JP2708231B2 - 再生コラーゲン繊維の製造法 - Google Patents

再生コラーゲン繊維の製造法

Info

Publication number
JP2708231B2
JP2708231B2 JP15504289A JP15504289A JP2708231B2 JP 2708231 B2 JP2708231 B2 JP 2708231B2 JP 15504289 A JP15504289 A JP 15504289A JP 15504289 A JP15504289 A JP 15504289A JP 2708231 B2 JP2708231 B2 JP 2708231B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fiber
collagen
aqueous solution
water
inorganic salt
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP15504289A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0327110A (ja
Inventor
照一 村田
雅彦 高田
満 古川
裕幸 徳本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kaneka Corp
Original Assignee
Kaneka Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kaneka Corp filed Critical Kaneka Corp
Priority to JP15504289A priority Critical patent/JP2708231B2/ja
Publication of JPH0327110A publication Critical patent/JPH0327110A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2708231B2 publication Critical patent/JP2708231B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Artificial Filaments (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は天然の人毛や獣毛の触感および外観に似た再
生コラーゲン繊維の製造法に関する。さらに詳しくは、
可溶化コラーゲンを用い、開繊性にすぐれた繊維を連続
して工業的に製造しうる再生コラーゲン繊維の製造法に
関する。
〔従来の技術〕
従来より再生コラーゲン繊維の製造法としては、主と
して(イ)可溶化コラーゲン水溶液を無機塩水溶液中で
凝固したのち乾燥し、ついでえられた繊維に架橋を施す
製造法および(ロ)可溶化コラーゲン水溶液を無機塩水
溶液中で凝固してえられた繊維に架橋を施し、ついで乾
燥する製造法の2つの方法が知られている。
しかしながら、前記(イ)の方法では、可溶化コラー
ゲン水溶液を無機塩水溶液中で凝固してえられた繊維
は、引張り強度などの繊維強度が小さく、繊維切れが発
生することがあるため、その取扱いが困難であり、また
乾燥時には乾燥温度を高くすれば繊維が変質するため、
乾燥に長時間要したり、大型の乾燥機が必要となり、ま
た乾燥中に乾燥機内で繊維表面に塩が発生し、かかる塩
が原因で種々のトラブルが発生するおそれがあることの
ほか、えられた繊維の開繊性がわるいという欠点があ
る。
また、前記(ロ)の方法では、架橋を施す際には別途
浴槽、バッチ式槽などを必要とし、しかも可溶化コラー
ゲン水溶液を無機塩水溶液中で凝固してえられた繊維
は、引張り強度などの繊維強度が小さいため、架橋を施
す工程に導くまでに繊維切れが発生し、さらには品質向
上のための架橋には長時間を要することがあるなどの工
業的に生産するうえで多々の欠点がある。
前記のごとく、従来の前記(イ)および(ロ)の方法
はいずれも製造中に繊維切れなどが発生するなどの問題
があるため、工業的に繊維を製造するには決して好まし
い方法ではなかった。
〔発明が解決しようとする課題〕
そこで、本発明者らは、前記従来技術に鑑みて可溶化
コラーゲンを用い、天然の人毛や獣毛の触感および外観
に似た繊維を繊維切れなどの発生がなく、工業的にかつ
連続的に、しかも開繊性よく製造しうる再生コラーゲン
繊維の製造法を提供するべく鋭意研究を重ねた結果、か
かる製造法をようやく見出し、本発明を完成するにいた
った。
〔課題を解決するための手段〕
すなわち、本発明は可溶化コラーゲン水溶液を無機塩
水溶液中にて紡糸し、繊維化する製造法であって、無機
塩水溶液中に水溶性アルデヒド基含有化合物を添加する
