JP2715703B2 - ファクシミリ装置 - Google Patents
ファクシミリ装置Info
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- JP2715703B2 JP2715703B2 JP3162977A JP16297791A JP2715703B2 JP 2715703 B2 JP2715703 B2 JP 2715703B2 JP 3162977 A JP3162977 A JP 3162977A JP 16297791 A JP16297791 A JP 16297791A JP 2715703 B2 JP2715703 B2 JP 2715703B2
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ファクシミリ装置に関
し、特に、携帯無線電話機と接続することの出来るファ
クシミリ装置に関する。
し、特に、携帯無線電話機と接続することの出来るファ
クシミリ装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種のファクシミリ装置は、無
線電話回線を使用してファクシミリ通信を行う際に、音
響カプラにより携帯無線電話機と接続あるいは携帯無線
電話機のマイクロホンおよびイヤホン端子から、２Ｗ−
４Ｗ変換アダプタ等を介して携帯無線電話機と接続して
いた。
線電話回線を使用してファクシミリ通信を行う際に、音
響カプラにより携帯無線電話機と接続あるいは携帯無線
電話機のマイクロホンおよびイヤホン端子から、２Ｗ−
４Ｗ変換アダプタ等を介して携帯無線電話機と接続して
いた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
のファクシミリ装置は、無線電話回線を使用して通信を
行う際に、電話回線の音声信号を携帯無線電話機を通じ
て送受信するのみであり、携帯無線電話機への局からの
着信あるいは携帯無線電話機から局への発信および相手
局の応答などの状態を、ファクシミリ装置側で検出する
ことができなかったために、自動的にファクシミリの受
信あるいは送信を開始することが出来ないという欠点が
あった。
のファクシミリ装置は、無線電話回線を使用して通信を
行う際に、電話回線の音声信号を携帯無線電話機を通じ
て送受信するのみであり、携帯無線電話機への局からの
着信あるいは携帯無線電話機から局への発信および相手
局の応答などの状態を、ファクシミリ装置側で検出する
ことができなかったために、自動的にファクシミリの受
信あるいは送信を開始することが出来ないという欠点が
あった。
【０００４】本発明は従来の上記実情に鑑みてなされた
ものであり、従って本発明の目的は、従来の技術に内在
する上記欠点を解消することを可能とした新規なファク
シミリ装置を提供することにある。
ものであり、従って本発明の目的は、従来の技術に内在
する上記欠点を解消することを可能とした新規なファク
シミリ装置を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する為
に、本発明に係るファクシミリ装置は、無線電話機から
この無線電話機に直接接続される装置に対して送出され
るこの無線電話機の状態通知の内容を解析する解析手段
と、この解析手段によって解析された前記無線電話機の
状態が発信後の相手局の呼び出し中であることを認識し
送信可能な状態であれば自動的にファクシミリの送信を
開始する制御部とを備えて構成されるか、または無線電
話機から送出される状態通知の内容を解析する解析手段
と、この解析手段によって解析された前記無線電話機の
状態が局からの呼び出し中であることを認識すると自動
的にファクシミリの受信を開始する制御部とを備えて構
成される。
に、本発明に係るファクシミリ装置は、無線電話機から
この無線電話機に直接接続される装置に対して送出され
るこの無線電話機の状態通知の内容を解析する解析手段
と、この解析手段によって解析された前記無線電話機の
状態が発信後の相手局の呼び出し中であることを認識し
送信可能な状態であれば自動的にファクシミリの送信を
開始する制御部とを備えて構成されるか、または無線電
話機から送出される状態通知の内容を解析する解析手段
と、この解析手段によって解析された前記無線電話機の
状態が局からの呼び出し中であることを認識すると自動
的にファクシミリの受信を開始する制御部とを備えて構
成される。
【０００６】
【実施例】次に本発明をその好ましい各実施例について
図面を参照して具体的に説明する。
図面を参照して具体的に説明する。
【０００７】図１は本発明によるファクシミリ装置の一
実施例を示すブロック構成図である。
実施例を示すブロック構成図である。
【０００８】図１において、読取部１は原稿の画情報を
電気信号に変換し、符号化部２は読取部１で読み取った
画情報の相関を利用してデータ量を減らし、記録部３は
相手端末から送られてくる画情報を記録紙上に印字し、
復号化部４は相手端末から送られてきた符号化されてい
るデータを元の画情報に戻し、モデム５は、符号化部２
で符号化された画信号を変調して回線に出力し、また相
手端末から送られてくる変調された画情報を元の画信号
に復調し、状態解析部６は無線電話機から送出される無
線電話機の状態コードを解析し、制御部７は状態解析部
６からの情報に基づき、読取部１、記録部３、モデム５
を制御する。
電気信号に変換し、符号化部２は読取部１で読み取った
