JP2715723B2 - 加熱調理装置 - Google Patents

加熱調理装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は加熱調理装置に関し、特
に加熱室内を照射するランプの構成に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来より高周波加熱装置等の加熱調理装
置においては、調理中の食品や清掃時に加熱室内を照ら
すため、白熱ランプが用いられていたが、光量が少なく
加熱室内が見にくいという問題があった。そこで最近、
白熱ランプに替わってハロゲンランプが使われるように
なってきた。以下、ハロゲンランプについて説明する。
【0003】ハロゲンランプはバルブに石英管を用い、
中にタングステンフィラメントを入れハロゲンガスを封
入したランプで、白熱電球に比べ大光量、長寿命という
特徴を持つランプである。ふつう白熱電球には高融点の
タングステンフィラメントが使われているが、タングス
テンは融点以下ですでに蒸発が始まり、これによりフィ
ラメントはやせ細り、やがて最終的には断線する。これ
が白熱電球の自然寿命である。このようなタングステン
の蒸発を防止するために考えられたのがハロゲンランプ
である。ハロゲンガスを封入することによりフィラメン
トから蒸発したタングステンが、ハロゲンガスと反応し
化合物ガスを生成する。石英バルブの温度を250℃以
上に保てば、化合物ガスはその状態でフィラメント付近
に対流してくると、高温のためにタングステンとハロゲ
ンガスに分解され、タングステンはフィラメントに付着
し、自由になったハロゲンガスは再び次の反応を繰り返
えす。このような一連のサイクルをハロゲンサイクルと
呼び、フィラメントのやせ細りを大幅に軽減し、白熱電
球に比べ長寿命を可能にしている。
【0004】以下図5にしたがい従来例について説明す
る。図5は高周波加熱装置の上部断面図である。
【0005】同図において、1は被調理物を収納する加
熱室であり、その加熱室1の前面に開閉自在な扉2が設
けられている。加熱室1の側部には加熱手段としてマイ
クロ波と発振するマグネトロン3が設けられており、導
波管(図では省略)を通して加熱室1内にマイクロ波を
搬送して加熱室1内の被調理物を加熱するようになって
いた。加熱室1内の被調理物は20ワット前後の電球4
で照明されていた。5は光の反射板であり、6はマグネ
トロン3、電球4、その他の電子部品(図示せず)を冷
却するためのファンである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の従来の
構成では、被調理物を調理開始と同時に瞬時に明るく均
一に照明できなかった。
【0007】本発明は上記の課題を解決するもので、加
熱室内の被調理物を調理開始と同時に明るく均一でかつ
耐熱性・耐久性に優れた照明手段を有する加熱調理器の
提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の加熱調理器を説明する。
【0009】図4は加熱室1の天井に加熱手段として面
状ヒータ7を有する電気オーブンの上部断面図である。
8は天井に設けられた光透過部であり、加熱室1の天井
の前後方向に対して直角の中心線A−Bより前方でかつ
左右方向の中心近傍(C−D線)に設けられている。9
は光透過部8の外側に設けられた50ワットの棒状ハロ
ゲン灯である。図3は照明部の断面図であり、加熱室の
天井2に光透過部8が設けられ、その光透過部8の外側
にガスケット11を介してガラスの透光板10が設けら
れ、その透光板10の外側に50ワットの棒状ハロゲン
灯9が反射箱12を介して設けられている。
【0010】ハロゲン灯は、加熱用のヒーターとして利
用される様にフィラメント温度は2500〜3000°
K以上に高温化するので、発熱量も多い。面状ヒータ7
の発熱により高温化したハロゲン灯9の周辺は、ハロゲ
ン灯9の自己発熱により更に温度上昇する。図3におい
て、13は加熱装置の外装板の天井面を示す。操作パネ
ル部(図示せず)が扉の右側に設けられる、いわゆる横
型と呼ばれる加熱装置が市場の80%以上を占める状況
であり一般的な構成である。加熱室の天井面2と外装板
13は50mm〜100mm程度であり近接している。実験
によると、ハロゲン灯の両端の端子9a,9bの附近は
250〜280℃まで上昇する。これは、銅線を素材に
して樹脂材料で絶縁したリード線を使用出来ない温度領
域であり、金属性の導電板14a,14bをビス15
a,15bにより接続し、給電している。このビス止め
作業を行う際、不具合が発生し、ハロゲン灯の信頼性を
著しく低下させることが大きな課題である。すなわち、
ビス15aを締め付けた際に発生する強烈な衝撃力によ
りハロゲン灯の絶縁碍子9cと反射箱12の接合部16
を支点にして、ハロゲン灯9の端部17で、ハロゲン灯
のバルブ(材質:石英)が破壊される現象である。
【0011】そこで本発明のハロゲン灯のバルブの端部
形状は、端子と略同一平面状に構成されるものである。
【0012】
【作用】本発明のハロゲン灯は、端子をビス等で締め付
けた際に発生する衝撃力に対して、バルブの形状が厚肉
に出来るので、比較的ぜい弱な石英を素材としていて
も、破壊しにくい、信頼性の高い構成が実現出来る。
【0013】
【実施例】図1は本発明によるハロゲン灯の外観を示す
図である。19は石英から成るバルブで中にはタングス
テンフィラメント18が設けられ、ハロゲンガスが封入
されている。バルブ19の両端は、タングステンフィラ
メント18に導通するリード部(図示せず)を貫通させ
ながら、バルブ内部の気密性を確保するためシール加工
され、偏平部20a,20bとなっている。端子9a,
9bにはビス止メ用の孔21と22が設けられており、
絶縁碍子9c,9dの内部でリード部と溶接されて導通
している(図示せず)。23は碍子9cとバルブ19
シール部20aとを接着固定する無機接着剤である。2
4はバルブ19内部のガス調合と気圧調整後に封止する
排気部であり、4〜10mm程度の凸起部となっている。
【0014】図2は従来例のハロゲン灯構成を示す部分
拡大図である。ハロゲン灯は反射箱12に絶縁碍子9c
を挟む形で保持されている。この状態で、金属から成る
端子9aに給電する為の同じく金属材料から成り強度の
大きい導電板14aをビス15aによりF方向に締め付
けると、締め付け完了時に大きな衝撃力が発生し、16
の箇所を支点にしてハロゲン灯に大きな曲げの力が働
く。これによりシールの為に平板状に加工されたシール
部20aの端部附近17においてクラックが発生し、ハ
ロゲン灯の機能が損なわれる。
【0015】本発明は図1に示す様に、ハロゲン灯のバ
ルブ19のランプシール部20a,20bは、両端に設
けた金属端子9a,9bに対して略同一平面状に構成さ
れている。ランプシール部20a,20bは、幅Aと厚
さBは約3倍以上の差があるので、それぞれの耐曲げ応
力値は著しく異なる。呼び径3〜4mmのネジを十分に締
め付けるには、一般的に10kg・cm以上のトルクが必要
であるが、約8mmの石英バルブ径のハロゲン灯では、図
2の場合が約5kg・cmの締め付けトルクで破壊したのに
対して、本発明の図1の構成の場合では12kg・cmでも
破壊しないという優位性が確認された。
【0016】図3において、ハロゲン灯9のバルブ上の
排気部24は上方に向いて配置されているが、図1に示
す本発明によれば、端子9a,9bと同一平面内に凸部
を構成しているので、ハロゲン灯9と反射箱12を近接
して設けることが出来るので横型加熱調理器に望まれる
省スペースが可能となり、高温化した反射箱12の熱
が、使用者が直接触れる外装板13との距離を確保出来
るので安全性も向上出来る。
【0017】
【発明の効果】以上の説明から明らかな様に、本発明の
加熱調理器によれば、加熱室内の被調理物を天井から色
温度の高いハロゲン灯で照明するので従来より均一に明
るく照明され、調理状態も見やすく、楽しくきめ細かく
調理をすることが出来る。又、小型化によりランプ近傍
が高温化しても、強度の大きい、信頼性の高い、生産性
が高くかつコンパクトで長寿命なランプ装置を有する加
熱装置が提供出来るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるハロゲン灯の外観図
【図2】ハロゲン灯のバルブ破壊を示す図
【図3】図4における照明部の断面図
【図4】面状ヒータを有する加熱装置の上部断面図
【図5】従来の加熱装置の上部断面図
【符号の説明】
1 加熱室 2 加熱室天井面 3 加熱源(マグネトロン) 7 加熱源(面状ヒーター) 8 照明用パンチング孔 9 管状ランプ 9a,9b 端子板 10 透明板 12 反射箱 14a,14b 導電板 20a,20b ランプシール部 21,22 端子板のビス止メ用孔 24 排気処理部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体内部に食品を収納する加熱室と、この
    加熱室内の食品を加熱する加熱源と、前記加熱室の壁面
    の一部に設けられた照明用のパンチング孔と、前記加熱
    室を前記パンチングを介して照射する管状ランプと、
    この管状ランプを覆い前記透明板の外側に設けられた反
    射箱と前記管状ランプに電力を供給する導電板と、前記
    管状ランプの一部を成し電力供給を行う端子板と、前記
    端子板に設けたビス止メ用の孔部と、前記管状ランプの
    封入ガスをシールする為にバルブを略平板状に構成した
    ランプシール部とから成り、前記管状ランプの端子板と
    管状ランプのバルブのランプシール部とは略同一平面板
    に構成した加熱調理装置。
  2. 【請求項2】前記管状ランプのバルブ表面上の排気処理
    部は、ランプシール部と、端子板と、加熱室の天井面の
    それぞれと略同一平面状に構成した請求項1記載の加熱
    調理装置。
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