JP2720860B2 - 不揮発性半導体記憶装置の動作条件の設定方法 - Google Patents

不揮発性半導体記憶装置の動作条件の設定方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、MOSFET(金
属−酸化膜−半導体電界効果トランジスタ)を構成要素
とする、典型的にはEEPROM(電気的に消去可能な
プログラマブル・リード・オンリ・メモリ装置)である
不揮発性半導体記憶装置に関するもので、特に、その装
置の寿命を予測し、その装置の寿命が目的の値を達する
ような装置の動作条件を設定することに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】VLSI製造においては、製造された製
品が所期の有用な寿命全体にわたって機能を果たすこ
と、すなわち信頼性の高い製品を製造することが、実用
的な観点からすれば必要なことである。製品の信頼性を
高めるため、まず製造方法の改善が図られてきている。
同様に、VLSIの製造者が自己の製品の信頼性をより
良く予測できることも重要である。特に、特定の種類の
信頼性劣化のメカニズムにより信頼性が低下する場合、
その信頼性の劣化を製造者が検出できることが重要であ
る。
【0003】EEPROMにおける信頼性の障害の原因
は大きく2つ考えられている。1つは、EEPROMの
ゲート絶縁膜(特にこれはトンネル(絶縁)膜と呼ばれ
る)中に存在する微視的な欠陥による、EEPROMの
早期にあらわれる信頼性劣化である。2つめは、EEP
ROMの動作によってトンネル膜中に生成される欠陥・
損傷による長期的な信頼性の劣化で、これがいわゆるデ
バイスの寿命にかかるものである。あとに詳しく述べる
が、EEPROMにおいては動作中電子がトンネル膜中
を通過する。このときの通過電子によりトンネル膜中に
欠陥・損傷が生じる。このトンネル膜中の欠陥のため、
EEPROMのしきい値が変動することが知られてい
る。したがって、EEPROMにおいてはトンネル絶縁
膜の信頼性の問題から、出荷前に動作後の特性を把握
し、製品の信頼性が保証できるようにすることが強く望
まれている。
【0004】ここで、本発明の内容、効果の説明をわり
やすくするため、EEPROMの動作原理を簡単に述べ
る。図16に、EEPROMの横断面図が示されてい
る。図16のEEPROMはp型のシリコン基板101
上に形成されたソース領域102とドレイン領域103
をもつ。ソース領域102とドレイン領域103の間に
はチャネル領域104が形成される。そのチャネル領域
104上にはトンネル絶縁膜(トンネル酸化膜)105
が成長され、その上に浮動ゲート106が形成される。
浮動ゲート106の上部に制御ゲート108が設けられ
る。制御ゲート108と浮動ゲート106は通常多結晶
シリコンで形成される。制御ゲート108は絶縁膜10
7により浮動ゲート106から絶縁される。絶縁膜10
7は通常二酸化シリコンまたは窒化されたシリコンまた
は窒化された酸化物の複合体で形成されている。この様
な構造において、制御ゲート108に電圧Vcgを印加す
ることにより、トンネル絶縁膜105を通して電子を浮
動ゲート106に蓄積させた状態と、浮動ゲート106
から電子をぬき去る動作をさせる。一般に、浮動ゲート
106に電子を蓄積させる操作を「プログラム」、浮動
ゲート106から電子をぬき去る操作を「消去」とよ
ぶ。浮動ゲート106に電子が存在しない場合に、浮動
ゲート106の下に作られているトランジスタをオンさ
せるために制御ゲート108に印加する電圧をしきい値
Vth1 とし、浮動ゲート106に電子が存在する場合に
上記と同じトランジスタをオンさせるために制御ゲート
108に印加する電圧をしきい値Vth2 とすると、Vth
1 より大きなしきい値Vth2 が必要である。EEPRO
Mにおいては、この2つの状態のしきい値の差をメモリ
の“0”、“1”の信号として用いている。
【0005】図16のEEPROMは、浮動ゲート10
6からソース領域102あるいはチャネル領域104へ
の電子のファウラー・ノルトハイムトンネル(以下FN
トンネル)効果により消去できる。また、電子のFNト
ンネル効果は、ある種のEEPROMにおいてはプログ
