JP2710803B2 - 圧電アクチュエータ - Google Patents
圧電アクチュエータInfo
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- JP2710803B2 JP2710803B2 JP63285216A JP28521688A JP2710803B2 JP 2710803 B2 JP2710803 B2 JP 2710803B2 JP 63285216 A JP63285216 A JP 63285216A JP 28521688 A JP28521688 A JP 28521688A JP 2710803 B2 JP2710803 B2 JP 2710803B2
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- plate
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Links
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 claims description 6
- 230000010287 polarization Effects 0.000 claims description 5
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 claims description 3
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 9
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 9
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 239000004033 plastic Substances 0.000 description 1
Landscapes
- General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、入力された電気エネルギに応じて機械的に
変位しまたは回転する移動子を有するアクチュエータに
関し、特に圧電振動子により電気エネルギを機械エネル
ギに変換し、その機械エネルギにより移動子を動かす方
式であり、複写機や産業用ロボット等の精密機械に利用
して好適な圧電アクチュエータに関する。
変位しまたは回転する移動子を有するアクチュエータに
関し、特に圧電振動子により電気エネルギを機械エネル
ギに変換し、その機械エネルギにより移動子を動かす方
式であり、複写機や産業用ロボット等の精密機械に利用
して好適な圧電アクチュエータに関する。
(従来の技術とその課題) 電気エネルギを機械エネルギに変換する電気機械変換
手段として圧電振動子を用いる圧電アクチュエータとし
ては超音波モータが実用化されている。
手段として圧電振動子を用いる圧電アクチュエータとし
ては超音波モータが実用化されている。
超音波モータには大きく分けて3種類の方式がある。
第1の方式は進行波型またはモード回転型と呼ばれるも
のであり、第2の方式は定在波を利用する定在波型であ
り、第3の方式が複合共振型と呼ばれるものである。
第1の方式は進行波型またはモード回転型と呼ばれるも
のであり、第2の方式は定在波を利用する定在波型であ
り、第3の方式が複合共振型と呼ばれるものである。
ところが、従来から知られている超音波モータは、圧
電振動子等の機械構造や圧電振動子を駆動する回路が複
雑であり、従って小型化が難しく、また高価であった。
電振動子等の機械構造や圧電振動子を駆動する回路が複
雑であり、従って小型化が難しく、また高価であった。
そこで、本発明の目的は、圧電振動子等の機械構造が
単純で、圧電振動子を駆動する回路も簡単になる圧電ア
クチュエータの提供にある。
単純で、圧電振動子を駆動する回路も簡単になる圧電ア
クチュエータの提供にある。
(課題を解決するための手段) 前述の課題を解決するために本発明が提供する手段
は、 互いに平行な第1及び第2の板面を有し、該第1の板
面には等しい高さの複数の突起が一定の周期で形成され
ている板状の固定子と、 前記突起の間の前記第1の板面に前記周期でそれぞれ
固着してある複数の圧電振動子と、 前記突起の裏面に相当する位置の前記第2の板面に前
