JP2715459B2 - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JP2715459B2
JP2715459B2 JP63209217A JP20921788A JP2715459B2 JP 2715459 B2 JP2715459 B2 JP 2715459B2 JP 63209217 A JP63209217 A JP 63209217A JP 20921788 A JP20921788 A JP 20921788A JP 2715459 B2 JP2715459 B2 JP 2715459B2
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film
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epitaxial layer
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正一 佐々木
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は半導体装置に関し、特にプログラム可能な読
出し専用記憶素子を含む半導体装置に関する。
〔従来の技術〕
プログラム可能な半導体装置、例えば読出し専用記憶
装置(以下PROMと記す)は、その用途からみて記憶容量
の高密度化と確実なプログラムが望まれている。
第3図は従来の絶縁膜破壊型PROMセルの一例の断面図
である。
P型シリコン基板1にN型埋込層2を形成し、N型エ
ピタキシャル層3を堆積し、エピタキシャル層上に酸化
シリコン膜からなる第1の絶縁膜4を形成し、イオン注
入法により選択的にベース領域5を設ける。
次に、前記ベース領域上の酸化シリコン膜4に選択的
に開孔窓を形成してベース領域表面を露出させ、熱酸化
法により前記露出したベース領域表面及び第1の絶縁膜
に接する第2の絶縁膜6を設ける。
その後、アルミニウム等からなる金属膜を被着し、選
択エッチして第3図に示す構造の半導体装置を得る。
情報の書込みに当たっては、金属膜とベース領域の間
に過電圧を印加して第2の絶縁膜を破壊することにより
ベース領域と金属膜を短絡して情報を書込む。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した従来の半導体装置は、開孔窓に第2の絶縁膜
を設け、情報書込みに当たっては第2の絶縁膜に過電圧
を印加して第2の絶縁膜を破壊して情報を書込んでい
る。
この時の印加した過電圧をV,第2の絶縁膜の膜厚をd
とすると、第2の絶縁膜を加わる電界の強さEは次式で
表わす事ができる。
E=V/d(ボルト/メートル) ところで、安定した書込み特性を実現するには、上式
の電界強度Eを上げる必要がある。上式より、過電圧V
を上げればよいが、過電圧Vを上げるには書込回路を構
成する素子が高耐圧に耐えうる様に素子パターンを大き
く設計しなければならず、半導体装置の高集積化への支
障となっていた。その為、一般的に、第2の絶縁膜の膜
厚dを小さくして電界の強さEを上げる方法が用いられ
ている。この方法であれば、前述した様に、書込回路を
高耐圧化する必要はなく、高集積化に支障はない。
しかし、第2の絶縁膜が薄くなる程、膜厚が不均一に
なり、ピンホール等が形成されてしまい、書込特性が劣
化し、信頼性の点から大きな問題になっていた。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、一導電型の半導体基板上に選択的に設けた
逆導電型の埋込層と、前記埋込層上に設けられた逆導電
型のエピタキシャル層と、前記エピタキシャル層に設け
られた一導電型のベース領域と、前記ベース領域及びエ
ピタキシャル層を覆う第1の絶縁膜と、前記第1の絶縁
膜に選択的に形成された前記ベース領域表面に達する開
口部と、前記開口部の前記ベース領域表面及び前記第1
の絶縁膜に接する第2の絶縁膜を有し、前記第2の絶縁
膜を破壊して情報を記憶する半導体装置に於いて、前記
開口部内の第1の絶縁膜に接している箇所の第2の絶縁
膜の膜厚が前記箇所及びその近傍以外の領域の第2の絶
縁膜の膜厚より薄く設けた構造にしたものである。
〔実施例〕
次に、本発明の実施例について図面を参照して説明す
る。
第1図(a),(b)は本発明の第1の実施例の製造
方法を説明するための工程順に示した半導体チップの断
面図である。
まず、第1図(a)に示すように、P型シリコン基板
1にN型埋込層2を設け、シリコン基板表面にN型エピ
タキシャル層3を堆積する。次に、エピタキシャル層3
上に第1の絶縁膜として酸化シリコン膜4を0.5〜1.5μ
mの膜厚に形成し、イオン注入法により選択的にP型ベ
ース領域5を形成する。次に、ベース領域上の酸化シリ
コン膜4を選択的にエッチングして開口部を形成し全面
に窒化シリコン膜8を50〜100nm程度の厚さに形成し、
異方性エッチングにより窒化シリコン膜8をエッチバッ
クすると開口部の酸化シリコン膜4の側壁のみに窒化シ
リコン膜8が形成される。次に、熱酸化により開口部内
に第2の絶縁膜として酸化シリコン膜6を形成する。窒
化シリコン膜4とベース領域5の間には熱酸化により形
成した酸化シリコン膜のバーズビークにより薄い酸化シ
リコン膜が形成される。
次に、第1図(b)に示すように、窒化シリコン膜8
を除去し、全面にアルミニウムを被着して選択エッチし
てアルミニウム電極7を形成する。
本実施例では、第1の絶縁膜に選択的に形成した開口
部内に形成した第2の絶縁膜が第1の絶縁膜と接してい
る箇所及びその近傍のみ薄くなるように設けたので情報
書込次の印加電圧を低くする事ができる。又、第2の絶
縁膜の膜厚の薄い領域も第1の絶縁膜と接している箇所
のみに限られており、第2の絶縁膜とピンホールの存在
する割合も大幅に低下し、特性を大幅に向上する事がで
きる。
第2図は本発明の第2の実施例の断面図である。
P型シリコン基板1にN型埋込層2、N型エピタキシ
ャル層3、第1の絶縁膜としての酸化シリコン膜4、P
型ベース領域5、窒化シリコン膜8、第2の絶縁膜とし
ての酸化シリコン膜6を形成するまでは第1図(a)で
説明したのと同様にして行う。
次に、窒化シリコン膜8を除去し、全面に30〜100nm
の膜厚の多結晶シリコン膜9及びアルミニウムを被着し
選択エッチしてアルミニウム電極7を形成する。
本実施例では、電極を多結晶シリコン膜とアルミニウ
ムの二層構造としている。その為、第2の絶縁膜を破壊
してベース領域5とアルミニウム電極7を短絡して情報
を書込むが、ベース領域及びアルミニウム電極間に多結
晶シリコン膜を挟んでいる為、ベース領域とアルミニウ
ム電極の接触抵抗を小さくする事ができる。
〔発明の効果〕
以上説明した様に、本発明は、ベース領域上の第1の
絶縁膜に選択的に形成した開口部に第1の絶縁膜及びベ
ース領域と接する第2の絶縁間を設け、前記第2の絶縁
膜の膜厚が第1の絶縁膜と接している箇所で薄くなるよ
うに設けたので、情報書込時の過電圧を低く抑える事が
でき、書込回路を構成する素子を小型化でき高集積化す
る事ができる効果がある。又、書込特性を安定にでき高
信頼度の半導体装置を実現する事ができるという効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図(a),(b)は本発明の第1の実施例の製造方
法を説明するための工程順に示した半導体チップの断面
図、第2図は本発明の第2の実施例の断面図、第3図は
従来の半導体装置の一例の断面図である。 1……P型シリコン基板、2……N型埋込層、3……N
型エピタキシャル層、4……酸化シリコン膜(第1の絶
縁膜)、5……P型ベース領域、6……酸化シリコン膜
(第2の絶縁膜)、7……アルミニウム電極、8……窒
化シリコン膜、9……多結晶シリコン膜。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一導電型の半導体基板上に選択的に設けた
    逆導電型の埋込層と、前記埋込層上に設けられた逆導電
    型のエピタキシャル層と、前記エピタキシャル層に設け
    られた一導電型のベース領域と、前記ベース領域及びエ
    ピタキシャル層を覆う第1の絶縁膜と、前記第1の絶縁
    膜に選択的に形成され前記ベース領域表面に達する開口
    部と、前記開口部の前記ベース領域表面及び前記第1の
    絶縁膜に接する第2の絶縁膜を有し、前記第2の絶縁膜
    を破壊して情報を記憶する半導体装置に於いて、前記開
    口部内の第1の絶縁膜に接している箇所の第2の絶縁膜
    の膜厚が前記箇所及びその近傍以外の領域の第2の絶縁
    膜の膜厚より薄く設けてあることを特徴とする半導体装
    置。
JP63209217A 1988-08-22 1988-08-22 半導体装置 Expired - Lifetime JP2715459B2 (ja)

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