JP2719317B2 - 洗濯機の排水装置 - Google Patents

洗濯機の排水装置

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JP2719317B2
JP2719317B2 JP7157438A JP15743895A JP2719317B2 JP 2719317 B2 JP2719317 B2 JP 2719317B2 JP 7157438 A JP7157438 A JP 7157438A JP 15743895 A JP15743895 A JP 15743895A JP 2719317 B2 JP2719317 B2 JP 2719317B2
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    • D06FLAUNDERING, DRYING, IRONING, PRESSING OR FOLDING TEXTILE ARTICLES
    • D06F39/00Details of washing machines not specific to a single type of machines covered by groups D06F9/00 - D06F27/00 
    • D06F39/08Liquid supply or discharge arrangements
    • D06F39/083Liquid discharge or recirculation arrangements
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16KVALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
    • F16K31/00Actuating devices; Operating means; Releasing devices
    • F16K31/02Actuating devices; Operating means; Releasing devices electric; magnetic
    • F16K31/04Actuating devices; Operating means; Releasing devices electric; magnetic using a motor
    • F16K31/041Actuating devices; Operating means; Releasing devices electric; magnetic using a motor for rotating valves
    • F16K31/043Actuating devices; Operating means; Releasing devices electric; magnetic using a motor for rotating valves characterised by mechanical means between the motor and the valve, e.g. lost motion means reducing backlash, clutches, brakes or return means

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、洗濯機の排水装置に係
わり、特に、詳細には排水モータ部の構成部分の構造を
簡単に形成して、信頼性を高めた排水装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に洗濯機は図5に示すように、そ
の内部に洗濯槽2、脱水槽3及び洗濯撹拌機4の設置さ
れた本体1が設けられている。前記洗濯槽2の図中中央
下方には、動力モータ6において発生した動力を脱水槽
3と洗濯撹拌機4にクラッチレバー9によって選択的に
伝達するための、動力伝達装置5が設けられている。
【0003】一方、洗濯槽2の図中右下部には、洗濯槽
2内の洗濯完了水を外部に排出するための排水ホース7
が設けられ、当該排水ホース7を開閉するための排水バ
ルブ8が設けられている。更に、排水バルブ8と所定間
隔隔離されて、クラッチレバー9と排水バルブ8を調節
するためのドレインモータ部10が設けられ、クラッチ
レバー9と排水バルブ8を連結する動作ワイヤー8bが
設けられている。
【0004】従来の排水装置であるドレインモータ部1
0は、図6および図7(A),(B) に示されるように、排水
モータ11の動力をプーリ17に伝達するための多数の
