JP2709785B2 - 軸物素材の曲がり矯正方法 - Google Patents
軸物素材の曲がり矯正方法Info
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- JP2709785B2 JP2709785B2 JP25189693A JP25189693A JP2709785B2 JP 2709785 B2 JP2709785 B2 JP 2709785B2 JP 25189693 A JP25189693 A JP 25189693A JP 25189693 A JP25189693 A JP 25189693A JP 2709785 B2 JP2709785 B2 JP 2709785B2
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、カムシャフトやクラン
クシャフト等の軸物素材の曲がりを矯正する方法に関す
る。
クシャフト等の軸物素材の曲がりを矯正する方法に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】軸物素材の曲がりを矯正するものとし
て、例えば、実開昭５６−８０８２１号公報により、シ
ーズヒータの両端を把持し回転させた状態で、該シーズ
ヒータの回転軸線に対して直角方向からローラをシーズ
ヒータに押し付けて該シーズヒータの曲がりを矯正する
ようにしたものが知られている。
て、例えば、実開昭５６−８０８２１号公報により、シ
ーズヒータの両端を把持し回転させた状態で、該シーズ
ヒータの回転軸線に対して直角方向からローラをシーズ
ヒータに押し付けて該シーズヒータの曲がりを矯正する
ようにしたものが知られている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のものでは、
軸物素材を回転させながらローラで押して曲がり矯正を
行なうという技術内容については記載されているもの
の、具体的にどのようにしてローラで軸物素材を押すの
かが不明である。すなわち、軸物素材が真直である場合
にローラが軸物素材に初めて接する位置を中立位置とす
ると、初期の曲がり量が比較的小さい軸物素材ではロー
ラを中立位置まで前進させるだけで十分な曲がり矯正を
行なえるが、初期の曲がりが比較的大きな軸物素材では
ローラを中立位置まで前進させただけではスプリングバ
ック量が大きく十分な曲がり矯正を行なえない。このよ
うな場合にはローラを中立位置を超えて更に前進させれ
ばよいが、初期の曲がり量が小さな軸物素材では逆にロ
ーラの押し込みにより曲げられ曲がりが大きくなるとい
う不具合がある。
軸物素材を回転させながらローラで押して曲がり矯正を
行なうという技術内容については記載されているもの
の、具体的にどのようにしてローラで軸物素材を押すの
かが不明である。すなわち、軸物素材が真直である場合
にローラが軸物素材に初めて接する位置を中立位置とす
ると、初期の曲がり量が比較的小さい軸物素材ではロー
ラを中立位置まで前進させるだけで十分な曲がり矯正を
行なえるが、初期の曲がりが比較的大きな軸物素材では
ローラを中立位置まで前進させただけではスプリングバ
ック量が大きく十分な曲がり矯正を行なえない。このよ
うな場合にはローラを中立位置を超えて更に前進させれ
ばよいが、初期の曲がり量が小さな軸物素材では逆にロ
ーラの押し込みにより曲げられ曲がりが大きくなるとい
う不具合がある。
【０００４】尚、曲がり矯正前の軸物素材を、曲がりの
大小に応じて別けておき、各軸物素材の曲がり量に応じ
てローラの前進位置を調節することも考えられるが、軸
物素材を曲がり量に応じて別ける工数やローラの前進位
置を調節する工数を要し、生産性が低下するという問題
がある。
大小に応じて別けておき、各軸物素材の曲がり量に応じ
てローラの前進位置を調節することも考えられるが、軸
物素材を曲がり量に応じて別ける工数やローラの前進位
置を調節する工数を要し、生産性が低下するという問題
がある。
【０００５】そこで本発明は、上記の問題点に鑑み、軸
物素材の初期の曲がり量の大小にかかわらず、十分に曲
がり矯正を行ない得る曲がり矯正方法を提供することを
目的とする。
物素材の初期の曲がり量の大小にかかわらず、十分に曲
がり矯正を行ない得る曲がり矯正方法を提供することを