ラムに用いることもできる。このようにEEPROMに
おいてはそのプログラムと消去の少なくとも1つの操作
を行うことによって、トンネル効果により電子が酸化膜
中を通過する。このとき電子により酸化膜中に欠陥が生
成される。この欠陥は、電子や正孔を捕獲する準位とな
る。このため、EEPROMのしきい値が変動すること
が知られている。さらにこの様な欠陥はトンネル膜の絶
縁耐性劣化させるため、いわゆるリークにより浮動ゲー
トに蓄積された電子を損失させる。この結果、EEPR
OMが正常に動作しなくなることが知られている。
【0006】過去においては、製品が製造されると、そ
の寿命を予測する方法がなかった。したがって、実際に
製造された製品に繰り返し試験を行い、その途中で不合
格になったものを摘出するという選別法が一般的であっ
た。しかしながら、この方法では、選別試験によりすべ
ての製品が等しく劣化してしまうこと、また、この方法
で良品となった製品の寿命については全くわからないと
いう問題があった。この様な問題を解決して、製品の寿
命を予測する方法として、特開平3−195060号公
報に示されるような寿命予測方法が提案されている。こ
の方法では、ICの消去速度を測定し、消去されたビッ
トの百分率を、印加されたゲートしきい値電圧の関数と
して求める。このとき分布の消去テイル領域内にあるビ
ットの百分率も識別する。このテイル領域内にあるビッ
トは、アレイ内の残りのビットにくらべ比較的高速で消
去する。消去テイル内のビットの数がアレイ中のビット
の総数のある百分率を超えるとそのICは耐久性障害を
早く起しやすいものとして分類される。具体的に、特開
平3−195060号公報では、その素子の消去テイル
がアレイ中のビットの総数の約6%を越えると、その装
置は信頼性が低いものとして等級を下げられる。この方
法によれば、これまでの方法と比較して選別が容易かつ
迅速に行なえ、また、選別による劣化も防ぐことができ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、セ
ルの他の構成要素に比べて著しく劣化の速いもののみを
選別する、いわゆる初期的な不良による選別であって、
その選別では合格した「良品」の寿命/信頼性に関して
の予測に関しては不十分なものである。
【0008】また、さらに従来技術による寿命予測は、
素子完成後に限られていた。このため、寿命予測試験に
おいて得られた寿命が当初の目標値に達しなかった場合
には、製造されたすべての製品が出荷することができな
くなる。したがって、EEPROM製造のできるだけ早
期の段階で寿命予測を行うことができれば、このような
問題を回避することができる。
【0009】本発明の目的は、初期劣化による選別で合
格した不揮発性半導体記憶装置の劣化を予測する方法を
提供することである。
【0010】本発明の別の目的は、不揮発性半導体記憶
装置の寿命を含む特性の予測を、不揮発性半導体記憶装
置の製造工程の早期に行うことができる方法を提供する
ことである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、MOS
FET(金属−酸化膜−半導体電界効果トランジスタ)
を構成要素とする不揮発性半導体記憶装置の動作条件の
設定方法において、前記不揮発性半導体記憶装置の製造
完成前に該不揮発性半導体記憶装置の動作シミュレーシ
ョンを行い、動作シミュレーション結果を得る第1のス
テップと、該動作シミュレーション結果から、前記不揮
発性半導体記憶装置の動作条件を求める第2のステップ
を含むことを特徴とする不揮発性半導体記憶装置の動作
条件の設定方法が得られる。
【0012】更に本発明によれば、前記第1のステップ
は、前記不揮発性半導体記憶装置の製造完成前の前記M
OSFETの製造の終了時に該不揮発性半導体記憶装置
の前記動作シミュレーションを行い、前記動作シミュレ
ーション結果を得るものであることを特徴とする不揮発
性半導体記憶装置の動作条件の設定方法が得られる。
【0013】また本発明によれば、前記第1のステップ
は、前記不揮発性半導体記憶装置の製造完成前の前記M
OSFETの製造の終了時に、該MOSFETの特性測
定から前記不揮発性半導体記憶装置の前記動作シミュレ
