JP2705366B2 - ローラコンベヤ - Google Patents

ローラコンベヤ

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JP2705366B2
JP2705366B2 JP15207291A JP15207291A JP2705366B2 JP 2705366 B2 JP2705366 B2 JP 2705366B2 JP 15207291 A JP15207291 A JP 15207291A JP 15207291 A JP15207291 A JP 15207291A JP 2705366 B2 JP2705366 B2 JP 2705366B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえばパレットを介
して被処理物を搬送するときなどに使用されるローラコ
ンベヤに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のローラコンベヤとして
は、たとえば実開平1−111609号公報に見られる構造が
提供されている。この従来構成において本体フレーム
は、左右一対の側枠と、これら側枠の下部間を連結する
ベース枠と、このベース枠の左右両端に連設した脚体に
より構成されている。そして側枠間に多数の搬送用ロー
ラを配設するとともに、一方の側枠側に搬送用ローラの
駆動装置を配設している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来形式による
と、作業者は、駆動装置を配設していない他方の側枠側
から被搬送物に対して各種の作業を行うのであり、この
場合に作業者の足が脚体に干渉して作業が円滑に行え
ず、また転倒など危険な事態を招く。さらに機幅(搬送
幅)の変化に対しては、その機幅に応じた長さの搬送用
ローラやベース枠を準備して組み替えなければならず、
迅速に容易に行えないとともに、多数の搬送用ローラの
入れ換えによりコスト面で不利となる。
【0004】本発明の目的とするところは、作業者は常
に脚体に干渉されることなく作業を行え、そして機幅の
変更を迅速にかつ容易に行えるとともに全体を安定し
得、しかも全体として安価なローラコンベヤを提供する
点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく本
発明のローラコンベヤは、相対向する内面側でそれぞれ
ローラを支持する左右一対の側枠と、これら側枠の下部
に連結しかつ内側に延びて上下で相対向する一対のバー
と、これらバーの遊端に取り付けられかつ相対向するバ
ーに着脱自在なブラケットと、下位となるバーの外端か
ら中間部に亘って連結した脚体と、下位となるバー側の
側枠に設けたローラ駆動装置とから構成している。
【0006】
【作用】かかる本発明の構成によると、機幅の変更は、
ブラケットとバーとの連結を解除したのち両側枠を接近
または離間させ、その後に再び連結することで行える。
その際にローラは、左右の側枠に別々に取り付けられて
いることから、機幅変更に伴って取り換える必要はな
い。
【0007】またローラ駆動装置を設けていない側枠側
の下方は入り込んだ開放状態にあり、しかも機幅の変更
に際しては開放部幅が変化するだけで入り込んだ開放状
態は維持されることになり、したがって機幅が最短のと
きも最長のときも作業者の足は脚体に干渉されない。そ
して重量が大なローラ駆動装置により、最長の機幅のと
きでも全体を安定し得る。
【0008】
【実施例】以下に本発明の一実施例を図に基づいて説明
する。図1において1は本体フレームで、左右一対の側
枠80A,80Bと、これら側枠80A,80Bの下部に連結し
かつ内側に延びて上下で相対向する一対のバー81A,81
Bと、これらバー81A,81Bの遊端に取り付けられかつ
相対向するバー81A,81Bに連結自在なブラケット82
A,82Bとにより構成され、下位となるバー81Aに連結
した複数本の脚体40を介して床上の所定の高さに設置さ
れる。
【0009】ここで脚体40は、下位となるバー81Aの外
端に上端が固定される外側脚部41Aと、下位となるバー
81Aの中間部に上端が固定される内側脚部41Bと、両脚
部41A,41Bの上下方向の中間部間に設けた連結材42と
からなり、前記内側脚部41Bの外方で下位となるバー81
Aの端部とに亘って、入り込んだ開放部43を形成してい
る。
