JP2719744B2 - スライドアップスクリーン - Google Patents

スライドアップスクリーン

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JP2719744B2
JP2719744B2 JP4223350A JP22335092A JP2719744B2 JP 2719744 B2 JP2719744 B2 JP 2719744B2 JP 4223350 A JP4223350 A JP 4223350A JP 22335092 A JP22335092 A JP 22335092A JP 2719744 B2 JP2719744 B2 JP 2719744B2
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Japan
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実 高橋
幸一 長南
渡辺  勝
貞雄 植松
美智子 根津
和夫 下山
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Dai Nippon Printing Co Ltd
Victor Company of Japan Ltd
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Dai Nippon Printing Co Ltd
Victor Company of Japan Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はスライドアップスクリー
ンの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は従来のスライドアップスクリーン
の背面図であり、図面は符号の向きに見るものとする。
スクリーン100は横長の収納箱101に回転自在に収
められたスクリーン巻取パイプ102に回巻され、スク
リーン100の一端(上端)がガスシリンダ103,1
03で駆動されるパンタグラフリンク104の上端に係
止されていている。
【0003】上記ガスシリンダ103は高圧のガスが封
入されていて、ピストンロッド103aがシリンダに押
込まれる(以下、「退動」という)と封入ガスが圧縮さ
れ、ピストンロッド103aを押出そうとする(以下、
「進動」という)。
【0004】図において、P1で示した使用状態のスク
リーン100を収納箱101に収納するには、電動機
(図示せず)でスクリーン巻取パイプ102を巻取方向
に回転する。すると、スクリーン100は引下げられ、
結果、パンタグラフリンク104はP2の状態を介し
て、P3の如く折畳まれる。P3ではガスシリンダ10
3,103に大きなエネルギが蓄えられる。
【0005】収納されているスクリーン100を使用の
ためにセットするには、P3→P2→P1の順で立ち上
げればよい。
【0006】図7は従来のスライドアップスクリーンの
上部拡大断面図であり、パンタグラフリンク104,1
04の上部に連結ボルト106が挿通され、そのボルト
106の先に矩形板107が止められ、この矩形板10
7に角断面のトップバー108が複数の止めねじ109
で止められ、このトップバー108にスクリーン100
及びトップカバー110が複数の止めねじ111で止め
られている。即ちスクリーン100は、止めねじ111
を弛めることで張り具合の調整がなされる。
【0007】図8は従来のスライドアップスクリーンの
収納状態を示す断面図であり、図6で説明した要領でス
クリーン100は巻き取られる。結果、トップカバー1
10は収納箱101の上部開口112に図の様に嵌合す
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】図7において、トップ
カバー110兼スクリーン100の止めねじ111がト
ップカバー110の上面に露出しているために見栄えが
悪い。しかし、この止めねじ111はスクリーン100
の張り調整のためにドライバ等でねじらなければならな
いためこれに化粧カバーを被せることは調整作業の面で
好ましくない。
【0009】一方、トップカバー110とスクリーン1
00を止めねじ111でとも締めしているために、スク
リーン100の調整の為に止めねじ111を頻繁に弛め
ることでトップカバー110の位置が狂いやすく、結
果、収納箱101の上部開口112にトップカバー11
0が円滑に嵌合しないことがある。
【0010】また、図8において、収納箱101の上部
開口112とトップカバー110との間に指を挟まれる
恐れがある。
【0011】そこで本発明の目的は、トップカバーの止