ギヤにて成された減速部AとBを設けている。
【0005】前記減速部AとBを連結せしめるためのク
ラッチギヤ12aが設置され、クラッチギヤ12aの図
中下部には、突起19aが形成され、これに対応する減
速部Aには、突起19aと選択結合されるべく、溝19
bが形成されている。この場合、突起19aと溝19b
との間には、スプリング18が設けられ、クラッチギヤ
12aを常に上向きに支持する。
【0006】一方、クラッチギヤ12aの上部には、ソ
レノイド13が設けられ、電源が印加されればソレノイ
ド13の軸13aは、クラッチギヤ12aを押して、減
速部Aと減速部Bを連結せしめ、排水モータ11の回転
力を減速部Bに伝達せしめる。前記減速部Bには、排水
モータ11の回転力をプーリ17に伝達するための従動
軸14が設けられ、従動軸14の中央には遮断板15が
設置されている。
【0007】前記遮断板15の一側には、排水モータ1
1の駆動を制御するための第1スイッチ16aと第2ス
イッチ16bが設けられている。また、遮断板15に
は、第1スイッチ16aと第2スイッチ16bを選択的
に開閉せしめることができる溝15aが形成されてい
る。
【0008】更に、プーリ17には、排水バルブ8を調
節するための動作ワイヤー8bが設置されている。
【0009】このように構成された洗濯機の排水装置の
作用を説明すれば、次の通りである。洗濯工程が終わっ
て排水工程が開始されると排水モータ11に電源が印加
され、同時にソレノイド13にも電源が印加される。電
源が印加されると排水モータ11が回転されて排水モー
タ11に連結された減速部Aも駆動され、同時にソレノ
イド13は作動して、軸13aを下降させる。軸13a
の下降によりクラッチギヤ12aが押されて突起19a
が溝19bに結合されながら、減速部Aの回転力は減速
部Bに伝達するようになる。
【0010】前記減速部Aの回転力により減速部Bが駆
動されながら、その駆動力を従動軸14を通じてプーリ
17に伝達するようになり、プーリ17は回転して動作
ワイヤー8bを所定距離引っ張って排水バルブ8を開け
る。同時に、プーリ17は、クラッチレバー9を引っ張
って動力伝達装置5を調整するようになる。
【0011】更に、プーリ17と共に回転する遮断板1
5の溝15aに第2スイッチ16bの先端部は係合しな
がら、排水モータ11の稼働を中断させる。
【0012】一方、この時にも、ソレノイド13に電流
が継続して送られるので、ソレノイド13の軸13aは
クラッチギヤ12aを継続して押すようになる。これに
よって、減速部AとBは回転せずに、継続して動作ワイ
ヤー8bを引っ張っている状態を維持する。
【0013】排水工程が終わると共に、ソレノイド13
に印加されていた電源が遮断されれば、突起19aと溝
19bとの間において、抑圧されたスプリング18によ
って、クラッチギヤ12aは図中上部に押されるように
なり減速部AとBの連結状態が切れるようになる。
【0014】この時、常時、排水ホース7を閉めようと
する排水バルブ8の弾性手段(図示せず)によって動作
ワイヤー8bを初期状態に引っ張るようになり、遮断板
15は逆回転され、スイッチ16a,16bは連結され
て初期状態に復帰するようになる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記のような
洗濯機の排水装置は、排水工程時、継続してソレノイド
に電源を印加しなければならないので、コイル抵抗に伴
う熱が発生するようになりコイルが断線される問題があ
った。また、コイル抵抗に伴う発熱により排水装置に故
障を招来する問題があった。
【0016】本発明は、このような従来の課題に鑑みて
なされたものであり、その目的は、調節手段の構成を不
良率が高い電気部品の使用を防止して単純なる器具にて
構成し、不良率が低い製作原価が低廉なる洗濯機の排水
装置を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの、請求項1記載の第1の発明の洗濯機の排水装置
は、ドレインモータの駆動により回転する回転軸と、前
記回転軸の回転と共に、同一方向へ回転する第1回転部
材と、前記第1回転部材の回転方向と同一又は逆方向へ
回転する第2回転部材と、前記第1回転部材および第2
回転部材が相互結合すべく成す結合力付加部材と、前記
第1回転部材および第2回転部材の連結が分離される結
合解除部材と、前記第2回転部材の回転に従って、選択
的に接点を成す2点スイッチと、前記第2回転部材の回
転により、前記第2回転部材側に引っ張られて移動する
ことにより排水管を解放し、第2回転部材を前記回転軸
