JP2720895B2 - リンギングチョークコンバータ制御回路 - Google Patents

リンギングチョークコンバータ制御回路

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JP2720895B2
JP2720895B2 JP6581185A JP6581185A JP2720895B2 JP 2720895 B2 JP2720895 B2 JP 2720895B2 JP 6581185 A JP6581185 A JP 6581185A JP 6581185 A JP6581185 A JP 6581185A JP 2720895 B2 JP2720895 B2 JP 2720895B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【概要】 自励発振形のリンギングチョークコンバータの制御回
路内にあるトランジスタスイッチおよび時定数回路を利
用して、過電流発生時に電流制限を行わせる。 【産業上の利用分野】 本発明はエレクトロニクス機器等の電源装置に使用さ
れるDC−DCコンバータに関するものであり、特に自励発
振形のリンギングチョークコンバータにおける過電流制
限機能をそなえた制御回路に関する。 【従来の技術】 一般にDC−DCコンバータでは、負荷側の障害等に基づ
いて生じる過電流から回路を保護するために、過電流制
限回路を備えている。 従来の過電流制限回路には種々の形式のものがある
が、第6図のに示されるようなゆるやかな垂下特性を
もった回路、同図に示される“フの字”垂下特性をも
った回路、あるいは同図に示されるとの中間の特
性をもった回路が代表的なものである。 第6図の特性をもった過電流制限回路は、主トラン
ジスタのコレクタ電流のピーク値がある一定値を越える
ことがないように制限した場合、過電流状態において、
周期が伸びるように動作する構成をとっている。その結
果、とり出し可能な電力量も小さくなるため、過電流値
が増大するのに応じて出力電圧は急激に低下する。 また第6図の特性をもった過電流制限回路は、たと
えば上記の特性を実現する機構にさらに、たとえば過
電流状態で出力電圧の一部を発振回路側に正帰還する機
構を付加することによって構成される。これにより、過
電流が生じての特性の垂下部分に入ると、出力電圧の
低下が発振回路側に正帰還されて、出力電圧の低下が加
速度的に進み、遂には過電流値も減少せざるを得なくな
って、図示の特性となる。 【発明が解決しようとする問題点】 上述した従来のDC−DCコンバータでは、たとえば第6
図の特性を実現する過電流制限回路の場合、過電流状
態が持続すると、整流用ダイオードや負荷が過熱により
破壊される可能性があった。また第6図の場合は、過
電流制限回路として特別な部品を付加し、あるいは専用
の回路として構成する必要があり、このため回路が複雑
になるという問題があった。 【問題点を解決するための手段】 本発明は、DC−DCコンバータのうちでも、特に自励発
振形リンギングチョークコンバータの制御回路におい
て、本来の定電圧制御機能を実現するための回路機構自
体に過電流制限機能を保有させるようにして、回路構成
を簡単化したものである。 本発明によるリンギングチョークコンバータ制御回路
は、 一次巻線、二次巻線および帰還巻線をもつトランス
(T)と、前記トランスに結合されて発振動作を行う主
トランジスタ(Tr3)と、前記主トランジスタ(Tr3)の
コレクタ電流のピーク値を制御するため、主トランジス
タ(Tr3)のON動作後の適当な時間にONにされて主トラ
ンジスタ(Tr3)のベース駆動を阻止する第1の制御ト
ランジスタ(Tr1)と、過電流による出力電圧の異常低
下を検出する回路(PC1,R9)を含み,出力電圧のレベ
ル変動を検出する誤差検出回路(5)と、を有するリン
ギングチョークコンバータにおいて、 前記第1の制御トランジスタ(Tr1)のベースに接続
され、前記主トランジスタ(Tr3)のON動作後に第1の
制御トランジスタ(Tr1)をONにする時間を設定するコ
ンデンサ(C2)および抵抗(R2)からなる時定数回路
と、 定常動作時には前記主トランジスタ(Tr3)のON期間
に続くOFF期間にまた過電流発生時には前記主トランジ
スタ(Tr3)のON期間に,それぞれ前記時定数回路
(C2,R2)のコンデンサ(C2)を充電する充電回路
(C4,R8)と、 前記時定数回路(C2,R2)に対して制御された大きさ