目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項１の発明は、軸物素材の両端を把持して回転
させながら回転軸線に対してローラを直角方向から押し
付けて軸物素材の曲がりを矯正する方法において、上記
ローラを、軸物素材が真直である場合に初めて接触する
中立位置から所定量前進させた状態で軸物素材を数回転
させた後、該ローラを中立位置まで後退させた状態で軸
物素材を更に数回転させることを特徴とする。
に、請求項１の発明は、軸物素材の両端を把持して回転
させながら回転軸線に対してローラを直角方向から押し
付けて軸物素材の曲がりを矯正する方法において、上記
ローラを、軸物素材が真直である場合に初めて接触する
中立位置から所定量前進させた状態で軸物素材を数回転
させた後、該ローラを中立位置まで後退させた状態で軸
物素材を更に数回転させることを特徴とする。
【０００７】請求項２の発明は、請求項１のローラを中
立位置より所定量前進させる前に、軸物素材が数回転す
る間上記中立位置でローラを一旦停止させることを特徴
とする。
立位置より所定量前進させる前に、軸物素材が数回転す
る間上記中立位置でローラを一旦停止させることを特徴
とする。
【０００８】
【作用】ローラを中立位置より更に所定量前進させるこ
とにより軸物素材は強制的に一定量曲げられることにな
る。この状態は、初期の曲がりの大きな軸物素材にとっ
ては曲がり量が減少されたことになり、初期の曲がりの
小さな軸物素材にとっては若干曲がり量が増加したこと
になるが、初期の曲がり量の大小にかかわらず全ての軸
物素材の曲がり量が一定量に揃えられることになる。続
いてローラの位置を中立位置に戻すことにより、この一
定量の曲がりが矯正される。
とにより軸物素材は強制的に一定量曲げられることにな
る。この状態は、初期の曲がりの大きな軸物素材にとっ
ては曲がり量が減少されたことになり、初期の曲がりの
小さな軸物素材にとっては若干曲がり量が増加したこと
になるが、初期の曲がり量の大小にかかわらず全ての軸
物素材の曲がり量が一定量に揃えられることになる。続
いてローラの位置を中立位置に戻すことにより、この一
定量の曲がりが矯正される。
【０００９】尚、初期の曲がり量が大きな軸物素材につ
いてローラを一気に中立位置より所定量前進させると軸
物素材に大きな曲げ変形が生じ無理かかかるおそれがあ
るので、ローラを中立位置で一旦停止させることにより
一度に曲げられる変位量を小さくし軸物素材に余り無理
がかからないようにした。
いてローラを一気に中立位置より所定量前進させると軸
物素材に大きな曲げ変形が生じ無理かかかるおそれがあ
るので、ローラを中立位置で一旦停止させることにより
一度に曲げられる変位量を小さくし軸物素材に余り無理
がかからないようにした。
【００１０】
【実施例】まず、本発明を実施するための曲がり矯正装
置の構成について説明する。図１及び図２を参照して、
１は軸物素材Ｗの一端を把持し回転させるワークヘッド
であり、タイミングベルト１０ａを介して駆動モータ１
０が連結され、軸物素材Ｗの一端を把持し回転させるチ
ャックユニット１１が設けられている。また、該ワーク
ヘッド１にはスプロケット１２が取り付けられており、
チェーン１２ａを介して同期シャフト３の一端に固定さ
れたスプロケット３１に連結されている。一方、ワーク
ヘッド１に対峙して、軸物素材Ｗの他端を把持し回転さ
せるチャックユニット２１を備えたテールストック２が
設けられ、該テールストック２に取り付けられたスプロ
ケット２２に対して同期シャフト３の他端に固定された
スプロケット３２がチェーン２２ａを介して連結されて
いる。従って、駆動モータ１０を作動させるとワークヘ
ッド１のチャックユニット１１とテールストック２のチ
ャックユニット２１とが同期シャフト３を介して同期回
転することになる。尚、チャックユニット１１・２１は
共に空気圧により開閉するエアチャック式のものであ
り、ワークヘッド１及びテールストック２の各尾端に取
り付けられたロータリージョイント１３・２３を介して
作動用の圧縮空気が供給されることにより、軸物素材Ｗ
の両端を各々把持する。また、チャックユニット１１を
例にその爪部分を説明すると、図３に示すように、開閉
自在なＶ字状の１対の爪片１１ａを有しており、軸物素
材Ｗを把持する場合及び把持を解く場合には、図外の位
