JPS5920687Y2 - 汚泥容量指標計 - Google Patents

汚泥容量指標計

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JPS5920687Y2
JPS5920687Y2 JP6260882U JP6260882U JPS5920687Y2 JP S5920687 Y2 JPS5920687 Y2 JP S5920687Y2 JP 6260882 U JP6260882 U JP 6260882U JP 6260882 U JP6260882 U JP 6260882U JP S5920687 Y2 JPS5920687 Y2 JP S5920687Y2
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JP
Japan
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pipe
sludge
mlss
receiver
Prior art date
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Expired
Application number
JP6260882U
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JPS57186864U (ja
Inventor
和泉 土谷
章 熊田
Original Assignee
株式会社明電舎
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は活性汚泥法を用いた下水処理装置における汚泥
容量指標計に関する。
活性汚泥法を用いた下水処理では、最終的には汚泥と上
澄水に固液分離されるわけであるが、この固液分離の良
否により処理の運転管理の良否が判断される。
固液分離の良否を判定する指標の一つにSV(汚泥容量
)があるが、これだけでは充分とはいえず、汚泥の凝集
沈澱性を示す5VI(汚泥容量指標)が必要である。
従来、SVIを求めるに際しては、処理場等で手分析で
SV、 MLSS (活性汚泥浮遊物質濃度)を測定し
、机上計算を行っている。
手分析でSVを測定する場合、一般には11メスシリン
ダを用いているが、この方法ではメスシリンダの大きさ
による影響があり、真の沈降特性を得ることができない
さらに、目視に頼るため測定者の個人差による誤差が生
じる恐れもある。
一方、MLSSの測定は相当の時間を費し、サンプリン
グ時から数時間経過しないと値が得られない。
また、SV、MLSSを各々の測定器で測定し、演算す
ることも考えられるが、従来のものでは、SV計に関し
ては測定用シリンダが小さすぎて真の値が得られず、M
LSS計に関しては直線性・再現性等の特性上の不満が
あるうえに、曝気槽中のゴミ等の付着により誤差を生ず
るため連続測定が困難となり、頻繁に保守を行なう必要
がある。
特にSV、MLSSの測定が異った検水で行われる為真
のSVI値が得られないことになる。
このような装置に特公昭46−43676号公報のもの
がある。
この公報の装置は容器SからElを検出し、曝気槽Aか
ら01を検出するものであり、上述のようにEl。
elが異った検水で測定される。
このため、正確な測定が不可能である。
本考案は上記の問題点を解決したもので、精度良好に、
しかも迅速にして測定を行い得る構成の汚泥容量指標計
を提供するにある。
以下本考案の一実施例を図面に用いて説明する。
第1図は本考案になる汚泥濃度計の一実施例の構成国で
、その動作のシーケンスプログラムは第3図に示す。
曝気槽1における汚泥混合液はニアブロワ2によりサン
プリング配管3を通じて沈降管4に検水として一定最速
られる。
サンプリングにはこのニアブロワ2によるエアリフトポ
ンプを用いているため、閉塞や摩耗をおこす部分がなく
流体のみの揚水力を用いることにより汚泥のフロックを
壊すことなく曝気槽と同じ汚泥状態の検水をサンプリン
グしうる。
汚降管4の大きさは沈降速度の特性が壁面効果などの諸
パラメータによって影響を受けないために管長が50Q
mm以上、管口径15Qmm以上とされている。
検水が沈降管4に給入され始めると、排水弁開閉モータ
5により沈降管4の底部に設けられている排水弁6が閉
弁する。
排水弁6の閉弁は、第2図に示すように、モータ5に連
続したカム7の凸部が排水弁6と一体ノポールキャスタ
8を押し上げるように当接することにより完了する。
排水弁6が閉弁したことは排水弁閉検出リミットスイッ
チ9により検出される。
沈降管4にある程度検水が溜ると、検水攪拌用電磁弁1
0が開いてエアーブロワ2、エアー配管11により空気
が沈降管4に送られた検水が攪拌される。
この検水の攪拌中、MLSS測定が行われる。これは攪
拌用気泡の影響の少ない攪拌用散気口4aの反対側の位
置で沈降管4の下部側面に密着して下部フランジ12上
に設けられたMLSS検出部13で検出が行われる。
MLSSの測定は検水中に気泡が存在すると、気泡によ
る反射光等も受光し安定した測定が行なえないが、本考
案では以下の構成をとった。
すなわち、第4図の平面図に示すように攪拌用散気口と
MLSS検出器は相対向するように配し、MLSS検出
部は沈降等下部側面に密着して下部フランジに取り付け
た。
このとき攪拌用散気口4aより空気をふき込むと、空気
量を適当に調節することにより、発生した気泡はほは゛
垂直上方に一昇し、同時に散気口側では検水も上昇する
したがってMLSS検出部13側では、検水は気泡を含
まない下降流となり、充分攪拌が行なわれると同時に、
気泡の影響を受けずにMLSSが検出できることになる
またエアーによる攪拌は汚泥フロックを破壊しないので
その後SV測測定影響を及ぼさないこの状況を第5図に
示す。
また後述するように沈降管内をブラシにより洗浄する訳
であるが、MLSS検出部13が沈降管下部に取り付け
られているので、特にMLSS検出部13用に洗浄装置
を具備させる必要がない。
さらにその受光部はSVI計盤内に取りつけられている
ため迷光、外光の影響を受けない構造となっている。
このMLSS検出部13は光源を横長、平面状にするこ
とによって直線性が良く沈降管4に取付は易い形状とな
っており、測定方式は光源のすぐ下にあるニアセルと多
少遠さ゛かった位置にあるファーセルとの出力比をとる
散乱光比較方式である。
MLSS検出部13の出力はMLSS測定回路の入力調
整増幅回路14に導かれ、演算回路15で演算された後
ホールド回路16へ導かれてホールド信号とされ、V/
I変換器17で電流値に変換される。
沈降管4内に検水が一定量溜ると、沈降管4の上部両側
方に沈降管4を挾んで対向して配置されている投光器1
8と受光器19が働き、投光器18よりの透過光によっ
て汚泥界面のSV検出が行われる。
なお、沈降管4より検水がオーバーフローした場合は、
オーバーフローした検水はオーバーフロー排水管44お
よび排水管33を通じて曝気槽1へ排出される。
受光器19における受光量はSv検出駆動部のアナログ
レベルスイッチ20に導かれ、増幅器21にて増幅され
て検出部駆動制御回路22に送られ検出部駆動モータ2
3を作動させる信号に変換される。
検出部駆動モータ23が作動すると、投光器18および
受光器19を取付けたタイミングベルト24がタイミン
グプーリ25の回転と共に移動し、投光器18および受
光器19を透過光量が一定値以下となるまで下降させる
第2図に示すようにタイミングベルト24にはストライ
カ26が設けられており、このストライカ26は投光器
18および受光器1つ、すなわちSV検出部の下限位置
において、検出部下降端検出リミツ1〜スイッチ27を
作動させる。
検出部駆動モータ23が回転しただけの回転角度はポテ
ンショメータ28に伝えられ、このポテンショメータ2
8の出力はSV測定回路の人力調整回路29へ導かれた
後V/I変換器30で電流値に変換される。
このV/I変換器30の出力であるSV値と前記V/I
変換器17の出力であるMLSS値とは演算回路31に
導かれる。
演算回路31においては、Sv測定開始から30分後の
SV値(SV3o)と、それまでホールドされていたM
LSS値とがらが演出されSVI値が求められる。
そして、次段の出力回路32でSV、MLSS、SVI
の各位が取出される。
上記各測定法により汚泥容量、濃度を検出測定した後は
、排水弁開閉モータ5が前記動作とは逆に回転して第2
図におけるカム7の凹部か゛ボールキャスタ8に対向す
るように位置して排水弁6が開き、沈降管4の検水は排
水管33を通じて排水され曝気槽1へ戻される。
排水弁6が開弁したことは排水弁開検出リミットスイッ
チ41により検出される。
45は沈降管内は検水を測定時迄均質とするためにエア
ー攪拌するためのマ二一ホールドである。
検水が排水されると、検出部駆動モータ23が逆回転し
タイミングベルト24が前記とは逆方向に移動してSV
検出部は上昇し元の位置に戻る。
S■検出部が上限位置に到ると、ストライカ26が検出
部上昇端検出リミットスイッチ34を作動させる。
検出部は停止する。次いで、沈降管4の上方に設けられ
ている洗浄ブラシ35が洗浄ブラシ昇降モータ36の回
転により下降する。
このとき同時に洗浄ブラシ正逆回転モータ37により洗
浄ブラシ35は正転する。
洗浄ブラシ35は第2図に示すようにモータ36と一体
に回転する巻取ドラム38に一端が固定されたリーフチ
ェーン39によってモータ37と共に吊り下げられてい
る。
40は滑車である。洗浄ブラシ35が正転しながら沈降
管4の下部に至ると洗浄ブラシ下降端検出リミツI・ス
イッチ42が作動してモータ36.37の回転が逆転す
るように切換わり、洗浄ブラシ35は逆転しながら上昇
する。
洗浄ブラシ35は元の位置に戻ると洗浄ブラシ上昇端検
出リミットスイッチ43が作動して停止する。
洗浄ブラシ35の下降および上昇により、検水によって
汚れた沈降管4の内壁に付着する糸状菌、藻類等をかき
落し洗浄される。
又、次サイクルのサンプリング過程においても一定時間
排水弁を開放しておき検水にて沈降管4内壁を再度洗い
流し洗浄一定時間後排水弁を閉じサンプリングを継続す
る。
このように精度良(SV、MLSS、SVIの各測定値
が求められるようにしている。
上述の如く、本考案なる汚泥容量指標計によれば、同一
検水にてMLSS値を光学式のMLSS値を光学式のM
LSS検出器によってまた、SV値を上限位置から汚泥
界面位置に移動・停止される投光器・受光器の移動量よ
り求め、更にこれらの値よりSVI値を自動的、且つ連
続的に速やかに求められるという効果がある。
しかも没降管は適当な大きさとされ、管内側面洗浄機構
をも具備するものであるから、その測定は精度良好にし
て行ない得るものとなっている。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案になる汚泥容量指標計の一実施例の構成
国、第2図はその沈降管の細部を示した拡大図、第3図
は第1図に示す汚泥容量指標計のシーケンスプログラム
、第4図はMLSS検出部と攪拌用散気口の配置状態を
示す平面図、第5図は気泡の流れを示す概略構成説明図
である。 1・・・・・・曝気槽、2・・・・・・サンプリングお
よび攪拌用エアブロウ、3・・・・・・サンプリング配
管、4・・・・・・沈降管、6・・・・・・排水弁、1
3・・・・・・MLSS検出部、18・・・・・・投光
器、19・・・・・・受光器、20・・・・・・アナグ
ロレベルスイッチ、23・・・・・・検出部駆動モータ
、24・・・・・・タイミングベルト、28・・・・・
・ポテンショメータ、31・・・・・・演算回路、32
・・・・・・出力回路、35・・・・・・洗浄ブラシ、
36・・・・・・洗浄ブラシ昇降モータ、37・・・・
・・洗浄ブラシ正逆回転モータ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 管長が500mm以上、管口径が15Qmm以上とされ
    、しかも管内側面洗浄機構を具備し、且つ汚泥検水が給
    排水可としてなる沈降管の上部外側面に鉄管を間に挾ん
    で同一高さ位置に相対向した状態で投光器および受光器
    を上下動可として配するとともに、前記沈降管の下部側
    面には攪拌用散気口を配し、且つこの散気口からのエア
    攪拌を受けない前記散気口と相対向する沈降管の下部側
    面のフランジには散乱光比較方式からなるMLSS検出
    部を配し、該検出部からの出力にもとづきMLSS測定
    回路部にてMLSS値を求める一方、上記受光器の出力
    レベルが一定以下になるまで上限位置から下方向に移動
    停止された投光器および受光器の移動量よりSV値をS
    V測定回路部にて求め、更に該SV値および上記MLS
    S値よl) SVI値をSVI演算部にて求める構成を
    特徴とする汚泥容量指標計。
JP6260882U 1982-04-28 1982-04-28 汚泥容量指標計 Expired JPS5920687Y2 (ja)

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JP6260882U JPS5920687Y2 (ja) 1982-04-28 1982-04-28 汚泥容量指標計

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JP6260882U JPS5920687Y2 (ja) 1982-04-28 1982-04-28 汚泥容量指標計

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JPS57186864U JPS57186864U (ja) 1982-11-27
JPS5920687Y2 true JPS5920687Y2 (ja) 1984-06-15

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JP2010271090A (ja) * 2009-05-20 2010-12-02 Hiyoshi:Kk 活性汚泥特性測定装置及び活性汚泥特性測定方法

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JPS57186864U (ja) 1982-11-27

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