面251がキ
ーウェイ20の側壁24に係合し、端面253がラグ28a′′、
28b′′の内面74a′′、74b′′に係合するように、突
出部18とラグ28a′′、28b′′との間に延出されてい
る。この様にして、アーム部250は、不所望な回転に対
してピンを安定化し、規定されたピン開口部50′′にピ
ン230が誤挿入されることを防止する。
包囲体232の上及び底端部247、248は、それぞれ、前
方壁241、後方壁243、及び側壁245、246によって規定さ
れるブロックのような構造を有する。平らな打ち込み壁
242は、包囲体の頂点247に形成される。小さな面265乃
至267は、開口部50′′にピン230を容易に挿入できるよ
うにするために、包囲体232の底端部248に沿って規定さ
れている。さらに、面265は、ピンが挿入されている
間、アダプター突出部18に対して必要であればさらにポ
イント12′′を移動させるために、レッジ22の上端に係
合する。面266は、さらに、後方壁38′′とラグ28b′′
との間に底端部248の通過を容易とするために、ラグ28
b′′のコーナに係合する。面265乃至267は、特定の操
作のための必要性を考慮して、より大きく形成されても
よい。
ポケット254の端部254a、254bは、弾性体234を固定す
るように適合されている。前方壁241の中間部は、第1
突起部238が突出する開口部256を規定する開放された部
分241aを含む。壁部分241aは、壁241aが圧縮された弾性
体のある部分に突出部18のレッジを係合するため、突起
部238の側面に沿って延出されている。それによって、
壁部分241aは、過度の圧縮から弾性体234の強固な部分2
36を保護する。図26は、最大限に圧縮された位置におけ
る弾性体234を示している。アダプター突出部18が消耗
すると、ポイント12′′は突出部にさらに深く装着され
る。このような状況の下で、突起部238は、レッジ22と
の係合を維持するために延出されている。突起部238の
プレート261は、レッジ22及び一対の引っ込んだ端部261
b、261cに係合するために、好ましくは中央部分261aを
有する。端部261b、261cは、ピンが開口部50′′から出
し入れされるときに、包囲体232内において突起部238の
収縮を容易にするために先細りに形成されている。
包囲体232の後方壁243は、同様に、ロッキング突起部
239が突出されている開口部257を規定する。突起部239
の爪263は、一般にC字型の外形を有する。爪263の端部
263a、263bは、ラグ28a′′、28b′′の端部264a、264b
に係合される。爪の端部263a、263bは、ピンの挿入及び
取り出しの間、ロッキング部分237の圧縮及び爪の収縮
を容易にするために丸みが付けられている。この丸みが
付けられた端部には、角のある部分が用いられてもよ
い。圧力の重大なレベルが使用中に第2突起部239に与
えられないため、弾性体234のロッキング部分237におけ
る過剰の圧縮が生じない。図27に示すように、アーム部
27は、強固な爪の端部263a、263bが包囲体232及びラグ2
8a′′、28b′′共に接触させ続けることを確実にする
ために、爪263の外側の拡張を制限する。
側壁245に沿った包囲体232の部分269a、269b、270a、
270bは、ポケットに弾性体234を保持するように機能す
るストップを規定するために、ポケット254の端部254
a、254bを形成する。弾性体234は、好ましくはピンの製
造過程でポケット254に折り込まれて押し込まれる。し
かし、弾性体は、ポケット254の内後面272に沿って接着
されてもよい。弾性体234は、ポリウレタンまたはラバ
ーのような比較的強固で長寿命の弾性材料からなる。勿
論、他の適切な材料が用いられてもよい。さらに、弾性
体234は、必ずしも必要ではないが、その弾性を増強す
るための内部の開口259を有してもよい。開口259は、閉
塞されていてもよい。
使用中において、第1突起部238は、突出部における
ポイント12′′の接続を強固にするために、アダプター
突出部18のレッジ22に対して弾性的に押し込まれる。第
2突起部239の爪263は、ラグ28a′′、28b′′の端部26
4a、264bの間に適合される。つまり、爪263は、ポイン
ト12′′にピン230をしっかりと固定するために、ラグ2
8a′′、28b′′に係合する。このようにポイントにピ
ン230を独立してロックすることは、部分236の過剰のロ