ーションに用いるパラメータを求めるステップと、該パ
ラメータを用いて前記不揮発性半導体記憶装置の前記動
作シミュレーションを実行し、前記動作シミュレーショ
ン結果を得る動作シミュレーション実行ステップとを含
むことを特徴とする不揮発性半導体記憶装置の動作条件
の設定方法が得られる。
【0014】更に本発明によれば、前記動作シミュレー
ション実行ステップは、前記動作シミュレーション結果
として、前記不揮発性半導体記憶装置の動作特性の劣化
に関する結果を得るものであり、前記第2のステップ
は、前記不揮発性半導体記憶装置の動作特性の劣化に関
する前記結果から、前記不揮発性半導体記憶装置の動作
条件を求めることを特徴とする不揮発性半導体記憶装置
の動作条件の設定方法が得られる。
【0015】また本発明によれば、前記不揮発性半導体
記憶装置がEEPROM(電気的に消去可能なプログラ
マブル・リード・オンリ・メモリ装置)である不揮発性
半導体記憶装置の動作条件の設定方法が得られる。
【0016】
【発明の実施の形態】次に本発明について図面を参照し
て説明する。
【0017】本発明の方法によれば、図16のEEPR
OMの構成要素であるMOSFETの特性を入力パラメ
ータとするEEPROMの動作シミュレーションを行う
ことにより、EEPROMの寿命を予測することができ
る。さらにこのシミュレーションを用いれば、所要の寿
命を達成するようなEEPROMの動作条件を導き出す
ことも可能となる。とくに、この様な寿命の予測、最適
な動作条件の決定を、EEPROM製造工程中のMOS
FETの製造が終了した段階で行うことができる。メモ
リの寿命を予測できれば、必要な寿命を確保できるよう
にメモリの動作条件をあらかじめ設定することができる
ため、信頼性の高いメモリを提供することができる。
【0018】本発明においては、図16のEEPROM
の動作シミュレーションに必要な入力パラメータを得る
ために、まず、図1に示すような、EEPROMの構成
要素であるMOSFETの特性を測定する。ここで用い
るMOSFETについては、対象としているEEPRO
Mの製造工程と同じ工程を通過させたもの、あるいはE
EPROMの一部をこれにあてる。また、EEPROM
のMOSFET製造と同じ条件で製造されたMOSキャ
パシターの特性の測定からも、パラメータを求めること
ができる。以下、MOSFETとMOSキャパシターを
合わせてMOSデバイスと総称する。また、EEPRO
Mのトンネル膜に用いられる膜は、純粋な酸化膜だけで
はなく、例えば窒素等他の元素をかなり含んだ膜も考え
られるが、ここでは、それらの膜を持った金属・絶縁膜
・半導体構造を含めてMOSとしている。ここで、MO
Sデバイス特性としては、以下のようなものについて測
定を行う。測定する特性について、図1を参照して説明
する。
【0019】(1)定電流ストレスゲート電圧(Vg )
−時間(t)特性(Vg −t特性) ゲート電極206とシリコン基板201、ソース領域2
02あるいはドレイン領域203間を流れる電流が一定
値(以下定電流値)となるようなゲート電圧の時間経過
にともなう変動を測定する。典型的なMOSデバイスで
得られるVg −t特性を図2に示す。ここで、図2にお
いて時間tが小さい領域でVg が時間t=0に比べて低
下するのはMOSデバイスの酸化膜中に正の電荷が捕獲
された影響、逆に時間tが大きくなるにつれVg が増加
するのはMOSデバイスの酸化膜中に負の電荷が捕獲さ
れた影響である。この測定から膜中の捕獲電荷量を得る
ことができる。
【0020】(2)定電圧ストレスゲート電流(Ig )
−時間(t)特性(Ig −t特性) ゲート電極206とシリコン基板201、ソース領域2
02あるいはドレイン領域203間にかかる電圧が一定
値(以下定電圧値)となるようなゲート電流(ゲート電
極206と、シリコン基板201、ソース領域202あ
るいはドレイン領域203間を流れる電流)の時間経過
にともなう変動を測定する。この測定から膜中電荷量を
得ることができる。
【0021】(3)静電容量(C)−電圧(Vg )特性
(C−Vg 特性) MOSFETのゲート電極206に印加する電圧の変化
にともなうMOSの容量Cの変化を測定する。典型的な
C−V特性の例を図3に示す。印加する電圧の周波数に