めボルトの位置の改善、スクリーンの張り調整の容易化
及び収納箱の上部開口とトップカバーとの間に指が挟ま
れても問題ないスライドアップスクリーンを提供するこ
とにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、トップカバーをトップバーの裏面にねじ止
めし、スクリーン支持バーをトップバーに昇降自在に取
付ける。
【0013】また、収納箱の天板に十分に大きな開口を
設け、この開口に開口面積の小さな弾性体を付設する。
【0014】
【作用】トップカバーをトップバーの裏面にねじで取付
ける。スクリーン支持バーを押上げボルトにて押上げる
ことでスクリーンの張りを調整する。
【0015】収納箱の天板に十分に大きな開口を設ける
ことで手が挟み込みまれても問題ないようにし、この開
口に開口面積の小さな弾性体を付設することで収納箱内
へのゴミの侵入を防止する。
【0016】
【実施例】本発明の実施例を添付図面に基づいて以下に
説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
【0017】図1は本発明のスライドアップスクリーン
の上部断面図であり、パンタグラフリンク10の上部に
連結ボルト11が挿通され、そのボルト11に矩形板1
2が止められ、この矩形板12の上部にトップバー13
が取付けられる。
【0018】トップバー13は「日」の字の底が切り欠
かれた断面の中空柱であって、それの図右下部にT断面
溝14が形成されている。このT断面溝14にT字特殊
ボルト15が嵌め込まれ、T字特殊ボルト15はT断面
溝14に沿って(図面表裏方向に)移動自在である。こ
のT字特殊ボルト15にて矩形板12とトップバー13
とを締結する。16はその為の袋ナットである。
【0019】このようなトップバー13の上面にトップ
カバー18を載せる。トップカバー18はトップバー1
3の上面幅の2〜3倍の幅を有し、両端をU字状に折り
曲げて前縁部19と後縁部20とし、下面から下へリブ
21を延出した断面形状を呈し、前縁部19とリブ21
とでトップバー13の上面を挟み、リブ21とトップバ
ー13とを複数の止めねじ23で締結している。
【0020】一方、トップバー13の下部空洞部13a
にはスクリーン支持バー24と称する中空材が脇から投
入される。スクリーン25の上端を支持するこのスクリ
ーン支持バー24はトップバー13の底に並設された複
数の押上げねじ26で押上げられる。
【0021】図2は図1の2矢視図であり、パンタグラ
フリンク10,10、連結ボルト11,11、矩形板1
2、袋ナット16…、トップバー13、止めねじ23
…、トップカバー18が図示されている。
【0022】トップバー13およびトップカバー18の
左右には、サイドキャップ28,28が取付けられてい
る。そして、このサイドキャップ28にテーパ部29が
形成されていることに特徴がある。
【0023】図3は本発明のスライドアップスクリーン
収納箱の平面図であり、説明の都合上、トップカバー1
8、パンタグラフリンク10等は図示していない。収納
箱30の天板31には、トップカバー18の平面寸法よ
り十分に大きな開口32が開けられ、その4隅にガイド
プレート33が内寄りに張り出され、これら開口32及
びガイドプレート33を大きなドーナツ状の弾性体34
で覆ったことを特徴とする。弾性体34は発泡ネオプレ
ンゴムが好適である。
【0024】図4は本発明のスライドアップスクリーン
収納箱の中央部断面図であり、図3の4−4線断面図に
相当する。トップカバー18は閉止時は、弾性材34の
上面に軽く当接する。一方、トップカバーの前・後縁部
19,20と天板の開口32とはL1,L2の隙間があ
る。
【0025】図5は本発明のスライドアップスクリーン
収納箱の端部断面図であり、図3の5−5線断面図に相
当する。スクリーンの収納末期においてサイドキャップ
28は天板の開口32に進入する。この際に、サイドキ
ャップ28に設けられたテーパ部29,29がガイドプ
レート33,33に摺接する。よって、サイドキャップ
28はセンタリング(中心合せ)されつつ下降する。
【0026】以上の構成からなるスライドアップスクリ
ーンの作用を次に述べる。図1において、トップカバー
18は組立ての最後にトップバー13に載せ止めねじ2
3で締結すればよい。この止めねじ23は図左から見た
場合にはトップバー13の裏側となるので、映像観賞者
からは見えない。また、スクリーン25の背後の押上げ
ボルト26でスクリーン25のたるみは簡単に除去でき
る。
【0027】また、図4において、隙間L1,L2が確
保されているので、ここに仮に手が入ってもが挟まれる