記周期でそれぞれ固着してある複数の圧電振動子と、 複数の前記突起に接触する平面を有し、該平面に前記
突起の振動変位を受けて移動する移動子とからなり、 前記第1及び第2の板面に固着される前記圧電振動子
は圧電磁器と電極とからなり、該圧電磁器の分極軸は前
記板面に垂直であり、該圧電振動子は該分極軸に垂直な
2つの表面を有し、この表面のうちの一方は前記電極を
介して又は直接に前記固定子に固着され、前記表面のう
ちの他方には前記電極が固着してある ことを特徴とする圧電アクチュエータである。
は、 互いに平行な第1及び第2の板面を有し、該第1の板
面には等しい高さの複数の突起が一定の周期で形成され
ている板状の固定子と、 前記突起の間の前記第1の板面に前記周期でそれぞれ
固着してある複数の圧電振動子と、 前記突起の裏面に相当する位置の前記第2の板面に前
記周期でそれぞれ固着してある複数の圧電振動子と、 複数の前記突起に接触する平面を有し、該平面に前記
突起の振動変位を受けて移動する移動子とからなり、 前記第1及び第2の板面に固着される前記圧電振動子
は圧電磁器と電極とからなり、該圧電磁器の分極軸は前
記板面に垂直であり、該圧電振動子は該分極軸に垂直な
2つの表面を有し、この表面のうちの一方は前記電極を
介して又は直接に前記固定子に固着され、前記表面のう
ちの他方には前記電極が固着してある ことを特徴とする圧電アクチュエータである。
(実施例) 次に実施例を挙げ本発明をさらに詳しく説明する。
第1図(a)は本発明の第1の実施例を示す断面図、
同図(b)はその実施例の平面図である。
同図(b)はその実施例の平面図である。
この実施例は固定子1と移動子2と、圧電振動子3及
び4からなっている。
び4からなっている。
固定子1は、上面(第1の板面に相当)に一定間隔に
複数の突起11a,11bが設けられた長方形のアルミニウム
板である。それら突起11a,11bの高さは均等であり、上
面側から見た突起11a,11bの形は長方形で、該長方形の
長手軸は互いに平行である。移動子2は長方形のアルミ
ニウム板であり、下面が突起11a,11bの上縁に接してい
る。
複数の突起11a,11bが設けられた長方形のアルミニウム
板である。それら突起11a,11bの高さは均等であり、上
面側から見た突起11a,11bの形は長方形で、該長方形の
長手軸は互いに平行である。移動子2は長方形のアルミ
ニウム板であり、下面が突起11a,11bの上縁に接してい
る。
圧電振動子3,4は圧電磁器の板と電極とからなり、そ
の圧電磁器板の分極軸は板面に垂直な方向にある。圧電
振動子3,4の電極は極く薄いので、第1図(a)の断面
図には描いてない。この実施例では固定子1はアルミニ
ウムであり、導電性に富むから、固定子1に接する面の
圧電振動子3,4には電極が設けてない(圧電振動子3,4は
導電性接着剤で固定子1に固着してある。)そして、固
定子1に接触しない側における圧電磁器板の板面に電極
が設けてあり、その電極と固定子1との間に交流電圧を
印加することにより圧電振動子3,4は励振される。
の圧電磁器板の分極軸は板面に垂直な方向にある。圧電
振動子3,4の電極は極く薄いので、第1図(a)の断面
図には描いてない。この実施例では固定子1はアルミニ
ウムであり、導電性に富むから、固定子1に接する面の
圧電振動子3,4には電極が設けてない(圧電振動子3,4は
導電性接着剤で固定子1に固着してある。)そして、固
定子1に接触しない側における圧電磁器板の板面に電極
が設けてあり、その電極と固定子1との間に交流電圧を
印加することにより圧電振動子3,4は励振される。
いま、固定子1を共通の接地電位に接続し、圧電振動
子3,4に第1図(a)に示す極性で電圧を加えたとす
る。このとき、圧電振動子3(固定子1の上側の圧電振
動子)の横効果により、突起11aは横方向の力Fxを受
け、圧電振動子4(固定子1の下側の圧電振動子)によ
り突起11aは押し上げる力Fyを受ける。したがって、突
起11aはFxとFyとを合成した力Fを受ける。他方、突起1
1bは圧電振動子3により力−Fxを受け、圧電振動子4に
より押し下げる力−Fyを受ける。そこで、固定子1は図
に破線で示すように、正弦波形の変位を受け、突起11a
は移動子2を押し上げるとともに移動子2をFxの方向
(右方向)に変位させ、突起11bは移動子2から離れ移
動子2には何らの力も及ぼさない。
子3,4に第1図(a)に示す極性で電圧を加えたとす
る。このとき、圧電振動子3(固定子1の上側の圧電振
動子)の横効果により、突起11aは横方向の力Fxを受
け、圧電振動子4(固定子1の下側の圧電振動子)によ
り突起11aは押し上げる力Fyを受ける。したがって、突
起11aはFxとFyとを合成した力Fを受ける。他方、突起1
1bは圧電振動子3により力−Fxを受け、圧電振動子4に
より押し下げる力−Fyを受ける。そこで、固定子1は図
に破線で示すように、正弦波形の変位を受け、突起11a
は移動子2を押し上げるとともに移動子2をFxの方向
(右方向)に変位させ、突起11bは移動子2から離れ移
動子2には何らの力も及ぼさない。
次に、固定子1には共通の接地電位を接続したまま
で、圧電振動子3,4の電極に第1図(a)とは反転した
電圧を印加したとする。すると、突起11bは、上述の突
起11aと同じく、移動子2を上に押し上げながら右方(F
xの方向)へ移動子2を動かす。また、このとき、突起1
1aは、上述の突起11bと同じく、移動子2から離れ移動
子2には何ら作用しない。
で、圧電振動子3,4の電極に第1図(a)とは反転した
電圧を印加したとする。すると、突起11bは、上述の突
起11aと同じく、移動子2を上に押し上げながら右方(F
xの方向)へ移動子2を動かす。また、このとき、突起1
1aは、上述の突起11bと同じく、移動子2から離れ移動
子2には何ら作用しない。
そこで、隣り合う圧電振動子間の位相を180゜だけ異
ならして(即ち、逆極性にして)圧電振動子3,4に交流
電圧を加えて、圧電振動子3,4を励振することにより移
動子2を右方または左方へ動かすことができる。移動子
2の移動方向は、圧電振動子3又は4のうちのいずれか
一方において、隣接する圧電振動子に加える交流の極性
を入れ替えることにより任意に変えられる。例えば、圧
電振動子3については第1図(a)の如くに印加し、圧
電振動子4については、同図とは反対極性にすると、移
動子2は左方へ移動する(ただし、ここの説明では図に
おいて+が交流の基準位相を表わし、−が逆相を表わす
ものとする)。このように、第1図の実施例は移動子を
平行に移動するアクチュエータである。
ならして(即ち、逆極性にして)圧電振動子3,4に交流
電圧を加えて、圧電振動子3,4を励振することにより移
動子2を右方または左方へ動かすことができる。移動子
2の移動方向は、圧電振動子3又は4のうちのいずれか
一方において、隣接する圧電振動子に加える交流の極性
を入れ替えることにより任意に変えられる。例えば、圧
電振動子3については第1図(a)の如くに印加し、圧
電振動子4については、同図とは反対極性にすると、移
動子2は左方へ移動する(ただし、ここの説明では図に
おいて+が交流の基準位相を表わし、−が逆相を表わす
ものとする)。このように、第1図の実施例は移動子を
平行に移動するアクチュエータである。
第2図は本発明の第2の実施例を示す図である。この
実施例は、移動子が回転する方式のアクチュエータであ
り、超音波モータと称されているものである。
実施例は、移動子が回転する方式のアクチュエータであ
り、超音波モータと称されているものである。
本実施例は、ステータ5(固定子に相当)と、ロータ
6(移動子に相当)と、圧電振動子7及び8と、支持板
9とからなる。第2図(a)はロータ6の下面図、同図
(b)は本実施例の分解側面図、同図(c)は支持板9
の平面図、同図(d)はステータ5の平面図、同図
(e)はステータ5の下面図である。
6(移動子に相当)と、圧電振動子7及び8と、支持板
9とからなる。第2図(a)はロータ6の下面図、同図
(b)は本実施例の分解側面図、同図(c)は支持板9
の平面図、同図(d)はステータ5の平面図、同図
(e)はステータ5の下面図である。
ステータ5は、突起51a,51b(各4個づつ)を上面
(第1の板面に相当)に有するアルミニウム製の板であ
る。その上面側から見た平面図形(第1図(d))にお
いて、ステータ5の外縁は円形をなし、隣接する突起51
a,51bの長手方向の軸が該円形の中心点に関して一定の
角度をなしている。突起には51aと51bとの異なる符号を
付したが、両者は全く同じ形をなしており、以下の作動
説明の都合から別の符号を付したに過ぎない。このステ
ータ5の中心には外縁と同心の円形の穴52が開けてあ
る。
(第1の板面に相当)に有するアルミニウム製の板であ
る。その上面側から見た平面図形(第1図(d))にお
いて、ステータ5の外縁は円形をなし、隣接する突起51
a,51bの長手方向の軸が該円形の中心点に関して一定の
角度をなしている。突起には51aと51bとの異なる符号を
付したが、両者は全く同じ形をなしており、以下の作動
説明の都合から別の符号を付したに過ぎない。このステ
ータ5の中心には外縁と同心の円形の穴52が開けてあ
る。
ロータ6は、ステータ5と同じ外径の円形をなし、ア
ルミニウム円板61とゴムシート62とからなる。ゴムシー
ト62には中央に円形の穴が開けてある。また、アルミニ
ウム円板61には中央に円形の凸部63が設けてある。ゴム
シート62の穴はその凸部63に嵌められている。アルミニ
ウム円板61の凸部63はステータ5の穴52に嵌まり、ロー
タ6は凸部63を軸にして回転する。
ルミニウム円板61とゴムシート62とからなる。ゴムシー
ト62には中央に円形の穴が開けてある。また、アルミニ
ウム円板61には中央に円形の凸部63が設けてある。ゴム
シート62の穴はその凸部63に嵌められている。アルミニ
ウム円板61の凸部63はステータ5の穴52に嵌まり、ロー
タ6は凸部63を軸にして回転する。
圧電振動子7,8は、第1図の圧電振動子3,4と同様であ
る。ただし、圧電振動子3,4は矩形であったが、圧電振
動子7,8は扇形である。
る。ただし、圧電振動子3,4は矩形であったが、圧電振
動子7,8は扇形である。
支持板9はプラスチック製の円板であり、上面に複数
の突起91を備えている。突起91は圧電振動子8の配列間
隙に嵌り、ステータ5を支える。
の突起91を備えている。突起91は圧電振動子8の配列間
隙に嵌り、ステータ5を支える。
第2図の実施例は、第1図の実施例の左端と右端とが
つながるように、第1図実施例を円環状に変形したアク
チュエータである。したがって、突起51aは突起11aに相
当し、突起51bは突起11bに相当する。そこで、第2図
(d),(e)に+,−の符号を付して示すように、隣
接する圧電振動子に互いに逆相の交流電圧を印加するこ
とにより、ロータ6は回転する。ロータ6の回転方向
は、圧電振動子7または8のうちの一方において、印加
する交流電圧の極性を反転することにより任意に変えら
れる。
つながるように、第1図実施例を円環状に変形したアク
チュエータである。したがって、突起51aは突起11aに相
当し、突起51bは突起11bに相当する。そこで、第2図
(d),(e)に+,−の符号を付して示すように、隣
接する圧電振動子に互いに逆相の交流電圧を印加するこ
とにより、ロータ6は回転する。ロータ6の回転方向
は、圧電振動子7または8のうちの一方において、印加
する交流電圧の極性を反転することにより任意に変えら
れる。
第3図は、第2図実施例における印加電圧とロータ6
の回転速度との関係を示す特性図である。本図から明ら
かなように、本実施例では印加電圧によりロータ6の回
転速度が滑らかに変えられる。
の回転速度との関係を示す特性図である。本図から明ら
かなように、本実施例では印加電圧によりロータ6の回
転速度が滑らかに変えられる。
第4図は、第2図実施例における負荷トルクとロータ
6の回転速度との関係を示す特性図である。本図から、
第2図実施例は低速で高いトルクを発生することが分か
る。
6の回転速度との関係を示す特性図である。本図から、
第2図実施例は低速で高いトルクを発生することが分か
る。
第2図に示すように、この実施例の外径は40mmであ
る。このように、小形であって、しかも第4図に示す如
く高いトルクを生じる本実施例は産業用のロボット等に
おける精密制御装置に極めて有用である。
る。このように、小形であって、しかも第4図に示す如
く高いトルクを生じる本実施例は産業用のロボット等に
おける精密制御装置に極めて有用である。
(発明の効果) 第1図及び第2図の実施例の説明から明らかなよう
に、本発明のアクチュエータでは、移動子の変位方向が
単相交流電圧の極性を変えるだけで任意に変更できるか
ら、圧電振動子の駆動回路が極く簡単になる。しかも、
本発明のアクチュエータは、第1図及び第2図の実施例
でも明らかなように、極く単純な構造であり、信頼性に
優れ、安価に製造できる。
に、本発明のアクチュエータでは、移動子の変位方向が
単相交流電圧の極性を変えるだけで任意に変更できるか
ら、圧電振動子の駆動回路が極く簡単になる。しかも、
本発明のアクチュエータは、第1図及び第2図の実施例
でも明らかなように、極く単純な構造であり、信頼性に
優れ、安価に製造できる。
このように、本発明によれば、圧電振動子等の機械構
造が単純で、圧電振動子駆動回路も簡単になる圧電アク
チュエータが提供できる。
造が単純で、圧電振動子駆動回路も簡単になる圧電アク
チュエータが提供できる。
第1図は本発明の第1の実施例を示す図、第2図は本発
明の第2の実施例を示す図、第3図及び第4図は第2図
実施例の特性図である。 1……固定子、2……移動子、3,4……圧電振動子、5
……ステータ、6……ロータ、7,8……圧電振動子、9
……支持板、11a,11b……突起、51a,51b……突起、61…
…アルミニウム板、62……ゴムシート、63……アルミニ
ウム板の凸部、91……突起。
明の第2の実施例を示す図、第3図及び第4図は第2図
実施例の特性図である。 1……固定子、2……移動子、3,4……圧電振動子、5
……ステータ、6……ロータ、7,8……圧電振動子、9
……支持板、11a,11b……突起、51a,51b……突起、61…
…アルミニウム板、62……ゴムシート、63……アルミニ
ウム板の凸部、91……突起。
Claims (3)
- 【請求項1】互いに平行な第1及び第2の板面を有し、
該第1の板面には等しい高さの複数の突起が一定の周期
で形成されている板状の固定子と、 前記突起の間の前記第1の板面に前記周期でそれぞれ固
着してある複数の圧電振動子と、 前記突起の裏面に相当する位置の前記第2の板面に前記
周期でそれぞれ固着してある複数の圧電振動子と、 複数の前記突起に接触する平面を有し、該平面に前記突
起の振動変位を受けて移動する移動子とからなり、 前記第1及び第2の板面に固着される前記圧電振動子は
圧電磁器と電極とからなり、該圧電磁器の分極軸は前記
板面に垂直であり、該圧電振動子は該分極軸に垂直な2
つの表面を有し、この表面のうちの一方は前記電極を介
して又は直接に前記固定子に固着され、前記表面のうち
の他方には前記電極が固着してある ことを特徴とする圧電アクチュエータ。 - 【請求項2】前記第1の板面側から見た前記固定子の平
面図形において、前記突起の形が長方形であり、各前記
突起の長手方向の軸が互いに平行であることを特徴とす
る請求項1記載の圧電アクチュエータ。 - 【請求項3】前記第1の板面側から見た前記固定子の平
面図形において、前記固定子の外縁が円形をなし、各前
記突起の長手方向の軸が該円形の中心点に関して互いに
一定の角度をなしていることを特徴とする請求項1記載
の圧電アクチュエータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63285216A JP2710803B2 (ja) | 1988-11-11 | 1988-11-11 | 圧電アクチュエータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63285216A JP2710803B2 (ja) | 1988-11-11 | 1988-11-11 | 圧電アクチュエータ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02133074A JPH02133074A (ja) | 1990-05-22 |
JP2710803B2 true JP2710803B2 (ja) | 1998-02-10 |
Family
ID=17688611
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63285216A Expired - Lifetime JP2710803B2 (ja) | 1988-11-11 | 1988-11-11 | 圧電アクチュエータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2710803B2 (ja) |
-
1988
- 1988-11-11 JP JP63285216A patent/JP2710803B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02133074A (ja) | 1990-05-22 |
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