の放電路を設定する第2の制御トランジスタ(Tr2
と、 定常動作時に、主トランジスタ(Tr3)のON期間に前
記誤差検出回路(5)による出力電圧のレベル変動検出
出力に基づき第2の制御トランジスタ(Tr2)に時定数
回路(C2,R2)に対する該検出されたレベル変動に応じ
た大きさの放電路を設定するように制御する第1のベー
ス駆動回路(PC2)と、 過電流発生時に、前記誤差検出回路(5)が出力電圧
の異常低下を検出したことに応動して、前記主トランジ
スタ(Tr3)のOFF期間に第2の制御トランジスタ(T
r2)に、時定数回路(C2,R2)に対する所定の大きさの
放電路を設定する第2のベース駆動回路(R4)とを備
え、 定常動作時には、主トランジスタ(Tr3)のOFF期間に
時定数回路(C2,R2)のコンデンサ(C2)を充電し、主
トランジスタ(Tr3)のON期間に出力電圧のレベル変動
検出に応じて第2の制御トランジスタ(Tr2)を介して
時定数回路(C2,R2)のコンデンサ(C2)の放電量を調
整し、第1の制御トランジスタ(Tr1)のONのタイミン
グを変化させて、主トランジスタ(Tr3)のON期間を制
御し、また前記過電流発生時には、主トランジスタ(Tr
3)のON期間に時定数回路(C2,R2)のコンデンサ
(C2)を充電し、OFF期間に第2のトランジスタ(Tr2
を直ちにONにし,時定数回路(C2,R2)のコンデンサ
(C2)の放電量を大きくして、第1の制御トランジスタ
(Tr1)のONのタイミングを定常時よりも早めるように
構成するものである。 第1図は、本発明の原理を説明するために単純化して
示したリンギングチョークコンバータの回路である。 図において、1は入力電圧端子、2は自励発振回路、
3は制御回路、4は出力回路、5は誤差検出回路、6は
出力電圧端子、7は主トランジスタ、8は第1の制御ト
ランジスタ、9は第2の制御トランジスタ、10は時定数
回路、11はエミッタバイアス抵抗、Tはトランス、N1
一次巻線、N2,N3は帰還巻線、N4は二次巻線、PC1およ
びPC2はホトカプラを表す。 自励発振回路2において、主トランジスタ7は、トラ
ンスTと結合してON/OFF動作による自励発振を行い、入
力電圧端子1に印加される直流電圧を交流電圧に変換
し、トランスTを介して出力回路4に電力を供給する。 出力回路4は、トランスTから交流電圧を直流電圧に
整流し、出力電圧端子6から装置へ供給する。 誤差検出回路5はホトカプラPC1,PC2を介して、自励
発振回路2の制御回路3に帰還する。 制御回路3は、出力電圧制御機能と過電流制限機能と
を併せもつ回路である。主トランジスタ7のON動作の
際、エミッタバイアス抵抗11に生じる電圧は、時定数回
路10の電圧と直列になって第1の制御トランジスタ8の
ベースに印加される。時定数回路10の電圧は、エミッタ
バイアス抵抗11に生じる電圧に対して逆極性の電圧であ
り、主トランジスタ7のON直後暫くは第1の制御トラン
ジスタ8のベースを負に保持する。そして時定数回路10
の電圧は、並列の第2の制御トランジスタ9を介する放
電により低下し、第1の制御トランジスタ8を一定時間
後にON制御し、主トランジスタ7のベース駆動を阻止
し、主トランジスタ7をOFFに転換させる。時定数回路1
0のコンデンサは、主トランジスタ7のON期間に続くOFF
期間にN2に生じるフライバック電圧に基づいて充電さ
れ、主トランジスタ7のON期間に第2の制御トランジス
タ9を介して放電される。放電量は出力電圧のレベル変
動および過電流状態に応じて調整され、時定数回路10の
電圧減少速度は変化する。これを用いて主トランジスタ
7のON期間の終了タイミングを早めたり遅らせたりする
制御を行い、例えば定常状態では、主トランジスタ7の
コレクタ電流ピーク値を出力電圧に応じて変化させて、
出力電圧の変動を補償する。 第2の制御トランジスタ9は、時定数回路10の放電量
を制御することによって、第1の制御トランジスタ8を
ONにする時間、すなわち主トランジスタ7のON期間を制
御する。第2の制御トランジスタ9は、ホトカプラPC1
およびPC2を介して、誤差検出回路5から出力される誤
差信号により制御される。 出力電圧が正常な範囲にある定常状態では、主トラン
ジスタ7がON期間に、誤差信号の大きさに応じて第2の
制御トランジスタの導通量すなわちコレクタ電流が定ま
る。たとえば、出力電圧が上がりすぎると、第2の制御
トランジスタ9のコレクタ電流が増大し、時定数回路10