画情報の相関を利用してデータ量を減らし、記録部３は
相手端末から送られてくる画情報を記録紙上に印字し、
復号化部４は相手端末から送られてきた符号化されてい
るデータを元の画情報に戻し、モデム５は、符号化部２
で符号化された画信号を変調して回線に出力し、また相
手端末から送られてくる変調された画情報を元の画信号
に復調し、状態解析部６は無線電話機から送出される無
線電話機の状態コードを解析し、制御部７は状態解析部
６からの情報に基づき、読取部１、記録部３、モデム５
を制御する。
【０００９】無線電話機８は外部に対して状態コードを
送出可能な携帯電話機である。
送出可能な携帯電話機である。
【００１０】無線電話機８が状態コードを調歩同期のシ
リアル通信信号にて送出を行う場合、状態解析部６は図
２に示す様に、シフトレジスタ６１、スタートビット検
出回路６２、クロック発生部６３で構成される。状態解
析部６は、常時無線電話機から送出されるシリアル通信
信号を受信しており、スタートビット検出回路６２がス
タートビットを検出し、スタート信号をクロック発生部
６３に送ることによりクロック発生部６３がシフトクロ
ックを発生し、１フレームのデータをシフトレジスタ６
１に取り込む。ここでは、１フレームの長さを８ビット
としているので、クロックはクロック発生部６３より８
回送出される。クロックの周期はシリアル通信速度に設
定されている。クロックからやや遅れたタイミングで、
クロック発生部６３から制御部７に対して終了信号が送
出される。
リアル通信信号にて送出を行う場合、状態解析部６は図
２に示す様に、シフトレジスタ６１、スタートビット検
出回路６２、クロック発生部６３で構成される。状態解
析部６は、常時無線電話機から送出されるシリアル通信
信号を受信しており、スタートビット検出回路６２がス
タートビットを検出し、スタート信号をクロック発生部
６３に送ることによりクロック発生部６３がシフトクロ
ックを発生し、１フレームのデータをシフトレジスタ６
１に取り込む。ここでは、１フレームの長さを８ビット
としているので、クロックはクロック発生部６３より８
回送出される。クロックの周期はシリアル通信速度に設
定されている。クロックからやや遅れたタイミングで、
クロック発生部６３から制御部７に対して終了信号が送
出される。
【００１１】図３にシリアル通信信号受信時の、スター
ト信号、シフトクロック、終了信号のタイミング関係を
示す。また、表１に８ビットの状態コードと状態の対応
の一例を示す。
ト信号、シフトクロック、終了信号のタイミング関係を
示す。また、表１に８ビットの状態コードと状態の対応
の一例を示す。
【表１】 先ず送信の場合における一実施例について説明する
に、待機状態において、操作者により無線電話機８から
の発信が行われ、相手局への呼び出しが開始されると、
無線電話機８からシリアル通信信号により、“相手局呼
び出し中”の状態コード「００００００１０」が送出さ
れる。これを状態解析部６が受信し、コードデータをシ
フトレジスタ６１に取り込み、さらに終了信号を制御部
７へ送出する。
に、待機状態において、操作者により無線電話機８から
の発信が行われ、相手局への呼び出しが開始されると、
無線電話機８からシリアル通信信号により、“相手局呼
び出し中”の状態コード「００００００１０」が送出さ
れる。これを状態解析部６が受信し、コードデータをシ
フトレジスタ６１に取り込み、さらに終了信号を制御部
７へ送出する。
【００１２】制御部７は、状態解析部６から終了信号を
受信すると、状態解析部６のシフトレジスタ６１から送
出されている状態コードを取り込む。さらに制御部７
は、取り込んだ状態コードが“相手局呼び出し中”であ
ることを認識すると、現在送信可能な状態であればモデ
ム５および読取部３に対して送信動作の開始を指示す
る。従って、無線電話機８から発信を行うと自動的にフ
ァクシミリが送信動作を開始する。
受信すると、状態解析部６のシフトレジスタ６１から送
出されている状態コードを取り込む。さらに制御部７
は、取り込んだ状態コードが“相手局呼び出し中”であ
ることを認識すると、現在送信可能な状態であればモデ
ム５および読取部３に対して送信動作の開始を指示す
る。従って、無線電話機８から発信を行うと自動的にフ
ァクシミリが送信動作を開始する。
【００１３】次に受信の場合における一実施例について
説明するように、待機状態において、無線電話機８に局
からの着信があると、無線電話機８からシリアル通信信
号により、“自局呼び出し中”の状態コード「００００
００１１」が送出される。これを状態解析部６が受信
し、コードデータをシフトレジスタ６１に取り込み、さ
らに終了信号を制御部７へ送出する。
説明するように、待機状態において、無線電話機８に局
からの着信があると、無線電話機８からシリアル通信信
号により、“自局呼び出し中”の状態コード「００００
００１１」が送出される。これを状態解析部６が受信
し、コードデータをシフトレジスタ６１に取り込み、さ
らに終了信号を制御部７へ送出する。
【００１４】制御部７は、状態解析部６から終了信号を
受信すると、状態解析部６のシフトレジスタ６１から送
出されている状態コードを取り込む。さらに制御部７
は、取り込んだ状態コードが“自局呼び出し中”である
ことを認識すると、現在受信可能な状態であればモデム
５および記録部３に対して受信動作の開始を指示する。
従って、無線電話機へ着信があれば自動的にファクシミ
リが受信動作を開始することが出来る。