ことを特徴とする再生コラーゲン繊維の製造法に関す
る。
〔作用および実施例〕
本発明においては、再生コラーゲン繊維の原料として
は、たとえば牛などの動物の屠殺後のフレッシュな生皮
や塩漬けした生皮よりえられる床皮の部分が用いられ
る。これら床皮などは、大部分が不溶性コラーゲン繊維
からなるが、通常網状層に付着している肉質部を除去し
たり、腐敗・変質防止のために用いた塩分を除去したの
ちに用いられる。
つぎに、前記不溶性コラーゲン繊維にはグリセライ
ド、リン脂質、遊離脂肪酸などの脂質、糖タンパク、ア
ルブミンなどのコラーゲン以外のタンパク質などの不純
物が存在しており、これらの不純物は、繊維化するにあ
たって紡出安定性、光沢や強伸度などの品質、臭気など
に多大の影響を及ぼすため、たとえば石灰漬にして不溶
性コラーゲン繊維中の脂肪分を加水分解し、コラーゲン
繊維を解きほぐしたのち、酸・アルカリ処理、酵素処
理、溶剤処理などのような従来より一般に行なわれてい
る皮革処理を施し、あらかじめこれらの不純物を除去し
ておくことが望ましい。
前記のようにして処理が施された不溶性コラーゲン繊
維には、つぎに不溶性コラーゲンの架橋しているペプチ
ド部を切断するために可溶化処理が施される。かかる可
溶化処理の方法としては公知の一般に採用されているア
ルカリ可溶化法や酵素可溶化法などを適用することがで
きる。
前記アルカリ可溶化法を適用したばあいには、たとえ
ば塩酸などの酸で中和することが好ましい。なお、従来
より知られているアルカリ可溶化法の改善された方法と
して、特公昭46−15033号公報に記載された方法を採用
してもよい。
前記酵素可溶化法は、分子量が均一な再生コラーゲン
繊維をうることができるという利点を有するものであ
り、本発明において好適に採用しうる方法である。かか
る酵素可溶化法としては、たとえば特公昭43−25829号
公報や特公昭43−27513号公報などに記載された方法を
採用することができる。
なお、本発明においては、前記アルカリ可溶化法およ
び酵素可溶化法を併用してもよい。
かくして可溶化処理を施したコラーゲンに、pHの調
整、塩析、水洗や溶剤処理などの操作をさらに施したば
あいには、品質などにすぐれた再生コラーゲン繊維をう
ることができるので、これらの処理を施すことが好まし
い。
つぎにえられた可溶化コラーゲンは、たとえば1〜15
重量%、なかんづく2〜10重量%程度の所定の濃度の原
液になるように塩酸または酢酸でpHを2〜4.5に調整し
た酸性水溶液を用いて溶解され、えられたコラーゲン水
溶液には必要に応じて減圧撹拌下で脱泡を施したり、水
不溶分である細かいごみを除去するために濾過を行なっ
てもよい。
前記のごとくしてえられるコラーゲン水溶液には、さ
らに必要に応じてたとえば機械的強度の向上、耐水・耐
熱性の向上、光沢性の改良、紡糸性の改良、着色の防
止、防腐などを目的として安定剤、水溶性高分子化合物
などの添加剤が適量配合されてもよい。
つぎに前記コラーゲン水溶液を、紡糸ノズルを通して
吐出し、水溶性アルデヒド基含有化合物が添加された無
機塩水溶液中に浸漬することにより、再生コラーゲン繊
維が形成される。
前記無機塩水溶液としては、たとえば硫酸ナトリウ
ム、塩化ナトリウム、硫酸アンモニウム、硫酸アルミニ
ウムなどの水溶性塩を用い、通常その濃度は10〜40重量
%に調整されるが、本発明においてはこれら水溶性塩の
種類や濃度は、前記したものに限定されるものではな
い。
前記無機塩水溶液に添加される水溶性アルデヒド基含
有化合物としては、たとえばホルムアルデヒド、アセト
アルデヒド、メチルグリオキザールなどのモノアルデヒ
ド類;グリオキザール、マロンジアルデヒド、スクシン
ジアルデヒド、グルタルアルデヒド、フタルアルデヒド
などのジアルデヒド類などがあげられ、これらのアルデ
ヒド類は単独でまたは2種以上を混合して用いられる。
なお、これらの水溶性アルデヒド基含有化合物のなかで
は、ホルムアルデヒド、グリオキザール、グルタルアル
デヒドなどは皮革工業に汎用的に用いられており、入手
しやすいものであるからとくに好適に使用しうる。前記
水溶性アルデヒド基含有化合物に添加量は、前記無機塩
水溶液に対して0.05〜10重量%、好ましくは0.1〜8重
量%、さらに好ましくは0.3〜5重量%となるように調
整される。かかる濃度は0.05重量%未満であるばあい、
架橋反応が遅くなるので無機塩水溶液中における滞留時
間を長くする必要があるため、工業的には好ましくはな
く、また10重量%をこえるばあい、工業的な取扱性、環
境面や作業性面で好ましくない。
前記水溶性アルデヒド基含有化合物が添加された無機
塩水溶液のpHは、たとえばホウ酸ナトリウムや酢酸ナト
リウムなどの金属塩や塩酸、酢酸、水酸化ナトリウムな
どを配合することにより、通常2〜13、好ましくは4〜
12となるように調整されるのが好ましい。かかるpHは2