の電圧が減少して、第1の制御トランジスタ8は早くON
になり、そして主トランジスタ7のON期間が短縮され
る。 また過電流状態では、定常状態での制御範囲を越えた
出力電圧の低下が生じたことを検出して、主トランジス
タ7がOFF期間に第2の制御トランジスタ9はONにする
動作を行わせ、時定数回路10の放電をさらに促進させ
る。これにより、主トランジスタ7のON期間は急速に短
縮され、負荷電流が制限される。 【作用】 一般に、リンギングチョークコンバータでは、出力電
圧を大きくとろうとすると主トランジスタのON期間が長
くなり、コレクタ電流のピーク値も大きくなって、発振
周波数が低下する性質がある。本発明は、基本的にこの
性質を利用して最大出力電圧を制限する制御動作を行
い、この制限以上に電力を取ろうとすると、過電流領域
に入って出力電圧が低下するようにし、この出力電圧を
検出してさらに出力電力を制限するように制御してい
る。 第2図は、第1図における主トランジスタ7のコレク
タ電圧VCEおよびコレクタ電流Icの動作波形を示したも
のであり、図(a)は定常時の動作波形、図(b)は過
電流時の動作波形である。なお、Einは入力電圧、Icp1
およびIcp2はコレクタ電流ピーク値、T1およびT2は発振
周期を表している。 図示のように、過電流時には、コレクタ電流ピーク値
Icp2および発振周期T2がそれぞれIcp1>Icp2,T1<T2
なるように変化し、負荷へ供給可能な電力を大幅に制限
する。 これにより、本発明による自励発振形リンギングチョ
ークコンバータの過電流制限特性は、第6図のに示さ
れている巻き込み型垂下特性を示す。 【実施例】 第3図は本発明の1実施例による自励発振形リンギン
グチョークコンバータの回路図であり、第4図および第
5図はそれぞれ定常時および過電流時のその動作波形図
である。 第3図において、1は入力電圧端子、2は自励発振回
路、3は制御回路、4は出力回路、5は誤差検出回路、
6は出力電圧端子、Tr1ないしTr3はトランジスタ、D1
いしD7はダイオード、AMPは増幅器、PC1,PC2はホトカ
プラ、R1ないしR11は抵抗、C1ないしC6はコンデンサ、
Tはトランス、N1は一次巻線、N2およびN3は帰還巻線、
N4は二次巻線、Einは入力電圧、Eoutは出力電圧、Vref
は基準電圧を示す。 またVB1,VB2,VB3,VB4,VR8,VRC,iE,iE2,ic,i
Eは、それぞれ制御回路3内に図示されている各部の動
作電圧および動作電流を表し、第4図および第5図に定
常時と過電流時の動作波形が示されている。 第3図図示の自励発振形リンギングチョークコンバー
タの基本原理は周知のものであるが、簡単に回路の動作
機能を説明する。 すなわち第3図において、主トランジスタTrSのコレ
クタは一次巻線N1を通して電源に接続され、主トランジ
スタTr3のベースには、抵抗R1によりバイアス電流が与
えられるとともに、帰還巻線N2が、R5と、C1およびD1
並列回路を介して結合される。したがって主トランジス
タTr3のコレクタ電流は、帰還巻線N2を介してベースに
正帰還されることになり、自励発振動作が生じる。自励
発振動作中、主トランジスタTr3は周期的にON、OFFす
る。主トランジスタTr3がONのとき、トランスTの一次
巻線N1を通してコレクタ電流が流れ、このときトランス
Tにエネルギーが蓄積される。そして主トランジスタTr
3がOFFとなったとき、このエネルギーは二次巻線N4によ
り取り出され、ダイオードD7で整流されて出力される。 定常動作時において、最初、主トランジスタTr3のOFF
状態のとき、そのベースに抵抗R1を介してバイアス電流
が供給されるため、主トランジスタTr3は導通し、巻線N
1を通して電流が流れる。この電流に基づく磁束変化は
帰還巻線N2,N3に電圧変化となって現れる。 この帰還巻線N2に生じた電圧は、抵抗R5、コンデンサ
C1を経て、主トランジスタTr3のベースに正帰還され、
ベース電流を増加させる。このようにして出来た正帰還
ループにより、主トランジスタTr3は急速にON飽和状態
となる。第4図(1),(2),(3)のVB3,iB
iE,VR8の各波形におけるt1時点での立上がりは、この
ときの変化を示す。 続いて、第4図(3)の波形iE,VB8のt1−t2期間に
示すように、主トランジスタTr3のコレクタ−エミッタ
間に直線的に増加する電流が流れる。またこのとき、コ
レクタ電流の増加により、抵抗R8に生じる電圧VR8も増