受信すると、状態解析部６のシフトレジスタ６１から送
出されている状態コードを取り込む。さらに制御部７
は、取り込んだ状態コードが“自局呼び出し中”である
ことを認識すると、現在受信可能な状態であればモデム
５および記録部３に対して受信動作の開始を指示する。
従って、無線電話機へ着信があれば自動的にファクシミ
リが受信動作を開始することが出来る。
【００１５】
【発明の効果】以上の説明したように、発明によれば、
無線電話機から発信し、相手局への呼び出しが開始され
ると、操作者がファクシミリの操作を行うことなく、自
動的にファクシミリの送信動作を開始することが出来る
という効果が得られる。
無線電話機から発信し、相手局への呼び出しが開始され
ると、操作者がファクシミリの操作を行うことなく、自
動的にファクシミリの送信動作を開始することが出来る
という効果が得られる。
【００１６】また本発明によれば、無線電話機に対して
局からの呼び出しがあった際に、操作者がファクシミリ
の操作を行うことなく、自動的にファクシミリの受信動
作を開始することが出来るという効果が得られる。
局からの呼び出しがあった際に、操作者がファクシミリ
の操作を行うことなく、自動的にファクシミリの受信動
作を開始することが出来るという効果が得られる。
【図１】本発明の一実施例を示すブロック構成図であ
る。
る。
【図２】図１に示された状態解析部６の具体的構成例を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図３】シリアル通信信号受信時のタイミング図であ
る。
る。
１…読取部 ２…符号化部 ３…記録部 ４…復号化部 ５…モデム ６…状態解析部 ７…制御部 ８…無線電話機
Claims (2)
- 【請求項１】 無線電話機と接続することの出来るファ
クシミリ装置において、無線電話機から該無線電話機に
直接接続される装置に対して送出される該無線電話機の
コード情報による状態通知の内容を解析する解析手段
と、該解析手段によって解析された前記無線電話機の状
態が発信後の相手局の呼び出し中であることを認識し送
信可能な状態であれば自動的にファクシミリの送信を開
始する制御部とを有することを特徴とするファクシミリ
装置。 - 【請求項２】 無線電話機と接続することの出来るファ
クシミリ装置において、無線電話機から送出されるコー
ド情報による状態通知の内容を解析する、スタートビッ
ト検出回路と、該スタートビット検出回路から出力され
るスタート信号によりシフトクロックを発生するクロッ
ク発生回路と、前記シフトクロックによりデータを取り
込むシフトレジスタとを有する解析手段と、該解析手段
によって解析された前記無線電話機の状態が局からの呼
び出し中であることを認識すると自動的にファクシミリ
の受信を開始する制御部とを有することを特徴とするフ
ァクシミリ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3162977A JP2715703B2 (ja) | 1991-07-03 | 1991-07-03 | ファクシミリ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3162977A JP2715703B2 (ja) | 1991-07-03 | 1991-07-03 | ファクシミリ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0514584A JPH0514584A (ja) | 1993-01-22 |
| JP2715703B2 true JP2715703B2 (ja) | 1998-02-18 |
Family
ID=15764877
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3162977A Expired - Fee Related JP2715703B2 (ja) | 1991-07-03 | 1991-07-03 | ファクシミリ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2715703B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0327661A (ja) * | 1989-06-23 | 1991-02-06 | Toshiba Corp | 画像通信装置 |
-
1991
- 1991-07-03 JP JP3162977A patent/JP2715703B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0514584A (ja) | 1993-01-22 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071107 Year of fee payment: 10 |
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| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081107 Year of fee payment: 11 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
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