JP2708998B2 - ナトリウム−硫黄電池 - Google Patents

ナトリウム−硫黄電池

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JP2708998B2 JP4077656A JP7765692A JP2708998B2 JP 2708998 B2 JP2708998 B2 JP 2708998B2 JP 4077656 A JP4077656 A JP 4077656A JP 7765692 A JP7765692 A JP 7765692A JP 2708998 B2 JP2708998 B2 JP 2708998B2
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    • Y02E60/10Energy storage using batteries

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電力貯蔵用等として
利用されるナトリウム−硫黄電池に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のナトリウム−硫黄電池としては、
例えば図5に示すような構成のものが知られている。
【0003】この従来構成においては、陽極容器21内
に絶縁リング22を介して有底円筒状の固体電解質管2
3が配設され、その固体電解質管23の内側と外側には
陰極室R1及び陽極室R2が区画形成されている。陰極
室R1内にはカートリッジ24が配設され、このカート
リッジ24内に収容された陰極活物質としてのナトリウ
ムNaが底部の小孔25を介して、カートリッジ24と
固体電解質管23との間の間隙部に供給される。また、
陽極室R2内には陽極活物質としての硫黄Sが収容され
ている。
【0004】前記カートリッジ24内の上部空間には、
窒素ガスやアルゴンガス等の所定圧力の不活性ガスGが
充填され、この不活性ガスGによってカートリッジ24
内のナトリウムNaが小孔25から流出する方向へ加圧
されている。そして、この不活性ガスGは、電池の組み
立て時にカートリッジ24の上部空間内に、アジ化ナト
リウム(NaN3 )等よりなる粉末状のガス発生物質を
収容しておき、このガス発生物質を熱分解させることに
よって発生される。
【0005】絶縁リング22上には陰極蓋26が接合固
定され、この陰極蓋26により陰極室R1の上面開口部
が閉塞されている。陰極蓋26の下面には円筒部27が
突設され、この円筒部27の下端がカートリッジ24と
固体電解質管23との間の間隙部に供給されるナトリウ
ムNaに接触して、陰極側の集電が確保される。
【0006】カートリッジ24と固体電解質管23との
間の間隙部には耐食性を有する金属材料よりなる有底円
筒状の安全管28が配置され、固体電解質管23が破損
したとき、この安全管28にてナトリウムNaと硫黄S
との直接反応による急速な発熱が抑制される。また、前
記陰極蓋26の円筒部27とナトリウムNaとの接触を
確実にして導電性を良好にするため、安全管28の上端
部が陰極蓋26の円筒部27に接近配置されている。
【0007】そして、電池の放電時には、カートリッジ
24の小孔25から供給されるナトリウムNaが、安全
管28とカートリッジ24との間の間隙内で上方に移動
された後、安全管28の上端を乗り越えて、安全管28
と固体電解質管23との間の間隙内で下方に移動され
る。さらに、このナトリウムNaは固体電解質管23を
ナトリウムイオンNa+ となって透過して、陽極室R2
内の硫黄Sとの反応により、多硫化ナトリウムNa2
xが生成される。また、電池の充電時には、放電時と逆
の反応が起こって、ナトリウムNa及び硫黄Sが生成さ
れる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この従来の
ナトリウム−硫黄電池では、電池の組み立て時に、カー
トリッジ24の上部空間内に粉末状のガス発生物質を収
容しているため、このガス発生物質が、カートリッジ2
4内への収容時にカートリッジ24の内壁に付着した
り、ナトリウムNaの充填時に飛散したりしてナトリウ
ムNa中に混入し、この混入したガス発生物質が電池の
運転温度付近で熱分解されて、ナトリウムNa中にバブ
ル状の不活性ガスが発生する。また、このバブル状の不