心配はない。これら隙間L1,L2は弾性体34で塞が
れているので収納箱30の中にゴミが入る恐れはない。
【0028】さらに、図5においてサイドキャップ28
が下降する際に、テーパ部29,29が開口側のガイド
プレート33,33に摺接するので、サイドキャップ2
8は正確な位置に収る。
【0029】
【発明の効果】以上に述べた通り本発明は、トップカバ
ーをトップバーの裏面にねじで取付けたので止めねじが
映像観賞者からは見えず、もってスライドアップスクリ
ーンの見栄えが良くなる。
【0030】また、スクリーン支持バーを押上げボルト
にて押上げることでスクリーンの張りを調整するように
したので、トップカバーと無関係にスクリーンの調整が
可能となった。
【0031】さらに、収納箱の天板に十分に大きな開口
を設けることで手の挟み込みを防止し、この開口に開口
面積の小さな弾性体を付設することで収納箱内へのゴミ
の進入を防止したので、スライドアップスクリーンの収
納時における安全性と防塵性とが高まる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスライドアップスクリーンの上部断面
【図2】図1の2矢視図
【図3】本発明のスライドアップスクリーン収納箱の平
面図
【図4】本発明のスライドアップスクリーン収納箱の中
央部断面図(図3の4−4線断面図に相当)
【図5】本発明のスライドアップスクリーン収納箱の端
部断面図(図3の5−5線断面図に相当)
【図6】従来のスライドアップスクリーンの背面図
【図7】従来のスライドアップスクリーンの上部拡大断
面図
【図8】従来のスライドアップスクリーンの収納状態を
示す断面図
【符号の説明】
10…パンタグラフリンク、13…トップバー、13a
…下部空洞部、18…トップカバー、19…前縁部、2
0…後縁部、21…リブ、23…止めねじ、24…スク
リーン支持バー、25…スクリーン、26…押上げボル
ト、28…サイドキャップ、29…テーパ部、30…収
納箱、31…天板、32…開口、33…ガイドプレー
ト、34…弾性体。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長南 幸一 神奈川県横浜市神奈川区守屋町3丁目12 番地 日本ビクター株式会社内 (72)発明者 渡辺 勝 神奈川県横浜市神奈川区守屋町3丁目12 番地 日本ビクター株式会社内 (72)発明者 植松 貞雄 神奈川県横浜市神奈川区守屋町3丁目12 番地 日本ビクター株式会社内 (72)発明者 根津 美智子 東京都新宿区市谷加賀町1丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 (72)発明者 下山 和夫 大阪府大阪市西成区南津守6丁目5番53 号 株式会社オーエス内 (56)参考文献 特開 平3−249633(JP,A) 特開 平5−40315(JP,A) 実開 平2−128142(JP,U) 実開 昭59−121646(JP,U) 実開 昭59−84970(JP,U)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 収納箱に収納されたスクリーンをパンタ
    グラフリンクで吊り上げることで使用状態にするところ
    のスライドアップスクリーンであって、スクリーンの上
    端をスクリーン支持バーで支持し、このスクリーン支持
    バーをトップバーで保持し、このトップバー上にトップ
    カバーを載せてなるスライドアップスクリーンにおい
    て、前記トップカバーはトップバーの裏面にねじ止めさ
    れ、また前記スクリーン支持バーはトップバーに昇降自
    在に取付けられ、押上げボルトで押上げられる構成とし
    たことを特徴とするスライドアップスクリーン。
  2. 【請求項2】 収納箱に収納されたスクリーンをパンタ
    グラフリンクで吊り上げることで使用状態にするところ
    のスライドアップスクリーンにおいて、前記収納箱は天
    板に十分に大きな開口が設けられ、この開口に開口面積
    の小さな弾性体が付設されたことを特徴とするスライド
    アップスクリーン。
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KR102490314B1 (ko) * 2017-11-13 2023-01-20 엘지전자 주식회사 디스플레이 디바이스
US11547002B2 (en) 2017-11-13 2023-01-03 Lg Electronics Inc. Display device

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