JP2712259B2 - 光ピツクアツプ装置 - Google Patents

光ピツクアツプ装置

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JP2712259B2
JP2712259B2 JP7955788A JP7955788A JP2712259B2 JP 2712259 B2 JP2712259 B2 JP 2712259B2 JP 7955788 A JP7955788 A JP 7955788A JP 7955788 A JP7955788 A JP 7955788A JP 2712259 B2 JP2712259 B2 JP 2712259B2
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    • G11B11/10Recording on or reproducing from the same record carrier wherein for these two operations the methods are covered by different main groups of groups G11B3/00 - G11B7/00 or by different subgroups of group G11B9/00; Record carriers therefor using recording by magnetic means or other means for magnetisation or demagnetisation of a record carrier, e.g. light induced spin magnetisation; Demagnetisation by thermal or stress means in the presence or not of an orienting magnetic field
    • G11B11/105Recording on or reproducing from the same record carrier wherein for these two operations the methods are covered by different main groups of groups G11B3/00 - G11B7/00 or by different subgroups of group G11B9/00; Record carriers therefor using recording by magnetic means or other means for magnetisation or demagnetisation of a record carrier, e.g. light induced spin magnetisation; Demagnetisation by thermal or stress means in the presence or not of an orienting magnetic field using a beam of light or a magnetic field for recording by change of magnetisation and a beam of light for reproducing, i.e. magneto-optical, e.g. light-induced thermomagnetic recording, spin magnetisation recording, Kerr or Faraday effect reproducing

Description

【発明の詳細な説明】 以下の順序で本発明を説明する。
A産業上の利用分野 B発明の概要 C従来の技術(第6図及び第7図) D発明が解決しようとする問題点(第6図〜第8図) E問題点を解決するための手段(第1図〜第5図) F作用(第1図〜第5図) G実施例 (G1)第1の実施例(第1図) (G2)第2の実施例(第2図及び第3図) (G3)第3の実施例(第4図及び第5図) (G4)他の実施例 H発明の効果 A産業上の利用分野 本発明は光ピツクアツプ装置に関し、特に光磁気デイ