の回転方向とは逆方向へ回転せしめる動作ワイヤーにて
成されたことを要旨とする。
【0018】請求項2記載の第2の発明は、前記第1回
転部材と第2回転部材を前記回転軸に貫通せしめて設置
したことを要旨とする。
【0019】請求項3記載の第3の発明は、前記第2回
転部材が前記結合力付加部材を、前記第1回転部材と結
合する部位の反対面に載せて、前記第2回転部材を前記
第1回転部材にて押すように成さしめたことを要旨とす
る。
【0020】請求項4記載の第4の発明は、前記第2回
転部材が前記第1回転部材と共に、一定区間前記回転軸
の回転方向へ回転しながら、前記第2回転部材が前記第
1回転部材より、連結が分離されるように成したことを
要旨とする。
【0021】請求項5記載の第5の発明は、前記第1回
転部材および第2回転部材が一対の間欠動作機構にて成
され、前記第2回転部材に形成された第2カムが前記第
1回転部材に隣接すべく形成された第1カム上に載せら
れながら、前記第1回転部材と、前記第2回転部材の連
結が分離されることを要旨とする。
【0022】請求項6記載の第6の発明は、前記第1カ
ムの突出方向が前記第2回転部材の第1回転部材に対す
る分離方向と同一であり、前記第2カムの突出方向が前
記第1カムの突出方向と反対であることを要旨とする。
【0023】請求項7記載の第7の発明は、前記2点ス
イッチが前記第2回転部材の回転にて、2点スイッチの
第1接続部と第2接続部との間を、相互転換することが
できるように成したことを要旨とする。
【0024】請求項8記載の第8の発明は、前記2点ス
イッチの第1接続部から第2接続部に転換されながらド
レインモータの駆動が停止されるように成したことを要
旨とする。
【0025】請求項9記載の第9の発明は、前記2点ス
イッチの第2接続部から第1接続部に転換されながら第
1回転部材および第2回転部材の連結が分離されるよう
に成すことを要旨とする。
【0026】請求項10記載の第10の発明は、前記2
点スイッチの転換可能スイッチ部が前記第2回転部材
に、常時滑り接触すべく成したことを要旨とする。
【0027】
【作用】上述の如く構成すれば、第1の発明は、第1回
転部材の回転方向と同一又は逆方向へ回転する第2回転
部材の回転により、動作ワイヤーの引張力に対して排水
管を解放し、ドレインモータの駆動により回転する回転
軸の回転と共に、第2回転部材を回転軸の回転方向とは
逆方向へ回転せしめる動作ワイヤーにて成されたので、
調節手段の構成を不良率が高い電気部品の使用を防止し
て単純なる器具にて構成し、不良率が低い製作原価を廉
価にできる。
【0028】第2の発明は、前記第1回転部材と第2回
転部材を前記回転軸に貫通せしめて設置したので、第1
回転部材と第2回転部材が回転軸と同時に回転すること
ができる。
【0029】第3の発明は、前記第2回転部材が前記結
合力付加部材を、前記第1回転部材と結合する部位の反
対面に載せて、前記第2回転部材を前記第1回転部材に
て押すように成さしめたので、第2回転部材の中心孔に
自由自在に回転可能なるように配置された前記回転軸に
スクリューを結合せしめ、前記スプリングに圧着力を加
えることができる。
【0030】第4の発明は、前記第2回転部材が前記第
1回転部材と共に、一定区間前記回転軸の回転方向へ回
転しながら、前記第2回転部材が前記第1回部材より、
連結が分離されるように成したので、第2回転部材は第
1回転部材から連結が分離されて回転する時、第2回転
部材の下部縁が、第1回転部材の前記傾斜カムに干渉が
成されないようになる。
【0031】第5の発明は、前記第1回転部材および第
2回転部材が一対の間欠動作機構にて成され、前記第2
回転部材に形成された第2カムが前記第1回転部材に隣
接すべく形成された第1カム上に載せられながら、前記
第1回転部材と、前記第2回転部材の連結が分離される
ので、第2回転部材は第1回転部材から連結が分離され
て回転する時、第2回転部材の下部縁が、第1回転部材
の前記傾斜カムに干渉成されないようになる。
【0032】第6の発明は、前記第1カムの突出方向が
前記第2回転部材の第1回転部材に対する分離方向と同
一であり、前記第2カムの突出方向が前記第1カムの突
出方向と反対であるので、第2回転部材は第1回転部材
から分離されて回転する時、第2回転部材の下部縁が、
第1回転部材の前記傾斜カムに干渉が成されないように
なる。
【0033】第7の発明は、前記2点スイッチが前記第
2回転部材の回転にて、2点スイッチの第1接続部と第
2接続部との間を、相互転換することができるように成
したので、スイッチ部を第2回転部材のフランジに対し
て、水平平行なるように配置される。
