JP2719114B2 - 太陽電池モジュール - Google Patents

太陽電池モジュール

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JP2719114B2
JP2719114B2 JP6110373A JP11037394A JP2719114B2 JP 2719114 B2 JP2719114 B2 JP 2719114B2 JP 6110373 A JP6110373 A JP 6110373A JP 11037394 A JP11037394 A JP 11037394A JP 2719114 B2 JP2719114 B2 JP 2719114B2
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    • B32B17/00Layered products essentially comprising sheet glass, or glass, slag, or like fibres
    • B32B17/06Layered products essentially comprising sheet glass, or glass, slag, or like fibres comprising glass as the main or only constituent of a layer, next to another layer of a specific material
    • B32B17/10Layered products essentially comprising sheet glass, or glass, slag, or like fibres comprising glass as the main or only constituent of a layer, next to another layer of a specific material of synthetic resin
    • B32B17/10005Layered products essentially comprising sheet glass, or glass, slag, or like fibres comprising glass as the main or only constituent of a layer, next to another layer of a specific material of synthetic resin laminated safety glass or glazing
    • B32B17/10807Making laminated safety glass or glazing; Apparatus therefor
    • B32B17/10816Making laminated safety glass or glazing; Apparatus therefor by pressing

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  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
  • Photovoltaic Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、太陽電池モジュールに
関し、より詳しくは、加工性や信頼性に優れる太陽電池
モジュールに関するものである。
【0002】
【従来の技術】太陽エネルギーを利用する太陽電池は、
クリーンで非枯渇性のエネルギー供給源として期待され
ており、一般家庭から大規模発電用までの広範囲な利用
が期待されている。
【0003】また太陽電池は屋外で使用されることが多
く、温度や湿度あるいは風雨などの外部環境からの影響
に対する耐久性をもたせるため、太陽電池素子を樹脂で
封止する等して、太陽電池モジュールとする構成が通常
採られる。
【0004】より具体的には、この種の太陽電池モジュ
ールは、例えば図18のように、耐候性フィルム180
5、太陽電池素子1802、太陽電池素子を埋設するた
めの充填材1804、裏面補強板1803を積層する構
造としている。こういった裏面補強板を有する太陽電池
モジュールは、裏面補強板に折り曲げ成形を加えること
により構造材としての強度を持たせることができるた
め、強度を出すためのフレームを必要としないためにコ
ストが低く、また軽量であるため設置時等の作業性も良
好である。更に屋根材として使用する場合、雨仕舞に優
れるという利点も持つ。
【0005】近来、建築物の屋根上設置、中でも太陽電
池と屋根材を一体化した屋根材一体型太陽電池モジュー
ルは架台を必要とせず、屋根の建設工事の一環で設置が
行えるため、大幅なコストダウンが可能であることか
ら、熱心に開発が行われている。このような場合におい
て、裏面補強板を有する太陽電池モジュールに折り曲げ
成形を加えることにより構造材としての強度を持たせた
ものは以上の理由であり、特に有望である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、折り曲
げ成形されたこの種の太陽電池モジュールには太陽電池
素子の保護のための厚い充填材や、充填材保持材を有す
るため、多くの問題がある。
【0007】まず、充填材の亀裂の問題がある。太陽電
池モジュールを図19のように裏面補強板1902側に
曲げる場合、充填材1903が厚いため、曲げ外周側の
曲げひずみが非常に大きくなる。この曲げひずみに充填
材1903が耐えることが出来ず、充填材1903に亀
裂1906が生ずる問題であり、折り曲げ時に問題のな
い場合でも屋外における長期の使用中に亀裂1906を
生ずる場合も多い。この亀裂は外観上の問題だけでな
く、毛細管現象によりモジュール外部からの水分の流路
となり太陽電池素子に水分を運び込み、太陽電池素子の
発電能力劣化の原因となる。
【0008】また、この厚い充填材は太陽電池素子を保
護するために、衝撃を吸収するような弾力を持った材料
が使用されている。したがって、太陽電池モジュールを
折り曲げた場合、これらの充填材材料は、裏面補強板が
塑性加工されても塑性加工されず、弾性回復により元の
平面状態に戻ろうとする。太陽電池モジュール1901
を裏面補強板1902側に曲げる場合、充填材1903
の折り曲げ以前の形に戻ろうとする力、すなわち弾性回
復力が充填材1903と裏面補強板1902の接着力を
上回ると、その部分において剥れ1905が生じるとい
う問題が生ずる。この剥れは折り曲げ時に生じる場合も
多いが、折り曲げの後、問題のない場合でも屋外での長
期使用において剥れる場合も多い。この剥れは太陽電池
モジュール全体の剥れの原因となり問題である。また、