より低周波C−Vg と高周波C−Vg の2種類がある。
ここで得られるCの変化は酸化膜の劣化がない場合には
半導体の反転層の挙動を示すものであるが、界面準位や
膜中電荷が存在する場合にはその性質や量を与える。
【0022】(4)ゲート電流(Ig )−ゲート電圧
(Vg )特性(Ig −Vg 特性) MOSFETのゲート電極206に印加する電圧の変化
にともなうゲート膜を通過する電流の変化を測定する。
典型的なIg −Vg 特性の例を図4に示す。ここでVg
大きな領域での電流はFNトンネル効果による電流(以
下FN電流)を表わす。
【0023】特に、特性の測定にMOSFETを用いる
場合には以下のような特性についても測定を行う場合が
ある。
【0024】(5)ドレイン電流(Id )−ドレイン電
圧(Vd )特性(Id −Vd 特性) MOSFETにおいてゲート電圧をある値に設定した状
態での、ドレイン電圧の変化に伴うドレイン電流の変化
を測定する。このとき設定するゲート電圧値を変化させ
て同様の測定を行う。
【0025】(6)ドレイン電流(Id )−ゲート電圧
(Vd )特性(Id −Vd 特性) MOSFETにおいてドレイン電圧をある値に設定した
状態での、ゲート電圧の変化に伴うドレイン電流の変化
を測定する。典型的なId −Vg 特性を図5に示す。一
般に、Id が急速に立ち上がり、その値が所要の値以上
になるVg をもって、しきい値電圧Vthを定義してい
る。このとき設定するドレイン電圧値を変化させて同様
の測定を行う。
【0026】上記(3)〜(6)については、電気的ス
トレスを印加の前後で測定を行う。ここで、電気的スト
レスとは、ゲート電極に電圧を印加するなどして、酸化
膜中に電流を流す(電子あるいは正孔を酸化膜中に注入
する)操作全般を指す。本発明における動作シミュレー
ションでは上記測定結果およびそこから導きだされる諸
量の少なくとも1つを用いる。
【0027】ここで、EEPROMの信頼性について説
明する。信頼性の評価に用いる特性には幾つかあるが、
一般にはプログラム時のしきい値電圧の低下あるいは消
去時のそれの上昇、あるいはその少なくとも1つによる
2つのしきい値電圧の差が小さくなってしまうことを信
頼性の劣化といい、これらの劣化がメモリとしての動作
に支障をきたす値となった時点が寿命と考えられる。こ
の観点による信頼性の評価に広く用いられているのは、
プログラム・消去の動作の繰り返し回数の増加に伴う各
々の動作後のしきい値電圧Vthの変動を見るもの(以下
くり返し特性)と、メモリをプログラム状態で長時間放
置した場合の放置時間(以下保持時間)の増加に伴うし
きい値電圧Vthの変動を見るもの(以下保持特性)との
2つである。典型的なくり返し特性と保持特性の例を、
各々図6および図7に示す。図6に見られるように、繰
り返し回数の増加とともに、プログラム時のしきい値電
圧Vth1 と消去時のしきい値電圧Vth2 の差が小さくな
ってしまう、いわゆるウインドウ−イングが起こってい
る。一般には繰り返し回数が100万回でのしきい値電
圧の差が所要の値を満足するか否かで信頼性が評価され
る。また、図7に見られるように、10万回のプログラ
ム・消去の繰り返し動作を行なったメモリに関して、プ
ログラム状態でのしきい値電圧が保持時間の増加ととも
に低下していることがわかる。一般には保持時間が10
00時間程度でのしきい値電圧の変動が所要の値以下で
あるか否かで信頼性が評価されている。以下、本発明の
実施例では、信頼性の評価として、とくに断わらない限
りこの2つの項目について行う。
【0028】この明細書においては、FNトンネル効果
によりプログラム・消去をおこなうEEPROMを例に
とり、本発明による信頼性の予測および動作条件の設定
の手順について説明する。以下の説明においては、装置
の種類、電圧等のような特定の事項の詳細について数多
く述べてある。しかし、そのような特定の詳細な事項な
しにでも、本発明を実施できることは明らかである。
【0029】(実施例1)本発明に従ってFMトンネル
効果によるプログラム・消去(以下各々FNプログラ
ム、FN消去)によるEEPROMを例にとって、その
動作シミュレーションの方法と、信頼性を評価するため
のくり返し特性のシミュレーションの方法と、得られた
