JP2713730B2 - 血行促進装置 - Google Patents

血行促進装置

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JP2713730B2 JP63126269A JP12626988A JP2713730B2 JP 2713730 B2 JP2713730 B2 JP 2713730B2 JP 63126269 A JP63126269 A JP 63126269A JP 12626988 A JP12626988 A JP 12626988A JP 2713730 B2 JP2713730 B2 JP 2713730B2
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文夫 北川
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、血行促進装置に関する。
〔従来の技術〕 肩こりや筋肉痛などを回復させるには、電磁波を身体
の特定部位に作用させて血行の促進を図るのが有効であ
る。
そこで、そのための血行促進装置が開発された。この
血行促進装置は、こりなど血行滞留が生じている部位に
直接貼り付けて用いられる。このような装置として、最
近、看部に装着されるケース内に、高周波発生回路と、
これを駆動させる電池と、前記回路の働きで電磁界を形
成するアンテナを組み込んで1つのユニットを構成した
ものが提案されている。この装置は、ユニット化されて
いるので、取り扱いが非常に便利であるなどのメリット
がある。
ところで、従来の血行促進装置は外部操作型のスイッ
チを備えて、このスイッチにより電源をON・OFFするよ
うになっていたが、このものでは、スイッチを入切操作
する必要があって面倒であり、しかも、非使用時にスイ
ッチを切り忘れて電池を無駄に消費したり、使用時にス
イッチを切り忘れて電磁界が発生していなかったりする
などのトラブルもあった。
〔発明が解決しようとする課題〕
そこで、本出願人は、スイッチを入切操作する面倒を
なくし、かつ、非使用時における電池の無駄をなくすと
ともに、不測にも電磁界が発生していなかったようなト
ラブルもなくなるようにした血行促進装置を開示した
(特願昭62−186035号参照)。同装置は、回路として、
温度センサーとアンテナ電流制御回路を備えていて、装
着時にアンテナへの電流量が増加してアンテナから血行
促進に必要な程度の電磁界が放射され、取り外し時にア
ンテナへの電流量が極微小な程度にまで減少するように
なっていた。同装置によれば、体温の高低に関係なく一
定の電磁波を発生するようになっていたので、体温が低
い時には電磁波により血行が促進されて好ましいが、体
温が高くて十分に血行が促進されているときにも電磁波
が作用することになって、効きすぎにより副作用等が出
たり、電力を無駄に消費する等の欠点があった。
前記事情に鑑みて、この発明は、効きすぎによって副
作用が出たりする弊害をなくし、かつ、必要以外の電力
消費を抑える反面必要時には電力が有効に使えるように
することを課題とする。
〔課題を解決するための手段〕
前記課題を解決するため、この発明は、回路が、温度
センサーと、この温度センサーの温度検知に基づいて前
記アンテナから出力する電磁界を変化させる出力可変回
路を備えていて、同回路は、前記装着時において体温が
低い時は出力が大きくなり、体温が高い時は出力が小さ
くなるよう出力制御されるようになっている。
〔作用〕
温度センサーと出力可変回路とによって、装着時にお
いて体温が低い時は出力が大きく、体温が高い時は出力
が小さくなるよう出力制御されるようにすることによっ
て、既に血行が促進されている体温の高い時には、電力
消費が少なく、しかも、電磁波が身体に過剰に作用しな
い。
〔実 施 例〕
以下に、この発明を、その実施例をあらわした図面を
参照しつつ詳しく説明する。
第1図ないし第6図は、この発明にかかる血行促進装
置の一実施例をあらわしている。この血行促進装置は、
第1図にみるように、円形で偏平な小型ピースとされた
ユニットケース1を備え、このユニットケース1が、第
2図にみるように、身体の被着部位に装着されるように
なっている。すなわち、ユニットケース1は、その低壁
部2を身体の側に向けて被着部位に装着される。その装
着には、絆創膏3が用いられたり、前記底壁部2と同じ
大きさをした丸形の両面接着シートが用いられる。
前記ユニットケース1は内部に空間を備え、その空間
には、第3図にみるような高周波発生回路が設けられて
いる。この回路は、電池を備えた電源回路4と、変調回
路5を備えた発振回路6と、アンテナ7とを有する。前
記発振回路6の出力端子からの波形は、第4図(a)お
よび(b)に示されている。同図(a)は発振回路6か
らの出力の一例として変調回路5によって変調された波
形をあらわし、同図(b)はその原出力波形をあらわし
ている。これら出力波形における出力電圧Vpp、発振時
間T1、停止時間T2、発振周期tは、回路定数の設定と、
アンテナ7のインダクタンスの値に応じて変化させるこ
とができる。
これら回路のより具体化されたものが第5図に示され
ている。前記発振回路6は、トランジスタQ1、コンデン
サC1,C2、インダクタンス(アンテナ)L1のほかに、抵
抗R2を備えたコルピッツ型のLC発振回路とされていて、