部分的に剥れる場合であっても、充填材と裏面補強板と
の空間は水分の流路となり、太陽電池素子の発電性能劣
化の原因となる。
【0009】また、充填材の弾性回復を原因とした折り
曲げ成形後の形状の問題として、必要とする曲がりの角
度が得られず、角度が開いてしまういわゆるスプリング
バックの問題、太陽電池モジュールの縁が波状にたわん
でしまう問題等がある。また、太陽電池モジュールの充
填材には、充填材保持材を埋設する場合が多い。充填材
保持材を埋設する理由は、太陽電池素子の保護である。
他にも、太陽電池モジュールを加熱真空、脱泡する際
に、充填材が高温になった場合の流出を防ぐ作用、また
同様に加熱真空脱泡する際に、太陽電池モジュール内に
残存する空気を太陽電池モジュール外へ排出する作用も
ある。しかし、折り曲げ成形部分の充填材にガラス不織
布等の充填材保持材があるため、曲げひずみにより、充
填材とこの充填材保持材の間の剥れ、保持材の切断等が
引き起こされ、折り曲げ部が白く濁ってしまう問題があ
る。この白濁は外観上の問題だけでなく、水分の流路と
なり太陽電池素子劣化の原因となる。
【0010】また、折り曲げ成形には作業性の問題もあ
る。まず、折り曲げ部を刃と型で挟み込むことにより折
り曲げるもっとも単純な折り曲げ成形機、いわゆるべン
ダーを使用した場合、原理的に1つの折り曲げ部に対し
1度は刃を上下させなければならないため、時間ががか
り、コストアップの要因となっていた。また、折り曲げ
成形部分に平行に長い太陽電池モジュールを成形する
際、それより長い刃と型、およびそれを動かす動力が必
要となり簡単に対応することが出来ないという問題があ
る。
【0011】それに対し一般にロール成形機と呼ばれる
成形機で太陽電池モジュールを曲げる場合にも問題があ
った。まずこのロール成形機について、図20〜22を
参照して説明する。ロール成形機は多くの段階に分け、
上下の成形ローラーにより、徐々に成形加工を加えるも
のである。このロール成形には様々な種類形状のローラ
ーが使用される。
【0012】図20は上下部成形ロールの正面概略図で
ある。素板2101は図20のように上部ローラー20
02と下部ローラー2003により挟まれ成形加工され
るものである。ローラーは動力で駆動されており、曲げ
加工を加えるだけでなく素板2101を一定速度で送る
働きもある。また必要な調整等も加える。図21は上下
部成形ロール群の概略図である。素板は、図21の右の
方より左の方ヘとローラーにより送られ、徐々に成形さ
れるものである。このローラーの段階が多いほど、成形
加工の段階を多数に分割することができるため、複錐で
かつ良好な成形が出来る。
【0013】図22はロール成形による成形工程の説明
図である。素板は多くの段階に分けられ、それぞれのロ
ーラーにより、徐々に図22のように成形され、最終的
に必要な形状を得ることとなる。このロール成形を行う
ことの利点は、まず多数の様々な形状の成形ロールを使
用することで、複雑な断面形状の成形加工が可能であ
り、また長尺の太陽電池モジュールの折り曲げ成形に対
応することが出ることである。さらに、連続加工である
ため高生産性である利点もある。また、多数の成形ロー
ルにより、緩やかに、調整を加えつつ成形することによ
って、表面性状、形状、寸法精度に優れた成形を得るこ
とが可能である。しかし、このロール成形機により、折
り曲げ成形を行った場合、充填材がくぼみやゆがみ、耐
候性フィルムヘの傷等が生ずるという問題がある。
【0014】これらの問題を図23を参照に説明する。
【0015】図23は折り曲げ成形の途中の太陽電池モ
ジュールと上下成形ロールの概略正面図である。図の様
に太陽電池モジュール2301を裏面補強板2302の
方ヘ曲げようとした場合に、上部成形ローラー2305
が太陽電池モジュール2301の表面側の2か所におい
て、強く押しつけることとなる(図中2307)。この
部分の充填材2303が厚く、弾力も大きいことから、
成形荷重に充填材2303が耐えられずひずみあるいは
くぼみが出来てしまう。また、耐候性フィルムヘの傷等
の原因ともなるものである。
【0016】更に、成形荷重をこの厚い充填材2303
が吸収してしまうことより成形寸法精度が悪くなってし
まうという問題もある。これらは外観だけの問題ではな
く、充填材のくぼみやゆがみは、充填材のひび割れや充
填材の剥れの原因になり、耐候性フィルムの傷は、耐候
性フィルムの剥れやその傷からの水分流入による太陽電
池素子の性能劣化等の原因となる。
【0017】また曲げ部付近においての抑える圧力が充
填材に吸収されてしまい十分に得られないことから、補
助的な太陽電池受光面上に当たるローラーの圧力も増大
し、太陽電池素子への圧力による性能劣化の原因ともな
る。以上の様に、従来の太陽電池モジュールの折り曲げ
成形は難しく、かつ、信頼性がなく、太陽電池素子の長
期的な劣化の原因ともなっている。
【0018】本発明の目的は、折り曲げ成形加工性に優
れかつ、耐久性に優れた太陽電池モジュールを提供する
ことである。
【0019】本発明の太陽電池モジュールは、裏面補強
板と耐候性フィルムとの間に太陽電池、充填材、及び充
填材保持材を有し、前記太陽電池の発電領域においては
充填材中に充填材保持材を有し、前記太陽電池の非発電
領域においては充填材中に充填材保持材が存在しない充
填材薄部を有し、該充填材薄部の、充填材を有し且つ充
填材保持材が存在しない層の厚みは、前記発電領域の充
填材及び充填材保持材を有する層の厚みよりも薄く、且
つ該充填材薄部において前記裏面補強板が折り曲げ成形
されていることを特徴とする。本発明の建材は、裏面補
強板と耐候性フィルムとの間に太陽電池、充填材、及び
充填材保持材を有し、前記太陽電池の発電領域において
は充填材中に充填材保持材を有し、前記太陽電池の非発
電領域においては充填材中に充填材保持材が存在しない
充填材薄部を有し、該充填材薄部の、充填材を有し且つ
充填材保持材が存在しない層の厚みは、前記発電領域の
充填材及び充填材保持材を有する層の厚みよりも薄く、
且つ該充填材薄部において前記裏面補強板が折り曲げ成
形されていることを特徴とする。本発明の太陽電池モジ
ュールの製造方法は、少なくとも裏面補強板、太陽電
池、充填材を積層し、前記太陽電池の発電領域において
は充填材保持材を積層し且つ前記太陽電池の非発電領域
においては該充填材保持材が存在しない領域を有し、更
に耐候性フィルムを積層した積層体を形成する工程と、
該積層体の前記非発電領域に充填材薄部を形成するよう
に加熱圧着する工程と、該充填材薄部において折り曲げ
る工程とを有することを特徴とする。本発明の建材の製
造方法は、裏面補強板と耐候性フィルムとの間に太陽電
池、充填材、及び充填材保持材を有し、前記太陽電池の
発電領域においては充填材中に充填材保持材を有し、前
記太陽電池の非発電領域においては充填材中に充填材保
