JP2711989B2 - 防音構造ケーシングの吸気ダクト構造 - Google Patents
防音構造ケーシングの吸気ダクト構造Info
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- JP2711989B2 JP2711989B2 JP8870494A JP8870494A JP2711989B2 JP 2711989 B2 JP2711989 B2 JP 2711989B2 JP 8870494 A JP8870494 A JP 8870494A JP 8870494 A JP8870494 A JP 8870494A JP 2711989 B2 JP2711989 B2 JP 2711989B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- casing
- wall surface
- intake duct
- opening
- wall
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- Expired - Lifetime
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- Soundproofing, Sound Blocking, And Sound Damping (AREA)
- Duct Arrangements (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、内部に、エンジンと、
該エンジンにより駆動される発電機、コンプレッサ、油
圧ポンプ等の動力供給源を収納した防音構造ケーシング
の吸気ダクト構造に関する。
該エンジンにより駆動される発電機、コンプレッサ、油
圧ポンプ等の動力供給源を収納した防音構造ケーシング
の吸気ダクト構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】例えば、防音型ディーゼル発電機は、防
音構造のケーシング内に、エンジンと、該エンジンによ
り駆動される発電機を収納し、ケーシングに、エンジン
の吸気用やエンジン及び発電機を冷却するために、ケー
シング内に空気を導入する吸気ダクトが設けられてい
る。
音構造のケーシング内に、エンジンと、該エンジンによ
り駆動される発電機を収納し、ケーシングに、エンジン
の吸気用やエンジン及び発電機を冷却するために、ケー
シング内に空気を導入する吸気ダクトが設けられてい
る。
【０００３】従来、この吸気ダクトは、図５乃至図７に
示されるように、ケーシング１の壁面を構成するドア２
の内側に、内面に吸音材３を貼着した箱体４をドア２の
内側に沿って設け、該箱体４の一端部側のドア２壁面に
外部への開口部５を形成すると共に箱体４のドア２壁面
と対向する壁面６の一端部側にケーシング内部への開口
部７を形成し、該ケーシング内部への開口部７と前記外
部への開口部５との間に、両面に吸音材３を貼着して箱
体４の一端部側から他端部側へ延出し、先端と箱体４の
他端部内側との間に間隙を有する仕切壁８を設け、ラビ
リンス状の空気通路９を形成した構造となっている。
示されるように、ケーシング１の壁面を構成するドア２
の内側に、内面に吸音材３を貼着した箱体４をドア２の
内側に沿って設け、該箱体４の一端部側のドア２壁面に
外部への開口部５を形成すると共に箱体４のドア２壁面
と対向する壁面６の一端部側にケーシング内部への開口
部７を形成し、該ケーシング内部への開口部７と前記外
部への開口部５との間に、両面に吸音材３を貼着して箱
体４の一端部側から他端部側へ延出し、先端と箱体４の
他端部内側との間に間隙を有する仕切壁８を設け、ラビ
リンス状の空気通路９を形成した構造となっている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】近年、この種の作業機
も小型、軽量化に加えより静かな超低騒音型の要求が強
くなっているが、小型、軽量化した場合に、上述の吸気
ダクト構造では、吸音材の貼着面積に限界がある。
も小型、軽量化に加えより静かな超低騒音型の要求が強
くなっているが、小型、軽量化した場合に、上述の吸気
ダクト構造では、吸音材の貼着面積に限界がある。
【０００５】また、防音効果を高めるために複雑な迷路
を形成した吸気ダクト構造とすると、吸気抵抗が多くな
ってエンジンがオーバーヒートする。
を形成した吸気ダクト構造とすると、吸気抵抗が多くな
ってエンジンがオーバーヒートする。
【０００６】そこで本発明は、吸音材の貼着面積が大き
くて吸気抵抗が少なく、かつ、防音効果の高い吸気ダク
ト構造を提供することを目的としている。
くて吸気抵抗が少なく、かつ、防音効果の高い吸気ダク
ト構造を提供することを目的としている。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ため本発明は、防音構造ケーシングの壁面内側に、内面
に吸音材を貼着した箱体をケーシング壁面に沿って設
け、該箱体の一端部側のケーシング壁面に外部への開口
部を形成すると共に箱体のケーシング壁面と対向する壁
面の一端部側にケーシング内部への開口部を形成し、該
ケーシング内部への開口部と前記外部への開口部との間
に、両面に吸音材を貼着して箱体の一端部側から他端部
側へ延出し、先端と箱体の他端部内側との間に間隙を有
する仕切壁を設けた防音構造ケーシングの吸気ダクト構
造において、前記ケーシング壁面に外部への開口部を２
つ形成し、両開口部の間から前記ケーシング壁面と対向
する壁面の両端部へ向けてそれぞれ前記仕切壁を設けた
ことを特徴としている。
ため本発明は、防音構造ケーシングの壁面内側に、内面
に吸音材を貼着した箱体をケーシング壁面に沿って設
け、該箱体の一端部側のケーシング壁面に外部への開口
部を形成すると共に箱体のケーシング壁面と対向する壁
面の一端部側にケーシング内部への開口部を形成し、該
ケーシング内部への開口部と前記外部への開口部との間
に、両面に吸音材を貼着して箱体の一端部側から他端部
側へ延出し、先端と箱体の他端部内側との間に間隙を有
する仕切壁を設けた防音構造ケーシングの吸気ダクト構
造において、前記ケーシング壁面に外部への開口部を２
つ形成し、両開口部の間から前記ケーシング壁面と対向
する壁面の両端部へ向けてそれぞれ前記仕切壁を設けた
ことを特徴としている。
【０００８】
【作 用】上記構成によれば、仕切壁が箱体に斜めに設
けられるから、吸音材の貼着面積が大きくて吸気抵抗が
少なく、また、防音効果も高い。
けられるから、吸音材の貼着面積が大きくて吸気抵抗が
少なく、また、防音効果も高い。
【０００９】
【実施例】以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて
さらに詳細に説明する。
さらに詳細に説明する。
【００１０】図１乃至図４は本発明の一実施例を示すも
ので、防音構造ケーシング１１のサイドドア１２に設け
られた吸気ダクト１３は、サイドドア１２に対向する内
壁面１４と、下部壁面１５と、上部壁面１６と、左右の
壁面１７，１８とを有する箱体１９をサイドドア１２裏
面に沿って設けて構成されている。
ので、防音構造ケーシング１１のサイドドア１２に設け
られた吸気ダクト１３は、サイドドア１２に対向する内
壁面１４と、下部壁面１５と、上部壁面１６と、左右の
壁面１７，１８とを有する箱体１９をサイドドア１２裏
面に沿って設けて構成されている。
【００１１】箱体１９の上部壁面１６と左右の壁面１
７，１８の内面には吸音材２０が貼着され、また、サイ
ドドア１２には、箱体１９の下端部側に２つの外部への
開口部２１，２１が形成され、箱体１９の内壁面１４の
下端部側には、ケーシング内部への開口部２２がそれぞ
れ形成されている。
７，１８の内面には吸音材２０が貼着され、また、サイ
ドドア１２には、箱体１９の下端部側に２つの外部への
開口部２１，２１が形成され、箱体１９の内壁面１４の
下端部側には、ケーシング内部への開口部２２がそれぞ
れ形成されている。
【００１２】さらに、吸気ダクト１３内には、吸気ダク
ト１３内を三分割する形に仕切壁２３が設けられてい
る。この仕切壁２３は、左右一対の仕切壁２３ａ，２３
ａを有する断面略Ｖ字状に形成され、左側の仕切壁２３
ａは、外部への開口部２１，２１間から内壁面１４の左
側壁面１７側端部へ、右側の仕切壁２３ａは、外部への
開口部２１，２１間から内壁面１４の右側壁面１８側端
部へそれぞれ吸気ダクト１３内を仕切って設けられてい
る。
ト１３内を三分割する形に仕切壁２３が設けられてい
る。この仕切壁２３は、左右一対の仕切壁２３ａ，２３
ａを有する断面略Ｖ字状に形成され、左側の仕切壁２３
ａは、外部への開口部２１，２１間から内壁面１４の左
側壁面１７側端部へ、右側の仕切壁２３ａは、外部への
開口部２１，２１間から内壁面１４の右側壁面１８側端
部へそれぞれ吸気ダクト１３内を仕切って設けられてい
る。
【００１３】仕切壁２３ａ，２３ａは、両面に吸音材２
４を貼着し、それぞれ先端２３ｂと上部壁面１６内側と
の間に間隙を設けている。
４を貼着し、それぞれ先端２３ｂと上部壁面１６内側と
の間に間隙を設けている。
【００１４】このように構成することにより、吸気ダク
ト１３内には、外部への開口部２１，２１とケーシング
内部への開口部２２との間で、外部への開口部２１，２
１から仕切壁２３ａ，２３ａに沿って上部壁面１６へ向
かい、仕切壁２３ａ，２３ａのそれぞれの先端２３ｂと
上部壁面１６内側との間で１８０度屈曲して仕切壁２３
ａ，２３ａ裏面に沿って下部壁面１５側へ向かう空気通
路２５が形成されるから、吸気抵抗が少なく、また、仕
切壁２３ａ，２３ａが箱体１９に斜めに設けられるか
ら、吸音材２４の貼着面積が広くなるから防音効果も高
い。
ト１３内には、外部への開口部２１，２１とケーシング
内部への開口部２２との間で、外部への開口部２１，２
１から仕切壁２３ａ，２３ａに沿って上部壁面１６へ向
かい、仕切壁２３ａ，２３ａのそれぞれの先端２３ｂと
上部壁面１６内側との間で１８０度屈曲して仕切壁２３
ａ，２３ａ裏面に沿って下部壁面１５側へ向かう空気通
路２５が形成されるから、吸気抵抗が少なく、また、仕
切壁２３ａ，２３ａが箱体１９に斜めに設けられるか
ら、吸音材２４の貼着面積が広くなるから防音効果も高
い。
【００１５】尚、上記各実施例では、吸気ダクトをサイ
ドドア裏面に設け、縦方向に吸気するもので説明した
