JP2718578B2 - 感熱記録紙用充填剤 - Google Patents
感熱記録紙用充填剤Info
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Description
質ケイ酸からなる感熱記録紙用充填剤に関するもので、
より詳しくは、高吸油量によるサーマルヘッドのカス付
着防止、スティッキングの防止、サーマルヘッドの走行
性の向上、低活性による経時発色の防止、地発色の防
止、二次粒子の弱凝集による平滑性の向上、画像の向上
等に有用な湿式沈澱法による非晶質ケイ酸からなる感熱
記録紙用充填剤に関するものである。
リン、クレー、炭酸カルシウム、タルク、酸性白土、チ
タン、アルミナ等を配合する事が知られている。又、湿
式沈澱法による非晶質ケイ酸からなる感熱記録紙用充填
剤に関しても、いくつか提案がされている(特開昭59
−22794号,特開昭61−117113号等)。
に、比表面積の大きい所謂高活性と称される非晶質ケイ
酸が吸油量の高い傾向にある。しかし、比表面積の大き
い高活性湿式沈澱法非晶質ケイ酸を感熱記録紙用充填剤
として使用した場合には、表面に存在するシラノール基
(Si−OH)により染料の吸着分解を誘起し、地発色
を起こすなどの経時変化の問題を生じる。又、低い比表
面積を有する低活性湿式沈澱法非晶質ケイ酸では、吸油
量が低くなり、サーマルヘッドへのカス付着、サーマル
ヘッドのスティッキング、サーマルヘッドの走行性等が
問題となってくる。
晶質ケイ酸で提案されている感熱記録紙用充填剤の物性
は、低活性であるために吸油量が200cc/100g
以下の提案となっている。しかも、平滑性及び分散性向
上の為に可能な限り微粉砕が施され、粉塵等の作業環境
も悪化させている。
質ケイ酸からなる感熱記録紙用充填剤に求められ物性と
しては、感熱発色層の特性として、良好な解像度・印字
性及び発色性を得るために優れた分散性と平滑性、さら
にサーマルヘッドのカス付着の防止、スティッキングの
防止、サーマルヘッドの走行性の向上等が要求される。
従って湿式沈澱法による感熱記録紙充填剤としては、低
いBET比表面積、高い吸油量を有するだけでなく、同
時に二次粒子径が出来るだけ小さく分散性に優れたもの
である事が望まれている。
による感熱記録紙用充填剤に対して様々に求められてい
る特性は、製造の条件やこれらの特性が、二律背反的な
性質を有するなどのために同時に解決する事は、従来極
めて困難とされていた。このためBET比表面積が30
乃至100m2 /gを有する従来の感熱記録紙用充填剤
の提案では、吸油量が200cc/100g以下と低
く、二次粒子の平均粒子径が1乃至2μ以下の微粉砕が
必要であった。このように、上記の複数の特性を都合よ
く解決せしめる非晶質ケイ酸よりなる感熱記録紙用充填
剤の提案は、従来から公知の方法では、極めて困難とさ
れていた。
なる感熱記録紙用充填剤について要望されている特性に
ついて、かねてより鋭意研究を重ね検討を進めたとこ
ろ、非晶質ケイ酸の種々の特性を改善しようとするとき
に、従来二律背反的と考えられていた問題が、驚くほど
簡易な方法によって一挙に解決出来ることを見い出すに
至った。
ら、高い吸油量及び凝集の弱い粗大な二次粒子径を有す
る、サーマルヘッドのカス付着防止、スティッキングの
防止、サーマルヘッドの走行性の向上、平滑性の向上、
経時発色の防止、地発色の防止、画像の向上等に優れて
いる、湿式沈澱法による非晶質ケイ酸からなる感熱記録
紙用充填剤を提供することを目的とする。
の性能を有する感熱記録紙用充填剤について、鋭意開発
研究を重ねた結果、公知の中和反応により得られた湿式
沈澱法非晶質ケイ酸を、本発明で特定される条件下で更
に反応を進めると、従来解決することが困難とされてい
た種々の問題を、同時に解決出来るという予想されなか
った知見を見い出し、本発明を完成するに至ったもので
ある。
用充填剤の特徴は、BET比表面積が30乃至100m
2 /g、吸油量が200乃至350cc/100g、L
oose Weight法による測定で嵩密度が100
乃至300g/l、コールターカウンター法で測定した
時の二次粒子の平均粒子径が2乃至10μの範囲にある
特性を有するところにある。
感熱記録紙用充填剤は、BET比表面積が30乃至10
0m2 /g、好ましくは30乃至70m2 /gと低活性
に調整されていることにより、湿式沈澱法非晶質ケイ酸
粒子表面上の全シラノール基量が少なくなり、他の添加
組成物との相互作用が抑制されると考えられる。このた
め感熱記録紙塗布液の調整、乾燥あるいはロイコ染料と
フェノール類との化学反応又は物理吸着が大幅に抑制さ
れると考えられる。
感熱記録紙用充填剤は、吸油量が200乃至350cc
/100g、好ましくは200乃至300cc/100
gと高吸油量に調整されていることが重要である。すな
わち、感熱記録紙用充填剤に求められている重要な特性
として、加熱時に溶融状態にある発色物質などのサーマ
ルヘッドに転移付着するカス付着の防止、及び溶融物質
による粘着やべとつき現象のスティッキングの防止のた
めに、出来るだけ高い吸油量を有することが必要であ
る。しかし、従来の表面活性が低い非晶質ケイ酸の感熱
記録紙用充填剤の場合には、吸油量も付随して低くな
る。
かも高い吸油量を有する特性を発見したために、地発色
等の問題を防止しながら、サーマルヘッドのカス付着防
止、スティッキングの防止、サーマルヘッドの走行性の
向上、更に平滑性の向上等に優れた効果を示す。
感熱記録紙用充填剤は、その二次粒子の平均粒子径が、
2乃至10μm、好ましくは2乃至6μmの範囲に調整
されていることにより、微粉砕非晶質ケイ酸と比較し、
粉塵等の作業環境の改善が図られ、しかも粉砕工程の簡
略化や粉砕エネルギーの低減等による経済性の向上の利
益が達成される。更に感熱記録紙に充填した時には、二
次粒子の弱い凝集力により容易に均一な分散が可能であ
る。これらのため、本発明の感熱記録紙用充填剤は、凝
集二次粒子が従来より大きいにもかかわらず、平滑性及
び分散性の向上に優れた効果を示す。
れる湿式沈澱法非晶質ケイ酸は、従来公知の湿式中和反
応、例えば特開昭39−1207号等によるアルカリ金
属ケイ酸塩水溶液と鉱酸の中和反応により製造された反
応生成物を、pH調整後オートクレーブ中に移し更に加
熱熟成反応を行い、得られた反応生成物を、従来の湿式
沈澱法非晶質ケイ酸と同様な方法で、濾過、水洗、乾燥
及び粉砕することにより、低いBET比表面積を有しな
がら、高い吸油量及び凝集の弱い粗大な二次粒子径を有
するものとして製造出来る。
れる非晶質ケイ酸の製造方法は、第一工程として、従来
公知のアルカリ金属ケイ酸塩水溶液と鉱酸の湿式中和反
応を行う。この時のアルカリ金属ケイ酸塩水溶液は、特
に限定されないが経済性等から所謂3号珪曹を用いるこ
とができる。又、鉱酸も同様の理由により硫酸、塩酸等
が用いられる。中和反応中の加熱は、特に必要としない
が、通常反応を速やかに進行さすために、50乃至10
0℃、好ましくは70乃至90℃で行うことがよい。中
和反応終了後、鉱酸を用いて反応生成物のpHを2乃至
6、好ましくは3乃至4に調整する。
鉱酸の中和反応は、従来公知の種々の方法を適時採用す
ることが可能であり、特に限定を要する点はないが留意
点としては、アルカリ金属ケイ酸塩水溶液と鉱酸の中和
反応により金属塩が必然的に副生するが、第一工程終了
時点において、この金属塩濃度が3%乃至20%、好ま
しくは5乃至10%になるように調整することが重要で
ある。金属塩濃度が上記濃度に達しない場合用いる金属
塩としては、無機酸、有機酸のアルカリ金属塩、又はア
ルカリ土類金属塩、例えば塩化ナトリウム、塩化カルシ
ウム、塩化マグネシウム、塩化カリウム、酢酸ナトリウ
ム、硫酸ナトリウム、硫酸マグネシウム、炭酸ナトリウ
ム、硝酸ナトリウム等を上記濃度になるように添加調整
する。これらの金属塩はいずれでも本発明の非晶質ケイ
酸を得るために使用可能であり、特に限定されないが、
経済性等から塩化ナトリウム、塩化カリウム、硫酸ナト
リウム、硫酸マグネシウム等が望ましい。
記第一工程の反応で製造したこの反応生成物に、アルカ
リ金属水酸化物、例えば水酸化ナトリウム、水酸化カリ
ウムやアンモニア等の塩基性物質を用いて、pHを7乃
至12、好ましくは8乃至11に調整する。pH調整
後、オートクレーブに反応生成物を移し加熱熟成反応を
行う。この時の加熱温度は100℃乃至200℃、好ま
しくは130℃乃至170℃に調整する。加熱熟成反応
時間は長時間ほど有効であるが、作業効率等を考慮すれ
ば、30分乃至24時間、好ましくは1時間乃至5時間
が望ましい。加熱熟成反応終了後、20℃乃至150
℃、好ましくは30℃乃至120℃まで冷却後、得られ
た反応生成物を従来公知の湿式沈澱法非晶質ケイ酸と同
様な方法で、濾過、水洗、乾燥及び粉砕を行う。
は、加熱熟成反応温度は低い比表面積を得るために高温
ほど望ましい。即ち加熱熟成反応中に生じるであろう、
溶解と析出の繰り返しが高温ほどより活発になり、一次
粒子の成長を促進すると推測される。又この時に、高濃
度の金属塩により溶解と析出の速度が加速され、更に塩
析効果により一次粒子の成長がより促進されると推測さ
れる。
金属塩との相乗効果により容易に製造出来るが、この時
の金属塩が低濃度の場合は、一次粒子の成長は低速度と
なり、加熱熟成反応時間は長時間が必要となり、経済的
利益を損なう。更に凝集二次粒子は、強い凝集力を持ち
粗大なものとなる傾向になる。一方、金属塩濃度が20
%以上の高濃度にしても、一次粒子成長や非晶質ケイ酸
の特性に及ぼす特別な利点はなく、必要以上の金属塩の
添加は、経済的不利益を生じるだけである。
れる湿式沈澱法非晶質ケイ酸は、従来公知の湿式中和反
応、例えばアルカリ金属ケイ酸塩水溶液と鉱酸の中和反
応を第一工程とし、得られた生成物に高濃度の金属塩を
含ませ、pH調整後、オートクレーブにより加熱熟成反
応を施す第二工程から成り立つことにより、特許請求の
範囲に記載のBET比表面積が30乃至100m2 /
g、吸油量が200乃至350cc/100g、嵩密度
が100乃至300g/l、二次粒子径の平均粒子径が
2乃至10μmの特性を有する湿式沈澱法非晶質ケイ酸
が容易に製造出来る。
る感熱記録紙用充填剤は、有用な特性、即ち低いBET
比表面積を有しながら、高い吸油量を持ち、尚且つ凝集
の弱い粗大な二次粒子径を有する、サーマルヘッドのカ
ス付着防止、スティッキングの防止、サーマルヘッドの
走行性の向上、平滑性の向上、経時発色の防止、地発色
の防止、画像の向上等に有用な、新規な、湿式沈澱法に
よる感熱記録紙用充填剤を提供することが出来るという
効果がある。
より具体的に説明するが、本発明は、これら実施例に限
定されるものではない。
示す方法により実施した。
を用いて1点法により測定した。
2.0gとした。
ose Weight法) (4)二次粒子径 コールターカウンターTAII(Coulter Ele
ctronnics社製)を用いて、70μmのアパー
チャーチューブにより測定した。
る温度調節計、直径18cmの2段プロペラを有する回
転数1200rpmの撹拌機を備えた200リットルの
ステンレス製反応槽に、温水93リットルを仕込み、ケ
イ酸ナトリウム(Na2 O 0.75mol/l, S
iO2 /Na2 O 3.30, 比重1.14)を投入
してpH8に調整した。ケイ酸ナトリウム14.8 l
/hr,硫酸(18.4mol/l)約510ml/h
rの比率で流下させpHを7乃至8に調整し、300分
間反応させた。中和反応中の温度は80℃に保持し、撹
拌も同じく回転数を維持した。引き続き反応終了後に、
中和反応に使用した硫酸を添加してpHを3.5に調整
した。この湿式沈澱法非晶質ケイ酸の懸濁液のシリカ濃