持材が存在しない充填材薄部を有し、該充填材薄部の、
充填材を有し且つ充填材保持材が存在しない層の厚み
は、前記発電領域の充填材及び充填材保持材を有する層
の厚みよりも薄く形成された太陽電池モジュールの、該
充填材薄部において折り曲げ加工することを特徴とす
る。
【0020】また、前記充填材の厚みが薄い平面領域の
充填材の厚みが、5μm以上1000μm以下であるこ
とが好ましい。また、前記充填材保持材が不織布あるい
は織布であること前記不織布あるいは織布が、セラミッ
ク不織布あるいは織布、ガラス不織布あるいは織布、ポ
リプロピレン不織布あるいは織布であることが好まし
い。また、前記耐候性フィルムが無延伸フィルムである
ことが好ましい。また、前記裏面補強板が金属板である
ことが好ましい。また、前記太陽電池素子が可曲性太陽
電池であることが好ましい。また、前記折り曲げ成形が
ロール成形機により成形されることが好ましい。
【0021】
【作用】折り曲げ成形部の充填材を薄くすることによ
り、折り曲げ外周部の曲げひずみを減少させ、亀裂を無
くすことが出来る。これは、太陽電池モジュールの信頼
性の向上となる。
【0022】また、折り曲げ成形部の充填材を薄くする
ことにより、曲げひずみの総量を少なくし、弾性回復量
が減少する。これにより、剥れがなくなり、太陽電池モ
ジュールの信頼性が向上し、かつ折り曲げ成形加工後の
曲がり角度の開き、縁波、など寸法精度の問題の解消と
なる。
【0023】また、折り曲げ成形部の充填材中に充填材
保持材を埋設しないことにより、白濁の問題を解消する
ことが出来る。また、充填材の薄い部分が平面上に広が
っており、太陽電池モジュールをその部分において、ロ
ーラー、あるいは刃と型で挟み込むことが出来る、それ
により、裏面補強板を必要なだけの拘束力で挟み込むこ
とが出来るため、充填材の減肉、耐候性フィルムヘの傷
を無くすことが出来る。また、ロール成形の際に太陽電
池発電領域に当たるロールの圧力を小さく出来、太陽電
池素子の性能悪化を防止出来る。
【0024】さらに、耐候性フィルムが、例えば無延伸
フィルムであることにより折り曲げによるフィルムの切
れを防止となる。太陽電池素子を可曲性太陽電池素子と
することで、折り曲げ作業時における性能劣化を防止す
ることができる。折り曲げをロール成形機により行うこ
とで、折り曲げ成形作業性が向上となる。また充填材を
薄くすることにより、充填材料を削減しコストダウンと
なる。
【0025】
【実施態様例】以下、本発明の実施態様例を詳細に説明
する。
【0026】図1は本実施態様例の太陽電池モジュール
の外観図である。図2は折り曲げ加工を施す以前の本実
施態様例の太陽電池モジュールの上面外観図である。図
3は、図2のA−A’断面図である。
【0027】図3を参照して、本実施態様例における太
陽電池モジュール301は、裏面補強材302、充填材
303、太陽電池素子304、耐候性フィルム305を
積層するとともに、高い温度に保持して真空ラミネータ
ーを用い充填材303を溶融させることにより、太陽電
池素子304を樹脂封止して構成される。
【0028】本実施態様例において太陽電池モジュール
301は図3に見られるように、太陽電池モジュールの
非変換領域の充填材が変換領域の太陽電池素子304上
の発電領域の充填材と比較して薄くなっている。この厚
さは90度を越える鋭角に折り曲げ加工をした場合、高
湿度温度サイクル試験において、充填材と裏面補強板間
の剥れを起こさないために1000μm以下であること
が好ましい。
【0029】また、充填材が薄すぎると耐候性フィルム
305、裏面補強材302間の良好な接着が得られない
ことより、充填材の薄い部分、すなわち充填材薄部の厚
さは5μm以上が好ましい。
【0030】ここで、太陽電池モジュールの上記の充填
材薄部を形成する方法を図17を参照して説明する。構
成材料を積層する際に充填材薄部に積層する充填材の量
を、発電領域と比較して少なくしておき、充填材の平面
性及び均一性を上げるために、薄くする部分において押
しつけるための板状治具1702を耐候性フィルム受光
面側より当て、真空ラミネーターを用い充填材を溶融さ
せることにより形成した。形状のゆがみや充填不良が出
来ないように、押しつけ板状治具1702の厚さと形
状、そして積層する充填材の量は決定される。また、こ
の押しつけ板状治具1702を厚くし、それに対応して
充填材の量を減らすことにより、充填材薄部の厚さをよ
り薄くすることが出来る。また、同様に押しつけ板状治
具1701を薄くし、それに対応して充填材の量を増や
すことにより、充填材薄部の厚さをあまり薄くしないこ
とも出来る。このように充填材薄部の厚さを調整する。
また、充填材薄部は端部の一部だけでなく、全端部であ
っても良い。また、充填材薄部は端部だけでなく、例え
ば中央部など、太陽電池モジュールのどの部分でも良
い。薄くしたい形状の押しつけ板状治具を使用し、積層
時に太陽電池モジュールの、充填材を薄くしたい部分に
押し当て、充填材の積層量をその形状に対応させること
により希望の形状が得られる。
【0031】また、充填材の厚い部分から薄い部分への
移行部分の角度はどのような角度を付けても良い。また
その曲がり形状も角を丸くした形状や、角を立てた形状
等、どのような形状でも良い。これらの角度、形状は意
匠性あるいは設置時における対汚染性等、必要に応じて
変えることが出来る。その場合には、目的の形状にあわ
せた形状をもつ押しつけ板状治具を使用することにより
必要な形状が得られる。このとき、伸び率の大きい耐候
性フィルムを使用することにより、切れめ、しわ等を無
くすことが出来る。押しつけ板状治具の表面や、角の部
分は耐候性フィルムに傷を付けない様に表面処理されて
いる。
【0032】また、折り曲げの方向は、耐候性フィルム
側への折り曲げであっても、裏面補強材側への折り曲げ
であってもよい。また折り曲げの位置について、建材縁
からの距離、及び充填材の厚い部分からの距離はどのよ
うであってもよい。また、建材縁と必ずしも平行である
必要はない。
【0033】図1はロール成形機により折り曲げ成形さ
れた後の本実施態様例の太陽電池モジュールの外観図で
ある。本実施態様例の太陽電池モジュール101は片端
部において垂下部102と係合部103を形成し、向か
い合う片端部において立ち上がり部104と係合部10
5が形成され設置されるものである。太陽電池モジュー
ルの折り曲げ成形方法については、特に限定はないが、
作業性を良くするためロール成形機を使用して折り曲げ
ることが好ましい。この場合に耐候性フィルムに傷を付
けないために、出来るかぎり金属製のローラーではな
く、ウレタン樹脂のような軟質なローラーを使用するこ
とが好ましい。また、ローラーの角のRは大きい方が良
い。ロールの送り速度は遅い方が良く、傷や寸法誤差を
少なくすることが出来る。
【0034】太陽電池モジュールの表面は通常、フッ素
樹脂フィルムのような耐候性フィルムであり、表面に傷
がつきやすいため、他の折り曲げ機を使用する際にも、
折り曲げる「曲げ機」の型は、太陽電池モジュールの表
面に傷がつきにくい材質のものを使用する方が好まし
い。例えば、ウレタン樹脂のような軟質型の上に太陽電
池モジュールの耐候性フィルム面を置き裏面補強板に刃
をあて力を加えることにより傷つけることなくおりまげ
ることができる。
【0035】以下、本発明の裏面補強材、充填材、充填
材保持材、耐候性フィルム、太陽電池素子について説明
する。本発明に用いられる裏面補強版には特に限定はな
く、折り曲げ成形できればよい。更にいえば金属板が好
ましく、具体的には溶融亜鉛メッキ鋼板やガルバリウム
鋼板などの防錆処理鋼板や、特殊鋼および非鉄金属、ス
テンレス鋼板、耐候性鋼板、銅板、アルミニウム合金
板、鉛板、亜鉛板、チタニウム板などが使用できる。本
発明に用いられる充填剤としては、例えば、エチレン−
酢酸ビニル共重合体(EVA)、ポリビニルブチロー
ル、シリコーン樹脂等があげられるがこれに限られるも
のではない。本発明に用いられる充填材保持材として
は、充填材が高温になった場合でも流れ出さない様にす
るため、及び太陽電池素子の保護の目的で用いられる。
また、太陽電池モジュールを加熱真空脱泡する際に、太
陽電池モジュール内に残存する空気を、太陽電池モジュ
ール外へ排出する作用もある。本発明に用いられる充填
材保持材としては、透光性、空孔率、強度が高いことが
好ましく、具体的にはガラス、セラミック、ポリプロピ
レンなどを素材とした、織布あるいは不織布等が好まし
い。
【0036】本発明で用いられる太陽電池素子の種類
は、特に限定はないが、好ましくは薄膜多結晶シリコン
太陽電池や非結晶太陽電池等、可曲性を有する太陽電池
であり、特に好ましくはステンレス基板上に形成された
非結晶シリコン半導体である。そしてステンレス基板上
に形成された非結晶シリコン半導体は、0.1mm程度
の厚みまで薄くすることができるため、太陽電池素子を
充填するための充填材の量を少なくすることができる。
また、ステンレス基板上に形成された非晶質シリコン半
導体は可曲性であり、太陽電池が割れることがないた
め、扱い易く作業性を高めることが可能である。
【0037】また、ステンレス基板上に形成された非結
晶シリコン半導体を使用することにより、太陽電池素子
の重量を軽量化することができ、その結果、裏面補強板
の厚みを低減できて、材料費を削減できる。
【0038】本発明の太陽電池モジュールに使用する太
陽電池素子の一例の概略断面図を図12に示した。図1
2において1201は基体、1202は裏面反射層、1
203は光電変換部材としての半導体層、1204はI
2 3 薄膜(ITO)などで構成される透明導電層で
ある。ここで、裏面反射層1202は導電性基体120
1で兼ねることもできる。また基体1201に特に限定
はないが、可曲性や耐衝撃性を考慮すると導電性基体が
好ましい。
【0039】上記の導電性基体としては、例えばステン
レス、アルミニウム、銅、チタン、カーボンシート、鋼
板の他、導電層が形成してあるポリイミド、ポリエステ
ル、ポリエチレンナフタライド、エポキシなどの樹脂フ
ィルムやセラミックス等が挙げられる。
【0040】半導体層1203に特に限定ないが、非結
晶シリコン半導体、多結晶シリコン半導体、結晶シリコ
ン半導体などの他、銅インジウムセレナイドなどの化合
物半導体が適当である。非結晶シリコン半導体の場合
は、シランガスなどのプラズマCVDにより形成する。
また、多結晶シリコン半導体の場合は、溶融シリコンの
シート化あるいは非結晶シリコン半導体の熱処理により
形成する。
【0041】半導体層1203の構成としては、pin
接合、pn接合、シュットキー型接合が用いられる。半
導体層1203は、少なくとも裏面反射層(裏面電極
層)1202と透明導電層1204にサンドイッチされ
た構造になっている。また、裏面反射層1202には、
金属層あるいは金属酸化物、あるいは金属層と金属酸化
物層の複合層が用いられる。金属層の材質としては、T
i,Al,Ag,Niなどが用いられる。また、金属酸
化物層としては、ZnO,TiO2 ,SnO2 などが採
用される。上記金属層および金属酸化物層の形成方法と
しては抵抗加熱蒸着、電子ビーム蒸着、スパッタリング
法、スプレー法、CVD法などがある。
【0042】さらに、透明導電層1204の上の光起電
力によって発生した電流を効率よく集電するための、格
子(グリッド)上の集電電極の材料としては、Ti,C
r,Mo,W,Al,Ag,Ni,Cu,Sn及び銀ペ
ーストなどの導電性ペーストが用いられるがこれに限っ
たものではない。グリッド電極の形成方法にはマスクパ
ターンをもちいたスパッタリング、抵抗加熱、CVDな
どの蒸着方法、あいは全面に金属層を蒸着した後にエッ
チングしてパターニングする方法、光CVDにより直接
グリッド電極パターンを形成する方法、グリッド電極の
ネガパターンのマスクを形成したあとにメッキにより形
成する方法、導電性ペーストを印刷して形成する方法な
どがある。導電性ペーストは、通常、微粉末状の金、銀
銅、ニッケル、カーボンなどをバインダーポリマーと分
散させたものが使用される。上記バインダーポリマーと
しては、ポリエステル、エポキシ、アクリル、アルキ
ド、ポリビニルアセテート、ゴム、ウレタン、フェノー
ルなどの樹脂がある。
【0043】また上記のグリッド電極で集電した電流を
さらに集めて輸送するためのバスバーの材料としては、
スズ、あるいはハンダコーティングした銅、ニッケルな
どを用いる。バスバーのグリッド電極への接続は、導電
性接着剤あるいはハンダで行う。
【0044】また、金属板以外の裏面補強板を使用ても
良い。絶縁材料による裏面補強板上に直接非結晶シリコ
ン半導体を形成し、折り曲げ位置において、レーザース
クライブにより非発電領域を作成する。そして、折り曲
げ位置上に充填材薄部を形成することにより、他の実施
態様例同様に曲げ加工性に優れた太陽電池モジュールが
作成出来る。ここで、上記の充填材薄部は、非発電領域
のみならず発電領域にまで広がっていても良い。
【0045】
【実施例】以下、実施例により本発明を詳述するが本発
明はこれらの実施例に限定されるものではない。 (実施例1)図1に本実施例の太陽電池モジュールの外
観を、図2に折り曲げ成形を施す以前の本実施例の太陽
電池モジュールの上面外観を、また図3には図2のA−
A’断面を、それぞれ示した。
【0046】本実施例においては、ステンレス基板上に
作製したアモルファスシリコン太陽電池素子を直列接続
するとともに、裏面に亜鉛メッキ鋼板を設けた太陽電池
モジュールを折り曲げ加工したあとに、多数枚設置した
場合の例を記述する。
【0047】まず、図12に示したアモルファスシリコ
ン太陽電池素子1200は次のようにして作製した。洗
浄した0.1mmのロール状の長尺ステンレス基板から
なる基体1201上にSiを1%含有する、Al(裏面
反射層1202)をスパッタ法により膜厚5000オン
グストローム形成した。
【0048】次にn/i/p型非結晶シリコン半導体層
からなる半導体層1203を作製した。その際、n型半
導体としてはPH3 ,SiH4 ,H2 のガスを用い、i
型半導体としてはSiH4 、H2 のガスを用い、P型半
導体としてはB2 6 ,SiH4 ,H2 ガスを用いて、
またプラズマCVD法によって、n型半導体層を300
オングストローム、i型半導体層を4000オングスト
ローム、p型半導体層を100オングストローム、それ
ぞれ順次形成した。
【0049】その後、膜厚800オングストロームのI
TO(透明導電層1204)を抵抗加熱蒸着により形成
して、アモルファスシリコン太陽電池素子1200を形
成した。次に、上記作製した長尺の太陽電池素子を、縦
30cm×15cmの大きさで、図13のような形状に
プレスマシンを用いて打ち抜き複数個の太陽電池素子を
形成した。
【0050】ここでプレスマシンにより切断された太陽
電池素子の切断面では、太陽電池素子がつぶされてIT
O電極とステンレス基板が短絡した状態になっている。
そこで次に、この短絡をリペアーするために、図13及
び図14に示したように、各太陽電池素子のITO電極
の周辺を除去した。なお、図13、14においてITO
電極除去部を1301で示した。ここで、ITO電極の
周辺の除去は、ITOを溶解するがアモルファスシリコ
ン半導体は溶解しない選択性を持つエッチング材(Fe
Cl3 溶液)を各太陽電池素子の切断面よりやや内側の
ITOの周囲にスクリーン印刷してITOを溶解した
後、水洗浄することにより行い、これにより上記のIT
O電極除去部1301を形成した。
【0051】次にITO上に、集電用のグリッド電極1
302として、ポリエステル樹脂をバインダーとする銀
ペースト(デュポン社 Du Pont Compan
y.『5007』)をスクリーン印刷により形成した。
次にグリッド電極1302の集電電極である錫メッキ銅
線1303を、グリッド電極1302と直交させる形で
配置したのち、グリッド電極1302との交点に接着性
銀インク1304としてエマーソンアンドカミング社
(EMARSON&CUMING,INC)製『C−2
20』を点下し、150℃/30分乾燥して、グリッド
電極1302と錫メッキ銅線1303とを接続した。そ
の際に、錫メッキ銅線1302と上記のステンレス基板
の端面が接触しないように、錫メッキ銅線1303の下
にポリイミドテープ1306を貼りつけた。
【0052】次に、アモルファスシリコン太陽電池素子
の、非発電領域の一部のITO層/a−Si層を、グラ
インダーで除去してステンレス基板を露出させた。その
後、この露出部分に銅箔1305をスポット溶接器で溶
接した。
【0053】次に上記の太陽電池素子を、図15のよう
に、太陽電池素子1501の錫メッキ銅線1504と太
陽電池素子1502の銅箔1505とを半田付けするこ
とにより直列接続し、また同様にして隣接する太陽電池
素子の錫メッキ銅線と銅箔を半田付けして、13枚の太
陽電池素子を直列接続した。なお、プラス及びマイナス
の端子用配線はステンレス基板の裏側で行った。
【0054】また図16に、直列配置された太陽電池素
子の裏面配線図を示した。この場合、プラス側の配線
は、13番目の太陽電池素子1601の中央部に絶縁性
ポリエステルテープ1603を貼りつけた上に銅箔16
02を貼りつけ、次に銅箔1602と錫メッキ銅線を半
田付けすることにより行った。また、マイナス側の配線
は、1番目の太陽電池素子1604に銅箔1606を図
16に示した様に配線した後、この銅箔を太陽電池素子
1604にスポット溶接された銅箔1605と半田付け
することにより行った。
【0055】次に、0.3mmの厚みの亜鉛メッキ銅板
からなる裏面補強板302/EVAからなる充填材30
3/上記13枚直列接続した太陽電池素子304/EV
Aからなる充填材303/50μm厚の無延伸エチレン
−テトラエチレン共重合体フッ素樹脂フィルム「アフレ
ックス(旭硝子)」からなる耐候性フィルム305/E
VAを充填材薄部において均一に薄く押しつけるための
板状治具、を順次重ね合わせ、また真空ラミネーターを
用いて150℃でEVAを溶融させることにより、図3
に示したように、太陽電池素子304を亜鉛メッキ鋼板
(裏面補強材302)及び無延伸フッ素樹脂フィルム
(耐候性フィルム305)ではさみ込み、樹脂封止した
太陽電池モジュール301を作製した。押しつけ板状治
具には厚さ1.5mmの鋼板を使用し、充填材薄部にお
ける充填材の量を発電領域の1/4とした。そうするこ
とにより、発電領域の充填材の厚さが2mm、充填材薄
部での充填材の厚みが0.5mmの太陽電池モジュール
を得た。
【0056】なお、上記の無延伸フッ素樹脂フィルムは
EVAとの接着を高めるために予め接着面にプラズマ処
理を施してある。ここで直列接続された太陽電池素子3
04は、後の工程で太陽電池モジュール301の端部を
折り曲げるため、裏面の亜鉛鋼板および無延伸フッ素樹
脂フィルムよりも一回り小さいサイズである。
【0057】次に、上記の太陽電池モジュール301
を、図1のような形状にロール成形機により折り曲げ成
形した。すなわち、この太陽電池モジュール301の垂
下係合部は、太陽電池の面板部から垂下させて垂下部1
02とし、さらに内側に鋭角に折り曲げ成形し係合部1
03とし、さらにもう一カ所において折り返されてい
る。また、立ち上がり係合部は、太陽電池がついた面板
部から90度立ち上げられ立上がり部104とし、さら
に折り込んで係合部105とし、また端部をもう一カ所
においてさらに折り込まれている。
【0058】ここで太陽電池モジュール101における
立ち上がり係合部と垂下係合部の係合は図4のような形
で係合される。図4は、本実施例の太陽電池モジュール
401を複数枚の地板上に設置した際の概略断面図であ
る。太陽電池モジュール401は、上端の立ち上がり部
404と下端の垂下部402を有し、それぞれの先端は
係合部403、405を持つ。また上下に隣り合う太陽
電池モジュール401は、係合部403、405により
はぜぐみ係合される。また、架台406には固定部材4
07によって上端の立ち上がり部404を固定すること
により設置される。更に、折り曲げ部のない方向に隣接
する太陽電池モジュールの間には、継ぎ手を接続して連
結した。
【0059】本実施例では、係合部の充填材が薄く、一
般的な屋根材に近いため、一般的な屋根材と同じように
ロール成形機により成形し、設置することが出来た。ま
た本実施例では、フレームを使用しない。このため、軽
量な太陽電池モジュールとなり、設置時等の作業性が良
好であり、また材料費を小さくすることが出来た。
【0060】更に、太陽電池モジュールにおける折り曲
げ成形部における白濁及び充填材の亀裂も無くなり、外
見的に良好な太陽電池モジュールが得られた。また、充
填材、耐候性フィルムのはがれもなく太陽電池モジュー
ルの信頼性が向上した。その他、係合部における充填材
が薄いために、屋内から屋根上屋外への炎の延焼経路が
減少した。
【0061】(実施例2)図5に本実施例2の太陽電池
モジュールの外観を、図6に本実施例における切り取り
及び折り曲げ成形以前の太陽電池モジュールの上面外観
を、図7に図6のB−B’断面を、また図8に図6のC
−C’断面図を、それぞれ示した。
【0062】本実施例2は、ステンレス基板上に作製し
たアモルファスシリコン太陽電池素子を直列接続し、ま
た裏面に亜鉛メッキ鋼板を設けた太陽電池モジュール
を、折り曲げ成形した例である。
【0063】本実施例2では、実施例1と同様に作製し
た太陽電池素子を使用し、また0.3mmの厚みの亜鉛
メッキ鋼板からなる裏面補強板702/EVAからなる
充填材703/13枚直列接続した太陽電池素子704
/EVAからなる充填材703/50μm厚の無延伸エ
チレン−テトラエチレン共重合体フッ素樹脂フィルム
「アフレックス(旭硝子)」からなる耐候性フィルム7
05/EVAを薄部において均一に薄く押しつけるため
の治具、を順次重ね合わせて、また真空ラミネーターを
用いて150℃でEVAを溶融させた。これにより、図
7及び図8に示したように、太陽電池素子704を亜鉛
メッキ鋼板(裏面補強材702)及び無延伸フッ素樹脂
フィルム(耐候性フィルム704)ではさみ込んで樹脂
封止した太陽電池モジュール701を作製した。
【0064】図6、図7、図8に見られる様に、本実施
例2においては被膜薄部が全端に存在し、全端において
曲げ加工性が良好である。
【0065】押しつけ板状治具には厚さ1.5mmの鋼
板を使用し、充填材薄部における充填材の量を発電領域
の1/4とした。そうすることにより、発電領域の充填
材の厚さが2mm、充填材薄部での充填材の厚みが0.
5mmの太陽電池モジュールを得た。
【0066】次に、コーナーシェアーで四隅を切り取り
(図6点線部)、またベンダーにより各辺において裏面
補強材側に90度に2度折り曲げることにより、図5の
ように箱形に折り曲げた。この箱形の太陽電池モジュー
ルの設置は、架台に裏側から固定用穴602を通し、ね
じ留めすることにより行った。
【0067】本実施例ではフレームを使用しないことに
より軽量な太陽電池モジュールとなり設置時等の作業性
が良好であり、また材料費を小さくすることが出来た。
また、折り曲げ成形部における白濁及び充填材の亀裂も
無くなり、外見的に良好な太陽電池モジュールが得られ
た。更に、充填材、耐候性フィルムのはがれもなく太陽
電池モジュールの信頼性が向上した。
【0068】(実施例3)図9に本実施例3の太陽電池
モジュールの外観を、図10に本実施例の太陽電池モジ
ュールの折り曲げ成形以前の上面外観を、また図11に
図10におけるD−D’断面図を、それぞれ示した。
【0069】本実施例3は、ステンレス基板上に作製し
たアモルファスシリコン太陽電池素子を直列接続し、ま
た裏面に亜鉛メッキ鋼板を設けた太陽電池モジュールを
折り曲げ成形したあとに多数枚設置した例である。
【0070】本実施例3では、実施例1と同様に作製し
た太陽電池素子を使用し、また0.3mmの厚みの亜鉛
メッキ鋼板からなる裏面補強板1102/EVAからな
る充填材1103/13枚直列接続した太陽電池素子1
104/EVAからなる充填材1103/50μm厚の
無延伸エチレン−テトラエチレン共重合体フッ素樹脂フ
ィルム「アフレックス(旭硝子)」からなる耐候性フィ
ルム1105/EVAを被膜薄部において均一に薄く押
しつけるための板状治具、を順次重ね合わせ、また真空
ラミネーターを用いて150℃でEVAを溶融させた。
これにより、図10、図11に示したように、太陽電池
素子1104を亜鉛メッキ鋼板(裏面補強板1102)
及び無延伸フッ素樹脂フィルム(耐候性フィルム110
5)ではさみ込み樹脂封止した太陽電池モジュール11
01を作製した。押しつけ板状治具には厚さ1.5mm
の鋼板を使用し、充填材薄部における充填材の量を発電
領域の1/4とした。そうすることにより、発電領域の
充填材の厚さが2mm、充填材薄部での充填材の厚みが
0.5mmの太陽電池モジュールを得た。
【0071】次に、上記太陽電池モジュール1001
を、図9のような形状にロール成形機により折り曲げ成
形した。すなわち、太陽電池モジュール1001の中央
部を曲げ、また片側端部において、裏面補強板側に鋭角
におりまげ、さらにもう一カ所折り返して係合部903
を作製し、またそれと向かい合う端部においては、太陽
電池がついた面板部から90度立ち上げて立上がり部9
04とし、次に耐候性フィルム側に鋭角に折り曲げ、さ
らに端部をもう一カ所折り込み成形し係合部905を作
製した。設置は実施例1と同様に行った。
【0072】本実施例3おいては、端部のみならず中央
付近において折り曲げ加工性が良好な太陽電池モジュー
ルとなる。そして太陽電池モジュールの中央で折り曲げ
成形することにより、限られた面積を有効に利用するこ
とが出来た。また折り曲げ成形部における白濁及び充填
材のひび割れも無く、外見的に良好な太陽電池モジュー
ルが得られた。更に、充填材、耐候性フィルムのはがれ
もなく太陽電池モジュールの信頼性が向上した。
【0073】
【発明の効果】折り曲げ成形部の充填材を薄くしたこと
により、折り曲げ外周部の曲げひずみが減少し、亀裂を
無くすことが出来、太陽電池モジュールの信頼性が向上
した。
【0074】また、折り曲げ成形部における充填材の厚
みを薄くしたことにより、弾性回復量が小さくなった。
これにより、剥れがなくなり、太陽電池モジュールの信
頼性が向上した。かつ、折り曲げ成形加工後の曲がり角
度の開き、縁波、等の問題を解消した。また、折り曲げ
成形部の充填材中に充填材保持材を埋設しないことによ
り、白濁の問題を解消することが出来た。
【0075】また、充填材の薄い部分が平面上に広がっ
ており、太陽電池モジュールを充填材薄部で、ローラ
ー、あるいは刃と型で挟み込むことが出来るため、裏面
補強板を必要なだけの拘束力で挟み込むことが出来た。
それにより充填材の減肉、耐候性フィルムヘの傷を無く
すことが出来た。
【0076】また、ロール成形の際に太陽電池発電領域
に当たるロールの圧力を小さく出来、太陽電池素子の性
能悪化を防止した。耐候性フィルムが無延伸フィルムで
あることにより、折り曲げ成形部分のフィルムの切れを
防止した。太陽電池素子を可曲性太陽電池素子とするこ
とで、折り曲げ作業時における性能劣化を防止した。折
り曲げをロール成形機により行うことで、折り曲げ成形
作業性が向上した。
