JP2708116B2 - 照明器具 - Google Patents

照明器具

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JP2708116B2
JP2708116B2 JP10804992A JP10804992A JP2708116B2 JP 2708116 B2 JP2708116 B2 JP 2708116B2 JP 10804992 A JP10804992 A JP 10804992A JP 10804992 A JP10804992 A JP 10804992A JP 2708116 B2 JP2708116 B2 JP 2708116B2
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博隆 松井
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Tec Corp
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Toshiba TEC Corp
Tec Corp
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  • Tables And Desks Characterized By Structural Shape (AREA)
  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、器具本体をヒンジ部に
より回動させて照射方向が変化する照明器具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の照明器具は、例えば机などの被取
付部に支柱が設けられた取付台を取り付け、この支柱の
上端に、蛍光ランプが内包された器具本体をヒンジ部に
て回動自在に取り付けられた構成が採られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、最近の例え
ば机などに装着される照明器具は、取付空間の有効利用
やデザインおよび美観の向上などのために、器具本体の
長手方向の中心より両端側のいずれか一端側に片寄っ
て、器具本体を支柱の上端に取り付ける構成がある。
【0004】しかしながら、上記従来の構成の照明器具
において、器具本体にヒンジ部を片寄って取り付ける構
成では、ヒンジ部が近い側の端部における自重による回
転モーメントと、ヒンジ部が遠い側の端部における自重
による回転モーメントとが異なり、ヒンジ部が遠い側の
器具本体の端部が自重による回転モーメントによって、
下方に下がって器具本体が傾く問題を有している。
【0005】本発明は、上記問題点に鑑みなされたもの
で、確実に安定して器具本体を支持でき、美観が向上で
きる照明器具を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の照明器具は、支
柱にこの支柱と交差する方向に長手方向を有し、ヒンジ
部にて回動自在に取り付けられた器具本体を備えた照明
器具において、前記ヒンジ部は、前記支柱に前記器具本
体の回動面が形成される回動制御手段と、この回動制御
手段の回動面に略平行に回動自在に取り付けられる取付
面、および、この取付面から折曲して設けられ前記器具
本体をこの器具本体の長手方向に沿って固定する固定面
が一体に形成された固定手段とを具備したものである。
【0007】
【作用】本発明の照明器具は、ヒンジ部が、器具本体を
支柱に交差する回動面上で回動させる回動制御手段と、
この回動制御手段を回動自在に取り付ける取付面、およ
び、器具本体を固定する固定面とを一体に形成する固定
手段を設けたことにより、ヒンジ部のねじれや歪みを防
止でき、器具本体を支持する強度が向上できる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の照明器具の一実施例を図面を
参照して説明する。
【0009】図5および図6において、11は例えば学童
用の学習机で、この学習机11は後部上方に被取付部とな
る例えば本棚12および小棚13などが取り付けられてい
る。そして、本棚12に照明器具10が取り付けられてい
る。この照明器具10は、支柱14の上方の先端に器具本体
15が取り付けられたヒンジ部16が取り付けられ、支柱14
の下方の基端に、図6に示すように、回動自在に軸支す
る取付台17が取り付けられる。
【0010】そして、図1ないし図4に示すように、器
具本体15は、例えば直管型の蛍光ランプ21などが内包さ
れ下面に照射開口22を有し内面に反射面23が形成された
セード24に電気的配線が施されたもので、この器具本体
15のセード24の上面で長手方向の一端側に片寄ってヒン
ジ部16が取り付けられている。そして、セード24には、