が、ケーシング側壁に設けたものでも良く、また、横方
向に吸気するものでも良い。
ドドア裏面に設け、縦方向に吸気するもので説明した
が、ケーシング側壁に設けたものでも良く、また、横方
向に吸気するものでも良い。
【００１６】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の吸気ダク
トは、防音構造ケーシングの壁面内側に設けた箱体の一
端部側のケーシング壁面に外部への開口部を２つ形成す
ると共に、箱体のケーシング壁面と対向する壁面の一端
部側にケーシング内部への開口部を形成し、２つの外部
への開口部の間から前記ケーシング壁面と対向する壁面
の両端部へ向けてそれぞれ前記仕切壁を設けたから、両
仕切壁が箱体内に斜めに設けられることになって吸音材
の貼着面積が広くなり、防音効果を高めることができ、
また、吸気抵抗も少ない。
トは、防音構造ケーシングの壁面内側に設けた箱体の一
端部側のケーシング壁面に外部への開口部を２つ形成す
ると共に、箱体のケーシング壁面と対向する壁面の一端
部側にケーシング内部への開口部を形成し、２つの外部
への開口部の間から前記ケーシング壁面と対向する壁面
の両端部へ向けてそれぞれ前記仕切壁を設けたから、両
仕切壁が箱体内に斜めに設けられることになって吸音材
の貼着面積が広くなり、防音効果を高めることができ、
また、吸気抵抗も少ない。
【図１】 本発明の一実施例を示す図３のI−I断面図で
ある。
ある。
【図２】 同じく図３のII−II断面図である。
【図３】 同じくサイドドアの正面図である。
【図４】 同じくケーシングの正面図である。
【図５】 従来のケーシングの正面図である。
【図６】 従来のサイドドアの正面図である。
【図７】 図６のVII−VII断面図である。
１１…ケーシング、１２…サイドドア、１３…吸気ダク
ト、１４…内壁面、１５…下部壁面、１６…上部壁面、
１７…左側壁面、１８…右側壁面、１９…箱体、２０，
２４…吸音材、２１…外部への開口部、２２…ケーシン
グ内部への開口部、２３…仕切壁、２５…空気通路
ト、１４…内壁面、１５…下部壁面、１６…上部壁面、
１７…左側壁面、１８…右側壁面、１９…箱体、２０，
２４…吸音材、２１…外部への開口部、２２…ケーシン
グ内部への開口部、２３…仕切壁、２５…空気通路
Claims (1)
- 【請求項１】 防音構造ケーシングの壁面内側に、内面
に吸音材を貼着した箱体をケーシング壁面に沿って設
け、該箱体の一端部側のケーシング壁面に外部への開口
部を形成すると共に箱体のケーシング壁面と対向する壁
面の一端部側にケーシング内部への開口部を形成し、該
ケーシング内部への開口部と前記外部への開口部との間
に、両面に吸音材を貼着して箱体の一端部側から他端部
側へ延出し、先端と箱体の他端部内側との間に間隙を有
する仕切壁を設けた防音構造ケーシングの吸気ダクト構
造において、前記ケーシング壁面に外部への開口部を２
つ形成し、両開口部の間から前記ケーシング壁面と対向
する壁面の両端部へ向けてそれぞれ前記仕切壁を設けた
ことを特徴とする防音構造ケーシングの吸気ダクト構
造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8870494A JP2711989B2 (ja) | 1994-04-26 | 1994-04-26 | 防音構造ケーシングの吸気ダクト構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8870494A JP2711989B2 (ja) | 1994-04-26 | 1994-04-26 | 防音構造ケーシングの吸気ダクト構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07293270A JPH07293270A (ja) | 1995-11-07 |
| JP2711989B2 true JP2711989B2 (ja) | 1998-02-10 |
Family
ID=13950276
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8870494A Expired - Lifetime JP2711989B2 (ja) | 1994-04-26 | 1994-04-26 | 防音構造ケーシングの吸気ダクト構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2711989B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6076213B2 (ja) * | 2013-07-09 | 2017-02-08 | デンヨー株式会社 | エンジン作業機の吸気ダクト |
-
1994
- 1994-04-26 JP JP8870494A patent/JP2711989B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07293270A (ja) | 1995-11-07 |
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