トランジスタQ1のエミッタ側には、GNDとの間に抵抗R1
が接続されている。前記コンデンサC1,C2は温度センサ
ーを兼ねているものであるが、同コンデンサC1,C2を、
正の温度係数を有するものとすることにより、体温の上
昇に伴って周波数が低く、体温の下降に伴って周波数が
高くなるように発振周波数可変なる制御が可能になる。
第6図は、体温の上昇によりコンデンサC1,C2の容量が
大きくなることにより発振周波数fが低くなり、体温の
下降によりコンデンサC1,C2の容量が小さくなることに
より発振周波数fが次第に高くなる関係をグラフにした
ものである。前記変調回路5は、抵抗R3〜R6、コンデン
サC2,C4、トランジスタQ2,Q3からなるマルチバイブレー
タとされている。前記変調回路5の発振出力で発振回路
6のトランジスタQ1にベース電流が流れて、発振回路6
が発振動作するようになっている。これにより、変調回
路5の出力により変調された電磁界が発生し、その電磁
界が、インダクタンスL1に結合されたアンテナ7を介し
て被着部位に放射されるようになっている。これによ
り、体温が高い時には、発振周波数fが低くなること
で、アンテナ7からの電磁波出力が小さく抑えられて副
作用の弊害がなく、しかも、無駄な電力消費もなくな
る。体温が低い時には、発振周波数fが高くなること
で、アンテナ7からの電磁波出力は高くなって血行促進
効果を有効に発揮する。
第7図は第2実施例をあらわしている。同実施例は、
変調回路5と発振回路6の間に単安定マルチバイブレー
タ回路8が入れられている。同回路8は、集積回路IC1
(4528)と温度サーミスタRthとコンデンサC5で主とし
て構成され、抵抗R2およびR7をも備えている。前記単安
定マルチバイブレータ回路8が入れられることで、変調
回路5による発振期間T1(第4図参照)が可変とされて
いる。第7図の温度サーミスタRthに負温度特性サーミ
スタ(NTC)が用いられれば、体温の上昇により発振期
間T1を絞り込むことができる。これにより、体温が高い
時には、発振期間T1が短く制御されることで、アンテナ
7からの電磁波出力が小さく抑えられて副作用の弊害が
なく、しかも、無駄な電力消費もなくなる。体温が低い
時には、発振期間T1が長く制御されることで、アンテナ
7からの電磁波出力は高くなって血行促進効果を有効に
発揮する。
第8図および第9図は第3実施例をあらわしている。
同実施例は、発振回路の出力電圧値Vppを体温に応じて
変化させる出力電圧制御回路10を備えたものである。同
制御回路10は、温度検知回路9からの出力信号により、
体温が高い時にはVpp1のように出力電圧値を小さく制御
し、体温が低くなるとVpp2のように出力電圧値を大きく
するように制御する。これにより、体温が高い時には、
出力電圧値が小さくなることで、アンテナ7からの電磁
波出力が小さく抑えられて副作用の弊害がなく、しか
も、無駄な電力消費もなくなる。体温が低い時には、出
力電圧値が大きくなることで、アンテナ7からの電磁波
出力は高くなって血行促進効果を有効に発揮する。
〔発明の効果〕
この発明にかかる血行促進装置は、以上のように構成
されているため、効きすぎによって副作用が出たりする
弊害がなくなり、かつ、必要以外の電力消費が抑えられ
る反面必要時には電力が有効に血行促進のために使える
ようになった。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明にかかる血行促進装置の第1実施例を
あらわした斜視図、第2図はその装着状態をあらわした
斜視図、第3図は装置内部の回路ブロック図、第4図は
発振回路からの出力波形をあらわし、同図(a)は変調
された後の出力波形図、同図(b)はその原出力波形
図、第5図は前記実施例の血行促進装置に構成された回
路図、第6図はコンデンサ容量の体温による変化により
発振周波数が変化する様子をあらわしたグラフ図、第7
図は第2実施例をあらわした回路図、第8図は第3実施
例をあらわした回路ブロック図、第9図は同実施例にお
ける発振回路からの原出力波形図である。 3……装着手段、4……電源回路(電池)、6……発振
回路(高周波発生回路)、7……アンテナ、C1,C2,Rth
……温度センサー

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アンテナと、このアンテナを通して電磁界
    を形成する高周波発生回路と、この回路を駆動させる電
    池とを備えていて、装着手段により被着部位に装着され
    て身体の血行を促進するようになっている血行促進装置
    において、前記回路が、温度センサーと、この温度セン
    サーの温度検知に基づいて前記アンテナから出力する電
    磁界を変化させる出力可変回路を備えていて、同回路
    は、前記装着時において体温が低い時は出力が大きくな
    り、体温が高い時は出力が小さくなるよう出力制御する
    ようになっていることを特徴とする血行促進装置。
JP63126269A 1988-05-24 1988-05-24 血行促進装置 Expired - Fee Related JP2713730B2 (ja)

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