JP2713068B2 - 映像信号処理装置及びその方法と伝送方法 - Google Patents

映像信号処理装置及びその方法と伝送方法

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JP2713068B2
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  • Television Systems (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディジタルVTR等の
映像信号をディジタル状態で記録する機器に用いて好適
映像信号処理方法及び映像信号処理装置及び伝送方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図2に示すように、映像信号は垂直同期
部と垂直ブランキング部及び有効画像部分に大別でき
る。この内、垂直同期部は画面の開始位置を示し、垂直
ブランキング部は、テレビ受像機において1画面の走査
が終了した後、走査機構が次の走査の開始状態に戻るた
めに設けられている時間である。したがって、このブラ
ンキング部の情報がテレビ受像機に表示されることはな
い。また、有効画像部分はテレビ受像機に表示される正
味の映像と水平同期信号を含む水平ブランキングよりな
る。
【0003】従来の家庭用のアナログVTRでは、図3
に示すように、図2の映像信号はすべてテープ上を斜め
に横切る1本のトラック上に記録されている。これは、
テープからの再生信号を正しく復元するだけで、テレビ
受像機に映像を表示できることを目的としているためで
ある。逆に、テープの作成者が自分自身の使用目的のた
めに、この垂直ブランキング部に情報を重畳し、再生時
にはこのブランキング部の情報を自由に利用することが
できる。
【0004】一方、アナログVTRに比べてはるかに高
品質な映像を安定に再現し、しかもこの高品質をダビン
グや編集によっても損なわないために、映像信号をディ
ジタル状態で記録するディジタルVTRが検討されてい
る。しかしながら、ディジタルVTRでは、記録するデ
ータ量がアナログVTRよりも飛躍的に増加するため
に、テープ消費量の増大が実用上の大きな課題である。
アナログVTRでは、入力映像の1点はテープ上の1点
に記録されるのに対して、ディジタルVTRでは、入力
映像の1点は、例えば8ビットに符号化される場合、テ
ープ上の8点に記録されることになる。
【0005】特に、家庭用のディジタルVTRではテー
プ消費量の増大は、その製品の実用性を著しく損ねる。
したがって、家庭用のディジタルVTRでは、テープ消
費量の低減のために、画面の再現に本質的に不要な垂直
ブランキング部や水平ブランキングのみならず、高能率
符号化と呼ばれる映像の持つ冗長成分を除去し、記録す
る情報そのものを徹底的に削減している。また、ディジ
タルVTRでは、再生された正味の映像データに水平垂
直同期及び水平垂直のブランキングを付加して出力す
る。すべての処理がディジタルで行われるディジタルV
TRでは、このような付加処理は非常に容易で実用上の
負担はなく、従来、垂直ブランキング部は記録されてい
ない。
【0006】なお、垂直ブランキング部に重畳して放送
されている文字データについては、一部のディジタルV
TRでは、この符号化された文字データを記録する領域
をテープ上に設けているものもあるが、これ以外の垂直
ブランキング部の情報は記録されない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】垂直ブランキング部
は、画面に表示されないから映像情報そのものとしての
価値はない。しかしながら、VTRの制御や映像信号の
調整等補助的な用途としての利用価値は高い。例えば、
輝度信号と2種類の色差信号を独立に入出力するコンポ
ーネント記録VTRの場合、記録及び信号処理はすべて
ディジタルでも、テレビ受像機に送出する際、各信号は
アナログ信号に変換される。この場合、各信号はそれぞ
れ別のアナログ処理回路で処理される。
【0008】この場合、各アナログ処理回路の遅延時間
は一様ではなく、大きなバラつきがでる。特に家庭用V
TRの場合、コスト低減の観点から高精度の回路は使わ
れず、この傾向は著しい。記録の場合も同様であり、ア
ナログ状態の各入力信号をAD変換器でディジタル信号
に変換するまでにアナログ処理回路を必ず通り、ここで
