JPH079769B2 - けい光ランプ装置 - Google Patents
けい光ランプ装置Info
- Publication number
- JPH079769B2 JPH079769B2 JP16981686A JP16981686A JPH079769B2 JP H079769 B2 JPH079769 B2 JP H079769B2 JP 16981686 A JP16981686 A JP 16981686A JP 16981686 A JP16981686 A JP 16981686A JP H079769 B2 JPH079769 B2 JP H079769B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- power supply
- heat
- fluorescent lamp
- insulating substrate
- lamp device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
- Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
- Discharge Lamps And Accessories Thereof (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は電源部を具備するけい光ランプ装置に関する。
(従来の技術) 最近省エネルギーを目的とし、白熱電球よりも効率に優
れたけい光ランプを小形に屈曲成形して、上記白熱電球
とほぼ同じ大きさに形成し、このけい光ランプを上記白
熱電球の代替光源として使用できるようにしたけい光ラ
ンプ装置が普及している。
れたけい光ランプを小形に屈曲成形して、上記白熱電球
とほぼ同じ大きさに形成し、このけい光ランプを上記白
熱電球の代替光源として使用できるようにしたけい光ラ
ンプ装置が普及している。
しかし、けい光装置の大きさを、今後、普及白熱電球程
度の大きさまでコンパクト化し、さらに高輝度化を進め
るとなると、ランプを発光させるための電源部は、それ
に応じて小型化され、消費電力も増加し、電源部の発熱
密度は、増加する一方になる。そして、さらに発光部か
らの光エネルギを熱エネルギとして吸収するので、その
熱対策は深刻である。現状のけい光ランプ装置において
の問題を克服しているものは見当らない。
度の大きさまでコンパクト化し、さらに高輝度化を進め
るとなると、ランプを発光させるための電源部は、それ
に応じて小型化され、消費電力も増加し、電源部の発熱
密度は、増加する一方になる。そして、さらに発光部か
らの光エネルギを熱エネルギとして吸収するので、その
熱対策は深刻である。現状のけい光ランプ装置において
の問題を克服しているものは見当らない。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明の目的な、断熱基板を介して連結された発光部と
電源部からなるけい光ランプ装置において、普及白熱電
球なみの小型化にしてもあるいは、より高輝度のけい光
ランプ装置であっても電源部が十分設定温度内に納まる
ようにすることができるけい光ランプ装置を提供しよう
とするものである。
電源部からなるけい光ランプ装置において、普及白熱電
球なみの小型化にしてもあるいは、より高輝度のけい光
ランプ装置であっても電源部が十分設定温度内に納まる
ようにすることができるけい光ランプ装置を提供しよう
とするものである。
(問題点を解決するための手段) 本発明のけい光ランプ装置は、屈曲した放電路を形成す
るガラスバルブを収納する透光性外囲器からなる発光管
部と、電源素子を収納した電源ケースより成る電源部を
断熱基板を介して連結されたものである。このけい光ラ
ンプ装置において前記断熱基板の発光管部側面とその反
対面と、電源素子であり、発熱しないダイオード、コン
デンサ等をメッキ、もしくは、アルミ蒸着等の熱反射率
の良い材料でコーティングし、同じく電源素子である発
熱がいちじるしい、トランス、チョーク、トランジスタ
などは、黒色などの熱放射率のよい材料でコーティング
してやる。また、前記発光管の全内部を真空にすること
により、断熱効果を高めることができる。
るガラスバルブを収納する透光性外囲器からなる発光管
部と、電源素子を収納した電源ケースより成る電源部を
断熱基板を介して連結されたものである。このけい光ラ
ンプ装置において前記断熱基板の発光管部側面とその反
対面と、電源素子であり、発熱しないダイオード、コン
デンサ等をメッキ、もしくは、アルミ蒸着等の熱反射率
の良い材料でコーティングし、同じく電源素子である発
熱がいちじるしい、トランス、チョーク、トランジスタ
などは、黒色などの熱放射率のよい材料でコーティング
してやる。また、前記発光管の全内部を真空にすること
により、断熱効果を高めることができる。
(作用) 以上のような構成にすると、今まで発光管の光エネルギ