大し、主トランジスタTr3のベース電圧VB3は第4図
(1)に示すように変化する。VB3が増大すると,帰還
巻線N2に生じる矩形波電圧との差が小さくなるので,抵
抗R5に流れる電流,すなわちベース電流iBは,第4図
(2)に示すように僅か減少する。続いて、コレクタ電
流が主トランジスタTr3のHFEによって定まるある値に達
したとき、コレクタ電流はそれ以上増加することができ
ず、この時点t2でN2の電圧は消失し、続いて逆方向の帰
還作用が働いて、時点t3に主トランジスタTr3は急速にO
FFとなる。 自励発振回路2は、主トランジスタTr3、一次巻線
N1、帰還巻線N2、抵抗R1、コンデンサC1、ダイオードD1
を主要な構成要素として自励パルス発振を行い、制御回
路3は、出力回路4の誤差検出回路5からホトカプラPC
1,PC2を介して帰還される誤差信号に基づき、出力電圧
に応じて主トランジスタのコレクタ電流のピーク値(ON
時間)を制御する。 ところで制御回路3において、トランジスタTrr1は、
主トランジスタTr3のベース電位を0Vに落とすことによ
り主トランジスタTr3を強制的にOFFに切り替えるスイッ
チである。またトランジスタTr2は、時定数回路R2・C2
に対する放電路を与え且つトランジスタTr1のベースを
トリガーするためのスイッチである。さらにホトカプラ
PC2は、定常状態においてPC1から受光し、リニヤ動作が
可能な状態にある。 トランジスタTr1のベースは、時定数回路C2・R2およ
びコンデンサC4を介して、主トランジスタTr3のON時に
そのエミッタ抵抗R8の両端に生じる電圧VR8によって駆
動される。このときのベース電圧VB1は、第4図(5)
の波形に示すように変化する。なお時定数回路C2・R
2は、その放電に時間がかかることによって、トランジ
スタTr1をONにするタイミングに遅延を与える。すなわ
ち定常動作時においては、このタイミング遅延を変化さ
せることにより動作を安定化させる。 C2とR2で構成された時定数回路10は、Tr3がOFFした時
に充電され、ONした時には放電される構成を取る。第7
図にTr3のOFF時とON時の電流路を示す。 Tr3のOFF時の時定数回路の入力電圧はトランスの巻線
N2のフライバック電圧とVB4であるが、R5も時定数を決
定する回路に含まれる。 Tr3のON時は、PC2からR4の向きに電流が流れるので,
それにより決定される電圧VB2で、Tr2のコレクタ−エミ
ッタ間の放電回路の動作状態が決定し,これによりC2
電荷はR2を経由して放電され、Tr3のON時間を制御す
る。 主トランジスタTr3のON期間には、第4図(6)のVRC
波形に示すように、時定数回路R2・C2のコンデンサC2
放電する。またこのとき帰還巻線N3に生じた電圧によ
り、ダイオードD5を経てコンデンサC4が第4図(4)の
VC4波形に示すように充電される。次に主トランジスタT
r3のOFF時にはこのコンデンサC4の電荷により、コンデ
ンサC2が充電される。なお、このTr3のOFF期間中、T
r1,Tr2のベースには、D3,D4によって、N2の負電圧が
加えられて、それぞれのベース電位VB1,VB2は第4図
(5)の波形に示すように負となり、Tr1,Tr2はOFFと
なっており、またR4には、帰還巻線N2に生じているフラ
イバック電圧に基づくアイドリング電流が流れている
(第3図中のiB2の矢印の向き)。 このため、この後で再びトランジスタTr2がONになっ
たとき、トランジスタTr1を再びONにするためには、コ
ンデンサC2の電荷を放電させてVB1>0にするまでの時
間が必要となる。 ここで、二次側の誤差検出回路5とフォトカプラPC1
及びPC2の役割と制御回路3の動作について述べる。 コンバータの二次側の出力端子6から出力する電力が
小さい時,誤差検出回路5は,Eoutの上昇を抑える為
に,PC1に流れる電流を増やす。PC1の電流が増えると,
受光側のPC2のエミッタから流れる出る電流も大きくな
る。 Tr3がOFF時には,R4からR3に流れる電流と,PC2からR
3に流れる電流は同じ向きなので加算されてVB2の電圧を
高める。PC2の電流で高くなったVB2の値は,二次側のEo
utからの出力電力がゼロの時最大となり,過電流制限回
路の動作直前に最低となる。よってPC2の電流が大きい
と,VB2が大きくなるので,Tr2のエミッタ電圧も高くな
り,Tr3がOFF時に充電される時定数回路の両端電圧VRC
