JP2708185B2 - コンクリートミキサ車 - Google Patents

コンクリートミキサ車

Info

Publication number
JP2708185B2
JP2708185B2 JP20543388A JP20543388A JP2708185B2 JP 2708185 B2 JP2708185 B2 JP 2708185B2 JP 20543388 A JP20543388 A JP 20543388A JP 20543388 A JP20543388 A JP 20543388A JP 2708185 B2 JP2708185 B2 JP 2708185B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ready
mixed concrete
blade
rotating drum
rotary drum
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP20543388A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0255106A (ja
Inventor
恒雄 塙
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KYB Corp
Original Assignee
KYB Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KYB Corp filed Critical KYB Corp
Priority to JP20543388A priority Critical patent/JP2708185B2/ja
Publication of JPH0255106A publication Critical patent/JPH0255106A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2708185B2 publication Critical patent/JP2708185B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Preparation Of Clay, And Manufacture Of Mixtures Containing Clay Or Cement (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、コンクリートミキサ車の走行中に生コンク
リートがこぼれ落ちるのを阻止する手段に関する。
(従来の技術) 生コンクリートを撹拌しながら運搬するコンクリート
ミキサ車は、一般に第2図に示すような回転ドラム1を
備えている。この回転ドラム1は前部1Aを下に傾けた状
態で搭載され、図示されない駆動装置に駆動されて回転
軸2を中心に回転し、内部に貯留された生コンクリート
を内側に固設したブレード30で撹拌する。生コンクリー
トを回転ドラム1に積み込むためのホッパ4は車体の後
部に取り付けられ、回転ドラム1の後部1Cの内側に相対
回転自由に係合する。また、回転ドラム1の後部1Cには
このホッパ4を囲むようにして後ろ向きに開口部5が形
成され、回転ドラム1内の生コンクリートはこの開口部
5の下端から車体に取り付けた図示されないシュートを
伝って排出される。
ブレード30は第3図に示すような螺旋形に形成され、
回転ドラム1と一体に回転する。走行中は回転ドラム1
が図の矢印の方向に回転駆動されるのに伴い、ブレード
3は内部の生コンクリートを撹拌しつつ前方に向けて推
進する。これにより、生コンクリートは回転ドラム1の
内側を第2図の矢印に示すように移動し、前部1Aの生コ
ンクリートのレベルは後部1Cより僅かに高目に保持され
る。
一方、排出時には回転ドラム1を逆回転させることに
より、螺旋形のブレード3が生コンクリートを後方の開
口部5へと送り出す。これらの機能を満足させるため
に、ブレード3と回転軸2のなす角度αは中間部1Bと後
部1Cにおいては80〜90゜に設定される。さらに、良好な
排出機能を得るために後部1Cにおいてはブレード3は先
端を後方に向けて折り曲げた形状に形成される。
(発明の課題) ところで、傾斜の急な登り坂などを走行する時などは
ミキサ車全体が前上がりの状態となり、車体後部の開口
部5の位置が相対的に低くなるため、回転ドラム1の後
部1Cの生コンクリートのレベルが開口部5に接近し、排
出口5から生コンクリートがこぼれ落ちる恐れがあっ
た。こぼれ落ちた生コンクリートは路面を汚すだけでな
く、骨材が他の自動車や歩行者にぶつかって危害を及ぼ
す恐れもあるので、急な坂道でも生コンクリートがこぼ
れ落ちないように、走行中の生コンクリートのレベルは
開口部5より十分に低くしておかなければならない。し
かし、このために生コンクリートの積み込み量を減らす
と、それだけ生コンクリートの輸送効率が低下するとい
う問題があった。
本発明は、以上の問題点を解決すべく、ブレードの改
良により走行中の回転ドラム後部の生コンクリートのレ
ベルを更に低く維持できるようにすることを目的とす
る。
(課題を達成するための手段) 本発明は、生コンクリートを貯留する回転ドラムを搭
載し、この回転ドラムの内側に生コンクリートを撹拌す
る螺旋形のブレードを固設するとともに、回転ドラムの
後端に生コンクリートの排出口を開口したコンクリート
ミキサ車において、前記ブレードの内周端に連続して回
転ドラムの回転軸と90゜以上の角度をなして前方へ傾倒
する補助ブレードを備えている。
(作用) ミキサ車の走行中は前傾させた補助ブレードが外側の
主ブレードと一体に回転して生コンクリートを強力に前
方へ推進し、回転ドラムの前部により多量の生コンクリ
ートを貯留することで、回転ドラム後部の生コンクリー
トのレベルを低く抑える。一方、排出時には補助ブレー
ドの外側の主ブレードが生コンクリートを後方へと送り
出す。
(実施例) 第1図に本発明の実施例を示す。
1は回転ドラムで、前部を低く、後部を高くした状態
でミキサ車に搭載され、図示されない駆動装置により回
転軸2を中心に左右両方向に回転駆動される。回転ドラ
ム1の内側には螺旋形のブレード3が固設される。ま
た、回転ドラム1の後部1Cには回転ドラム1に対して相
対回転自由に、生コンクリートの積み込みのためのホッ
パ4が取り付けられる。回転ドラム1の後部1Cにはホッ
パ4を囲むようにして開口部5が後ろ向きに形成され、
開口部5の下端に面して図示されないシュートが車体に
取り付けられる。
ブレード3は主ブレード3Aと補助ブレード3Bからな
る。主ブレード3Aは前記従来例のブレード30と同様の形
状と寸法とで回転軸2に対して80〜90゜の角度αをなす
ように回転ドラム1の内側に固設される。また、補助ブ
レード3Bは主ブレード3Aの内周端から前方へ屈折し、回
転軸2に対して90゜以上の角度βをなす。
次に作用を説明する。
ミキサ車の走行中は、図示されない駆動装置により回
転ドラム1は図の矢印の方向に回転し、ブレード3が内
部の生コンクリートを撹拌しつつ前方へと推進する。こ
の時、前記従来例と同様の形状と寸法とを有する主ブレ
ード3Aに加えて、更に前方へ傾斜した補助ブレード3Bが
一体に回転して生コンクリートの撹拌と推進とを行うた
めに、回転ドラム1の前部1Aには多量の生コンクリート
が貯留され、図に示すように生コンクリートのレベルは
前部1Aではより高く、後部1Cではより低く維持される。
このため、急な登り坂にさしかかっても回転ドラム1の
内部の生コンクリートが開口部5から外側へこぼれ落ち
る恐れがなく、前記従来例と同容量の回転ドラム1でよ
り多くの生コンクリートを運搬することができる。ま
た、補助ブレード3Bを設けたことにより生コンクリート
の撹拌性も良い。
一方、目的地に着いて生コンクリートを排出する場合
には回転ドラム1を逆回転させる。これにより回転ドラ
ム1の内部の生コンクリートはブレード3により後方の
開口部5に向けて送り出され、開口部5の下端からシュ
ートを伝って排出される。前方へ傾斜した補助ブレード
3Bはこの生コンクリートの後方への送り出しにはそれほ
ど役立たないが、主ブレード3Aが前記従来例のブレード
と同様の寸法と形状に形成されているので、この作業は
主ブレード3Aのみで支障なく十分に行える。
(発明の効果) 以上のように、本発明は回転ドラムの内側に固設する
螺旋形のブレードの内周端に、回転ドラムの回転軸に対
して90゜以上の角度で前方に傾倒する補助ブレードを備
えたため、走行中の回転ドラム内における生コンクリー
トの前方への推進力が強化され、回転ドラム後部の生コ
ンクリートのレベルを低く抑えることができる。このた
め、走行中に回転ドラム内部の生コンクリートが開口部
から車外にこぼれ落ちる恐れが少なく、生コンクリート
輸送の安全性が向上するとともに、同容量の回転ドラム
でより多くの生コンクリートを運搬することができる。
また、補助ブレードを備えたことにより生コンクリート
の撹拌性も向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す回転ドラムの縦断面図で
ある。 また、第2図は従来例を示す回転ドラムの縦断面図、第
3図は同じくブレードの側面図である。 1……回転ドラム、2……回転軸、3……ブレード、3A
……主ブレード、3B……補助ブレード、5……開口部。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】生コンクリートを貯留する回転ドラムを搭
    載し、この回転ドラムの内側に生コンクリートを撹拌す
    る螺旋形のブレードを固設するとともに、回転ドラムの
    後端に生コンクリートの排出口を開口したコンクリート
    ミキサ車において、前記ブレードの内周端に連続して回
    転ドラムの回転軸と90゜以上の角度をなして前方へ傾倒
    する補助ブレードを備えたことを特徴とするコンクリー
    トミキサ車。
JP20543388A 1988-08-18 1988-08-18 コンクリートミキサ車 Expired - Fee Related JP2708185B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20543388A JP2708185B2 (ja) 1988-08-18 1988-08-18 コンクリートミキサ車