が熱エネルギに変わり断熱基板を通って電源部を加熱し
電源部を設定温度内におさめることができなかったが、
光エネルギをそのまま光として反射させ熱を電源部側へ
通さずにすみ、逆に輝度を高めることができる。断熱基
板を介して通過した熱は、発光管側と反対面に設けたメ
ッキによって電源素子への熱放射を小さくできる。ま
た、放射された熱は、さらにコンデンサ、ダイオードに
コーティングしたメッキにより反射され発熱しない電源
素子の温度を低くおさえることができる。トランス、チ
ョークなど発熱がいちじるしい素子は逆に放射率のよい
材料でコーティングしてあるから温度上昇を低くおさえ
ることができ、全体的に所定の温度以内におさめること
ができるようになる。また、発光管部を真空にすること
により上記断熱効果、高輝度化をより高めることが可能
となる。さらに、メッキ、アルミ蒸着のような熱伝導性
のよいコーティング材を用いることにより一部分にこも
っている熱を均一化しホットスポットをなくしてしまう
効果ももつ。
が熱エネルギに変わり断熱基板を通って電源部を加熱し
電源部を設定温度内におさめることができなかったが、
光エネルギをそのまま光として反射させ熱を電源部側へ
通さずにすみ、逆に輝度を高めることができる。断熱基
板を介して通過した熱は、発光管側と反対面に設けたメ
ッキによって電源素子への熱放射を小さくできる。ま
た、放射された熱は、さらにコンデンサ、ダイオードに
コーティングしたメッキにより反射され発熱しない電源
素子の温度を低くおさえることができる。トランス、チ
ョークなど発熱がいちじるしい素子は逆に放射率のよい
材料でコーティングしてあるから温度上昇を低くおさえ
ることができ、全体的に所定の温度以内におさめること
ができるようになる。また、発光管部を真空にすること
により上記断熱効果、高輝度化をより高めることが可能
となる。さらに、メッキ、アルミ蒸着のような熱伝導性
のよいコーティング材を用いることにより一部分にこも
っている熱を均一化しホットスポットをなくしてしまう
効果ももつ。
(実施例) 以下本発明について第1図に示す一実施例にもとづき説
明する。図において、1は、透光性外囲器であり、ガラ
ス、または、アクリル樹脂などの透明もしくは半透明材
料により形成されている。外囲器1は一般白熱電球で知
られるPS形もしくはG形バルブの形状に合致、もしく
は、近似するように一端が開放されて、ほぼ、球形をな
している。外囲器1の中には、屈曲した放電路を形成す
るガラスバルブ2が外囲器1の開放端と接合される断熱
基板3に取付けられる。この断熱基板3の開放端の接合
面とその反対面にメッキ4が密着されるように取付けら
れている。外囲器1が接合される。断熱基板3a面の反対
面には、電源部5が設けられている。電源部5は、電気
配線基板6とその上に搭載された電気素子7とさらに、
それらを収納する電源ケース8から成っている。電気素
子7の発熱をしないダイオード12、起動コンデンサー13
等は、メッキ4でコーティングされている。また発熱が
いちじるしいトランス14、チョーク15、トランジスタ16
等には、黒色ペイント10をコーティングしてある。この
黒色ペイント10は上述した電源ケース8の内外面にもコ
ーティングされている。
明する。図において、1は、透光性外囲器であり、ガラ
ス、または、アクリル樹脂などの透明もしくは半透明材
料により形成されている。外囲器1は一般白熱電球で知
られるPS形もしくはG形バルブの形状に合致、もしく
は、近似するように一端が開放されて、ほぼ、球形をな
している。外囲器1の中には、屈曲した放電路を形成す
るガラスバルブ2が外囲器1の開放端と接合される断熱
基板3に取付けられる。この断熱基板3の開放端の接合
面とその反対面にメッキ4が密着されるように取付けら
れている。外囲器1が接合される。断熱基板3a面の反対
面には、電源部5が設けられている。電源部5は、電気
配線基板6とその上に搭載された電気素子7とさらに、
それらを収納する電源ケース8から成っている。電気素
子7の発熱をしないダイオード12、起動コンデンサー13
等は、メッキ4でコーティングされている。また発熱が
いちじるしいトランス14、チョーク15、トランジスタ16
等には、黒色ペイント10をコーティングしてある。この
黒色ペイント10は上述した電源ケース8の内外面にもコ
ーティングされている。
このように構成することにより、ガラスバルブ2より発
光された光エネルギは、すなわち、熱エネルギは、断熱
基板3の面にコーティングしたメッキ4により反射さ
れ、断熱基板3を通る熱量を軽減できる。また、逆に、
電源部5の取付面に設けたメッキ4では、断熱基板3を
通過した熱を電源部5に放熱すのを小さくおさえること
ができる。そして、さらに発熱しないダイオード12、起
動コンデンサ13等は、メッキ4によって発光部からきた
熱を反射することができる。発光部からきた熱は、電源
ケース8の内面にコーティングされた黒色ペイント10に
