JP2712572B2 - 水質計測器 - Google Patents

水質計測器

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JP2712572B2
JP2712572B2 JP1152545A JP15254589A JP2712572B2 JP 2712572 B2 JP2712572 B2 JP 2712572B2 JP 1152545 A JP1152545 A JP 1152545A JP 15254589 A JP15254589 A JP 15254589A JP 2712572 B2 JP2712572 B2 JP 2712572B2
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正太郎 漆原
賢一 天野
茂雄 佐藤
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Meidensha Corp
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Meidensha Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 A.産業上の利用分野 本発明は、水質検査器に関する。
B.発明の概要 本発明は、防波管内に検出部を吊し、防波管下部のエ
アーインジェクタにより空気を防波管内に吹き込み、防
波管下部より試料水を取り入れながら、水質検査するも
のにおいて、前記検出部側面に放射状に下端が上昇しよ
うとする芥を外端部方向に案内しうるように傾斜した羽
根を設けると共に、前記防波管内径を段状に変えて、前
記検出部の羽根の下端が防波管この段部に係合するよう
になし、羽根の下端に引掛った芥を検出部を上に移動さ
せることにより上方に流し去ることができるようにした
ものである。
C.従来の技術 活性汚泥を用いる下水処理場では、曝気槽内の活性汚
泥混合液の溶存酸素測定が必要である。一般的に溶存酸
素(DO)測定には薄い隔膜で検出面が覆われた隔膜式DO
電極が使われる。形状としては、円柱状外形の側面が検
出面となっている側面検出形と底面部が検出面となって
いる先端検出形がある。
曝気槽は一般に活性汚泥だけでなく、芥、夾雑物を含
んでおり、空気或は機械装置により攪拌された状態にあ
る。曝気槽にDO電極を浸漬に測定を行う場合には、次の
問題がある。
(1)検出膜表面に汚泥などの汚れが付着して検出感度
を劣化させる。
(2)検出膜表面に芥が当たって傷をつける。
(3)検出膜表面付近に紐状の夾雑物が絡み付いて出力
変動を生じる。
更に、これらに対する対策を施した場合には装置が大
がかりとなり、保守のために持ち上げ下げする部分が重
くなる。
これらの点を考慮して従来DO測定装置は、第7図に示
すように、取付ガイド6に防波管2を取り付け、防波管
3内にDO電極を有する検出部1を信号ケーブル3で吊下
し、位置決めキャップ9でDO電極の位置決めを行い、エ
アー配管5を防波管3の下部に設けたエアーインジェク
タ4に接続し、エアーインジェクタ4により防波管2内
に空気を吹き込んで、エアリフトポンプの原理で、試料
水を防波管3の下部から吸い込み、上部より吐出しなが
ら測定するようになっている。なお、検出部1には第8
図,第9図に示すように保護ケーシング1Bが設けられて
いる。
エアインジェクタ4からの気泡はDO電極11の表面近く
を上昇し、乱流を生じさせる。この乱流状態は、気泡洗
浄による検出面への汚れ付着防止効果のあることが実験
的に確かめられており、適正に気泡の乱流が検出面に作
用した場合には、2〜3ケ月間保守が不必要であり、し
かも気泡による検出誤差は殆ど生じることがないので、
連続的な測定ができる。また、防波管3により試料水中
の固形物の衝突によるDO電極隔膜の破損を防いでいる。
更に、保護ケーシング1BによりDO電極11部が防波管内側
に当たるのを防いでいる。信号ケーブル3を引き上げる
と検出部1を地上で保守することができるようになって
いる。
D.発明が解決しようとする課題 しかしながら、第8図に示す形状の保護ケーシング1B
では、矢印Cで示す部分に紐状の芥が絡み付き易く、芥
の絡み付きが多くなると、試料水の流通が悪くなり、正
確な測定ができなくなる。
本発明は、従来技術のこのような実状に鑑みてなされ
たものであり、その目的とするところは、汚れの付着防
止が効果的に行えると共に、検出部を上に移動させるこ
とにより、紐状芥を除去することのできる水質測定器を
提供することにある。
E.課題を解決するための手段 上記目的を達成するために、本発明における水質計測
器は、防波管内に検出部を吊し、防波管下部のエアーイ
ンジェクタにより空気を防波管内に吹き込み、防波管下
部より試料水を取り入れながら、水質検査するものにお
いて、前記検出部側面に放射状に下端が上昇しようとす
る芥を外端部方向に案内しうるように傾斜した羽根を設
けると共に、前記防波管内径を、段状に変えて、前記検
出部の羽根の下端が防波管この段部に係合するようにな
し、羽根の下端に引掛った芥を検出部を上に移動させる
ことにより上方に流し去ることができるようにしたもの
である。
F.作用 防波管内径を段状に変えて、検出部の羽根の下部がこ
の段部に係合するようにしているので、検出器を防波管
内に落とし込んだだけで所定位置に正しくセットされる
と共に、検出器をセット位置から上に移動させると防波
管と羽根の間に隙間ができる。そして、羽根の下端は芥
を外端方向に案内しうるように傾斜しているので、羽根
に引掛った芥は羽根下端の外端部の方に集まり、検出部
を上に移動させることによりできる隙間から容易に流れ
去る。また、DO電極部と防波管との間隔を狭めているの
で、気泡による洗浄効果が向上する。
G.実施例 実施例について図面を参照してその動作と共に説明す