度は50g/l、BET比表面積は155m2 /g、金
属塩(硫酸ナトリウム)濃度は3.5%であった。
ムを用いて金属塩濃度を7%に調整、水酸化ナトリウム
を用いてpHを10に調整後、電気による温度調節計、
直径8cmの1段プロペラを有する回転数100rpm
の撹拌機を備えた5リットルのステンレス製オートクレ
ーブに仕込んだ。
成反応を5時間行った。その後、5時間を要してオート
クレーブ反応槽内の温度を80℃に冷却した。この時の
撹拌は、加熱熟成反応の開始時から冷却終了まで、回転
数を維持した。以後、常法に従い、得られた反応生成物
液を濾過し、硫酸ナトリウム等を水洗除去し、得られた
濾過ケーキを乳化後、スプレードライヤーを用いて乾燥
を行った。得られた製品を湿式沈澱法による感熱記録紙
用充填剤とした。尚、上記の製品の凝集力は弱いため、
特には粉砕は行わなかった。得られた製品の物性値を測
定した所、表−1に示す通りであった。
次ぎの方法に基づいて行った。即ち、得られた製品、非
晶質ケイ酸1部、A液2.5部、B液10部及びC液1
0部を合わせよく混合し感熱発色層配合剤とした。
混合物であり、A液、B液及びC液はそれぞれ別々にボ
ールミルで2日間粉砕分散したものである。
量が約6g/m2 になるようにコーティングロッドバー
を用いて塗布、50℃以下の温度で乾燥し、次いでスー
パーカレンダー仕上げを行い感熱記録紙とした。
及び動的発色濃度の測定を行った。平滑度の測定はベッ
ク平滑度試験機を用いて、動的発色濃度の評価はGIII
ファクシミリUF−51(松下電送機器社製)を用い
て、印字後目視により発色濃度及び階調色濃度について
総合評価を行い、共に良いものを〇印、発色濃度及び階
調色濃度のいずれか、共にやや劣るものを△、さらに共
に劣るものを×印とした。サーマルヘッド上のカスの付
着程度についても、印字後目視により良好なものを〇
印、やや劣るものを△、劣るものを×印として判定し、
得られた結果を併せて表−1に示した。尚、感熱紙につ
いての評価は以降の実施例、比較例共に同じ方法により
行った。
3kg計りとり、無水塩化カリウムを用いて金属塩濃度
を5%に調整、水酸化カリウムを用いてpHを9に調整
後、実施例(1)、第二工程で使用したステンレス製オ
ートクレーブに仕込んだ。
成反応を3時間行った。その後、3時間を要してオート
クレーブ反応槽内の温度を50℃に冷却した。この時の
撹拌は、実施例(1)、第二工程と同様に、加熱熟成反
応の開始時から冷却終了まで、回転数を維持した。以後
の処理も、実施例(1)、第二工程と同様に常法に従
い、得られた反応生成物液を濾過、硫酸ナトリウム、塩
化カリウム等を水洗除去し、得られた濾過ケーキを乳化
後、スプレードライヤーを用いて乾燥を行った。得られ
た製品を湿式沈澱法による感熱記録紙充填剤とした。
尚、上記の製品は、実施例(1)と同様に凝集力が弱い
ので、特には粉砕は行わなかった。
いての評価結果を合わせ表−1に示した。
実施例(1)及び実施例(2)の何れについても、平滑
度が高く、動的発色濃度に優れると同時に、サーマルヘ
ッドのカスの付着も無い非晶質ケイ酸の製品が得られ
た。
3kg計りとり、常法に従い濾過、副生した硫酸ナトリ
ウム及び酸性化に使用した硫酸等を水洗除去した。得ら
れた濾過ケーキに再び水を加えて3kgに調整後、実施
例(1)、第二工程で使用したステンレス製オートクレ
ーブに仕込んだ。この時の、金属塩濃度は0.1%以
下、pHは5.3であった。
成反応を5時間行った。その後、5時間を要してオート
クレーブ反応槽内の温度を80℃に冷却した。この時の
撹拌は、実施例(1)、第二工程と同様に、加熱熟成反
応の開始時から冷却終了まで、回転数を維持した。以後
の処理も、実施例(1)、第二工程と同様に常法に従
い、得られた反応生成物液を濾過、水洗し、得られた濾
過ケーキを乳化後、スプレードライヤーを用いて乾燥を
行った。得られた製品は、実施例(1)及び(2)に比
較し凝集がやや強いので、ジェット気流式粉砕機により
粉砕し、比較例(1)の非晶質ケイ酸からなる感熱記録
紙用充填剤とした。
感熱紙についての評価結果を表−1に示した。実施例
(1)(2)に比較し吸油量が低く、BET比表面積も
高くなった。又、評価結果も平滑性がやや劣り、動的発
色濃度もやや劣った。サーマルヘッドのカスの付着はや
や劣った。
(3)としてニップシールE−75(いずれも日本シリ
カ工業社製、湿式沈澱法非晶質ケイ酸)の物性値及び感
熱紙についての評価結果を表−1に示した。
(2)乃至(3)の製品は、実施例(1)(2)に比較
し二次粒子の凝集力が強く分散性がやや劣り、感熱発色
層配合剤の調整時には粉塵も多く、作業環境は悪い。
又、平滑性もやや劣り、動的発色濃度も、やや劣った、
又は劣った。サーマルヘッドのカスの付着は、やや劣っ
た、又は劣った。
Claims (1)
- 【請求項1】 BET比表面積が30乃至100m2 /
g、吸油量が200乃至350cc/100g、Loo
se Weight法による測定で嵩密度が100乃至
300g/l、コールターカウンター法で測定した時の
二次粒子の平均粒子径が2乃至10μmである湿式沈澱
法による非晶質ケイ酸からなることを特徴とする感熱記
録紙用充填剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3099095A JP2718578B2 (ja) | 1991-04-30 | 1991-04-30 | 感熱記録紙用充填剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3099095A JP2718578B2 (ja) | 1991-04-30 | 1991-04-30 | 感熱記録紙用充填剤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04329179A JPH04329179A (ja) | 1992-11-17 |
JP2718578B2 true JP2718578B2 (ja) | 1998-02-25 |
Family
ID=14238319
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3099095A Expired - Lifetime JP2718578B2 (ja) | 1991-04-30 | 1991-04-30 | 感熱記録紙用充填剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2718578B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5344880B2 (ja) * | 2008-10-01 | 2013-11-20 | 三井化学株式会社 | 接着樹脂組成物、およびそれを含む積層体 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2353486A1 (fr) * | 1976-06-04 | 1977-12-30 | Rhone Poulenc Ind | Nouvelle silice de synthese amorphe, procede pour son obtention et application de ladite silice dans les vulcanisats |
-
1991
- 1991-04-30 JP JP3099095A patent/JP2718578B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04329179A (ja) | 1992-11-17 |
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