相センサによりチャックユニット１１の位相を検知し
て、両爪片１１ａが水平方向に対向する位相になるよう
に設定されている。そして、軸物素材Ｗを両爪片１１ａ
の間を通して上方から投入し、また上方へ払い出すよう
にした。尚、軸物素材Ｗを投入する場合には、軸物素材
Ｗの表面に１８０°間隔で形成されるバリ等の突起部Ｗ
ａを結ぶ線が水平になるように位相を調節して軸物素材
Ｗをワーク受け５上に一旦乗せて、突起部Ｗａを爪片１
１ａの懐部分１１ｂ内に位置させ、爪片１１ａで把持し
ても突起部Ｗａを潰さないようにした。
置の構成について説明する。図１及び図２を参照して、
１は軸物素材Ｗの一端を把持し回転させるワークヘッド
であり、タイミングベルト１０ａを介して駆動モータ１
０が連結され、軸物素材Ｗの一端を把持し回転させるチ
ャックユニット１１が設けられている。また、該ワーク
ヘッド１にはスプロケット１２が取り付けられており、
チェーン１２ａを介して同期シャフト３の一端に固定さ
れたスプロケット３１に連結されている。一方、ワーク
ヘッド１に対峙して、軸物素材Ｗの他端を把持し回転さ
せるチャックユニット２１を備えたテールストック２が
設けられ、該テールストック２に取り付けられたスプロ
ケット２２に対して同期シャフト３の他端に固定された
スプロケット３２がチェーン２２ａを介して連結されて
いる。従って、駆動モータ１０を作動させるとワークヘ
ッド１のチャックユニット１１とテールストック２のチ
ャックユニット２１とが同期シャフト３を介して同期回
転することになる。尚、チャックユニット１１・２１は
共に空気圧により開閉するエアチャック式のものであ
り、ワークヘッド１及びテールストック２の各尾端に取
り付けられたロータリージョイント１３・２３を介して
作動用の圧縮空気が供給されることにより、軸物素材Ｗ
の両端を各々把持する。また、チャックユニット１１を
例にその爪部分を説明すると、図３に示すように、開閉
自在なＶ字状の１対の爪片１１ａを有しており、軸物素
材Ｗを把持する場合及び把持を解く場合には、図外の位
相センサによりチャックユニット１１の位相を検知し
て、両爪片１１ａが水平方向に対向する位相になるよう
に設定されている。そして、軸物素材Ｗを両爪片１１ａ
の間を通して上方から投入し、また上方へ払い出すよう
にした。尚、軸物素材Ｗを投入する場合には、軸物素材
Ｗの表面に１８０°間隔で形成されるバリ等の突起部Ｗ
ａを結ぶ線が水平になるように位相を調節して軸物素材
Ｗをワーク受け５上に一旦乗せて、突起部Ｗａを爪片１
１ａの懐部分１１ｂ内に位置させ、爪片１１ａで把持し
ても突起部Ｗａを潰さないようにした。
【００１１】また、ワークヘッド１とテールストック２
との間に位置して、軸物素材Ｗの回転軸線に対して直角
方向に摺動自在なスライドテーブル４１上にローラユニ
ット４が設けられている。該ローラユニット４は上下方
向に配置された１対の押圧ローラ４１ａ・４１ｂを備え
ており、両押圧ローラ４１ａ・４１ｂはチェーン４２を
介して相互に連結され同期回転するように構成されてい
る。各押圧ローラ４１ａ・４１ｂは、図４に示すごと
く、内部に冷却用の空気が流れる中空の回転シャフト６
に固定されており、各押圧ローラ４１ａ・４１ｂの外周
面に９０°間隔で凹設された逃げ部６２内には回転シャ
フト６の中空部に連通する冷却通路６１が開口してい
る。従って、回転シャフト６内を流れる冷却用の空気の
一部は冷却通路６１を通って各押圧ローラ４１ａ・４１
ｂ全体を冷却し、かつ逃げ部６２内から噴射され軸物素
材Ｗの表面に付着している酸化スケール等の塵埃を吹き
飛ばす。また、下方に位置する押圧ローラ４１ｂの回転
シャフト６には傘歯ギヤ４３が固定され、該傘歯ギヤ４
３は傘歯ギヤ４４・４６を介して、同期シャフトの中間
部分に固定された傘歯ギヤ３３に、軸物素材Ｗの回転数
の半分の回転数で同期するように連結されている。とこ
ろで、傘歯ギヤ４４の回動軸４４ａの外周面にはスプラ
インが形成されており、傘歯ギヤ４６の回動軸４６ａに
固定されたジョイントパイプ４５の内周面に形成された
スプライン４５ａに噛み合っている。従って、スライド
テーブル４１が摺動し、ローラユニット４と同期シャフ
ト３との間隔が増減しても回動シャフト４４ａがジョイ
ントパイプ４５に対して出入りし、常に同期シャフト３
に対して押圧ローラ４１ａ・４１ｂが同期して回転する
ようにした。また、両押圧ローラ４１ａ・４１ｂの直径
は軸物素材Ｗの直径の２倍に設定されており、従って、
逃げ部６２と突起部Ｗａとは常に一致するように回転す
る。
との間に位置して、軸物素材Ｗの回転軸線に対して直角
方向に摺動自在なスライドテーブル４１上にローラユニ
ット４が設けられている。該ローラユニット４は上下方
向に配置された１対の押圧ローラ４１ａ・４１ｂを備え
ており、両押圧ローラ４１ａ・４１ｂはチェーン４２を
介して相互に連結され同期回転するように構成されてい
る。各押圧ローラ４１ａ・４１ｂは、図４に示すごと
く、内部に冷却用の空気が流れる中空の回転シャフト６
に固定されており、各押圧ローラ４１ａ・４１ｂの外周
面に９０°間隔で凹設された逃げ部６２内には回転シャ
フト６の中空部に連通する冷却通路６１が開口してい
る。従って、回転シャフト６内を流れる冷却用の空気の
一部は冷却通路６１を通って各押圧ローラ４１ａ・４１
ｂ全体を冷却し、かつ逃げ部６２内から噴射され軸物素
材Ｗの表面に付着している酸化スケール等の塵埃を吹き
飛ばす。また、下方に位置する押圧ローラ４１ｂの回転
シャフト６には傘歯ギヤ４３が固定され、該傘歯ギヤ４
３は傘歯ギヤ４４・４６を介して、同期シャフトの中間
部分に固定された傘歯ギヤ３３に、軸物素材Ｗの回転数
の半分の回転数で同期するように連結されている。とこ
ろで、傘歯ギヤ４４の回動軸４４ａの外周面にはスプラ
インが形成されており、傘歯ギヤ４６の回動軸４６ａに
固定されたジョイントパイプ４５の内周面に形成された
スプライン４５ａに噛み合っている。従って、スライド
テーブル４１が摺動し、ローラユニット４と同期シャフ
ト３との間隔が増減しても回動シャフト４４ａがジョイ
ントパイプ４５に対して出入りし、常に同期シャフト３
に対して押圧ローラ４１ａ・４１ｂが同期して回転する
ようにした。また、両押圧ローラ４１ａ・４１ｂの直径
は軸物素材Ｗの直径の２倍に設定されており、従って、
逃げ部６２と突起部Ｗａとは常に一致するように回転す
る。
【００１２】ところで、図４において、軸物素材Ｗが真
直である場合に押圧ローラ４１ａ・４１ｂが初めて軸物
素材Ｗに接触する位置を中立位置として、該中立位置ま
でローラユニット４を前進させ、その状態で軸物素材Ｗ
を数回転させた後、ローラユニット４を所定距離ｅ前進
させて軸物素材の中心ＷｂがＷｂ′の位置になるまで軸
物素材Ｗを曲げ、この状態で軸物素材Ｗを数回転させ、
再びローラユニット４を中立位置まで後退させ、更に軸
物素材Ｗを数回転させた後、ローラユニット４を原点位
置まで後退させて曲がり矯正を終了する。
直である場合に押圧ローラ４１ａ・４１ｂが初めて軸物
素材Ｗに接触する位置を中立位置として、該中立位置ま
でローラユニット４を前進させ、その状態で軸物素材Ｗ
を数回転させた後、ローラユニット４を所定距離ｅ前進
させて軸物素材の中心ＷｂがＷｂ′の位置になるまで軸
物素材Ｗを曲げ、この状態で軸物素材Ｗを数回転させ、
再びローラユニット４を中立位置まで後退させ、更に軸
物素材Ｗを数回転させた後、ローラユニット４を原点位
置まで後退させて曲がり矯正を終了する。
【００１３】この曲がり矯正途中における軸物素材の曲
がり量の変化を図５に示す。図において、ａは初期の曲
がり量が比較的大である軸物素材の曲がり量の変化を示
し、ｂは初期の曲がり量が比較的小である軸物素材の曲
がり量の変化を示している。またＡ点は最初にローラユ
ニット４が中立位置に到達した状態を示し、Ｂは中立位
置より所定量（この場合１．５mm）前進させた状態を示
し、Ｃは中立位置まで後退させた状態を示す。また、本
実施例と比較するため、Ａ点からＢ点へローラユニット
４を前進させた後、Ｃ点で一旦停止させることなく曲が
り矯正を終了させた場合の結果を図６に示す。尚、Ｌは
矯正後の曲がり量の許容範囲を示す。
がり量の変化を図５に示す。図において、ａは初期の曲
がり量が比較的大である軸物素材の曲がり量の変化を示
し、ｂは初期の曲がり量が比較的小である軸物素材の曲
がり量の変化を示している。またＡ点は最初にローラユ
ニット４が中立位置に到達した状態を示し、Ｂは中立位
置より所定量（この場合１．５mm）前進させた状態を示
し、Ｃは中立位置まで後退させた状態を示す。また、本
実施例と比較するため、Ａ点からＢ点へローラユニット
４を前進させた後、Ｃ点で一旦停止させることなく曲が
り矯正を終了させた場合の結果を図６に示す。尚、Ｌは
矯正後の曲がり量の許容範囲を示す。
【００１４】本実施例のように、Ｂ点の状態からＣ点の
状態を経た場合には初期の曲がりの大小にかかわらず、
いずれも十分に曲がり矯正されるが、Ｃ点の状態を省略
すると許容範囲内には入っているものの初期の曲がり量
の大小により矯正後の曲がり量にばらつきがあり、かつ
初期の曲がり量が小であるほうが大である場合より矯正
後の曲がり量が大きくなることがわかった。
状態を経た場合には初期の曲がりの大小にかかわらず、
いずれも十分に曲がり矯正されるが、Ｃ点の状態を省略
すると許容範囲内には入っているものの初期の曲がり量
の大小により矯正後の曲がり量にばらつきがあり、かつ
初期の曲がり量が小であるほうが大である場合より矯正
後の曲がり量が大きくなることがわかった。
【００１５】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、軸物素
材を一旦中立位置より更に押して強制的に曲げた後、中
立位置で矯正することにより、初期の曲がり量の大小に
かかわらず十分に曲がり矯正することができる。
材を一旦中立位置より更に押して強制的に曲げた後、中
立位置で矯正することにより、初期の曲がり量の大小に
かかわらず十分に曲がり矯正することができる。
【図１】 本発明の一実施例の構成を示す正面図
【図２】 その平面図
【図３】 III−III断面図
【図４】 IV−IV断面図
【図５】 本発明による場合の曲がり量の変化を示す図
【図６】 比較例による場合の曲がり量の変化を示す図
１ ワークヘッド ２ テールストック ３ 同期シャフト ４ ローラユニット ５ ワーク受け ６ 回転シャフト Ｗ 軸物素材 Ｗａ 突起部
Claims (2)
- 【請求項１】 軸物素材の両端を把持して回転させな
がら回転軸線に対してローラを直角方向から押し付けて
軸物素材の曲がりを矯正する方法において、上記ローラ
を、軸物素材が真直である場合に初めて接触する中立位
置から所定量前進させた状態で軸物素材を数回転させた
後、該ローラを中立位置まで後退させた状態で軸物素材
を更に数回転させることを特徴とする軸物素材の曲がり
矯正方法。 - 【請求項２】 上記ローラを中立位置より所定量前進さ
せる前に、軸物素材が数回転する間上記中立位置でロー
ラを一旦停止させることを特徴とする請求項１記載の軸
物素材の曲がり矯正方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25189693A JP2709785B2 (ja) | 1993-10-07 | 1993-10-07 | 軸物素材の曲がり矯正方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25189693A JP2709785B2 (ja) | 1993-10-07 | 1993-10-07 | 軸物素材の曲がり矯正方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07100536A JPH07100536A (ja) | 1995-04-18 |
| JP2709785B2 true JP2709785B2 (ja) | 1998-02-04 |
Family
ID=17229567
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25189693A Expired - Fee Related JP2709785B2 (ja) | 1993-10-07 | 1993-10-07 | 軸物素材の曲がり矯正方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2709785B2 (ja) |
-
1993
- 1993-10-07 JP JP25189693A patent/JP2709785B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07100536A (ja) | 1995-04-18 |
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| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |