JPS61220135A - 光デイスク記録担体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、コンピュータメモリ等コードデータ記録用の
反射型及び透過型光ディスクに係り、特に量産性に優れ
たプラスチック光ディスクにおいて、情報を高信頼度か
つ高密度に記録するのに好適なトラック上のデータ構成
をもつ光ディスク記録担体に関する。

〔発明の背景〕

従来、この様な光ディスクは、雑誌「口径エレクトロニ
クスＪ　１９８４年１１月２１日号、第１８９頁〜第２
１３頁、角田義人他著「コード情報が記録可能になった
大容量光ディスクファイル装置」及び特開昭５８−９４
１４８号に記載の様に、トラック上にデータ管理用のア
ドレス情報凹凸のピットで予じめ記録したプリフォーマ
ット部と追記データ記録部であυ、トラッキング用の案
内溝部とを交互に配置したものである。一般のコードデ
ータ記録用ディスクでは、磁気ディスクも同じく円板を
等角度に分割し、プリフォーマット部を半径方向に並ぺ
て配置した構成をとる。

このような光ディスクの作成方法の１つとして、再生専
用のビデオディスクと同様に、ガラ。

ス原盤にレーザ光を照射してアドレスピットと案内溝を
記録し、これにＮｉめっきを行ない成形スタンパ（金型
）を作成し、射出成形法あるいは射出圧縮成形法を用い
てアドレスピットと案内溝を有するレプリカ基板を作成
し、この表面に蒸着等の方法を用いて記録膜を形成して
所望の光ディスクを作る方法がある０この中で、射出成
形法あるいは射出圧縮成形法はレプリカ基板の量産性に
優れ、光ディスクの低コスト化に有利な方法であるが、
スタンパ表面を成形材料が高速で流れ、短時で令息・固
化するため、プリフォーマット部のようにトラック方向
に細かく断続した部分と案内溝のように連続した部分と
では流れ抵抗が大きく異なシ、レプリカ基板への転写性
を均一にすることは容易でない。その結果プリフォーマ
ット部の転写性が悪くなシ、これを再生しても良好な再
生アドレス情報を得ることができない。

これは、プリフォーマット部に於るアドレス情報の信頼
度を損うもので、メモリ装置には致命的□欠陥である。

また、ディスクの記録密度を向上させる場合の障害にも
なる。前述の従来技術ではこの様な問題点については配
慮されていなかりた。

〔発明の目的〕 本発明の目的は、上記の如き従来技術の欠点を改善し、
高密度で信頼度の高い記録再生が可能で、量産性に優れ
たプラスティック化に向い゛た光ディスク記録担体を提
供する事にある。

〔発明の概要〕

本発明は、基板上でアドレス情報を示すプリフォーマッ
ト部分が、隣接トラ、り同志では並ばないように配置す
る事によって、射出成形あるいは射出圧縮成形時の樹脂
に対する流れ抵抗を一様化することによシ成形時の転射
性を向上させる事にある。

〔発明の実施例〕

以下、本発明の実施例を図を用いて説明する。。

第２図に一般のデータ記録用光ディスクの構成例を示す
。第３図、第４図にアドレス情報を担うプリフォーマッ
ト部７の周辺の構造を示す。

第３図はその断面図、第４図はその平面部分図である。

このプリフォーマット部７はアドレス情報をピット（細
かい凹凸）の有無で表現し、再生時の反射光の明暗を１
１”、ＩＯ”の信号に変換するよう予め記録する。以下
この部分をアドレスピットと称す。

この光ディスクはあらかじめ記録・再生用の半導体レー
ザ光の波長（λ＝　８３０ｓｖｓ　）の１／８の深さを
もつアドレスピットｌと案内溝２を設けたアクリル、ポ
リカーボネート等のプラスチック基板３０表面に、上記
レーザ光を吸収してその反射率、透過率、屈折率等の光
学特性が変化する相転移型の記録膜、例えばＳｈ、５ｓ
３とＢｉの二層膜を被着させたものであり、上記アドレ
スピットを案内溝の幅Ｗを０．４μ鶏、トラックピッチ
Ｐを１６μ鶏として、その比ｒ７ｐを１／４に設定しで
ある。このようなプラスチック基板を作る方法としては
、前述のごとく、まずガラス基板上にアドレスピット深
さに相当するホトレジスト膜を形成し、これにアドレス
ピットと案内溝に相当する信号で強度変調されたアレボ
ンレーザ光を細く紋って照射し、これを現像することに
よってガラス原盤を作成する。この原盤にＮｉめっきを
行ない、厚さくＬ３＋ｓｎａのＮ＆スタンパを作成し、
これを用いて射出成形することによシ所望のプラスチッ
ク基板を得た。このようにして得た光ディスクを毎分１
８００回転で回転させ、記録膜上に半導体レーザ光を開
口数（Ｎ、Ａ、）α６のレンズで紋シ込み照射して情報
を記録すると、第２図に示すような案内溝上に局部的に
反射率が高くなった部分（情報ピット、幅〜Ｑ、８μ講
）５ができ記録が完了する。このような光ディスクを再
生すると、第５図実線１０に示すようなアドレスおよび
情報の再生信号波形１２が得られ、アドレスの復調を正
確に行なうことができる。