る。
第1図はDO測定装置の構成図、第2図は第1図のDO電
極付近の要部断面図、第3図は第2図のA−A′部断面
を示す。なお、前記従来第7図〜第9図に示したものと
同一構成部分には同一符号を付しその重複する説明を省
略する。
第1図〜第3図において、検出部1は側面検出形DO電
極11,胴部12及び3個の羽根13よりなる羽根部13よりで
きている。防波管2は第2図のように内径が下部に行く
に従い狭くなるように段状に変化しており、下部に設け
られたインジェクタ部4から空気が吹き込まれると、エ
アリフト作用により試料水は下端部21より吸い込まれ、
エアインジェクタ4よりのエアと試料水が混合される。
混合された試料水は内壁22とDO電極11の間隔を上昇す
る。この際気泡による乱流はDO電極11表面に作用し、汚
れを防止する。ここで、内壁22の径は、DO電極11に気泡
が充分作用し、かつ芥が詰まりにくい大きさとなってい
る。
羽根部13は内壁23,24間の段部25に落とし込まれた状
態にあり、羽根部の先端131が当たることによりDO電極1
1は防波管2の内部中心線上に保持されるようになって
いる。試料水は、この内壁23,24羽根部13付近を通って
防波管2上部より吐出される。ここで、下端部21の口径
は流入する芥の大きさを制限する適当な大きさとなって
いる。
この状態で長時間、計測,エアリフトを続けると、羽
根部13に芥が絡み付き羽根部13の斜面132により芥は内
壁23の上部付近Dに寄せられる(第4図(a))。この
ことは、DO電極12には直接影響はないが、絡み付く芥が
多くなり、試料水量が制限されるようになると、正常な
サンプリングができなくなり、気泡洗浄効果が低くな
り、気泡による検出誤差も大きくなる。また、芥が絡み
付くとそれを中心として加速的に大量の芥が絡みつくこ
とになる。
これを防ぐために、定期的に或は随時検出部1を上方
に移動させて羽根部13の先端131を防波管段部25から引
き離す(第4図(b))。第4図(a)及び(b)は検
出部1を上方に移動させた前後の様子を示す。検出部1
を(b)に示すように移動させると、羽根部13と防波管
2の内面に隙間Eができ(a)のD部分に留まった芥は
外れて上方に流れ去らすことができる。
第5図は上記検出部1を上下動させるための駆動部8
の構成を示す。信号ケーブル3にストッパ81を設け、ス
トッパーの上,下動を上限,下限検出器82,83で検知
し、制御部84でモータ85を制御して、駆動プーリ85を駆
動して、滑り止めプーリ87との間に挟み込まれた信号ケ
ーブル3を上,下動させる。制御部84には、タイマー機
能を持たせるか、定期或は任意時刻に外部から起動指令
を与える。また、自動的な駆動制御装置を用いずに手で
検出部を上下させてもよい。
第6図(a),(b)は、検出部1を上方に移動させ
たときに、羽根部13と防波管2内側の隙間Eが更に広く
確保でき、D部分に留まった芥が容易に取り除かれるよ
うに、防波管2の上部26の内径を大きくした例を示すも
のである。
上記実施例はDO計に関するものであるが、他の類似の
水質計測器にも同様適用しうることはいうまでもない。
H.発明の効果 本発明は、上述のとおり構成されているので、次に記
載する効果を奏する。
防波管内径を段状に変えており、検出部の電極と防波
管内壁との間隔が狭くなっているので、気泡による電極
の洗浄作用が効果的に行える。
検出部を上方に移動させるだけで検出部の羽根下面に
引掛った芥を除去することができる。
このため、検出部駆動装置等を用いて定期的に検出部
の芥を除去することが可能となる。
従って、紐状芥の多い曝気槽等においても長期間安定
な測定が可能となる。
電極の保守時には、検出部のみを引き上げることがで
きるので、保守が容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第6図は本発明の実施例を示すもので、第1図
は検出部の使用状態説明図、第2図は、検出部と防波管
の要部を断面で示す正面図、第3図は第2図A−A′断
面図、第4図(a),(b)は、夫々防波管と検出部と
の位置関係を示す説明図、第5図は検出部駆動装置の構
成図、第6図(a),(b)は夫々他の実施例における
防波管と検出部との位置関係を示す説明図、第7図〜第
9図は従来例を示すもので、第7図は検出部の使用状態
説明図、第8図は検出部と防波管要部を示す正面図、第
9図は第8図の要部平面図である。 1…検出部、2…防波管、3…信号ケーブル、4…エア
インジェクタ、8…駆動部、11…DO電極、13…羽根部。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】防波管内に検出部を吊し、防波管下部のエ
    アーインジェクタにより空気を防波管内に吹き込み、防
    波管下部より試料水を取り入れながら、水質検査する水
    質計測器において、 前記検出部側面に放射状に下端が試料水と共に上昇しよ
    うとする芥を外端部方向に案内しうるように傾斜した羽
    根を設け、 前記防波管内径を、下部に行くに従って狭くなるように
    段状に変化させ、前記水質検査する位置において検出部
    に設けられた羽根の下端がその下側の段部上側に係合
    し、検出部を前記水質検査位置から上方に移動させると
    羽根と防波管内面との間に十分な隙間ができるようにな
    し、 検出部を上方に移動させることにより羽根に引っ掛かっ
    た芥が試料水と共に上方に流れ去るようにしたことを特
    徴とする水質計測器。
JP1152545A 1989-06-15 1989-06-15 水質計測器 Expired - Lifetime JP2712572B2 (ja)

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