未満であるばあい、アルデヒドとアミンの反応が遅く、
反応に長時間を要することとなり、また13をこえるばあ
い、コラーゲンのペプチド結合が加水分解を受けやすく
なり、目的とする繊維がえられにくくなる傾向がある。
また無機塩水溶液の温度はとくに限定はないが、通常35
℃以下であることが好ましい。かかる温度は35℃よりも
高いばあい、可溶性コラーゲンが変性したり、紡糸した
繊維の強度が低下し、安定した糸の製造が困難となる。
なお、前記温度の下限はとくに限定はなく、通常無機塩
の溶解度に応じて適宜調整されればよい。また、滞留時
間は、通常0.3秒〜30分間、なかんづく3秒〜15分間で
ある。前記滞留時間は、0.3秒間未満であるばあい、コ
ラーゲンとアルデヒドの反応が充分でなくなり、また30
分間以上では工程の連続化が困難となりやすい。
かくしてえられる再生コラーゲン繊維には、アルデヒ
ド基含有化合物が添加された無機塩水溶液中で凝固処理
および架橋処理が同時に行なわれるので、凝固処理のみ
では不足する繊維強度、水不溶性および耐熱性が付与さ
れたものとなり、乾燥処理を施す前に水洗を施しても、
繊維強度が大きいので切れなどの発生がないのである。
したがって、えられた再生コラーゲン繊維が切断するよ
うなことなく、さらにオイリングおよび乾燥を施すこと
が初めて可能となるのである。
なお、えられた再生コラーゲン繊維に水洗が施される
のは、塩によるオイリング剤の塩析を防止したり、乾燥
機内で乾燥時に繊維から塩が析出し、かかる塩によって
繊維切れが発生したり、生成した塩が乾燥機内で飛散
し、乾燥機内の熱交換器に付着して伝熱係数が低下する
のを防ぐためである。また、前記のごとく、さらにオイ
リングを施したばあいには、乾燥時における繊維の膠着
防止の効果をさらに高めることができ、またアルデヒド
による処理が施されているため、乾燥時における加熱温
度を乾燥装置にもよるが、一般に未反応系の乾燥温度よ
り10〜40℃高温に設定することができ、その結果、乾燥
時間の短縮化を図ることができるのである。
前記したように、本発明の再生コラーゲン繊維の製造
法においては、コラーゲンとアルデヒドが反応して短時
間で繊維が水不溶化し、その結果、再生コラーゲン繊維
を短時間で連続的に生産することが可能となった。一
方、従来のようにクロムのような金属のイオンを用いて
架橋したばあいには、着色が発生したり、煩雑な処理条
件を必要とし、また着色の面では問題のないアルミニウ
ム、ジルコニウム、チタンなどの金属イオンを用いて架
橋したばあいには、煩雑なpHの再調整を要したり、処理
時間が長くなるなどの問題が依然として残り、しかも環
境を害するような重金属イオンが含まれているのでその
排水処理も煩雑となる。したがって、これらの面からも
水溶性アルデヒド基含有化合物を用いた本発明の利点は
多大であるのである。
つぎに本発明の再生コラーゲン繊維の製造法を実施例
に基づいてさらに詳細に説明するが、本発明はかかる実
施例のみに限定されるものではない。
実施例1 牛皮を原料としたアルカリ可溶化法によりえられた塩
酸酸性コラーゲン溶液(pH2.5、コラーゲン濃度5.8重量
%、灰分0.06重量%、コラーゲン濃度0.1重量%におけ
る孔径0.5μmのフィルターの透過率98%)を減圧下で
撹拌脱泡処理を施してピストン式紡糸原液タンクに移液
し、さらに減圧下で静置し、脱泡を行なった。かかる原
液をピストンで押出したのち、ギアポンプで定量送液
し、孔径10μmの焼結フィルターで濾過後、孔径0.4m
m、孔長0.5mm、孔数50からなる紡糸ノズルを通して、ホ
ウ酸および水酸化ナトリウムでpHを11に調整した硫酸ナ
トリウム20重量%およびホルムアルデヒド1重量%を含
有してなる25℃の凝固浴へ吐出し、20秒間浸漬した。凝
固浴出の紡糸繊維は速度3m/minで室温(25℃)の水洗浴
を通して凝固液を洗浄し、ついでアミン当量3000のアミ
ン変性シリコーンのエマルジョンおよびプルロニック型
ポリエーテル系静置防止剤からなる油剤を満たした浴槽
を経て油剤を付着させ、80℃の熱風乾燥機で糸の速度3.
1m/minで20分間乾燥させた。乾燥した繊維は表面に塩分
の析出もなく、開繊性が良好であった。この繊維をpH3.
0に調整した塩基性硫酸クロム(Cr2O3分として0.5重量
%)および硫酸ナトリウム3重量%を含有した30℃の架
橋液に3時間浸漬したのち、この架橋液のpHを4.5に、
また温度を40℃に変えて3時間処理し、ついで25℃の水
で水洗して100℃の均熱風乾燥機で緊張下で乾燥させ
た。えられた繊維は、繊度52d(デニール、以下同
様)、強度3.1g/d、伸度22%、ヤング率520kg/mm2を有
していた。
実施例2 実施例1に使用した牛皮を原料として部分アルカリ可
溶化処理した皮片を中和、脱塩処理したのち、酵素可溶
化してえられた塩酸酸性コラーゲン溶液(pH3.5、コラ
ーゲン濃度6.5重量%、灰分0.08重量%、コラーゲン濃
