JP2709863B2 - ボトル処理装置 - Google Patents

ボトル処理装置

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JP2709863B2
JP2709863B2 JP2328284A JP32828490A JP2709863B2 JP 2709863 B2 JP2709863 B2 JP 2709863B2 JP 2328284 A JP2328284 A JP 2328284A JP 32828490 A JP32828490 A JP 32828490A JP 2709863 B2 JP2709863 B2 JP 2709863B2
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義明 徳田
昌男 田口
雅之 中谷
隆夫 西野
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Shibuya Corp
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House Foods Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はビン等の容器を洗浄又は殺菌するボトル処理
装置に関するものである。
〔従来の技術〕
ボルト処理装置は、ホルダによって容器を倒立保持
し、搬送する間に、下方からノズルをビン口内に挿入し
(または挿入せず)、洗浄液を噴射しビン底に当てて洗
浄を行うようになっている(特開昭63−281990号)。
〔発明が解決しようとする課題〕
近年広く使用されているプラスチック製のペットボト
ルは、底面がビン内に突出した凸型になっている。その
ため、従来の処理装置によって洗浄する場合に、センタ
リングが僅かでも狂って噴射液がビン底の中心に当たら
ずにずれてしまうと、ビン内の片側が洗浄されないとい
う問題があったまた、本発明者らは、前記洗浄方法にお
ける洗浄液を熱水に代え、熱水をビンの内面に当てて昇
温させることでビンを殺菌する技術を新たに開発した
が、この技術において、熱水がビン内全面に当たらない
ことは、殺菌不良を生じ重大な問題となる。
本発明は上記問題点を除くためになされたもので、容
器内全面を確実に洗浄又は殺菌することができるボルト
処理装置を提供するものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明に係るボトル処理装置は、容器を倒立状態に保
持して搬送するホルダと、このホルダに追従して移動
し、容器内に処理液を放出するノズルと、上記ホルダに
設けた係合部と、ホルダの移動経路に沿って配設され、
上記ノズルによって処理を行う部分に傾斜部を設けたガ
イド部材とを備え、上記係合部をガイド部材に係合させ
てホルダの進行を案内し、処理部分でノズルから容器内
に処理液を放出する角度が変わるようにホルダを揺動さ
せるようにしたものである。
〔作用〕
本発明に係るボトル処理装置では、ノズルから容器内
に液体を放出する角度を変えて、処理液を容器内全面に
当てる。更に、本発明では、ホルダは、その係合部がガ
イド部材に案内されつつ前進し、係合部がガイド部材の
傾斜部を通過するときにはホルダが角度を変えて容器を
揺動させる。
〔実施例〕
以下、図示実施例により本発明を説明する。第3図は
本発明の一実施例に係るボトル処理装置の配置を説明す
る図であり、図示しないコンベアによって連続的に搬送
されてきた容器は、供給スターホイール(2)によって
このボトル処理装置内に導入される。これら容器は、チ
ェーン(4)に等間隔で取り付けられたホルダに1本ず
つ把持され、反転される。倒立状態になった容器は、搬
送中に、駆動ホイル(6)の下部に設けられ容器の移動
に追従して回転する処理液放出ノズルによって、下方の
ビン口から処理液を放出されて洗浄又は殺菌される。
洗浄された容器は、倒立状態のまま搬送されつつ水切
りを行なわれ、従動ホイル(8)の周囲を通過した後再
び反転されて正立状態に戻り、排出スターホイール(1
0)を介してコンベア上に排出される。
第1図に示すように、ホルダ(12)は、駆動ホイル
(6)と従動ホイル(8)に掛け回されたチェーン
(4)に所定間隔で固定された支柱(14)に、水平ピン
(16)を介して回転可能に支持されており、その回転端
にローラ(18)が取り付けられている。
チェーン(4)の移動軌跡にほぼ沿って2本の丸棒
(20a),(20b)から成るガイド部材(20)が配設され
ている。上記ホルダ(12)のローラ(18)は、これら2
本の丸棒(20a),(20b)間に挾持され、案内されてそ
の位置を変えつつ前進する。すなわち、2本の丸棒(20
a),(20b)は、供給スターホイール(2)と駆動ホイ
ール(6)の間で、ねじれるようにして次第に上下が入
れ変ってホルダ(12)を反転させる。チェーン(4)が