シミュレーション結果に基づくメモリの寿命の予測と所
要の寿命を達成させる動作条件の設定法についてのべ
る。
【0030】まず、動作シミュレーションの方法につい
て説明する。図16に示すような構造のフラッシュメモ
リでは、しきい値電圧Vthは以下の式で計算される。
【0031】 Vth=Vth0 −Qfg/Ccg …(1) Vth0 :浮動ゲートに電荷がない場合のしきい値 Qfg :浮動ゲートに蓄積している電荷量 Ccg :浮動ゲートと制御ゲートに挟まれた絶縁膜部分
の容量 Qfgは浮動ゲートに流れ込むFN電流JFNの時間積分
下記の数式1で求められる。
【0032】
【数1】 ここで、JFNは JFN=AEox2 exp [−B/Eox] …(3) で与えられる。ここで、Eoxはトンネル膜にかかる電界
であり、係数AとBはMOSデバイスのIg −Vg 測定
結果における、高Vg 部分の特性から決定される。プロ
グラムは、基板側から浮動ゲートへ流れるFN電流によ
り、また、消去は浮動ゲートから基板側へ流れるFN電
流により行われる。したがって、上記(1)〜(3)の
式を計算することにより、EEPROMのプログラム・
消去動作をシミュレートできる。
【0033】実際のEEPROMの動作においてはプロ
グラム・消去を行う際には、プログラム時間tp 、消去
時間te なる一定の操作時間をあらかじめ設定し、その
時間内で所要のしきい値電圧を得るような動作条件を設
定する。図8と図9に、本動作シミュレーションにより
求められた、プログラム時、及び消去時の操作時間とそ
の時のしきい値電圧の変化を示す。プログラム時のしき
い値電圧をVth1 、消去時のしきい値電圧をVth2 とす
ると、tp 、te は図の矢印の時間程度の値に設定され
る。また、設定された動作条件は、繰り返し動作後も変
更されない。
【0034】FNプログラム、FN消去EEPROMの
場合には、FNトンネル効果によりトンネル膜に注入さ
れる電子により膜中に生成される電荷の捕獲準位とその
準位への電荷の捕獲が、トンネル膜の信頼性を劣化させ
る。これを更に具体的に説明すると、トンネル膜中の捕
獲電荷によりフラットバンドがシフトし、膜内の電界も
変化する。この結果、同じ電圧を制御ゲートに印加して
も、くり返し動作前後でJFNは変化する。従って
(1)〜(3)式から明らかなようにしきい値電圧が変
動する。ここでは、FN電流が流れた場合の膜中の捕獲
電荷の生成をモデル化し、トンネル膜中に捕獲電荷が存
在する影響を考慮したシミュレーションを行う。
【0035】捕獲電荷生成のモデル化にあたっては、先
にのべたVg −t特性において、一定のFN電流を流す
のに要するVg の変化の測定結果を用いる。先にも述べ
たとおり、Vg の絶対値が小さくなるのは、膜中の正電
荷の増加を、逆に、Vg の絶対値が大きくなるのは、膜
中の負電荷が増加することに対応する。図2に示される
ように、注入量の小さい領域では、Vg は一度指数関数
的に減少し、その後、注入量が大きくなるにつれて、V
g はほぼ注入量に比例するように増加する。これは、正
孔は電子注入量が増えると飽和し、一方、膜中の負電荷
は、注入電子量に比例して増加していることを示してい
る。以上から、電子については、注入電子によりあらた
に捕獲準位が生成され、その準位に電子が捕獲されるモ
デルを、正孔に関しては、電気的なストレス印加以前に
酸化膜中にもともと存在する捕獲準位に正孔が捕獲され
るモデルを用いる。膜中の電子捕獲量Ne 、および正孔
捕獲量Nh は、注入電子量(Qinj )の関数として次式
で記述される。
【0036】 電子捕獲量:Ne =qG[Qinj −{1−exp (−σe Qinj)} /se] …(4) 正孔捕獲量:Nh =Nh0{1−exp (−σh αQinj )} …(5) ここで、qは単位電荷量、Gは注入電子による準位生成
レート、σe は電子捕獲断面積、σh は正孔捕獲断面
積、Nh0は膜中にもともと存在する正孔捕獲準位の密度
を表わす。注入電子量Qinj はプログラムあるいは消去
時のFN電流の値から求められる。
【0037】各パラメータは、これらの値を用いたVg
の時間変化をシミュレートした結果が実験結果と一致す
るように求められたものである。以下に述べるEEPR