は小さくなる。この状態で,トランスTが二次側に電力
を放出し終えて,巻線N1〜N4の電圧極性が全て反転する
と,Tr3はONとなる。PC2の電流が大きく,時定数回路の
両端電圧VRCが小さい状態でTr3がONすると,PC2の電流
はTr2のベースに流れ込みコレクタ電流icを増加させる
ので,時定数回路(C2,R2)の放電を早める動作をす
る。時定数回路の放電が早くなると,Tr1は速やかにON
してTr3をOFFさせるので,Tr3のON期間は短くなる。す
なわち,トランスTを経由した出力端子6に出力する電
力は小さい値となる。 次にコンバータの二次側の出力端子6から出力する電
力が大きい時は,上記動作とは反対の制御状態となる。
PC1及びPC2の電流は低下し,時定数回路の放電時間が長
くなるので,Tr1がONするまでの時間が伸びて,結果的
にTr3がONしている時間が伸びる。すなわち,出力端子
6に出力する電力は大きくなる。 更に,出力端子6からの出力電力が最大値の状態で
は,出力端子6の端子電圧は殆ど低下していないが,出
力電力を抑制する為に流れるフォトカプラPC1及びPC2
電流はゼロとなり,OFFした状態である。Tr3のOFF時を考
えると,PC2がOFFなので,Tr2のベース電流はR4経由の
電流iB2のみとなって,コレクタ電流iCは最小値とな
る。iCが小さいので,時定数回路の両端電圧VRCは,C4
→C2→R2→D3→R5→N2→R8→C4の経路で流れる電流によ
って,最大値に充電される。Tr3がONすると,最大値と
なった時定数回路の電圧VRCは,PC2がOFFで,コレクタ
電流iCが最低値となっているTr2の放電経路では,放電
に最大の時間を要することになる。つまりTr1がONし,T
r3をOFFさせるまでの時間は最も長くなる。 この出力電力が最大の状態での制御回路3の動作を維
持しながら,更に出力を取り出そうとした場合は,リン
ギング・チョーク・コンバータの性質上,出力電圧は低
下するが出力電流は増加するという性質がある。 なお、VRCが最大値に充電されると述べたが,コンバ
ータの動作上,定常時や異常時には,N2に発生したフラ
イバック電圧まで充電される訳ではない。この理由は次
の通りである。 すなわちリンギング・チョーク・コンバータでは,Tr
3をOFFさせている間,そのベース電圧を負電圧に逆バイ
アスし続けて,OFF動作を確実にす必要がある。この逆バ
イアスは,ダイオードD2→コンデンサC1→抵抗R5→巻線
N2の経路で,電流を流し続ける事で実現している。すな
わち,Tr3のOFF期間にこの電流を流し続けるので,C1
充電され,C1とR5とD3のカソード側の接続点の電圧がN2
に発生している電圧(負の電圧)に向かって,変動し続
けている。D3のアノード側の電圧は,カソード側の電圧
変化とほぼ同じ様に変化するので,結果的にTr3のOFFの
期間では,過電流制限状態でも,VRCが増加を続けてい
る途中で,Tr3がONに切り替わる動作となる。 ここで第2図の主トランジスタTr3の波形について述
べる。リンギング・チョークコンバータの主トランジス
タTr3がON時に,トランスTに流れる電流と印加される
電圧でトランスTはエネルギーを蓄積する。次に,Tr3
がOFF時に蓄積したエネルギーを二次側に放出する動作
を行う。蓄積したエネルギーを全て放出し終わると,ト
ランスTの各巻線に発生している電圧は自然に消滅す
る。この消滅がトリガーとなり,主トランジスタTr3
ベースに接続されたD1,C1,R5,N2の正帰還回路が,Tr
3を高速にONさせるので,連続的な発振動作となる。 トランスTは原理的に,エネルギー蓄積時にN1に印加
された電圧値と時間の積(Tr3がON時)が,エネルギー
放出時(Tr3がOFFの時)のN1に発生するフライバック電
圧値と時間の積に等しくなる性質を持つ。第2図VCE
形で説明すると,Tr3がON期間のEinより下の面積(電圧
・時間積)が前者でEinより上の部分のTr3がOFF期間の
面積(電圧・時間積)が後者である。 過電流時のコンバータ出力電圧が低下した状態では,
不純物トランジスタTr3がOFF時に,トランスTのN1に発
生するフライバック電圧も低くなる。この現象はN1と相
似波形が現れるN2〜N4でも同様に発生する。電圧低下時
でも電圧・時間積の関係は成立しているので,EinとIcp1
の値が定常時と同じであれば,トランスTがエネルギー
を放出する時間は,定常時より長くなる。すなわち,Tr
3がOFFしている時間,及び発振周期は長くなり,定常時