【0010】図1〜図4において、両側枠80A,80Bの
相対向する内側面にはL状のガイド部4A,4Bが形成
され、さらに上部にはナット体5A,5Bの摺動を許す
蟻溝部6A,6Bが形成されている。また一方の側枠80
Aで、その下部の内面側には、それぞれ取付け部7,8
を介して一対のガイドレール9,10がフレーム長さ方向
に配設してある。また他方の側枠80Bは、取付け部など
がなく高さの低いものに形成されている。
【0011】前記本体フレーム1側には、左右一対の遊
転ローラ11A,11B群が両側枠80A,80Bの内側に位置
させて配設される。ここで一方の遊転ローラ11A群は、
伝動装置20または制動装置50とユニット化されている。
【0012】すなわち伝動装置20は、図2、図4に示す
ように、樹脂製でケース状の支持枠21を本体とし、その
垂直状の基板部22の下端を前記ガイド部4Aに嵌合させ
るとともに、基板部22の中間を通したボルト23を前記ナ
ット体5Aに螺合させることで、フレーム長さ方向に位
置変更(摺動)自在にかつ変更位置において固定自在と
なる。
【0013】前記基板部22の下半分内面から内方に向け
て連設したカバー板部24は、その下端間が連結板部25に
て連結される。さらに基板部22の下部に軸受孔部26が形
成され、この軸受孔部26に左右方向の支軸27の内端を嵌
入して、この支軸27を上下揺動自在としている。両カバ
ー板部24の下部には相対向する側で開放した溝24aが左
右方向に形成されている。横板部28aと縦板部28bとか
らなる樹脂製のL形板28は、その横板部28aの両縁を溝
24aに差し込んだ後に固定することで支持枠21側に取り
付けられる。
【0014】そして縦板部28bに形成した上下方向の凹
部29に前記支軸27の外端を嵌合して、支軸27の上下揺動
範囲を規制している。この支軸27には受動体の一例であ
る受動鎖輪30が回転自在に取り付けられ、この受動鎖輪
30の突出したボス部に伝動体の一例である伝動ローラ31
を外嵌して、両者30,31を一体回転自在としている。こ
の伝動ローラ31はウレタンゴム製で、その外周を前記遊
転ローラ11Aの外周下部に接続分離自在(当接離間自
在)としている。
【0015】そして接続分離を行わせるエア使用のシリ
ンダ装置(上下動装置の一例)32が、支軸27の外端に取
り付けたシリンダゴム受け33とL形板28の横板部28aと
の間に介装されている。さらにL形板28の縦板部28bの
中間から、ボルト34を介して受け板35が内方へ連設さ
れ、この受け板35の下面と前記シリンダゴム受け33の上
面との間に、支軸27を押下げ付勢する圧縮ばね36が介装
されている。以上の21〜36により伝動装置20を構成す
る。
【0016】前記L形板28の縦板部28bは基板部22と同
様の高さであって、これら28b,22の上端間に前記遊転
ローラ11Aが取り付けられる。すなわち遊転ローラ11A
は幅小のローラ部12aと幅大のボス部12bとからなり、
ボス部12bを介してローラ軸13に遊転自在に外嵌すると
ともに、両側にワッシャ14を外嵌している。そして基板
部22の上端に内側開放の外位係止用凹部37を形成すると
ともに、縦板部28bの上端に外側開放の内位係止用凹部
38を形成している。したがって両係止用凹部37,38 にロ
ーラ軸13の両端を係合させることで遊転ローラ11Aの装
着を行える。
【0017】各伝動装置20に連動した駆動部44は、図6
に示すように各受動鎖輪30に噛合するチエン45と、この
チエン45を張設する駆動鎖輪46、従動鎖輪47、ガイド鎖
輪48と、駆動鎖輪44に連動連結したモータ49とから構成
され、チエン45は前記ガイドレール9、10に支持案内さ
れる。
【0018】前記制動装置50は前記伝動装置20と同様の
構成であって、以下に異なる部分のみ述べる。すなわち
図4、図6に示すように、支軸27に非受動鎖輪51が遊転
自在に取り付けられ、この非受動鎖輪51の突出したボス
部にウレタンゴム製の制動体52を固着している。前記非
受動鎖輪51は欠歯状で、ほぼ半分の欠歯部51aをチエン
45に対向させるとともに、残りの有歯部51bの歯間に係
合するストッパ体53を、前記基板部22に形成した支持筒
部に挿抜自在としている。ここで制動体52が当接自在な
遊転ローラを11aで示し、また支軸27を上動させるシリ
ンダ装置を54で示す。
【0019】上記した伝動装置20、駆動部44、制動装置
50などにより、下位となるバー81A側の側枠80Aに設け