OMの動作シミュレーションにおいてもこれらのパラメ
ータを用いる。このような捕獲電荷が存在する場合の、
電界Eox′は、次式で与えられる。
【0038】 Eox′=(Vfg−Vfb−Ne ・xe/ε+Nh ・xh/ε)/Dox …(6) Vfg:浮動ゲート電位 Vfg=γVcg γ=Ccg/(Ccg+Cox) Cox:トンネル膜の容量 xe:電子捕獲準位のFN電流による電流注入側界面から
の距離 xh:正孔捕獲準位のFN電流による電子注入側界面から
の距離 ε:SiO2 の誘電率 Dox:トンネル酸化膜厚 Vfb:捕獲電荷によるフラットバンドシフト このようにして求められた電界を上記(3)式のJFN
の計算に用いることにより、トンネル膜が劣化した時の
シミュレーションを行うことができる。このときのしき
い値電圧の計算にあたっては、膜中の捕獲電荷によるフ
ラットバンドシフト分を考慮した Vth=Vth0 −Qfg/Ccg+Vfb …(7) を用いる。上記の方法を用いてFNプログラム/FN消
去の繰り返し特性をシミュレーションした結果を図10
に示す。このシミュレーションにおける動作条件はプロ
グラム時の制御ゲート電圧Vp =21V、プログラム時
間tp =1msec、消去時の制御ゲート電圧Ve =−
17V、消去時間te =1msecである。実験で一般
に得られている結果(図6)と同様に、10万回をこえ
るあたりから、しきい値電圧差の減少が見られている。
ここであげた繰り返し特性のシミュレーションは、ここ
であげた動作条件に限らず、それ以外の条件においても
同様に行うことができるものである。
【0039】次に、上記で得られたシミュレーション結
果を用いて、100万回までの寿命を保証する動作条件
を設定する方法について述べる。図11に、繰り返し前
(初期)と、100万回繰り返し後での、消去時のしき
い値電圧Vthの時間変化の計算結果を示す。この場合、
100万回繰り返し動作を行なった後のしきい値電圧
は、設定消去時間te においては初期のしきい値電圧ま
で下がりきらず、さらに長い消去時間を要することが示
されている。したがって、消去時間を操作できる場合に
は、初期設定消去時間をte ではなくte ′とすれば、
繰り返し後も所要のしきい値電圧を得ることができる。
あるいは、くり返し回数の増加にしたがって、消去時間
をte からte ′までのばすという操作を行なえば繰り
返し後にも初期と同じしきい値電圧を得ることができ
る。本実施例で示されたシミュレーション例では、初期
設定では1msecであった消去時間を100万回の繰
り返しの後には5msecにすれば、初期と同じしきい
値電圧が得られることがわかる。消去時間を操作できな
い場合は、繰り返し回数の増加にしたがって、制御ゲー
トに印加する電圧を上昇させるなどすることにより所要
のしきい値を達成することができる。この制御ゲートの
電圧の上昇値についても、上記のシミュレーションを用
いて、Vthを制御電圧の関数として求めることなどによ
り予測できる。
【0040】本実施例による動作シミュレーションに要
した時間は、図10に示される繰り返し特性を求めるの
に、エンジニアリング・ワークステーションにおいて約
15分程度である。
【0041】(実施例2)上記実施例1と同様のFNプ
ログラム、FN消去によるEEPROMを例にとって、
その信頼性を評価するための保持特性の予測についての
べる。
【0042】保持特性の劣化は、プログラム状態におい
て、浮動ゲートに蓄積された電子が何らかの理由により
電極からもれること、いわゆるリーク電流により、プロ
グラム時のしきい値電圧が低下することである。従っ
て、保持特性は、浮動ゲート電極の蓄積電荷量、還元す
れば、浮動ゲート電圧Vfgの時間変化により評価するこ
とができる。ある時刻t=t1での浮動ゲート電圧Vfg
は下記の数式2で求められる。
【0043】
【数2】 ここで、Qfg0 はプログラム直後(t=0)に浮動ゲー
トに蓄積されている電荷量を表し、Jleakはリーク電流
値を表わしている。
【0044】FNプログラム/FN消去EEPROMの
保持特性の劣化は、FN電流の通過により酸化膜中に生
成された電子の捕獲準位を介して電子がトンネル(図1
2参照)することによるリーク電流であることが知られ