【0077】また充填材を薄くすることにより、充填材
料を削減しコストを減少した。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施態様例及び実施例の太陽電池モジ
ュールの外観を示した斜視図である。
【図2】本発明の実施態様例及び実施例の太陽電池モジ
ュールの上面図である。
【図3】本発明の実施態様例及び実施例の太陽電池モジ
ュールの概略の断面図である。
【図4】本発明の実施例の太陽電池モジュールの設置時
における概略の断面図である。
【図5】本発明の実施例の太陽電池モジュールの外観を
示した斜視図である。
【図6】本発明の実施例の太陽電池モジュールの上面図
である。
【図7】本発明の実施例の太陽電池モジュールの概略の
断面図である。
【図8】本発明の実施例の太陽電池モジュールの概略の
断面図である。
【図9】本発明の実施例の太陽電池モジュールの外観を
示した斜視図である。
【図10】本発明の実施例の太陽電池モジュールの上面
図である。
【図11】本発明の実施態様例の太陽電池モジュールの
概略の断面図である。
【図12】本発明の実施例の太陽電池モジュールの太陽
電池素子の断面図である。
【図13】本発明の実施例の太陽電池素子の概略構成の
説明図である。
【図14】本発明の実施例の太陽電池素子の断面図であ
る。
【図15】本発明の実施例の太陽電池素子を直列接続し
た状態の説明図である。
【図16】本発明の実施例の太陽電池モジュールの裏面
における配線の説明図である。
【図17】本発明の太陽電池モジュールの作成に使用し
た治具の概略説明図である。
【図18】従来の太陽電池モジュールの概略断画図であ
る。
【図19】従来の太陽電池モジュールの成形時における
問題の説明図である。
【図20】上下部成形ロールの正面図である。
【図21】成形ロール群の概略図である。
【図22】ロール成形成形工程の工程図である。
【図23】上下成形ロールの正面図である。
【符号の説明】
101 太陽電池モジュール、 102 垂下部、 103 係合部、 104 立ち上がり部、 201 太陽電池モジュール、 301 太陽電池モジュール、 105 係合部、 201 太陽電池モジュール、 301 太陽電池モジュール、 302 裏面補強板、 303 充填材、 304 太陽電池素子、 305 耐候性フィルム、 401 太陽電池モジュール、 402 垂下部、 403 係合部、 404 立ち上がり部、 405 係合部、 406 架台、 407 固定部材、 501 充填材薄部、 502 充填材厚部、 601 太陽電池モジュール、 701 太陽電池モジュール、 702 裏面補強板、 703 充填材、 704 太陽電池素子、 705 耐候性フィルム、 801 太陽電池モジュール、 901 太陽電池モジュール、 902 垂下部、 903 係合部、 904 立ち上がり部、 905 係合部、 1001 太陽電池モジュール、 1101 太陽電池モジュール、 1102 裏面補強板、 1103 充填材、 1104 太陽電池素子、 1105 耐候性フィルム、 1201 基体、 1202 裏面反射層、 1203 半導体層、 1204 透明導電層、 1300 太陽電池素子、 1301 ITO電極除去部、 1302 グリッド電極、 1303 錫メッキ銅線、 1304 接着性銀インク、 1305 銅箔、 1306 ポリイミドテープ、 1501、1502、1503 太陽電池素子、 1504 錫メッキ銅線、 1505 銅箔、 1601 プラス側太陽電池素子、 1602 銅箔、 1603 絶縁性ポリエステルテープ、 1604 マイナス側太陽電池素子、 1605 銅箔、 1606 銅箔、 1801 太陽電池モジュール、 1802 太陽電池素子、 1803 裏面補強板、 1804 充填材、 1805 耐候性フィルム、 1901 太陽電池モジュール、 1902 裏面補強板、 1903 充填材、 1904 耐候性フィルム、 1905 剥れの例、 1906 亀裂の例、 2001 太陽電池モジュール、 2002 上部成形ローラー、 2003 下部成形ローラー、 2004 側面板、 2101 第1段階上部成形ローラー、 2102 第1段階下部成形ローラー、 2103 第2段階上部成形ローラー、 2104 第2段階下部成形ローラー、 2105 第3段階上部成形ローラー、 2106 第3段階下部成形ローラー、 2107 第4段階上部成形ローラー、 2108 第4段階下部成形ローラー、 2109 第5段階上部成形ローラー、 2110 第5段階下部成形ローラー、 2111 第6段階上部成形ローラー、 2112 第6段階下部成形ローラー、 2201 第1段階ロールにより成形された太陽電池モ
ジュールの断面、 2202 第2段階ロールにより成形された太陽電池モ
ジュールの断面、 2203 第3段階ロールにより成形された太陽電池モ
ジュールの断面、 2204 第4段階ロールにより成形された太陽電池モ
ジュールの断面、 2205 第5段階ロールにより成形された太陽電池モ
ジュールの断面、 2206 第6段階ロールにより成形された太陽電池モ
ジュールの断面、 2301 太陽電池モジュール、 2302 裏面補強板、 2303 充填材、 2304 耐侯性フィルム、 2305 上部成形ローラー、 2306 下部成形ローラー、 2307 問題の出る場所。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−85302(JP,A) 特開 平3−293776(JP,A) 特開 昭60−1875(JP,A) 実開 昭62−160560(JP,U) 実開 昭58−193646(JP,U)

Claims (35)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 裏面補強板と耐候性フィルムとの間に太
    陽電池、充填材、及び充填材保持材を有し、前記太陽電
    池の発電領域においては充填材中に充填材保持材を有
    し、前記太陽電池の非発電領域においては充填材中に充
    填材保持材が存在しない充填材薄部を有し、 該充填材薄部の、充填材を有し且つ充填材保持材が存在
    しない層の厚みは、前記発電領域の充填材及び充填材保
    持材を有する層の厚みよりも薄く、 且つ該充填材薄部において前記裏面補強板が折り曲げ成
    形されていることを特徴とする太陽電池モジュール。
  2. 【請求項2】 充填材薄部の厚さが5乃至1000μm
    であることを特徴とする請求項1記載の太陽電池モジュ
    ール。
  3. 【請求項3】 充填材は、EVA、ポリビニルブチロー
    ル、シリコーン樹脂から選ばれる一種であることを特徴
    とする請求項1記載の太陽電池モジュール。
  4. 【請求項4】 充填材保持材が織布又は不織布であるこ
    とを特徴とする請求項1記載の太陽電池モジュール。