たローラ駆動装置55を構成する。図1、図3に示すよう
に、他方の遊転ローラ11Bは、ローラ軸15と固定具16と
を介してブラケット17の上端に取り付けられ、そしてブ
ラケット17は、その下端がガイド部4Bに係合されると
ともに、中間を通したボルト18を前記ナット体5Bに螺
合させることで側枠1Bに固定される。
【0020】前記バー81A,81Bは、図1〜図5に示す
ように、上下両面にそれぞれ3条の蟻溝部83,84を有す
る押出し成形品であって、それぞれ基端は連結部材85
A,85Bを介して側枠80A,80Bの下部に連結される。
前記連結部材85A,85Bは、その外半分部分に上下方向
のボルト孔86を前後一対に有し、これらボルト孔86に下
方から通したボルト87を、前記側枠80A,80Bの下端に
形成した蟻溝部88A,88B内に配置してなるナット体89
A,89Bに螺合させることで、この側枠80A,80Bの下
部に固定される。
【0021】また連結部材85A,85Bの内半分部分はバ
ー81A,81Bの上面に当接自在であって、その下面から
は上部の両側の蟻溝部83に嵌入自在な位置決め突片90が
連設されている。さらに両位置決め突片90間において上
下方向のボルト孔91が左右一対に形成され、これらボル
ト孔91に上方から通したボルト92を、中央の蟻溝部83内
に配置してなるナット体93に螺合させることで、連結部
材85A,85Bに対してバー81A,81Bの基端を固定し得
る。
【0022】前記ブラケット82A,82Bは、バー81A,
81Bの遊端における端面と上面、または端面と下面とに
当て付け自在な段面94を有し、そして内半分部分には上
下方向のボルト孔95が左右一対に形成される。そしてボ
ルト孔95に上方または下方から通したボルト96を、中央
部の蟻溝部83または84内に配設してなるナット体97に螺
合させることで、バー81A,81Bの遊端にブラケット82
A,82Bを固定し得る。
【0023】このブラケット82A,82Bの外半分部分に
は上下方向のボルト孔98が中央部に形成され、このボル
ト孔98に下方または上方から通したボルト99を中央の蟻
溝部84または83に配設してなるナット体100 に螺合させ
ることで、ブラケット82A,82Bを相対向したバー81
A,81Bに着脱自在に連結し得る。
【0024】上記の遊転ローラ11A,11B,11a群から
なる搬送経路60は、その経路方向で複数のゾーンに分け
られる。すなわち実施例では図6に示すように上流側か
ら下流側へと順に、7つのゾーンA〜Gに分けられてい
る。そして各ゾーンA〜Gにおいては、少くとも1個の
遊転ローラ11aに対向して制動装置50が設けられ、残り
の遊転ローラ11Aに対向して伝動装置20が設けられてい
る。
【0025】各ゾーンA〜Gは各別に接続分離動され、
その際に制動装置50と伝動装置20とを可逆的に接続分離
動させる弁装置61が設けられる。すなわち伝動装置20の
シリンダ装置32群に接続した第1給排ホース62と、制動
装置50のシリンダ装置54に接続した第2給排ホース63と
を、5ポートの電磁式の弁装置61を介して供給源64から
の供給ホース65に可逆的に接続自在に構成してある。
【0026】被搬送物57は、たとえばエージング用のパ
レット58と、このパレット58上に載置したエージング製
品59とからなり、そのために上位となるバー81Bの内端
側上部にはエージング装置56が配設されている。なおエ
ージングを行わない普通の搬送でもよく、また搬送にパ
レット58を使用しなくてもよい。
【0027】搬送方向で隣接する2つのゾーンは下流側
のゾーンに被搬送物57が不在のときに伝動装置20が接続
動すべく、各弁装置61に接続した制御回路70を設けてい
る。すなわち各ゾーンA〜Gに対応して制御装置71A,
71B,71C,71D,71E,71F,71Gが配設され、これ
ら制御装置71A〜71Gは相互にかつ電源装置72に直列に
接続されている。最上流の第1待機ゾーンAを除く各ゾ
ーンB〜Gには在荷検出装置73B,73C,73D,73E,
73F,73Gが配設され、これら在荷検出装置73B〜73G
は隣接した上流側ゾーンの制御装置71A〜71Fに接続し
ている。
【0028】たとえば在荷検出装置73Bが制御装置71A
に接続し、73Cが71Bに接続している。そして各制御装
置71A〜71Gは、下流側の在荷検出装置が非検出のとき
に、当該ゾーンと上流のゾーンとを接続動すべく、対応