ーディング、ジャッキング力、またはアダプター突出部
に対する消耗によるピンの損失の危険性を減少させるも
のである。
さらに、ピン230は、アダプター突出部18におけるポ
イント12′′の縦方向の位置にかかわらず、ポイント1
2′′によって固定される。つまり、ボス155a′′、155
b′′は、受け入れられる狭められた開口部分50a′′、
50b′′を規定し、包囲体232の上及び底端部247、248を
固定するために、後方壁38′′に形成される。包囲体23
2は、前方壁241がボス155a′′、155b′′によって係合
され、後方壁243がラグの内面48a′′、48b′′によっ
て係合されるために、ラグ28a′′、28b′′と後方壁3
8′′との間に固定される。ボス155a′′、155b′′
は、上及び底壁34′′、35′′に耳部44′′を接続する
拡がった弓形の部分149a′′、149b′′を遮蔽すること
を避けるために、耳部44′′の上及び底端部からオフセ
ットされる。そのため、ピンは、ポイントと共に一体的
に移動され、こうしてジャッキング力またはアダプター
突出部の消耗によるピンの放出の可能性を減少させる。
さらに、ギャップ240における爪263の受入れは、ポイン
トにピン230をしっかりと固定され、ピンの不所望な損
失を避けるために作用する。
歯を組み立てるために、アダプター突出部18は、ソケ
ット42′′に受け入れられる。ピン230は、包囲体232の
底部248が部分50a′′に固定されるために、開口部5
0′′にセットされる。ピン230が下方に駆動されると、
突起部238はボス155a′′によって収縮され、突起部239
はラグ28a′′によって収縮される。突起部がボス155
a′′及びラグ28a′′を通過すると(除去される場合に
はボス155b′′及びラグ28b′′)、それらは包囲体232
内に完全に収縮する。ピン230がその所望する位置に達
すると、突起部238はレッジ22に係合して拡張し、突起
部239はギャップ240に噛み合う。
ピン230は、たとえば歯170、170′のように、センタ
ーロッキング構造(図30)、またはサイドロッキング構
造(図示しない)を有する歯に接続するために利用され
てもよい。この様なタイプの歯に用いられるとき、第1
突起部238は、アダプター突出部18に規定される開口部1
86の前方壁205に対して弾性的に押圧される。爪263は、
ポイントの上及び底耳部192、193における外側の端部間
に規定されたギャップ274に受け入れられる。(このギ
ャップは、サイドロッキング歯の側耳部184′間に規定
されてもよい。)開口部186は、ギャップ274内に爪263
の後方への拡張に適応するように十分な深さに形成され
ている。包囲体232の上及び底端部247、248は、耳部19
2、193の開口部196a、196bに受け入れられて固定され
る。また、ピン16′の場合のように、ピン230のアーム
部230は、好ましくは省略される。
以上説明したことはこの発明の好適な実施例に関す
る。多くの変形及び改良と同様に様々な他の実施例が、
クレームに規定されているこの発明の精神及び広域な特
徴から逸脱することなく達成できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 米国特許5074062(US,A) 米国特許5152088(US,A) 米国特許4516340(US,A)

Claims (36)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】掘削機に締着されるように適合されたベー
    ス部、及び前方に延出された突出部を有するアダプター
    であって、さらに開口部を有する前記アダプターと、 フロントディギングエッジ、前記アダプター突出部を受
    け入れる後方に開口されたソケット、前記アダプター開
    口部に本質的に整列された第1開口部、及び前記第1開
    口部に近接した第2開口部を有するポイントと、 前記ポイントを前記アダプターに確実に連結するため
    に、前記アダプター開口部及び前記ポイントの前記第1
    開口部に受け入れられるピンであって、前記ピンは強固
    な包囲体及び複数の独立して押し下げられる突起部を有
    し、前記突起部は弾性部材に取り付けられた作動体を有
    し、前記突起部の一方は前記アダプターに前記ポイント
    を強固に接続するために前記アダプター開口部の一部を
    規定する壁に対して弾性的に係合されて押し込まれ、ま