ている。このときリーク電流Jleakは次式で与えられ
る。
【0045】 Jleak=qNox/(τ1 +τ2 ) …(9) Nox:トンネル膜中の電子捕獲準位の密度 τ1 :浮動ゲート電極からトンネル膜中捕獲準位へのト
ンネルの時定数 τ2 :トンネル膜中準位から基板へのトンネルの時定数 τ1 ,τ2 は各準位へのトンネルの確率から計算され、
捕獲断面積とトンネル膜中電界の関数与えられる。ここ
で、Nox、捕獲断面積およびトンネル膜中電界は、上記
実施例1で述べた、捕獲モデルにより求められる。
(9)式で求められるリーク電流を、(8)式に代入す
ることにより、保持特性がシミュレーションされる。
【0046】上記の方法を用いてFNプログラム/FN
消去の繰り返し回数を変えた場合の各々の保持特性のシ
ミュレーション結果を図13に示す。動作条件はプログ
ラム時の制御ゲート電圧Vp =24V、プログラム時間
tp =1msec、消去時の制御ゲート電圧Ve =−1
7V、消去時間te =1msecである。このシミュレ
ーションの対象となるEEPROMにおいては動作条件
がこれらの値に固定されるとする。ここで、しきい値電
圧変動の許容範囲に対応する浮動ゲート電圧の低下の許
容値を2Vとすると、この設定動作条件では所要の寿命
を満足する保持特性が得られないことが予測される。し
たがって、この様な場合には、この段階でその製品の製
造を中止判断することになる。この様な場合にも、本発
明によれば、製造中止の判断を、EEPROM製造工程
の早い段階である、MOSFETの製造段階で下すこと
ができる。したがって、従来のように、製品の完成後に
判断を行う場合に比べ、工程数、コストを著しく節約す
ることが可能となる。
【0047】要約すれば、本発明の基本的な過程は図1
4に示した通りである。まず、対象となるEEPROM
の構成要素であるMOSFETと同じ条件で形成された
MOSデバイスの特性を測定する。測定結果から導出し
たパラメータを用い、EEPROMの動作シミュレーシ
ョンを行う。シミュレーション結果として、繰り返し後
の特性を操作が可能である条件の関数として求める。こ
れを用いて、繰り返し後において所要の特性が得られる
条件を求める。シミュレーションで得られた動作条件を
設定できる回路を、EEPROMの製造中から設計する
ことが可能である。また、シミュレーションで予測され
た寿命、動作条件が回路上の制約範囲内に入らなかった
場合には、この段階でその製品の製造を中止判断する。
このようにして設定された条件により、実際のEEPR
OMを動作させる。ここで初期劣化を起こす製品は、従
来技術にある方法で排除する。そこで残った製品は、所
要の値あるいは所要の許容範囲の特性/寿命を持つこと
が保証されたものとなる。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
実際の不揮発性半導体記憶装置(例えば、EEPRO
M)の製品を作ることなくして、(不揮発性半導体記憶
装置EEPROM)の寿命を予測することができ、その
結果として要求される寿命を満足する動作条件を設定す
ることができるため、信頼性の保証された製品を提供す
ることができるという効果を持つ。さらに、本発明によ
れば、不揮発性半導体記憶装置(EEPROM)製造工
程中の早い段階において不揮発性半導体記憶装置(EE
PROM)作成プロセスの是非の判断ができること、ま
た、合格したロットの動作条件設定もこの段階でできる
ため、製造工数削減についても大きな効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】EEPROMの一部を構成するMOSFETの
横断面図である。
【図2】MOSデバイスにおいて一定の電流をトンネル
膜に流すのに必要なゲート電圧Vg の時間依存特性を示
す図である。
【図3】MOSデバイスにおいてMOS容量−ゲート電
圧特性を示す図である。
【図4】MOSデバイスにおいてゲート電流−ゲート電
圧特性を示す図である。
【図5】MOSFETにおいてドレイン電流−ゲート電
圧依存性を示す図である。
【図6】EEPROMのくり返し特性を示す図である。
【図7】EEPROMの保持特性を示す図である。