【0034】第8の発明は、前記2点スイッチの第1接
続部から第2接続部に転換されながらドレインモータの
駆動が停止されるように成したので、スイッチ部を第2
回転部材のフランジに対して、水平平行なるように配置
される。
【0035】第9の発明は、前記2点スイッチの第2接
続部から第1接続部に転換されながら第1回転部材およ
び第2回転部材の連結が分離されるように成すので、ス
イッチ部を第2回転部材のフランジに対して、水平平行
なるように配置される。
【0036】第10の発明は、前記2点スイッチの転換
可能スイッチ部が前記第2回転部材に、常時滑り接触す
べく成したので、第2回転部材のフランジの外周面に接
する間は第2スイッチが第1スイッチに接触できる。
【0037】
【実施例】以下、図面に基づいて、本発明の実施例を説
明する。図1は、本発明に伴う洗濯機の排水装置を示し
た分解斜視図である。前記排水装置であるドレインモー
タ部100は、駆動源である駆動モータ111を内部に
設けるケース110にて形成されている。ケース110
の上部には駆動モータ111の駆動力の伝達を受けた最
終ギヤ112の回転力を第1回転部材150に伝達する
回転軸114が突出して形成されている。
【0038】該回転軸114には、当該回転軸114と
同時に回転することができるように第1回転部材150
が挿入結合されている。
【0039】前記第1回転部材150の中心孔(図示せ
ず)を貫通して、図中上部に延長される回転軸114に
は、第2回転部材170を、自由自在に回転可能なるよ
うに結合されている。
【0040】更に、前記第2回転部材170を、常時、
第1回転部材150に押すように成すスプリング190
は、前記第2回転部材170の上側面に配置されてい
る。この場合、前記第2回転部材170の中心孔174
に自由自在に回転可能なるように配置された前記回転軸
114にスクリュー194を結合せしめ、前記スプリン
グ190に圧着力を加える。
【0041】シリンダー形状の第1回転部材150の上
部縁153には、突出形態の傾斜カム154が形成さ
れ、又、他のシリンダー形状の第2回転部材170の下
部縁177には、前記傾斜カム154と噛み合わされる
傾斜カム係合部178が形成されている。
【0042】本発明においては、回転軸114の回転方
向を反時計方向にて設定したので、前記傾斜カム154
を右側へ突出せしめる一方、前記傾斜カム係合部178
も右側に切り取らせて形成し、回転軸114の回転に従
って前記第1、2回転部材150、170が一緒に回転
する機構にした。
【0043】更に、前記第2回転部材170の円柱に隣
接した上部面には、突出部120を形成せしめ、ここに
動作ワイヤー180の一端を連結する。該動作ワイヤー
180の他端は洗濯槽2(図5参照)内の洗濯完了水
を、外部に排水せしめることができる排水バルブ180
aに連結されている。該動作ワイヤー180は、排水バ
ルブ180a内の弾性体(図示せず)によって常時、引
張力を受けるようになっている。
【0044】前記第1回転部材150の外周面より、所
定距離離れた前記ケース110の上部面には、第1カム
130を形成せしめる。該所定距離は、第1回転部材1
50が回転しながら、後述する第2回転部材170の第
2カム140と、接解する距離であるのが好ましい。
【0045】該第1カム130の突出部131を前記回
転軸114に直交させるべく延長上に形成せしめる。こ
の場合、前記第1カム130の高さを、前記第1回転部
材15の壁部155の高さと、前記傾斜カム154の高
さを合わせたものと同様か又は大きく成す。
【0046】一方、前記第2回転部材170において、
前記下部縁177と、後述する遮断溝175を設けたフ
ランジ179間、即ち、壁部176には、第2カム14
0を形成せしめる。該第2カム140は、前記第1カム
130の突出方向と反対方向の延長上に形成されてい
る。この場合、該第2カム140の高さは、前記第2回
転部材170の壁部176の高さより大きく成す。前記
第1カム130の高さと第2カム140の高さを合わせ
た寸法は、前記第2回転部材170の壁部176の高さ
と、前記第1回転部材150の垂直壁155の高さと、
傾斜カム154の高さとを合わせた寸法より大きく成
す。第2回転部材170は第1回転部材150から分離
されて回転する時、第2回転部材170の下部縁177
が、第1回転部材150の前記傾斜カム154に干渉が
成されないようにする。
【0047】前記第2回転部材170のフランジ179
の一部には、遮断溝175を形成せしめる。そして、前
記フランジ179の外周面と前記遮断溝175を利用し
て、駆動モータ111を駆動せしめる電源を印加すると
か又は遮断することができるように形成する。
【0048】該遮断溝175及びフランジ179の上下
幅は、第2回転部材170が、第1回転部材150と結
合時及び分離時にも後述するスイッチ部160の尖端部
が、常時、遮断溝175又は、フランジ179の外周面
に接するように形成する。
【0049】更に、遮断溝175の開始部及び終端部に
テーパを形成せしめ、前記スイッチ部160の尖端部の
収容排出が容易になるように成すことが望ましい。
【0050】スイッチ部160は、第1,2と3スイッ
チ160a,160b,160cにて成され、該スイッ
チ部160を第2回転部材170のフランジ179に対
して、水平平行なるように配置されている。
【0051】第2スイッチ部160bの自由端には、前
記第2回転部材170の遮断溝175形状に対応するU
形ポイント160pが形成されている。一方、第2スイ
ッチ部160bに弾性が加えられると前記ポイント16
0pは遮断溝175内に存在するようになり、第3スイ
ッチ部160cと接触(図3(B))するように構成す
る。
【0052】更に、第2スイッチ部160bのポイント
160pは、第2回転部材170のフランジ179の外
周面に接する間は第2スイッチ160bが第1スイッチ
160aに接触(図2(B))するように構成されてい
る。
【0053】ひいては、第2スイッチ160bのポイン
ト160pは、前記第2回転部材170が、第1回転部
材150と結合時及び分離時にも、第2回転部材170
のフランジ179の外周面又は遮断溝175と接するこ
とができるようにポイント160pの上下幅が形成され
ている。
【0054】このように構成された本発明に伴う、洗濯
機の排水装置の作用を説明すれば次の通りである。図2
(A)および(B)は、排水装置の初期状態を示してい
る。第2回転部材170上側に配置されたスプリング1
90(図1)の膨張力にて、第2回転部材170の傾斜
カム係合部178が、第1回転部材150の傾斜カム1
54に結合されている。更に、第2スイッチ160bの
ポイント160pは、第2回転部材170のフランジ1
79の外周面に接触していながら、第2スイッチ160
bが、第1スイッチ160aとの接点を成している。し
かも、第2カム140が第1カム130の前方におい
て、一定距離隔離されて配置されているのである。
【0055】制御部(図示せず)より発生された電源印
加信号に従って、接点を成している第1スイッチ160
aと第2スイッチ160bに電源が印加されれば、駆動
モータ111(図1)が回転するようになる。
【0056】図3(A)および(B)は、排水装置の排
水動作中である状態を示している。
【0057】前記駆動モータ111(図1)の駆動に
て、回転軸114(図1)が回転しながら、第1回転部
材150と第2回転部材170が共に回転するようにな
る。
【0058】ひいては、第2回転部材170上部の突出
部120が回転しながら、動作ワイヤー180を第2回
転部材170側に引っ張るようになる。該動作ワイヤー
180の移動にて、弾性体(図示せず)によって、排水
ホース(図5参照)を塞いでいた排水バルブ180aを
解放せしめる。
【0059】同時に、第2回転部材170の回転にて、
遮断溝175が第2スイッチ160bのポイント160
pの図中下部に移動しながら、該遮断溝175内に、第
2スイッチ160bのポイント160pが入り込む。ポ
イント160pの下降にて、第3スイッチ160cに、
常時、弾性体(図示せず)に接触しようとする第2スイ
ッチ160bは、第3スイッチ160c側に移動しなが
ら第2スイッチ160bと第3スイッチ160cが接点
を成すようになる。
【0060】これによって、駆動モータ111(図1)
への電源印加が遮断されながら、前記動作ワイヤー18
0を引っ張っている状態を継続して維持するようにな
る。
【0061】従って、解放排水バルブ180aを通じ
て、洗濯槽内の洗濯完了水を外部に排水するものであ
る。
【0062】図4は、排水工程終了後の排水装置の作動
を示したものである。
【0063】前記排水工程の所定時間経過後に、制御部
(図示せず)の信号によって接点を成している第2スイ
ッチ160bと第3スイッチ160cに電源が印加され
るとともに、駆動モータ111(図外)が再び駆動する
ようになる。
【0064】第1回転部材150と第2回転部材170
の回転(実線矢印)にて、第2回転部材170の第2カ
ム140は、ケース110上部に形成された第1カム1
30に近付く。
【0065】第1回転部材150と第2回転部材170
の継続して回転することにより、第2カム140の下部