上端面で長手方向の一端側よりおよび背面で長手方向の
一端側よりにヒンジ部16に化粧ねじ25a およびねじ25b
などにて固定されるねじ孔26,27がそれぞれ穿設されて
いる。
【0011】また、ヒンジ部16は、器具本体15の両端が
ヒンジ部16を中心として、図7に示すように、水平方向
の回動面上で回動させる回動移動制御手段である回動制
御板28を有し、この回動制御板28を覆うように上面に取
り付けられ、かつ、セード24の上面で長手方向の一端側
に片寄って取り付けられて、回動制御板28とセード24と
を一体に連結固定する上部カバー29を有している。さら
に、この上部カバー29の下面を閉塞するように固定手段
としての金属製の補強板30が取り付けられている。
【0012】そして、上部カバー29は、上板部31と、こ
の上板部31の周縁より下方に略垂直に彎曲して連続的に
設けられた側板部32と、器具本体15の位置を移動させる
ために上板部31から前方に突設され下面が開口した取手
33とから合成樹脂にて箱状に形成されている。さらに、
取手33の後方で側板部32の下端にセード24の上面の彎曲
に沿って凹弧状に係合部34が形成されている。また、上
板部31の下面の前側にセード24を取り付ける第1のフラ
ンジ部35と、回転制御板28を回動自在に軸支する軸部36
と、回動制御板28の回動を制御案内し、補強板30が取り
付けられる第2のフランジ部37が下方に向かって突設さ
れている。また、上部カバー29の上板部31の後部下面
に、回動制御板28の回動を制御する係合凹部38を回動制
御板の回動方向に沿って複数箇所内面側に形成し、カー
テン状に下方に突出するように形成された制御板部39が
形成されている。
【0013】また、回動制御板28は、内部に上部カバー
29の制御板部39の係合凹部38に係合する係止突部41を有
するラチェット部42を収納したラチェット収納部43が取
り付けられている。また、回動制御板28の上面の前側先
端付近には上部カバー29の軸部36が嵌合する受け部44が
形成されている。さらに、回動制御板28には、この回動
制御板28の回動を制御案内する上部カバー29の第2のフ
ランジ部37が挿通され、受け部44の中心を中心とする円
弧状に形成された切欠部45が設けられている。また、回
動制御板28の側面には、支柱14をねじ46などにて軸支す
るねじ孔47が穿設されている。
【0014】そして、補強板30は、セード24の背面側に
面接触してねじ51などにて取り付けられるねじ孔52が穿
設された固定面としての固定部53と、この固定部53より
略垂直に折曲され、上部カバー29の下面を閉塞するよう
に回動制御板28の切欠部45に挿通される上部カバー29の
第2のフランジ部37に、ねじ54などにて取り付けられる
ねじ孔55が穿設された規制面としての規制部56とを断面
が略L字状の鋼板などにて形成されている。さらに、規
制部56は、略中央から後方にかけて、ラチェット収納部
43の下部が挿通され、ラチェット収納部43の回動範囲を
切り欠いた作動開口57が開口形成されている。
【0015】また、支柱14は、前アーム部61と後アーム
部62とからなり、前アーム部61は前板部63と側外板部64
とからなり、後面が開口する断面略コ字状に形成されて
いる。
【0016】そして、後アーム部62も後板部65と側内板
部66とからなり、前面が開口する断面略コ字状に形成さ
れ、前アーム部61の後面の開口側と後アーム部62の前面
の開口側とが対向して、後アーム部62が前アーム部61の
後面の開口側より内包されるように形成されている。そ
して、前アーム部61の後面の開口側が後方に向くよう
に、前アーム部61および後アーム部62の上端がヒンジ部
16のラチェット収納部43の側面のねじ孔47にねじ46など
にて回動自在に軸支されている。
【0017】一方、取付台17は、前面が下方に向かって
彎曲形成した前面部71と側面部72とから箱状に形成され
ている。そして、支柱14の前アーム部61および後アーム
部62の下端を調節ねじ73および軸ねじ74にて回動自在に
軸支して形成されている。
【0018】そして、上記実施例の照明器具10の組み立
てにあっては、セード24に電気的配線が施された器具本
体15のねじ孔26に上部カバー29の第1のフランジ部35を
嵌合し、化粧ねじ25a などにて固定する。
【0019】そして、この上部カバー29の内面に回動制
御板28の受け部44と切欠部45とをそれぞれ上部カバー29
の軸部36と第2のフランジ部37に係合させる。
【0020】さらに、補強板30の作動開口57にラチェッ
ト収納部43を挿通するように補強板30の規制部56にて上
部カバー29の下面開口を閉塞させ、補強板30をこの補強
板30の規制板56のねじ孔55を介して第2のフランジ部37
にねじ54にて固定するとともに、セード24に当接してい
る固定部53のねじ孔52を介してセード24のねじ孔27にね
じ25b にて固定する。
【0021】そして、器具本体15とヒンジ部16とが一体
に固定されたものを、支柱の前アーム部61の後面の開口
側が後方に向くように、前アーム部61および後アーム部
62の上端がヒンジ部16のラチェット収納部43の側面のね
じ孔47にねじ46にて回動自在に軸支する。
【0022】さらに、支柱14の前アーム部61および後ア
ーム部62の下端を調節ねじ73および軸ねじ74にて取付台
17に回動自在に軸支する。
【0023】そして、図示しない取付手段にて被取付部
である本棚12に取付台17を取り付けて照明器具を取り付
ける。
【0024】次に、上記実施例の作用について説明す
る。
【0025】器具本体15からの照射が希望の照射角度で
得られるように、ヒンジ部18の前側に形成された取手33
を持って、図6および図7に示すように、器具本体15が
取り付けられている上部カバー29をこの上部カバー29の
軸部36を回動軸として回動制御板28に対して回動させ
る。この回動の際、ラチェット収納部43内のラチェット
部42の係止突部41を上部カバー29の制御板部39の係合凹
部38に係合させて、設定段階で器具本体15を水平方向の
回動面で回動させる。
【0026】さらに、被取付手段にて被取付部としての
本棚12に取り付けられている取付台17に、下端が軸支さ
れている略垂直立位状態の支柱14を回動して、支柱14の
仰角可変させて、器具本体15の前傾状態を所定の位置に
移動調節する。
【0027】上記実施例によれば、器具本体15の上端面
で長手方向の一端側に片寄って取り付けられ、かつ、器
具本体15を水平方向の回動面上で回動させる回動制御板
28の上部を覆うように取り付けられる上部カバー29の下
面に、器具本体15を固定する固定部53と回動制御板28を
覆い回動を案内する規制部56とを形成する補強板30を取
り付ける。
【0028】したがって、取付空間の有効利用やデザイ
ンおよび美観の向上などのために、器具本体15の中心よ
り長手方向の両端側のいずれか一端側に片寄って支柱14
の上端に取り付けられるヒンジ部16が取り付けられて
も、器具本体15は上部カバー29と補強板30に挟持され、
また、ヒンジ部16は補強板30によりねじれや歪みを防止
できるので、ヒンジ部16が近い側の端部における自重に
よる回転モーメントより、ヒンジ部16が遠い側の端部に
おける自重による回転モーメントが大きいために、器具
本体15の他端が自重による回転モーメントによって下方
に下がって傾くことを防止でき、確実に器具本体15を支
持できる。
【0029】さらに、取付空間の有効利用が可能で美観
が向上できる。
【0030】
【発明の効果】本発明の照明器具によれば、ヒンジ部
が、器具本体を支柱に交差する回動面上で回動させる回
動制御手段と、この回動制御手段を回動自在に取り付け
る取付面、および、器具本体を固定する固定面とを一体
に形成する固定手段を設けたことにより、ヒンジ部のね
じれや歪みを防止でき、器具本体を支持する強度が向上
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の照明器具の一実施例を示す要部の分解
斜視図である。
【図2】同上の要部の側断面図である。
【図3】同上の要部の下面側の一部切欠いた平面図であ
る。
【図4】同上の要部の下方からの斜視図である。
【図5】同上の照明器具の斜視図である。
【図6】同上の回動状況の側面説明図である。
【図7】同上の回動状況の下面説明図である。
【符号の説明】
15 器具本体 16 ヒンジ部 28 回動制御手段としての回動制御板 30 固定手段としての補強板 53 固定面としての固定部 56 規制面としての規制部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支柱にこの支柱と交差する方向に長手方
    向を有し、ヒンジ部にて回動自在に取り付けられた器具
    本体を備えた照明器具において、 前記ヒンジ部は、 前記支柱に前記器具本体の回動面が形成される回動制御
    手段と、 この回動制御手段の回動面に略平行に回動自在に取り付
    けられる取付面、および、この取付面から折曲して設け
    られ前記器具本体をこの器具本体の長手方向に沿って固
    定する固定面が一体に形成された固定手段とを具備した
    ことを特徴とする照明器具。
JP10804992A 1992-04-27 1992-04-27 照明器具 Expired - Lifetime JP2708116B2 (ja)

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JPH05303904A JPH05303904A (ja) 1993-11-16
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