    た前記突起部の他方は、前記ポイントに前記ピンをロッ
    クするために前記ポイントの前記第2開口部内に弾性的
    に係合される前記ピンと、 を備えたことを特徴とする掘削歯。
  2. 【請求項2】前記アダプター開口部は、前記アダプター
    の一方の側面に沿って延出しているキーウェイによって
    規定され、前記ポイントの前記第1開口部は、前記ポイ
    ントの一方の側面に沿って間隔をおいて後方に配置され
    た一対のラグによって規定されることを特徴とする請求
    項1に記載の掘削歯。
  3. 【請求項3】前記ポイントは、前記ソケットが開口して
    いる後方壁を有するボディ部を有し、前記ラグは、前記
    後方壁に対して対向する面を有し、前記ポイントの前記
    第2開口部は、前記ラグの前記面の1つに規定された凹
    部であることを特徴とする請求項2に記載の掘削歯。
  4. 【請求項4】前記ポイントの前記第2開口部は、前記間
    隔をおかれたラグ間に規定されたギャップであることを
    特徴とする請求項2に記載の掘削歯。
  5. 【請求項5】前記ポイントは、上及び底壁と、一対の側
    壁と、前記ボディ部に前記ラグを相互接続する耳部とを
    有するボディ部を有し、前記耳部は、比較的広い弓形部
    分を介して前記上及び底壁に隣接する前記一方の側壁に
    相互接続され、前記ポイントの前記第1開口部は、前記
    ピンの前記包囲体を受け入れて固定するための深さをも
    った一対の開口部分を規定するために、前記ラグが前記
    ボスの1つに対向するように、間隔がおかれた複数のボ
    スを有し、前記ボスは、前記弓形部分からオフセットさ
    れることを特徴とする請求項2に記載の掘削歯。
  6. 【請求項6】前記アダプター開口部は、前記アダプター
    の中央部分を貫通した穴によって規定され、前記ポイン
    トの前記第1開口部は、前記ポイントの間隔をおかれた
    一対の壁を貫通する穴によって規定されることを特徴と
    する請求項1に記載の掘削歯。
  7. 【請求項7】前記第2開口部は、前記ポイントの前記穴
    の1つを規定する壁に規定された凹部であることを特徴
    とする請求項6に記載の掘削歯。
  8. 【請求項8】前記第2開口部は、前記ポイントの前記間
    隔をおいた壁間に規定されたギャップであることを特徴
    とする請求項6に記載の掘削歯。
  9. 【請求項9】前記ピンの前記包囲体は、前記ポイントの
    前記第1開口部の少なくとも一部に受け入れられて固定
    されることを特徴とする請求項1に記載の掘削歯。
  10. 【請求項10】前記ポイントは、複数の第2開口部を有
    し、前記ピンは、複数の前記他方の突起部を有するもの
    であって、前記他方の突起部は、前記ポイントに前記ピ
    ンを確実にロックするために、前記第2開口部の1つに
    受け入れられることを特徴とする請求項1に記載の掘削
    歯。
  11. 【請求項11】前記ピンは、複数の独立した弾性体を有
    し、前記弾性体の1つは、前記一方の突起部の前記作動
    体に取り付けられ、前記弾性体の他方は、前記他方の突
    起部の前記作動体に取り付けられることを特徴とする請
    求項1に記載の掘削歯。
  12. 【請求項12】前記ピンの前記強固な包囲体は、前記ポ
    イントに与えられる力から前記他方の弾性体を保護する
    ために、前記他方の弾性体を本質的に包囲することを特
    徴とする請求項11に記載の掘削歯。
  13. 【請求項13】前記ピンは、前記突起部の前記作動体が
    取り付けられる単一の弾性体を有することを特徴とする
    請求項1に記載の掘削歯。
  14. 【請求項14】前記突起部の前記作動体は、対向する方
    向に押し下げられることを特徴とする請求項13に記載の
    掘削歯。
  15. 【請求項15】上壁、底壁、一対の側壁、及び後方壁を
    有する掘削歯用のポイントであって、前記上及び底壁は
    フロントディギングエッジを規定するために互いに対向
    し、前記ポイントはアダプターの突出部を受け入れるた
    めに前記後方壁に開口されたソケットを有し、前記ポイ
    ントは対向する面の間隔をおいた少なくとも2つのセッ
    トを有し、対向する面のセットが前記ポイントの第1開
    口部に規定され、前記第1開口部はロックピンを受け入
