JP2716624B2 - 光走査装置 - Google Patents
光走査装置Info
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Description
ームを用いて画像を記録する光プリンタ等に使用する光
走査装置に関する。
光ビームで画像形成面となる被走査面を走査露光して画
像記録を行う光走査装置は、いわゆる光プリンタ等に広
く応用されている。この光走査装置は、光ビーム走査の
ためにこの光ビームを反射して偏向する回転多面鏡やガ
ルバノミラー等の偏向手段を使用する。そして走査中の
光ビームを走査位置に同期させて画像信号で変調するた
めに、この光ビームが走査基準位置を通過するのを検出
する基準位置走査検出手段が設けられる。この基準位置
走査検出手段は、各走査開始端部における画像形成範囲
手前の領域の所定の位置に設置したフォトダイオード等
の光検知素子によってこの位置を光ビームが通過するの
を検出して同期基準信号を発生する構成である。
鏡等の偏向反射面に倒れ誤差(面倒れ)があると、各偏
向反射面による光ビームの走査位置がこの偏向反射面に
よる走査方向(主走査方向)と垂直な方向(副走査方
向)に変動して記録ピッチむらが発生する。この面倒れ
による影響を除去するために、前記偏向反射面と被走査
面とを光学的に共役の関係とする方法がある。
方向でパワーが異なるいわゆるトーリック系となる。光
検知素子を設ける位置は、検出の精度を高めるために被
走査面(像面)またはこれに等価な距離で画像形成範囲
外とすることが望ましい。そして、検出位置と被走査面
の画像形成範囲始端の間の主走査方向相対位置の調整が
必要である。また、検出位置を通過する光ビームをミラ
ーを用いて折り曲げて光検知素子まで導く場合、このミ
ラーの副走査方向の角度誤差や各部品の実装誤差によっ
て発生する副走査方向の位置ずれを補正するための調整
も必要となる。そしてこの調整は、ミラーを転角させた
り光検知素子を移動したりして行うことになる。しかし
ながら、ミラーと光検知素子との距離が大きい装置で
は、ミラーの転角に対する光ビームの移動距離が大きく
なって調整感度が高くなるので、調整作業が困難である
上に経時変化によるずれ等によって動作が不安定になり
易い問題がある。
被走査面の近くに副走査方向のパワーが大きい面倒れ補
正レンズ(シリンドリカルレンズまたはシリンドカルレ
ンズの作用をもつ非球面レンズ)を配置する構成であ
り、装置を小型化するためには光検知素子をこの面倒れ
補正レンズの後方に設置することがスペース的に不利な
ことから、この光検知素子は面倒れ補正レンズの手前に
配置する場合が多い。
検出機構に面倒れの影響が現れるために、光検知素子の
手前にシリンドリカルレンズを配置して回転多面鏡の偏
向反射面との間に共役関係を保持するようにすることが
特開昭61−175611号公報に述べられている。
の光走査装置は、光検知素子に導く光ビームを折り曲げ
るミラーの取付け誤差や経時変化による光ビーム走査位
置ずれ或いは光検知素子の取付け誤差の調整や補正につ
いての配慮がなく、取付け時の調整作業が面倒であり、
且つ、経時変化で動作が不安定になる欠点があった。
げるミラーと光検知素子の取付け誤差の許容値を大きく
して、取付け時の調整作業を容易にすると共に経時変化
に対して安定性の高い光走査装置を提供することにあ
る。
生する光源と、この光ビームに作用する第1の収束光学
系と、収束された光ビームを偏向走査する偏向手段と、
偏向走査される光ビームを被走査面上にスポットとして
結像する結像光学系と、偏向走査される光ビームの走査
基準位置通過を検出する基準位置走査検出手段とを備え
た光走査装置において、前記結像光学系は前記偏向によ
る主走査方向とこれに垂直な副走査方向の両方向に正の
パワーを有する第1の光学手段と、主走査方向よりも副
走査方向のパワーが大きい第2の光学手段とを備えて前
記偏向手段の偏向反射面と被走査面を副走査方向におい
て共役関係に結ぶ主光路を形成し、前記基準位置走査検
出手段は、ミラーと第2の収束光学系と光検知素子とを
備えて前記偏向手段の偏向反射面で偏向されて前記第1
の光学手段を通過した前記光ビームを前記第2の光学手
段の手前において前記ミラーで折り曲げた後に前記第2
の収束光学系を通して前記光検知素子に導く副光路を形
成し、この副光路上の前記光検知素子の受光面は、前記
第2の収束光学系による前記ミラーの副走査方向におけ
る共役関係位置と、前記第1の光学手段と前記第2の収
束光学系による前記偏向反射面の副走査方向における共
役関係位置との間に位置するようにしたことを特徴とす
る。
て副走査方向において共役関係にするとミラーが副走査
方向に傾いてもこのミラーで折り曲げた光ビームを光検
知素子に導くことができる。また、偏向反射面と光検知
素子を第1の光学手段と第2の収束光学系によって副走
査方向において共役関係にすると偏向反射面の面倒れの
影響を除去することができるので、両共役関係位置の間
はミラー及び偏向反射面の面倒れによる光ビームの変動
量が共に少ない領域であり、ここに光検知素子を設置す
ることにより、ミラー及び偏向反射面の面倒れによる影
響を軽減することができる。
する。
レーザプリンタを示している。トナー像を形成する感光
ドラム201の周囲には、帯電器202,後述する本発
明になる光走査装置100,現像器203,転写器20
4,クリーナ205が配置される。そして感光ドラム2
01を定速回転させた状態でその表面を帯電器202で
一様に帯電し、光走査装置100から繰り返し偏向され
るように発生するレーザビームを折り返しミラー206
で折り返して感光ドラム表面に照射し走査露光すること
により静電潜像を形成し、この静電潜像を現像器203
で現像することによりトナー像を形成する。給紙カセッ
ト207に収容された記録用紙208は給紙ローラ20
9により抽出され、レジストローラ210で搬送タイミ
ングが調整されて感光ドラム201上のトナー像と整合
するように転写器204に送り込まれる。転写器204
は、送り込まれた記録用紙208を感光ドラム表面に接
触させた状態でその背面に転写コロナを与え、感光ドラ
ム上のトナー像を記録用紙表面に静電転写する。定着器
211は、トナー像が転写された記録用紙208が通過
するときにトナー像を加熱溶融して記録用紙表面に定着
し、排紙ローラ212によりトレー213上に排紙する
構成である。
0のカバーを外した状態での平面図である。図2はその
レーザビームの光軸に沿った展開断面図であり、(a)
は副走査方向,(b)は主走査方向の断面図である。
1を使用してその内外に構成部品を取付けてユニット化
されている。固定ねじ102でハウジング内に固定され
たスキャナーモータ103によって回転駆動される回転
多面鏡104は、入射されるレーザビーム105を紙面
に対して平行方向に繰り返し偏向走査する。レーザビー
ム105は、ハウジング101の側壁外側に固定ねじ1
06で固定された制御回路基板107に取付けたレーザ
ダイオード108からの放射光をコリメータ109と入
射シリンドリカルレンズ110によって主走査方向には
平行で副走査方向には回転多面鏡104の偏向反射面で
線状に結像するように収束したものである。すなわち、
レーザダイオード108からの放射光をハウジング10
1の側壁から該ハウジング内に導くと共に制御回路基板
107に固定ねじ111で固定したベース112,11
3で支持したコリメータ109のコリメータレンズ10
9aで平行光線にし、入射シリンドリカルレンズ110
で偏向反射面上に副走査方向に収束する。
レーザビーム105は、第1レンズ114及び第2レン
ズ115を備えた結像光学系によって感光ドラム201
の表面である被走査面201aにスポットとして結像
し、回転多面鏡104の回転に従って等速度的に移動し
てこの被走査面201aを走査露光する。第1レンズ1
14は、両面114a,114bともに球面である。ま
た、第2レンズ115は樹脂で成形により製作したもの
であり、入光面115aは所定の非球面係数をもった非
球面,出光面115bはトーリック面である。両レンズ
114,115は押えばね116,117および固定ね
じ118,119によってハウジング101に固定され
る。ハウジング101の側壁には偏向されたレーザビー
ム105を出光して感光ドラム表面に照射する出光窓1
01aが形成され、上方開口は防塵とレーザ光シールド
のために図示を省略したカバーで閉塞される。
ザビーム105を感光ドラム201に照射する主光路を
形成する結像光学系は、図2(a)に示すように、回転
多面鏡104の偏向反射面と感光ドラム201の表面
(被走査面)が副走査方向において共役関係となる構成
であり、偏向反射面の面倒れによる影響を軽減する。
たレーザビーム105の偏向範囲で、参照符号105a
を付したレーザビーム偏向位置と参照符号105bを付
したレーザビーム偏向位置の間が感光ドラム201の表
面201aにおける画像形成範囲であり、参照符号10
5cを付したレーザビーム偏向位置は画像形成範囲手前
側に設定した基準位置である。
でハウジング101に固定されて起立する支持台121
に設けられたミラー122により第2レンズ115の手
前で主走査方向に折り曲げ、画像形成範囲後方側に設け
たシリンドリカルレンズ123により副走査方向に収束
して光検知素子であるフォトダイオード124に入射す
る。フォトダイオード124は前記制御回路基板107
上に取付けられており、この制御回路基板107とハウ
ジング101の隙間は発泡ウレタン製のシール材125
で囲んで防塵性を保つようにしている。また、前記ミラ
ー支持台121は偏向方向に転角調整可能であり、調整
後に固定ねじ120で固定される。
を経てフォトダイオード124までの副光路に関する詳
細を、図3を参照して説明する。ミラー122は支持台
121に取付けられて主走査方向に対して垂直な状態に
あり、ハウジング101から起立したピン126に前記
支持台121の基準穴121aを転角可能に嵌合し、固
定穴121bを貫通した固定ねじ120を緩めてピン1
26を支点にして支持台121を転角して主走査方向の
折り曲げ角度を調整した後に固定ねじ120を締めて固
定する。調整工具穴121cは、この調整作業に使用す
る工具を係合する穴である。この調整は、組立時の誤差
を吸収し、走査基準位置でレーザビーム105cがフォ
トダイオード124に入射するように合わせる調整であ
る。
2の反射面とフォトダイオード124の受光面とを副走
査方向に共役関係、すなわちミラー反射面とフォトダイ
オードが物点と像点の関係になるように設定する。しか
し、この光学系における物点(光源)となる偏向反射面
はミラー122よりも遠い位置にあるので、レーザビー
ム105cは、フォトダイオード124の受光面の手前
になる偏向反射面との共役位置Aで収束する。また、こ
の副光路では、レーザビーム105cは第2レンズ11
5の手前で折り曲げられて第2レンズ115による主走
査方向の収束作用を受けないために主走査方向の収束位
置が感光ドラム表面相当位置よりも遠方となるが、フォ
トダイオード124の受光面上で主走査方向に収束する
ようにミラー122とフォトダイオード124の位置関
係を設定する。
度(垂直度)が変化した場合、レーザビーム105cは
例えば位置Bから位置Cのように変化するが、フォトダ
イオード124上のビームの位置は変動しない。従っ
て、ミラー122の設置角度の公差はそれほど厳しくす
る必要がなく、また稼働中の変形等によっても変動する
ことがない。
ズ123の作用は第2レンズ115とは異なるため、回
転多面鏡104とフォトダイオード124は共役関係が
保たれず回転多面鏡104の偏向反射面の面倒れによっ
てフォトダイオード124上のレーザビーム入射位置が
副走査方向に変動する。これに対しては、図4に示すよ
うに、フォトダイオード124の受光面124aの副走
査方向の寸法Lyを、レーザビームスポット105dの
径lとその変動範囲よりも寸法Sなる余裕をもたせた大
きな寸法Lyとすることにより対応する。この対応策
は、フォトダイオード124の受光面積が大きくなって
応答性が低下するが、主走査方向の寸法Lxを小さくす
ることにより改善を図ることができる。
2の面倒れによる副走査方向の走査位置ずれの影響を総
合的に軽減しても受光面124aを小さく維持できるよ
うにするためには、前記フォトダイオード124の受光
面124aを、前記シリンドリカルレンズ123による
前記ミラー122の副走査方向における共役関係位置
と、前記第1レンズ114と前記シリンドリカルレンズ
123による前記偏向反射面の副走査方向における共役
関係位置との間に位置させればよい。
22の副走査方向の角度調整が不要となり、フォトダイ
オード124を制御回路基板107上に設けて構造の簡
略化および組立の容易化を図ることができる。しかも、
回転多面鏡104の面倒れによる変動の影響も少ない。
形例について説明する。(a)はミラー122を樹脂製
の支持台121と一体的に成形したものであり、基準穴
121a,固定穴121b,調整工具穴121cは前述
した構成と同様である。この変形例では、ミラー部の構
造の簡略化,精度の向上が可能である。また、(b)は
樹脂製の支持台121に蒸着等の方法によってミラー
(反射面)122を形成したものである。この例では部
品数の削減も図れる。
オードの変形例を図6を参照して説明する。この変形例
は、フォトダイオード128のプラスチックモールド1
28aをシリンドリカルレンズ形状として収束作用を得
るものである。このモールド128aは光検知素子12
8b,リード128cを封止したもので、制御回路基板
107にフック128dおよび半田付け128eで固定
される。この実施例はレンズ形状の制約を受けるが、構
成が極めて簡単になる。フォトダイオード部とレンズ部
を分割して別個に成形した後に接着等によって一体化し
ても良い。シリンドリカルレンズ(モールド材)の材質
は、ガラス,樹脂等の何れでも良い。
光検知素子を第2の収束光学系によって副走査方向にお
いて共役関係にするとミラーが副走査方向に傾いてもこ
のミラーで折り曲げた光ビームを光検知素子に導くこと
ができ、また、偏向反射面と光検知素子を第1の光学手
段と第2の収束光学系によって副走査方向において共役
関係にすると偏向反射面の面倒れの影響を除去すること
ができるので、両共役関係位置の間はミラー及び偏向反
射面の面倒れによる光ビームの変動量が共に少ない領域
であり、ここに光検知素子を設置することにより、ミラ
ー及び偏向反射面の面倒れによる影響を軽減することが
できる。従って、光ビームを折り曲げるミラーと光検知
素子の取付け誤差の許容値を大きくして、取付け時の調
整作業を容易にすると共に経時変化に対して安定性の高
い光走査装置とすることができる。
での平面図である。
の光軸に沿った展開断面図であり、(a)は副走査方
向,(b)は主走査方向の断面図である。
までの副光路図である。
ットの相対関係図である。
形例を示す縦断側面図である。
タの縦断側面図である。
Claims (11)
- 【請求項1】 光ビームを発生する光源と、この光ビー
ムに作用する第1の収束光学系と、収束された光ビーム
を偏向走査する偏向手段と、偏向走査される光ビームを
被走査面上にスポットとして結像する結像光学系と、偏
向走査される光ビームの走査基準位置通過を検出する基
準位置走査検出手段とを備えた光走査装置において、 前記結像光学系は前記偏向による主走査方向とこれに垂
直な副走査方向の両方向に正のパワーを有する第1の光
学手段と、主走査方向よりも副走査方向のパワーが大き
い第2の光学手段とを備えて前記偏向手段の偏向反射面
と被走査面を副走査方向において共役関係に結ぶ主光路
を形成し、 前記基準位置走査検出手段は、ミラーと第2の収束光学
系と光検知素子とを備え、前記偏向手段の偏向反射面で
偏向されて前記第1の光学手段を通過した前記光ビーム
を前記第2の光学手段の手前において前記ミラーで折り
曲げた後に前記第2の収束光学系を通して前記光検知素
子に導く副光路を形成し、この副光路上の前記光検知素
子の受光面は、前記第2の収束光学系による前記ミラー
の副走査方向における共役関係位置と、前記第1の光学
手段と前記第2の収束光学系による前記偏向反射面の副
走査方向における共役関係位置との間に位置するように
したことを特徴とする光走査装置。 - 【請求項2】 請求項1において、前記ミラーは主走査
方向に転角調整可能にしたことを特徴とする光走査装
置。 - 【請求項3】 請求項1において、前記光検知素子の受
光面は、前記副光路における前記光ビームが主走査方向
において収束する位置の近傍に位置することを特徴とす
る光走査装置。 - 【請求項4】 請求項1〜請求項3の1項において、前
記光検知素子と前記光源を制御する回路素子の少なくと
も一部とを同一の回路基板上に設けたことを特徴とする
光走査装置。 - 【請求項5】 請求項1〜請求項4の1項において、前
記副光路を前記光検知素子に向かう前記光ビームは、前
記受光面の手前において副走査方向に収束することを特
徴とする光走査装置。 - 【請求項6】 請求項5において、前記光検知素子の受
光面の副走査方向の寸法は前記光ビームによって形成さ
れるスポット径よりも大であることを特徴とする光走査
装置。 - 【請求項7】 請求項5において、前記光検知素子の受
光面の副走査方向の寸法は、前記偏向手段の面倒れによ
って発生する光ビームの副走査方向の位置変動量に光ビ
ームの副走査方向の径を加えた寸法よりも大であること
を特徴とする光走査装置。 - 【請求項8】 請求項6〜請求項7の1項において、前
記光検知素子の受光面の寸法は、副走査方向より主走査
方向が小さいことを特徴とする光走査装置。 - 【請求項9】 光ビームを発生する光源と、この光ビー
ムに作用する第1の収束光学系と、収束された光ビーム
を偏向走査する偏向手段と、偏向走査される光ビームを
被走査面上にスポットとして結像する結像光学系と、こ