も回路毎に遅延時間は異なる。つまり、各信号がアナロ
グ回路で独立に遅延した場合、画面上では輝度と色がず
れる。回路素子のバラつきが大きいほどこのずれも大き
くなる。また、一旦ずれると元に戻す基準がなく際限な
く輝度と色はずれ続ける。また、色同士もずれるため、
このような処理の結果得られる再生画質はまったく許容
外になる。
【0009】垂直ブランキング部には、例えばこの遅延
時間調整用の情報を重畳できる余裕があるが、この部分
に重畳するデータを記録する領域がディジタルVTRに
はない。つまり、高画質を求めてディジタル記録を行っ
ているにも関わらず、垂直ブランキング部を有効に利用
できない構造のために、結果的に得られる再生画質は実
用外になる。これを回路だけで解決するには、非常に高
価な高精度のアナログ素子を要し、コスト面で大きな負
担を強いることになる。これらは、家庭用のディジタル
VTRにとってその存在意義に関わる重大な課題であ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の映像信号処理方
法は、圧縮符号化された映像信号を復号化し、垂直ブラ
ンキング部を付加してアナログ映像信号を復元する方法
であって、形状に情報を有する波形をディジタル化した
波形データと前記波形をディジタル化した際の時間分解
能の情報とから波形を復元し、アナログ映像信号の垂直
ブランキング部に重畳して、アナログ映像信号を復元す
ことを特徴とする。
【0011】また、本発明の映像信号処理装置は、圧縮
符号化された映像信号を復号化し、垂直ブランキング部
を付加してアナログ映像信号を復元する映像信号処理装
置であって、圧縮符号化された映像信号、垂直ブランキ
ング部をそれぞれ復元する手段と、形状に情報を有する
波形がディジタル化された波形データと波形をディジタ
ル化した際の時間分解能の情報とから波形を復元し、垂
直ブランキング部に重畳するデータ付加手段を有してい
ることを特徴とする。
【0012】また、本発明の伝送方法は、圧縮符号化さ
れた映像信号と、前記映像信号をアナログ映像信号に復
元する際に、その垂直ブランキング部に重畳する波形デ
ータとを伝送する方法であって、前記波形データととも
に、前記波形データをディジタル信号に変換した際の時
間分解能の情報を伝送することを特徴とする。
【0013】
【作用】本発明では、その形状に情報を有する波形をデ
ィジタル化した波形データを復元する際に、波形データ
とともに波形をディジタル化した際の時間分解能の情報
を用いて復元することで、同期信号や各色差信号の遅延
時間の調整用の波形データのように時間分解能の精度が
要求される場合にも、適切な時間分解能で復元できる。
また、波形データについて、垂直ブランキング部の中の
位置情報を用いることで、より確実に波形を再生でき
る。
【0014】
【実施例】図4にトラックパターンの一例を示す。トラ
ックパターンとは、1個のヘッドが1回のトレースでテ
ープ上に記録するデータ列を表わす。図4において、G
1はメカマージンと呼ばれる部分であり、ヘッドが登載
されているシリンダの揺れがG1に続く有効データを欠
落させないための余裕部である。ATF部には、ヘッド
がトラックの中心を正確にトレースするためのトラッキ
ング情報を生成するデータ等が記録されている。G2は
G2に続くデータの一部または全てを書き換える場合の
緩衝領域であり、シリンダが揺れてもG2以降の書換え
は必ずこの領域から開始する。なお、ITI部にはこの
書換え開始位置の精度を保つための情報も含んでいる。
【0015】INDEX部にはタイムコードやプログラ
ムスタート等のサーチ情報などが記録されている。G3
はG2と同様の緩衝領域である。AUDIO部にはオー
ディオ信号等と誤り訂正符号が記録されている。G4は
G2及びG3と同様の緩衝領域である。VIDEO部に
は、正味のビデオデータと例えば文字データ、及び、垂
直ブランキング部に重畳する波形データ等に加えて、こ
れらに対する誤り訂正符号が記録されている。なお、本
例の場合、文字データ等と波形データのために150バ
イトの領域を設けている。G5はG1と同様の緩衝領域
である。現行の映像信号に対する家庭用のディジタルV
TRでは、このようなトラック10本で1フレームの映
像情報を記録する。
【0016】図1に本発明の実施例を示す。図1におい
て、入力の映像信号及びオーディオ信号は、それぞれ映