    れるために互いに整列され、前記対向する面のセットは
    前記ディギングエッジから離れて面した前方面及び前記
    ディギングエッジに面し、前記前方面に対して反対に面
    した後方面を有し、前記対向する面のセットの少なくと
    も1つの前記前方面及び後方面の少なくとも1つは、受
    け入れられるロックピンから爪を受け入れるための凹部
    を有することを特徴とする掘削歯用のポイント。
  16. 【請求項16】一対の間隔がおかれたラグを有し、前記
    ラグは前記後方壁を越えて前記側壁の1つの後方に配置
    され、前記後方面は前記ラグの1つによって規定されて
    前記前方面は前記後方壁によって規定されることを特徴
    とする請求項15に記載のポイント。
  17. 【請求項17】前記後方面の少なくとも1つは、ロック
    ピンの爪を受け入れるために適合された凹部を有するこ
    とを特徴とする請求項16に記載のポイント。
  18. 【請求項18】前記前方面の少なくとも1つは、前記後
    方面の少なくとも1つに規定された前記凹部に関して反
    対側に位置する凹部を有し、前記前方及び後方に規定さ
    れた前記凹部はロックピンの爪を受け入れるために適合
    されていることを特徴とする請求項17に記載のポイン
    ト。
  19. 【請求項19】前記側壁の1つに本質的に整列され、前
    記側壁に前記ラグを接続するために前記後方壁を越えて
    延出された耳型構造体を有し、前記ラグは前記耳型構造
    体に対して本質的に直角に内側に延出されていることを
    特徴とする請求項16に記載のポイント。
  20. 【請求項20】前記対向する面のセットの1つは前記上
    壁および前記底壁に規定されることを特徴とする請求項
    15に記載のポイント。
  21. 【請求項21】前記対向する面のセットの1つは前記側
    壁に規定されることを特徴とする請求項15に記載のポイ
    ント。
  22. 【請求項22】ボディ部、間隔がおかれた一対のラグ、
    及び前記ボディ部に前記ラグを接続する耳型構造体を有
    する掘削歯用のポイントであって、 上壁、底壁、一対の側壁、及び後方壁を有する前記ボデ
    ィ部であって、前記上及び底壁がフロントディギングエ
    ッジを規定するために互いに対向し、前記ボディ部がア
    ダプターの突出部を受け入れるために前記後方壁に開口
    されたソケットを有するような前記ボディ部と、 前記後方壁を越えて前記側壁の1つの後方に配置されて
    いる前記ラグであって、前記ラグが前記後方壁に対して
    対向して配置された面を有し、前記ラグの前記面がその
    間に開口部を規定するために前記後方壁から間隔がおか
    れているような前記ラグと、 重いローディングの下での相互接続における応力の許容
    可能なレベルを維持するために、広い弓形部分を介して
    前記上及び底壁において前記ボディ部に相互接続されて
    いる前記耳部と、 前記ラグの前記面に対して対向したボスを規定する前記
    後方壁であって、前記ボスが前記広い弓形部分からオフ
    セットされ、ロックピンを受け入れて固定するのに適合
    した前記開口部のより狭められた部分を規定するような
    前記後方壁と、 を備えたことを特徴とする掘削歯用のポイント。
  23. 【請求項23】少なくとも1つの前記ラグの前記面は、
    ロックピンの爪を受け入れて前記ポイントにロックピン
    をロックするのに適合した凹部を含むことを特徴とする
    請求項22に記載のポイント。
  24. 【請求項24】前記ラグの前記面は、ロックピンの爪を
    受け入れるのに適合した凹部を含むことを特徴とする請
    求項23に記載のポイント。
  25. 【請求項25】前記ボスの少なくとも1つは、ロックピ
    ンの爪を受け入れてポイントにロックピンをロックする
    のに適合した凹部を含むことを特徴とする請求項22に記
    載のポイント。
  26. 【請求項26】掘削歯を構成するためにアダプターにポ
    イントを連結するためのロックピンであって、前記ロッ
    クピンは使用中に加わる外力に抵抗するワンピース構造
    の伸長された強固な包囲体及び独立して押し下げられる
    複数の突起部を有し、前記突起部は弾性部材に取り付け
    られる作動体を含み、前記包囲体は前記弾性部材を受け