度0.1重量%における孔径0.5μmのフィルターの透過率
99%)を実施例1で使用した装置を用いて脱泡、送液お
よび濾過処理した原液を、孔径0.22mm、孔長0.5mm、孔
数200からなる紡糸ノズルを通して酢酸および酢酸ナト
リウムでpH6.0に調整し塩化ナトリウム2重量%および
グルタルアルデヒド2重量%を含有してなる25℃の凝固
浴へ吐出し、30秒間浸漬した。凝固浴出の紡糸繊維は速
度3m/minで室温(25℃)の水洗浴を通して凝固液を洗浄
し、実施例1で使用した油剤処理工程および乾燥工程を
通して繊維を連続的に作製した。えられた繊維は、繊度
22d、強度2.8g/d、伸度20%、ヤング率510kg/mm2を有し
ていた。
実施例3 実施例1で使用した凝固浴条件をpH9.5に調整した硫
酸ナトリウム17重量%およびグリオキザール1.5重量%
を含有してなる25℃の凝固浴ならびに紡出繊維の滞留時
間を60秒間に変えた点および凝固浴出の紡糸繊維の速度
を2m/min、また乾燥機内での紡糸繊維の速度を2.1m/min
に変えた以外は、すべて実施例1にしたがって繊維を連
続的に作製した。えられた繊維は、繊度55d、強度3.0g/
d、伸度21%、ヤング率500kg/mm2を有していた。
実施例4 実施例1において、凝固浴としてpHを11.5に調整した
硫酸ナトリウム20重量%およびホルムアルデヒド0.1重
量%を含有した25℃の凝固浴を用い、紡糸繊維の滞留時
間を60秒間とし、凝固浴の紡糸繊維の速度を2m/min、乾
燥機内での繊維の速度を2.1m/minに変えたほかは、すべ
て実施例1と同様にして繊維を連続的に作製した。えら
れた繊維は、繊度56d、強度3.2g/d、伸度22%、ヤング
率530kg/mm2を有していた。
比較例1 実施例1における凝固浴条件を、pH11に調整した硫酸
ナトリウム20%(ホルムアルデヒドは未添加)に変えて
紡糸を行なったところ、凝固浴出までの紡糸繊維には何
らの変化はみられなかったが、水洗浴中では繊維が柔か
くなって段糸がおこり、以降の油剤付着や乾燥の処理を
連続して行なうことができず、サンプルがえられなかっ
た。
比較例2 実施例2における凝固浴をpH6に調整した塩化ナトリ
ウム23重量%(グルタルアルデヒドは未添加)水溶液に
変えて紡糸を行なったところ、比較例1と同様に水洗浴
に入った紡糸繊維は柔かくなって断糸がおこり、以降の
処理工程を連続的に実施することができなかった。
〔発明の効果〕
本発明の再生コラーゲン繊維の製造法は、天然の人毛
や獣毛の感触および外観に似た繊維を繊維切れなどの発
生なく、連続的に、しかも開繊性よく製造しうるので再
生コラーゲン繊維を工業的に生産する方法としてすぐれ
たものである。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】可溶化コラーゲン水溶液を無機塩水溶液中
    にて紡糸し、繊維化する製造法であって、無機塩水溶液
    中に水溶性アルデヒド基含有化合物を添加することを特
    徴とする再生コラーゲン繊維の製造法。
  2. 【請求項2】水溶性アルデヒド基含有化合物の濃度を無
    機塩水溶液に対して0.05〜10重量%となるように調整す
    る請求項1記載の再生コラーゲン繊維の製造法。
  3. 【請求項3】水溶性アルデヒド基含有化合物がホルムア
    ルデヒド、アセトアルデヒドおよびメチルグリオキザー
    ルの少なくとも1種のモノアルデヒドである請求項1ま
    たは2記載の再生コラーゲン繊維の製造法。
  4. 【請求項4】水溶性アルデヒド基含有化合物がグリオキ
    ザール、グルタルアルデヒド、スクシンジアルデヒドお
    よびフタルアルデヒドの少なくとも1種のジアルデヒド
    である請求項1または2記載の再生コラーゲン繊維の製
    造法。
JP15504289A 1989-06-17 1989-06-17 再生コラーゲン繊維の製造法 Expired - Fee Related JP2708231B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15504289A JP2708231B2 (ja) 1989-06-17 1989-06-17 再生コラーゲン繊維の製造法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15504289A JP2708231B2 (ja) 1989-06-17 1989-06-17 再生コラーゲン繊維の製造法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0327110A JPH0327110A (ja) 1991-02-05
JP2708231B2 true JP2708231B2 (ja) 1998-02-04