像処理回路1及びオーディオ処理回路2でそれぞれ専用
の処理を施され、記録処理回路3に送られる。一方、入
力の映像信号は垂直ブランキング波形抽出回路4及び文
字情報抽出回路5へも送られ、垂直ブランキング部の波
形情報及び文字情報を抽出して記録処理回路3へ送られ
る。記録処理回路3では、一般的にはマイクロコンピュ
ータで構成されるVTR制御回路6からの信号と併せ
て、図4のような順番に記録データを生成して記録す
る。
【0017】再生時には、全ての信号は再生処理回路7
を通して得られ、さらにオーディオ信号はオーディオ再
生回路8を通して復元され、映像信号は映像再生回路9
を通して水平垂直同期信号及びブランキングが復元され
る。一方、ITI部の再生信号はトラッキング制御回路
10へ送られ、正確なトラッキングのために用いられ
る。INDEXデータはVTR制御回路6へ送られ、例
えばサーチモードの時には、テープ送りの停止などのV
TRの制御に用いられる。映像再生回路9からの再生映
像信号の輝度の垂直ブランキングには、データ付加回路
11で文字データと垂直ブランキング部の輝度の波形が
付加される。
【0018】データ付加回路11の出力と再生された2
種類の色差信号のそれぞれの垂直ブランキング波形は、
遅延時間調整回路12に送られる。遅延時間調整回路1
2では、垂直ブランキング部の波形に関し、例えば、輝
度信号の立ち上がりを基準にして、各色差信号の立ち上
がりの時間差を求め、一番早い信号に対する遅延時間に
戻した後、公知の可変遅延線13、14及び15にそれ
ぞれの時間差を送って遅延時間の調整を行い、画面上の
同一点の輝度及び2種類の色差信号がほぼ同一位置にな
るように自動的に調整する。
【0019】なお、先に示したように垂直ブランキング
部に重畳する波形は、遅延時間調整など特殊な用途もあ
り、文字データのように黒レベルで0、白レベルで1を
表すだけでは不十分である。したがって、黒レベルより
も小さい同期レベルをも用いる。通常の同期レベルは日
本での放送に用いられているNTSC信号の場合、約6
4マイクロ秒周期で現われる。しかも、この同期レベル
は垂直ブランキング部では同期信号のみであり、放送波
にもこれ以外存在しない。
【0020】したがって、約64マイクロ秒の周期以外
で現われる同期レベルの信号は、本発明で重畳する信号
以外にはなく、容易に識別できる。逆に、通常の映像機
器では、正規の同期信号はその出現周期が正確であるこ
とを利用して抽出されているので、本発明のように垂直
ブランキング部のみに現われるような同期レベルは、正
規の同期信号の抽出に悪影響を及ぼさない。これらのこ
とから、垂直ブランキングに重畳する波形は、同期レベ
ル、黒レベル及び白レベルの少なくとも3レベルを要す
る。これらのレベルの識別には2ビット要するが2ビッ
トを用いればさらにもう1レベル追加できる。この追加
レベルは必要に応じて適当に定めればよいが、例えば白
と黒の中間レベルがよいと思われる。
【0021】一方、文字情報の最大値は288キロビッ
ト/秒であり、1秒間に300トラックあるから、1ト
ラック当りの最大文字量は120バイトである。この他
にも、必要なデータが18バイト程度考えられる。先に
示したように、本実施例では150バイトの領域を文字
と波形データ等に設けている。したがって、1トラック
に最大12バイトの波形データを記録できる。また、先
に示したように、波形データの1点は2ビットで表わさ
れるから、1トラックに記録できる波形データの最大個
数は12*8/2=48となる。
【0022】正規の同期信号の間隔は約63マイクロ秒
であるが、正規の同期信号長や正規の同期信号の直後か
ら波形を生成すると、映像機器の誤動作を招く危険性も
あることから、いくらかの余裕が必要である。これらの
ことを考慮すると、最大48個の波形データを生成する
には1マイクロ秒の時間分解能が妥当である。しかしな
がら、本発明の目的は、垂直ブランキング部を有効に用
いることであり、垂直ブランキング部に重畳する波形の
時間分解能に強すぎる制約はこの目的に反することにな
る。
【0023】したがって、時間分解能等は選択式にし、
選択された時間分解能等によって波形の記録形態も変化
するように設定する方が望ましい。例えば、選択できる
時間分解能Trに1ビットを割り当て、Tr=0は本実
施例のように遅延時間の調整用として、1画素間隔(約
70ナノ秒)の時間分解能とする。この場合、輝度と2
種類の色差信号の波形は異なるトラックに分離して記録