大はんを吸収させることができる。また、発熱がいちじ
るしいトランス14、チョーク15、トランジスタ16等は黒
色ペイント10により放熱が増加させることができる。こ
のことから、電気素子7は、最大使用温度より低くめに
することができる。また、外囲器1と断熱基板3で作ら
れる発光管部9は密閉されているため、発光管部9内部
は熱のよどみができやすくなる。このホットスポットに
より、放熱密度のバラツキが生じ放熱効果が悪くなる。
しかし、メッキ4を設けることによりホットスポットが
均一化され放熱効果を高めることができる。同時に、ア
ルミ箔4は表面が光沢を有しているため輝度を高める作
用もする。
光された光エネルギは、すなわち、熱エネルギは、断熱
基板3の面にコーティングしたメッキ4により反射さ
れ、断熱基板3を通る熱量を軽減できる。また、逆に、
電源部5の取付面に設けたメッキ4では、断熱基板3を
通過した熱を電源部5に放熱すのを小さくおさえること
ができる。そして、さらに発熱しないダイオード12、起
動コンデンサ13等は、メッキ4によって発光部からきた
熱を反射することができる。発光部からきた熱は、電源
ケース8の内面にコーティングされた黒色ペイント10に
大はんを吸収させることができる。また、発熱がいちじ
るしいトランス14、チョーク15、トランジスタ16等は黒
色ペイント10により放熱が増加させることができる。こ
のことから、電気素子7は、最大使用温度より低くめに
することができる。また、外囲器1と断熱基板3で作ら
れる発光管部9は密閉されているため、発光管部9内部
は熱のよどみができやすくなる。このホットスポットに
より、放熱密度のバラツキが生じ放熱効果が悪くなる。
しかし、メッキ4を設けることによりホットスポットが
均一化され放熱効果を高めることができる。同時に、ア
ルミ箔4は表面が光沢を有しているため輝度を高める作
用もする。
なお、発光管部9を真空にすると空気による対流熱伝達
はなくなり、放射による熱交換だけになる。よってメッ
キ4のような反射率の良い材料を用いることにより効果
をさらに高めることができる。
はなくなり、放射による熱交換だけになる。よってメッ
キ4のような反射率の良い材料を用いることにより効果
をさらに高めることができる。
本発明によれば、電源部の熱の発生を所定の温度範囲に
おさめることができるので、電源内部の素子などを安定
して動作させることができ、結果として装置全体の小型
化、高輝度化の設計が可能となる。
おさめることができるので、電源内部の素子などを安定
して動作させることができ、結果として装置全体の小型
化、高輝度化の設計が可能となる。
第1図は本発明の一実施例を示す断面図である。 1……外囲器、7……電気素子 2……ガラスバルブ、8……電源ケース 3……断熱基板、9……発光管部 4……メッキ、10……黒色ペイント 5……電源部、11……口金 6……電気配線基板
Claims (2)
- 【請求項1】屈曲した主たる放電路を形成するガラスバ
ルブを透光性外囲器と断熱基板とから構成される容器に
収納した発光管部と、前記断熱基板の前記ガラスバルブ
と反対側に設けた電源要素と前記要素を収納する電源ケ
ースとから成る電源部とで形成されるけい光ランプ装置
において、前記断熱基板の発光管側の面とその反対面
と、発熱はしないダイオード、共振コンデンサー、起動
コンデンサー等に、メッキ、アルミ蒸着等の熱反射率の
良い材料でコーティングし、トランス、チョーク、トラ
ンジスタなど発熱がいちじるしい回路素子には黒色など
熱放射率の良い材料でコーティングし、さらに前記電源
ケースの内、外表面が、熱放射率の良い材料でコーティ
ングしたことを特徴とするけい光ランプ装置。 - 【請求項2】前記発光管の全内部を真空にしたことを特
徴とする特許請求の範囲第1項記載のけい光ランプ装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16981686A JPH079769B2 (ja) | 1986-07-21 | 1986-07-21 | けい光ランプ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16981686A JPH079769B2 (ja) | 1986-07-21 | 1986-07-21 | けい光ランプ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6326903A JPS6326903A (ja) | 1988-02-04 |
JPH079769B2 true JPH079769B2 (ja) | 1995-02-01 |
Family
ID=15893432
