JP2707394B2 - 建設機械の作業機操作弁 - Google Patents

建設機械の作業機操作弁

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JP2707394B2
JP2707394B2 JP2721193A JP2721193A JP2707394B2 JP 2707394 B2 JP2707394 B2 JP 2707394B2 JP 2721193 A JP2721193 A JP 2721193A JP 2721193 A JP2721193 A JP 2721193A JP 2707394 B2 JP2707394 B2 JP 2707394B2
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port
valve
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work machine
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JP2721193A
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Inventor
久男 進藤
Original Assignee
小松ゼノア株式会社
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  • Operation Control Of Excavators (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は主操作弁にサービス弁
の機能を組込んだ建設機械等の作業機操作弁に関する。
【0002】
【従来の技術】従来パワショベルのような建設機械で
は、作業機に種々のアタッチメントが装着できるように
なっており、特に油圧ブレーカやオーガなどのアタッチ
メントは容量が大きいため、駆動するのに多くの流量を
必要とする。このため従来では容量の大きなアタッチメ
ントの場合、搭載されている複数の油圧ポンプの流量を
合流させてアタッチメントへ供給するようにしており、
複数の油圧ポンプの流量を合流するために、図1に示す
ように主操作弁aと別にサービス弁bを設けて、図2に
示すような油圧回路を構成している。
【0003】そして従来の油圧回路では、第1、第2油
圧ポンプc、dより吐出された圧油が、図3に示す主操
作弁aのポートe、fより主操作弁aへ流入して、セン
タブロックgのポートhで合流され、キャリオーバポー
トiより管路jを介して図4に示すサービス弁bのポー
トkへ流入するようになっており、サービス弁bのスプ
ールmを操作すると、ポートkへ流入した圧油は図5に
示すパラレルポートnよりチェック弁oを押し上げてブ
リッジポートpへ流入し、さらに作業機ポートqより図
示しない作業機へ供給されて、作業機を駆動するように
なっている。また作業機からの戻り油は、別の作業機ポ
ートrよりタンクポートsを経てタンクvへドレンされ
るようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし従来の油圧回路
では、主操作弁aと別にサービス弁bが設けられている
ため、主操作弁aとサービス弁bの間を管路jで接続す
る必要があり、このためセンタブロックgやカバーuな
どを必要として、部品点数が多くなったり、設置するの
に大きなスペースを必要とする不具合がある。またこれ
ら部品はオプションとして後付け作業となるため、作業
に多くの工数を必要とするなどの不具合がある。この発
明はかかる不具合を改善するためになされたもので、サ
ービス弁の機能を主操作弁に組込むことにより1ユニッ
ト化した建設機械等の作業機操作弁を提供して、部品点
数の削減や設置スペースの低減、取付け工数の低減を図
ることを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は上記目的を達
成するために、複数の油圧ポンプの吐出流量を、合流さ
せて容量の大きな作業機アタッチメントへ供給するよう
にした建設機械の油圧回路において、作業機を操作する
主操作弁の一部に、複数の油圧ポンプの吐出流量を合流
させるサービス弁ブロックとよび操作スプールを一体化
させたものである。
【0006】
【作用】上記構成により、複数の油圧ポンプの吐出流量
を合流させるサービス弁を別に設ける必要がないため、
部品点数の削減や設置スペースの低減が図れるようにな
る。
【0007】
【実施例】この発明の第1実施例を図6ないし図11に
示す図面を参照して詳述する。図6は全体の回路図、図
7は主操作弁の平面図、図8は同断面図を示す。
【0008】図8において1は主操作弁で、複数の弁本
体1aがセンタブロック1bを挟んで組合されており、
主操作弁1の一部に図8に示すように、サービス弁ブロ
ック2が設けられている。3及び4は第1、第2油圧ポ
ンプで、これら油圧ポンプ3、4より吐出された圧油
は、主操作弁1のポート5、6より主操作弁1内へ流入
し、サービス弁ブロック2に設けられた合流ポート7で
合流するようになっている。上記サービス弁ブロック2
内には、スプール2aにより開閉されるポート8が設け
られていて、ポート7で合流された油はこのポート8よ
りパイピング管路9が貫通するポート10(図11参
照)を経てブリッジポート11へ流入するようになって
いる。
【0009】上記パイピング管路9は、上記合流ポート
7を図12に示すパラレルポート12より独立させるた