【図8】本発明におけるシミュレーションにより求めら
れたEEPROMのプログラム特性を示す図である。
【図9】本発明におけるシミュレーションにより求めら
れたEEPROMの消去特性を示す図である。
【図10】本発明による実施例において、シミュレーシ
ョンにより求められたEEPROMの繰り返し特性を示
す図である。
【図11】本発明による実施例において、EEPROM
の動作条件のうち消去時間を設定する方法を説明する図
である。
【図12】酸化膜中の電荷捕獲準位を介するリーク電流
の模式図である。
【図13】本発明による実施例において、シミュレーシ
ョンにより求められたEEPROMの保持特性を示す図
である。
【図14】本発明による動作条件の設定を示すフローチ
ャートである。
【図15】従来法を示すフローチャートである。
【図16】EEPROMの横断面図である。
【符号の説明】
101 シリコン基板 102 ソース領域 103 ドレイン領域 104 チャネル領域 105 トンネル絶縁膜 106 浮動ゲート 107 絶縁膜 108 制御ゲート 201 シリコン基板 202 ソース領域 203 ドレイン領域 204 チャネル領域 205 ゲート絶縁膜 206 ゲート電極

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 MOSFET(金属−酸化膜−半導体電
    界効果トランジスタ)を構成要素とする不揮発性半導体
    記憶装置の動作条件の設定方法において、前記不揮発性
    半導体記憶装置の製造完成前に該不揮発性半導体記憶装
    置の動作シミュレーションを行い、動作シミュレーショ
    ン結果を得る第1のステップと、該動作シミュレーショ
    ン結果から、前記不揮発性半導体記憶装置の動作条件を
    求める第2のステップを含むことを特徴とする不揮発性
    半導体記憶装置の動作条件の設定方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の不揮発性半導体記憶装
    置の動作条件の設定方法において、前記第1のステップ
    は、前記不揮発性半導体記憶装置の製造完成前の前記M
    OSFETの製造の終了時に該不揮発性半導体記憶装置
    の前記動作シミュレーションを行い、前記動作シミュレ
    ーション結果を得るものであることを特徴とする不揮発
    性半導体記憶装置の動作条件の設定方法。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の不揮発性半導体記憶装
    置の動作条件の設定方法において、前記第1のステップ
    は、前記不揮発性半導体記憶装置の製造完成前の前記M
    OSFETの製造の終了時に、該MOSFETの特性測
    定から前記不揮発性半導体記憶装置の前記動作シミュレ
    ーションに用いるパラメータを求めるステップと、該パ
    ラメータを用いて前記不揮発性半導体記憶装置の前記動
    作シミュレーションを実行し、前記動作シミュレーショ
    ン結果を得る動作シミュレーション実行ステップとを含
    むことを特徴とする不揮発性半導体記憶装置の動作条件
    の設定方法。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の不揮発性半導体記憶装
    置の動作条件の設定方法において、前記動作シミュレー
    ション実行ステップは、前記動作シミュレーション結果
    として、前記不揮発性半導体記憶装置の動作特性の劣化
    に関する結果を得るものであり、前記第2のステップ
    は、前記不揮発性半導体記憶装置の動作特性の劣化に関
    する前記結果から、前記不揮発性半導体記憶装置の動作
    条件を求めることを特徴とする不揮発性半導体記憶装置
    の動作条件の設定方法。
  5. 【請求項5】 前記不揮発性半導体記憶装置がEEPR
    OM(電気的に消去可能なプログラマブル・リード・オ
    ンリ・メモリ装置)である請求項1〜4に記載の不揮発
    性半導体記憶装置の動作条件の設定方法。
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