  5. 【請求項5】 織布又は不織布がセラミック、ガラス、
    又はポリプロピレンから選ばれる一種であることを特徴
    とする請求項4記載の太陽電池モジュール。
  6. 【請求項6】 耐候性フィルムが無延伸フィルムである
    ことを特徴とする請求項1記載の太陽電池モジュール。
  7. 【請求項7】 耐候性フィルムがフッ素樹脂フィルムで
    あることを特徴とする請求項1記載の太陽電池モジュー
    ル。
  8. 【請求項8】 裏面補強板が金属からなることを特徴と
    する請求項1記載の太陽電池モジュール。
  9. 【請求項9】 太陽電池素子が非単結晶半導体からなる
    ことを特徴とする請求項1記載の太陽電池モジュール。
  10. 【請求項10】 太陽電池素子が複数の素子が電気的に
    接続されたものであることを特徴とする請求項1記載の
    太陽電池モジュール。
  11. 【請求項11】 発電領域の充填材及び充填材保持材を
    有する層から、充填材薄部の充填材を有し且つ充填材保
    持材が存在しない層への移行はテーパー状又は階段状で
    あることを特徴とする請求項1記載の太陽電池モジュー
    ル。
  12. 【請求項12】 裏面補強板が受光面側へ折り曲げられ
    た立ち上がり部と、非受光面側へ折り曲げられた垂下部
    とを有することを特徴とする請求項1記載の太陽電池モ
    ジュール。
  13. 【請求項13】 立ち上がり部又は垂下部の少なくとも
    一方に、隣接する太陽電池モジュールと結合する為の係
    合部を有することを特徴とする請求項12記載の太陽電
    池モジュール。
  14. 【請求項14】 立ち上がり部に太陽電池素子を有する
    ことを特徴とする請求項12記載の太陽電池モジュー
    ル。
  15. 【請求項15】 裏面補強板の対向する辺が共に非受光
    面側へ折り曲げられたことを特徴とする請求項1記載の
    太陽電池モジュール。
  16. 【請求項16】 裏面補強板と耐候性フィルムとの間に
    太陽電池、充填材、及び充填材保持材を有し、前記太陽
    電池の発電領域においては充填材中に充填材保持材を有
    し、前記太陽電池の非発電領域においては充填材中に充
    填材保持材が存在しない充填材薄部を有し、該充填材薄
    部の、充填材を有し且つ充填材保持材が存在しない層の
    厚みは、前記発電領域の充填材及び充填材保持材を有す
    る層の厚みよりも薄く、 且つ該充填材薄部において前記裏面補強板が折り曲げ成
    形されていることを特徴とする建材。
  17. 【請求項17】 充填材薄部の厚さが5乃至1000μ
    mであることを特徴とする請求項16記載の建材。
  18. 【請求項18】 充填材は、EVA、ポリビニルブチロ
    ール、シリコーン樹脂から選ばれる一種であることを特
    徴とする請求項16記載の建材。
  19. 【請求項19】 充填材保持材が織布又は不織布である
    ことを特徴とする請求項16記載の建材。
  20. 【請求項20】 織布又は不織布がセラミック、ガラ
    ス、又はポリプロピレンから選ばれる一種であることを
    特徴とする請求項19記載の建材。
  21. 【請求項21】 耐候性フィルムが無延伸フィルムであ
    ることを特徴とする請求項16記載の建材。
  22. 【請求項22】 耐候性フィルムがフッ素樹脂フィルム
    であることを特徴とする請求項16記載の建材。
  23. 【請求項23】 裏面補強板が金属からなることを特徴
    とする請求項16記載の建材。
  24. 【請求項24】 太陽電池素子が非単結晶半導体からな
    ることを特徴とする請求項16記載の建材。
  25. 【請求項25】 太陽電池素子が複数の素子が電気的に
    接続されたものであることを特徴とする請求項16記載
    の建材。
  26. 【請求項26】 発電領域の充填材及び充填材保持材を
    有する層から、充填材薄部の充填材を有し且つ充填材保
    持材が存在しない層への移行はテーパー状又は階段状で
    あることを特徴とする請求項16記載の建材。
  27. 【請求項27】 裏面補強板が受光両側へ折均曲げられ
    た立ち上がり部と、非受光面側へ折り曲げられた垂下部
    とを有することを特徴とする請求項16記載の建材。
  28. 【請求項28】 立ち上がり部又は垂下部の少なくとも
    一方に、隣接する建材と結合する為の係合部を有するこ
    とを特徴とする請求項27記載の建材。
  29. 【請求項29】 立ち上がり部に太陽電池素子を有する
    ことを特徴とする請求項27記載の建材。
  30. 【請求項30】 裏面補強板の対向する辺が共に非受光
    面側へ折り曲げられたことを特徴とする請求項16記載
    の建材。
  31. 【請求項31】 少なくとも裏面補強板、太陽電池、充
    填材を積層し、前記太陽電池の発電領域においては充填
    材保持材を積層し且つ前記太陽電池の非発電領域におい
    ては該充填材保持材が存在しない領域を有し、更に耐候
    性フィルムを積層した積層体を形成する工程と、該積層
    体の前記非発電領域に充填材薄部を形成するように加熱
    圧着する工程と、該充填材薄部において折り曲げる工程
    とを有することを特徴とする太陽電池モジュールの製造
    方法。
  32. 【請求項32】 板上治具を押し付けることにより前記
    充填材薄部を形成することを特徴とする請求項31記載
    の太陽電池モジュールの製造方法。
  33. 【請求項33】 裏面補強板と耐候性フィルムとの間に
    太陽電池、充填材、及び充填材保持材を有し、前記太陽
    電池の発電領域においては充填材中に充填材保持材を有
    し、前記太陽電池の非発電領域においては充填材中に充
    填材保持材が存在しない充填材薄部を有し、該充填材薄
    部の、充填材を有し且つ充填材保持材が存在しない層の
    厚みは、前記発電領域の充填材及び充填材保持材を有す
    る層の厚みよりも薄く形成された太陽電池モジュール
    の、該充填材薄部において折り曲げ加工することを特徴
    とする建材の製造方法。
  34. 【請求項34】 折り曲げ加工により垂下部及び立ち上
    がり部を形成することを特徴とする請求項33記載の建
    材の製造方法。
  35. 【請求項35】 請求項28記載の建材の立ち上がり部
    を固定部材によって地板に固定し、隣接する建材の係合
    部同士をはぜ組することを特徴とする建材の設置方法。
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