Family

ID=15597401

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15504289A Expired - Fee Related JP2708231B2 (ja) 1989-06-17 1989-06-17 再生コラーゲン繊維の製造法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2708231B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3130617B2 (ja) * 1991-12-26 2001-01-31 鐘淵化学工業株式会社 再生コラーゲン繊維の製造法
JPWO2023027036A1 (ja) * 2021-08-26 2023-03-02

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0327110A (ja) 1991-02-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US2475697A (en) Treatment of collagen strands
KR100765549B1 (ko) 천연 젤라틴 섬유의 제조 방법
US3637642A (en) Process for dissolving insoluble collagen employing a mixture of an alkali metal hydroxide an alkali metal sulfate and an amine
US2637321A (en) Shaped article and method of producing it
KR100750780B1 (ko) 콜라겐과 수용성 고분자 복합체를 이용한 재생 단백질섬유의 제조방법
WO2010010817A1 (ja) 人工毛髪用繊維及びこれを使用した人工毛髪製品
JP3130617B2 (ja) 再生コラーゲン繊維の製造法
EP0083126B1 (en) A process of preparing shaped products starting from dispersions containing a coagulable amphoteric high molecular substance
JP2708231B2 (ja) 再生コラーゲン繊維の製造法
ATE147801T1 (de) Verfahren zur herstellung cellulosischer formkörper
US4233329A (en) Concentrated acid swelling of collagen in preparation of edible collagen casing
US3620775A (en) Edible collagen casing
US3833746A (en) Process for tanning edible collagen casing
DE60137697D1 (de) Verfahren zur herstellung von fasern, folien, hüllen und anderen produkten aus modifizierter löslicher cellulose
CA1056644A (en) Edible collagen casing
JPH04308221A (ja) 再生コラーゲン繊維の製造法
JPH04333660A (ja) 再生コラーゲン繊維の処理法
US3433864A (en) Methods of extruding collagen
JPH0491272A (ja) 再生コラーゲン繊維およびその製造法
US3374103A (en) Collagen fibril and neutral salt composition
JPH06173161A (ja) 耐水性の良好なコラーゲン繊維
US2552079A (en) Production of zein fibers
JPS6225168B2 (ja)
US3885054A (en) Edible collagen casing cross-linked by bisulfite addition
US2436156A (en) Preparation of shaped objects, filaments, and the like

Legal Events

Date Code Title Description
S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees