JP2716084B2 - 施肥播種装置 - Google Patents

施肥播種装置

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JP2716084B2 JP7315565A JP31556595A JP2716084B2 JP 2716084 B2 JP2716084 B2 JP 2716084B2 JP 7315565 A JP7315565 A JP 7315565A JP 31556595 A JP31556595 A JP 31556595A JP 2716084 B2 JP2716084 B2 JP 2716084B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、耕起・代掻された
湛水田に水稲種子や粒状肥料のような粒体を、加速させ
て水田中にほぼ所定深さに貫入させるか、あるいは耕起
・砕土された圃場に対し麦や粒状肥料を放出させるよう
にした施肥播種装置に関する。
【0002】
【従来の技術】わが国における水稲直播栽培技術(体
系)は、湛水直播体系、折衷直播体系、乾田直播体系の
3体系に大別される。各体系における播種作業は、湛水
直播では主として代掻圃場(水田)に、折衷直播では耕
起後に代掻をせずに湛水した圃場に、乾田直播では耕起
または不耕起の圃場に、それぞれ行われる。乾田直播並
びに折衷直播は、代掻を行わないため、漏水などの関係
からその適用地帯は自ずと限定されるが、湛水直播の播
種方式においては、適用に当たって限定要因が少ないと
考えられている。
【0003】現在、湛水直播方式としては、機械条播、
空気圧送噴射式条播、ミスト機による散播、ヘリコプタ
ーによる散播などがある。これらの方式は、何れも代掻
した圃場が適度の硬さに達した時点で、落水して播種す
る方法である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この場合、田面に高低
差があると圃場の硬さを均一に仕上げることが難しく、
また、圃場の中央部が低めに整地された場合には、落水
程度も不十分となり、一定の播種深度が得られず、発芽
・苗立ちの安定性に欠ける。
【0005】また、各直播方式別にみると、機械播種は
上記各方式の中では最も深播きであり、かつ条播状に播
種できるが、高い作業能率が得られずコスト低減効果が
小さい。空気圧送噴射式条播は、噴射粒体に十分な速度
を付加することが困難で、播種深度が浅い。ミスト機に
よる散播及びヘリコプターによる散播方式は、播種作業
能率は高いが、散播のため播種ムラが大きく、また播種
深度が浅い。このため出芽時に強雨、強風に遭遇する
と、出芽中の種子が湛水上に浮上し、吹き流されて、大
きな問題になることが多い。また、播種深度が浅いと根
系の発達が不十分となり、台風等による倒伏被害を受け
易くなる。
【0006】一方、わが国の稲作は、国内外の価格差に
端を発した厳しい状況下に置かれており、低コスト生産
技術の開発が強く要請されている。稲作の低コスト生産
のためには、現行の大勢を占める苗移植(田植)栽培技
術体系から、大幅な省力化が達成される直播栽培技術体
系に移行せざるを得ず、しかもその安定した生産技術の
実現が要望されている。
【0007】そこで本出願人は、上記のような問題点を
解決することを目的に、特願平6−83261号で、耕
起・代掻された湛水田に水稲粒体を播種する湛水直播装
置において、垂直方向に回転する回転体の外周部に、粒
体を収容し、放出する粒体収容溝を設けると共に、この
粒体収容溝に、回転体の回転により粒体を周方向に放出
する際に加速させる加速板を設け、回転体の回転により
加速されて放出される粒体を田面に誘導してほぼ所定深
さに貫入させ、播種するようにした湛水直播装置を提案
した。
【0008】そして、その湛水直播装置の実用化を目指
して研究を進めた結果、主要構成部分に改良すべき点が
見出されたので、水稲種子ばかりでなく粒状肥料、麦等
も施肥播種できるようにした施肥播種装置を提供するこ
と目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、 A.垂直方向に回転する回転体19の外周部に、粒体ホ
ッパ11から粒体繰出しロール12を介して供給された
粒体を収容して放出する粒体収容溝20を設け、回転体
19の回転により粒体収容溝20に収容された粒体を周
方向に加速させて放出し、加速された粒体を加速状態の
まま粒体誘導管21により耕起・代掻、あるいは耕起・
砕土された圃場に誘導して、耕起・代掻圃場にほぼ所定
深さに貫入させるか、あるいは耕起・砕土された圃場に
放出させるようにし、上記回転体19の外周部に設けら
れる粒体収容溝20を、所定幅を有し、側面視鋸歯状を
なす形状としたこと、
【0010】B.上記回転体19の外周部に設けられる
粒体収容溝20の側面視鋸歯状の個々の形状を、回転方
向に対しそれぞれ鋭角をなす形状としたこと、
【0011】C.上記回転体19の回転方向に対して、
粒体収容溝20が下向きになって下降する部分の上部位
置に粒体供給管15bを開口させ、その下方位置に粒体
誘導管21を開口させたこと、をそれぞれ特徴としてい
る。
【0012】
【作用】上記の構成により本発明の施肥播種装置は、以
下の作用を行う。 .垂直方向に回転する回転体19の外周部に、粒体ホ
ッパ11から粒体繰出しロール12を介して供給された
粒体を収容して放出する粒体収容溝20を設け、回転体
19の回転により粒体収容溝20に収容された粒体を周
方向に加速させて放出し、加速された粒体を加速状態の
まま粒体誘導管21により耕起・代掻された水田に誘導
して、水田中にほぼ所定深さに貫入させて直播すること
ができ、この直播装置(ユニット)を組み込んだ粒体直
播機を、例えば代掻作業機と組み合わせてトラクタに装
着し、水田の代掻作業を行うと同時に、代掻された田面
に水稲粒体をほぼ所定深さに貫入させて能率及び精度の
よい播種作業が行われる。また、直播された水稲の条列
間に、能率及び精度のよい粒状肥料の施肥作業が行われ
る。さらに、回転体19の回転速度を遅くして、耕起・
砕土された圃場に対し麦や粒状肥料を放出させる。
【0013】.回転体19の外周部に設けられる粒体
収容溝20の側面視鋸歯状の個々の形状を、回転方向に
対しそれぞれ鋭角をなす形状とすることで、粒体ホッパ
11から粒体繰出しロール12を介して供給された粒体
を粒体収容溝20に確実に収容して、回転体19の回転
により粒体を周方向に加速させて放出させ、粒体誘導管
21により耕起・代掻された水田に誘導して、水田中に
ほぼ所定深さに貫入させる。また、回転体19の回転速
度を遅くして、耕起・砕土された圃場に対し麦や粒状肥
料を放出する。
【0014】.回転体19の回転方向に対して、粒体
収容溝20が下向きになって下降する部分の上部位置に
粒体供給管15bを開口させ、その下方位置に粒体誘導
管21を開口させることで、回転体19の回転中に粒体
ホッパ11から粒体繰出しロール12を介して受けた粒
体を粒体収容溝20に収容して、回転体19の回転によ
る下降と共に粒体を加速して粒体収容溝20にほとんど
残ることなく粒体誘導管21から代掻された田面に放出
し、水田中にほぼ所定深さに貫入させる。また、回転体
19の回転速度を遅くして、耕起・砕土された圃場に対
し麦や粒状肥料を放出する。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参照して具体的に説明する。図4において、符号1
はトラクタで、このトラクタ1の後部にトップリンク2
及びロアリンク3からなる三点リンクヒッチ機構を介し
てロータリ代掻装置4が昇降可能に装着されている。ロ
ータリ代掻装置4には、トラクタ1側から伝動軸5を介
して動力が伝達され、代掻ロ−タ6を所定(矢印)方向
に回転させて代掻作業を行うようになっている。代掻ロ
−タ6の後方には、均平板7及び均平用ゴム板8等が設
けられている。
【0016】ロータリ代掻装置4の機体から後方に延出
されている支持フレーム9に、本発明に係る施肥播種装
置(ユニット)10が装着されている。この施肥播種装
置10は、横方向に所定の間隔で複数組(この実施例で
は9組)設けられ、それぞれの間隔は調節可能であり、
また、施肥播種装置10の増減も可能である。また、こ
の実施例のようにロータリ代掻装置4に対して施肥播種
装置10を別に装着するほか、ロータリ代掻装置4に一
体的に組み込んで代掻・施肥播種専用機として構成して
もよいものである。
【0017】施肥播種装置10は、稲の種子(カルパー
コーティングされた種子でもよい)S、あるいは粒状肥
料を収容する粒体ホッパ11の下方に、図示しないモー
タにより回転駆動する粒体繰出しロール12及び該粒体
繰出しロール12の表面に接して、粒体繰出しロール1
2の凹孔に収容される粒体収容量をほぼ一定にするブラ
シ13を備えた粒体繰出し部14を設けている。この粒
体繰出し部14の底部に、粒体繰出し部14から繰出さ
れた種子Sを送り出す粒体導出管15aが連通・連結さ
れ、その下端部は粒体放出部16に向け開口させた断面
方形をなす粒体供給管15bの上端部に連通させている
(図3(a)参照)。
【0018】粒体放出部16は、図1ないし図3(b)
に詳細に示すように、所定幅を有する円形状のケーシン
グ17内に、モータにより回転する回転軸18を介し
て、所定幅Wを有する円形の回転体19を、所定(矢
印)方向に回転するよう軸支している。回転体19の外
周部には、粒体供給管15bから供給された種子S、あ
るいは粒状肥料を収容する,側面視鋸歯状をなす多数の
粒体収容溝20を設けている。そして、回転体19の回
転により粒体収容溝20に収容された種子S、あるいは
粒状肥料を周方向に加速させて放出し、加速された種子
S、あるいは粒状肥料を、図3(b)にも示す誘導管2
1により耕起・代掻された水田に誘導して、水田中にほ
ぼ所定深さに貫入させて直播、施肥するようにしてい
る。
【0019】上記回転体19の外周部に設けられる粒体
収容溝20の側面視鋸歯状の個々の形状は、回転体19
の回転方向に対しそれぞれ鋭角をなす形状となってい
る。また、回転体19の回転方向に対して、粒体収容溝
20が下向きになって下降する部分、即ち、図1(a)
で回転軸18の中心を通る垂線から右側部分、つまり、
時計の針で0時から6時までの部分、の上部位置に粒体
供給管15bの下端部を開口させ、その下方位置に誘導
管21を粒体収容溝20の幅Wに近似させて開口してい
る。
【0020】ここで、本実施例における粒体放出部16
の主要部分の寸法、諸元は、以下の通りである。ケーシ
ング17の直径=200mm、回転体19の直径=18
0〜186mm、 回転体19の外周とケーシング17
の内周との間隙22=3〜6mm、粒体収 容溝20の
幅W=20〜30mm、粒体供給管15bの内径=16
mm、粒体 誘導管21の内径=22〜30×22〜3
0mm、回転体19における鋸歯状 をなす粒体収容溝
20の個数=32個、鋸歯状をなす粒体収容溝20のピ
ッチ L2 及び深さ=15mm、粒体誘導管21のケー
シング17への取付け角度= 15°、粒体供給管15
のケーシング17への開口部に形成されるケーシング
17の直線部L1 =8mm、回転体19の材質は発泡性
のゴムが好ましい。
【0021】このような構成の施肥播種装置10におい
ては、この装置10を図4のようにロータリ代掻装置4
と組み合わせて、トラクタ1にトップリンク2及びロア
リンク3からなる三点リンクヒッチ機構を介して装着
し、耕起、砕土され、湛水された水田に導入されて、ロ
ータリ代掻装置4による代掻作業と同時に、代掻された
田面Pに施肥播種装置10により水稲の種子S、あるい
は粒状肥料を播種、施肥する。また、施肥播種装置10
をロータリ代掻装置4に一体的に組み込んで代掻・施肥
播種専用機とし、代掻と同時に代掻された田面Pに施肥
播種作業を行うこともできる。もちろん、施肥播種装置
10は単独でも使用できるが、この場合には代掻作業と
は別に代掻された水田に導入して施肥播種作業を行う必
要があり、作業行程上不利である。
【0022】施肥播種装置10においては、粒体ホッパ
11内に収容された水稲の種子S、あるいは粒状肥料
が、モータにより一定速度で回転している粒体繰出しロ
ール12によりほぼ一定量ずつ繰り出され、粒体導出管
15a、粒体供給管15bを通って粒体放出部16に供
給される。粒体放出部16では、粒体供給管15bから
供給された種子S、あるいは粒状肥料が、ケーシング1
7内でモータにより回転軸18を中心に一定速度で回転
している回転体19の粒体収容溝20に収容され、回転
体19の回転により周方向に加速されて放出される。放
出された種子S、あるいは粒状肥料は、誘導管21によ
り誘導されて、代掻ロ−タ6により代掻され、均平板7
及び均平用ゴム板8により均平された水田中にほぼ所定
深さに貫入されて播種、施肥される。
【0023】この施肥播種作業においは、4〜6粒程度
の播種が行われるが、その播種(あるいは施肥)粒数
は、粒体繰出しロール12の溝幅を変えることにより任
意に設定でき、地域に応じて適宜調節できる。また、播
種間隔は、機体の移動速度と、粒体繰出しロール12に
よる種子S、あるいは粒状肥料の繰出し量及び回転体1
9の回転速度等により決まり、また、粒体繰出しロール
12による種子S、あるいは粒状肥料の繰出し量及び回
転体19の回転速度を変えることにより、条播も可能で
ある。また、施肥作業は、播種と同時に播種条間に、あ
るいは播種作業とは別に播種条間に行うこともできる。
施肥作業を追肥として行う場合には、ロータリ代掻装置
4は必要としない。さらに、粒体ホッパ11内に種子
S、あるいは粒状肥料に代えて麦の種子を収容し、粒体
繰出しロール12の回転速度を遅くして、耕起・砕土さ
れた圃場に対し播種することもできる。この場合、ロー
タリ代掻装置4をロータリ耕耘・砕土装置とすることに
より、耕耘・砕土、施肥播種作業を同時に行うことがで
き、また、必要に応じて覆土装置を連結するとよい。
【0024】本発明による施肥播種装置10の回転体1
9の回転数と種子埋没(貫入)深さとの関係及び種子を
自然落下させたとき落下高さと種子埋没(貫入)深さと
の関係をテストした結果を図5示す。この結果から明ら
かなように、本発明による施肥播種装置10の種子埋没
(貫入)=播種の確実性が立証されている。
【0025】また、粒体誘導管21の下端と播種面との
間隔を変えた場合の粒体誘導管21から放出された種子
Sの水平面における分散割合のテスト結果を図6に示す
が、この図からも明らかなように、下端と播種面との間
隔を変えても水平面における分散は比較的少なく、実用
上問題がないことが立証された。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明の施肥播種装
置は、以下の効果を奏することができる。
【0027】.請求項1の構成により、代掻された田
面に所定量の水稲種子、あるいは粒状肥料をほぼ所定深
さに貫入させて所望深さの播種、あるいは施肥を、高い
作業能率で、播種ムラなく行うことができる。そして、
播種深さがほぼ一定であるので発芽性がよく、播種深さ
が比較的深いことで根系の発達が十分となり、台風等に
よる倒伏被害を受け難くなり、安定した稲作栽培を達成
することができる。また、水稲の条列間の水田に、粒状
肥料を能率及び精度よく、ほぼ所定深さに施肥できる。
さらに、麦の種子を、回転体の回転速度を遅くして、耕
起・砕土された圃場に対し播種することもできる。
【0028】.請求項2の構成により、粒体ホッパ1
1から粒体繰出しロール12を介して供給された粒体を
粒体収容溝20に確実に収容して、回転体19の回転に
より粒体を周方向に加速させて粒体収容溝20に残すこ
となく放出し、粒体誘導管21により耕起・代掻された
水田に誘導して、水田中にほぼ所定深さに貫入させるこ
とができる。また、回転体19の回転速度を遅くして、
耕起・砕土された圃場に対し麦や粒状肥料を施肥播種す
ることもできる。
【0029】.請求項3の構成により、回転体19の
回転中に粒体ホッパ11から粒体繰出しロール12を介
して受けた粒体を粒体収容溝20に収容して、回転体1
9の回転による下降と共に粒体を加速して粒体収容溝2
0にほとんど残ることなく粒体誘導管21から代掻され
た田面に放出し、水田中にほぼ所定深さに賞入させるこ
とができる。また、回転体19による粒体の移動距離が
きわめて短く、粒体を損傷することなく放出することが
でき、耕起・砕土された圃場に対し麦や粒状肥料を施肥
播種することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は粒体放出部の側断面図、(b)は図1
のA部分の拡大図である。
【図2】図1のB−B線に沿う断面図である。
【図3】(a)は粒体導出管及び粒体供給管の部分斜視
図、(b)は粒体誘導管の斜視図である。
【図4】本発明による施肥播種装置をロータリ代掻装置
に装着した状態の側面図である。
【図5】本発明による回転体の回転数と種子埋没(貫
入)深さとの関係及び種子を自然落下させたとき落下高
さと種子埋没(貫入)深さとの関係を示すグラフであ
る。
【図6】粒体誘導管の下端と播種面との間隔を変えた場
合の粒体誘導管から放出された種子の水平面における分
散割合を示す図である。
【符号の説明】
1 トラクタ 2 トップリンク 3 ロアリンク 4 ロータリ代掻装置 5 伝動軸 6 代掻ロ−タ 7 均平板 8 均平用ゴム板 9 支持フレーム 10 施肥播種装置(ユニット) 11 粒体ホッパ 12 粒体繰出しロール 13 ブラシ 14 粒体繰出し部 15a 粒体導出管 15b 粒体供給管 16 粒体放出部 17 ケーシング 18 回転軸 19 回転体 20 粒体収容溝 21 粒体誘導管 22 回転体の外周とケーシング内周との間隙 S 稲の種子 P 代掻された水田(田面)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭57−47120(JP,U) 実公 昭38−16230(JP,Y1) 実公 昭37−21219(JP,Y1)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 垂直方向に回転する回転体(19)の外
    周部に、粒体ホッパ(11)から粒体繰出しロール(1
    2)を介して供給された粒体を収容して放出する粒体収
    容溝(20)を設け、回転体(19)の回転により粒体
    収容溝(20)に収容された粒体を周方向に加速させて
    放出し、加速された粒体を加速状態のまま粒体誘導管
    (21)により耕起・代掻、あるいは耕起・砕土された
    圃場に誘導して、耕起・代掻圃場にほぼ所定深さに貫入
    させるか、あるいは耕起・砕土された圃場に放出させる
    ようにし、 上記回転体(19)の外周部に設けられる粒体収容溝
    (20)を、所定幅を有し、側面視鋸歯状をなす形状と
    したことを特徴とする施肥播種装置。
  2. 【請求項2】 上記回転体(19)の外周部に設けられ
    る粒体収容溝(20)の側面視鋸歯状の個々の形状を、
    回転方向に対しそれぞれ鋭角をなす形状としたことを特
    徴とする請求項1記載の施肥播種装置。
  3. 【請求項3】 上記回転体(19)の回転方向に対し
    て、粒体収容溝(20)が下向きになって下降する部分
    の上部位置に粒体供給管(15b)を開口させ、その下
    方位置に粒体誘導管(21)を開口させたことを特徴と
    する請求項1又は2記載の施肥播種装置。
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