突出部141は、第1カム130の上部突出部131を
伝って上昇する。
【0066】第2カム140が上側に移動しながら、第
2回転部材170は、その上側に設けられたスプリング
190(図外)の膨脹力に対抗しながら、上側に移動す
る。該第1カム130と第2カム140を合わせた高さ
が、第2回転部材170の傾斜カム係合部178を第1
回転部材150の傾斜カム154において、完全に分離
せしめるのに十分であるので、第2カム140は第1カ
ム130に完全に乗り上がった状態において、第2回転
部材170を第1回転部材150より完全に分離せしめ
る。
【0067】前記第1回転部材150の駆動力より自由
になった第2回転部材170は、排水バルブ180a内
のスプリングの引張力にて、排水バルブ180a側に引
っ張られる動作ワイヤー180によって、第1回転部材
150の回転方向とは逆方向(一点鎖線矢印)にて回転
するようになる。
【0068】前記第2回転部材170の逆方向の回転に
て、第1カム130上に載せられていた第2カム140
は第1カム130より遠く離れてしまう。第2回転部材
170のスプリング190(図1)によって、第1回転
部材150に対し第2回転部材170が下降する。同時
に、第2スイッチのポイント160pは遮断溝175よ
り抜け出るようになり、第2回転部材170のフランジ
179の外周面に存在するようになる。
【0069】これによって、第2スイッチ160bは、
第1スイッチ160aと接点を成すようになり、第2回
転部材170は、第1回転部材150と、結合するよう
になりながら、図2(A)のような初期状態になってい
て、後の排水工程の遂行に対処するものである。
【0070】
【発明の効果】上述の如く構成すれば、第1の発明は、
第1回転部材の回転方向と同一又は逆方向へ回転する第
2回転部材の回転により、その第2回転部材側に引っ張
られて移動することにより排水管を解放し、ドレインモ
ータの駆動により回転する回転軸の回転と共に、第2回
転部材を回転軸の回転方向とは逆方向へ回転せしめる動
作ワイヤーにて成されたので、調節手段の構成を不良率
が高い電気部品の使用を防止して単純なる器具にて構成
し、不良率が低い製作原価を廉価にできる。
【0071】第2の発明は、前記第1回転部材と第2回
転部材を前記回転軸に貫通せしめて設置したので、第1
回転部材と第2回転部材が回転軸と同時に回転すること
ができる。
【0072】第3の発明は、前記第2回転部材が前記結
合力付加部材を、前記第1回転部材と結合する部位の反
対面に載せて、前記第2回転部材を前記第1回転部材に
て押すように成さしめたので、第2回転部材の中心孔に
自由自在に回転可能なるように配置された前記回転軸に
スクリューを結合せしめ、前記スプリングに圧着力を加
えることができる。
【0073】第4の発明は、前記第2回転部材が前記第
1回転部材と共に、一定区間前記回転軸の回転方向へ回
転しながら、前記第2回転部材が前記第1回転部材よ
り、結合が分離されるように成したので、第2回転部材
は第1回転部材から分離されて回転する時、第2回転部
材の下部縁が、第1回転部材の前記傾斜カムに干渉が成
されないようになる。
【0074】第5の発明は、前記第1回転部材および第
2回転部材が間欠動作機構にて成され、前記第2回転部
材に形成された第2カムが前記第1回転部材に隣接すべ
く形成された第1カム上に載せられながら、前記第1回
転部材と、前記第2回転部材の連結が分離されるので、
第2回転部材は第1回転部材から分離されて回転する
時、第2回転部材の下部縁が、第1回転部材の前記傾斜
カムに干渉されないようになる。
【0075】第6の発明は、前記第1カムの突出方向が
前記第2回転部材の第1回転部材に対する分離方向と同
一であり、前記第2カムの突出方向が前記第1カムの突
出方向と反対方向であるので、第2回転部材は第1回転
部材から分離されて回転する時、第2回転部材の下部縁
が、第1回転部材の前記傾斜カムに干渉されないように
なる。
【0076】第7の発明は、前記2点スイッチが前記第
2回転部材の回転にて、2点スイッチの第1接続部と第
2接続部との間を、相互転換することができるように成
したので、スイッチ部を第2回転部材のフランジに対し
て、水平平行なるように配置される。
【0077】第8の発明は、前記2点スイッチの第1接
続部から第2接続部に転換されながらドレインモータの
駆動が停止されるように成したので、スイッチ部を第2
回転部材のフランジに対して、水平平行なるように配置
される。
【0078】第9の発明は、前記2点スイッチの第2接
続部から第1接続部に転換されながら第1回転部材およ