活性ガスが、電池の放電時にナトリウムNaとともにカ
ートリッジ24外に流出して、長期間電池の充放電を繰
り返している間に、陰極室R1の上部空間内に滞留す
る。
【0009】そして、電池の放電末期には、カートリッ
ジ24内のナトリウムNaの量が減少するため、カート
リッジ24及び安全管28が浮き上がって、安全管28
の上端が陰極蓋26の内面に密着することがあり、陰極
室R1の上部空間内に滞留している不活性ガスが安全管
28と固体電解質管23との間の間隙に押し出されて、
その間隙内へのナトリウムNaの供給が阻害され、固体
電解質管23の動作面積が減少して、電池の放電容量が
低下するという問題があった。
【0010】この発明は、このような従来の技術に存す
る問題点に着目してなされたものであって、その目的と
するところは、カートリッジ外に不活性ガスが流出する
ことがあっても、電池の放電時にカートリッジと固体電
解質管との間の間隙又は固体電解質管とカートリッジの
間に設けた有底円筒状の安全管と固体電解質管との間の
間隙内にナトリウムを支障なく供給することができ、ナ
トリウムの供給不全に伴い、電池の放電容量が低下する
おそれを確実に防止することができるナトリウム−硫黄
電池を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明では、有底円筒状の固体電解質管の内側
と外側に陰極室及び陽極室を形成し、その陰極室内には
カートリッジを配設して、そのカートリッジ内のナトリ
ウムを底部の小孔を介して、カートリッジと固体電解質
管との間の間隙又は固体電解質管とカートリッジの間に
設けた有底円筒状の安全管と固体電解質管との間の間隙
に供給するとともに、陽極室内には硫黄を収容し、前記
陰極室の上面開口部を陰極蓋により閉塞してなるナトリ
ウム−硫黄電池において、前記陰極蓋の内面とカートリ
ッジの頂面との間には、放電時にカートリッジ内のナト
リウム量の減少に伴い、該カートリッジが浮き上がっ
陰極蓋に接触したときガスの滞留を許容するためのガス
滞留空間を設けたものである。
【0012】上記のように構成されたナトリウム−硫黄
電池においては、長時間電池の充放電を繰り返している
間に、陰極室の上部空間内に不活性ガスが滞留し、電池
の放電に、カートリッジ内のナトリウム量の減少に伴
い、カートリッジが浮き上がり、カートリッジの頂面が
陰極蓋の内面に接触することがある。この場合にもカー
トリッジの頂面と陰極蓋の内面との間にガス滞留空間が
確保される。従って、不活性ガスがガス滞留空間に滞留
維持されていて、カートリッジと固体電解質管との間の
隙間又は固体電解質管とカートリッジの間に設けた有底
円筒状の安全管と固体電解質管との間の間隙に押し出さ
れることはない。
【0013】従って、電池の放電時にカートリッジ内か
ら供給されるナトリウムが、カートリッジと固体電解質
管との間の間隙又は固体電解質管とカートリッジの間に
設けた有底円筒状の安全管と固体電解質管との間の間隙
に支障なく供給され、ナトリウムの供給不全に伴い、
池の放電容量が低下するおそれを確実に防止することが
できる。
【0014】
【実施例】以下、この発明を具体化したナトリウム−硫
黄電池の第1実施例を、図1に基づいて詳細に説明す
る。
【0015】図1に示すように、陽極容器1は有底円筒
状に形成され、その上端開口部にはα−アルミナ等より
なる絶縁リング2が接合固定されている。β−アルミナ
等よりなる有底円筒状の固体電解質管3は絶縁リング2
の内周面に接合固定され、この固体電解質管3の内側に
は陰極室R1が区画形成されるとともに、外側には陽極
室R2が区画形成されている。
【0016】カートリッジ4は前記陰極室R1内に配設
され、このカートリッジ4内には陰極活物質としてのナ
トリウムNaが収容されている。小孔5はカートリッジ
4の底部に設けられ、この小孔5を通してカートリッジ
4内のナトリウムNaが、カートリッジ4と固体電解質
管3との間の間隙部に供給される。
【0017】また、前記カートリッジ4内の上部空間に
は、窒素ガスやアルゴンガス等の所定圧力の不活性ガス
Gが充填され、この不活性ガスGによってカートリッジ
4内のナトリウムNaが小孔5から流出する方向へ加圧
されている。そして、この不活性ガスGは、電池の組み
立て時にカートリッジ4の上部空間内に、アジ化ナトリ