駆動ホイール(6)に達した位置(A)からほぼ90度回
転した位置(B)迄の間は、2本の丸棒(20a),(20
b)がホルダ(12)を水平に保つ位置よりやや下向きに
傾斜し(第1図の状態)、上記位置(B)からさらに90
度回転した位置(C)迄の間は、逆にホルダ(12)をや
や上向きに保つように丸棒(20a),(20b)の傾斜が変
わり(第2図の状態)、位置(A)から位置(C)迄ほ
ぼ180度回転する間にホルダ(12)を上下に振って容器
(22)を揺動させるようになっている。
その後、位置(C)から下流側では、ホルダ(12)が
ほぼ水平状態に維持されて移動し、従動ホイル(8)を
過ぎた後、2本の丸棒(20a),(20b)はねじれるよう
にして上下が入れ変り、再びホルダ(12)を反転させて
容器(22)を正立状態に戻し、排出スターホイール(1
0)によってコンベア上に排出する。
上記のように、(A)から(B)の区間では、第1図
に示すように、ホルダ(12)を水平ピン(16)よりも下
方に向けて傾斜させ、(B)から(C)の区間では逆
に、第2図に示すように、ホルダ(12)を水平ピン(1
6)よりも上方に向けて傾斜させ、ノズル(24)を容器
内に挿入して処理液を放出している間に容器を揺動させ
ることにより、処理液が容器の底面に当たる位置が変る
ため、容器内全面を確実に洗浄又は殺菌することができ
る。
ノズル(24)は、容器(22)の内面を洗浄する場合は
無菌水、洗浄水等を放出するものであり、容器(22)の
内面を殺菌する場合は熱水、オゾン水、過酸化水素水等
を放出するものである。ノズル(24)としては、上記処
理液を噴射若しくは噴水状に放出する形態のものを採用
できる。ノズル(24)は、容器(22)を殺菌する場合
は、容器内(22)に挿入され、処理液を容器(22)の底
面から側面全体を伝わって流下するように放出するもの
であることが望ましい。これにより、容器(22)内全面
に確実に殺菌液を当て、優れた殺菌効果を得ることがで
きる。
なお、上記実施例では、ホルダ(12)を進行方向に対
して左右へ揺動させるようにしたが、ガイド部材(20)
の傾斜を変えることにより進行方向の前後等種々の方向
に揺動させることも可能である。また、ノズル(24)を
容器(22)内に挿入して処理液を放出するタイプのボト
ル処理装置を示したが、ノズルを挿入しない構成の場合
も同様である。
〔発明の効果〕
以上述べたように本発明によれば、ノズルから放出さ
れた処理液を容器内面全体に当てることができ、確実に
洗浄、殺菌することができ、特に殺菌効果の向上に優れ
る。
また、本発明は、特に容量が1000ccを越える大型容
器、或いは表面張力で処理液をはじきやすいペットボト
ル等のプラスチック製ボトルに対しても、容器内全面に
確実に処理液を当てることができるので、これらの洗
浄、殺菌に好適に用い得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係るボトル処理装置の横断
面図、第2図は上記ボトル処理装置の異なる位置の横断
面図、第3図はボトル処理装置全体の概略平面図であ
る。 (12)……ホルダ、 (18)……ホルダの係合部(ローラ)、 (20)……ガイド部材、 (22)……容器、 (24)……ノズル。
フロントページの続き (72)発明者 田口 昌男 大阪府東大阪市御厨栄町1丁目5番7号 ハウス食品工業株式会社内 (72)発明者 中谷 雅之 大阪府東大阪市御厨栄町1丁目5番7号 ハウス食品工業株式会社内 (72)発明者 西野 隆夫 石川県金沢市大豆田本町甲58番地 澁谷 工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−281990(JP,A) 特開 昭63−82989(JP,A) 実公 昭45−13666(JP,Y1)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】容器を倒立状態に保持して搬送するホルダ
    と、このホルダに追従して移動し、容器内に処理液を放
    出するノズルと、上記ホルダに設けた係合部と、ホルダ
    の移動経路に沿って配設され、上記ノズルによって処理
    を行う部分に傾斜部を設けたガイド部材とを備え、上記
    係合部をガイド部材に係合させてホルダの進行を案内
    し、処理部分でノズルから容器内に処理液を放出する角
    度が変わるようにホルダを揺動させることを特徴とする
    ボトル処理装置。
  2. 【請求項2】ノズルが、殺菌液を放出して容器内を殺菌
    するためのものである請求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】ノズルが、容器内に挿入され、処理液を容
    器の底面から側面を伝わって流下するように放出するも
    のである請求項2に記載の装置
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