JP2718009B2 - 多色記録方式 - Google Patents

多色記録方式

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JP2718009B2 JP60268727A JP26872785A JP2718009B2 JP 2718009 B2 JP2718009 B2 JP 2718009B2 JP 60268727 A JP60268727 A JP 60268727A JP 26872785 A JP26872785 A JP 26872785A JP 2718009 B2 JP2718009 B2 JP 2718009B2
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【発明の詳細な説明】 〔概要〕 多色記録方式であって、異色トナーを用いて多色記録
を行う際に、用いる異色トナーを所定順序で現像をし
て、良好な色彩画像の記録を可能とする。 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電子写真プロセスを用いた多色記録方式に
係り、特に良好な色彩記録の得られる多色記録方式に関
するものである。 情報処理の分野で、情報を出力する手段として広く印
刷装置が用いられている。この印刷装置は、印刷が高速
に行え、然も騒音発生が少なく、漢字出力、図形出力が
可能であるレーザプリンタに代表される光プリンタが多
い。このレーザプリンタに対しては、多色出力が鮮明な
色彩で行える多色記録方式が要望されている。 〔従来の技術〕 従来の多色記録方式を第6図の多色記録装置を用い、
第7図の感光体上の電位図を参照しながら説明をする。
感光体1の表面は、帯電器4−1によって均一な初期帯
電される。感光体1は第7図に示す(1)のVsの初期帯
電状態となる。以後第7図の状態を括弧付き数字で示
す。この感光体1は円筒状に形成されており図に示す矢
印方向に回転する。 従って、初期帯電された感光体1の部位は潜像手段と
して作動するレーザ走査光学系2−1により第1の色画
像に対応したネガ露光が行われ、感光体1上に潜像を形
成される。この時の電位は(2)の状態となる。潜像部
位が第1の色のトナーを持つ現像器3−1によって2成
分磁気プラシ反転現像されて、感光体1上に第1の色ト
ナー像が形成される。この時の感光体1の電位は(3)
となり、感光体上の電位状態は不均一である。 この状態で次の現像を行うと次の色トナーが電位の低
くなっている第1の色トナー像部に電気的に付着し、混
色が発生する。これを防止するために、次の第2の色画
像に対応した露光を行うレーザ走査光学系2−2の前に
帯電器4−2が設けてある。 第2の色トナー現像を同じように、帯電器4−2,レー
ザ走査光学系2−2,現像器3−2で行う。その際の感光
体1の電位は(4),(5),(6)となる。同様に、
第3の色トナー現像を帯電器4−3,レーザ走査光学系2
−3,現像器3−3で行う。この時の電位状態を(7),
(8),(9)に示す。 上記した第1〜第3のトナー現像の行われた感光体1
上の多色トナー像は、コロナ転写器5で用紙6上に転写
され定着器7で定着され多色の記録が完了する。 感光体1の残留トナーは、除電器8で電荷が除去され
て、クリーナー9で感光体1はクリーニングされる。 上記工程中の感光体上のトナー像の状態は、第8図に
示すようになっている。即ち、第1現象と第2現象の重
なり合う部分は、第1トナー像が優先されるために、第
1のトナー像の面積Aが広くなり、第2のトナー像の面
積Bが狭くなり、本来第1,第2のトナー像が1対1にな
るべきであるが、第2のトナーの現像量が減少して、色
相のずれたものとなり、色彩の鮮明な画像が得られない
と云う問題があった。 〔発明が解決しようとする問題点〕 上記したように従来の方式では、色彩の鮮明な画像を
得ることが困難であった。 本発明は、以上のような従来の状況から、鮮明な色彩
画像の得られる多色記録方式の提供を目的とするもので
ある。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明では、感光体上に帯電、露光、現像を複数繰り
返すことによってそれぞれシアン、マゼンタおよびイエ
ロートナーから成る多色トナーのドット像を感光体上に
形成し、この多色トナーのドット像を用紙に転写して多
色記録を行う多色記録方式において、 前記多色トナーのドット像は異なる色のドットの一部
のみが重なるように形成し、 且つ前記重なった部分だけ次に現像するトナー像のド
ット径が小さくなりカラーバランスが悪くなるのを修正
するために、 最初に現像したシアントナーにその主たる色成分に次
いで多く含まれる緑成分で次に現像するマゼンタトナー
の緑成分を補完し、 さらにマゼンタトナーにその主たる色成分に次いで多
く含まれる青成分で最後に現像するイエロートナーの青
成分を補完する。 〔作用〕 先に現像を行ったトナーの上には潜像が形成されな
く、後で現像されるトナーの面積は重なった部分だけ小
さくなるのを先に現像されたトナーに多く含まれている
同系色のカラー成分で次に現像されるトナーの主成分の
色成分を補完できカラーバランスを補正できる。 〔実施例〕 実施例の説明に先立って、本発明に至る経過を説明す
る。第3図は、3色トナー即ち、シアントナー,マゼン
タトナー,イエロートナーの色濃度状態を示す。色濃度
の縦軸はOD値で示している。イエロートナー(c)は、
青濃度が高く、赤,緑濃度が低く本来のイエローに近い
色である。これに対して、シアントナー(a)は本来低
い濃度でなければならない緑濃度が高く、又マゼンタト
ナー(b)も、低い濃度でなければならない青濃度が高
くなっている。 若し、マゼンタトナーの現像を先に行い、次ぎにイエ
ロートナーの現像をすると、感光体上に、第4図に示す
トナー像が得られる。図のMはマゼンタトナー・ドッ
ト,Yはイエロートナー・ドットを示す。図に示すよう
に,先に現像を行ったマゼンタトナーによるドットMの
面積が大きくなり、イエロートナーによるドットYの面
積が小さくなる。 ところが、第3図に示すように、マゼンタトナーに
は、青濃度が高くイエロー成分を多く含んでいるため
に、イエロートナーのドットYを小さく現像することに
よってカラーバランスを修正することができる。 また、シアントナーの現像を先に行い、次ぎにマゼン
タトナーの現像を行うと、第5図に示すようになる。C
はシアントナーによるドット、Mはマゼンタトナーによ
るドットを示す。これも先に現像されたシアントナーの
ドットが優先され面積が大きくなる。然し、第3図に示
すようにシアントナーには、緑濃度が高くマゼンタ成分
を多く含んでいる。このためにマゼンタトナーのドット
を小さく現像することによってカラーバランスを修正す
ることができることとなる。 従って、現像をシアントナー,マゼンタトナーの順
に、また、マゼンタトナー,イエロートナーの順に行う
ことによって色彩の鮮明な記録が行えることとなる。 以上説明したように、後で現像を行うトナーのドット
面積は、先に現像を行ったトナーのドット面積より小さ
くなるが、これは、先に現像を行ったトナーの上には潜
像が形成されないからである。本発明は、後で現像され
ることによってドットの有効面積が小さくなるのを先に
現像されたトナーに含まれている同系色のカラー成分て
補完してカラーバランスを補正するようにしたことを特
徴とする。 第1図は、本発明による多色記録方式を実行するため
の多色記録装置の実施例の主要部図である。従来と同一
個所は同符号を用い、説明も省略し、異なる部分のみ述
べる。レーザ走査光学系2−1,現像器3−1でシアント
ナー現像を行い、レーザ走査光学系2−2,現像器3−2
でマゼンタトナー現像する。レーザ走査光学系2−3,現
像器3−3でイエロートナー現像を行う。 シアンドットの現像を1番目に行うのは、2番目に形
成されるマゼンタドットの面積が小さくなって緑濃度成
分が不足するのを前記シアントナー中に含まれている緑
濃度成分によって補うためであり、マゼンタドットの現
像をイエロードットの現像よりも先に行うのは、マゼン
タドットの形成によってイエロードットの面積が小さく
なって青濃度成分が不足するのをマゼンタトナー中に含
まれている青濃度成分によって補うためである。 第2図は、本発明の他の実施例を示す主要部図であ
る。実施例と異なる部分は、感光体1−1,1−2を2個
用いており、従ってレーザ走査光学系21,22,23,24、現
像器31,32,33,34等が所要数増加している。この場合で
も、シアントナー,マゼンタトナーの順、またマゼンタ
トナー,イエロートナーの順に現像を行うと良好な色彩
の多色記録が行われることは、云うまでもない。 〔発明の効果〕 以上説明したように、本発明によれば、極めて容易に
多色記録が鮮明な色彩で得られ、画像品質を向上する上
で極めて有用である。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明による実施例を示す主要部図、 第2図は本発明による他の実施例を示す主要部図、 第3図はトナーの色濃度を示す模式図、 第4図はマゼンタトナー,イエロートナーの順の場合の
現像ドットの模式図、 第5図はシアントナー,マゼンタトナーの順の場合の現
像ドットの模式図、 第6図は従来の多色記録装置を説明するための主要部
図、 第7図は感光体上の電位図、 第8図は感光体上のドット像を説明するための図であ
る。 図において、1,1−1,1−2は感光体、2−1,2−2,2−3,
21〜24はレーザ走査光学系、3−1,3−2,3−3,31〜34は
現像器を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 一彦 川崎市中原区上小田中1015番地 富士通 株式会社内 (56)参考文献 特開 昭58−11957(JP,A) 特開 昭60−70872(JP,A)

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.感光体上に帯電、露光、現像を複数繰り返すことに
    よってそれぞれシアン、マゼンタおよびイエロートナー
    から成る多色トナーのドット像を感光体上に形成し、そ
    の多色トナーのドット像を用紙に転写して多色記録を行
    う多色記録方式において、 前記多色トナーのドット像は異なる色のドットの一部の
    みが重なるように形成し、 且つ前記重なった部分だけ次に現像するトナー像のドッ
    ト径が小さくなりカラーバランスが悪くなるのを修正す
    るために、 最初に現像したシアントナーにその主たる色成分に次い
    で多く含まれる緑成分で次に現像するマゼンタトナーの
    緑成分を補完し、 さらにマゼンタトナーにその主たる色成分に次いで多く
    含まれる青成分で最後に現像するイエロートナーの青成
    分を補完するようにした ことを特徴とする多色記録方式。
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