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20543388A JP2708185B2 (ja) 1988-08-18 1988-08-18 コンクリートミキサ車

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0255106A JPH0255106A (ja) 1990-02-23
JP2708185B2 true JP2708185B2 (ja) 1998-02-04

Family

ID=16506786

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20543388A Expired - Fee Related JP2708185B2 (ja) 1988-08-18 1988-08-18 コンクリートミキサ車

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2708185B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2696435B2 (ja) * 1991-03-26 1998-01-14 顯治 前田 コンクリートの混練方法及びその装置
AU2012390023B2 (en) * 2012-09-12 2016-05-19 Kyb Corporation Mixer drum device
JP6093823B1 (ja) * 2015-09-17 2017-03-08 Kyb株式会社 ミキサ車
KR102040078B1 (ko) * 2017-12-19 2019-11-27 김명대 폐아스콘 재생장치용 회전드럼

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0255106A (ja) 1990-02-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4874283A (en) Front dispensing truck with vertically and horizontally swingable screw conveyor
US4415303A (en) Auger wagon
JP2708185B2 (ja) コンクリートミキサ車
US4212542A (en) Front end loading transit mixer
US3612410A (en) Combination six-wheel-drive vehicle and self-unloading box
CN104619471A (zh) 搅拌筒装置
US2488965A (en) Refuse collecting vehicle
JPS5842094Y2 (ja) コンクリ−トミキサ−車
RU2210710C2 (ru) Напольная машина для загрузки плавильных печей
US3712494A (en) Refuse containers with an emptying hood and a charging screw
CN220924399U (zh) 一种具有自动卸料功能的小骑兵
JP3965367B2 (ja) 除雪投雪車両
JPH1199515A (ja) 単軌条運搬機に於ける生コンミキサー台車
CN212709117U (zh) 云梯车用自卸翻斗
US3278062A (en) Material receiving, storing and discharging apparatus
CN219565145U (zh) 一种便于安装翻斗的翻斗车
JPH10155356A (ja) グレンタンクのブリッジ防止装置
JPS63103110A (ja) 除雪機における吐雪装置
JPS59336Y2 (ja) スノ−スロア−
SU1204660A1 (ru) Транспортно-укладочна машина
JPH0867346A (ja) 穀槽における穀物排出装置
JP2589889B2 (ja) 穀粒貯留装置
JPS62174631U (ja)
JPS5921063Y2 (ja) ダンプ車
JPH0213389Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees