JP2709917B2 - ベルト挟み式アンロ−ダの供給装置 - Google Patents
ベルト挟み式アンロ−ダの供給装置Info
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- JP2709917B2 JP2709917B2 JP20317796A JP20317796A JP2709917B2 JP 2709917 B2 JP2709917 B2 JP 2709917B2 JP 20317796 A JP20317796 A JP 20317796A JP 20317796 A JP20317796 A JP 20317796A JP 2709917 B2 JP2709917 B2 JP 2709917B2
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ベルト挟み式アン
ロ−ダの供給装置に関するものである。
ロ−ダの供給装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】周知の通り、船倉から穀物、粉状体など
のバラ物を荷揚げする連続式アンロ−ダは、走行台車上
の旋回フレ−ムに、ブ−ムの先端を俯仰自在に枢支し、
そのブ−ムの先端部に、バケットエレベ−タ(または垂
直スクリュ−コンベア)を吊設し、このバケットエレベ
−タの下部に1対のバケット式フィ−ダを取付けて構成
し、バラ物をこのバケット式フィ−ダで掬い上げてバケ
ットエレベ−タに供給し、バケットエレベ−タにより上
方へ搬送して荷揚げを行うようにしている。
のバラ物を荷揚げする連続式アンロ−ダは、走行台車上
の旋回フレ−ムに、ブ−ムの先端を俯仰自在に枢支し、
そのブ−ムの先端部に、バケットエレベ−タ(または垂
直スクリュ−コンベア)を吊設し、このバケットエレベ
−タの下部に1対のバケット式フィ−ダを取付けて構成
し、バラ物をこのバケット式フィ−ダで掬い上げてバケ
ットエレベ−タに供給し、バケットエレベ−タにより上
方へ搬送して荷揚げを行うようにしている。
【0003】最近、かかる連続式アンロ−ダにおけるバ
ケットエレベ−タに代え、ベルト挟み式コンベアを用
い、しかもバケットフィ−ダに代え、パドルフィ−ダを
用いたベルト挟み式アンロ−ダが用いられるようになっ
た(実開昭58−114232号公報参照)。そして、
このベルト挟み式アンロ−ダは、バラ物がベルトに付着
することが少ないので、スクリュ−コンベアのような搬
送抵抗が防止でき、ベルト駆動の動力が節約できるとい
う特徴を有している。換言すれば、バラ物を大量に連続
して荷揚げができる特徴をもっている。
ケットエレベ−タに代え、ベルト挟み式コンベアを用
い、しかもバケットフィ−ダに代え、パドルフィ−ダを
用いたベルト挟み式アンロ−ダが用いられるようになっ
た(実開昭58−114232号公報参照)。そして、
このベルト挟み式アンロ−ダは、バラ物がベルトに付着
することが少ないので、スクリュ−コンベアのような搬
送抵抗が防止でき、ベルト駆動の動力が節約できるとい
う特徴を有している。換言すれば、バラ物を大量に連続
して荷揚げができる特徴をもっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この2
重ベルトに荷揚げ能力が大であっても、付設されている
パドルフィ−ダに掻揚能力が充分でない(殊に、流動性
の悪いバラ物を取扱う場合は充分でない)と、アンロ−
ダ全体として、荷揚能力が低下する。そのため、前掲の
公報では、両側に水平スクリュ−を一体的に延設したパ
ドルフィ−ダにおいて、放射状の複数の羽根を、回転方
向に対して後向きの折り曲げた羽根で構成することを提
案している。しかしながら、かかる提案のパドルフィ−
ダは、2重ベルトの合せ部の直下に設けられた単体の供
給装置であるため、羽根の形状を変更しても、掻揚能力
を増大するには限度がある。そこで、1対の向かい合っ
たパドルフィ−ダを採用し、各パドルフィ−ダ軸の両側
に水平スクリュ−を一体的に延設することも考えられる
が、かかる構造にすれば、装置が複雑化するばかりでは
なく、重量が嵩み、ブ−ムにとって好ましくない。
重ベルトに荷揚げ能力が大であっても、付設されている
パドルフィ−ダに掻揚能力が充分でない(殊に、流動性
の悪いバラ物を取扱う場合は充分でない)と、アンロ−
ダ全体として、荷揚能力が低下する。そのため、前掲の
公報では、両側に水平スクリュ−を一体的に延設したパ
ドルフィ−ダにおいて、放射状の複数の羽根を、回転方
向に対して後向きの折り曲げた羽根で構成することを提
案している。しかしながら、かかる提案のパドルフィ−
ダは、2重ベルトの合せ部の直下に設けられた単体の供
給装置であるため、羽根の形状を変更しても、掻揚能力
を増大するには限度がある。そこで、1対の向かい合っ
たパドルフィ−ダを採用し、各パドルフィ−ダ軸の両側
に水平スクリュ−を一体的に延設することも考えられる
が、かかる構造にすれば、装置が複雑化するばかりでは
なく、重量が嵩み、ブ−ムにとって好ましくない。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで本発明は、かかる
不都合を全面的に解消しようとして案出されたもので、
その要旨とするところは、ブ−ムの先端部に2重ベルト
コンベアを吊設し、この2重ベルトコンベアの下端に1
対のパドルフィ−ダを設けたアンロ−ダにおいて、前記
1対のパドルフィ−ダ間の下部側方で、かつ、下端が前
記パドルフィ−ダの下端と略同一高さに、パドル羽根に
向けバラ物を掻き寄せるようにした水平スクリュ−を設
けたことを特徴とするベルト挟み式アンロ−ダの供給装
置にある。
不都合を全面的に解消しようとして案出されたもので、
その要旨とするところは、ブ−ムの先端部に2重ベルト
コンベアを吊設し、この2重ベルトコンベアの下端に1
対のパドルフィ−ダを設けたアンロ−ダにおいて、前記
1対のパドルフィ−ダ間の下部側方で、かつ、下端が前
記パドルフィ−ダの下端と略同一高さに、パドル羽根に
向けバラ物を掻き寄せるようにした水平スクリュ−を設
けたことを特徴とするベルト挟み式アンロ−ダの供給装
置にある。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の構成を添付図面に示す実
施例により詳細に説明する。図1は本発明の実施例の側
面図、図2は図1のA矢視図側面図、図3は図2のB矢
視平面図、図4はパドルフィ−ダをもつベルト挟み式ア
ンロ−ダの全体図、図5は第2の実施例で図3に相当す
る平面図を示す。
施例により詳細に説明する。図1は本発明の実施例の側
面図、図2は図1のA矢視図側面図、図3は図2のB矢
視平面図、図4はパドルフィ−ダをもつベルト挟み式ア
ンロ−ダの全体図、図5は第2の実施例で図3に相当す
る平面図を示す。
【0007】しかして、図4において、本実施例は、船
倉内の穀物や流動性の悪い飼料などのバラ物を荷揚げす
るためのベルト挟み式アンロ−ダであって、1は平ベル
トで構成され、主ベルト2と従ベルト3とが合されて、
その合せ部でバラ物8を挟んで搬送するベルト挟み式ア
ンロ−ダ、すなわち2重ベルトコンベアであり、この2
重ベルトコンベア1は、スイング(c)可能でかつ上下
動(d)可能の約20mの垂直搬送部Vと、俯仰自在
(e)の水平搬送部Hと、から構成している。この2重
ベルトコンベア1の下端は、その下端の合せ部がスカ−
ト状に広がっている。すなわち、主・従ベルト2,3の
テ−ルプ−リ9,9を同一高さでかつ水平方向に離し
て、スカ−ト部4を形成している。そのスカ−ト部4の
下方に、1対のパドルフィ−ダ5,5が取付けられてい
る。そして、このパドルフィ−ダ5は、2重ベルトコン
ベア1を支持する垂直フレ−ム18(図1参照)の下方
に設けられたブラケット上のモ−タ(図示せず)で駆動
回転されるようになっている。
倉内の穀物や流動性の悪い飼料などのバラ物を荷揚げす
るためのベルト挟み式アンロ−ダであって、1は平ベル
トで構成され、主ベルト2と従ベルト3とが合されて、
その合せ部でバラ物8を挟んで搬送するベルト挟み式ア
ンロ−ダ、すなわち2重ベルトコンベアであり、この2
重ベルトコンベア1は、スイング(c)可能でかつ上下
動(d)可能の約20mの垂直搬送部Vと、俯仰自在
(e)の水平搬送部Hと、から構成している。この2重
ベルトコンベア1の下端は、その下端の合せ部がスカ−