の周期をT1,過電流時の周期とT2とすると,T1<T2とな
る。 過電流時にコレクタ電流を一定値で制限するタイプの
従来のリンギング・チョーク・コンバータでは,トラン
スに蓄積されるエネルギーの大きさは変わらないので,
出力電圧の低下に応じて出力電流が大きくなって行く第
6図の過電流制限特性となる。しかし、本コンバータ
は,以下の様な動作過程をたどり,第6図の巻き込み
型の過電流制限特性となる。 〔過電流制限初期〕 過電流制限での垂下開始から中頃までは,出力電圧Eo
utの低下でN2のフライバック電圧が低下する。VRCはN2
のフライバック電圧とC4の電圧によって充電されている
ので,これはVRCを小さくする方向である。しかし既に
述べた様に,Tr3のOFF時間も伸び始める。Tr3のOFF時間
が伸びれば,VRCは最大出力時よりも更にN2のフライバ
ック電圧近くまで充電されようとする。 この相反する要素が複合され,結果的にVRCの充電電
圧はあまり変化しない事になる。すなわちiEのピーク値
は最大出力時と大差なく,過電流制限特性としては,過
電流垂下開始時点より電流値が大きくなる第6図の巻
き込みが始まる前の出力電流が伸びている箇所の特性と
なる。 〔過電流制限末期〕 負荷かなり重くなっている過電流制限領域での中頃か
ら出力端の完全短絡までは,過電流制限初期より更にTr
3のOFF時間は伸び,また出力電圧も低下する。この時V
RCの充電電圧は,Tr3のOFF時間の伸びよりも,N2のフラ
イバック電圧の低下による影響が大きく現れる。つま
り,VRCはN2のフライバック電圧に非常に近くなってい
るが,N2の電圧そのものが小さくなってしまっている状
態となる。 結果的に過電流制限初期の状態より,VRCは小さくな
り,VRCで決定されるTr3のエミッタ電流iE小さくなるの
で,トランスTに蓄積されるエネルギーも小さくなり,
出力電流は減少する。 この現象は,負荷を更に重くして,完全短絡に至るま
で加速される現象なので,過電流制限特性は第6図の
様な電流が絞りこまれる巻き込み型の特性を示す事にな
る。 第3図の回路における過電流時の細部の動作は、次の
様になる。 過電流が発生、つまり最大出力制限動作にかかるほど
の過負荷が生じると、第3図の出力電圧Eoutは、正常な
制御範囲を越えて異常に低下する。この出力電圧EOUT
低下は、以下のように生じる。 Tr3がONした直後はVRCが最大値で、VRC>VB4となって
いて、Tr1のベース電位は0Vラインに対して負の値なの
で、Tr1はOFF状態である。Tr1のベースが負の時は、こ
れに接続されているTr2のエミッタも負である。 この時Tr2のエミッタから見ると0Vラインは正に見え
るので、0Vラインから抵抗R4を経由しTr2のベースに電
流iB2が流れる。Tr2のベースに電流が流れると、Tr2
コレクタからエミッタに電流icが流れる。この電流i
cは、抵抗R2を経由して流れるところの,コンデンサC2
の電荷を放電する電流である。 C2の電荷か放電されるとTr1のベース電圧VB1は負から
0Vに向かって上昇し、Tr2のベースエミッタ間電圧が0.6
〜0.7V以下となったときにiB2は流れなくなる。なおTr2
導通時のベース電圧VB2位は,Tr1のベース電位よりTr2
のベースエミッタ間電圧分の0.6〜0.7程度だけ高い。 iB2が流れなくなると、コンデンサC2の放電は停止
し、C2の両端電圧は安定する。 しかし、リンギングチョークコンバーターの主トラン
ジスタTr3のエミッタ電流iEは直線的に上昇する三角波
の電流なので、抵抗R8の両端電圧VR8も直線的上昇を続
ける。よってコンデンサC4の+端子の電圧VB4も直接的
に上昇する。 この時、コンデンサC4の+端子と接続されたコンデン
サC2の両端電圧は安定しているので,第4図(4)のよ
うに抵抗R8とコンデンサC4て発生した電圧の直線的上昇
はTr1のベースにそのまま伝達され、Tr1のベース電圧が
0.6〜0.7Vに達すると、Tr1はオンしてTr3のベース電流
を遮断する。 従って、所定の電力以上出力させようとしても、主ト
ランジスタTr3の電流を制限しているので、出力電圧E
OUTは低下する。 このようにして、出力電圧EOUTが正常な制御範囲を越
えて異常に低下すると,AMPの反転入力(−)である
R10,R11の分圧値が非反転入力(+)のVref値を下回る
ため、AMPの出力電圧はEoutへ上昇し、R9とPC1の直列回
路には電流が流れなくなって、ホトカプラPC1は発光で
きず、PC2をOFF状態にする。つまり,PC2のOFFにより出
力電圧の異常な低下が検出できる。このとき、主トラン
ジスタTr3はOFFの期間にあったものとすれば、抵抗R8
両端電圧VR8はほぼ0となるので,Tr2のエミッタから見
た0Vラインの電圧(VRC+VC4+VR8)は,逆極性の電圧V
R8が0になった分正に増大し、コンデンサC2の電荷は、
コンデンサC4、抵抗R8,R4を経て、トランジスタTr2
ベースに流れ(第5図(2)のiB2参照)、これを導通
させる。これにより、コンデンサC2の電荷はトランジス
タTr2を経て放電する(第5図(3)のVRC参照)。 次に主トランジスタTr3がONとなり、過電流状態に対
応して大きなエミッタ電流が抵抗R8に流れると、抵抗R8
の両端に定常時の場合よりも大きな電圧VR8が生じる。
一方,コンデンサC4の両端の電圧は殆ど変化のない直流
電圧であり,コンデンサC4の抵抗R8側の,0Vラインから
見た端子電圧は,既に述べたように大きな電圧となって
いる。従って,コンデンサC4の0Vラインから見た+側の
電圧は,VR8とコンデンサC8の両端の直流電圧とが加算
された電圧になり,VB4は定常時よりも大きな値とな
る。従って,コンデンサC4を経てコンデンサC2へ電流が
流れてこれを充電し(第5図(1)のiRC参照)、トラ
ンジスタTr1をONし、主トランジスタTr3を定常時にくら
べて早期にOFFに切り替える。すなわち電流を制限する
動作を行う。 Tr3のiEは過電流制限動作時に非常に大きくなり、第
5図の(5)に示すTr3がONとなっている時のR8の電圧
降下VR8も大きくなる。 一方、Tr3がOFFとなっている時は、PC2の電流が零と
なっても、C3,C4のカソード電位はN2の「・」極が負と
なっているため、やはり負となる。しかしながらTr2
ベースは、R3,R4で分圧される電圧て順方向にバイアス
されているので、この状態(Tr3がOFFとなっている状
態)の時、Tr2のiCが零となることは無い。したがってV
RCは、R3とR4、そしてTr3がOFFした時にN2に発生するフ
ライバック電圧で決まる値になる。この状態の次に、Tr
3がONした時、N2とN3のタップ電圧の和からD5の順方向
電圧を差し引いた電圧までC4は充電される。C4のマイナ
ス端子はR8と接続してあるので、0Vラインから見た時、
C4のプラス端子の電圧VB4は徐々に上昇して行き、 VRC≦VB4 となった時にTr1がONとなり、Tr3はOFFとなるので、Tr3
の電流が制限され、過電流制限動作が行われる。 この過電流制限動作においては、以下のような作用が
生じる。 出力電圧が低下すると、誤差検出回路値は,PC1の発
光を停止させて、出力電圧を上昇させようとするが、前
記〜までの最大出力制限動作により、出力電圧の上
昇はない。 出力巻線N4のフライバック電圧である出力電圧が低下
すると、出力巻線N4と相似の電圧が発生している巻線N2
のフライバック電圧も低下する。 巻線N2のフライバック電圧は「・」極が0Vラインに対
して負の電圧として発生し,これが小さくなると、主ト
ランジスタTr3がOFFの時に充電されるコンデンサC2が充
電電圧が小さくなる。 この場合〜までの動作時間が早くなるので、結果
として前記からのTr3がONしている時間が短くな
る。 Tr3のON時間が短くなると出力電力は更に絞り込ま
れ、第6図のの過電流制限特性を示す。 なお上述した説明の中では、時定数回路のコンデンサ
C2の両端の電圧VRCの絶対値が大きくなる方向を充電と
している。この充電は,主トランジスタTr3がOFFの時で
巻線N2の「・」極が負電位となった時に行われる。また
主トランジスタTr3がOFFの時に抵抗R8に発生する電圧V
R8は非常に小さく,VB1の変動が大きいので,第5図
(1)に示されるように、主トランジスタTr3のON時に
コンデンサC2が充電され動作をする。 さらに一般的に,トランジスタTr1のベースにコンデ
ンサC2の様な接続形態をとり,さらに電圧VR8の様に断
えず電圧が変動する所にコンデンサの他端が接続されて
いる場合には微分動作が行われるが,本実施例回路の場
合は,トランジスタTr1のベースの電圧変動が電圧VR8
りもはるかに大きいように構成されているので,微分動
作は行われない。 【発明の効果】 本発明の制御回路では、第6図のに示されるよう
に、過電流時には出力電圧が急激に低下し、さらに過電
流が増大して出力巻線のフライバック電圧が低下する
と、主トランジスタのOFF期間にも、時定数回路の放電
が行われて、次の主トランジスタのON期間を短縮させる
ので、図示の巻き込み型特性が生じる。 このように本発明では、過電流制限機構が制御回路内
の本来の制御機構と一体化しているため、部品点数が少
なくて済み、また回路構成が簡単化される。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の原理を説明する回路図、第2図は本発
明の基本的な動作を示す主トランジスタの動作波形図、
第3図は本発明の1実施例回路の構成図、第4図は定常
時の動作波形図、第5図は過電流時の動作波形図、第6
図は過電流制限特性の説明図、第7図は時定数回路の充
放電時の動作説明図である。 第1図において、1は入力電圧端子、2は自励発振回
路、3は制御回路、4は出力回路、5は誤差検出回路、
6は出力電圧端子、7は主トランジスタ、8は第1の制
御トランジスタ、9は第2の制御トランジスタ、10は時
定数回路、11はエミッタバイアス抵抗、Tはトランス、
PC1およびPC2はホトカプラを表す。

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.一次巻線、二次巻線および帰還巻線をもつトランス
    (T)と、前記トランスに結合されて発振動作を行う主
    トランジスタ(Tr3)と、前記主トランジスタ(Tr3)の
    コレクタ電流のピーク値を制御するため、主トランジス
    タ(Tr3)のON動作後の適当な時間にONにされて主トラ
    ンジスタ(Tr3)のベース駆動を阻止する第1の制御ト
    ランジスタ(Tr1)と、過電流による出力電圧の異常低
    下を検出する回路(PC1,R9)を含み、出力電圧のレベ
    ル変動を検出する誤差検出回路(5)と、を有するリン
    ギングチョークコンバータにおいて、 前記第1の制御トランジスタ(Tr1)のベースに接続さ
    れ、前記主トランジスタ(Tr3)のON動作後に第1の制
    御トランジスタ(Tr1)をONにする時間を設定するコン
    デンサ(C2)および抵抗(R2)からなる時定数回路と、 定常動作時には前記主トランジスタ(Tr3)のON期間に
    続くOFF期間にまた過電流発生時には前記主トランジス
    タ(Tr3)のON期間に,それぞれ前記時定数回路(C2,R
    2)のコンデンサ(C2)を充電する充電回路(C4,R8
    と、 前記時定数回路(C2,R2)に対して制御された大きさの
    放電路を設定する第2の制御トランジスタ(Tr2)と、 定常動作時に、主トランジスタ(Tr3)のON期間に前記
    誤差検出回路(5)による出力電圧のレベル変動検出出
    力に基づき第2の制御トランジスタ(Tr2)に時定数回
    路(C2,R2)に対する該検出されたレベル変動に応じた
    大きさの放電路を設定するように制御する第1のベース
    駆動回路(PC2)と、 過電流発生時に、前記誤差検出回路(5)が出力電圧の
    異常低下を検出したことに応動して、前記主トランジス
    タ(Tr3)のOFF期間に第2の制御トランジスタ(Tr2
    に、時定数回路(C2,R2)に対する所定の大きさの放電
    路を設定する第2のベース駆動回路(R4)とを備え、 定常動作時には、主トランジスタ(Tr3)のOFF期間に時
    定数回路(C2,R2)のコンデンサ(C2)を充電し、主ト
    ランジスタ(Tr3)のON期間に出力電圧のレベル変動検
    出に応じて第2の制御トランジスタ(Tr2)を介して時
    定数回路(C2,R2)のコンデンサ(C2)の放電量を調整
    し、第1の制御トランジスタ(Tr1)のONのタイミング
    を変化させて、主トランジスタ(Tr3)のON期間を制御
    し、また前記過電流発生時には、主トランジスタ(T
    r3)のON期間に時定数回路(C2,R2)のコンデンサ
    (C2)を充電し,OFF期間に第2のトランジスタ(Tr2
    を直ちにONにし,時定数回路(C2,R2)のコンデンサ
    (C2)の放電量を大きくして、第1の制御トランジスタ
    (Tr1)のONのタイミングを定常時よりも早めることを
    特徴とするリンギングチョークコンバータ制御回路。
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