する。また、Tr=1は通常の用途として妥当な上記時
間分解能1マイクロ秒とする。この場合、任意の波形例
えばゲインや周波数特性の調整用の波形を生成すること
を目的とし、輝度と2種類の色差信号は同一の波形デー
タに基づいて生成する。
【0024】これらを考慮すると、1本のトラックにお
ける波形データの記録可能領域12バイトの内、先頭の
1バイトBTは波形データの生成に関する情報に用い、
残りの11バイトBRを実際の波形データの記録に用い
る。このとき、先頭の1バイトBTには、残りの11バ
イトに有効な波形が記録されているか否かの識別信号や
前記Tr、さらにこれらの波形の繰り返し回数や波形を
生成する垂直ブランキングの位置情報等を記録する。図
1の垂直ブランキング波形抽出回路4では、抽出した波
形データを上記形態で記録するようにデータを処理して
送出する。
【0025】なお、放送波等の通常の映像信号の垂直ブ
ランキング部には、記録再生に必要のない情報も重畳さ
れている。また、垂直ブランキング部の波形をすべて記
録するのは望ましくなく、記録する波形を選別する必要
がある。本発明では、通常の映像信号の垂直ブランキン
グに同期レベルも生成できるので、ディジタルVTRに
記録する垂直ブランキング部の波形の先頭には、必ず同
期レベルを付加するようにする。こうすることで、垂直
ブランキング部に正規の同期信号に続いて、正規の同期
信号以外の位置に同期レベルが現われたときのみ、この
波形を記録するようにする。なお、複数の同期レベルを
有する波形の場合、先頭の同期レベルが波形の開始であ
ることを規定すれば、この波形も記録できる。
【0026】逆に、テープ上に記録する波形データの
内、別のVTRに記録させたい波形にはその先頭に同期
レベルを付加し、別のVTRに記録させたくない波形に
は、同期レベルを付加しなければよい。また、通常の映
像信号は、正規の同期信号以外に同期レベルを有しない
ので、本発明を用いたディジタルVTRには、文字放送
以外の垂直同期部の情報は記録されず、無用な波形デー
タを記録することはない。
【0027】なお、本実施例では、アナログの映像信号
としてVTRの入出力の説明を行ったが、ディジタル状
態の入出力の場合も、文字データや波形データも正味の
映像データに加えて伝送することで、上記本発明の特長
を損なうことなく活用できる。逆に、本発明を有効に利
用するには、VTRのディジタルインターフェイスに
は、文字データや波形データも送受信する能力が必要で
ある。ちなみに、映像信号のディジタルインターフェイ
スとしてよく知られているCCIRフォーマットでは、
これらの文字や波形データを送受信できる伝送エリアが
あり、この領域を用いれば本発明を活用できる。図1に
おけるディジタルインターフェイス16はこのためのか
いろである。
【0028】以上示したように、本実施例ではテープ上
に垂直ブランキング部に生成する波形データを記録で
き、逆にこの波形データを再生して、一例として輝度信
号と2種類の色差信号の自動的な遅延時間調整が可能で
あることを示した。ただ、本発明はこの実施例の用途に
限らず、種々の用途に応用可能であることは言うまでも
ない。また、ディジタルインターフェイス16の入力
も、映像、オーディオ、文字及び波形データがすべて復
元できれば、ディジタルであればどの様な形態でも構わ
ない。例えば、映像信号が高能率符号化されている状態
でも可能であり、ディジタルインターフェイス16の入
力が再生処理回路7から送られる場合もある。なお、こ
の場合はCCIRのフォーマットにする必要はない。
【0029】
【発明の効果】以上示したように、本発明は、映像の垂
直ブランキング部の情報に関して、テープに記録する情
報を選択することが可能であると共に、本発明を用いた
他のVTRに記録させる垂直ブランキング部の波形を簡
単に生成できる。このような本発明の特徴は、例えばコ
ンポーネント状態で映像信号を記録する場合、各コンポ
ーネントの遅延時間調整や、映像信号のゲインや周波数
特性の自動調整等、様々な用途に活用できる。本発明は
ディジタルVTRに限らず、ディジタルビデオディスク
などディジタル状態で映像信号を記録する、ディジタル
映像記録機器全般に実用的な効果を与える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における映像信号記録再生装
置の構成を示すブロック図
