JP2710393B2 - 光ディスク媒体 - Google Patents

光ディスク媒体

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JP2710393B2
JP2710393B2 JP1084061A JP8406189A JP2710393B2 JP 2710393 B2 JP2710393 B2 JP 2710393B2 JP 1084061 A JP1084061 A JP 1084061A JP 8406189 A JP8406189 A JP 8406189A JP 2710393 B2 JP2710393 B2 JP 2710393B2
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optical disk
synchronization byte
disk medium
synchronization
sector
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満哉 岡田
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NEC Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はレーザ光を用いて情報の記録再生消去を行う
光ディスク媒体に関する。
〔従来の技術〕
レーザ光を用いた光ディスク記録方式は大容量記録が
可能であり、非接触で高速アクセスできることから、大
容量メモリとして実用化が始まっている。光ディスクは
コンパクトディスクやレーザディスクとして知られてい
る再生専用型,ユーザが記録できる追記型及びユーザが
繰り返し記録できる書き替え型に分類される。追記型や
書き替え型の光ディスクはコンピュータの外部メモリあ
るいは文書・画像ファイルとして使用されようとしてい
る。
現在用いられている光ディスクには、高速アクセスを
実現するために、レーザ光をトラッキングするための案
内溝(プリグループ)が予めディスク上に形成されてい
る。このプリグループは、スパイラル状もしくは同心円
状であり、通常波長780〜830nmの半導体レーザを光源と
して使用する場合には1.6μmピッチで形成されてい
る。また、プリグループは1トラック当り複数個のセク
タに分割されている。各セクタにはトラックアドレスと
セクタアドレスを示す識別信号(IDコード)が予め基板
成形時にプリフォーマットの形で付加されている。さら
に、この識別信号のあとにはコードデータ記録部があ
る。現在、130mm光ディスクのISO規格案では連続サーボ
フォーマット用として第3図に示すフォーマットが決め
られている(例えば、光ディスクの標準化に関する調査
研究III、財団法人光産業技術振興協会、昭和63年3月
発行、62−004−2、p48)。データアクセス時には、デ
ィスク装置はこの識別信号部30を読み取ることにより、
所望のセクタへのアクセスを行う。
従来の光ディスク媒体の各セクタは、第4図に示すよ
うに、隣接トラック31のセクタとディスク半径方向に隣
合う形に配置されており、そして同一機能を持つ領域は
トラック間で隣合うように配置されていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来の光ディスク媒体にあっては以下の欠点がある。
光ディスクではμmオーダの記録情報をμmオーダの
集光レーザを用いて記録再生消去するために、μmオー
ダの欠陥がエラーの原因になる。光ディスクの欠陥要因
には、基板成形や記録膜成膜時に不純物が混入したりご
みや汚れが付着して欠陥となる先発性のものと、経時変
化により発生するいわゆる後発性欠陥とがある。先発性
の欠陥に対してはディスク使用前に欠陥発生部を検知し
て待避策をとることができるが、後発性の欠陥に対して
は、データ記録部ではエラー訂正符号の能力に頼ること
になる。
しかし、データ記録部のうち、データ同期用バイトに
対してはエラー訂正符号は付与されていないため、エラ
ー訂正をすることができず、この結果後発性の欠陥によ
って同期用バイト記録部32がエラーとなった場合には同
期をとることができなくなる。従ってそのセクタにある
データにはアクセスすることができなくなる。例えば、
前述したISO規格案ではデータ同期用バイト部32に3バ
イト(6ブロック)の同期用バイトを用意している。こ
のうち、3ブロック以上にエラーがあるとそのセクタで
の同期がうまくとれず、データへのアクセスができなく
なる。また、同期用バイト用記録部32がディスク半径方
向に隣合う形で配置されているため、隣接トラック31の
同期用バイト記録部32に発生した後発欠陥が隣のトラッ
ク31の同期用バイト記録部32に影響し、隣接した同期用
バイト記録部32までがエラーになるというおそれがあっ
た。
本発明の目的は、上記の課題を解決し、後発欠陥の発
生とその拡大伝搬により生ずる識別信号部の読み取りエ
ラーを抑えることにより、欠陥による情報の消失を最小
限に抑えることのできる光ディスク媒体を提供すること
にある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、トラックを複数のセクタに分割しセクタ単
位でコードデータの記録再生消去を行うフォーマット構
成の光ディスク媒体であって、 セクタに記録されるデータのうち同期用バイト記録部
位置が隣接トラックの同期用バイト記録部位置に対して
同期用バイト記録部の略長さ相当分だけずれて配置され
ていることを特徴とする。
〔作用〕
本発明の光ディスク媒体のある同期用バイト記録部に
発生した後発性欠陥が成長し隣のトラックまで拡がった
場合に、隣のトラックの同期用バイト記録部が欠陥の発
生した同期用バイト記録部と長さ分だけ離れていること
から、欠陥の大部分は同期用バイト記録部のない部分に
進入する。従って隣接するトラックの同期用バイト記録
部への欠陥の拡大を防止することができる。
〔実施例〕
本発明の実施例について図面を参照して説明する。
第1図は本発明の一実施例に係る光ディスク媒体の要
部を示す概略図である。
光ディスク媒体1には、プリグループのトラック2
(1)(〜2(n))と、各トラック2(1)(〜2
(n))の同期用バイト記録部3(1)(〜3(n))
とが設けられている。
トラック2(1)〜2(n)は、情報記録再生消去用
レーザ光のトラッキングに用いられる案内溝で、光ディ
スク媒体1上にスパイラル状又は同心円状に形成されて
いる。
各同期バイト記録部3(1)(〜3(n))は、図に
示すように、隣接する同期用バイト記録部3(2)(〜
3(n))に対してその長さ相当分だけ右側にずれるよ
うに配設されている。各同期用バイト記録部3(1)
(〜3(n))は、セクタの同期をとるためのもので、
第3図に示すように、セクタの識別信号部3aとコードデ
ータ記録領域3bとの間に設けられている。この同期用バ
イト記録部3(1)(〜3(n))には3バイト(6ブ
ロック)の同期用バイトが含まれている。
本実施例が以上のように構成されているため、次のよ
うな後発性欠陥拡大防止作用を行う。
同期用バイト記録部3(1)上に形成された記録膜に
後発性の欠陥が発生し、同期用バイト記録部3(1)の
3ブロック以上にエラーが生じると、このセクタでのア
クセスはできない。
この後発性欠陥が成長すると、この同期用バイト部3
(1)から隣のトラック2(2)にまで拡がる。このと
き欠陥の大部分は同期用バイト記録部3(2)の存在し
ていない部分に侵入し、同期用バイト記録部3(2)に
まで欠陥が侵入することはない。
本例の光ディスク媒体1と従来の光ディスク媒体を作
成し、両者の信頼性を比較するために、高温高湿条件下
で加速試験を行った。基板には直径130nmのポリカーボ
ネートを使用した。この基板に対して、マグネトロンス
パッタ法により第一保護膜,記録膜,第二保護膜を順次
同一チャンバ内で同時に成膜した。第一保護膜と第二保
護膜にはSi3N4を各80nm、記録膜にはTbFeCoを80nmそれ
ぞれ成膜した。次に、この2枚のディスクを80℃90%R.
H.の高温高湿中に投入した。1000時間後にこの2枚の光
ディスク媒体を取り出し、セクタ内のコードデータの読
み取りを行った。ディスクの1面318750セクタの読み取
りに際し、従来の同期用バイト記録部の構成を持つ光デ
ィスク媒体では同期が取れず再生できないセクタが15ヶ
所あったのに対し、本例に係る同期用バイト記録の配置
を持つ光ディスク媒体1では同期が取れず再生できない
セクタは1ヶ所のみであった。
第2図は本発明の他の実施例に係る光ディスク媒体の
要部を示す概略図である。
この光ディスク媒体11は、トラック12(1)〜12
(n)に設けられた同期用バイト記録部13(1)〜13
(n)を各々、隣接するトラックの同期用バイト記録部
の長さ相当分だけ交互にずらして配置してある点で第1
図の光ディスク媒体1と相違する。その他の構成,作用
については同様であるため重複記載を省略する。
〔発明の効果〕 以上説明したように、本発明の光ディスク媒体は、セ
クタに記録されるデータのうち同期用バイト記録部位置
が隣接トラックの同期用バイト記録部位置に対して同期
用バイト記録部の略長さ相当分だけずれて配置されてい
るため、ある同期用バイト記録部で発生した後発性欠陥
の拡大に起因して隣接したトラックの同期用バイト記録
部にまでエラーが波及する現象を防止することができ、
この結果、信頼性の高い光ディスク媒体を提供できると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る光ディスク媒体の要部
を示す概略図、 第2図は本発明の他の実施例に係る光ディスク媒体の要
部を示す概略図、 第3図はセクタフォーマット構成図、 第4図は従来の光ディスク媒体の要部概略図である。 1,11……光ディスク媒体 2(1)〜2(n),12(1)〜12(n)……トラック 3(1)〜3(n),13(1)〜13(n)……同期用バ
イト記録部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−220135(JP,A) 特開 昭62−89235(JP,A) 特開 昭62−229576(JP,A) 特開 昭63−211122(JP,A) 特開 昭63−100673(JP,A) 特開 昭59−65906(JP,A) 特開 昭62−209775(JP,A) 実開 昭63−191466(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トラックを複数のセクタに分割しセクタ単
    位でコードデータの記録再生消去を行うフォーマット構
    成の光ディスク媒体であって、 セクタに記録されるデータのうち同期用バイト記録部位
    置が隣接トラックの同期用バイト記録部位置に対して同
    期用バイト記録部の略長さ相当分だけずれて配置されて
    いることを特徴とする光ディスク媒体。
JP1084061A 1989-04-04 1989-04-04 光ディスク媒体 Expired - Lifetime JP2710393B2 (ja)

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