JP2712157B2 - 自立型無人車システムにおける衝突回避方法 - Google Patents

自立型無人車システムにおける衝突回避方法

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JP2712157B2 JP61299604A JP29960486A JP2712157B2 JP 2712157 B2 JP2712157 B2 JP 2712157B2 JP 61299604 A JP61299604 A JP 61299604A JP 29960486 A JP29960486 A JP 29960486A JP 2712157 B2 JP2712157 B2 JP 2712157B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、複数の自立型無人車が、自ら現在位置を
認識しつつ、内蔵した地図情報を頼りに、中央局によっ
て指定された作業点に移動する自立型無人車システムに
おいて、自立型無人車同士の衝突を未然に回避すること
ができる衝突回避方法に関する。 [従来の技術] 現在、自立型無人車の開発が盛んに行なわれている
が、この種の無人車システムとしては、第7図に示すよ
うに複数の無人車A,B,…と、これらの無人車A,B,…を統
括制御する1つの中央局Cとからなるものが代表的であ
る。そして、各無人車A,B,…は中央局Cの指示に従い、
各ノード(通過点)N1〜N9を経由して、作業要求が発生
した作業点まで走行し、所要の作業を行う。中央局Cは
無人車A,B,…の移動領域の地図情報を管理するととも
に、すべての無人車A,B,…の現在位置や作業中か否かな
どの状態を監視し、無線などの通信手段により各無人車
A,B,…と交信しながら作業指示を行う。 例えば、第7図に示すように、ノードN9に位置する作
業点において作業要求が発生すると、中央局Cは現在作
業を行っていない無人車の中から、ノードN9に行くのに
最適な無人車を探す。ここで、無人車AがノードN1とN2
の間で待機中であった場合、この無人車Aに対して、ノ
ードN9へ向かうように指令を与える。すると、無人車A
は、自ら内蔵した地図情報に基づいてノードN9までの経
路を探索し、例えば、ノードN2→N5→N6→N9の経路を決
定する。そして、この経路に沿って、自ら現在位置を認
識しつつ、内蔵した地図情報を頼りに、ノードN9まで走
行する。 [発明が解決しようとする問題点] ところで、上述した自立型無人車システムにおいて
は、中央局Cは各無人車A,B,…に対して、向かうべきノ
ードを指定するだけであり、走行経路に関しては、各無
人車A,B,…が独自に決定する。その理由は、現在作業を
していない全部の無人車A,B,…について、向かうべきノ
ードまでの経路を中央局Cが探索していたのでは、中央
局Cが統括する無人車A,B,…の台数に比例して探索時間
が長引いてしまい、迅速な処理ができなくなるからであ
る。しかしながら、各無人車A,B,…の走行経路を中央局
Cが管理せず、各無人車A,B,…が独自に決定する方式で
は、何等かの方法で、無人車同士の衝突を未然に回避さ
せなければならない。例えば、第7図に示すように、ノ
ードN5→N2→N3の経路で走行中の無人車Bが存在してい
る場合に、無人車AがノードN2→N5→N6→N9の経路で走
行を開始すると、両者は、ノードN2とN5の間で衝突して
しまうことになる。 この発明は、このような背景の下になされたもので、
上述した自立型無人車同士の衝突を未然に回避すること
ができる、自立型無人車システムにおける衝突回避方法
を提供することを目的とする。 [問題点を解決するための手段] 上記問題点を解決するためにこの発明は、中央局と、
自ら現在位置を認識しつつ、内蔵した地図情報を頼り
に、前記中央局によって指定された作業点に移動して所
要の作業を行う複数の無人車と、該複数の無人車の、無
人車同士の衝突を回避するための動作を決定する回避動
作決定手段とからなり、前記複数の無人車の各々に、前
記中央局と情報を交換する通信手段と、その他の無人車
が接近してきたことを検出する検出手段とを設けた自立
型無人車システムにおける衝突回避方法であって、前記
複数の無人車の各々は、前記検出手段によってその他の
無人車の接近を検出した場合、その検出結果と、自車の
現在位置と、自車の移動方向に関する情報とを前記通信
手段を介して前記中央局に報告し、前記中央局は、前記
複数の無人車から報告された前記検出結果、現在位置、