【図2】同実施例における映像信号の構造を示す説明図
【図3】従来のアナログVTRにおける映像信号の記録
形態の説明図
【図4】ディジタルVTRにおける1トラックのデータ
構造の説明図
【符号の説明】
1 映像処理回路 2 オーディオ処理回路 3 記録処理回路 4 垂直ブランキング波形抽出回路 5 文字情報抽出回路 6 VTR制御回路 7 再生処理回路 8 オーディオ再生回路 9 映像再生回路 10 トラッキング制御回路 11 データ付加回路 12 遅延時間調整回路 13 可変遅延線 14 可変遅延線 16 可変遅延線 17 ディジタルインターフェイス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 9/804 9/808

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮符号化された映像信号を復号化し、
    垂直ブランキング部を付加してアナログ映像信号を復元
    する映像信号処理方法であって、形状に情報を有する波形がディジタル化された波形デー
    タと前記波形をディジタル化した際の時間分解能の情報
    とから前記波形を復元し、前記垂直ブランキング部に重
    畳して、 前記アナログ映像信号を復元することを特徴と
    する映像信号処理方法。
  2. 【請求項2】 圧縮符号化された映像信号を復号化し、
    垂直ブランキング部を付加してアナログ映像信号に復元
    する映像信号処理装置であって、 圧縮符号化された映像信号、垂直ブランキング部をそれ
    ぞれ復元する手段と、形状に情報を有する波形がディジタル化された波形デー
    タと前記波形をディジタル化した際の時間分解能の情報
    とから前記波形を復元し、前記垂直ブランキング部に重
    畳する データ付加手段を有していることを特徴とする映
    像信号処理装置。
  3. 【請求項3】 圧縮符号化された映像信号と、前記映像
    信号をアナログ映像信号に復元する際に、その垂直ブラ
    ンキング部に重畳する波形データとを伝送する方法であ
    って、 前記波形データとともに、前記波形データをディジタル
    信号に変換した際の時間分解能の情報を伝送することを
    特徴とする伝送方法。
  4. 【請求項4】 垂直ブランキング部に波形データを復元
    する際、前記波形データを付加する垂直ブランキング部
    の位置情報を用いて復元することを特徴とする請求項1
    記載の映像信号処理方法。
  5. 【請求項5】 データ付加手段で、垂直ブランキング部
    に波形データを復元する際、前記波形データを付加する
    垂直ブランキング部の位置情報を用いて復元することを
    特徴とする請求項2記載の映像信号処理装置。
  6. 【請求項6】 波形データを付加する垂直ブランキング
    部の位置情報を伝送することを特徴とする請求項3記載
    の伝送方法。
  7. 【請求項7】 形状に情報を有する波形が垂直ブランキ
    ング部に重畳されているアナログ映像信号をディジタル
    化し、記録媒体に記録する方法であって、 前記波形をディジタル化した波形データとともに、前記
    波形をディジタル信号に変換した際の時間分解能の情報
    を、前記記録媒体に記録することを特徴とする映像信号
    処理方法。
  8. 【請求項8】 形状に情報を有する波形が垂直ブランキ
    ング部に重畳されているアナログ映像信号をディジタル
    化し、記録媒体に記録する装置であって、 前記アナログ映像信号から前記波形を抽出し、前記波形
    を所望の時間分解能で標本化し、ディジタル化して波形
    データを作成する手段と、 前記波形データとともに、前記時間分解能の情報を前記
    記録媒体に記録する手段とを有していることを特徴とす
    る映像信号処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0460962A (ja) * 1990-06-26 1992-02-26 Matsushita Electric Ind Co Ltd 記録再生装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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