スク用の光ピツクアツプ装置に適用して好適なものであ
る。
B発明の概要 本発明は、第1の偏光反射率が低く設定されたエンハ
ンスタイプのビームスプリツタを用いて往路及び復路の
レーザ光を分割するようになされた光磁気デイスク用の
光ピツクアツプ装置において、偏光手段を用いて復路の
レーザ光に含まれる第1及び第2の偏光成分のうち第2
の偏光透過率を低くして、サーボ用光デイテクタに入射
するレーザ光に含まれる第1及び第2の偏光成分を等し
くするようにしたことにより、サーボ用光デイテクタか
ら確実にサーボ信号を得ることができる。
C従来の技術 従来、この種の光磁気デイスク装置に用いられる光ピ
ツクアツプ装置においては、レーザ光源から光磁気デイ
スクに向かうレーザ光の往路と、光磁気デイスクから光
デイテクタに向かうレーザ光の復路とを分割するビーム
スプリツタとして、復路のレーザ光に含まれるP偏光及
びS偏光成分のうち、P偏光成分の偏光反射率を低く選
定したいわゆるエンハンスタイプのビームスプリツタを
用い、これにより信号検出用光デイテクタから得られる
再生信号のC/Nを向上するようになされたものが提案さ
れている。
すなわち例えば第6図に示すように、このような光ピ
ツクアツプ装置1において、レーザ光源として半導体レ
ーザ2から射出されたレーザ光L0は、コリメータレンズ
3を介して平行光束L1に変換されて第1のビームスプリ
ツタ4を透過した後、対物レンズ5によつて光磁気デイ
スク6上にレーザービームL2として集光され、その反射
光L3が対物レンズ5を介して平行光束L4に変換され、そ
の光路が第1のビームスプリツタ4において90゜折り曲
げられ、1/2波長板7を通じて第2のビームスプリツタ
8に入射する。
この第2のビームスプリツタ8は、P偏光透過率TP0
が100%、S偏光反射率RS0が100%に選定されて検光子
を構成しており、入射光L5を透過して直進する透過光L6
及び90゜折り曲げて反射する反射光L7に分割し、それぞ
れ第1及び第2の光デイテクタ9及び10に入射させる。
これによりそれぞれ第1及び第2の光デイテクタ9及
び10から得られる受光出力の総量SOUT1及びSOUT2の差分
をとることにより、光磁気デイスク6上の記録情報を再
生した再生信号SM0を形成するようになさている。
ここで、半導体レーザ2から射出されるレーザ光L
0は、P偏光の直線偏光で光磁気デイスク6上に集光さ
れ、これに対して光磁気デイスク6からの反射光L3
は、P偏光の直線偏光に加えて光磁気デイスク6上の記
録情報(すなわち磁化方向)に応じて所定のカー回転角
だけ偏光方向が回転したS偏光成分が含まれている。
このため、この光ピツクアツプ装置1においては、第
1のビームスプリツタ4としてP偏光反射率RP1が20
%、S偏光反射率RS1が100%に設定されたエンハンスタ
イプのビームスプリツタが用いられていることにより、
第1のビームスプリツタ4で反射された反射光L41に含
まれるS偏光成分のカー回転角が見かけ上大きくなるよ
うになされており、これにより第1及び第2の光デイテ
クタ9及び10を通じて得られる再生信号SM0のC/Nを向上
するようになされている。
なお第1のビームスプリツタ4で反射された反射光L
41は、1/2波長板7において第2のビームスプリツタ8
に対する信号振幅が最大になるように、その偏光方向が
所定角だけ回転される。
またこの光ピツクアツプ装置1の場合、第1の光デイ
テクタ9は第7図に示すように、4分割の受光素子9A、
9B、9C、9Dでなり、第1〜第4の受光素子9A〜9Dから得
られる受光出力の和を演算することにより、再生信号S
M0の演算に用いる第1の光デイテクタ9の受光出力S
OUT1を得ると共に、対角線上に配された第1及び第3の
受光素子9A及び9Cから得られる受光出力と、第2及び第
4の受光素子9B及び9Dから得られる受光出力との差を演
算することにより、非点収差法に基づいてフオーカスエ
ラー信号SFEを得るようになされている。
D発明が解決しようとする問題点 ところで近来、光磁気デスク装置1に用いられる光磁
気デイスク6としては、保護膜が例えばポリカーボネイ
ト等の透明樹脂部材で形成されたものが主流であり、こ
のためレーザ光L1が光磁気デイスク6上で反射する際に
復屈折が生じるおそれがあつた。
ところがかかる構成の光ピツクアツプ装置1において
は、レーザ光L1が光磁気デイスク6上で反射する際に復
屈折が生じ、光磁気デイスク6からの反射光L3、L41、L
5、L6及びL7に復屈折成分が含まれると、例えば対物レ
ンズ5がジヤストフオーカス状態に制御されているとき
に、第1の光デイテクタ9上に入射する反射光L6は、第
7図に点線で示すように、正しい円形を有し、第1〜第
4の受光素子9A〜9Dに均等に分布するのに対し、第1及
び第3の受光素子9A及び9Cの光量分布と第2及び第4の
受光素子9B及び9Dの光量分布との間にずれが生じること
により、フオーカスエラー信号SFEに直流電圧成分が重
畳され、これにより対物レンズ5がデフオーカス状態に
制御されてしまうという問題があつた。
この問題を解決する光ピツクアツプ装置としては、従
来第6図との対応部分に同一符号を付した第8図に示す
ように、P偏光反射率RP2及びS偏光反射率RS2がそれぞ
れ10%に設定されたビームスプリツタ21を用いて、光磁
気デイスク6からの反射光L3の10%の光量分を90゜折り
曲げて反射し、この反射光L20を例えば非点収差法のフ
オーカスサーボ用の光デイテクタ22に入射するようにな
された光ピツクアツプ装置20が提案されている。
このようにするとフオーカスサーボ用の光デイテクタ
22に入射する反射光L20に含まれるP偏光及びS偏光成
分を等しくすることができ、これにより光磁気デイスク
6上で生じる復屈折の影響を排除して、復屈折によるデ
フオーカスを生じないようにし得る。
なおこの光ピツクアツプ装置20の場合、ビームスプリ
ツタ21の透過光すなわち光磁気デイスク6からの反射光
L3の90%の光量分は、P偏光反射率RP3が80%、S偏光
反射率RS3が100%に選定されたビームスピリツタ23にお
いて90゜折り曲げられて反射され、第6図と同様の構成
でなり、第1の光デイテクタ9が4分割構成の受光素子
に代え、1個の受光素子で構成された光デイテクタ24を
用いるようになされた再生信号検出用光学系25に導かれ
るようになされている。
ところがこのような構成の光ピツクアツプ装置20は、
全体として光学系が大型化するという問題があり、結局
解決策としては未だ不十分なものであつた。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、全体と
して簡易な構成で復屈折によるデフオーカスが生じない
ようにした光ピツクアツプ装置を提案しようとするもの
である。
E問題点を解決するための手段 かかる問題点を解決するため本発明においては、レー
ザ光源2から光磁気デイスク6に向かうレーザ光L0
L1、L2、L20の往路及び光磁気デイスク6から光デイテ
クタ10、22、24、47、52に向かうレーザ光L3、L4、L60
の復路を分割すると共に、復路のレーザ光L3、L4、L60
に含まれる第1及び第2の偏光成分のうち第1の偏光反
射率RP1が低く選定されたビームスプリツッタ4を用い
る光磁気デイスク6用の光ピツクアツプ装置30、40、50
において、光デイテクタ10、22、24、47、52のうちサー
ボ信号を得るサーボ用光デイテクタ22、45に復路のレー
ザ光L3、L4、L60に含まれる第1及び第2の偏光成分の
うち第2の偏光透過率TSを低くする偏光手段32、48を配
し、サーボ用光デイテクタ22、45に入射するレーザ光に
含まれる第1及び第2の偏光成分を等しくするようにし
た。
F作用 偏光手段32、48を用いて、復路のレーザ光L3、L4、L
60に含まれる第1及び第2の偏光成分のうち第2の偏光
透過率TSを低くして、サーボ用光デイテクタ22、45に入
射するレーザ光に含まれる第1及び第2の偏光成分を等
しくするようにしたことにより、光磁気デイスク6上で
生じる復屈折の影響を排除して、サーボ用光デイテクタ
22、45から確実にサーボ信号を得ることができる。
G実施例 以下図面について、本発明の一実施例を詳述する。
(G1)第1の実施例 第6図及ひ第8図との対応部分に同一符号を付して示
す第1図において、30は全体として本発明の第1の実施
例による光ピツクアツプ装置を示し、光磁気デイスク6
からの反射光L3は対物レンズ5を介して平行光束L4に変
換され、その光路がエンハンスタイプの第1のビームス
プリツタ4(この実施例の場合、P偏光反射率RP1=20
%、S偏光反射率RS1=100%に選定されている)におい
て90゜折り曲げられ、反射光L41として第2のビームス
プリツタ31に入射する。
この第2のビームスプリツタ31は、P偏光反射率RP4
及びS偏光反射率RS4がそれぞれ10%に選定されてお
り、これにより入射する反射光L41は透過して直進する
透過光L31及び90゜折り曲げられて反射する反射光L32
分割され、その透過光L31は第8図と同様の構成でなる
再生信号検出用光学系25に導かれて再生信号SM0を得る
ようになされている。
これに対してその反射光L32は、例えば透明樹脂板に
誘電多層膜を蒸着してなり、P偏光透過率TPが100%、
S偏光透過率TSが20%に選定された偏光板32を介して第
8図と同様の構成でなくフオーカスサーボ用の光デイテ
クタ22に入射するようになされている。
以上の構成において、光磁気デイスク6からの反射光
L3に含まれるP偏光成分は、第1のビームスプリツタ4
においてその20%が反射されて、第2のビームスプリツ
タ31においてさらにその10%が反射され、全体として反
射光L3に含まれるP偏光成分の2%がフオーカスサーボ
用の光デイテクタ22に入射する。
これに対して、反射光L3に含まれるS偏光成分は、第
1のビームスプリツタ4においてその100%が反射され
て、第2のビームスプリツタ31においてさらにその10%
が反射され、さらにこれに加えて偏光板32においてその
20%が透過され、これにより全体として反射光L3に含ま
れるS偏光成分の2%、すなわちP偏光成分と等しいS
偏光成分がフオーカスサーボ用の光デイテクタ22に入射
する。
このようにして、偏光板32を設けて光磁気デイスク6
からの反射光L3に含まれるP偏光成分及びS偏光成分の
それぞれ2%をフオーカスサーボ用の光デイテクタ22に
入射するようにしたことにより、光磁気デイスク6上で
生じる復屈折の影響を排除して、復屈折によるデフオー
カスの発生を未然に防止し得る。
以上の構成によれば、エンハンスタイプのビームスプ
リツタを用いて、往路及び復路のレーザ光を分割するよ
うになされた光ピツクアツプ装置において、フオーカス
サーボ用光デイテクタの前方に偏光板を設けて、光磁気
デイスクからの反射光に含まれるP偏光成分及びS偏光
成分のそれぞれ等しい比率の偏光成分をフオーカスサー
ボ用光デイテクタに導くようにしたことにより、従来と
同様の光学的構成で、光磁気デイスク上で生じる復屈折
の影響を排除して、復屈折によるデフオーカスの発生を
未然に防止し得る光ピツクアツプ装置を実現できる。
さらに上述の実施例によれば、光学系で光磁気デイス
ク上で生じる復屈折の影響を排除することができること
により、再生信号検出回路等において復屈折の影響を補
正する必要がなくなり、これにより全体として信頼性を
格段的に向上し得る。
(G2)第2の実施例 第1図との対応部分に同一符号を付して示す第2図に
おいて、40は全体として本発明の第2の実施例による光
ピツクアツプ装置を示し、光磁気デイスク6からの反射
光L3は対物レンズ5を介して平行光束L4に変換され、そ
の光路がエンハンスタイプのビームスプリツタ4におい
て90゜折り曲げられて反射光L41として、特願昭61−272
416号に提案されている3ビームウオラストンプリズム4
1を用いた再生信号検出用光学系42に導かれている。
すなわち、この3ビームウオラストンプリズム41に入
射した反射光L41は、P偏光成分及びS偏光成分を含み
反射光L41の光路を直進する第1の光ビームL51、P偏光
成分でなり第1の光ビームL51に対して所定角だけ屈折
されて上方に射出される第2の光ビームL52、S偏光成
分でなり第1の光ビームL51に対して所定角だけ屈折さ
れて下方に射出される第3の光ビームL53に分離され、
各々共通の集光レンズ43を介して、上下に直列に配され
た第1、第2及び第3の受光部44、45及び46を有する光
デイテクタ47に集光される。
ここで第3図に示すように、この光デイテクタ47にお
いて、上下の第1及び第3の受光部44及び46は、それぞ
れ1個の受光素子でなり、その出力の差分を演算するこ
とにより光磁気デイスク6の再生信号SM0を得るように
なされており、また中央の第2の受光部45は、4分割構
成の受光素子でなり非点収差法によりフオーカスエラー
信号SFEを得るようになされている。
なお中央の第2の受光部45上には、偏光板32(第1
図)と同様の構成でなり、それぞれP偏光成分及びS偏
光成分に対して、P偏光透過率TPが100%、S偏光透過
率TSが20%に選定された偏光板48が、例えば紫外線硬化
樹脂等を用いて貼着されており、光磁気デイスク6から
の反射光L3に含まれるP偏光成分及びS偏光成分のそれ
ぞれ2%の等しい偏光成分をフオーカスサーボ用の光デ
イテクタでなる第2の受光部45に入射するようにしたこ
とにより、光磁気デイスク6上で生じる復屈折の影響を
排除して、復屈折によるデフオーカスの発生を未然に防
止し得るようになされている。
以上の構成によれば、再生信号検出用光学系が3ビー
ムウオラストンプリブムで構成された光ピツクアツプ装
置において、フオーカスサーボ用光デイテクタ上に偏光
板を貼着し、光磁気デイスクからの反射光に含まれるP
偏光成分及びS偏光成分のそれぞれ等しい比率の偏光成
分をフオーカスサーボ用光デイテクタに導くようにした
ことにより、全体として小型かつ簡易な構成で、光磁気
デイスク上で生じる復屈折の影響を排除して、復屈折に
よるフオーカスの発生を未然に防止し得る光ピツクアツ
プ装置を実現できる。
(G3)第3の実施例 第2図との対応部分に同一符号を付して示す第4図に
おいて、50は全体として本発明の第3の実施例による光
ピツクアツプ装置を示し、半導体レーザ2から射出され
るレーザ光L0はコリメータレンズ3を介して平行光束L1
に変換された後、回折格子51を介して光磁気デイスク6
上に、3個のレーザスポツトを形成するようになされて
おり、さらにその反射光L60が3ビームウオラストンプ
リズム41を用いた再生信号検出用光学系42に導かれて、
光デイテクタ52上に9個の反射光スポツトを形成するよ
うになされている。
この実施例の場合、光デイテクタ52は第5図に示すよ
うに、第2の実施例の光デイテクタ47と同様の構成に加
えて、フオーカスサーボ用の第2の受光部45の左右に、
トラツキングサーボ用の第4及び第5の受光部53及び54
が設けられ、これによりトラツキングエラー信号を得る
ようになされている。
また、第2の受光部45上には、偏光板48が貼着されて
おり、光磁気デイスク6からの反射光L30に含まれるP
偏光成分及びS偏光成分のそれぞれ2%の等しい偏光成
分を入射するようになされたことにより、光磁気デイス
ク6上で生じる復屈折の影響を排除して、復屈折による
デフオーカスの発生を未然に防止し得るようになされて
いる。
以上の構成によれば、光磁気デイスク上に3個のレー
ザスポツトを形成すると共に、再生信号検出用光学系が
3ビームウオラストンプリズムで構成された光ピツクア
ツプ装置において、フオーカスサーボ用光デイテクタ上
に偏光板を貼着し、光磁気デイスクからの反射光に含ま
れるP偏光成分及びS偏光成分のそれぞれ等しい比率の
偏光成分をフオーカスサーボ用光デイテクタに導くよう
にしたことにより、全体として小型かつ簡易な構成で、
光磁気デイスク上で生じる復屈折の影響を排除して、復
屈折によるデフオーカスの発生を未然に防止し得る光ピ
ツクアツプ装置を実現できる。
(G4)他の実施例 (1) 上述の第1の実施例においては、本発明をP偏
光透過率TP0が100%、S偏光反射率RS0が100%に選定さ
れたビームスプリツタを用いて、P偏光成分及びS偏光
成分を分離する再生信号検出用の光学系を有する光ピツ
クアツプ装置に適用したが、本発明はこれに限らず、例
えばウオラストンプリズム等他の検光子を用いてP偏光
成分及びS偏光成分を分離するようになされた再生信号
検出用の光学系を有する光ピツクアツプ装置にも適用し
得る。
(2) 上述の第1の実施例においては、偏光板をフオ
ーカスサーボ用の光デイテクタ上に配置した場合を示し
たが、本発明はこれに限らず、第2のビームスプリツタ
及びフオーカスサーボ用の光デイテクタの光路間であれ
ば、例えば第2のビームスプリツタ側に配置するように
しても、上述の実施例と同様の効果を得ることができ
る。
(3) 上述の第3の実施例においては、フオーカスサ
ーボ用の中央の受光部にのみ偏光板を貼着した場合につ
いて述べたが、これに加えてトラツキングサーボ用の左
右の受光部にも偏光板を貼着するようにしても良い。因
みにこのようにすれば、光磁気デイスク上で生じる復屈
折の影響がトラツキングエラー信号に含まれるおそれを
未然に防止し得、さらに一段と信頼性を向上した光ピツ
クアツプ装置を実現できる。
(4) 上述の第3の実施例においては、光デイテクタ
上に形成される9個の光スポツトのうち、上下に形成さ
れるそれぞれ3個の光スポツトの中央の光スポツトから
得られる受光出力の差分を演算することにより光磁気デ
イスクの再生信号を得るようにしたが、これに代え、上
下に形成されるそれぞれ3個の光スポツトから得られる
受光出力の総量の差分を演算することにより光磁気デイ
スクの再生信号を得るようにしても良い。
(5) 上述の実施例においては、偏光手段としての偏
光板を透明樹脂板に誘電多層膜を蒸着したものを用いた
場合について述べたが、本発明による偏光手段としては
これに限らず、例えばポリビニールアルコール等他の偏
光手段を用いても良く、さらにその偏光手段の特性とし
て、ビームスプリツタのエンハンス特性(P偏光反射率
RP1が20%、S偏光反射率RS1が100%)に応じて、P偏
光透過率TPが100%、S偏光透過率TSが20%に選定され
たものを用いたが、偏光手段の特性はこれに限らず、要
はビームスプリツタのエンハンス特性に対して逆特性の
ものを用いて、サーボ用光デイテクタの入射光に含まれ
るP偏光成分及びS偏光成分を等しくするようにすれ
ば、上述の実施例と同様の効果を得ることができる。
H発明の効果 上述のように本発明によれば、第1の偏光反射率が低
く設定されたエンハンスタイプのビームスプリツタを用
いて、往路及び復路のレーザ光を分割するようになされ
た光ピツクアツプ装置において、偏光手段を用いて復路
のレーザ光に含まれる第1及び第2の偏光成分のうち第
2の偏光透過率を低くして、サーボ用光デイテクタに入
射するレーザ光に含まれる第1及び第2の偏光成分を等
しくするようにしたことにより、小型かつ簡易な構成で
サーボ用光デイテクタから確実にサーボ信号を得る光ピ
ツクアツプ装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例の光学系を示す略線的系
統図、第2図は本発明の第2の実施例の光学系を示す略
線的系統図、第3図はその光デイテクタを示す平面図、
第4図は本発明の第3の実施例の光学系を示す略線的系
統図、第5図はその光デイテクタを示す平面図、第6図
は従来例の光ピツクアツプ装置の光学系を示す略線的系
統図、第7図はその光デイテクタを示す平面図、第8図
はさらに他の従来例の光ピツクアツプ装置の光学系を示
す略線的系統図である。 1、20、30、40、50……光ピツクアツプ装置、2……半
導体レーザ、3……コリメータレンズ、4、8、21、2
3、31……ビームスプリツタ、5……対物レンズ、6…
…光磁気デイスク、7……1/2波長板、9、10、22、2
4、47、52……光デイテクタ、25、42……再生信号検出
用光学系、32、48……偏光板、41……3ビームウオラス
トンプリズム、42……集光レンズ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】レーザ光源から光磁気デイスクに向かうレ
    ーザ光の往路及び当該光磁気デイスクから光デイテクタ
    に向かうレーザ光の復路を分割すると共に、当該復路の
    上記レーザ光に含まれる第1及び第2の偏光成分のうち
    第1の偏光反射率が低く選定されたビームスプリツタを
    用いる上記光磁気デイスク用の光ピツクアツプ装置にお
    いて、 上記光デイテクタのうちサーボ信号を得るサーボ用光デ
    イテクタに、上記復路の上記レーザ光に含まれる上記第
    1及び第2の偏光成分のうち第2の偏光透過率を低くす
    る偏光手段を配し、 上記サーボ用光デイテクタに入射する上記レーザ光に含
    まれる上記第1及び第2の偏光成分を等しくするように
    した ことを特徴とする光ピツクアツプ装置。
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