の偏向走査の走査基準位置通過を検出する基準位置走査
検出手段と、これらを載置するハウジングとを備えた光
走査装置において、 前記結像光学系は前記偏向による主走査方向とこれに垂
直な副走査方向の両方向に正のパワーを有する第1の光
学手段と、主走査方向よりも副走査方向のパワーが大き
い第2の光学手段とを備えて前記偏向手段の偏向反射面
と被走査面を副走査方向において共役関係に結ぶ主光路
を形成し、 前記基準位置走査検出手段は、ミラーとシリンドリカル
レンズと光検知素子とを備え、前記偏向手段の偏向反射
面で偏向されて前記第1の光学手段を通過した前記光ビ
ームを前記第2の光学手段の手前において前記ミラーで
折り曲げた後に前記シリンドリカルレンズを通して前記
光検知素子に導く副光路を形成し、この副光路上の前記
光検知素子の受光面は、前記シリンドリカルレンズによ
る前記ミラーの副走査方向における共役関係位置と、前
記第1の光学手段と前記シリンドリカルレンズによる前
記偏向反射面の副走査方向における共役関係位置との間
に位置するようにしたことを特徴とする光走査装置。 - 【請求項10】 光ビームを発生する光源と、この光ビ
ームに作用する第1の収束光学系と、収束された光ビー
ムを偏向走査する偏向手段と、偏向走査される光ビーム
を被走査面上にスポットとして結像する結像光学系と、
偏向走査される光ビームの走査基準位置通過を検出する
基準位置走査検出手段と、これらを載置するハウジング
とを備えた光走査装置において、 前記結像光学系は前記偏向による主走査方向とこれに垂
直な副走査方向の両方向に正のパワーを有する第1の光
学手段と、主走査方向よりも副走査方向のパワーが大き
い第2の光学手段とを備えて前記偏向手段の偏向反射面
と被走査面を副走査方向において共役関係に結ぶ主光路
を形成し、 前記基準位置走査検出手段は、ミラーと第2の収束光学
系と光検知素子とを備え、前記偏向手段の偏向反射面で
偏向されて前記第1の光学手段を通過した光ビームを前
記第2の光学手段の手前において偏向走査方向の画像形
成範囲手前側で前記ミラーにより折り曲げて偏向走査方
向の画像形成範囲後方側に導いた後に前記第2の収束光
学系を通して前記光検知素子に導く副光路を形成し、こ
の副光路上の前記光検知素子の受光面は、前記第2の収
束光学手段による前記ミラーの副走査方向における共役
関係位置と、前記第1の光学手段と前記第2の収束光学
系による偏向反射面の副走査方向における共役関係位置
との間に位置し、前記光検知素子は前記光源を制御する
回路素子の少なくとも一部と共に一体的に回路基板上に
設けられて前記ハウジングの側部に設置されたことを特
徴とする光走査装置。 - 【請求項11】 請求項1または9または10の1項に
おいて、前記第2の収束光学系またはシリンドリカルレ
ンズは樹脂であって前記光検知素子と一体的に成形した
ものであることを特徴とする光走査装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4117621A JP2716624B2 (ja) | 1992-05-11 | 1992-05-11 | 光走査装置 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP4117621A JP2716624B2 (ja) | 1992-05-11 | 1992-05-11 | 光走査装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JPH05313090A JPH05313090A (ja) | 1993-11-26 |
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ID=14716286
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP4117621A Expired - Fee Related JP2716624B2 (ja) | 1992-05-11 | 1992-05-11 | 光走査装置 |
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1992
- 1992-05-11 JP JP4117621A patent/JP2716624B2/ja not_active Expired - Fee Related
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