    入れて装着するために少なくとも1つのポケットを含
    み、前記包囲体はアダプターにポイントを強固に連結す
    るために、前記突起部の一方がアダプターの面に係合す
    るために拡張される第1のギャップを有し、前記包囲体
    はポイントに前記ロックピンをロックするために、前記
    突起部の他方がポイントの開口部に係合するために拡張
    される第2のギャップを有し、前記作動体は前記各々の
    弾性部材の最大拡張ポイントと最大圧縮ポイントとの間
    を移動可能であり、(互いに相対的に固定された前記包
    囲体の外面は前記一方の突起部の)前記最大拡張ポイン
    トと最大圧縮ポイントとの間、及び前記他方の突起部の
    前記最大拡張ポイントと最大圧縮ポイントとの間に位置
    して前記包囲体が過度の圧縮に対して前記弾性部材を保
    護することを特徴とするロックピン。
  27. 【請求項27】前記作動体は、単一の単体弾性部材に取
    り付けられることを特徴とする請求項26に記載のロック
    ピン。
  28. 【請求項28】前記弾性部材は複数の独立した弾性体か
    らなり、前記弾性体は他の前記作動体の少なくとも1つ
    とは異なる弾性体に締着されることを特徴とする請求項
    26に記載のロックピン。
  29. 【請求項29】不所望な回転に対して歯を安定化させ、
    歯におけるピンの誤挿入を防止するために、歯に規定さ
    れた開口に受け入れられるのに適合し、外側に突出した
    アーム部を有することを特徴とする請求項26に記載のロ
    ックピン。
  30. 【請求項30】掘削歯を構成するためにアダプターにポ
    イントを連結するためのロックピンであって、前記ロッ
    クピンは単体構造の伸長された強固な包囲体及び独立し
    て押し下げられる少なくとも2つの突起部を有し、前記
    突起部は作動体及び弾性体を含み、前記2つの突起部の
    前記弾性体は互いに独立かつ個別であり、前記包囲体は
    前記弾性部材を受け入れて装着するために複数のポケッ
    トを規定し、アダプターにポイントを強固に連結するた
    めに、前記一方の突起部はアダプターの面に係合するた
    めに前記包囲体の前方部分の第1のギャップに拡張さ
    れ、前記他方の突起部はポイントに前記ロックピンをロ
    ックするための凹部に係合するために、前記包囲体の第
    2のギャップに拡張され、前記包囲体は使用中にポイン
    トに加わる外力から保護するために前記他方の突起部の
    前記弾性体を本質的に包囲していることを特徴とするロ
    ックピン。
  31. 【請求項31】前記第2のギャップは前記包囲体の後方
    部分に規定され、前記他方の突起部は前記一方の突起部
    の拡張方向とは反対方向に拡張されることを特徴とする
    請求項30に記載のロックピン。
  32. 【請求項32】前記作動体は、各々弾性体の外部に取り
    付けられた強固な部材であることを特徴とする請求項30
    に記載のロックピン。
  33. 【請求項33】前記複数の他の突起部を有し、それぞ
    れ、ポイントの凹部に係合してポイントに前記ロックピ
    ンをロックするために、前記包囲体に規定されたギャッ
    プに拡張されることを特徴とする請求項30に記載のロッ
    クピン。
  34. 【請求項34】前記他方の突起部の少なくとも1つは前
    記一方の突起部の端部に位置されることを特徴とする請
    求項33に記載のロックピン。
  35. 【請求項35】前記包囲体は前方壁を含み、前記一方の
    突起部の前記作動体は取り付けられる弾性体の最大拡張
    ポイントと最大圧縮ポイントとの間を移動可能であり、
    また、過剰のローディングから前記一方の突起部の前記
    弾性体を保護するために、前記前方壁は前記最大拡張ポ
    イントと最大圧縮ポイントとの間に位置されることを特
    徴とする請求項30に記載のロックピン。
  36. 【請求項36】不所望な回転に対して歯を安定化させ、
    歯におけるピンの誤挿入を防止するために、歯に規定さ
    れたギャップに受け入れられるのに適合し、外側に突出
    したアーム部を有することを特徴とする請求項30に記載
    のロックピン。
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