び第2回転部材の結合が分離されるように成すので、ス
イッチ部を第2回転部材のフランジに対して、水平平行
なるように配置される。
【0079】第10の発明は、前記2点スイッチの転換
可能スイッチ部が前記第2回転部材に、常時滑り接触す
べく成したので、第2回転部材のフランジの外周面に接
する間は第2スイッチが第1スイッチに接触できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に伴う洗濯機の排水装置の分解斜視図で
ある。
【図2】洗濯機排水装置の初期状態を示した作動図であ
る。
【図3】洗濯機排水装置の排水行程を示した作動図であ
る。
【図4】洗濯機排水装置の排水完了行程を示した作動図
である。
【図5】従来技術の洗濯機排水装置を設けた洗濯機の側
断面図である。
【図6】図5の排水装置の構成図である。
【図7】図6の排水装置の作動図である。
【符号の説明】
111 駆動モータ 130 第1カム 140 第2カム 150 第1回転部材 160 スイッチ部 170 第2回転部材 180 動作ワイヤー 180a 排水バルブ

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドレインモータの駆動により回転する回
    転軸と、 前記回転軸の回転方向と共に、同一方向へ回転する第1
    回転部材と、 前記第1回転部材の回転方向と同一又は逆方向へ回転す
    る第2回転部材と、 前記第1回転部材および第2回転部材を相互連結するべ
    く成す結合力付加部材と、 前記第1回転部材および第2回転部材の連結を分離させ
    る結合解除部材と、 前記第2回転部材の回転に従って、選択的に接点を成す
    2点スイッチと、 前記第2回転部材の回転により、前記第2回転部材側に
    引っ張られて移動することにより排水管を解放し、前記
    第2回転部材を前記回転軸の回転方向とは逆方向へ回転
    せしめる動作ワイヤーにて成されたことを特徴とする洗
    濯機の排水装置。
  2. 【請求項2】 前記第1回転部材と第2回転部材を前記
    回転軸に貫通せしめて設置したことを特徴とする請求項
    1記載の洗濯機の排水装置。
  3. 【請求項3】 前記第2回転部材が前記結合力付加部材
    を、前記第1回転部材と結合する部位の反対面に載せ
    て、前記第2回転部材を前記第1回転部材にて押すよう
    に成さしめたことを特徴とする請求項2記載の洗濯機の
    排水装置。
  4. 【請求項4】 前記第2回転部材が前記第1回転部材と
    共に、一定区間前記回転軸の回転方向へ回転しながら、
    前記第2回転部材が前記第1回転部材より、連結が分離
    されるように成したことを特徴とする請求項3記載の排
    水装置。
  5. 【請求項5】 前記第1回転部材および第2回転部材が
    一対の間欠動作機構にて成され、前記第2回転部材に形
    成された第2カムが前記第1回転部材に隣接すべく形成
    された第1カム上に載せられながら、前記第1回転部材
    と、前記第2回転部材の連結が分離されることを特徴と
    する請求項4記載の洗濯機の排水装置。
  6. 【請求項6】 前記第1カムの突出方向が前記第2回転
    部材の第1回転部材に対する分離方向と同一であり、前
    記第2カムの突出方向が前記第1カムの突出方向と反対
    であることを特徴とする請求項5記載の洗濯機の排水装
    置。
  7. 【請求項7】 前記2点スイッチが前記第2回転部材の
    回転にて、2点スイッチの第1接続部と第2接続部との
    間を、相互転換することができるように成したことを特
    徴とする請求項1記載の洗濯機の排水装置。
  8. 【請求項8】 前記2点スイッチの第1接続部から第2
    接続部に転換されながらドレインモータの駆動が停止さ
    れるように成したことを特徴とする請求項7記載の洗濯
    機の排水装置。
  9. 【請求項9】 前記2点スイッチの第2接続部から第1
    接続部に転換されながら第1回転部材および第2回転部
    材の連結が分離されるように成すことを特徴とする請求
    項7記載の洗濯機の排水装置。
  10. 【請求項10】 前記2点スイッチの転換可能スイッチ
    部が前記第2回転部材に、常時滑り接触すべく成したこ
    とを特徴とする請求項8及び9記載の洗濯機の排水装
    置。
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