第２図に示す従来のコードデータ記録用のディスク６は
、同心円上のトラック上に、プリフォーマット部ヱと追
記データ部旦を各々繰シかえず配列となる。例えばデー
タ部８を示すアドレス情報はプリフォーマット７Ｒに記
録されている。１つのデータ部８の大きさは、データ記
録用メモリとしての管理単位例えば５１２バイトとこの
付属情報を加えたもので構成されこれにプリフォーマッ
トを加え、これを論理セクタと呼ぶ。第２図の例ではト
ラック１周上を丁度６等分した部分と論理セクタが合っ
ておシ、プリフォーマットヱを半径上に一列に並べ構成
されている。一般のデータ記録用磁気ディスクメモリも
含め、論理セクタとディスク上の物理的位置が対応する
わかりやすさから従来ディスクはこの様に構成されてい
る。

このディスクが射出成型あるいは射出圧縮成型される場
合を考えると、スタンパの中心部から外周部に向ってス
タンパの表面を成型樹脂が高速で流れ、短時間で冷却、
固化するために、アドレスピットの様にトラック上で細
かく断続した部分と、案内溝のように連続した部分とで
は、樹脂の流動抵抗が大きく異シ成形スタンパ上に形成
された形状を均一に転写する事は難しい。

特にアドレスピットが成形樹脂の流れ方向とすなわち光
ディスクの半径方向に配置されている場合、−木目のト
ラック上のアドレスピット部で発生した樹脂の流れの乱
れは、ｔ＋ｉ本目木目ドレスピット部に影響を及ぼし、
全体として内周側と外周側でアドレスピットのスタンパ
の転写性が異なってくる。

本発明の実施例は、第１図に示すように、１トラツクお
きに１プリフ、オーマット部ヱの位置をトラック方向に
１／１２周ずらした構成をとっている。その結果プリフ
ォーマット部上が隣接トラックで重なる事をさける事に
よ）、第４図に拡大した平面図に示す様になる。これに
より成型時の樹脂の流れに対する抵抗はディスク面全体
で均一化する事ができる。この例では隣接ト　・ラック
でｖ２周のズレをもたせたが、　１／６Ｘｓ周ずつズラ
して、陽周毎にプリフォーマット部７が重なる様にすれ
ば、更に樹脂の流れに対する抵抗の均一化がはかれ、成
形時の型の転写性が向上できる。

第６図に、本発明の第２の実施例を示す。本実施例では
、トラックはスパイラル構造をとり、連続的データを記
録・再生する為に好適な例を示している。プリフォーマ
ット部７の長さをＰバイト、データ部８の長さをＤバイ
トとし論理セクタは（Ｐ＋ｊ））バイトである。トラ、
り１周に記録可能な情報量をＬバイトとして（Ｄ＋Ｐ）
×Ｊ＋Ｐ≦Ｌ　（、（Ｄ＋Ｐ　）ｘ／＋Ｊ）の関係を満
している。Ｉは整数で例では７．４である（　（Ｄ＋Ｐ
）×Ｊ−Ｌでは従来例と同様にプリフォーマット部工が
半径方向に並ぶ〕。

この例では、（Ｊ＋１）トラック毎にしかプリフォーマ
ット部７は重ならず、成形時における樹脂の流れに対す
る抵抗を均一化する事ができる。

第７図に本発明のディスク原盤を実現する為の装置例を
示す。装置は、ディスク原盤をのせて回転するターンテ
ーブル１３と案内溝及びアドレスピットを形成するため
、ディスク原盤を露光するレーザ光源を有するピックア
ップ】４からなるカッティング部分と、このカッティン
グ部を制御し、アドレスピット信号を発生する信号発生
部から構成される。

信号発生部は、ディスク信号の記録ピット伝送レートの
クロックを発生するクロック発生回路１６．ワードカウ
ンタ１７．セクタカウンタ１８゜トラックカウンタ１９
により制御タイミングを発生する。

ワードカウンタ１７の分周比Ｎｗ　、セクタカウンタ１
８の分局比Ｎ＃とすると、トラック１周の構成ビット数
は８　Ｘ　Ｎｕ　Ｘ　！’ｂビットであ）、これにター
ンテーブル１３が同期して回転する様に制御する。その
為にクロック発生器１６の出力を分周期２０によって得
たパルスを基準パルスとして、ターンテーブル１３用駆
動モータ１５に取付けた回転周波数発生器２１の出力を
回転誤差信号としてサーボ回路２６に入力し、駆動モー
タ１５０回転制御を行う。

トラックカウンタ１９は、セクタカウンタＮｐ毎に１づ
つ増加するカウンタで、セクタカウンタ１８とトラック
カウンタ１９が識別アドレスとなシ、これに必要な同期
信号発生器２２の出力を、アドレス信号生成回路体でア
ドレス信号として形成される。ワードカウンタ１７の出
力をデョーダステテコードし、１周にＮ＃回子アドレス
ピット書き込む許可タイミングを発生し、ゲート２７に
送る。ゲートがではデコーダ腕から許可タイミングが来
る毎に１アドレス信号発生回路コの内容に従りて、レー
ザドライバ四を駆動する。レーザドライバ部の出力によ
シレーザ１４の出力光量が変調を受け、ディスク原盤へ
の露光量が変シピット及び案内溝を形成する。同心円デ
ィスクに対しては、１周に１回づつトラック制御回路２
８によってレーザ１４を移動して新しいトラックを形成
してゆく。これはスパイラルディスクでは常にレーザを
移動する事で形成する。

第１．第２の実施例のディスクに対し、第７図の装置に
ついて具体的例を示す。

アドレス情報部は１０バイトとし、その内容は、６バイ
トの同期信号と、アドレスを示すために、トラック数を
２バイトとトラック１周当シの情報数を２バイトの２進
数で示すものとする。実施例では１トラツクを６つのセ
クタ情報領域に分割セクタカウンタは６分周つｊ　１７
）Ｎｐ　−６である。情報領域は９９０バイトとする。

トラック１周は６０００バイトの情報で構成される、セ
クタ内のビット数は８０００ビツトでワードカウンタ１
７は８０００分周（Ｎｗ　＝　８０００　）である。第
１図の実施例ではトラックを進める毎に、デコーダＵで
は、偶数トラックではワードカウンタカウント値０から
９バイトの間をデコードし、奇数トラックでは５００か
ら５０９バイトの間をデコードし、ゲート２４を開く。

この間にアドレス信号発生器部の出力をレーザドライバ
３に送る。

以上によって１トラツク毎にアドレスピット位置が３０
°ずつずらされたディスク原盤が刻まれる。

第５図の実施例も第７図の装置で実現される。

トラックの１周は４８００バイトの容量を持っているも
のとし、セクタを構成するワード数は先例と同様１００
０バイトとする。つｊ　Ｆ）Ｎｗ−１０００とする。本
例ではスパイラム構成なので、レーザの半径方向への送
りは常に遅られる、トラック１周は４．８セクタで構成
され、アドレスピットは５周毎にトラック上の同一位置
に来る。トラック内の論理的セクタ数を５として、セク
タカウンタは５分周（＃＃−５）毎にトラックカウンタ
を１増加させる。ワードカウンタ１７の出力を０〜４９
バイトの間をデコードし、ゲート九を開き、先例と同様
に、アドレス信号発生器ｎの出力をレーザ駆動回路部を
制御し原盤を刻み、１トラツク毎にアドレスピットが１
７５セクタづつずれたディスクを実現するものである。

〔発明の効果〕

本発明によれば、コードデータ記録用の光ディスクに於
て、隣接するトラックの同じ位置をさけて、データのア
ドレス情報を予じめ記録するプリフォーマット部を配置
する事によって、光ディスクを射出成型あるいは射出圧
縮成形する場合に、ディスク素材となる樹脂の流れに対
する抵抗をディスク面で均一にする事が可能となシ、成
型時の転写性が向上し、量産性に優れた光ディスクの構
造を得られる。尚、本発明による構成は、ディスク上の
物理的セクタの配置によるだけのもので、データの冗長
度を増したシ、ランダムアクセスの障害となる要因は全
く無く、従来のディスクと置き換え可能である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第１の実施例によるディスクの平面図
、第２図は従来例によるディスクの平面図、第３図は第
２図の断面図、第４図はその平面部分図、第５図は再生
信号の波形図、第６図は本発明の第２の実施例によるデ
ィスクの平面図、第７図は本発明のディスク原盤を実現
する為の装置例を示す図である。 １・・・アドレスピット　　２・・・案内溝３・・・基
板　　　　　　　５・・・信号６・・・ディスク ヱ・・・プリフォーマット部

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 円板状記録担体であり、同心円状又はスパイラル状のト
   ラックを有し、該トラック上にあらかじめアドレス情報
   を示す凹凸よりなるピット部と、記録・再生および検索
   におけるトラッキング用の案内溝とを交互に有する光デ
   ィスク担体であって、隣接するトラック間において該ピ
   ット部が重ならないように配置した事を特徴とする光デ
   ィスク記録担体。