ト状に広がっている。すなわち、主・従ベルト2,3の
テ−ルプ−リ9,9を同一高さでかつ水平方向に離し
て、スカ−ト部4を形成している。そのスカ−ト部4の
下方に、1対のパドルフィ−ダ5,5が取付けられてい
る。そして、このパドルフィ−ダ5は、2重ベルトコン
ベア1を支持する垂直フレ−ム18(図1参照)の下方
に設けられたブラケット上のモ−タ(図示せず)で駆動
回転されるようになっている。
【0008】なお、水平搬送部Hの出口にはシュ−ト6
が設けられている。7は船体、10は1対の耳押えロ−
ラで、主・従ベルト2,3の両耳部を挟んで、ベルトの
幅方向中央部でバラ物8を挟んで搬送するようになって
いる。11は搬送量規制プ−リで、鼓状に形成されてい
る。14はリタ−ン用ベンドロ−ラを示す。従って、本
実施例のベルト挟み式アンロ−ダによれば、船体7内の
バラ物8を陸揚げするには、主・従ベルト2,3を同速
かつ同方向に駆動すると共に、パドルフィ−ダ5,5を
互いに向き合うよう回転し、バラ物8を2重ベルトコン
ベア1のスカ−ト部4に撥ね揚げる。その結果、バラ物
8は主・従ベルト2,3間に挟まれて垂直搬送部Vで矢
視aのように搬送され、水平搬送部Hで矢印bのように
シュ−ト6に向け搬送される。
が設けられている。7は船体、10は1対の耳押えロ−
ラで、主・従ベルト2,3の両耳部を挟んで、ベルトの
幅方向中央部でバラ物8を挟んで搬送するようになって
いる。11は搬送量規制プ−リで、鼓状に形成されてい
る。14はリタ−ン用ベンドロ−ラを示す。従って、本
実施例のベルト挟み式アンロ−ダによれば、船体7内の
バラ物8を陸揚げするには、主・従ベルト2,3を同速
かつ同方向に駆動すると共に、パドルフィ−ダ5,5を
互いに向き合うよう回転し、バラ物8を2重ベルトコン
ベア1のスカ−ト部4に撥ね揚げる。その結果、バラ物
8は主・従ベルト2,3間に挟まれて垂直搬送部Vで矢
視aのように搬送され、水平搬送部Hで矢印bのように
シュ−ト6に向け搬送される。
【0009】ここにおいて、本実施例の1対のパドルフ
ィ−ダ5,5間に次のような左右(図2における)1対
の水平スクリュ−12,12を設けている。すなわち、
図1,図2および図3において、両側の垂直フレ−ム1
8,18より下方にそれぞれパドル軸ブラケット13,
13を延設し、これらのパドル軸ブラケット13,13
より斜め下方にスクリュ−軸ブラケット15,15を更
に分岐して設け、これらのスクリュ−軸ブラケット1
5,15で1本の水平スクリュ−軸16の両端を支持し
ている。
ィ−ダ5,5間に次のような左右(図2における)1対
の水平スクリュ−12,12を設けている。すなわち、
図1,図2および図3において、両側の垂直フレ−ム1
8,18より下方にそれぞれパドル軸ブラケット13,
13を延設し、これらのパドル軸ブラケット13,13
より斜め下方にスクリュ−軸ブラケット15,15を更
に分岐して設け、これらのスクリュ−軸ブラケット1
5,15で1本の水平スクリュ−軸16の両端を支持し
ている。
【0010】従って、水平スクリュ−軸16は、1対の
パドルフィ−ダ5,5間の下部に設けられている。この
水平スクリュ−軸16のパドル羽根5aの幅Lより外側
に、パドルフィ−ダ5の外径より小径で、かつ、下端が
パドルフィ−ダ5の下端と略同一高さの水平スクリュ−
12,12をそれぞれ取付けている。両パドル軸17,
17は図外駆動装置によって駆動回転されるようになっ
ている。また、水平スクリュ−軸16は、図3に示すよ
うに、パドル軸17よりスプロケット19、チェ−ン2
0、スプロケット21を介して駆動される。なお、22
は軸受を示す。
パドルフィ−ダ5,5間の下部に設けられている。この
水平スクリュ−軸16のパドル羽根5aの幅Lより外側
に、パドルフィ−ダ5の外径より小径で、かつ、下端が
パドルフィ−ダ5の下端と略同一高さの水平スクリュ−
12,12をそれぞれ取付けている。両パドル軸17,
17は図外駆動装置によって駆動回転されるようになっ
ている。また、水平スクリュ−軸16は、図3に示すよ
うに、パドル軸17よりスプロケット19、チェ−ン2
0、スプロケット21を介して駆動される。なお、22
は軸受を示す。
【0011】本実施例の構成は以上のようであるので、