めのもので、ブリッジポート11に流入した圧油は作業
機ポート13より図示しない作業機へ供給されて、作業
機を駆動するようになっている。また作業機からの戻り
油は、図9に示す別の作業機ポート14よりタンクポー
ト15を経てタンク16へドレンされる。
【0010】次に作用を説明すると、アタッチメントと
して容量の大きな油圧ブレーカやオーガなどを装着した
場合は、サービス弁ブロック2のスプール2aを操作す
る。これによって第1油圧ポンプ3及び第2油圧ポンプ
4より主操作弁1のポート5、6へ流入した圧油が、サ
ービス弁ブロック2の合流ポート7で合流して、ポート
8よりブリッジポート11へ流入する。そしてブリッジ
ポート11より作業機ポート13を経て作業機へ供給さ
れ、作業機が駆動されると共に、作業機からの戻り油
は、別の作業機ポート14よりタンクポート15を経て
タンク16へドレンされる。またスプール2aを中立位
置へ戻すと、各ポート5、6へ流入した圧油は図8に示
すタンクポート17よりタンク16へドレンされる。
【0011】一方主操作弁1のスプール1cを操作した
場合は、図12に示すようにパラレルポート12の圧油
がロードチェック弁18を押し開けて主操作弁1のブリ
ッジポート19へ流入し、作業機ポート20より作業機
へ供給されて、作業機が駆動されるようになる。
【0012】なお上記第1実施例ではポート10を貫通
するパイピング管路9を設けて、パラレルポート12と
合流ポート7を独立させたが、第2実施例のようにチェ
ック弁25により同様な機能を得るようにしてもよい。
次に第2実施例を図13ないし図16により説明する
と、主操作弁1のポート5、6へ流入した第1油圧ポン
プ3及び第2圧油ポンプ4の圧油は、合流ポート7で合
流し後、サービス弁ブロック2内に設けられたチェック
弁25を押し開けてブリッジポート11へ流入し、さら
に作業機ポート13より作業機へ供給されると共に、作
業機からの戻り油は、別の作業機ポート14よりタンク
ポート15を経てタンク16へドレンされるようにな
る。またサービス弁ブロック2のスプール2aを中立位
置へ戻すと、第1実施例と同様、ポート5、6へ流入し
た油はタンクポート17よりタンク16へドレンするよ
うになる。なお主操作弁1の動作は第1実施例と同様な
ので省略する。
【0013】
【発明の効果】この発明は以上詳述したように主操作弁
の一部にサービス弁ブロックを設けて、容量の大きなア
タッチメントを使用する場合は、複数のポンプの吐出流
量をこのサービス弁ブロックで合流させてアタッチメン
トへ供給するようにしたことから、従来のように主操作
弁と別にサービス弁を設ける必要がない。これによって
主操作弁とサービス弁を接続する管路やカバー等が不要
となるため、部品点数の削減と、設置するためのスペー
スの低減が図れるようになる。またオプションによる後
付けの必要がないことから、後付けに要する取付け工数
の低減も図れるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の作業機操作弁を示す平面図である。
【図2】従来の作業機油圧回路を示す回路図である。
【図3】従来の主操作弁の断面図である。
【図4】従来のサービス弁の断面図である。
【図5】図4のA−A線に沿う断面図である。
【図6】この発明の第1実施例になる作業機油圧回路の
回路図である。
【図7】この発明の一実施例になる作業機操作弁の平面
図である。
【図8】この発明の一実施例になる作業機操作弁の断面
図である。
【図9】図8のB−B線に沿う断面図である。
【図10】図9のC−C線に沿う断面図である。
【図11】図10のD−D線に沿う断面図である。
【図12】主操作弁の作用説明図である。
【図13】この発明の第2実施例になる作業機油圧回路
の回路図である。
【図14】この発明の第2実施例になる作業機操作弁の
断面図である。
【図15】図14のE−E線に沿う断面図である。
【図16】図15のF−F線に沿う断面図である。
【符号の説明】
1 主操作弁 2 サービス弁ブロック 3 第1油圧ポンプ 4 第2油圧ポンプ 9 パイピング管路 10 ポート 11 ブリッジポート 25 チェック弁

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の油圧ポンプ3、4の吐出流量を、
    合流させて容量の大きな作業機アタッチメントへ供給す
    るようにした建設機械等の油圧回路において、作業機を
    操作する主操作弁1の一部に、複数の油圧ポンプ3、4
    の吐出流量を合流させるサービス弁ブロック2を設けて
    なる建設機械等の作業機操作弁。
  2. 【請求項2】 ブリッジポート11に通じるポート10
    内に、該ポート10とパラレルポート12を独立させる
    パイピング管路9を設けてなる請求項1記載の作業機操
    作弁。
  3. 【請求項3】 ブリッジポート11に通じるポート10
    とブリッジポート11の間にチェック弁25を設けてな
    る請求項1記載の作業機操作弁。
JP2721193A 1993-01-25 1993-01-25 建設機械の作業機操作弁 Expired - Lifetime JP2707394B2 (ja)

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JPH06220889A JPH06220889A (ja) 1994-08-09
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