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16981686A Expired - Lifetime JPH079769B2 (ja) | 1986-07-21 | 1986-07-21 | けい光ランプ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH079769B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009027922A2 (en) * | 2007-08-27 | 2009-03-05 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | Electric lamp |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2935521B2 (ja) * | 1990-01-25 | 1999-08-16 | 東芝テック株式会社 | 放電灯点灯装置 |
JPH04184894A (ja) * | 1990-11-19 | 1992-07-01 | Tokyo Electric Co Ltd | 放電灯始動装置 |
JP2012146556A (ja) * | 2011-01-13 | 2012-08-02 | Denso Corp | 点灯装置および灯具 |
-
1986
- 1986-07-21 JP JP16981686A patent/JPH079769B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009027922A2 (en) * | 2007-08-27 | 2009-03-05 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | Electric lamp |
WO2009027922A3 (en) * | 2007-08-27 | 2010-03-11 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | Electric lamp |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6326903A (ja) | 1988-02-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8384275B2 (en) | Light emitting element lamp and lighting equipment | |
CN100384304C (zh) | 无电极放电灯 | |
JP2004296245A (ja) | Ledランプ | |
JP4337310B2 (ja) | Led点灯装置 | |
US20070194680A1 (en) | Integrated reflector lamp | |
JP2001243809A (ja) | Led電球 | |
JPS59180958A (ja) | 赤外線ランプ | |
US6024465A (en) | Lighting fixture | |
US3573543A (en) | Variable light intensity lamp socket having semiconductor mounted on heat sink thermally isolated from lamp base | |
JPH079769B2 (ja) | けい光ランプ装置 | |
ATE102426T1 (de) | Beleuchtungseinrichtung fuer einen mit mikrowellenenergie beaufschlagbaren ofen, insbesondere einen haushalts-backofen. | |
JP2006222079A (ja) | 蛍光ランプ装置及び照明器具 | |
JP2008004398A (ja) | 電球形蛍光ランプおよび照明器具 | |
JP2008512836A (ja) | ハロゲンランプ | |
JP2013025924A (ja) | ランプ | |
RU2002108514A (ru) | Осветительное устройство, использующее микроволновую энергию (варианты) | |
JPH01206505A (ja) | けい光ランプ装置 | |
WO2016004723A1 (zh) | 全周光led灯具 | |
JPH0782772B2 (ja) | けい光ランプ装置 | |
US20130099668A1 (en) | Led lamp with an air-permeable shell for heat dissipation | |
CN213599098U (zh) | 一种柱形灯泡 | |
CN210373091U (zh) | 灯具 | |
CN221098412U (zh) | 一种反向出光的光源结构、灯头及灯具 | |
CN109611702A (zh) | 一种水下照明装置 | |
JPS6233247Y2 (ja) |