および、移動方向に関する情報を認識し、前記回避動作
決定手段は、前記中央局に認識された無人車の現在位置
および移動方向に基づいて、接近する各無人車の衝突回
避動作を決定し、前記複数の無人車は、各々、前記回避
動作決定手段によって決定された衝突回避動作に従って
衝突を回避するための動作を実行することを特徴とす
る。 [作用] 上記構成によれば、無人車同士の衝突が発生する恐れ
が生じた時点で、無人車がその旨と共に自車の現在位置
および移動方向に関する情報を中央局に報告し、一方、
回避動作決定手段は、中央局に報告された各無人車の現
在位置および移動方向に関する情報に基づいて、上述し
た衝突の恐れがある無人車の衝突回避動作を決定し、こ
れにより、衝突の恐れがある無人車が衝突を回避する動
作を行う。この場合、衝突の発生する危険性が無い場合
においては、中央局はその他の処理を実行することがで
き、したがって、中央局の処理能力が低下することもな
い。 [実施例] 以下、図面を参照して、本発明の実施例を説明する。 第1図はこの発明の第1実施例の構成を示すブロック
図である。なお、この実施例においては、説明を簡略化
するために、2台の無人車1Aおよび1B(以下、A車およ
びB車と略称する)と、中央局2とからなる自立型無人
車システムを例にして説明する。 第1図において、中央局2は、CPU(中央処理装
置)、メモリ、および通信装置などから構成されてお
り、A車およびB車の現在位置や作業中か否かなどの状
態を常時把握している。また、各作業点と結ばれ、作業
点からの作業要求を受け入れ、この情報をA車およびB
車に対して無線により伝送するようになっている。 A車およびB車は、通信装置3と、指令部4と、走行
部5と、地図メモリ6と、他車検出器7A(7B)とから構
成されている。また、走行部5は、走行制御部8と、左
右駆動輪9L,9Rと、左右駆動輪9L,9Rを各々回転駆動する
モータ10L,10Rと、左右駆動輪9L,9Rの回転数を各々検出
するパルスエンコーダ11L,11Rと、左右に向かって超音
波を発射するとともに左右の側壁で反射してきた超音波
を受信する送受信器12L,12Rと、超音波伝播時間に基づ
いて左右の側壁までの距離を測定する超音波測距部13
と、軌道修正部14とから構成されている。 上記地図メモリ6には、各ノードの座標や、各ノード
を結ぶ走行経路上から左右の側壁までの距離等に関する
地図データが予め記憶されている。また、軌道修正部14
は、超音波測距部13から得られた測距データと、地図メ
モリ6から読み出された地図データとを逐一比較し、こ
の比較結果に基づいて修正データを走行制御部8へ供給
するようになっている。 走行制御部8は、通常、指令部4から指示された走行
コマンド(進行距離、速度、回転角度、走行後到達する
ノード番号などからなる)に基づき、自らの走行装置の
形態に適した走行パターン(直進やカーブなどの軌跡パ
ターンおよび速度パターン)を作成し、この走行パター
ンと修正データとに基づいて、左右駆動輪9L,9Rの回転
を各々制御する。また、走行制御部8は、後述する衝突
回避動作時において、指令部4から直接走行制御コマン
ドが供給された場合、このコマンドを優先的に実行す
る。この場合、走行制御部8は通常とは異なり、指令部
4から指示された通りに駆動輪9L,9Rの回転を制御し、
これにより、指令部4が、直接的に走行を制御すること
になる。 A車およびB車に各々搭載された他車検出器7Aおよび
7Bは、所定周波数(例えば、100kHz程度)の無指向性の
識別電波を発射する送信器と、第2図に示す半径raおよ
びrbの範囲内に存在する相手側の送信器から発射された
識別電波を受信する受信器と、第3図に示すように、送
信器と受信器を交互に動作させるとともに、受信器が識
別電波を検出した場合に、検出信号が出力する検出回路
とから構成されている。この場合、他車検出器7A側の送
信器が動作する送信期間TAと受信器が動作する受信期間
RAは、他車検出器7B側の送信器が動作する送信期間TBと
受信器が動作する受信期間RBと互いに異なるように適宜
設定されている。これにより、第2図に示すように、A
車とB車が、半径raまたはrbの検出範囲内に接近した場
合、他車検出器7Aと7Bは互いに相手側が発射した識別電
波を検出し、検出信号を指令部4へ供給するようになっ
ている。そして、上記半径raとrbの検出範囲は、各送信
器の出力や各受信器の感度の調整具合等によって若干異
なるが、約3m程度に設定されている。 一方、指令部4は通信装置3を介し、無線により中央
局2と接続され、ポーリング/セレクティング方式によ
り、中央局2と各種情報の交換を行う。そして、指令部
4は、中央局2から作業要求が発生した作業点のノード
が指示されると、地図メモリ6に記憶された地図データ
を参照して最適な走行経路を探索し、目的のノードに向
かう際に通過するノードを決定する。さらに、決定した
各ノードを結ぶ走行経路に沿って移動するように、走行
コマンドを順次作成して走行部5へ与える。また、指令
部4は、他車検出器7A(7B)から検出信号が供給された
場合、後述する衝突回避動作を開始し、直接走行制御コ
マンドを走行部5へ与えて、駆動輪9L,9Rの回転を直接
制御する。 次に、上述した第1実施例において、第5図に示すよ
うに、A車とB車がノードN2とN5の間で、互いに向かい
あった状態で接近した場合の動作について説明する。 ここでまず、第3図に示す時刻T1において、A車の他
車検出器7Aの方が先に、他車(この場合、2台のシステ
ムなので他車は必然的にB車となるが、3台以上の場合
は、不特定の車となる)の識別電波を検出し、検出信号
を指令部4へ出力したとする。すると、A車の指令部4
は、衝突回避動作を開始する。 以下、第4図に示すフローチャートを参照して、A車
の衝突回避動作を、B車の衝突回避動作と中央局の動作
と関連づけて説明する。 まず、A車が他車の接近を検出すると、ステップSA1
からステップSA2へ進み、A車の指令部4は走行部5に
対して停止する旨の直接走行制御コマンドを与え、これ
によりA車が一旦停止する。次いで、他車を検出した旨
を、自車の識別コード(車両番号)と現在位置と次に到
着するノード番号とともに通信装置3を介して中央局2
へ報告する(ステップSA3)。 この報告を受けた中央局2は、A車以外の車から他車
を検出した旨の報告が有るか否かを判別し(ステップSC
1)、報告があった場合はステップSC2へ、報告がなかっ
た場合はステップSC3へ進む。このステップSC3において
は、中央局2が全ての車に対して、現在位置と次に到着
するノード番号とを報告するように要請する。次いで、
全ての車からこの報告に基づいて、A車の付近に他の車
が存在するか否かを判別し(ステップSC4)、存在する
場合は衝突の発生する危険性有りと見なしてステップSC
5へ進み、存在しない場合は衝突の発生する危険性無し
と見なしてステップSC6へ進む。ステップSC5において
は、A車と衝突の危険性のあるB車に対して一旦停止を
指令する。 この指令を受けたB車は一旦停止(ステップSB1)し
た後、自車の識別コードと現在位置と次に到着するノー
ド番号とを再度中央局2へ報告する(ステップSB2)。 一方、中央局2は、ステップSC5からステップSC2に進
み、このステップSC2において、A車とB車の報告と、
通路の状況に基づいて、A車とB車の衝突を回避するた
めの動作を決定し、この衝突回避動作をA車とB車に各
々指示する。この場合、中央局2は、第5図に示すよう
に、A車とB車が向かい合っている場合においては、互
いに右側に避けてすれ違う動作を衝突回避動作として決
定する。また、例えば、A車とB車が同じ方向に向かっ
ている場合においては、追い越し動作を衝突回避動作と
して決定する。その後、ステップSC7においてA車とし
てB車に対して再発進を指示する。 さて、A車は、ステップSA2で停止した後、前述した
ステップSA3の処理を実行し、その後ステップSA4へ進
み、このステップSA4において、中央局2から再発進許
可の指示が有ったか否かを判別し、指示が有った場合は
ステップSA8へ進み、指示が無かった場合はステップSA5
へ進む。ステップSA5においては、中央局2から衝突回
避動作の指示が有ったか否かが判別され、指示が有った
場合、次のステップSA6へ進み、中央局2によって指示
された通りに、衝突回避動作を実行する。次のステップ
SA7においては、中央局2から再発進の指示が有ったか
否かが判別され、指示があった場合、ステップSA8へ進
み再発進する。 上述したA車の動作と平行して、B車は、ステップSB
1で停止した後、前述したステップSB2の処理を実行し、
その後ステップSB3へ進み、このステップSB3において、
中央局2から衝突回避動作の指示が有ったか否かが判別
され、指示が有った場合、次のステップSB4へ進み、中
央局2によって指示された通りに、衝突回避動作を実行
する。次のステップSB5においては、中央局2から再発
進の指示が有ったか否かが判別し、指示があった場合、
ステップSB6へ進み再発進する。 以上により、第5図に示すように、A車とB車が互い
に右側に避けてすれ違い、その後、再発進して、再び元
の走行経路上に復帰し、衝突回避動作が完了する。 ここで、例えば、第5図の2点鎖線の枠内に示すよう
に、A車がノードN5に向って走行し、B車がノードN5か
ら遠ざかるようにしてノードN6に向って走行している場
合において、A車がB車の接近を検出した場合、中央局
2はステップSC4において衝突の危険性無しと判断して
ステップSC6に進み、A車へ再発進を許可する旨を指示
する。これにより、A車は、ステップSA4からステップS
A8へ進み、再発進する。 次に、この発明の第2実施例の動作について第6図に
示すフローチャートを参照して説明する。なお、この図
において、第1実施例と共通の処理部分については同じ
符号を付しその説明は省略する。 この第2実施例において、中央局2は、ステップSC1
において、他車からの報告有りと判断した場合、または
ステップSC5の処理を実行した場合、ステップSC10へ進
む。 このステップSC10においては、A車から受けた情報、
すなわちA車の識別コードと、現在位置と、次に到着す
るノード番号をB車へ転送し、逆にB車から受けた情
報、すなわちB車の識別コードと、現在位置と、次に到
着するノード番号をA車へ転送する。 次いで、ステップSC11において、B車から受けた衝突
回避動作に関する指示をA車へ転送する。 一方、B車は、中央局2からA車の識別コードと、現
在位置と、次に到着するノード番号の情報を受け取った
時点で、受け取った(A車の識別コード)<(自車の識
別コード)であることから、自車がマスター側であるこ
とを認識する。そして、自車とA車の双方の衝突回避動
作を決定し、A車の衝突回避動作を中央局2を介してA
車に指示する(ステップSB10)。 その後、ステップSB11において、自ら決定した衝突回
避動作を実行し、再発進する(ステップSB6)。 他方、A車は、中央局2からB車の識別コードと、現
在位置と、次に到着するノード番号の情報を受け取った
時点で、受け取った(B車の識別コード)>(自車の識
別コード)であることから、相手のB車がマスター側、
自車がスレーブ側であることを認識する。そして、B車
から中央局2を介して指示される衝突回避動作を実行し
(ステップSA10)、その後再発進する(ステップSA
8)。 このように、第2実施例においては、A車とB車が互
いに接近し、衝突の危険性が発生した場合、常に識別コ
ードの大きい方がマスター側となり、マスター側とスレ
ーブ側双方の衝突回避動作を決定するようになってい
る。したがって、前述した第1実施例と比較して、中央
局2の処理分担は少なくて済む。 なお、上述した実施例においては、他車検出器7A,7B
として互いに識別電波を発して検出する構成のものを用
いたが、例えば、測距用の超音波と周波数の異なる超音
波を用いて他車を検出するように構成しても構わない。
また、中央局2とA車およびB車との間の通信方式とし
てはポーリング/セレクティング方式を用いたが、例え
ば、トークン・パッシング方式等を用いても勿論構わな
い。 [発明の効果] 以上説明したように、この発明によれば、中央局と、
自ら現在位置を認識しつつ、内蔵した地図情報を頼り
に、前記中央局によって指定された作業点に移動して所
要の作業を行う複数の無人車と、該複数の無人車の、無
人車同士の衝突を回避するための動作を決定する回避動
作決定手段とからなり、前記複数の無人車の各々に、前
記中央局と情報を交換する通信手段と、その他の無人車
が接近してきたことを検出する検出手段とを設けた自立
型無人車システムにおける衝突回避方法であって、前記
複数の無人車の各々は、前記検出手段によってその他の
無人車の接近を検出した場合、その検出結果と、自車の
現在位置と、自車の移動方向に関する情報とを前記通信
手段を介して前記中央局に報告し、前記中央局は、前記
複数の無人車から報告された前記検出結果、現在位置、
および、移動方向に関する情報を認識し、前記回避動作
決定手段は、前記中央局に認識された無人車の現在位置
および移動方向に基づいて、接近する各無人車の衝突回
避動作を決定し、前記複数の無人車は、各々、前記回避
動作決定手段によって決定された衝突回避動作に従って
衝突を回避するための動作を実行するようにしたので、
自立型無人車同士の衝突を未然に回避することができ
る。また、無人車同士の衝突が発生する危険性が生じた
時点において、その衝突の危険性がある無人車が、その
旨と、自車の現在位置および移動方向に関する情報とを
中央局に報告し、回避動作決定手段が、この中央局に報
告された情報に基づいて当該無人車の衝突回避動作を決
定するので、中央局において全無人車の走行経路を管理
する必要がなく、したがって、中央局の処理能力が低下
することがない。
【図面の簡単な説明】 第1図はこの発明の第1実施例による自立型無人車シス
テムの電気的構成を示すブロック図、第2図は同実施例
における無人車の概略の外観構成を示す平面図、第3図
は同実施例における無人車に設けられた他車検出器の動
作を説明するためのタイミングチャート、第4図は同実
施例の動作を説明するためのフローチャート、第5図は
同実施例による衝突回避動作を説明するための平面図、
第6図はこの発明の第2実施例の動作を説明するための
フローチャート、第7図は従来の自立型無人車システム
の動作を説明するための平面図である。 1A,1B……無人車(A車,B車)、2……中央局、3……
通信装置、4……指令部、5……走行部、6……地図メ
モリ、7A,7B……他車検出器。

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.中央局と、自ら現在位置を認識しつつ、内蔵した地
    図情報を頼りに、前記中央局によって指定された作業点
    に移動して所要の作業を行う複数の無人車と、該複数の
    無人車の、無人車同士の衝突を回避するための動作を決
    定する回避動作決定手段とからなり、前記複数の無人車
    の各々に、前記中央局と情報を交換する通信手段と、そ
    の他の無人車が接近してきたことを検出する検出手段と
    を設けた自立型無人車システムにおける衝突回避方法で
    あって、 前記複数の無人車の各々は、前記検出手段によってその
    他の無人車の接近を検出した場合、その検出結果と、自
    車の現在位置と、自車の移動方向に関する情報とを前記
    通信手段を介して前記中央局に報告し、 前記中央局は、前記複数の無人車から報告された前記検
    出結果、現在位置、および、移動方向に関する情報を認
    識し、 前記回避動作決定手段は、前記中央局に認識された無人
    車の現在位置および移動方向に基づいて、接近する各無
    人車の衝突回避動作を決定し、 前記複数の無人車は、各々、前記回避動作決定手段によ
    って決定された衝突回避動作に従って衝突を回避するた
    めの動作を実行する ことを特徴とする自立型無人車システムにおける衝突回
    避方法。 2.前記中央局は、前記回避動作決定手段を有してな
    り、前記複数の無人車のうち1台の無人車のみから前記
    報告があった場合、該1台の無人車に接近する無人車の
    現在位置および移動方向を認識し、 前記回避動作決定手段は、前記中央局に認識された前記
    1台の無人車、および、該1台の無人車に接近する無人
    車の各現在位置および移動方向に基づいて、それら各無
    人車の衝突回避動作を決定し、 前記中央局は、前記回避動作決定手段が決定した衝突回
    避動作を、前記1台の無人車、および、該1台の無人車
    に接近した無人車に各々送信する ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の自立型無
    人車システムにおける衝突回避方法。 3.前記複数の無人車は、各々、前記回避動作決定手段
    を有してなり、 前記中央局は、前記複数の無人車のうち1台の無人車の
    みから前記報告があった場合、該1台の無人車に接近す
    る無人車の現在位置および移動方向を認識し、該1台の
    無人車および該1台の無人車に接近する無人車の各々
    に、その無人車以外の無人車の、現在位置および移動方
    向を送信し、 前記1台の無人車および前記1台の無人車に接近する無
    人車は、前記1台の無人車および前記1台の無人車に接
    近する無人車のうちいずれか1台の無人車が具備する回
    避動作決定手段によって決定された衝突回避動作に従っ
    て、それぞれ衝突を回避するための動作を実行する ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の自立型無
    人車システムにおける衝突回避方法。
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