した弁装置61に制御信号74A,74B,74C,74D,74
E,74F,74Gを与えるべく構成してある。
【0029】両側枠80A,80Bの上端にはボルト・ナッ
ト75を介して支持板76が取り付けられ、これら支持板76
の相対向する内面側にガイド体77を設けている。78はカ
バーを示す。
【0030】上記実施例では、一方の側枠80Aに遊転ロ
ーラ11A,11a群を配設するとともに、他方の側枠80B
に遊転ローラ11B群を配設し、そして連結部材85A,85
Bなどを介して側枠80A,80Bの下部に連結したバー81
A,81Bの遊端を、ブラケット82A,82Bなどを介し
て、相対向したバー81A,81Bに連結することにより、
図1の実線に示すように、その機幅Lを最短とした使用
形態にし得る。
【0031】この状態で機幅Lの変更を行うとき、まず
ボルト99を緩める。そして側枠80A,80Bを、互いに離
間すべく移動させる。このときナット体100 は蟻溝部8
3,84内を摺動し、以って離間は安定して行われる。そ
の後、ボルト99を締め付けることで、図1の仮想線に示
すように、所望の長い機幅Lに変更し得る。
【0032】このとき遊転ローラ11A,11a,11Bは左
右の側枠80A,80Bに別々に取り付けられていることか
ら、機幅変更に伴って取り換える必要はない。しかも機
幅Lの変更に際しては開放部43の幅が変化するだけで入
り込んだ開放状態は維持されることになり、したがって
機幅Lが最短のときも最長のときも作業者の足は脚体40
に干渉されない。なお機幅Lを短くする場合、前述と同
様にし側枠80A,80Bを互いに接近させればよい。
【0033】次に上記実施例において被搬送物57の搬送
作業を説明する。図2、図4、ならびに図6のゾーン
C,Dは、伝動装置20に対応する第1給排ホース62を供
給ホース65に接続すべく弁装置61を切り換え、シリンダ
装置32の伸びで圧縮ばね36の押下げ付勢力に抗して支軸
27を上方へ揺動させ、伝動ローラ31を対応する遊転ロー
ラ11Aに下方から当接させている。
【0034】このとき前記モータ49によりチエン45は常
時駆動されており、したがってチエン45に噛合している
全ての受動鎖輪30は支軸27の周りで回転している。さら
に伝動ローラ31は、遊転ローラ11Aの外周下部に当接し
ていることで、遊転ローラ11A群を強制回転させる。
【0035】これにより搬送経路60上の被搬送物57は、
両遊転ローラ11A,11B群間で支持され、そして一方側
の遊転ローラ11A群の強制回転による搬送力を受けると
ともに、両側面がガイド体77に案内される状態で、この
搬送経路60上で搬送されることになる。
【0036】このとき制動装置50に対応する第2給排ホ
ース63は開放されており、シリンダ装置54が非作動であ
ることから、圧縮ばね36の押下げ付勢力で支軸27を下方
に揺動させ、遊転ローラ11aから制動体52を離間させて
いる。したがってブレーキ作用は発生しておらず、また
対応する遊転ローラ11aはパレット58の移動により遊転
することになる。
【0037】たとえば図6のゾーンA,B,E〜Gで示
すように、供給ホース65を第2給排ホース63に接続すべ
く弁装置61を切換え、シリンダ装置54の伸びで圧縮ばね
36の押下げ付勢力に抗して支軸27を上方へ揺動させ、そ
の制動体52を対応する遊転ローラ11aに下方から当接さ
せることで、この遊転ローラ11aの遊転を阻止すること
ができ、これにより被搬送物59にブレーキをかけて搬送
を阻止し得る。
【0038】このように制動体52を当接させたとき、第
1給排ホース62は開放されてシリンダ装置32は非作動に
なっており、圧縮ばね36の押下げ付勢力で支軸27を下方
に揺動させ、図4の仮想線Qで示すように遊転ローラ11
Aから伝動ローラ31を離間させて、これら遊転ローラ11
A群を非駆動にする。
【0039】このようにして被搬送物57の搬送を行って
いる間に、エージング装置56やパレット58を介してエー
ジング製品59に対して所期のエージング処理がなされ
る。またローラ駆動装置55を設けていない側枠80B側か
ら作業者がエージング製品59に対して種々な作業を行う
が、このとき開放部43の存在により作業者の足は脚体40
に干渉されないことになる。
【0040】一対の遊転ローラ11A,11B群からなるロ
ーラコンベヤは基本的には上述のようにして被搬送物57
の搬送を行い、そしてブレーキ作用させるのであるが、
実際には在荷検出装置73B〜73Gの検出、非検出に基づ
いて弁装置61を切換えることで搬送制御がなされる。
【0041】すなわち全てのゾーンA〜Gに被搬送物57
が在荷しているときには、これら被搬送物57は在荷検出
装置73B〜73Gに検出されている。これにより前述した
ように遊転ローラ11Aから伝動ローラ31が離間して非駆
動となり、かつ遊転ローラ11aに制動体52が当接して各
ゾーンA〜Gはブレーキ作用を受けている。
【0042】この状態において、最下流ゾーンGの被搬
送物57を搬出する。するとゾーンGの在荷検出装置73G
からの検出信号がなくなることから、すなわち搬送方向
で隣接したゾーンFとゾーンGは、下流側のゾーンGに
被搬送物57が不在となることから、ゾーンFに対応する
制御装置 71Fから弁装置61に制御信号74Fが出力され
ると同時に、ゾーンGに対応する制御装置71Gから弁装
置61に制御信号74Gが出力され、これにより両弁装置61
が、供給ホース65を第1給排ホース62に接続すべく自動
的に切り換わる。したがって両ゾーンF,Gでは、制動
体52が離間動するとともに伝動ローラ31が当接動して駆
動状態になり、以ってゾーンFの被搬送物57をゾーンG
に搬送することになる。
【0043】被搬送物57がゾーンGに搬入され在荷検出
装置73Gに検出されることで、このゾーンGは非駆動と
なり、かつ制動体52が遊転ローラ11aに作用して被搬送
物57はブレーキ作用を受けることになる。また被搬送物
57がゾーンGに搬出されることでゾーンFの在荷検出装
置73Fからの検出信号がなくなり、これにより前述と同
様にしてゾーンEとゾーンFとが駆動状態となって、ゾ
ーンEの被搬送物57をゾーンFへと搬送する。このよう
な動作が繰り返えされることにより、搬送経路60上の被
搬送物57を各ゾーン間で順送りし得る。なお図6はゾー
ンCの被搬送物57がゾーンDに搬送されているときを示
す。
【0044】
【発明の効果】上記構成の本発明によると、ローラ駆動
装置を設けていない側枠側の下方を入り込んだ開放状態
にでき、しかも機幅の変更に際しては開放部幅が変化す
るだけで入り込んだ開放状態を維持することができ、し
たがって機幅が最短のときも最長のときも作業者は常に
足が脚体に干渉されることなく、所期の作業を円滑にか
つ安全に行うことができる。
【0045】そして機幅の変更は、ブラケットとバーと
の連結を解除したのち両側枠を接近または離間させ、そ
の後に連結することで迅速にかつ容易に行うことができ
る。その際にローラは、左右の側枠に別々に取り付けら
れていることから、機幅変更に伴って取り換える必要が
なく、したがって全体として安価に提供できる。さらに
脚体の上方に重量が大なローラ駆動装置が位置すること
から、最長の機幅のときでも全体を安定させることがで
きる。
【0046】しかもローラを左右の群に分けていること
で、幅の大きい被搬送物を取り扱うときでも両群の遊転
ローラを短尺に軽量化することができ、惰性回転力の弱
いものにでき、かつ駆動装置や本体フレームの小型化を
はかることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示し、全体の正面図であ
る。
【図2】同伝動装置部の縦断正面図である。
【図3】同遊転ローラ側の縦断正面図である。
【図4】同要部の一部切欠き側面図である。
【図5】同ブラケット結合部の縦断正面図である。
【図6】同配管、制御を説明する側面図である。
【符号の説明】
1 本体フレーム 11A 遊転ローラ 11B 遊転ローラ 11a 遊転ローラ 20 伝動装置 30 受動鎖輪 31 伝動ローラ 40 脚体 44 駆動部 50 制動装置 80A 側枠 80B 側枠 81A バー 81B バー 82A ブラケット 82B ブラケット

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相対向する内面側でそれぞれローラを支
    持する左右一対の側枠と、これら側枠の下部に連結しか
    つ内側に延びて上下で相対向する一対のバーと、これら
    バーの遊端に取り付けられかつ相対向するバーに着脱自
    在なブラケットと、下位となるバーの外端から中間部に
    亘って連結した脚体と、下位となるバー側の側枠に設け
    たローラ駆動装置とから構成したことを特徴とするロー
    ラコンベヤ。
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