以下の動作を行う。すなわち、パドルフィ−ダ5がバラ
物8中で駆動回転すると、それに伴って水平スクリュ−
12も駆動回転する。なお、水平スクリュ−12の回転
は図2矢印a方向にバラ物8が進むよう回転する。その
結果、1対のパドルフィ−ダ5,5間の下部の両サイド
にあるバラ物8は、流動性の悪いバラ物であっても、水
平スクリュ−12でパドルフィ−ダ5,5間の下部へ送
られ、その結果、水平スクリュ−12の上方にあるバラ
物8も次々とこの水平スクリュ−12上に落下する。落
下したバラ物8は順次、水平スクリュ−12でパドルフ
ィ−ダ5,5間の下部へ連続して送られ掻き寄せられ
る。そして、パドルフィ−ダ5,5間の下部に掻き寄せ
られたバラ物8は、パドル羽根5aの遠心力でスカ−ト
部4へ撥ね揚げられて、主・従ベルト2,3間に挟まれ
搬送される。従って、水平スクリュ−12がなければ、
図2におけるパドル羽根5aの幅Lのバラ物しか、撥ね
揚げることがないが、本実施例では、水平スクリュ−1
2の軸長さXにあるバラ物8も撥ね揚げができ、更に上
方のバラ物8も荷くずれさせながら掻き寄せるので、パ
ドルフィ−ダ5の撥ね揚げ量が一段と増大する。
以下の動作を行う。すなわち、パドルフィ−ダ5がバラ
物8中で駆動回転すると、それに伴って水平スクリュ−
12も駆動回転する。なお、水平スクリュ−12の回転
は図2矢印a方向にバラ物8が進むよう回転する。その
結果、1対のパドルフィ−ダ5,5間の下部の両サイド
にあるバラ物8は、流動性の悪いバラ物であっても、水
平スクリュ−12でパドルフィ−ダ5,5間の下部へ送
られ、その結果、水平スクリュ−12の上方にあるバラ
物8も次々とこの水平スクリュ−12上に落下する。落
下したバラ物8は順次、水平スクリュ−12でパドルフ
ィ−ダ5,5間の下部へ連続して送られ掻き寄せられ
る。そして、パドルフィ−ダ5,5間の下部に掻き寄せ
られたバラ物8は、パドル羽根5aの遠心力でスカ−ト
部4へ撥ね揚げられて、主・従ベルト2,3間に挟まれ
搬送される。従って、水平スクリュ−12がなければ、
図2におけるパドル羽根5aの幅Lのバラ物しか、撥ね
揚げることがないが、本実施例では、水平スクリュ−1
2の軸長さXにあるバラ物8も撥ね揚げができ、更に上
方のバラ物8も荷くずれさせながら掻き寄せるので、パ
ドルフィ−ダ5の撥ね揚げ量が一段と増大する。
【0012】次に、本発明の第2の実施例を説明すれ
ば、図5に示すように、水平スクリュ−軸16を、図4
の水平スクリュ−軸16より延長し、垂直フレ−ム18
の外へ伸ばすことより、水平スクリュ−23によるバラ
物取込み量を更に増大させることができる。なお、第2
の実施例の水平スクリュ−軸16の駆動は、垂直フレ−
ム18より外方に延出した軸(図示せず)を介して行わ
れる。
ば、図5に示すように、水平スクリュ−軸16を、図4
の水平スクリュ−軸16より延長し、垂直フレ−ム18
の外へ伸ばすことより、水平スクリュ−23によるバラ
物取込み量を更に増大させることができる。なお、第2
の実施例の水平スクリュ−軸16の駆動は、垂直フレ−
ム18より外方に延出した軸(図示せず)を介して行わ
れる。
【0013】
【発明の効果】本発明によれば、1対のパドルフィ−ダ
間の下部側方、かつ、下端がパドルフィ−ダの下端と略
同一高さに位置した水平スクリュ−を設けたので、この
水平スクリュ−によって、パドルフィ−ダの撥ね揚げ量
を増大させるのは勿論、この水平スクリュ−が1対のパ
ドルフィ−ダの軸上にそれぞれ延設したものではなく、
別個の単体であるので、それだけ、軽量化ができ、しか
も、効率良くバラ物をパドルフィ−ダ間に掻き寄せるこ
とができ、ブ−ム先端部に吊設されたベルト挟み式アン
ロ−ダに好適なものにできる。殊に、水平スクリュ−が
パドル軸より延設されていて、この水平スクリュ−によ
って、バラ物をパドル軸近傍に向け掻き寄せ、その遠心
力が小であるのと相違して、水平スクリュ−が1対のパ
ドルフィ−ダ間の下部側方に位置していて、バラ物をパ
ドル羽根の先端に向け掻き寄せるので、それだけ掻き寄
せられたバラ物に対しパドル羽根の遠心力が大きく作用
して、バラ物の撥ね揚げ作用に無駄が生じない。しか
も、水平スクリュ−が小径であっても、確実にパドルフ
ィ−ダ間にバラ物を掻き寄せることができる。
間の下部側方、かつ、下端がパドルフィ−ダの下端と略
同一高さに位置した水平スクリュ−を設けたので、この
水平スクリュ−によって、パドルフィ−ダの撥ね揚げ量
を増大させるのは勿論、この水平スクリュ−が1対のパ
ドルフィ−ダの軸上にそれぞれ延設したものではなく、
別個の単体であるので、それだけ、軽量化ができ、しか
も、効率良くバラ物をパドルフィ−ダ間に掻き寄せるこ
とができ、ブ−ム先端部に吊設されたベルト挟み式アン
ロ−ダに好適なものにできる。殊に、水平スクリュ−が
パドル軸より延設されていて、この水平スクリュ−によ
って、バラ物をパドル軸近傍に向け掻き寄せ、その遠心
力が小であるのと相違して、水平スクリュ−が1対のパ
ドルフィ−ダ間の下部側方に位置していて、バラ物をパ
ドル羽根の先端に向け掻き寄せるので、それだけ掻き寄
せられたバラ物に対しパドル羽根の遠心力が大きく作用
して、バラ物の撥ね揚げ作用に無駄が生じない。しか
も、水平スクリュ−が小径であっても、確実にパドルフ
ィ−ダ間にバラ物を掻き寄せることができる。
【図1】図1は、本発明の実施例の側面図である。
【図2】図2は、図1のA矢視図側面図である。
【図3】図3は、図2のB矢視平面図である。
【図4】図4は、パドルフィ−ダをもつベルト挟み式ア
ンロ−ダの全体図である。
ンロ−ダの全体図である。
【図5】図5は、第2の実施例で、図3に相当する平面
図である。
図である。
1 2重ベルトコンベア 5 パドルフィ−ダ 5a パドル羽根 12 水平スクリュ−
Claims (1)
- 【請求項1】 ブ−ム先端部に2重ベルトコンベアを吊
設し、この2重ベルトコンベアの下端に1対のパドルフ
ィ−ダを設けたアンロ−ダにおいて、前記1対のパドル
フィ−ダ間の下部側方で、かつ、下端が前記パドルフィ
−ダの下端と略同一高さに、パドル羽根に向けバラ物を
掻き寄せるようにした水平スクリュ−を設けたことを特
徴とするベルト挟み式アンロ−ダの供給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20317796A JP2709917B2 (ja) | 1996-07-11 | 1996-07-11 | ベルト挟み式アンロ−ダの供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20317796A JP2709917B2 (ja) | 1996-07-11 | 1996-07-11 | ベルト挟み式アンロ−ダの供給装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09104538A JPH09104538A (ja) | 1997-04-22 |
JP2709917B2 true JP2709917B2 (ja) | 1998-02-04 |
Family
ID=16469740
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20317796A Expired - Lifetime JP2709917B2 (ja) | 1996-07-11 | 1996-07-11 | ベルト挟み式アンロ−ダの供給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2709917B2 (ja) |
-
1996
- 1996-07-11 JP JP20317796A patent/JP2709917B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09104538A (ja) | 1997-04-22 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
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R350 | Written notification of registration of transfer |
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