ウム等よりなる粉末状のガス発生物質を収容しておき、
このガス発生物質を熱分解させることによって発生され
る。
【0018】円筒状の陽極用導電材6は前記陽極室R2
内に収容され、グラファイトマット等により形成されて
いる。そして、この陽極用導電材6には陽極活物質とし
ての硫黄Sが含浸されている。
【0019】陰極蓋7は前記絶縁リング2の上面に接合
固定され、この陰極蓋7により陰極室R1の上面開口部
が閉塞されている。円筒部8は陰極蓋7の下面に突設さ
れ、この円筒部8の下端がカートリッジ4と固体電解質
管3との間の間隙部に供給されるナトリウムNaに接触
して、陰極側の集電が行われる。
【0020】耐食性を有するアルミニウムやステンレス
等の金属材料よりなる有底円筒状の安全管9は、前記カ
ートリッジ4と固体電解質管3との間の間隙部に、その
カートリッジ4及び固体電解質管3からそれぞれ所定間
隔をおいて配設され、固体電解質管3が破損したとき、
この安全管9にてナトリウムNaと硫黄Sとの直接反応
による急速な発熱が抑制される。また、前記陰極蓋7の
円筒部8とナトリウムNaとの接触を確実にして導電性
を良好にするため、この安全管9の上端部が陰極蓋7の
円筒部8に接近するように、上方へ長く延ばして配置さ
れている。
【0021】曲面状の凹部10は前記陰極蓋7の内面に
形成され、この凹部10によりカートリッジ4が陰極蓋
7に接触したときでも陰極蓋7の内面とカートリッジ4
の頂面との間にガス滞留空間11が確保されるようにな
っている。そして、電池の放電末期に、カートリッジ4
内のナトリウムNa量の減少に伴い、カートリッジ4及
び安全管9が浮き上がったとき、カートリッジ4外に流
出した不活性ガスGが、このガス滞留空間11に滞留維
持されるようになっている。
【0022】次に、前記のように構成されたナトリウム
−硫黄電池について作用を説明する。さて、このナトリ
ウム−硫黄電池の完全充電完了状態においては、大半の
ナトリウムNaがカートリッジ4内に貯留されている。
この状態で放電を開始すると、カートリッジ4の上部空
間に封入された不活性ガスGの圧力により、カートリッ
ジ4内のナトリウムNaが小孔5を通って流出され、安
全管9とカートリッジ4との間の間隙内で上方に移動さ
れる。
【0023】その後、ナトリウムNaは安全管9の上端
を乗り越えて、安全管9と固体電解質管3との間の間隙
内で下方に移動され、さらに、固体電解質管3をナトリ
ウムイオンNa+ となって透過して、陽極室R2側へ移
動される。そして、このナトリウムNaが陽極室R2内
の硫黄Sと反応して、多硫化ナトリウムNa2 Sxが生
成される。また、電池の充電時には、放電時と逆の反応
が起こって、ナトリウムNa及び硫黄Sが生成される。
【0024】この電池の動作中において、固体電解質管
3が破壊した場合には、陰極室R1のナトリウムNaと
陽極室R2の硫黄Sとが直接反応して、高温の多硫化ナ
トリウムが発生するおそれがある。ところが、この実施
例においては、カートリッジ4と固体電解質管3との間
の間隙部に安全管9が配設されているため、この安全管
9によりナトリウムNaと硫黄Sとの直接反応が抑制さ
れる。従って、前記ナトリウムNaと硫黄Sとの直接反
応が拡大するのを防ぐことができて、大事故に繋がるお
それを確実に防止することができる。
【0025】また、このナトリウム−硫黄電池におい
て、電池の組み立て時に、カートリッジ4の上部空間内
に粉末状のガス発生物質を収容する際に、ガス発生物質
がナトリウムNa中に混入していると、その混入したガ
ス発生物質が電池の運転温度付近で熱分解されて、ナト
リウムNa中にバブル状の不活性ガスが発生する。そし
て、このバブル状の不活性ガスが、電池の放電時にナト
リウムNaとともにカートリッジ4外に流出して、長期
間電池の充放電を繰り返している間に、陰極室R1の上
部空間内に滞留する。さらに、この状態で電池の放電末
期に、カートリッジ4内のナトリウムNa量の減少に伴
い、カートリッジ4及び安全管9が浮き上がると、陰極
室R1の上部空間内の不活性ガスが安全管9と固体電解
質管3との間の間隙に押し出されて、その間隙内へのナ
トリウムNaの供給に支障を来すおそれがある。
【0026】ところが、この実施例においては、陰極蓋
7の内面にカートリッジ4の頂面が接触しても、両面の
間にガス滞留空間11が確保されるので、不活性ガスが
ガス滞留空間11に滞留維持されていて、安全管9と固
体電解質管3との間の間隙に押し出されることはない。
従って、電池の放電時にカートリッジ4内から供給され
るナトリウムNaが、安全管9と固体電解質管3との間
の間隙に支障なく供給され、ナトリウムNaの供給不全
に伴い、電池の放電容量が低下するおそれを確実に防止
することができる。
【0027】
【別の実施例】次に、この発明の別の実施例を図2〜図
4に基づいて説明する。まず、図2に示す第2実施例に
おいては、陰極蓋7の内面に円錐台形状の凹部12が形
成され、この凹部12により陰極蓋7の内面とカートリ
ッジ4の頂面との間にガス滞留空間11が形成されてい
る。また、図3に示す第3実施例においては、陰極蓋7
の内面に円筒状の凹部13が形成され、この凹部13に
より陰極蓋7の内面とカートリッジ4の頂面との間にガ
ス滞留空間11が形成されている。さらに、図4に示す
第4実施例においては、カートリッジ4の頂面に曲面状
の凸部14が形成され、この凸部14により陰極蓋7の
内面とカートリッジ4の頂面との間にガス滞留空間11
が形成されるようになっている。
【0028】従って、これらの実施例においても、前述
した第1実施例の場合と同様に、不活性ガスGがカート
リッジ4外に流出した状態で、カートリッジ4及び安全
管9が浮き上がることがあっても、不活性ガスがガス滞
留空間11に滞留維持されていて、安全管9と固体電解
質管3との間の間隙に押し出されることはなく、ナトリ
ウムNaを安全管9と固体電解質管3との間の間隙内に
支障なく供給することができ、ナトリウムNaの供給不
全に伴い固体電解質管3の動作面積が減少して、電池の
放電容量が低下するおそれを確実に防止することができ
る。
【0029】なお、この発明は前記各実施例の構成に限
定されるものではなく、例えば、凹部10,12,13
や凸部14を放射状に延びる溝としたり、部分的な凹部
としたり等適宜に変更する等、この発明の趣旨から逸脱
しない範囲で、各部の構成を任意に変更して具体化する
ことも可能である。
【0030】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているため、カートリッジ外に不活性ガスが流出する
ことがあっても、電池の放電時にカートリッジと固体電
解質管との間の隙間又は安全管と固体電解質管との間の
間隙内に、ナトリウムを支障なく供給することができ、
ナトリウムの供給不全に伴い、電池の放電容量が低下す
るおそれを確実に防止することができるという優れた効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を具体化したナトリウム−硫黄電池の
第1実施例を示す縦断面図である。
【図2】この発明のナトリウム−硫黄電池の第2実施例
を示す部分縦断面図である。
【図3】この発明のナトリウム−硫黄電池の第3実施例
を示す部分縦断面図である。
【図4】この発明のナトリウム−硫黄電池の第4実施例
を示す部分縦断面図である。
【図5】従来のナトリウム−硫黄電池を示す縦断面図で
ある。
【符号の説明】
3…固体電解質管、4…カートリッジ、5…小孔、7…
陰極蓋、10…凹部、11…ガス滞留空間、R1…陰極
室、R2…陽極室、Na…ナトリウム、S…硫黄、G…
不活性ガス。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有底円筒状の固体電解質管の内側と外側
    に陰極室及び陽極室を形成し、その陰極室内にはカート
    リッジを配設して、そのカートリッジ内のナトリウムを
    底部の小孔を介して、カートリッジと固体電解質管との
    間の間隙又は固体電解質管とカートリッジの間に設けた
    有底円筒状の安全管と固体電解質管との間の間隙に供給
    するとともに、陽極室内には硫黄を収容し、前記陰極室
    の上面開口部を陰極蓋により閉塞してなるナトリウム−
    硫黄電池において、 前記陰極蓋の内面とカートリッジの頂面との間には、
    電時にカートリッジ内のナトリウム量の減少に伴い、該
    カートリッジが浮き上がって陰極蓋に接触したときガス
    の滞留を許容するためのガス滞留空間を設けたことを特
    徴とするナトリウム−硫黄電池。
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